JP2005507305A - 流体ディスペンサ装置 - Google Patents

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Abstract

流体ディスペンサ装置であって、駆動ロッド(12)を備えた、ポンプまたは弁などのディスペンサ部材(1)と、ディスペンサ開口部(26)を備え、駆動ロッド上で、そして、当該ロッドを中心に回転するように設置されたプッシャー(2)であり、当該プッシャーに圧力が加えられることで本ディスペンサは駆動される、というプッシャーと、そして、ディスペンサ部材を容器(6)に固定するための締めリング(4)であって、前記リングは容器ネック(60)と協働する締め手段(41,42)を有し、締めリング(4)が少なくとも1つの内部ロック用プロフィール(45,46)を有すると共に、プッシャーが少なくとも1つ、前記少なくとも1つの内部プロフィールでかみ合うロック用部材(22)を有することで、プッシャーの駆動が防止される、という締めリングと、を有し、特徴となるのは、プッシャー(2)が、前記少なくとも1つのロック用部材(22)を備えた内部ブッシング(21)と、当該内部ブッシングと同心であってディスペンサ開口部(26)が形作られている、という外側スカート(25)とを有し、当該ブッシングは締めリング内にまで入り込み、スカートは締めリングを囲むように作られている点である、という流体ディスペンサ装置。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は流体ディスペンサ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明が関する装置は、
・軸方向に移動可能な駆動ロッドを備えたポンプや弁などのディスペンサ部材と、
・駆動ロッドの上にあって、これを中心に回転するように設置されたプッシャーであって、投与開口部を備え、押されたプッシャーがディスペンサ部材の内部へと駆動ロッドを動かしたタイミングで、ディスペンサ部材による送出の対象である流体が当該開口部を通って投与される、という前記プッシャーと、そして、
・ポンプまたは弁を、通常外側に厚み付け部分を備えた容器ネックに固定するための締めリングであって、締め手段の補助によって当該厚み付け部分の下側に嵌め込むことができる、という前記締めリングと、
を有するものである。こうした設計は、香水、化粧品または薬学の分野における使用に適したポンプまたは弁に関しては完全に従来型のものである。一般に、プッシャーは一方の手の指を使って押し込まれ、その際、ディスペンサの本体は同じ手の他の指によって保持されている。なお、言うまでもなく、こうしたディスペンサ部材は、食品産業や化学製品産業といった他の分野にも見られる。
【0003】
上で述べたように、プッシャーが押されれば、ディスペンサ部材によってタンクから取り出された流体が投与されることになる。従って、最終ユーザの手に届く前に、ディスペンサ装置が偶然または故意に駆動されてしまい、エンドユーザが最初のユーザとならない場合がある。さらに、エンドユーザの手に入ってからでも、ディスペンサ装置は、例えばハンドバッグの中などで、偶然に駆動されてしまうおそれがある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、本発明は、プッシャーの駆動を防ぐロック装置を規定することによって、ディスペンサ装置の不必要な駆動という問題を発生しにくくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この目的の達成のために提案するのは、締めリングが少なくとも1つの内部ロック用プロフィールを有すると共に、プッシャーが少なくとも1つ、前記少なくとも1つの内部プロフィールでかみ合うロック用部材を有することで、プッシャーの駆動が防止される、という構成である。また、これに加えて、プッシャーが、前記少なくとも1つのロック用部材を備えた内部ブッシングと、当該内部ブッシングと同心であってディスペンサ開口部が形作られている、という外側スカートとを有し、当該ブッシングは締めリング内にまで入り込み、スカートは締めリングを囲むように作られている、とする。さらに、内部プロフィールがロック用ベアリング面と垂直方向駆動ダクトとを有し、ロック用部材は、駆動ロッドを中心にプッシャーが回転させられることで、ロック用部材がロック用ベアリング面に接しているロック位置とロック用部材がダクト内を垂直方向に自由に移動できる駆動位置との間を選択的に移動する、という様態で作られていること、とすれば効果的である。
【発明の効果】
【0006】
