JP2005512354A - 車両用データ伝送制御システム - Google Patents

車両用データ伝送制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005512354A
JP2005512354A JP2003520125A JP2003520125A JP2005512354A JP 2005512354 A JP2005512354 A JP 2005512354A JP 2003520125 A JP2003520125 A JP 2003520125A JP 2003520125 A JP2003520125 A JP 2003520125A JP 2005512354 A JP2005512354 A JP 2005512354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
converter
input
signal
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003520125A
Other languages
English (en)
Inventor
カバナフ、デイビッド
Original Assignee
カバナフ、デイビッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カバナフ、デイビッド filed Critical カバナフ、デイビッド
Publication of JP2005512354A publication Critical patent/JP2005512354A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/03Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for supply of electrical power to vehicle subsystems or for
    • B60R16/0315Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for supply of electrical power to vehicle subsystems or for using multiplexing techniques
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/40006Architecture of a communication node
    • H04L12/40032Details regarding a bus interface enhancer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L2012/40267Bus for use in transportation systems
    • H04L2012/40273Bus for use in transportation systems the transportation system being a vehicle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

車両内の複雑でワイヤの多いアナログ・システムに置き換わるデジタル伝送システムは、信号バス1およびオプションのパワー・バス4を含む。一方向または双方向の信号タップ・ライン2は、端末装置により信号バスに接続する。信号バスおよびタップ・ラインは、マイクロ・プロセサ3a、3b、3cに終端し、これらのマイクロ・プロセサは、信号バスおよびそのタップ・ラインを通じて送信される信号を発生し、優先順位を決め、送信し受信し処理する。電気機械装置、電気装置および電子装置は、直接またはコンバータ6a、6bを通じて終端マイクロ・プロセサに接続する。いずれかの端末装置7a、7b、7c、7d、7e、7fが情報を発生すると、接続されたマイクロ・プロセサが信号を発生し、この信号が装置を識別して、発生された情報の優先順位を決めて、コーディングする。それからマイクロ・プロセサは、この信号を信号バスおよびそのタップ・ラインに渡す。全てのマイクロ・プロセサは、信号を受信して、デコードし、その優先順位を決定して信号内の情報を正しい装置に適当な形式で渡す。

