JP2005512727A - 緩衝部材を備えた人工歯インプラント - Google Patents
緩衝部材を備えた人工歯インプラント Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005512727A JP2005512727A JP2003555983A JP2003555983A JP2005512727A JP 2005512727 A JP2005512727 A JP 2005512727A JP 2003555983 A JP2003555983 A JP 2003555983A JP 2003555983 A JP2003555983 A JP 2003555983A JP 2005512727 A JP2005512727 A JP 2005512727A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- fixed
- insertion hole
- fixing
- buffer member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C8/00—Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
- A61C8/0086—Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools with shock absorbing means
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C8/00—Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
- A61C8/0048—Connecting the upper structure to the implant, e.g. bridging bars
- A61C8/005—Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C8/00—Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
- A61C8/0048—Connecting the upper structure to the implant, e.g. bridging bars
- A61C8/005—Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers
- A61C8/0059—Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers with additional friction enhancing means
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C8/00—Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
- A61C8/0048—Connecting the upper structure to the implant, e.g. bridging bars
- A61C8/005—Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers
- A61C8/006—Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers with polygonal positional means, e.g. hexagonal or octagonal
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C8/00—Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
- A61C8/0048—Connecting the upper structure to the implant, e.g. bridging bars
- A61C8/005—Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers
- A61C8/0068—Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers with an additional screw
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C8/00—Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
- A61C8/0048—Connecting the upper structure to the implant, e.g. bridging bars
- A61C8/005—Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers
- A61C8/0054—Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers having a cylindrical implant connecting part
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C8/00—Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
- A61C8/0048—Connecting the upper structure to the implant, e.g. bridging bars
- A61C8/005—Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers
- A61C8/0057—Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers with elastic means
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C8/00—Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