このようにすれば、保管状態にあるディスペンサ装置が望まない形で駆動される事態は防止される。さらにその一方で、プッシャーについては、ディスペンサ部材の駆動ロッドを中心に回転させるだけで、簡単に駆動位置に持ってくることができる。
効果的な特徴として、リングは3つの内部プロフィールを有し、プッシャーは等しい角度を成して分散配置された3つのロック用部材を有する。したがって、プッシャーは、ロック位置ではリング上で完全に安定した様態となる。そして、プッシャーを直接押さえることで容器ネックの所定位置に締めリングを嵌めることができる。従って、ロック位置はすなわち、ディスペンサ装置が容器ネックに組み付けられる位置となる。これは、締めリングがスナップ留めタブ(容器ネックの厚み付け部分の下に収まるように内向きに突き出たスナップ留めヘッドを備えたもの)を有している場合に効果的である。また、トリムバンドがリングを囲む形で設置され、タブが外向きに変形するのを防ぐ。容器ネックの所定位置にリングを置く(さらに言えば、ネックの厚み付け部分の下にスナップ留めヘッドが収まるようにする)ために必要なスラスト力は、プッシャーがロック位置にあるとき、当該プッシャーを介して加えることができる。その後は、トリムバンドをリングの上におろすだけで、タブが外向きに変形すること、その結果として厚み付け部分の下から外れてしまうこと、を決定的に防ぐことができる。
【0007】
当然のことながら、その他の締め技術として、トリムバンドの積極的な補助なしにリング単独でネックへの締めを実現できるものも考えられる(たとえば、特許文書:WO 98/156688号記載のものなど)。
3つのベアリング点の存在によって、ロック位置にある間のプッシャーはリング上で完全に安定しているため、プッシャーをスラスト力伝達部材として用いて、容器ネックにリングを設置することができる。これは特に、リングが単独でネックへの決定的な締めを実現する働きをしている場合に可能となる。
【0008】
また、本発明に関する別の特徴として、内部プロフィールには、ベアリング面の位置で少なくとも1つの硬いクリックが形作られており、当該硬いクリックはロック用部材の通り道に置かれていること、とする。ハードクリックについては、ベアリング面に組み入れることも可能であるが、ベアリング面のエッジ上を縦方向に延びる形にすることも可能である。さらに、硬いクリックは、ベアリング面とダクトとの間に位置付けられていること、とすれば効果的である。また、これの変形例として、あるいは、これに加えて、硬いクリックについては、ロック用ストロークのための終端ソケットを形作るために、ベアリング面のうちダクトから遠い方の端部に位置付けることができる。ハードクリックによって、ユーザは、ロック位置とアンロック位置とをはっきり区別できる。
【0009】
本発明について、これ以降の部分では、非限定的な例として本発明の2つの実施の形態を示す添付図面を参照しながら、更に詳しく説明する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図1および図2に示す実施例のいずれにおいても、本発明の流体ディスペンサ装置は、基本となる構成要素を3つ有している。すなわち、ディスペンサ部材1、締めリング4、そして、プッシャー2である。容器6(効果的な構成としてネック60を備えるもの)に設置した段階で、その結果の組立物は流体ディスペンサと呼べるものとなる。本発明は、具体的には、ディスペンサ装置(すなわち、ディスペンサの一番上の部分)に関する。これが一般に「ディスペンサ装置」という用語で呼ばれるのは、ディスペンサの動作設備(すなわち、ポンプや弁)を含んでいるからである。
【0011】
ディスペンサ部材1は、ポンプまたは弁とすることができる。以下の部分での記述を簡単にするために、ディスペンサ部材についてはポンプとする。ポンプ1は本体10を有し、当該本体には外向きに突き出た頂上部カラー11が形成されている。本体10より上には、駆動ロッド12を備えたポンプが形成されている。当該ロッドは上方向に突き出ているが、本体10に押し込む形で軸方向に移動させることができる。弁の場合も、外部の形状は完全に同一とすることができる。ポンプの内部構造に関する詳細は、本発明にとって重要ではないため、ここでは説明しない。
【0012】