Description

本発明は、車両用のデジタル伝送および制御のシステムに関し、特に自動車、農業機械などのような車両において、ケーブル・ハーネスを採用した伝統的なアナログ・システムに取って代わるシステムに関する。
(先行技術の説明)
ワイヤ・ハーネスを採用した伝統的な設計仕様は、輸送用車両および建設用車両、農業機械および製造用機械およびその他の装置において、絶対必要な設計仕様であって、それらは、
(1)電気機械装置、電気装置および/または電子装置が計器盤に接続されていて、これにより操作員またはコンピュータ・オペレータが、電気信号または電子信号の発生と伝送を通じてそれらの動作を監視し制御できるようになっていること、および/または、
(2)電気機械装置、電気装置および/または電子装置が共にシステムへ接続され、これにより諸装置が連絡し合って相互に制御し電気信号または電子信号の発生と伝送を通じて外部環境の変化に反応するようになっている。
この特許出願でいう電気機械装置、電気装置および/または電子装置は、(1)トランスデューサ、(2)照明またはメータなどの指示装置、(3)スイッチ、ボタン、レバーなどの制御装置、(4)電気モータ、油圧システムなどの電気的および/または電子的に制御される機械装置および(5)ワイヤ・ハーネスを使用するシステム内に実際に組み込まれているその他の装置を含む。
現在、これらのシステムは、ワイヤ・ハーネスを使用し、典型的に数百の独立した導線を含み、各導線は、多くの異なった装置の1つと連絡したり制御したりするのに当てられている。こうして、たとえば一台の自動車において、ハーネス内の一組のワイヤがある照明が動作しているかどうかを指示し、もう一組のワイヤがこれらの照明が供給する光の照明の水準(ハイ・ビーム/ロー・ビーム)を指示し、追加のワイヤの組が光を点滅したり光の水準を制御したりするパワー・コントローラに電力を供給する。自動車においてさえ、監視し制御しなければならない装置が多いので、結果として数十本の個別ワイヤからなる複雑でかさ張ったワイヤ・ハーネスになる。航空機および他の一層複雑なシステムにおいて、ワイヤ・ハーネスは、しばしば数千本の個別ワイヤを含む。これら複雑なワイヤ・ハーネスにより、多くの設計、エンジニアリングおよび建設の問題が生じる。それらが部品である全システムを設計するときに、それらのジオメトリと重量を考慮に入れなければならない。たとえば、航空機の設計において、数百本の個別ワイヤを含むかさ張ったワイヤ・ハーネスを設置できるようにするために、いくつかの構造部材を修正または移動しなければならない。さらに、これらのハーネスが巨大なので、全体構造に課せられる制限を考慮して、しばしばハーネスの設計を修正しなければならない。ワイヤ・ハーネスは、しばしば複雑なトポロジ、たとえば、数百本の個別ワイヤの束を含む分割および分岐を有しなければならないが、それは、ハーネスが予定された場所内に当てはまらなければならず、またハーネス内の個別ワイヤが適切な装置に接続されなければならないからである。
ある特定システムのためにワイヤ・ハーネスを設計した後に、それらを構築しなければならない。これは、複雑なテンプレートおよび/またはアーマチュアの設計と構築を含む。これらのテンプレートおよび/またはアーマチュアを作り上げた後に、どのようにそれらの中にワイヤを負荷させて、適切なワイヤの束を互いに継ぎ合わせ、または同一のタスクのために複雑な機械をどのようにプログラムしなければならないかを各作業者に通知しなければならない。含まれるワイヤの数だけによっても、エラーの可能性の幅が大きく残る。したがって、各ハーネスを頻繁にテストして、ハーネス内でワイヤが適切に束にされ、宛先を決められていることを決定しなければならない。
構築中に大きなワイヤ・ハーネスが重いので、移動のためにかなりの努力が必要となり得る。また、それらが離れるようになるシステムにインストールするのにも努力が必要であり得る。極端な場合、これによって構築処理中に、たとえば、構造部材の穴を広げるような現場での修正が含まれ得る。ワイヤ・ハーネスと設立の問題を処理するために、先行技術が有り余る程の緒発明を教示している。これらのうちの典型的なものは、Goldによる米国特許第5,371,942号の特許である。ワイヤ・ハーネスは、使用中の諸問題にさらされやすい。同一ハーネス内の絶縁されたワイヤの間の摩擦は、絶縁体を磨耗するかも知れない。これは、ワイヤ・ハーネス構成部品の故障に導くかも知れない。極端な場合、そうした問題は、回路短絡、電気的な火災およびシステム全体の故障さえも結果してきた。
時には、ワイヤ・ハーネスが組み込まれているシステムの運転寿命の間に、ワイヤ・ハーネスを変えることが必要になる。たとえば、安全、経済または技術改良のために、そうした変更が必要とされる。船舶、航空機、自動車などオペレーティング・システム内に組み込んだ後にワイヤ・ハーネスの構成を変更することは、高価で困難なことである。要するに、ワイヤ・ハーネスの現在の技術は、しばしば複雑なトポロジのあるかさ張ったワイヤの束を結果する。これらのハーネスは、設計およびエンジニアリング上の制約を生ずる。エラーを起こしやすい複雑で高価な手順によりそれらは製造され、システムの部品として組み込まれなければならない。ワイヤ・ハーネスは、また使用中に傷つきやすく、これは、システムの故障を結果する。システムの構成部品として組み込まれた後に、ワイヤ・ハーネスの構成または動作特性を変更することは困難である。
ワイヤ・ハーネスは、入力装置としてのトランスデューサ、スイッチ閉鎖および電圧レベルと、出力としてのアナログ・メータ、インジケータおよびアナンシエータとの間を連絡する基本的にアナログのシステムによく適合する。このアナログ・システムは、それらを使用する車両の開発以来、経済的に使用可能な唯一のシステムであった。しかしながら、デジタル技術の現状は、今やアナログ・システムをデジタル・システムで置き換えることを可能にしている。
デジタル・システムの使用のために重要なのは、コンピュータ・バスであって、これがワイヤ・ハーネスに置き換わる。バスの構造には、多数の異なった構造があって、アレイ・マルチ導線、オプティカル・バンドル、導波管は、全てこの目的に利用できる。さらにシリアル伝送をメイン・バスに使用できるので、シングル同軸ケーブルまたはデュアル・ツイステッド・ペア・ケーブルにより、このシステムの中心的な背骨を形成する。
この電気システムをコンピュータ・ネットワークの類似の物と考えることができ、そこでは遠隔入力および出力がネットワーク・ノードを形成する。これらのノードの動作のために、いくつかの装置が必要であり、第1にメイン・バスとノードの間を連絡するローカル・バスがなければならない。次にデジタル・コントローラが必要であって、これは、ノード宛のデータを分離するアドレス能力を有し、またシリアル・データ伝送の場合に、更なる処理のために、それをパラレル・データに変換する能力を有する。通常、デジタル・データをアナログに変換し、またその逆に変換するコンバータも必要である。最後にデータ処理能力が必要であって、これは、ノード自体において、または中央マイクロ・プロセサを介して全ての入力からデータを集めてそのデータを処理し、それに従って出力を生成する。現代のマイクロ・プロセサ技術の継続的な細密化と、計算能力の増大により、ノードに必要な素子のコストは、今やそうしたシステムを経済的に利用可能にするのに十分なほど安価になった。伝統的なケーブルが製造し設置しテストするのに高価であるのに対し、上記の設置コストは、減少して行く。素子のモジュール化は、更に構築コストを減少させる。デジタル・システムは、それ自体、自己テストの性質を有し、維持費を減少させる。そして、この結果のシステムは、重量と複雑さを更に減少させる。
(デジタル・システムの長所)