- A61C8/0048—Connecting the upper structure to the implant, e.g. bridging bars
- A61C8/005—Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers
- A61C8/0065—Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers with expandable or compressible means
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Dental Prosthetics (AREA)
Abstract
本発明にかかる緩衝部材を備えた人工歯インプラントは,表面にネジ山が形成され,上部には複数の固定孔が形成され,内部には挿入孔が形成される本体と;上記本体の内部に形成される上記挿入孔に挿入され,一部が上記本体の上部に突出される緩衝部材と;上記緩衝部材の内部に挿入された状態で,上記本体の上記挿入孔内に固定される回転防止部材と;上記回転防止部材が内部に挿入された上記緩衝部材の上部において上記本体に固定されて上記緩衝部材の離脱を防止し,上部には上記本体の上記固定孔と対応する貫通孔が形成された固定部材と;上記固定部材の上部に形成された上記貫通孔を貫通して,上記本体の上部に形成された上記固定孔に挿入され,上記固定部材が上記本体の上部において回転して離脱することを防止する固定ピンと;上記緩衝部材の内部に挿入された状態で,上記本体の上記挿入孔内に固定された上記回転防止部材に固定され,上部に突出した部分に人工歯が固定される支柱と;を含むことを特徴とする。
Description
【0001】
(発明が属する技術分野)
本発明は,人工歯を埋め込むために一般的に用いる人工歯インプラントにかかり,特に,飲食物を噛むときに発生する咬合圧力を緩和し,歯槽骨の損傷を防止する緩衝部材を備えた人工歯インプラントに関する。
【0002】
(従来技術)
図1に示すように,歯槽骨(100)に固定される歯牙は,歯茎(200)によって保護される歯槽骨(100)と天然歯牙(400)の間に,歯周靭帯(300)を有している。飲食物を咀嚼するときには,上歯と下歯は,相互に接触して,咬合される。
【0003】
上記の通り,上歯と下歯が咬合されるときには,歯周靭帯(300)が相互咬合される天然歯牙(400)と緩衝することにより,歯槽骨(100)に伝わる咬合圧が均等に分散されるので,歯槽骨(100)が損傷することを防止できる。
【0004】
しかしながら,上記のような天然歯牙が不十分な管理が原因で抜けてしまうと,飲食物を咀嚼することができない。このため,天然歯牙の代用として,歯槽骨に固定した人工歯が用いられている。
【0005】
このように歯槽骨に固定する人工歯は,公知の通り,歯槽骨に人工歯インプラントを固定して,このインプラントの上部に人工歯を固定している。
【0006】
しかしながら,従来の人工歯インプラントを用いる場合には,歯槽骨に本体を固定するため歯周靭帯が切開される。人工歯が形成される支柱は,ネジを用いて人工歯インプラントの本体に挿入され,上記歯周靭帯が切開された部分の歯槽骨に固定される。
【0007】
かかる構成では,人工歯インプラントの本体と支柱には,飲食物を咀嚼するときに発生する咬合圧を緩衝する手段が設けられていないので,咬合圧が人工歯を介して歯槽骨に直接伝わってしまう。このため,人工歯を長期間使用すると,歯槽骨が咬合圧によって崩れてしまう。よって,人工歯インプラント本体が張りだしてしまい,天然歯牙と人工歯の高さがずれてしまうという問題があった。
【0008】
また,人工歯インプラントが歯槽骨に固定されるので,天然歯牙は飲食物を咀嚼するとき,自然に緩衝して,好適に飲食物を咀嚼することができる。しかし,人工歯は,緩衝せず堅いので,使用者にとって違和感が生じてしまう。また,歯槽骨に固定される本体と人工歯が固定される支柱とが,相互に雌ネジと雄ネジによって固定されるので,支柱が本体に対して回転し,人工歯と天然歯牙の配列がずれてしまうという問題があった。
【0009】
(本発明が解決しようとする課題)
本発明は,上記のような問題点を解決するため案出されたものであり,本発明の目的は,飲食物を噛むときに発生する咬合圧を緩衝して,歯槽骨に影響を与えず,違和感のないようにすることが可能な,緩衝部材を備えた人工歯インプラントを提供することにある。
【0010】
本発明の別の目的は,歯槽骨に固定される本体に挿入され,上部には人工歯が固定される支柱が,本体に対して回転するのを防止することが可能な,緩衝部材を備えた人工歯インプラントを提供することにある。
【0011】
(発明の開示)
上記課題を解決するため,本発明によれば,表面にネジ山が形成され,上部には複数の固定孔が形成され,内部には挿入孔が形成される本体と;上記本体の内部に形成される上記挿入孔に挿入され,一部が上記本体の上部に突出される緩衝部材と;上記緩衝部材の内部に挿入された状態で,上記本体の上記挿入孔内に固定される回転防止部材と;上記回転防止部材が内部に挿入された上記緩衝部材の上部において上記本体に固定されて上記緩衝部材の離脱を防止し,上部には上記本体の上記固定孔と対応する貫通孔が形成された固定部材と;上記固定部材の上部に形成された上記貫通孔を貫通して,上記本体の上部に形成された上記固定孔に挿入され,上記固定部材が上記本体の上部において回転して離脱することを防止する固定ピンと;上記緩衝部材の内部に挿入された状態で,上記本体の上記挿入孔内に固定された上記回転防止部材に固定され,上部に突出した部分に人工歯が固定される支柱と;を含むことを特徴とする,緩衝部材を備えた人工歯インプラントが提供される。
【0012】
(発明を実施するための最良の形態)
以下に,本発明の好適な実施形態にかかる緩衝部材を備えた人工歯インプラントについて,図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】
まず,本実施形態にかかる緩衝部材を備えた人工歯インプラント(500)は,図2及び図3に示すように,歯茎(200)によって保護される歯槽骨(100)に固定される。この人工歯インプラント(500)の本体(510)の表面には雄ネジが形成される。
【0014】