締めリング4は、ポンプ1を保持し、それを容器6のネック60に固定する、という2つの働きをする。この目的のために、リング4は収容ハウジング49を有し、その中に、ポンプ1の本体10にある突出カラー11を圧力スナップ留めの形で受け止める。以上は単に考えうる1つの実施の形態にすぎず、従来型のものである。ただし、本発明は、こうした締めリング4の中にポンプ1を保持する手段に関する当該特定の実施の形態に限定されるものではない。収容ハウジング49の全体を囲む形で、締めリング4は、実質的に円筒形をしたスリーブ40を形成している。スリーブ40の下側部分には、この場合、複数のタブ41が形成されているが、当該タブは垂直方向下向きに延び、間に垂直方向のスロットをはさんで並んだ形で配置されている。これらのタブ41は、その内側にスナップ留めヘッド42が形成されており、当該ヘッドは実質的にタブの下側自由端部の位置に置かれている。図2に見られるように、これらスナップ留めヘッド42は、容器6のネック60にあって外向きに突き出した厚み付け部分61の下に嵌まるようになっている。これは、容器ネックの設計としては、完全に従来型のものである。このように、スナップ留めヘッド42は厚み付け部分61の下に受け止められるが、それは、スナップ留めタブ41が垂直方向スロットによってお互いから切り離されていることによる。それによって、タブはいくぶんの弾力性を有し、径方向外向きに変形することができるため、タブのヘッドは厚み付け部分61の上を確実に通過できるのである。スナップ留めタブ41は、スナップ留めヘッド42が厚み付け部分61の下に入ると直ちに、それらの弾性記憶によって、実質的に円筒形の初期状態に戻ることができる。それでもなお、ヘッドが厚み付け部分61の下でロック状態に保たれることを保証するために、トリムバンド5が用いられている。当該バンドは実質的に円筒形をした本体50を有し、その頂上側端部は内向きに延びたリム51となっている。このトリムバンド5は、圧力嵌めなどの手段で、リング4のスリーブ40を囲む形に設置される。それによって、いったんスナップ留めヘッド42が厚み付け部分61の下に嵌まった後は、円筒形本体50がタブ41の径方向外向きへの変形を防止することになる。また、これにより、ヘッド42が厚み付け部分61の下から外れてしまう事態も防止される。以上から分かるように、こうした締め技術は、2つの段階を経て実行する必要がある。すなわち、第1段階では、リングを容器ネックに設置することで、厚み付け部分61の下にスナップ留めヘッドが嵌め込まれた状態とし、それに続く第2段階では、トリムバンド5をリングに設置することで、ネック60の厚み付け部分61の下にリングを確実に固定する。ただし、ここに特に示した締め技術は従来技術においても公知である。
【0013】
また、別の形として、切れ目のないスカートを有するリングであって、そのスカートが内部にふくらみやスナップ留めビーズを有し、これがネックの厚み付け部分の下に嵌まる、というものを考えることもできる。その場合、ネック上にリングをロックするためのバンドは不要となる。それから、容器ネックにリングをスナップ留めするのに必要な力は、プッシャーを用いて伝えることが可能である。リング4の実質的に円筒形をしたスリーブ40は、また、スナップ留めタブ41を越えて上方向に延びる。スリーブ40については、その内部にロック用プロフィールが形作られている。図1および図2に示した2つの実施の形態においては、3つのロック用プロフィールが存在しているが、他の実施の形態として、1つ、2つ、または4つ以上のロック用プロフィールを有するものを考えても、全く問題はない。効果的な構成として、3つのロック用プロフィールは、円筒形スリーブ40の内壁の周囲を囲む形で、等しい角度を成すように分散配置されている。
【0014】
各ロック用プロフィールは、ロック用ベアリング面45と垂直方向の駆動ダクト46とを有する。ロック用ベアリング面45は円筒形スリーブ40の内壁に形成されたステップによって形成されており、駆動ダクト46は、円筒形スリーブ40の内壁のうち厚みが小さくなった部分、またはリセスによって形成されている。この構造は、図1、図2に示した実施の形態の両方に共通している。各ロック用プロフィールはまた、垂直方向ダクト46から遠い方のベアリング面45の端部において、受け台壁44を有している。図1に示す実施の形態では、ロック用プロフィールはまた、2つの硬いクリック471、472を備える形で形成されている。第1の硬いクリック471は、ダクト46とベアリング面45との間に置かれている。第2の硬いクリック472は、面45の端部のうちダクト46から遠い方の端部の近くに位置し、それを越えた所には、ロック用ストロークハウジング48の終端が形成されている。ここでは、2つの硬いクリック471、472が、ベアリング面45の端に垂直方向に形成されている。ただし、ベアリング面45から垂直方向に突き出る形で硬いクリックを形成することも可能であろう。図2に示す実施の形態では、円筒形スリーブ40の頂上側端部は、ノッチ43を備える形で形成されている。
【0015】
容器のネックにリングを留めるには、図3に見られるように、リングとネックの頂上側端部との間にネックガスケット7を配置して用いるのが効果的である。