多くの場合、本発明は、極端に重くかさ張ってトポロジ的に複雑なアナログ・システムを一本の双方向または単方向信号バスを有する数百の個別ワイヤを含み、また、適当なコネクタにより、これらのバスに接続されたオプションのパワー・バスおよび個別のタップ線を含む監視人ワイヤ・ハーネスに置き換える。この双方向または単方向信号バスおよびタップ線は、シングル・ワイヤ、ケーブル、光ケーブル、導波管または他のタイプの双方向または単方向の信号搬送装置から構成される。バスおよびタップ線は、コンピュータ・ネットワーク内で使用されるトークン・パケットおよび交換波パケットまたは他のタイプの信号を発生し、優先順に実行し受信し処理するように特別に設計されプログラムされているプロセッサにおいて終端する。そうしたマイクロ・プロセサは、そうした各バスおよびタップ線システムについて設計し構築することもできるし、または既製品のハード・ウエアをプログラムすることにより生成できる。ジオメトリによっては、主要信号バスからローカル・バス・ライン・ブランチまたはタップを供給する必要な場合がある。これらのローカル・バス・ラインは、ブレーク・アウトまたはファン・アウトの使用を必要とし、これによりメイン・バスの伝送品質を損なうことなく、ノードへのこれらのブランチを終結することができる。光信号バスのためのこれらブレーク・アウトの例は、Caronによる米国特許第5,394,502号およびPilatosによる米国特許第5,659,655号に説明されている。電気機械装置、電気装置および電子装置は、直接にまたは適当な変換機を通じて、終端のマイクロ・プロセサに接続される。そうした装置が作動されるかまたは他の方法で情報を発生すると、接続されているマイクロ・プロセサがこの装置を識別し、優先順位を決め、発生される情報をコーディングする1つの信号を発生する。それから、マイクロ・プロセサは、この情報をトークン・パケット、交換波パケットまたは他のタイプの信号として、信号バスと信号タップ線へ渡す。全てのマイクロ・プロセサは、この信号を受信し、デコードし、優先順位を決定し、妥当な場合は信号を処理して、それを適当な接続されたコンバータ、電気機械装置、電気装置および/または電子装置に適当な形式で渡す。ある信号への適当な応答が、所与の装置への電力を加えまたは切る場合は、オプションのパワー・バス・ラインに接続された適当なパワー・コントローラに信号が送られる。こうして多くの装置が、ワイヤ・ハーネスと付属品の複雑でかさ張ったセットによるのではなく、単一の信号バス・ラインおよびオプションのパワー・バス・ラインを介して互いに通信し制御される。本発明は、現在大きく複雑なワイヤ・ハーネスを必要とするシステムの設計、エンジニアリングおよび構築を大きく単純化する。1つのバス・ラインおよび関連のタップ線を使用することは、重量および体積の大きな減少をもたらす。単一のバス・ラインと関連タップ線およびマイクロ・プロセサの配置を計画することは比較的容易なので、複雑なワイヤ・ハーネスを現在組み込む設計システムにおいて、心配が少なくて済む。複雑なワイヤ・ハーネスのトポロジの設計、そのためのテンプレートおよび/またはアーマチュアの設計およびハーネス構築手順における要員の訓練またはマシーンのプログラミングに現在与えられている努力は、なしで済む。本発明において説明される単一バス・システムにおけるターミネータとして使用するマイクロ・プロセサを、プログラムしたり設計したりするのに追加の努力が必要であるが、これに要する努力は、現在の複雑なワイヤ・ハーネスを設計し構築するのに必要なものよりも通常少ない。単一バス・システムの構築コストもまた最小であって、複雑なワイヤ・ハーネスの場合よりも構築の面倒が少なくエラーになりにくい。冗長性は、航空機その他のアプリケーションにおいて、重要な安全性の考慮点である。本発明は、より大きな冗長性も可能にする。多くの配線を使用したワイヤ・ハーネスは、かさ張っていて、所定空間内にそれを複製することが困難または不可能である。本発明の大きな物理的部分を構成する単一の信号バスおよびオプションのパワー・バスは、小さな空間しか取らない。したがって、これらのバスの複製をいずれか所与のシステムに組み込むことは、比較的容易であり、こうして冗長性と安全性を増加させる。絶縁不良へ導くワイヤ間の摩擦の可能性は、多配線のワイヤ・ハーネスに生得の物であるが、本発明は、これを減少させるので、運転上の安全性が更に強化される。そうした絶縁不良は、ワイヤ・ハーネス・システムを故障させ、極端な場合には電気火災を発生させる。本発明は、システム内に必要なワイヤの数を大きく減少させるので、ワイヤ間の摩擦によるシステム故障の可能性を減少させる。本発明の更に1つの長所は、多くの制御盤械器を可能にすることにより、コントロール・パネルを簡単化できるので、ワイヤ・ハーネスの場合よりも読み取りが簡単になること、および/またはより多くの機能を遂行できることである。これは、本発明の部分をなすマイクロ・プロセサおよびマイクロ・プロセサ・プログラム内にコントロール・パネル計装の機能性の多くを組み込めるためである。これは単純な例で明らかになる。現在、多くの車では、多重設定スイッチがフロント・ガラス・ワイパの測度を制御する。このスイッチは、フロント・ガラス・ワイパを駆動するモータの速度を直接に制御する。そうしたスイッチは、高価であって、多くのワイヤがそれをフロント・ガラス・ワイパ・モータに接続する。本発明により、はるかに単純で価格が安く使いやすいシステムをこの多重設定スイッチに置き換えることができる。単純な押しボタンが、信号バスを通じて適当なマイクロ・プロセサにパルスを送る。このマイクロ・プロセサは、フロント・ガラス・ワイパ・モータの電流の状態、すなわち、オフ、低速、高速、最高速を記憶し、適当な接続装置を通じて制御パネル・ボタンが押されるたびに、モータの測度を徐々に上げる。モータが最高速度で回転中にボタンが押された場合は、モータを遮断する信号を送るようにマイクロ・プロセサをプログラムできる。本発明の一部分であるマイクロ・プロセサおよびマイクロ・プロセサ・プログラム内にワイヤ・ハーネスの機能性を組み込むことは、多くの場合に航空機、自動車その他のアプリケーションに既に組み込まれている既存のシステムに対して安価な変更を容易にする。本発明によれば、そうした変更は、しばしばシステムのマイクロ・プロセサを再プログラミングまたは置き換えることによって達成される。これに対して、ワイヤ・ハーネス・システムへの変更は、広範な再配線を必要とし、これは、通常、高価で時間を要し、エラーが起こりやすい。同様に本発明によれば、設計変更は、ワイヤ・ハーネス・システムによる場合よりも遥かに容易に実施できる。最後に、本発明の一部であるマイクロ・プロセサおよびマイクロ・プロセサ・プログラム内にワイヤ・ハーネス・システムの機能性を組み込むことは、標準的なワイヤ・ハーネス・システムによっては不可能であるか、または非常に複雑なシステムを必要とする本発明の実施例を可能にする。たとえばマイクロ・プロセサとそのプログラムは、システムのアクティビティの履歴を保存して、この履歴に基づいて将来の信号の処理を決定できる。こうして熱検出・警告システムは、一定レベルの熱をインジケータが検出したときだけでなく、熱の第1および第2導関数が境界値を越えたときにトリガされるようにできる。
本発明の1つの目的は、自動車および他の車両に現在使用されているアナログ・システムに置き換わるデジタル電子システムを供給することである。本発明の更なる目的は、先行技術に使用される多重導線ケーブル・ハーネスに置き換えるために、デジタル信号バスを使用するアナログ・システムを実施することである。
本発明の1つの特徴によれば、1つの車両中の実質的に全ての電気信号の伝送と配分のために、多数の入力装置および多数の出力装置と連絡するシステムは、1つの双方向デジタル・データ・バスおよび多数のノードを含み、各ノードは、データ・バスに接続されている。各ノードは、更に、ノードにおいて入力装置または出力装置に接続されたコンバータと、コンバータおよびバスに電気的に接続されてバスからコンバータにデータを通信するデジタル・プロセッサを含む。
本発明の第2の特徴によれば、1つまたはそれ以上のノードが電力装置を制御する。各パワー制御ノードに電気的に接続されたパワー・バスも含まれている。
本発明の第3の特徴によれば、各パワー制御ノードにパワー・タップが含まれ、そうした各パワー・タップは、一端でパワー・バスに接続し、他端でコントローラに接続する。
本発明の第4の特徴によれば、信号バスに電気的に接続された中央マイクロ・プロセサが含まれる。
本発明の第5の特徴によれば、コントローラは、インテリジェント・コントローラである。
本発明の第6の特徴によれば、多数の信号ブレーク・アウトが含まれ、信号バスの一端に接続された各ノードに1つのブレーク・アウトが配置され、他端でローカル・バスに接続されている。
本発明の最後の特徴によれば、コンバータは、更にデジタル・アナログ・コンバータ、アナログ・デジタル・コンバータ、リレー、トランスポンダ、ソレノイドおよびソリッド・ステート、スイッチからなるグループの1つまたはそれ以上の部材を含む。
好ましい実施例を理解するために、システムの諸要素を横切るデータ転送の性質と、ノードにあるデータ記憶装置を最初に説明する。下記の参照番号が図1ないし図2iに使用される。
1. 一次双方向信号バス
2. 双方向信号タップ・ライン
3a.第1の終端マイクロ・プロセサ
3b.第2の終端マイクロ・プロセサ
3c.第3の終端マイクロ・プロセサ
4. パワー・バス・ライン
4a.パワー・バス・ライン(4)からパワー・コントローラ(6c)へのパワー・ライン。
4b.パワー・コントローラ(6c)から電気モータ(7g)へのパワー・ライン。
5a.第1のマイクロ・プロセサ(3a)からコンバータ(6a)へのコネクタであって、マイクロ・プロセサ(3a)およびそれに接続された装置(7a、7b、7c)の間で信号を転送するためのものである。
5b.第2のマイクロ・プロセサ(3b)からコンバータ(6b)へのコネクタであって、マイクロ・プロセサ(3b)とそれに接続された装置(7d、7e、7f)との間の信号を転送するためのものである。
5c.第3のマイクロ・プロセサ(3c)からパワー・コントローラ(6c)へのコネクタであって、電流がパワー・タップ・ライン(4a)からライン(4b)および電気モータ(7f)を通って接地に流れているかどうかを制御してモータ(7f)に電力を供給する。
6a.第1のマイクロ・プロセサ(3a)と、それに接続された装置(7a、7b、7c)の間で信号を変換し転送するコンバータ。
6b.第2のマイクロ・プロセサ(3b)と、それに接続された装置(7d、7e、7f)の間で信号を変換し転送するコンバータ。
6c.パワー・コントローラ
7a.第1のマイクロ・プロセサから信号を受信する装置。
7b.第1のマイクロ・プロセサに信号を送信する装置。
7c.第1のマイクロ・プロセサに信号を送信でき、またそこから受信できる装置。
7d.第2のマイクロ・プロセサに信号を送信する装置。
7e.第2のマイクロ・プロセサに信号を送信でき、そこから受信できる装置。
7f.第2のマイクロ・プロセサから信号を受信する装置。
7g.電気モータ。
8a.第1のマイクロ・プロセサの初期内部状態[Sa(0)]。
8b.第2のマイクロ・プロセサの初期内部状態[Sb(0)]。
8c.第3のマイクロ・プロセサの初期内部状態[Sc(0)]。
9a.アステリスク*で表記される1つの動作であって、装置(7b)の状態を変化させる。
9b.動作(9a)の結果として装置(7b)により発生される信号であって、コンバータ(6a)へ伝播される。
9c.アステリスク*により表記される内部アクティビティであって、装置(7b)により発生された信号(9b)の結果としてコンバータ(6a)内に生成される。
9d.コンバータ(6a)の内部アクティビティ(9c)の結果としてコンバータ(6a)により発生される信号。
9e.アステリスク*により表記される内部アクティビティであって、信号(9d)を受信すると、第1のマイクロ・プロセサ(3a)内に起こるものである。
9f.Sa(1):内部アクティビティ(9e)の結果としての第1のマイクロ・プロセサ(3a)の新しい内部状態。
9g.内部アクティビティ(9e)および内部状態Sa(0)から(Sa(1)へ)の変化(9f)の結果としてマイクロ・プロセサ(3a)により双方向シリアル・バス(1)に送信される電子信号。
9h.双方向シリアル・バス(1)の下で終端マイクロ・プロセサ(3c)への信号(9g)の伝播。
9i.双方向シリアル・タップ・ライン(2)の下で終端マイクロ・プロセサ(3c)への信号(9g)の伝播。
9j.アステリスク*により表記される内部アクティビティであって、信号(9h)を受信すると、マイクロ・プロセサ(3b)内に起こる。
9k.Sb(1):内部アクティビティ(9j)の結果としてのマイクロ・プロセサ3bの新しい内部状態。
9l.アステリスク*により表記される内部アクティビティであって、信号(9i)を受信すると、マイクロ・プロセサ(3c)内に起こる。
9m.Sc(1):内部アクティビティ(9l)の結果としてのマイクロ・プロセサ(3c)の新しい内部状態。
9n.内部アクティビティ(9j)およびマイクロ・プロセサ(3b)内の内部状態Sb(0)からSb(1)への変化(9k)から結果する電子信号であって、マイクロ・プロセサ(3b)からコネクタ(5b)を介してコンバータ(6b)に送信される。
9o.アステリスク*により表記される内部アクティビティであって、信号(9n)を受信する結果としてコンバータ(6b)内に起こる。
9p.コンバータ内の内部アクティビティ(11b)の結果としてコンバータ(6b)により装置(7e)に送信される信号。
9q.アステリスク*により表記されるアクティビティであって、信号(9p)を受信する結果として装置(7e)内に導入されるもの。
9r.コンバータ内の内部アクティビティ(11b)の結果としてコンバータ(6b)により装置(7f)に送信される信号。
9s.アステリスク*により表記されるアクティビティであって、信号(9p)を受信する結果として装置(7f)内に導入されるもの。
9t.アステリスク*により表記される内部アクティビティ(9l)およびマイクロ・プロセサ(3c)内のSc(0)からSc(1)への内部状態の変化(9m)の結果としてパワー・コントローラ(6c)に送信される信号。
10a.ダブル・アステリスク**により表記される動作であって、信号(9p)を受信し動作するのに続いて装置(7e)に起こる。
10b.この装置における動作(10a)の結果として装置(7e)により生成されて、コンバータ(6b)に送信される信号。
10c.ダブル・アステリスク**により表記される動作であって、信号(10b)を受信し処理する結果としてコンバータ(6b)内に起こる。
10d.コンバータ(6b)により生成され、コンバータによる動作(10c)の結果としてマイクロ・プロセサ(3b)に送信される信号。
10e.コンバータ(6b)から信号(10d)を受信する結果として、状態Sb(2)がSb(1)に置き換わるマイクロ・プロセサ(3b)の新しい状態。
10f.ダブル・アステリスク**により表記される動作であって、コンバータ(6b)から信号を(10d)を受信する結果としてマイクロ・プロセサ(3b)内に起こるもの。
10g.マイクロ・プロセサ(3b)の新しい状態Sb(2)(10e)およびこの装置内のマイクロ・プロセサの動作(10f)の結果としてマイクロ・プロセサ(3b)により生成されて信号バス(1)に送信される信号。
10h.信号バス(1)からの信号(13g)を受信し処理する結果としてマイクロ・プロセサ(3a)内に導入される新しい状態。
10i.ダブル・アステリスク**により表記される動作であって、信号バス(1)から信号(10g)を受信し処理する結果としてマイクロ・プロセサ(3a)内に導入されるもの。
10j.マイクロ・プロセサ(3a)の新しい状態Sa(2)(10h)およびこのマイクロ・プロセサの動作(10i)の結果として、マイクロ・プロセサ(3a)により生成され、コネクタ(5a)を介してコンバータ(6a)に送信される信号。
10k.ダブル・アステリスク**により表記される動作であって、コネクタ(5a)を介してマイクロ・プロセサ(3a)から信号(10j)を受信し処理する結果としてコンバータ(6a)内に導入されるもの。
10l.内部構造(10k)の結果としてコンバータ(6a)により生成されて、装置(7a)に伝播される信号。
10m.ダブル・アステリスク**により表記される動作であって、コンバータ(6a)から信号(10l)を受信する結果として装置(7a)内に導入されるもの。
(構造の説明 − 図1)
本発明の単純化した一般的な実施例を図1に示す。たとえば、ワイヤ、ツイストペア線、ケーブル、光ケーブルまたは導波管など、あらゆるタイプの双方向信号キャリアからなる双方向信号バス(1)は、この一次構造を含む。この信号バスの各端部は、マイクロ・プロセサ(3a、3b)に接続する。一次信号バスと同一のタイプの信号キャリアからなる双方向信号タップ・ライン(2)は、適当なコネクタにより一次双方向信号バスに接続されている。そうした各信号タップ・ラインもまたマイクロ・プロセサ(3c)に接続している。本発明の特定の実施例に含まれる終端マイクロ・プロセサの一部または全ては、特定実施例の機能性によって、互いに設計またはプログラミングが相違するので、図1の各マイクロ・プロセサは、独自に識別される。終端マイクロ・プロセサ(3a、3b、3c)は、電気機械装置、電気装置および電子装置(7a、7b、7c、7d、7e、7f、7g)に接続する。そうした接続は、直結または短いワイヤ、ケーブル、または適当な導線(5a、5b、5c)を通じて、適当なコンバータ(6a、6b、6c)に接続されている。電気機械装置、電気装置、電子装置とこれらの装置が接続するハード・ウエアとの間の信号の流れは、装置に向かって一方向、装置から一方向または双方向である。こうして図1において装置7aおよび7eは、信号バス・システムからの信号の受信のみができる装置を例示する。装置7bおよび7dは、バス・システムに信号の送信のみができる装置を例示する。最後に、装置7c、7fおよび7gは、バス・システムへの信号の送信と信号の受信の両方ができる装置を例示する。いくつかの終端マイクロ・プロセサは、オプションのパワー・バス・ラインからの電力が特定の装置または装置の組に達するかどうかを決定する、パワー・コントローラのためのスイッチング素子として直接に動作する。こうして図1において、パワー・バス・ライン(4)からパワー・タップ・ライン(4a、4b)を通じて装置(7g)までの電力は、パワー・コントローラ(6c)により制御され、一方、パワー・コントローラ(6c)は、終端マイクロ・プロセサ(3c)への接続(5c)により制御される。
(機能の説明 − 図2aないし図2i)
図2aないし図2iは、図1に示した本発明の実施例の機能的説明を提供する。図2aは、この実施例の中心的な構成要素、すなわち、一次双方向信号バス・ライン(1)、双方向信号タップ・ライン(2)および3つの終端マイクロ・プロセサ(3a、3b、3c)を示す。最初に、これら3つのマイクロ・プロセサの各々は、Sa(0)、Sb(0)、Sc(0)で示される初期状態を有し、信号バス・ラインにもそのタップ・ラインにも何も信号が流れていない。この状況は、接続された装置(7a、7b、7c、7d、7e、7f)のいずれか1つまたはそれ以上が、内部または外部変化にさらされる、たとえば、ボタンが押されたり、または熱電対が温度変化にさらされたりすると変化する。図2bは、そうした装置(7b)およびその終端マイクロ・プロセサ(3a)への接続の詳細を、それが起こる直前において示す。図2Cは、アステリスク(*、9a)により示されるそうした変化に、装置(7b)がさらされた直後に起こることを示す。この装置(7b)は、信号(9b)を生成する。この信号の形式が適当であれば、それは直ちに終端プロセッサ(3a)に渡される。又は、この実施例のように、信号(9b)は、コンバータ(6a)により処理され、コンバータは、アステリスク*(9c)で示される内部動作により、マイクロ・プロセサ(3a)への適当な入力として作用する信号(9d)を発生する。コネクタ(5a)を通じて、この信号が終端マイクロ・プロセサ(3a)に到達すると、マイクロ・プロセサは、アステリスク*(9e)により示される内部動作を遂行して、その内部状態をSa(0)、すなわち、図2bの8からSa(1)、(9f)に変更する。ただし、Sa(1)=Sa(0)である。図2dは、アステリスク*(10d)およびSa(1)、(9f)によりそれぞれ示される内部動作および内部状態の変更の結果として、終端プロセッサ(3a)が信号(9g)を生成して、この信号が一次信号バス(1)を伝播(9h)して、一次信号バスの終端マイクロ・プロセサ(3b)にいたる。この信号(9i)は、いずれかの信号タップ・バス(2)に伝播されて、それらの終端マイクロ・プロセサ(3c)にいたる。信号(9h)が終端プロセッサ(3b)に到達すると、それは、アステリスク*(9j)で示される内部動作を起こし、これが遂行された結果として、マイクロ・プロセサの内部状態がSb(0)からSb(1)に変化する(9k)。マイクロ・プロセサの構成によっては、内部動作が何も遂行されなかったり、またはSb(1)=Sb(0)であることがある。同様に信号(9i)が終端プロセッサ(3c)に到達すると、それは、アステリスク*(9l)で示される内部動作を引き起こし、これが遂行されると、結果としてマイクロ・プロセサの内部状態がSc(0)からSc(1)に変更される(9m)。ここでも、このマイクロ・プロセサの構成によっては、内部動作が何も遂行されなかったり、またはSc(1)=Sc(0)であったりする。図2eは、アステリスク*(10d)およびSb(1)(10e)によりそれぞれ示される終端マイクロ・プロセサ(3b)の内部動作と内部状態の変化の結果として、コネクタ(5b)を伝播してコンバータ(6b)にいたる信号(9n)をどのようにこのマイクロ・プロセサが発生するかを図示する。この信号(9n)は、アステリスク*(9o)により示される内部アクティビティをコンバータ内に発生する。この内部アクティビティの結果として、コンバータ(6b)が信号(9p)および(9r)を発生し、これらの信号は、2つの装置(7e)および(7f)にそれぞれ適当なアクティビティ(9q)および(9s)をそれぞれ発生する。図2fは、アステリスク*(9l)およびSc(1)(9m)により、それぞれ示される終端プロセッサ(3c)の内部動作および内部状態変更の結果として、コネクタ(5c)上を伝播してパワー・コントローラ(6c)にいたる信号(9t)をこのマイクロ・プロセサがどのように発生するかを図示する。この信号は、パワー・コントローラ(6c)に電気モータ(7f)へのパワー・ライン(4b)を開放させて、パワー・ライン(4b)およびモータ(7f)を通じて接地に電流を流す。この電流がモータ(7f)を始動し駆動する。図2gないし図2iは、提案された構造内の一装置の一動作がどのように多くの装置による動作を結果するかの例を提供する。図2cにおける装置(7b)内の動作(9a)は、その結果の1つとして、図2e内の装置(7e)の動作(9q)をもたらした。この動作(9q)の直接の結果として、装置(7e)内の第2の動作が生じる。図2gにおいて、この動作(10a)は、ダブル・アステリスク**により示されている。たとえば、コントロール・パネル・ボタンを押せば、温度を測定してエンコードされた測定値をコントロール・パネルに戻すように監視装置に信号が送られる。図2gにおいて、アクティビティ(10a)の結果として、装置(7e)は、コンバータ(6b)に信号(10b)を転送する。信号(10b)は、ダブル・アステリスク**(10c)で示されるコンバータ(6b)内のアクティビティを引き起こす。このアクティビティの結果として、コンバータ(6b)は、コネクタ(5b)に沿って伝播して終端マイクロ・プロセサ(3b)にいたる信号(10d)を発生する。この信号は、内部動作および終端マイクロ・プロセサ(3b)の変更された内部状態を発生し、これらは、ダブル・アステリスク**(10f)およびSb(2)(10e)により、それぞれ示される。図2hは、このマイクロ・プロセサ(3b)内の変更された内部状態(10f)および内部動作(10e)は、信号バス・ライン(1)を伝播して終端マイクロ・プロセサ(3a)にいたる信号(10g)をどのように発生するかを図示する。結果として、このマイクロ・プロセサの内部状態は、Sa(2)(10h)になって、マイクロ・プロセサがダブル・アステリスク**(10i)により示される一定の内部動作を遂行する。図2hにおいて、変更された内部状態(10h)および内部動作(10i)の結果として、マイクロ・プロセサ(3a)は、コネクタ(5a)を伝播してコンバータ(6a)にいたる信号(10j)を発生する。コンバータ(6a)は、ダブルアステリスク**により示される内部動作(10k)を通じて信号(10l)を発生して、この信号を装置(7a)に送信する。結果として、装置(7a)がダブル・アステリスク**により示される動作(10m)を遂行する。
(中央マイクロ・プロセサを有するモジュール・システム・モデル)
中央マイクロ・プロセサを含むシステムは、図3を参照することにより理解される。このシステムは、自動車内の計装用の単一入力ノード20および単一出力ノード30を図示する。この入力ノードは、一般に車のトランスミッションから出るアナログ信号形式の速度情報を発生するトランスデューサ22からのデータを収集する。出力はサーキュラ・ゲージ形式の速度計32であって、入力コイルを通じて流れる電流に応答する針を動かす検流計の動作を有する。図3において、入力がセントラル・バス1のためのトランスデューサであることは、図3に示した2つのものと同様に、多数のノードに拡張するものと解釈される。やはり図3に関して、入力ノード20は、更にデジタル信号をローカル・コントローラ26に供給するアナログ・デジタル・コンバータ24を含む。ローカル・コントローラは、多数の機能を遂行する。これらには、トランスデューサから受信されるデータを含むデータ・パケットの構成を含み、また入力ノードを識別する単一のアドレスをも含む。コントローラからのデータは、ブレーク・アウトまたはバス・タップ・モジュール30を通じてローカル・バス2に連絡され、バス・タップ・モジュール30は、差し込み可能なユニットであって、そのブランチへのバスの拡張を容易にする。いくつかの他のブレーク・アウトが図3に示され、この図に示されていない他のノードを終端する。図3には、また中央マイクロ・プロセサ40があってローカル・バス2に接続され、これにはアドレス指定および直列から並列への処理および並列から直列への処理を遂行するオプションのコントローラ46がある。代わりにマイクロ・プロセサは、これらの機能を内部的に遂行して、独立のコントローラなしで済ましても良い。もう一度、図3に言及すると、出力ノードは、ブレーク・アウト30を通じてメイン・バスと連絡し、ローカル・バス2は、コントローラ46を通じてデジタル信号を受信する。このコントローラは、入力モードのコントローラと同様に多数の機能を遂行し、その中には受信されたデータ・パケットを並列形式に分解すること、アドレス情報の発生および含まれるアドレスに従って受信情報をゲートに入れることを含む。IBMのToken Ring(TM)法を含む任意の数の異なったアドレス方式を使用できる。図4は、図3の実施例の代わりの実施例を図示する。図4を参照すると、各ノードのブレーク・アウトおよびローカル・バス素子は、ノードからノードへのメイン・バスのデージ・チェーニングに置き換えられている。こうして図4においては、メイン・バス1が入力ノード20のコントローラ26に入り、コントローラ26から出て、マイクロ・プロセサ・コントローラ46に進み、再び出て、次にノード30のコントローラ36に進む。このデジタル・システムは、デジタル・トランスデューサの使用に役立ち、こうしてアナログ・デジタル・モジュール24の不必要とし、またデジタル・ディスプレイを使用して、アナログ・デジタル・コンバータ34を不必要とする。アナログ入力装置およびアナログ出力装置を使用する場合でもモジュールのA/DコンバータおよびD/Aコンバータを使用するので、システムのコストが最小化してモジュール化に役立つ。これらのコントローラは、シングル・チップであって、入力装置または出力装置に直接に装着されるそれら自体小さなコンバータ上に配置される。中央プロセッサを使用することは、また、複数のシステム入力の組み合わせから発生する新しい出力機能を容易にする。そうした組み合わせは、たとえば自動車のコンピュータにおいて、クルーズ・コントロールによる制御関数の計算で、車の速度の用途に既に使用されている。しかしながら、車の運転者に対して新しい重要な読出し情報を供給するために、実質上、全ての自動車の感覚入力の可能性をどのように利用できるかは、明らかである。
(インテリジェント・ノード付きのモジュール・システム・モード)
図5に示した代替実施例は、図4に示した実施例のコントローラの代わりにインテリジェント・コントローラを使用する。中央マイクロ・プロセサを備えずに、ノード自体に配置されたより小型なプロセッサからなる多重プロセッサの分散処理に置き換えられている。注意すべきは、この実施例と図4に図示したものとの差異は、一般に中央マイクロ・プロセサが存在しないことであって、その理由は、両方の実施例において、コントローラは、広範な計算能力を有する論理素子のマイクロ電子アレイだからである。こうして、「おろかな」コントローラとインテリジェント・コントローラの間の相違は明確なものではなく、むしろ程度の相違である。
(パワー・スイッチ・ノードの実施例)
必要なコントローラとコンバータの性質は、ノード自体の性質によって異なる。こうして所望の出力がヘッド・ライトなどの装置に電力を供給しているときは、このアウト・プット・コンバータは、コントローラからの双安定信号により命令されるリレーまたはソリッド・ステート・スイッチの性質であることが必要である。図5を参照すると、メイン・バス1は、ブレーク・アウト30により分岐され、ブレーク・アウト30は、コントローラ26へのローカル・バス・ライン2を供給する。この場合コントローラは、バスに沿って転送されるアドレスをデコードして、このノードに宛てられた制御信号を検出し、経路を決定する。コントローラは、命令があれば、制御信号42をスイッチ35へ転送する。このスイッチは、電気機械タイプ(たとえば、リレー)またはソリッド・ステート・タイプである。パワー・バス52は、パワー・ブレーク・アウト50によりローカル・パワー・バス44を通じてスイッチ35にいたる電力の経路を決定する。図5に示す例において、電力がヘッド・ランプ56に経路選択されて、命令があれば、それを照明させる。バス・ブレーク・アウトと同様に、パワー・ブレーク・アウトまたはタップは、コストを下げるために大量生産されたモジュールであることを目指している。パワー・スイッチ・モジュールも同様に、論理素子により要求される論理レベル信号とは、対照的に実質的な電流を必要とする多様な装置に適用できる。
添付の特許請求の範囲に定義される発明の範囲から離れることなく、本発明の全範囲以内で改良と修正がなし得ることが明らかである。
本発明のこれらおよび更なる特徴は、好ましい実施例を描写する明細書と図面を参照することにより、一層よく理解される。
パワー・バスを組み込んだ第1の好ましい実施例を図示するブロック図を示す。 図1の3つのマイクロ・プロセサの初期状態を図示する。 (意図的に空白とされる) 第1図の第1の終端マイクロ・プロセサにデータを転送する外部装置を図示する。 図1の信号バスでの信号の伝播を図示する。 外部出力装置9qおよび外部出力装置9sへの信号の伝播を図示する。 装置7Fを動作させるパワー・コントローラへの信号の伝播を図示する。 出力装置7eから信号バスへのフィードバックを図示する。 装置7aへのフィードバック信号の伝播を図示する。 装置7aへのフィードバック信号の伝播を図示する。 装置7aへのフィードバック信号の伝播を示す代わりの描写である。 信号バス・ブレークアウトを使用して自動車のトランスミッションで発生する速度トランスデューサ信号から速度計を制御する実施例である。 図3の実施例を示し、ここでは、信号ケーブルが信号ブレーク・アウトの代わりにデージ・チェーンになっている。 図4の実施例を示すが、中央マイクロ・プロセサが無く、ノードにおけるおろかなコントローラの代わりにインテリジェント・プロセッサを配置している。 パワー・スイッチを使用した自動車のヘッド・ライト制御出力の実施例を図示する。

Claims (20)

  1. 車両の中の実質的に全ての電気信号の転送と分配をするシステムであって、多数の入力装置および多数の出力装置と連絡し、
    多数のネットワーク信号の形式で前記車両の前記電気信号の実質的に全てが通る中央直列双方向デジタル・バスを更に含むコンピュータ・ネットワークと、
    前記デジタル・データ・バスに各々接続された多数のネットワーク入力ノードであって、
    各入力装置へ1つずつ接続された多数の入力コンバータであって、前記対応する入力装置から前記ネットワーク信号に信号を変換する各入力コンバータを含む前記多数のネットワーク入力ノードと、
    前記デジタル・データ・バスに各々接続された複数のネットワーク出力ノードであって、各出力ノードは、更に、
    各出力装置に1つずつ接続された多数の出力コンバータであって、前記対応する出力装置から前記ネットワーク信号に信号を変換する各出力コンバータを含む前記多数のネットワーク出力ノードとを含む前記システム。
  2. 前記入力コンバータおよび前記出力コンバータは、更にデジタル・コントローラ、マルチ・ステート・コントローラおよびアナログ・コントローラを含み、
    各状態コントローラは、更に1つまたはそれ以上の状態を記憶する手段を含み、
    各アナログ・コントローラは、1つまたはそれ以上の値を記憶する手段を含む請求項1記載のシステム。
  3. 前記入力装置および前記出力装置は、更にスイッチ、メータ、ゲージ、リード・アウト、コントロールおよびインジケータ・ライトからなるグループの部材を含む請求項2記載のシステム。
  4. 前記デジタル・データ・バスは、更に、導波管、光ファイバ・ケーブルおよび複数の導線からなるグループの部材を含む請求項3記載のシステム。
  5. システム上で診断テストを遂行する手段を更に含む請求項4記載のシステム。
  6. 車両の中の実質的に全ての電気信号の転送と分配をするシステムであって、多数の入力装置および多数の出力装置と連絡し、
    多数のネットワーク信号の形式で前記車両の前記電気信号の実質的全てが通る中央直列双方向デジタル・バスを更に含むコンピュータ・ネットワークと、
    前記デジタル・データ・バスに各々接続された多数のネットワーク入力ノードであって、
    各入力装置に1つずつ接続された多数の入力コンバータと、
    各入力コンバータおよび前記デジタル・データ・バスに1つずつ電気的に接続された多数のデジタル入力コントローラを更に含む前記ネットワーク入力ノードと、
    前記デジタル・データ・バスに各々接続された多数のネットワーク出力ノードであって、各出力ノードは、更に、
    各出力装置に1つずつ接続された多数の出力コンバータと、
    各出力コンバータおよび前記デジタル・データ・バスに1つずつ電気的に接続された多数のデジタル出力コントローラを更に含む前記ネットワーク出力ノードとを含む前記システム。
  7. 前記入力コンバータおよび前記出力コンバータは、更にデジタル・コンバータ、マルチ・ステート・コンバータおよびアナログ・コンバータを含み、
    各状態コンバータは、更に1つまたはそれ以上の状態を記憶する手段を含み、
    各アナログ・コンバータは、1つまたはそれ以上の値を記憶する請求項6記載のシステム。
  8. 前記入力装置および前記出力装置は、更にスイッチ、メータ、ゲージ、リード・アウト、コントロールおよびインジケータ・ライトからなるグループの部材を含む請求項7記載のシステム。
  9. 前記デジタル・データ・バスは、導波管と光ファイバ・ケーブルと複数の導線とからなるグループの部材を更に含む請求項8記載のシステム。
  10. システム上で診断テストを遂行する手段を更に含む請求項9記載のシステム。
  11. 車の中の実質的に全ての電気信号を転送し分配する方法であって、前記方法は、多数の入力装置および多数の出力装置と連絡し、
    多数のネットワーク信号の形式で前記車両の実質的に全ての前記電気信号が通る中央直列双方向データ・バスを更に含むコンピュータ・ネットワークを組み込むステップと、
    各々が前記デジタル・データ・バスに接続された多数のネットワーク入力ノードであって、各入力ノードは、更に、
    1つずつ各入力装置に接続された多数の入力コンバータであって、各入力コンバータが前記対応する入力装置から前記ネットワーク信号に制御信号を変換する前記入力コンバータを含むステップと、
    各々が前記デジタル・データ・バスに接続された多数のネットワーク出力ノードであって、各出力ノードは、更に、
    1つずつ各出力装置に接続された多数の出力コンバータであって、各出力コンバータは、前記ネットワーク信号から対応の出力装置を駆動する制御信号に変換する前記出力コンバータを含むステップを含む前記方法。
  12. 前記入力コンバータおよび前記出力コンバータは、更にデジタル・コントローラ、マルチ・ステート・コントローラおよびアナログ・コントローラを含み、
    各状態コントローラ内に1つまたはそれ以上の状態を記憶するステップと、
    各アナログ・コントローラ内に1つまたはそれ以上の値を記憶するステップとを更に含む請求項11記載の方法。
  13. 前記入力装置および前記出力装置は、更にスイッチ、メータ、ゲージ、リード・アウト、コントロールおよびインジケータ・ライトからなるグループの部材を含む請求項12記載の方法。
  14. 前記デジタル・データ・バスは、更に、導波管、光ファイバ・ケーブルおよび複数の導線からなるグループの部材を含む請求項13記載の方法。
  15. 診断テストを遂行するステップを更に含む請求項14記載の方法。
  16. 車両の中の実質的に全ての電気信号の転送と分配をする方法であって、多数の入力装置および多数の出力装置と連絡することを包含し、
    多数のネットワーク信号の形式で、前記車両の前記電気信号の実質的に全てが通る中央直列双方向デジタル・バスを更に含むコンピュータ・ネットワークを組み込むことと、
    前記デジタル・データ・バスに各々接続された多数のネットワーク入力ノードであって、各入力ノードは、更に、
    各入力装置に1つずつ接続された多数の入力コンバータと、
    前記入力コンバータおよび前記デジタル・データ・バスに1つずつ電気的に接続された多数のデジタル入力コントローラとを更に含む前記複数のネットワーク入力ノードを包含することと、
    前記デジタル・データ・バスに各々接続された多数のネットワーク出力ノードであって、各出力ノードは、更に、
    各出力装置に1つずつ接続された多数の出力コンバータと、
    前記出力コンバータおよび前記デジタル・データ・バスに1つずつ電気的に接続された多数のデジタル出力コントローラとを更に含む前記複数のネットワーク出力ノードとを包含することを含む前記方法。
  17. 前記入力コンバータおよび前記出力コンバータは、更にデジタル・コンバータ、マルチ・ステート・コンバータおよびアナログ・コンバータを含み、
    各状態コンバータは、更に1つまたはそれ以上の状態を含み、
    また各アナログ・コンバータは、1つまたはそれ以上の値を含む請求項16の方法。
  18. 前記入力装置および前記出力装置は、更にスイッチ、メータ、ゲージ、リード・アウト、コントロールおよびインジケータ・ライトからなるグループの部材を含む請求項17記載の方法。
  19. 前記デジタル・データ・バスは、更に、導波管、光ファイバ、複数の導線からなるグループの部材を含む請求項18記載の方法。
  20. ネットワーク上で診断テストを遂行することを更に含む請求項19記載の方法。
JP2003520125A 1998-11-18 2001-08-09 車両用データ伝送制御システム Pending JP2005512354A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/195,474 US6411866B1 (en) 1998-11-18 1998-11-18 Digital transmission and control system for vehicles
PCT/US2001/024984 WO2003015331A2 (en) 1998-11-18 2001-08-09 Digital transmission and control system for vehicles

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005512354A true JP2005512354A (ja) 2005-04-28

Family

ID=26680549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003520125A Pending JP2005512354A (ja) 1998-11-18 2001-08-09 車両用データ伝送制御システム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6411866B1 (ja)
EP (1) EP1573946A4 (ja)
JP (1) JP2005512354A (ja)
AU (1) AU2001284778A1 (ja)
WO (1) WO2003015331A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009154571A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Yazaki Corp 電子制御装置及び車両システム

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003023448A2 (en) * 2001-09-07 2003-03-20 Input/Ouput, Inc. Seismic data acquisition apparatus and method
DE502004004449D1 (de) * 2003-06-30 2007-09-06 Inventio Ag Sicherheitssystem einer aufzugsanlage
AU2006253018A1 (en) * 2005-03-14 2006-12-07 Auto Meter Products, Inc. System and method of modular vehicle gauge system and illumination
DE102007020480B4 (de) * 2007-04-27 2009-04-09 Airbus Deutschland Gmbh Verfahren zum Überprüfen einer Kommunikationsverbindung
JP2012141736A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Three M Innovative Properties Co シリアル伝送システム及びそれに用いるに適したスレーブユニット
CN102645913A (zh) * 2011-02-22 2012-08-22 苏州阿纳克斯爱酷达电子有限公司 一种用于城市轨道交通系统的中央控制系统
EP2693280B1 (de) * 2012-08-01 2017-12-20 Joseph Vögele AG Straßenbaumaschine mit Messsystem und Messverfahren
CN103281216B (zh) * 2013-05-15 2016-01-06 西北工业大学 总线式探测控制系统节点折分扫描搜索方法
US20170337081A1 (en) * 2014-11-12 2017-11-23 Sikorsky Aircraft Corporation Centralized processing for aircraft operations
WO2016191662A1 (en) * 2015-05-27 2016-12-01 Intelligent Technologies International, Inc. Vehicle wire harness

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0795659A (ja) * 1993-09-27 1995-04-07 Hitachi Ltd 自動車用総合制御ユニット
JP2001084001A (ja) * 1999-09-10 2001-03-30 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 農作業機における制御装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5954799A (en) * 1996-11-07 1999-09-21 Northern Telecom Limited Access to telecommunications networks in a multi-service environment by mapping and exchanging control message between CPE adaptors and access server
US5983087A (en) * 1997-06-26 1999-11-09 Delco Electronics Corporation Distributed digital signal processing for vehicle audio systems

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0795659A (ja) * 1993-09-27 1995-04-07 Hitachi Ltd 自動車用総合制御ユニット
JP2001084001A (ja) * 1999-09-10 2001-03-30 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 農作業機における制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009154571A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Yazaki Corp 電子制御装置及び車両システム

Also Published As

Publication number Publication date
EP1573946A4 (en) 2005-11-23
US6411866B1 (en) 2002-06-25
AU2001284778A1 (en) 2003-02-24
EP1573946A2 (en) 2005-09-14
WO2003015331A3 (en) 2005-08-18
WO2003015331A2 (en) 2003-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4143712B2 (ja) 車両用インテリジェント電流分配システム及び該システムの製造方法
CN100568132C (zh) 分散控制装置
US8943188B2 (en) Automation network comprising network components that produce status messages
JP2005512354A (ja) 車両用データ伝送制御システム
JP4144178B2 (ja) インテリジェント電流分配システムおよびその製造方法
CN101135906A (zh) 运用于过程控制网络中的维护接口装置
CN101793944A (zh) 用于电池管理系统开发、标定和测试的故障模拟系统
KR20190000137A (ko) 차량 제어기 고장 진단 또는 동작 감시 방법 및 장치
JP2525869B2 (ja) 車載用デ―タ伝送ネットワ―ク
US6747366B2 (en) Current distribution system for a vehicle
US7551074B2 (en) Method and arrangement for monitoring a transmission medium
US20030037272A1 (en) Bus system and method for achieving a stable bus redundancy
US7362214B2 (en) Branching device for transmission line and monitoring apparatus using the same
CA2025173C (en) Diagnostic apparatus for a vehicle network system and method of diagnosing a vehicle network system
JP2007274115A (ja) 伝送線の分岐装置及びそれを用いたモニタ装置
Kubis et al. CAN bus comunication using LabViewSystem
US7366369B2 (en) Transmission of measured values in high-voltage supply units for electrofilters
KR100389970B1 (ko) 케이-라인 다중 통신을 위한 차량의 전장품 장치
JP3042595B2 (ja) 光線路保守システム
JPH08267722A (ja) 印刷機用バスシステム
EP0921965B1 (en) Arrangement for responding to signals from a number of sensors and controlling a number of operating devices in a vehicle, and control unit
JPH0989968A (ja) ケーブル布線接続監視方式
JP3050961B2 (ja) ネットワークシステムの故障診断方法
Korenciak et al. Communication of Cluster Using Can Bus
RU30323U1 (ru) Контроллер двигательного отсека автомобиля

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080811

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110825

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111226