人工歯インプラント(500)の本体(510)上部には,複数の固定孔(512)が形成されている。
【0015】
上部に複数の固定孔(512)が形成された本体(510)の内部には,図2に示すように,断面が多角形となる挿入孔(511)が形成されている。
【0016】
この本体(510)の挿入孔(511)は,その断面が六角形となるように形成することが好ましいが,例えば,四角形,八角形またはそれ以上の多角形であっても良い。
【0017】
このように本体(510)の内部に形成された挿入孔(511)には,図2及び図3に示すように,緩衝部材(520)が挿入される。この緩衝部材(520)は,ゴムまたは合成樹脂で形成されており,強い弾性力を有する。
【0018】
本体(510)の挿入孔(511)に挿入される緩衝部材(520)の下部は,上記本体(510)の挿入孔(511)の形状と対応した多角形として形成される。また,緩衝部材(520)の上部は,その幅が,人工歯インプラント(500)の本体(510)幅と略同一になるように形成される。
【0019】
上記のように,本体(510)の内部に形成された挿入孔(511)に挿入された緩衝部材(520)の内部には,回転防止部材(530)が挿入される。この回転防止部材(530)は,本体(510)の内部に形成された挿入孔(511)の形状と対応した多角形状を有するように形成されている。このため,回転防止部材(530)を本体(510)の挿入孔(511)に挿入したときに,多角形状の回転防止部材(530)および緩衝部材(520)が,本体(510)内で回転することを防止できる。
【0020】
上記のように本体(510)の内部に形成された挿入孔(511)に回転防止部材(530)と共に挿入された緩衝部材(520)の上部には,固定部材(540)が固定される。
【0021】
緩衝部材(520)に固定される固定部材(540)は,本体(510)の幅と略同一な幅で形成された下端部に固定することが好ましい。固定部材(540)が固定される緩衝部材(520)が本体(510)の挿入孔(511)に挿入されたとき,固定部材(540)は本体(510)の上部に固定される。
【0022】
本体(510)の上部に固定される固定部材(540)の上部には,上記本体(510)の上部に形成された固定孔(512)と対応する位置に複数の貫通孔(541)が形成される。
【0023】
本体(510)の挿入孔(511)に回転防止部材(530)と緩衝部材(520)が挿入された状態において,固定部材(540)が,緩衝部材(520)の上端部で,本体(510)と固定される。このとき,固定部材(540)は,本体(510)の挿入孔(511)に緩衝部材(520)と共に挿入された回転防止部材(530)が上部に離脱することを防止する。
【0024】
回転防止部材(530)および緩衝部材(520)が挿入孔(511)に挿入されたとき,本体(510)の上部に固定される固定部材(540)と本体(510)とが,雌ネジと雄ネジによって固定することが好ましい。固定部材(540)が本体(510)の上部に固定されるとき,緩衝部材(520)の上部に本体(510)幅と略同一な幅で形成された部分が,固定部材(540)の上部をカバ−する。
【0025】
回転防止部材(530)が内部に挿入された緩衝部材(520)が本体(510)の挿入孔(511)に挿入された状態で,固定ピンが(550)が,本体(510)の上部に形成される固定孔(512)に固定される。この固定孔(512)は,本体(510)の上部に固定される固定部材(540)の上部に形成される貫通孔(541)と対応する位置に形成されている。このような固定ピン(550)を固定することにより,本体(510)の上部に固定される固定部材(540)が,本体(510)に対して回転および離脱することを防止できる。
【0026】
回転防止部材(530)が挿入された緩衝部材(520)が本体(510)の内部に形成された挿入孔(511)に固定され,上記本体(510)の上部に固定部材(540)が固定されると,人工歯(600)が固定される支柱(560)が,本体(510)の挿入孔(511)に緩衝部材(520)と共に挿入された回転防止部材(530)に固定される。
【0027】
上記支柱(560)を回転防止部材(530)に固定する方式は,一側には雌ネジを形成し,他側には雄ネジを形成して締結する方式が好ましい。このように締結及び固定される支柱(560)は,緩衝部材(520)の上側に一部が突出するよう形成される。
【0028】
上記のような構成の本実施形態では,人工歯(600)を固定するためには,まず,人工歯インプラント(500)の本体(510)に形成されたネジ山を用いて,図3に示すように,この本体(510)を歯槽骨(100)に固定する。
【0029】
次いで,人工歯インプラント(500)の本体(510)が歯槽骨(100)に固定された状態において,所定時間経過後,内部に回転防止部材(530)が挿入される。上部には固定部材(540)が形成された緩衝部材(520)が,人工歯インプラント(500)の本体(510)内部に形成された挿入孔(511)に挿入されて固定される。
【0030】
上記のように本体(510)の挿入孔(511)に挿入される回転防止部材(530)および緩衝部材(520)は,上記挿入孔(511)と相互に対応した多角形として形成されているので,回転防止部材(530)と緩衝部材(520)は,本体(510)の挿入孔(511)に挿入された状態においては,回転しない。
【0031】
回転防止部材(530)が挿入された緩衝部材(520)が,本体(510)の挿入孔(511)に挿入されると,固定部材(540)を本体(510)の上部に固定して上記本体(510)の挿入孔(511)に挿入された回転防止部材(530)が上部に離脱することを防止する。
【0032】
固定部材(540)が本体(510)の上部に固定されると,上記固定部材(540)および本体(510)の上部に相互に対応して形成された複数の貫通孔(541)および固定孔(512)に,固定ピン(550)を挿入して,固定部材(540)が本体(510)に対して回転および離脱することを防止する。
【0033】
歯槽骨(100)に固定される人工歯インプラント(500)の本体(510)に回転防止部材(530)が挿入された緩衝部材(520)が挿入され,本体(510)の上部に固定部材(540)が固定されると,上記本体(510)の内部に形成された挿入孔(511)に挿入された回転防止部材(530)に,図3に示すように,支柱(560)が固定される。