プッシャー2は内側ブッシング21と、当該ブッシング21を囲んで、これと同軸の状態で延びる外側スカート25とを有する。ブッシング21とスカート25とは、それらの頂上側端部で接続されて一体になっている。プッシャー2にはさらに接続スリーブ24が形成されており、これは、プッシャーをポンプ1の駆動ロッド12の自由端部に設置することを可能にする。この接続スリーブ24の先は、ディスペンサ開口部に接続されたダクト23となっているが、ここでの開口部は、ノズルハウジング26に嵌め込まれたノズル27の形で実装されている。ノズルハウジング26はスカート25の外壁に形成されている。
【0016】
図1および図2に示す実施の形態では、プッシャー2は、本質的に見た目の効果を目的としたカバーキャップ3を有する。カバーキャップ3は実質的に円筒形をした本体30を有し、この本体には、ノズル27を通すための開口部32が開けられている。キャップ3はまた頂上側ベアリング面31を有し、ここには、ポンプ1を起動させるためスラストがユーザの指によって加えられる。キャップ3は、円筒形本体30の内部とスカート25の外壁との間の摩擦嵌めを用いてプッシャー2の上に嵌められ、それによって、キャップを確実にプッシャー2に固定する。また、図1の実施の形態に見られるように、キャップ3の円筒形本体30の下側端部は、スカート25の下側端部より下にまで延ばすことができる。
【0017】
本発明では、プッシャー2のブッシング21はリング4の円筒形スリーブ40の内部に延びている。そして、その一方で、スカート25はスリーブの外側を延びており、さらに、効果的な構成として、リング4の円筒形スリーブ40を囲む形となっている。これは、図3を見れば明らかである。言い換えると、プッシャー2のスカート25、またはキャップ3の本体30が、リング4の円筒形スリーブ40を、少なくとも頂上部分では覆い隠している。
【0018】
スリーブ40内に嵌められるブッシング21は、その外面に3つのロック用部材22を有する。ここでは、それら部材は、垂直方向のリブまたはスプラインの形となっている。これらのロック用部材22もやはり同様に、ブッシング21の外側周囲を囲み、等しい角度を成す形で分散配置されている。プッシャー2は、ポンプ1の駆動ロッド12の上にあって、これを中心に回転するように設置されているので、ロック用部材22も駆動ロッド12を中心に回転させることができる。本発明では、これらのロック用部材22の下側端部は、リング4のスリーブ40の内側に形成されたロック用ベアリング面45と協働する。ロック用部材22がベアリング面45と一致する位置にある場合、プッシャーを押し下げることはできず、従って、ポンプを駆動することもできない。これに対し、プッシャー2を回転させてロック用部材22が垂直ダクト46と一致する状態にすれば、プッシャー2を押し下げて、ポンプを駆動させることができる。図1の実施の形態では、面45からダクト46まで進む場合、そして、そこから再び戻る場合、ブッシング21に形成されたリブ22は、ダクト46と座面45との間に置かれた硬いクリック471を越えて進まなければならない。この硬いクリック471は、プッシャーがリング上で回転させられる際にはハードポイントを提供し、ユーザはこれをはっきりと感知することになる。その結果、ユーザは、リブがダクト46にあるのか、面45にあるのか、正確に知ることができる。第2の硬いクリック472も同じように、回転時にユーザが感じ取れるようなハードポイントを提供する、という機能を果たす。ただし、この硬いクリック472には別の機能もある。すなわち、リブ22がソケットに受け止められている状態で、ロック用ストロークのために端部ソケット48への入口を規定している。ユーザは、そこから、ディスペンサ装置が安全なロック位置にあることが分かる。
【0019】
図5aおよび図5bは、リング上で、プッシャーがロック位置にある状態とアンロック位置にある状態とを明示している。図5aに示すロック位置では、ブッシング21のリブ22はリングのベアリング面45上に位置しているため、プッシャーを駆動することはできない。これに対して、図5bのアンロック位置では、リブ22は垂直ダクト46内に位置しており、プッシャーをリングの上に押し下げることが可能となっている。
【0020】
このような、プッシャーとリングとの間に3つのベアリング点を用いるロック用システムによれば、プッシャーはリング上で特に安定した様態となる。そのため、プッシャーは、容器ネックにリングを設置すると共にスラスト力を伝えるための部材として用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明に関する第1の実施の形態を構成するディスペンサ装置を、わずかに上側から見た形で示す分解斜視図である。
【図2】本発明に関する第2の実施の形態を示す、図1と同様の図である。
【図3】図1または2に示すようなディスペンサ装置を、容器のネックにはめられた状態で示す縦断面図である。
【図4】図2に示すプッシャーを、わずかに下側から見た形で示す斜視図である。
【図5】図2のディスペンサ装置を示す水平断面図であり、(a)はロック位置における状態を示す図であり、(b)はアンロック位置を示す図である。

Claims (9)

  1. 流体ディスペンサ装置であって、
    ・駆動ロッド(12)を備えた、ポンプまたは弁などのディスペンサ部材(1)と、
    ・ディスペンサ開口部(26)を備え、駆動ロッド上で、そして、当該ロッドを中心に回転するように設置されたプッシャー(2)であり、当該プッシャーに圧力が加えられることで本ディスペンサは駆動される、というプッシャーと、そして、
    ・ディスペンサ部材を容器(6)に固定するための締めリング(4)であって、前記リングは容器ネック(60)と協働する締め手段(41,42)を有し、締めリング(4)が少なくとも1つの内部ロック用プロフィール(45,46)を有すると共に、プッシャーが少なくとも1つ、前記少なくとも1つの内部プロフィールでかみ合うロック用部材(22)を有することで、プッシャーの駆動が防止される、という締めリングと、を有し、
    特徴となるのは、
    プッシャー(2)が、前記少なくとも1つのロック用部材(22)を備えた内部ブッシング(21)と、当該内部ブッシングと同心であってディスペンサ開口部(26)が形作られている、という外側スカート(25)とを有し、当該ブッシングは締めリング内にまで入り込み、スカートは締めリングを囲むように作られている点である、という流体ディスペンサ装置。
  2. 内部プロフィールがロック用ベアリング面(45)と垂直方向駆動ダクト(46)とを有し、ロック用部材(22)は、駆動ロッドを中心にプッシャーが回転させられることで、ロック用部材がロック用ベアリング面に接しているロック位置とロック用部材がダクト内を垂直方向に自由に移動できる駆動位置との間を選択的に移動する、という様態で作られていること、
    を特徴とする請求項1に記載の流体ディスペンサ装置。
  3. 内部プロフィールには、ベアリング面(45)の位置で少なくとも1つの硬いクリック(471,472)が形作られており、当該硬いクリックはロック用部材(22)の通り道に置かれていること、
    を特徴とする請求項2に記載の流体ディスペンサ装置。
  4. 硬いクリック(471)は、ベアリング面(45)とダクト(46)との間に位置付けられていること、
    を特徴とする請求項3に記載の流体ディスペンサ装置。
  5. 硬いクリック(472)は、ベアリング面(45)のうちダクト(46)から遠い方の端部の近くに位置付けられ、ロック用ストロークの終端の位置でソケット(48)を形作っていること、
    を特徴とする請求項3または4に記載の流体ディスペンサ装置。
  6. リングは3つの内部プロフィールを有し、プッシャーは等しい角度で分散配置された3つのロック用部材を有すること、
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の流体ディスペンサ装置。
  7. 少なくとも1つのロック用部材は、外向きに突き出したリブ(22)の形となっていること、
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の流体ディスペンサ装置。
  8. プッシャー(2)は、スカート(25)を囲む形で嵌められるカバーキャップ(3)を備えていること、
    を特徴とする請求項1に記載の流体ディスペンサ装置。
  9. 締めリング(4)は、容器ネック(60)の厚み付け部分(61)の下に受け止められるように内向きに突き出たスナップ留めヘッド(42)を備えたスナップ留めタブ(41)を有し、トリムバンド(5)はリング(4)の周囲を囲む形で設置されて、タブ(42)が外向きに変形するのを防止していること、
    を特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の流体ディスペンサ装置。
JP2002557524A 2002-01-16 2002-01-16 流体ディスペンサ装置 Pending JP2005507305A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008514393A (ja) * 2004-09-24 2008-05-08 シーキスト パーフェクト ディスペンシング ゲーエムベーハー 所定量押出又は噴霧装置及びその使用

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