【0034】
上記支柱(560)を回転防止部材(530)に固定するとき,上記回転防止部材(530)は多角形として形成された本体(510)の挿入孔(511)と対応した形状に形成されている。このため,支柱(560)を固定しても,回転防止部材(530)は回転しない。
【0035】
本体(510)の内部に形成された挿入孔(511)に緩衝部材(520)と共に固定される回転防止部材(530)に,支柱(560)が固定されるとき,上記支柱(560)は固定部材(540)の上部をカバ−している緩衝部材(520)の端部よりさらに突出する。
【0036】
次いで,人工歯(600)は,緩衝部材(520)の上部と,固定部材(540)の緩衝部材(520)よりさらに突出形成された支柱(560)に,接着剤などを使って固定される。
【0037】
上記のように支柱(560)と共に人工歯(600)の一部が緩衝部材(520)に固定され,上記人工歯(600)が固定される支柱(560)が緩衝部材(520)の内部に形成される回転防止部材(530)に挿入された状態なので,固定された人工歯(600)を用いて飲食物を咀嚼したとき発生する咬合圧は,緩衝部材(520)に伝達されて,緩和される。このため,歯槽骨(100)を保護することができる。
【0038】
さらに,本体(510)の内部に形成された挿入孔(511)と上記挿入孔(511)に挿入される回転防止部材(530)が,多角形状を有しているので,上記回転防止部材(530)に固定される支柱(560)が回転しない。このため,人工歯(600)と天然歯牙(400)との配列が狂うことを防止できる。
【0039】
以上のように,本発明の好適な実施の形態にかかる緩衝部材を備えた人工歯インプラントについて説明したが,本発明は,かかる例に限定されるものではない。特許請求の範囲,発明の詳細な説明及び添附図面の範囲内で多様に変形することが可能であり,これらもまた本発明の技術的範囲に含まれる。
【0040】
(発明の効果)
本発明によれば,歯槽骨に固定される本体と上記本体に固定される支柱の間に緩衝部材を固定して,飲食物を咀嚼するときに発生する咬合圧を,歯槽骨に直接伝えず,緩和できるので,歯槽骨に影響を与えない。このため,咬合圧によって歯槽骨が侵食されることを防止できるという效果を奏する。
【0041】
また,飲食物を咀嚼するとき,人工歯が緩衝部材によって押されて緩衝されるので,緩衝部材が天然歯牙の歯周靭帯のような役割を果たす。このため,飲食物を咀嚼するとき発生する異物感がないという效果を奏する。
【0042】
さらに,歯槽骨に固定される本体内部に多角形状を有する挿入孔を形成し,上記本体の挿入孔に挿入され支柱を固定する回転防止部材を挿入孔と対応した多角形状となるよう形成するので,回転防止部材が本体の内部において回転しない。このため,回転防止部材に固定された支柱が回転しないので,歯牙の配列が狂わないという效果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は,歯牙が固定される状態を概略的に示した断面図である。
【図2】
図2は,本発明の好適な実施形態にかかる人工歯インプラントを示す分解斜視図である。
【図3】
図3は,本発明の好適な実施形態にかかる人工歯インプラントが歯槽骨に固定された状態を概略的に示す断面図である。
(発明が属する技術分野)
本発明は,人工歯を埋め込むために一般的に用いる人工歯インプラントにかかり,特に,飲食物を噛むときに発生する咬合圧力を緩和し,歯槽骨の損傷を防止する緩衝部材を備えた人工歯インプラントに関する。
【0002】
(従来技術)
図1に示すように,歯槽骨(100)に固定される歯牙は,歯茎(200)によって保護される歯槽骨(100)と天然歯牙(400)の間に,歯周靭帯(300)を有している。飲食物を咀嚼するときには,上歯と下歯は,相互に接触して,咬合される。
【0003】
上記の通り,上歯と下歯が咬合されるときには,歯周靭帯(300)が相互咬合される天然歯牙(400)と緩衝することにより,歯槽骨(100)に伝わる咬合圧が均等に分散されるので,歯槽骨(100)が損傷することを防止できる。
【0004】
しかしながら,上記のような天然歯牙が不十分な管理が原因で抜けてしまうと,飲食物を咀嚼することができない。このため,天然歯牙の代用として,歯槽骨に固定した人工歯が用いられている。
【0005】
このように歯槽骨に固定する人工歯は,公知の通り,歯槽骨に人工歯インプラントを固定して,このインプラントの上部に人工歯を固定している。
【0006】
しかしながら,従来の人工歯インプラントを用いる場合には,歯槽骨に本体を固定するため歯周靭帯が切開される。人工歯が形成される支柱は,ネジを用いて人工歯インプラントの本体に挿入され,上記歯周靭帯が切開された部分の歯槽骨に固定される。
【0007】
かかる構成では,人工歯インプラントの本体と支柱には,飲食物を咀嚼するときに発生する咬合圧を緩衝する手段が設けられていないので,咬合圧が人工歯を介して歯槽骨に直接伝わってしまう。このため,人工歯を長期間使用すると,歯槽骨が咬合圧によって崩れてしまう。よって,人工歯インプラント本体が張りだしてしまい,天然歯牙と人工歯の高さがずれてしまうという問題があった。
【0008】
また,人工歯インプラントが歯槽骨に固定されるので,天然歯牙は飲食物を咀嚼するとき,自然に緩衝して,好適に飲食物を咀嚼することができる。しかし,人工歯は,緩衝せず堅いので,使用者にとって違和感が生じてしまう。また,歯槽骨に固定される本体と人工歯が固定される支柱とが,相互に雌ネジと雄ネジによって固定されるので,支柱が本体に対して回転し,人工歯と天然歯牙の配列がずれてしまうという問題があった。
【0009】
(本発明が解決しようとする課題)
本発明は,上記のような問題点を解決するため案出されたものであり,本発明の目的は,飲食物を噛むときに発生する咬合圧を緩衝して,歯槽骨に影響を与えず,違和感のないようにすることが可能な,緩衝部材を備えた人工歯インプラントを提供することにある。
【0010】
本発明の別の目的は,歯槽骨に固定される本体に挿入され,上部には人工歯が固定される支柱が,本体に対して回転するのを防止することが可能な,緩衝部材を備えた人工歯インプラントを提供することにある。
【0011】
(発明の開示)
上記課題を解決するため,本発明によれば,表面にネジ山が形成され,上部には複数の固定孔が形成され,内部には挿入孔が形成される本体と;上記本体の内部に形成される上記挿入孔に挿入され,一部が上記本体の上部に突出される緩衝部材と;上記緩衝部材の内部に挿入された状態で,上記本体の上記挿入孔内に固定される回転防止部材と;上記回転防止部材が内部に挿入された上記緩衝部材の上部において上記本体に固定されて上記緩衝部材の離脱を防止し,上部には上記本体の上記固定孔と対応する貫通孔が形成された固定部材と;上記固定部材の上部に形成された上記貫通孔を貫通して,上記本体の上部に形成された上記固定孔に挿入され,上記固定部材が上記本体の上部において回転して離脱することを防止する固定ピンと;上記緩衝部材の内部に挿入された状態で,上記本体の上記挿入孔内に固定された上記回転防止部材に固定され,上部に突出した部分に人工歯が固定される支柱と;を含むことを特徴とする,緩衝部材を備えた人工歯インプラントが提供される。
【0012】
(発明を実施するための最良の形態)
以下に,本発明の好適な実施形態にかかる緩衝部材を備えた人工歯インプラントについて,図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】
まず,本実施形態にかかる緩衝部材を備えた人工歯インプラント(500)は,図2及び図3に示すように,歯茎(200)によって保護される歯槽骨(100)に固定される。この人工歯インプラント(500)の本体(510)の表面には雄ネジが形成される。
【0014】
人工歯インプラント(500)の本体(510)上部には,複数の固定孔(512)が形成されている。
【0015】
上部に複数の固定孔(512)が形成された本体(510)の内部には,図2に示すように,断面が多角形となる挿入孔(511)が形成されている。
【0016】
この本体(510)の挿入孔(511)は,その断面が六角形となるように形成することが好ましいが,例えば,四角形,八角形またはそれ以上の多角形であっても良い。
【0017】
このように本体(510)の内部に形成された挿入孔(511)には,図2及び図3に示すように,緩衝部材(520)が挿入される。この緩衝部材(520)は,ゴムまたは合成樹脂で形成されており,強い弾性力を有する。
【0018】
本体(510)の挿入孔(511)に挿入される緩衝部材(520)の下部は,上記本体(510)の挿入孔(511)の形状と対応した多角形として形成される。また,緩衝部材(520)の上部は,その幅が,人工歯インプラント(500)の本体(510)幅と略同一になるように形成される。
【0019】
上記のように,本体(510)の内部に形成された挿入孔(511)に挿入された緩衝部材(520)の内部には,回転防止部材(530)が挿入される。この回転防止部材(530)は,本体(510)の内部に形成された挿入孔(511)の形状と対応した多角形状を有するように形成されている。このため,回転防止部材(530)を本体(510)の挿入孔(511)に挿入したときに,多角形状の回転防止部材(530)および緩衝部材(520)が,本体(510)内で回転することを防止できる。
【0020】
上記のように本体(510)の内部に形成された挿入孔(511)に回転防止部材(530)と共に挿入された緩衝部材(520)の上部には,固定部材(540)が固定される。
【0021】
緩衝部材(520)に固定される固定部材(540)は,本体(510)の幅と略同一な幅で形成された下端部に固定することが好ましい。固定部材(540)が固定される緩衝部材(520)が本体(510)の挿入孔(511)に挿入されたとき,固定部材(540)は本体(510)の上部に固定される。
【0022】
本体(510)の上部に固定される固定部材(540)の上部には,上記本体(510)の上部に形成された固定孔(512)と対応する位置に複数の貫通孔(541)が形成される。
【0023】
本体(510)の挿入孔(511)に回転防止部材(530)と緩衝部材(520)が挿入された状態において,固定部材(540)が,緩衝部材(520)の上端部で,本体(510)と固定される。このとき,固定部材(540)は,本体(510)の挿入孔(511)に緩衝部材(520)と共に挿入された回転防止部材(530)が上部に離脱することを防止する。
【0024】
回転防止部材(530)および緩衝部材(520)が挿入孔(511)に挿入されたとき,本体(510)の上部に固定される固定部材(540)と本体(510)とが,雌ネジと雄ネジによって固定することが好ましい。固定部材(540)が本体(510)の上部に固定されるとき,緩衝部材(520)の上部に本体(510)幅と略同一な幅で形成された部分が,固定部材(540)の上部をカバ−する。
【0025】
回転防止部材(530)が内部に挿入された緩衝部材(520)が本体(510)の挿入孔(511)に挿入された状態で,固定ピンが(550)が,本体(510)の上部に形成される固定孔(512)に固定される。この固定孔(512)は,本体(510)の上部に固定される固定部材(540)の上部に形成される貫通孔(541)と対応する位置に形成されている。このような固定ピン(550)を固定することにより,本体(510)の上部に固定される固定部材(540)が,本体(510)に対して回転および離脱することを防止できる。
【0026】
回転防止部材(530)が挿入された緩衝部材(520)が本体(510)の内部に形成された挿入孔(511)に固定され,上記本体(510)の上部に固定部材(540)が固定されると,人工歯(600)が固定される支柱(560)が,本体(510)の挿入孔(511)に緩衝部材(520)と共に挿入された回転防止部材(530)に固定される。
【0027】
上記支柱(560)を回転防止部材(530)に固定する方式は,一側には雌ネジを形成し,他側には雄ネジを形成して締結する方式が好ましい。このように締結及び固定される支柱(560)は,緩衝部材(520)の上側に一部が突出するよう形成される。
【0028】
上記のような構成の本実施形態では,人工歯(600)を固定するためには,まず,人工歯インプラント(500)の本体(510)に形成されたネジ山を用いて,図3に示すように,この本体(510)を歯槽骨(100)に固定する。
【0029】
次いで,人工歯インプラント(500)の本体(510)が歯槽骨(100)に固定された状態において,所定時間経過後,内部に回転防止部材(530)が挿入される。上部には固定部材(540)が形成された緩衝部材(520)が,人工歯インプラント(500)の本体(510)内部に形成された挿入孔(511)に挿入されて固定される。
【0030】
上記のように本体(510)の挿入孔(511)に挿入される回転防止部材(530)および緩衝部材(520)は,上記挿入孔(511)と相互に対応した多角形として形成されているので,回転防止部材(530)と緩衝部材(520)は,本体(510)の挿入孔(511)に挿入された状態においては,回転しない。
【0031】
回転防止部材(530)が挿入された緩衝部材(520)が,本体(510)の挿入孔(511)に挿入されると,固定部材(540)を本体(510)の上部に固定して上記本体(510)の挿入孔(511)に挿入された回転防止部材(530)が上部に離脱することを防止する。
【0032】
固定部材(540)が本体(510)の上部に固定されると,上記固定部材(540)および本体(510)の上部に相互に対応して形成された複数の貫通孔(541)および固定孔(512)に,固定ピン(550)を挿入して,固定部材(540)が本体(510)に対して回転および離脱することを防止する。
【0033】
歯槽骨(100)に固定される人工歯インプラント(500)の本体(510)に回転防止部材(530)が挿入された緩衝部材(520)が挿入され,本体(510)の上部に固定部材(540)が固定されると,上記本体(510)の内部に形成された挿入孔(511)に挿入された回転防止部材(530)に,図3に示すように,支柱(560)が固定される。
【0034】
上記支柱(560)を回転防止部材(530)に固定するとき,上記回転防止部材(530)は多角形として形成された本体(510)の挿入孔(511)と対応した形状に形成されている。このため,支柱(560)を固定しても,回転防止部材(530)は回転しない。
【0035】
本体(510)の内部に形成された挿入孔(511)に緩衝部材(520)と共に固定される回転防止部材(530)に,支柱(560)が固定されるとき,上記支柱(560)は固定部材(540)の上部をカバ−している緩衝部材(520)の端部よりさらに突出する。
【0036】
次いで,人工歯(600)は,緩衝部材(520)の上部と,固定部材(540)の緩衝部材(520)よりさらに突出形成された支柱(560)に,接着剤などを使って固定される。
【0037】
上記のように支柱(560)と共に人工歯(600)の一部が緩衝部材(520)に固定され,上記人工歯(600)が固定される支柱(560)が緩衝部材(520)の内部に形成される回転防止部材(530)に挿入された状態なので,固定された人工歯(600)を用いて飲食物を咀嚼したとき発生する咬合圧は,緩衝部材(520)に伝達されて,緩和される。このため,歯槽骨(100)を保護することができる。
【0038】
さらに,本体(510)の内部に形成された挿入孔(511)と上記挿入孔(511)に挿入される回転防止部材(530)が,多角形状を有しているので,上記回転防止部材(530)に固定される支柱(560)が回転しない。このため,人工歯(600)と天然歯牙(400)との配列が狂うことを防止できる。
【0039】
以上のように,本発明の好適な実施の形態にかかる緩衝部材を備えた人工歯インプラントについて説明したが,本発明は,かかる例に限定されるものではない。特許請求の範囲,発明の詳細な説明及び添附図面の範囲内で多様に変形することが可能であり,これらもまた本発明の技術的範囲に含まれる。
【0040】
(発明の効果)
本発明によれば,歯槽骨に固定される本体と上記本体に固定される支柱の間に緩衝部材を固定して,飲食物を咀嚼するときに発生する咬合圧を,歯槽骨に直接伝えず,緩和できるので,歯槽骨に影響を与えない。このため,咬合圧によって歯槽骨が侵食されることを防止できるという效果を奏する。
【0041】
また,飲食物を咀嚼するとき,人工歯が緩衝部材によって押されて緩衝されるので,緩衝部材が天然歯牙の歯周靭帯のような役割を果たす。このため,飲食物を咀嚼するとき発生する異物感がないという效果を奏する。
【0042】
さらに,歯槽骨に固定される本体内部に多角形状を有する挿入孔を形成し,上記本体の挿入孔に挿入され支柱を固定する回転防止部材を挿入孔と対応した多角形状となるよう形成するので,回転防止部材が本体の内部において回転しない。このため,回転防止部材に固定された支柱が回転しないので,歯牙の配列が狂わないという效果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は,歯牙が固定される状態を概略的に示した断面図である。
【図2】
図2は,本発明の好適な実施形態にかかる人工歯インプラントを示す分解斜視図である。
【図3】
図3は,本発明の好適な実施形態にかかる人工歯インプラントが歯槽骨に固定された状態を概略的に示す断面図である。
Claims (2)
- 表面にネジ山が形成され,上部には複数の固定孔が形成され,内部には挿入孔が形成される本体と;
前記本体の内部に形成される前記挿入孔に挿入され,一部が前記本体の上部に突出される緩衝部材と;
前記緩衝部材の内部に挿入された状態で,前記本体の前記挿入孔内に固定される回転防止部材と;
前記回転防止部材が内部に挿入された前記緩衝部材の上部において前記本体に固定されて前記緩衝部材の離脱を防止し,上部には前記本体の前記固定孔と対応する貫通孔が形成された固定部材と;
前記固定部材の上部に形成された前記貫通孔を貫通して,前記本体の上部に形成された前記固定孔に挿入され,前記固定部材が前記本体の上部において回転して離脱することを防止する固定ピンと;
前記緩衝部材の内部に挿入された状態で,前記本体の前記挿入孔内に固定された前記回転防止部材に固定され,上部に突出した部分に人工歯が固定される支柱と;
を含むことを特徴とする,緩衝部材を備えた人工歯インプラント。 - 前記本体の内部に形成される前記挿入孔を多角形状として形成すると共に,前記本体の前記挿入孔に挿入される前記緩衝部材および前記回転防止部材を前記本体の前記挿入孔に対応した多角形状として形成して,前記緩衝部材と前記回転防止部材が,前記本体の前記挿入孔に挿入された状態において,回転しないようにすることを特徴とする,請求項1に記載の緩衝部材を備えた人工歯インプラント。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR10-2001-0084986A KR100414028B1 (ko) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 완충부재가 구비된 인공치아용 매식체 |
KR2020010040138U KR200269120Y1 (ko) | 2001-12-26 | 2001-12-26 | 완충부재가 구비된 인공치아용 매식체 |
PCT/KR2002/000008 WO2003055404A1 (en) | 2001-12-26 | 2002-01-05 | An implant for an artificial tooth having an impact decreasing device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005512727A true JP2005512727A (ja) | 2005-05-12 |
Family
ID=26639205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003555983A Withdrawn JP2005512727A (ja) | 2001-12-26 | 2002-01-05 | 緩衝部材を備えた人工歯インプラント |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20030129564A1 (ja) |
EP (1) | EP1465544A1 (ja) |
JP (1) | JP2005512727A (ja) |
CN (1) | CN1604759A (ja) |
AU (1) | AU2002219675A1 (ja) |
WO (1) | WO2003055404A1 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040191508A1 (en) * | 2003-02-11 | 2004-09-30 | Hubbard Michael J. | Peel-and-stick installation method for thermoplastic-type covering systems |
FR2867379B1 (fr) * | 2004-03-11 | 2007-06-22 | Alain Szczupak | Dispositif de reconstruction dentaire implante-porte autorisant une micro-mobilite a l'element prothetique |
ES2342800B1 (es) * | 2007-11-06 | 2011-04-28 | Enrique CANDEL AMOROS | Conjunto de implante dental de conexion interna. |
KR20130097036A (ko) * | 2012-02-23 | 2013-09-02 | 김형우 | 가이드홀 내면에 어뷰트먼트 체결용 탄성체 어댑터구조를 갖는 임플란트 픽스처 |
CN102764161B (zh) * | 2012-07-31 | 2015-10-28 | 兰州大学 | 具有减振防旋功能的牙科种植体 |
CN104665905B (zh) | 2013-11-26 | 2018-04-06 | 财团法人工业技术研究院 | 仿生固定装置 |
CN104665906B (zh) | 2013-11-26 | 2017-09-08 | 财团法人工业技术研究院 | 仿生固定装置 |
CN104665913B (zh) | 2013-11-26 | 2017-06-06 | 财团法人工业技术研究院 | 仿生固定装置与其拔出装置 |
KR101608168B1 (ko) | 2015-01-21 | 2016-03-31 | 김광섭 | 임플란트 유닛 |
US9522053B2 (en) * | 2015-04-17 | 2016-12-20 | Steven Vukas | Dental implant assembly for uniform distribution of occlusal forces |
CN106344961B (zh) * | 2016-08-24 | 2019-08-13 | 中国人民解放军火箭军总医院 | 适用于牙移植的镁合金支架 |
CN106580492B (zh) * | 2016-11-25 | 2019-09-13 | 天津大学 | 一种具有类牙周膜结构设计的牙科种植体 |
US20180333237A1 (en) * | 2017-04-22 | 2018-11-22 | Fereidoun Daftary | Apparatus and method for anatomic restoration dental implant having a two-piece reinforced zirconium dioxide base and titanium insert |
CN112842591B (zh) * | 2021-02-02 | 2022-03-18 | 广州市帕菲克义齿科技有限公司 | 具有高生物相容性的吸附性义齿 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3955280A (en) * | 1972-10-18 | 1976-05-11 | Meer Sneer | Dental implants |
US3934347A (en) * | 1975-01-14 | 1976-01-27 | Lash Oral Implants | Dental prosthetic structure and method |
JPH0770509B2 (ja) * | 1982-10-08 | 1995-07-31 | 株式会社日立製作所 | ドライプロセス装置 |
DE3331868A1 (de) * | 1983-09-03 | 1985-05-02 | Werner Lutz 3073 Liebenau Koch | Enossales implantat zur befestigung von festsitzendem zahnersatz |
US4552532A (en) * | 1983-12-12 | 1985-11-12 | Mozsary Peter G | Osteocorrective dentoalveolar implant system |
US4832601A (en) * | 1987-12-04 | 1989-05-23 | Hall Surgical | Adjustable support for a prosthetic tooth and method |
SE463392B (sv) * | 1989-09-15 | 1990-11-19 | Nobelpharma Ab | Distansorgan foer ett kaekbensfoerankrat tandimplantat |
JPH053885A (ja) * | 1990-10-25 | 1993-01-14 | Olympus Optical Co Ltd | 歯科用インプラント |
US5302126A (en) * | 1992-03-19 | 1994-04-12 | Park Dental Research Corp. | Dental implant with adjustable post |
US5362234A (en) * | 1993-09-21 | 1994-11-08 | Alfred Salazar | Self-drilling endosteal hollow-basket implant system with shock-absorber |
DE9316043U1 (de) * | 1993-10-21 | 1994-01-13 | Brammann, Dierk, 22305 Hamburg | Vorrichtung zur Verankerung einer Zahnprothese im menschlichen Kiefer |
JP2547953B2 (ja) * | 1994-02-07 | 1996-10-30 | 克成 西原 | 人工歯根 |
-
2002
- 2002-01-05 AU AU2002219675A patent/AU2002219675A1/en not_active Abandoned
- 2002-01-05 EP EP02782419A patent/EP1465544A1/en not_active Withdrawn
- 2002-01-05 JP JP2003555983A patent/JP2005512727A/ja not_active Withdrawn
- 2002-01-05 CN CNA028006194A patent/CN1604759A/zh active Pending
- 2002-01-05 WO PCT/KR2002/000008 patent/WO2003055404A1/en not_active Application Discontinuation
- 2002-10-02 US US10/065,309 patent/US20030129564A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1604759A (zh) | 2005-04-06 |
WO2003055404A1 (en) | 2003-07-10 |
US20030129564A1 (en) | 2003-07-10 |
AU2002219675A1 (en) | 2003-07-15 |
EP1465544A1 (en) | 2004-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11638632B2 (en) | Dental implant | |
JP2005512727A (ja) | 緩衝部材を備えた人工歯インプラント | |
JP5611343B2 (ja) | 歯科インプラントアセンブリ | |
KR200467684Y1 (ko) | 치과용 임플란트 고정스크루 및 이를 갖는 치과용 임플란트 | |
KR102316320B1 (ko) | 크라운 착탈이 용이한 치과용 임플란트 | |
KR20130097036A (ko) | 가이드홀 내면에 어뷰트먼트 체결용 탄성체 어댑터구조를 갖는 임플란트 픽스처 | |
US10709526B2 (en) | Dental implant | |
KR100785660B1 (ko) | 교환이 용이한 임플란트 픽스쳐 | |
US20200315749A1 (en) | Dental implants | |
KR20120017951A (ko) | 멀티 어버트먼트 장치 | |
KR200386077Y1 (ko) | 풀림이 방지되는 임플란트 | |
KR100658040B1 (ko) | 임플란트 장치 | |
KR101239298B1 (ko) | 임플란트용 틀니 구조 | |
KR20100137812A (ko) | 치과용 임플란트 | |
KR100743929B1 (ko) | 임플란트용 인공 치근과 마운트의 결합구조 | |
KR102024911B1 (ko) | 편심형 힐링 어버트먼트 | |
US6152738A (en) | Method and apparatus for a prosthetic ligament | |
KR20200082805A (ko) | 크라운 착탈이 용이한 치과용 임플란트 | |
WO2010026371A1 (en) | Dental implant | |
KR20200089480A (ko) | 크라운 착탈이 용이한 치과용 임플란트 | |
US10456222B2 (en) | Method of damping lateral, axial and longitudinal forces on dental prostheses using synthetic periodontal ligament fibers | |
KR20200089479A (ko) | 크라운 착탈이 용이한 치과용 임플란트 | |
KR200269120Y1 (ko) | 완충부재가 구비된 인공치아용 매식체 | |
KR100414028B1 (ko) | 완충부재가 구비된 인공치아용 매식체 | |
US10456221B2 (en) | Force damping dental bridge assembly with synthetic periodontal ligament fibers |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |