JP2005506728A - 移動通信の際の群呼出しのためのシステム及び方法 - Google Patents

移動通信の際の群呼出しのためのシステム及び方法 Download PDF

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サンダー、ランガマニ
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エイ. ナクビ、シャミム
ジー. ラマクリシュナン、カジャマライ
アール. アイヤール、プラカッシュ
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ウィンフォリア ネットワークス,インク.
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Abstract

情報は群呼出しグループのメンバーのリストから検索される(図7)。検索した情報に基づいて、第1及び第2の移動局(MS)の間に群呼出しが確立される。第1のMSは第1の基地局コントローラ(BSC)からサービスを受け、第2のMSは第2のBSCからサービスを受ける。群呼出し用の音声データは、マルチキャストセッション中に送信される。移動通信ネットワーク内の二地点間の群呼出しの履歴に基づいて、例えば、将来の群呼出しの予測の際に、二地点間にマルチキャストセッションを確立するか否かの決定が行われる。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、移動通信に関し、より詳細には移動通信の際の群呼出しのためのシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
すべての現在の移動通信システムは、地理的「通達範囲」が多数の「セル」と呼ばれる小さな地理的エリアに分割される階層的配置を有する。図1を参照すると、好適には、各セルは、基地トランシーバ局(「BTS」)102aによりサービスを受ける。いくつかのBTS102b〜nは、固定リンク104a〜nにより、基地局コントローラ(「BSC」)106aに接続している。場合により、BTS及びBSCを合わせて基地局サブシステム(「BS」)107と呼ぶことがある。いくつかのBSC106b〜nは、固定リンク108a〜nを通して移動体交換局(「MSC」)110に接続することが可能である。
【0003】
MSC110は、市内交換機(以下に説明する移動管理要件を処理するための追加機能を含む)として機能し、トランク・グループを通して電話ネットワーク(「PSTN」)120と通信する。米国の移動通信ネットワークでは、ホームMSC及びサービスMSCの概念がある。ホームMSCは、移動局(「MS」)に関連付けられた交換局に相当するMSCである。この関連付けは、例えばMSのエリア・コードなどの電話番号に基づいている。(ホームMSCは、以下に説明するHLRを担当する。)一方、サービスMSCは、(サービスプロバイダが網羅する地域内で加入者が移動した場合に、異なるMSCが、サービスMSCの機能を実行する)MSの呼出しをPSTNに接続するために使用される交換局である。従って、ある場合には、ホームMSC及びサービスMSCは同じエンティティであるが、他の場合には同じエンティティではない(例えば、MSが移動している場合)。通常、ビジティング・ロケーション・レジスタ(「VLR」)116は、MSC110と共に設置されており、移動通信ネットワークにおいては、論理に際立ったHLRが使用される。以下に説明するように、HLR及びVLRは、多くのタイプの加入者情報及びプロフィールを記憶するために使用される。
【0004】
簡便に言うと、1つ又はそれ以上の無線チャネル112が、全通達範囲に設けられている。無線チャネルは、複数のチャネルグループに分割され個々のセルに割り当てられる。チャネルは、呼出し接続等を確立するために信号情報を転送し、呼出し接続が確立した場合に、音声及びデータ情報を転送するために使用される。
【0005】
抽出の比較的高いレベルにおいて、移動通信ネットワーク信号方式には、少なくとも2つの主要な概念が含まれる。1つの概念は、MSとネットワークの残りの部分との間の信号方式に関する。2G(「2G」は、「第二世代」を表す産業用語である)及びそれより新しい技術の場合には、この信号方式は、MSが使用するアクセス方法(例えば、時分割多元接続、すなわちTDMA;符号分割多元接続、すなわちCDMA)、無線チャネルの割当て、認証等に関連する。第2の概念には、MSC、VLR、HLR等の間の信号方式などの移動通信ネットワーク内の種々のエンティティ間の信号方式が含まれる。この第2の部分は、ある場合には、特に信号方式No.7(「SS7」)のコンテキストに関連する場合には、移動通信応用部(「MAP」)と呼ばれる。
【0006】
種々の形態の信号(及びデータ及び音声通信)が、種々の規格により送受信される。例えば、米国電子工業会(「EIA」)及び米国電気通信工業会(「TIA」)は、MAP規格であるIS−41など多数の米国規格の定義付けに貢献している。同様に、CCITT及びITUは、国際MAP規格であるGSM−MAPなどの国際規格の定義付けに貢献している。これらの規格に関する情報は公知であり、関連組織団体及び文献から入手可能である。例えば、ボス(Bosse)、「電気通信ネットワーク内の信号方式」(SIGNALING IN TELECOMMUNICATIONS NETWORKS)(1998年、Wiley社)を参照されたい。
【0007】
MS114から呼出しを行うためには、ユーザは、携帯電話又は他のMSにより番号をダイヤルし、「送信」ボタンを押す。MS114は、BS107を通してMSC110に要求したサービスを表示するダイヤル番号を送信する。MSC110は、(下に位置する)関連するVLR116で、MS114が要求したサービスを受けることが可能か否かを判断するためにチェックを行う。サービスMSCは、その呼出しをPSTN120上のダイヤルしたユーザの市内交換局に経路指定する。市内交換局は、呼出しユーザ端末に警告を行い、応答信号がサービスを行っているMSC110を通してMS114に経路指定される。次に、MSC110は、MSへの音声経路を完成させる。セットアップが終了すると、呼出しが続行される。
【0008】
MS114への呼出しを行う(PSTN120から呼出しが行われたと仮定する)ために、PSTNユーザはそのMS用の電話番号をダイヤルする。少なくとも米国規格に従うと、PSTN120は、MSのホームMSC(MSにサービスを行っているものであっても、なくてもよい)に呼出しを経路指定する。MSCは次に、どのMSCが現在MSに対してサービスを行っているかを判断するために、HLR118に問い合わせを行う。この問い合わせは、同時に、サービスMSCにやがて呼出しが行われることを知らせる役割も果たす。ホームMSCは、次に、呼出しをサービスMSCに経路指定する。サービスMSCは、適当なBSを通してMSにページングを行う。MSが応答し適当な信号リンクが設定される。
【0009】
呼出し中、BS107及びMS114は、例えば、信号状態のために必要な場合には、チャネル又はBTS102を変更するために協働することが可能である。これらの変更は「ハンドオフ」と呼ばれ、これらの変更は、既知のメッセージ及び信号方式のそれら変更自身の種類を伴う。
【0010】
MAPの1つの態様には、「移動管理」が含まれる。簡単に説明すると、MS114は異なる場所に移動するので、あるMSにサービスを行うにはいくつかのBS及びMSCを必要し、使用する場合がある。移動管理により、サービスMSCは、確実にMSCが呼出しに対して正確にサービスを行う(及び課金する)ために、MSCが必要とする加入者のプロフィール及び他の情報を入手することができる。そうするために、MSCは、ビジティング・ロケーション・レジスタ(「VLR」)116及びホームロケーションレジスタ(「HLR」)118を使用する。HLRは、詳細には、移動識別番号(「MIN」)、電子一連番号(「ESN」)、MS状態、及びMSサービス・プロフィールを記憶し検索するために使用される。VLRは、(ホーム)MSCを識別するMSC識別を記憶する他に、類似の情報を記憶する。さらに、適当なMAPプロトコルの場合には、移動電話加入者のホームMSCがそのユーザ位置を知ることを可能とすべく、位置更新手順(又は登録通知)を実行する。これら手順は、MSがある位置から他の位置に移動した場合、又はMSがネットワークにアクセスするために電源をオンにして自身の登録手続をした場合に行われる。例えば、位置更新手順は、BS107及びMSC110を通してVLR116に位置更新要求を送信しているMS114により続行可能である。VLR116は、位置更新メッセージをMS114にサービスを行っているHLR118に送信し、加入者のプロフィールがHLR118からVLR116にダウンロードされる。MS114へは、位置更新の成功したことの肯定応答が送信される。HLR118は、位置が変化したMS114に関するデータを削除するために、VLR(存在する場合には)に対しその前に保持していたプロフィール・データの削除を要求する。
【0011】
図2は、CDMA移動通信ネットワーク内のBS107とMSC110との間の信号方式及びユーザトラヒック・インタフェースをより詳細に示す。BS107は、A1インタフェースにより信号情報を送信する。A2インタフェースは、MSCの交換機構成要素204とBS107との間のユーザトラヒック(例えば、音声信号)を運搬する。A5インタフェースは、ソースBS及びMSC間の回線交換データ呼出し(音声呼出しとは反対の)に対するユーザトラヒック用の経路を提供するために使用される。
【0012】
さらに加入者は、例えばインターネットに対する「データ呼出し」などの新しいサービスを要求している。これらのサービスのあるものに対して、MSCのコスト・パフォーマンスは高くない。何故なら、MSCは主として音声呼出し用に設計されたものであるからである。多くのMSCソフトウェア・アーキテクチャが専用の、及び閉鎖適な設計を使用しているため、新しいサービスをMSCに組み込むことは、複雑な作業を必要とするか、或いは実行不能である。すなわち、サービスを提供するために必要なソフトウェア・ロジックを、MSC110に追加することは簡単にはできない。多くの場合、このようなサービスを提供するために交換機付属物が使用される。例えば、相互動作機能(「IWF」)は、インターネットにデータ呼出しを経路指定するための付属物である。MSC内に機能を組み込むアプローチ、又はトランク側に付属物を追加するアプローチのいずれのアプローチも、サービス提供の際にMSCを関連させる。新しいサービスは、需要に拍車をかけることが予想されるため、MSCの設計変更やトランク側の付属物の追加によって新しいサービスを内蔵させると、MSCの箇所でネットワーク混雑を激化させ、高価なMSCリソースが必要になる可能性が高い。
【0013】
インターネットの場合には、マルチキャスト通信とは、インターネットプロトコルネットワーク上で選択した複数の宛先への同一データパケットの送信を意味する。(反対に、同報通信は、すべての宛先へのデータパケットの無差別な送信を意味し、ユニキャスト通信は、1つの宛先へのデータパケットの送信を意味する。)
マルチキャストの各参加者は、マルチキャスト内の任意の他の参加者が送信した情報を受信する。そのネットワークに接続しているが、特定のマルチキャストの参加者でないユーザは、マルチキャストの参加者が送信した情報を受信しない。このような方法で、マルチキャスト通信は、マルチキャスト送信に実際に必要なネットワーク構成要素(例えば、交換機及びトランク)のみを使用する。
【0014】
マルチキャスト処理では、潜在的参加者(「ホスト」)は、特定のIPマルチキャストグループに参加するように指定された場合には、ホストはそのマルチキャストグループへの参加を要求するために、最も近いマルチキャスト可能なルータに「参加要求」メッセージを送信し、このグループに送信された情報を受信する。例えば、ホストAは、マルチキャストグループYに参加するためにメッセージを送信し、ホストBは、マルチキャストグループXに参加するためにメッセージを送信する。データ経路がまだ確立していない場合には、ルータRは、その要求をマルチキャストソースまで伝搬する。
【0015】
例えば、グループXに対するIPパケットを受信した場合には、ルータRは、IPマルチキャストグループアドレスを、イーサネットマルチキャストアドレス内にマッピングし、適当な1台の交換機又は複数の交換機に、結果として得られたイーサネットパケットを送信する。
【0016】
現在のインターネットグループ管理プロトコル(「IGMP」)の場合、マルチキャストグループ内のホストのメンバー資格は、ルータがホストから周期的なメンバー資格報告を受信しなくなった場合に消滅する。
【0017】
MS間の相互作用に関しては、2つのバージョンを有するNextelサービスが、MS間の特殊な接続呼出し用にすでに提案されている(このサービスはNextel Direct Connect(登録商標)といい、特殊な移動無線技術を使用し、http://www.nextel.com/phone_services/directconnect.shtmlに掲載されている)。特殊な接続呼出しの両方のバージョンは、1つのBSCがサービスを行っている同一エリア内に全てのメンバーが位置することを必要とする。第1のバージョンの場合には、例えば、A,Bなど2人の移動電話加入者間で1対1の会話を行うことができる。AがBと特殊な接続通信を行いたい場合には、Aは、Bの専用識別番号を入力し、プッシュツウトーク(「PTT」)ボタンを押し、Bが受信の準備ができていることを意味する可聴警告を聞いたら会話を開始する。自分が聞く場合には、AはPTTボタンを離す。Bが喋りたい場合には、BはPTTボタンを押し、Aが受信の準備ができているという可聴確認が聞こえるまで待機する。このサービスを使用すれば、加入者は、携帯電話ハンドセット上に表示される、スクロール可能なリストから専用識別番号を選択することもできるし、又は加入者の予め記憶している名前のリストを検索することもできる。
【0018】
第2のバージョンの場合には、ある番号で識別されるトークグループ(Talkgroup)と呼ばれる加入者の予め定義したグループのメンバー間で会話することができる。携帯電話ハンドセットを使用すれば、トークグループの番号をハンドセットの制御面により検索することができる。群呼出しを行うためには、最初に行動を起こす加入者、例えばAは、ハンドセット内でトークグループの番号を探し出し、PTTボタンを押し、チャープ音などの可聴確認を受信したときに、会話を開始し得る。群呼出し上にある全ての他のトークグループのメンバーは、AがPTTボタンを押している間は会話を聞くことしかできない。AがPTTボタンを離した場合には、群呼出し上の他のメンバーはPTTボタンを押すことができ、可聴確認により通知されて支配権を取得し、会話を開始可能となる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0019】
本発明は、移動通信を行うためのシステム及び方法一般、より詳細には群呼出しのためのシステム及び方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0020】
情報は、群呼出しグループのメンバーのリストから検索される。検索した情報に基づいて、第1の移動局(MS)と第2の移動局(MS)との間に群呼出しが確立される。第1のMSは、第1の基地局コントローラ(BSC)からサービスを受け、第2のMSは、第2のBSCからサービスを受ける。群呼出しに対する音声データは、マルチキャストセッション中に送信される。移動通信ネットワーク内の二地点間の群呼出しの履歴に基づいて、例えば、将来の群呼出しを予想して、二地点間でマルチキャストセッションを確立するか否かについての決定が行われる。
【0021】
1回の呼出しを開始することによって、あるグループのあるメンバーは、グループ中の連絡可能な全てのメンバーの間で群呼出しを確立することが可能となる。群呼出しは、異なるBSCの間で、及び恐らくは異なるアクセス方法(例えば、TDMA又はCDMA)によってサービスを受けているであろう、及び異なるエリア内に位置している可能性があるメンバー間で確立することが可能である。ある群呼出し内のメンバー間のBSC間音声トラヒックは、インターネットプロトコルネットワークなどの他の通信ネットワークによって搬送することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
図3について説明すると、システム及び方法は、携帯電話のユーザの予め定義したグループのメンバー間での呼出しを設定するためのものである。以下により詳細に説明するように、群呼出しロジック1010を実施するプロキシ交換機などのデバイスは、グループ1014のあるメンバー1012Aによる群呼出しのスタートを検出し、群呼出し内のグループの全メンバー1012A,1012B,1012Cに対する接続を自動的に試行する。ある特定の実施の場合には、群呼出し内の通信は、半二重通信であり(すなわち、一度に1人のメンバーのみが話すことができる通信であり)、そのグループに対する音声トラヒックは、マルチキャストセッション中に、インターネットプロトコル(「IP」)ネットワークにより搬送される。
【0023】
プロキシ交換機で群呼出しロジックが実施される場合には、プロキシ交換機は、引用によって本明細書の記載に援用する、2000年11月22日付けの「プロキシ交換機により移動通信にサービスを行うためのシステム及び方法」という名称の、米国同時係属出願番号09/721329に記載されているように動作可能である。同時係属出願において記載され、及び本願の図4に示されているように、交換1034動作は、少なくとも1つの移動体交換局(「MSC」)1030と少なくとも1つの基地局サブシステム(「BS」)1032との間で行われる。この交換により、IPネットワークなどの別のネットワーク1036との間で通信トラヒックを転送し得る。交換はトランスペアレントであるので、MSCもBSも本発明の交換と共に動作するために何らの変更を必要としない。
【0024】
同時係属出願に記載されているプロキシ交換機は、移動信号プロトコルによりMSC及びBSから信号メッセージを受信するための信号メッセージ処理ロジック1038を有する。メッセージ傍受ロジック1040は、信号メッセージ処理ロジックと協働し、信号メッセージを送信したMSC又はBSに肯定応答メッセージを送信する。メッセージ傍受ロジックはまた、信号メッセージが、それぞれBS及びMSCの他方に送信されることを防止する。メッセージ変換ロジック1042は、信号メッセージ処理ロジックと協働して、信号メッセージをMSC及びBSのうちの一方からBS及びMSCのうちの他方へ送信するための変換済信号メッセージに、それぞれ変換する。メッセージ送信ロジック1044は、信号メッセージ処理ロジックと協働して、信号メッセージをMSC及びBSのうちの一方からBS及びMSCの他方に、それぞれ送信する。
【0025】
BSからの1組のベアラ回線1046は、プロキシ交換機に割り当てられる。MSC及びBS間の信号メッセージが受信され、これらの信号メッセージが、割り当てられた1組のベアラ回線に対応するか否かを判断するために分析される。対応する場合には、信号メッセージ内の制御情報は、別の通信ネットワークに送られ、上記1組のベアラ回線により運ばれた情報は、別々のネットワークに送られる。
【0026】
図5は、プロキシ交換機300がBS107とMSC110の間に位置するプロキシ交換機300の1つの好適な配置を示す。ユーザトラヒックを搬送するトランクの1つのサブセット306に限り、プロキシ交換機上で終端している必要がある。他のトランク308は、MSC110及びBS107を直接接続することができる。BS107からの全ての制御リンク312は、プロキシ交換機300の箇所で終端している。プロキシ交換機には、制御面302及び(「ベアラ面」とも呼ばれる)データ面304が含まれる。制御面302は、全ての信号トラヒックを処理し、データ面304は、プロキシ交換機に接続しているトランクに対する全てのユーザトラヒックを処理する。
【0027】
ある実施形態の場合には、MSCとプロキシ交換機との間には1対1の対応がある。いくつかのBSは、1つのプロキシ交換機と一緒に動作することができる。
プロキシ交換機300は、すべての信号メッセージを受け入れるソフトウェアを含み、メッセージ及びシステムの状態により下記の中の少なくとも1つを実行する。
1.変更されていないメッセージのメッセージ内に宛先が記載されているMSC又はBSへの送信。
2.MSC及びBS間のメッセージの傍受。
3.いくつかの傍受したメッセージに対する、傍受したメッセージの異なるメッセージへの変換、及び元の傍受したメッセージの代わりに、傍受したメッセージ内に宛先が記載されているMSC又はBSへの変換したメッセージの送信。
4.移動局をベースとするネットワーク及びPSTNをベースとするネットワークからIPネットワークのような他のネットワークへのメッセージの送信。
【0028】
トリガするイベントと一緒のそれぞれの場合に行う行動のタイプについては以下に説明する。
多くの場合、特にMS114からのメッセージが送信され、トラヒックが別のネットワーク宛のものである場合には、プロキシ交換機300はMSC110として機能する。このような役割の場合、プロキシ交換機は従来のMSCが実行する責任及び役割を実行する。これらの機能及び役割の中のあるものは、移動管理に関連する。移動中のMSについて考察すると、移動局があるセルから他のセルに移動する場合には、異なるMSCからサービスを受けているセルに移動する場合もあり得る。それ故、ソースと目標MSCとの間でハンドオフが必要になる。プロキシ交換機300がそのメッセージを移動し、呼出し/セッションが別のネットワーク宛のものであった場合には、従来のMSCがハンドオフを管理するのと類似の方法で、プロキシ交換機はハンドオフを管理する。プロキシ交換機は、MSの新しい位置により適当なデータベースを更新する。
【0029】
プロキシ交換機の他の機能は、リソースの割当てに関する。特に、MSが新しい呼出し/セッションを要求するメッセージを開始した場合、適当な回線(チャネル)をこのセッションに割り当てる必要がある。システムの構成及びシステムの状態により、プロキシ交換機は、従来のMSCが回線を割り当てるのと類似の方法で割当てを行う。
【0030】
図6は、プロキシ交換機300が、例えば、異なるキャリヤなどのIPバックボーン412又は別の回線をベースとするネットワーク414のようないくつかの別のネットワークに接続している配置を例示する。これらの別のネットワークは、MSC110の高価なリソースと共に、PSTN120全体又は一部を回避しながら所望の宛先へ音声及び/又はデータ・トラヒックを運ぶために使用し得る。別法としては、回線トラヒックが異なるネットワークに逆送することを可能とすべく、これらの配置を使用することができる。例えば、ニューハンプシャー州ナシュアからの回線トラヒックをマサチューセッツ州ウォルサムのMSCに逆送することができる。又は、これらの配置を他のネットワークに接続するために使用することができる。例えば、IPバックボーン412は、IP音声ネットワーク418又はインターネット416と通信することができる。同時係属出願で説明したように、トラヒックを別のネットワークへ送信する場合、制御情報(例えば、信号メッセージからの)及びリンク306上のベアラ回線からの音声又はデータの両方を別のネットワークを通して送信することができる。
【0031】
すでに説明した群通信システムの特定の実施の場合には、クローズドユーザグループ(「グループ」又は「CUG」)に属する移動通信ユーザ(「ユーザ」)は、相互に迅速に容易に連絡するための機能を有し、それにより、相互に会話を開始し得る。各グループは、2人以上のユーザ(メンバー)を有し、ユーザは複数のCUGに所属してもよい。会話は、あるグループの2人のメンバー間で行うこともできるし(「専用モード」)、又はCUGのすべての使用できるメンバー間で行うこともできる(「公衆モード」)。群通信システムは、携帯電話及び移動PDAのような従来の移動通信装置を使用する。
【0032】
特定の実施の場合には、群通信システムは、群呼出しスタートを傍受し、MSC及びPSTNをバイパスし、群呼出しをIP上のマルチキャストセッション実行音声(「VoIP」)として実施するために、上記のようにMSC及びBSC間に論理的に配置されているプロキシ交換機内で群呼出しロジックを実施する。グループ内のユーザは、CDMA、TDMA(IS−136及びGSMを含む)、GPRS、及び第三世代の技術など、1つ以上の無線技術に依存する集合的ネットワークを網羅する複数のMSCによって、離隔した地理的位置でサービスを受けることができる。例えば、任意の群呼出しに参加したグループメンバーの間で、1人以上のユーザがCDMAネットワーク内を移動している間に、1人以上のユーザが同時にGSMネットワーク内を移動している場合もある。群呼出しが進行している間に、群呼出しに関する制御情報を、群呼出し内の表示参加者など1人以上のユーザに対して使用可能とすることができる。MIN,IMSI,ESNなどの標準番号付けスキームにより、群呼出しユーザは、群呼出しリストを動的に生成し、修正し得る。
【0033】
図7は、群通信システムの例示としての実施形態の一般的なアーキテクチャを例示している。図7は、異なるBTSシステム1062A〜1062Dに接続している無線デバイス1060A〜1060Dを使用する群呼出し内の4人のユーザを示す。以下の説明のために、無線デバイスはオーディオ表示機能及びテキスト表示機能の両方を備えるものと仮定する。BTSは、基地局コントローラ(「BSC」)1064A〜1064Dに接続していて、これらの基地局コントローラは、群呼出しロジックを実施するプロキシ交換機(「群呼出し交換機」)1066A〜1066Cに接続している。各群呼出し交換機は、MSC1068A,1068B,1068CなどのMSCに接続している。少なくとも1つの群呼出し交換機は、群呼出しサービス使用可能ネットワーク内の各MSCのためのものである。信号方式情報については、各群呼出し交換機は、対応するBSCと対応するMSCの間に論理的に位置している。群呼出し交換機は、MSCから信号及びデータを受信し、反対方向に、BTS及びBSCを通して無線デバイスから信号及びデータを受信する。各群呼出し交換機は、BSCもMSCも、BSCとMSCの間に位置する群呼出し交換機を意識しないかのように動作する。MSC及びBSCからの信号及び制御情報は、群呼出し交換機により傍受され、識別できる変化が何もない状態で、必要に応じて関連素子にシームレスな状態で送られる。
【0034】
MSCは、公衆陸上移動通信網(「PLMN」)1070に接続していて、群呼出し交換機は、バックボーンマルチキャスト使用可能IPネットワーク(「バックボーンネットワーク」)1072に接続していて、このバックボーンネットワーク1072は、CUG能動ディレクトリ1074及び強化ホームロケーションレジスタ(「HLR」)1076へのアクセスを提供する。
【0035】
同時係属出願のプロキシ交換機のところですでに説明したように、群呼出し交換機は、制御面及びデータ面を有する。制御面のところの機能は、BSC又はMSC又は両方からの信号メッセージの終端である。例えば、CDMAネットワークにおいては、信号メッセージは、IS−634プロトコル仕様により定義される。制御面は、入力信号を終端し、MSC又は他の素子への前方への送信のための新しい信号メッセージを生成する。制御面は、また、以下に説明するマルチキャスト機能をサポートする。
【0036】
ある特定の実施形態の場合には、群呼出し交換機のデータ面は、BSC又はMSC又は両方からTDMトラヒックを受信し、入力トラヒックを出力宛先にインタフェースするために、TDMクロス接続(「DACS」)(図5)を使用する。他の実施形態の場合には、データ面は、また、(無線アクセス・ネットワーク又は「RAN」とも呼ばれる)、基地局複合体から入力IPトラヒックを受信し、入力IPトラヒックを出力IPトラヒックに切り替える。制御面内のプログラムによる制御は、入力TDMトラヒックと出力宛先との間のクロス接続、特にIPネットワーク上の従来のMSC及び/又は宛先との間のクロス接続を決定する。
【0037】
DACSからの出力宛先としてのMSCサービス提供の場合には、群呼出し交換機は、本質的にはネットワークに対して透過的である。トラヒック及び制御は、継ぎ目のない状態でBSCからMSCへ、及びMSCからBSCへ流れる。代わりに、出力宛先がIPネットワーク上に位置する場合には、データ面上の媒体ゲートウェイ(同時係属出願に記載されている)は、入力TDMトラヒックの選択した一部を、MSCから迂回させ、入力TDMトラヒックをRTP/UD/IPトラヒックに変換し、RTP/UD/IPトラヒックをバックボーンIPネットワーク内に挿入する。
【0038】
群呼出し登録(「GCR」)とも呼ばれるCUG能動ディレクトリ(「CUG AD」)1074は、CUGデータを含むデータベースシステムである。特定の実施の場合には、図15のCUG ADは、スケーラビリティのための分散型データベースシステムとして実施される。CUG ADは、群呼出しネットワーク内のすべてのCUGの定義を含む。CUG ADへの問い合わせは、CUGの識別子を指定する。すなわち、問い合わせは、指定したCUGの定義を要求し、結果は指定したCUGのすべてのメンバーに対するグループ・ユーザIDのリストである。例えば、CUG ID2347を指定している問い合わせは、CUG ADに移動識別番号(「MIN」)xxx,yyy,zzz、及びCUG内の4人のユーザに対するwwwを識別する結果を生成させることができる。特定の実施の場合には、MIN番号は、サービスプロバイダによるGIRサービスのユーザに割り当てられる。
【0039】
各CUGは、異なる区画がCUG ADの異なる分散部分に割り当てられるように分割されているCUG名空間からの一意の識別子IDによりシステムに対して識別される。全ての群呼出し交換機が、分割スキームの分割索引を使用することができる。群呼出し交換機がCUGの定義を検索する必要がある場合には、群呼出し交換機は、問い合わせを行うCUG ADの成分を決定するために索引を使用することができる。
【0040】
強化HLR1076は、携帯電話で使用される標準HLRデータベース(「標準HLR」)の強化バージョンである。標準HLRフィールド位置は、移動中の移動ユーザから更新される。これらの更新が横切る従来の経路は、携帯電話からBTS、BTSからBSCへのもので、次にMSCにつながっていて、このMSCは、HLRに更新メッセージを送る。群呼出しネットワークの特定の実施の場合には、群呼出し交換機は、BSCとMSCとの間に位置していて、群呼出し交換機がすべての位置の更新を見ることができるようにする。群呼出しサービスに加入しているユーザの場合には、群呼出し交換機は、位置更新メッセージを傍受し、これらのメッセージをHLRにコピーする。それにより群呼出しユーザの携帯電話の位置を記憶するほかに、HLRは、また、各群呼出しユーザが所属するすべてのCUGのリストを記憶する。HLRへの問合わせは、群呼出しユーザを識別するMINを指定し、その群呼出しユーザがメンバーであるCUGのリストを含む応答を生成する。
【0041】
特定の実施の場合には、HLRは、データの分布がMIN階層に基づいている分散型データベースである。別の方法としては、HLRは、また、国際移動電話加入者ID(「IMSI」)、又は装置一連番号(「ESN」)をベースとすることもできる。CUG名空間に対する上記分割索引に類似の索引により、群呼出し交換機は、入力要求を処理する場合に、問い合わせを行うHLRの分割を決定することができる。
【0042】
ある家族についての例の場合には、CUGそれぞれが携帯電話を携帯しているユーザの父親、母親及び十代の若者を含むように定義することができる。自分の携帯電話上の特殊な一連のキーを押すことにより(又は、電話機に設置されている場合には、特殊な1つのキーを押すことにより)、父親は、母親及び十代の若者の位置を発見し、母親及び十代の若者を群呼出しに参加させる群呼出し開始プロセスを実行することができる。以下に説明する半二重実施の場合には、群通信システムが、CUGの少なくとも1人のメンバーが、群呼出しに参加していることを確認した場合、最初の参加メンバーとしての父親に会話の制御が割り当てられ、他の1人の又は複数の参加メンバーが会話を聞いている時に、会話を開始させることができる。父親が会話の制御を放棄した場合には、CUGの任意の他の参加メンバー(例えば、十代の若者がその呼出しに参加している場合には、十代の若者)が、会話の支配を取得し会話を行うことができる。それ故、半二重実施の場合には、発言支配権が割り当てられた参加メンバーだけが話すことができる。他の参加メンバーは、メンバーの発言支配権が放棄され再度割り当てられるまでは話すことはできない。以下にさらに詳細に説明するように、発言支配権を要求するためには、群呼出しを行っているユーザは、電話機の標準番号キーを押すことができるし、電話機のメーカーが設置している場合には、特殊なキーを押すことができるし、又は、電話機がテキストメッセージ送信機能を持っている場合には、現在喋っている人に、次に話すことを要求するテキストメッセージを送信可能である。呼出しを行っているある時点で、発言支配権が所定の期間の間割り当てられないままになっている場合には(すなわち、会話が終了した場合には)、呼出しは終了する。
【0043】
CUGのすべてのメンバーが同じ交換エリア内、すなわち、1つのMSC又はプロキシ交換機が制御する地理的エリア内に位置している場合、又は異なる交換エリア内に位置している場合には、群呼出しを手配することができる。例えば、CUGがユーザA,B,C,Dを有する場合には、A,Bは、現在、交換エリアS1内を移動している場合もあるし、Cが交換エリアS2内を移動している場合もあるし、Dが交換エリアS3内を移動している場合もある。S1,S2,S3,S4交換エリアすべてが、同じサービスプロバイダにより運用されている場合、又は群呼出しサービスを提供することで、相互に協力することに合意しているオペレータにより管理されている場合には、A,B,C,Dを接続する群呼出しを確立することができる。このような場合、個々のメンバーは、物理的位置関係で広く分散していてもよい。例えば、A,Bはボストンに、Cはテキサスに、Dはカリフォルニアにいるのでもよい。
【0044】
群通信システムは、異なるネットワーク技術を横切る呼出しの共同利用を提供する。すなわち、CUGのメンバーが異なる技術をベースとする複数のネットワークを横切って移動していても、群呼出しを確立することができる。例えば、ユーザAは、ボストンにいて符号分割多元接続(「CDMA」)をベースとするネットワーク内を移動することもできるし、Bは、英国(「UK」)にいて、移動通信用グローバル・システム(「GSM」)をベースとするネットワーク内を移動することができる(GSMは、時分割多元接続(「TDMA」)技術を使用する)。A,Bが、同じCUGに所属していて、CDMAオペレータ及びGSMオペレータが、群呼出しサービスの提供の際に協力することに合意している場合には、AとBとの間に群呼出しを確立することができる。
【0045】
上記システムは、以下にさらに詳細に説明する、下記の1つ以上の強化を含むことができる。上記の説明を読めば分かるように、CUGのすべてのメンバーがその呼出しに参加していてもいなくても、群呼出しを確立することができる。CUGの何人かのメンバーがある群呼出しに参加することができない場合には、システムは、参加できないメンバーが記載されている例外リストを生成し、記録することができる。CUGの1人以上のメンバーが、表示スクリーンを備えている電話機を持っている場合には、例外リストを表示スクリーン上に表示することができる。さらに、例外リストに基づいて種々の行動を行うことができる。例えば、呼出し中又は呼出しの後で、例外リストに記載されているメンバーに音声メール・メッセージを送ることができる。例えば、発呼者は、音声メールメッセージを1回記録することができ、群通信システムにより、例外リストに記載されているメンバーに対して、前に指定した音声メール電話番号の音声メールボックスへ送ることができる。その代わりに又はそれに加えて、参加各メンバーにどの他のメンバーが呼出しに参加しているかを知らせるために、特定の群呼出しに参加したCUGのメンバーを、呼出し中、すべての参加メンバーの電話機の使用できる表示スクリーン上にリストの形で表示することができる。現在発言支配権を有しているメンバーを識別するために、視覚的表示を使用できる表示スクリーン上に表示することができる。
【0046】
群通信システムのユーザは、その群通信システムの他のユーザと専用呼出しを確立することができる。そのため、ユーザは群呼出しの外側で秘密又は個人情報について話合うことができる。それ故、出力群呼出しの2人の参加者は、一時的に専用呼出しを行い、次に、出力群呼出しに戻ることができる。
【0047】
群通信システムのユーザは、ユーザがメンバーであるCUGに対する進行中の群呼出し(「活動中群呼出し」)のリストを要求することができ、及びこのような呼出しの中の1つに参加することができる。群通信システムのユーザは、公衆群呼出しすなわち、群通信システムの各ユーザを含むCUGに対する群呼出しをスタートさせることもできるし、又はこれに参加することもできる。オペレータは、任意の数の公衆ユーザ・グループ(「PUG」)を定義することができる。群通信システムの各ユーザは、すべてのPUGのメンバーに自動的になる。能動公衆群呼出しに参加するために、ユーザは能動公衆群呼出しのリストを要求し、参加する呼出しを選択する。
【0048】
群通信システムのユーザが呼出し待機機能を有する場合には、ユーザは、群呼出しを待機状態にし、入力呼出し信号に応答することができる。群呼出しに対するものを含む任意の入力呼出し信号を受け入れたくないユーザは、呼出し転送又は呼出し阻止を起動することができる。ユーザは、群呼出し又は専用呼出し又は両方に対する入力呼出し信号だけの阻止を選択することができる。
【0049】
群通信システムは、騒音環境内にいるユーザ、可聴電話の使用が制限されている公共の場所にいるユーザ、及び聴覚障害のユーザの便宜をはかるために、群呼出し内に音声テキスト変換を内蔵させることができ、言語変換機能(例えば、英語からフランス語へ)を内蔵させることができる。
【0050】
群通信システムのユーザは、ユーザの携帯電話番号、又はユーザの電話機の電話ディレクトリ内に記憶している連絡情報に基づいて、群サービスサインアップ中に、サービスプロバイダが割り当てることができる特殊な群通信システム識別番号(「群ユーザID」)により連絡することができる。以下に説明するウェブをベースとする供給システムを使用する代わりに、又はその使用に加えて、グループユーザIDを自己セットアップ(「自己供給」)とすることができる。
【0051】
すでに説明したように、群通信システムは3つの動作モード、すなわち、クローズドユーザグループ(「CUG」)モード、専用モード及び公衆ユーザグループ(「PUG」)モードを提供する。以下に説明するユーザ制御呼出しの場合を除いて、ユーザは、会話するためにある番号キー(又は、設置されている場合には、特殊な電話キー)を押し、ユーザに発言支配権が渡されたことを示すトーンを聞くために待機する。ユーザが会話を終了した場合には、ユーザはあるキーを押すことができ、それにより他の参加しているユーザは、発言支配権が使用できるようになったことを知らせるトーンを聞くことになる。次に、他の参加しているユーザは、あるキーを押し、トーンを聞き、会話を開始することができる。発呼者は、トーンが示すように少なくとも1人の他のユーザが、呼出しに参加した後で発言支配権をスタートする。全ての参加したユーザが電話機を置くか、すでに説明したように、ある期間誰も会話の制御を要求しなかった場合には呼出しは終了する。上記システムは、発言支配権に対して複数のユーザから同時に要求があった場合の、要求間の競合を解決する。例えば、会話のために全二重モードを使用できる場合には、「人間プロトコル」を使用することができる。そのような場合には、最終的に、1人のユーザを除くすべてのユーザが話すのをやめて、会話の制御が喋っているユーザに渡されるように、複数のユーザに制御が渡される。
【0052】
CUGモードの場合には、群呼出しユーザは、リストに対して一意のグループIDを生成し、メンバーのグループ呼出しID及びその携帯電話番号を使用して、リストにメンバーを割り当てることにより、クローズドユーザグループを形成する。プロキシ交換機の指揮の下で、ハンドセットに無線アクセス・ネットワーク(「RAN」)により信号を送ることができる限りは、及びRANは、このような信号送信を行うために携帯電話番号を使用するので、CUG情報は携帯電話番号を含む。各CUGは、そうしたい場合には、サービスプロバイダが課する最大サイズを有する2人又はそれ以上のユーザを含む。
【0053】
特定の実施の場合には、群呼出しユーザが、ユーザのコミュニティ(すなわち、CUGモード)のユーザのグループと連絡したい場合には、ユーザは、例えば、4の後にCUG IDが続く呼出しスタート・シーケンスをキーイン(「入力」)し、送信キーを押す。(呼出しスタート・シーケンスも記憶することができ、ユーザの電話機の速度ダイヤル・ディレクトリからダイヤルすることができる。)最初に通知を受けた場合に、その呼出しに参加できないCUGのあるメンバーは、その呼出しが依然として能動状態である場合には、呼出しスタート・シーケンスを入力し、送信キーを押すことにより、後でその呼出しに参加することができる。
【0054】
CUGモードの場合には、発呼者は、そうしたい場合には、「バージイン」(barge−in)機能を有する呼出しである、ユーザ制御呼出しを要求することができる。バージイン機能によれば、会話を聞いているユーザは、会話をしているユーザに会話を聞いているユーザが、発言支配権を入手したがっていることを知らせるために、複数のキーのサービスの構成可能なDTMFシーケンスを押すことにより、会話をしているユーザに警告メッセージを送信することができる。この時点で、会話をしているユーザは、発言支配権を放棄するためにあるキーを押すことができるし、又は会話を続けることができる。それ故、バージイン機能は、会話をしているユーザに、会話を聞いているユーザの会話をしたいという要求の可聴通知を供給し、また、テキスト表示を備える電話機の場合には、バージイン・メッセージを送信した会話を聞いているユーザの名前を表示しているテキストメッセージを提供することができる。それ故、会話をしているユーザは、会話を聞いているユーザが会話をしたがっているかどうかをむりに推定する必要はない。会話をしているユーザが、割込みを望まない場合には(例えば、人々の大きなグループにアナウンスをしている間)、バージイン機能は機能しなくなるようにすることができる。
【0055】
すでに説明したように、CUGモードは、また、参加報告に会話をしている人の識別機能を提供することができ、参加例外に同報通信機能を提供することができる。
リアルタイムで群呼出しを転写するために、音声−テキスト技術を使用するように、CUGモード中に呼出し転写機能(call transcription capability)を提供することができる。テキスト表示電話機を持ち、群呼出しの通知を受けるグループのメンバーは、呼出しを聞こえないようにして、代わりにテキスト転写を受信するために要求することができる。特定の実施形態の場合には、テキストページャがテキストを受信するように、どのテキスト表示電話機も、オーディオ用だけのデバイス及びテキスト用だけのデバイスを送受信しないし、呼出し転写機能がオンになっていない場合には、テキスト用だけのデバイスには群呼出しの通知は行われない。呼出しの全転写は、呼出しの終わりに入手することができ、その呼出し(参加例外リストに基づいて)に参加しなかったすべてのCUGメンバー又は発呼者に送信可能である。この機能は、IS−41−Cと一緒に入手し得る好適な言語インジケータを使用して、翻訳サービスに拡張することができる。好適な言語インジケータは、その中にアナウンス及び他の報告を表示すべき言語に対する加入者の優先順位を表示するために、加入者のプロフィール内に含まれていて、HLRデータベースに記憶されている情報素子である。交換機は、予め記憶しているアナウンスを行うときに好適な言語インジケータを使用する。人間又は自動翻訳装置のような追加のリソースは、サービスプロバイダが提供することができる。
【0056】
群呼出しID及びメンバーの関連リストは、パーソナルコンピュータからの、又はWAP使用可能デバイスからのウェブをベースとする提供アプリケーションにより設定することができる。ユーザは、また、ユーザの携帯電話からのリストを設定することができる。サービスプロバイダは、リスト上のメンバーの数、そのメンバーが所属する1つのネットワーク又は複数のネットワーク、及び群呼出しユーザが維持することができるリストの数の上限を指定する。
【0057】
専用モードの場合には、群呼出しユーザは、例えば、*4の後に目的の受信メンバーの群呼出しIDが続くような群呼出しスタートシーケンスを入力し、送信を押すことにより群呼出し使用可能ネットワークに接続しているユーザのグループの任意のメンバーへの呼出しを迅速に呼び出すことができる。目的の受信人であるメンバーには、ユーザからの呼出しが通知され、特定の実施形態の場合には、目的の受信人であるメンバーが呼出しに応答した場合には、ユーザはチャープ音を聞く。
【0058】
PUGモードの場合には、群呼出しユーザは、現在のチャットグループのリストを見て、チャットグループへの参加を決定することができる。群呼出しユーザは、一意の群呼出しIDを指定し、グループの主体の短いテキスト記述を提供することにより、任意の群呼出しユーザが入手することができる新しいチャットグループを生成することができる。加入者は、そうしたい場合には、テキスト名が現在の能動チャットグループ全体にわたって一意なものである限りは、テキスト名を群呼出しIDと関連づけることができる。
【0059】
群呼出し機能は、呼出し転送、妨害無用及び呼出し阻止などの現在の携帯電話機能に優先しない。群呼出し上の呼出し人は、呼出し待機を動作可能にすることができる場合には、入力呼出しに切り替えることができる。機密保護のために群呼出し中は、三方呼出し、呼出し会議及び呼出し転送は動作不能になり、群呼出しの最高点に達すると再度動作可能になる。
【0060】
群呼出しサービスは、対応する基地局がVPをサポートする場合には、携帯電話の要求に従って、IS−41−C音声プライバシー(「VP」)機能による会話暗号化をサポートする。
【0061】
以下にさらに詳細に説明する特定の実施の場合には、群呼出しサービスは、IPマルチキャストを使用するIPネットワーク内で動作する。すでに説明したように、IPマルチキャストを使用すれば、ソースは、そのストリームを受信するためにはっきりと登録した複数の受信人が受信するVoIPパケットのストリームの1つのコピーを送信することができる。マルチキャストは、受信人が特定のマルチキャストセッショングループに参加し、ストリームがネットワークインフラストラクチャによりそのグループの全メンバーに送信されるような受信人をベースとするコンセプトである。マルチキャストストリームの1つのコピーだけが、IPネットワーク内の任意のリンクを通り、必要な場合には、IPマルチキャスト使用可能媒体ゲートウェイのところでだけ複数のコピーが作成される。
【0062】
無線ネットワークの場合には、サービスは、任意の従来の無線呼出しのいくつかの特徴を有する。すでに説明したように、群呼出しをスタートした人は、群呼出しをスタートした人が連絡したいユーザの群呼出しリストのIDが後に続く(例えば、「*4」の後にユーザグループIDが続く)、DTMF機能エスケープ・シーケンスを送信することにより群呼出しを呼び出す。機能エスケープ・シーケンスは、呼出しが群呼出しであり、連絡するための携帯電話のリスト及びその現在の位置を検索するために、グローバル呼出し登録(「GCR」又は「CUG AD」)に問い合わせを行うものであることを検出するために、プロキシ交換機により使用される。現在の位置情報は、どの媒体ゲートウェイ及びBSCが群呼出しに関連しているかを決定する。ベアラ・チャネルは、群呼出し交換機データ面を通して、このような各BSCと対応する媒体ゲートウェイ間に確立される。群呼出しは、各BSCに対して、従来の二地点間呼出しセットアップ及び分解特性を有するものとして提示されるが、MSCには提示されない。
【0063】
図8A〜図8Cは、無線ネットワーク内の基本的サービスの例示としての呼出しフローチャートである。WCS−1及びWCS−2は、群呼出し交換機を表す。図9〜図10にも示すように、フローチャート内の主要なエンティティは、それぞれの媒体ゲートウェイMG1、MG2を備える群呼出し交換機WCS−1,WCS−2と、WCS−2によりアクセス可能なGCRと、BSCであるBSC−1,BSC−2と、移動局(例えば、電話機)MS−A,MS−Bとである。この例の場合には、MS−A,MS−Bは、たまたま同じ群呼出し交換機WCS−1により網羅されているが、MS−A,MS−Bが異なる群呼出し交換機により網羅されている場合でも手順は同じである。
【0064】
図10は、群呼出しをセットアップするための図10A〜図10Cの呼出しのフローチャートを簡単にした群呼出しの論理フローチャートである。左側は、WCS−1が処理するロジックのシェアであり、右側は、WCS−2が処理するロジックのシェアである。WCS−1は、MS−Aが群呼出しを要求したこと(工程3010)を検出し、WCS−2(群呼出しコーディネータ)にそのことを通知する(工程3020)。WCS−2は、MS−AのCUGの他のメンバー及びその最後の既知の位置を決定するために、GCRを参照する(工程3030)。(この簡単な例の場合、MS−Bは、他のメンバーだけを表す。)WCS−2は、WCS−1(MS−A用の群呼出し交換機)への媒体ゲートウェイ接続を生成する(工程3040)。WCS−1は、MS−Aに対する無線チャネルを取得する(工程3050)。WCS−2は、MS−Bをページングするように、WCS−1(MS−Bに対する群呼出し交換機)に告げる(工程3060)。WCS−1は、MS−Bをページングし(工程3070)、次に、MS−Bが発見されたことをWCS−2に通知する(工程3080)。WCS−2は、WCS−1(MS−Bに対する群呼出し交換機)への媒体ゲートウェイ接続を生成する(工程3090)。WCS−1はMS−Bに対する無線チャネルを取得し(工程4000)、WCS−2に取得が終了したことを通知する(工程4010)。WCS−2は、MS−Aに、MS−Bに到着したことを表示するようにWCS−1に告げ(工程4020)、媒体ゲートウェイを通してMS−Aに対して、トーンを作動する(工程4030)。
【0065】
例示としての呼出しの流れについて、図12〜図15を参照しながら以下に説明する。
すでに説明したように、群呼出しの場合には、一度に話すことができるのは1人の参加したユーザだけである。発言支配権を有する参加したユーザは、予め定義したDTMFディジット(例えば、「1」)を送信するこのような発言支配権を放棄することができ、次に、他の参加したユーザは、DTMFディジット(例えば、「8」)を送信することにより発言支配権を要求することができる。発言支配権を有する参加したユーザは、図11に示すように、送信経路が確立した場合に鳴る成功トーンを聞く。
【0066】
群呼出しの前に、群呼出しユーザは、上述の下記の機能、すなわち、参加例外報告、参加報告、呼出し転写、及びバージイン機能の中の1つ又はそれ以上を動作可能にするのか、動作不能にするのかを選択することができる。
【0067】
そのGCRリストを確立するために、エンド・ユーザが使用することができるウェブをベースとするセットアップ・システムの場合には、ウェブ・サーバは、ユーザの群呼出しリストをリアルタイムで更新することができるように、IPリンクを通してGCRに接続する。セットアップ・システムは、WAPプロトコル及び標準産業ブラウザをサポートする。
【0068】
課金及びネットワークエンジニアリングのために、群呼出し内の全参加者の呼出しログが収集される。
図12は、以下に説明する群呼出しサービスのアプリケーションの一例を示す。この例の場合には、CUG1は、4人のユーザA,B,C,Dを含むCUGである。ユーザA,Bは、現在、群呼出し交換機G1からサービスを受けていて、ユーザCは、群呼出し交換機G2からサービスを受けていて、ユーザDは、群呼出し交換機G3からサービスを受けている。ユーザには、群呼出しサービスプロバイダにより、一意のMINがすでに割り当てられている。説明を簡単にするために、本明細書においては、一意のMINをA、B、C及びDと呼ぶことにする。CUG1は、サービスプロバイダにより割り当てられ、本明細書においては、CUG1として表される一意の識別子を有する。CUG1の定義、すなわち、CUGのメンバーの身分のリストは、AD1と呼ばれるCUG ADの分散構成要素内に維持される。
【0069】
第1の例の場合には、群呼出しは、AからグループCUG1、すなわち、B,C,Dに対して行われる。図12は、群呼出しの呼出しフローチャートである。
Aは、クローズドユーザグループCUG1に対して群呼出し要求を行う。IS−634インタフェースの場合には、要求は、CUG1を含むCM_サービス_要求で表される。無線アクセスネットワーク(「RAN」)の場合には、要求は任意の他の呼出し要求に非常に似ている。IS−634コマンド及び関連する情報素子は、他の情報項目と一緒に、呼出し番号及び被呼者番号(例えば、この例の場合には、CUG1である)を含む。少なくともいくつかの場合には、RANは、MSC内でどのロジックを実施することができるかについて、有効な番号付け計画を無効な番号付け計画から区別するためのロジックを持っていない。このような場合には、RANは、IS−634メッセージセットの一部として、番号情報をMSCに転送する。プロキシ交換機がこのようなメッセージを傍受している限りは、プロキシ交換機は番号情報を使用することができる。プロキシ交換機は、少なくともいくつかの方法でMSCとして動作することができるので、プロキシ交換機は、入力呼出し要求が従来の呼出し要求ではなく、クローズドユーザグループに対する群呼出し要求であると判断することができる。このような例の場合には、プロキシ交換機は群呼出し交換機の役割を行い、群呼出しに対する処理をスタートする。
【0070】
群呼出し交換機G1は、Aに対してチャネル割当て要求返送を発行する。G1は、また、CUG AD構成要素AD1からグループCUG1の定義を検索するために、ディレクトリ処理をスタートする。AD1からの応答は、グループCUG1のメンバー、すなわち、B、C及びDに対応するMINのリストを含んでいるものと予想される。応答を受信した場合には、G1は、下記の情報をすでに入手している。
【0071】
CUG1は、(Aの他に)メンバーB、C及びDを含む。
MIN Bは、交換機G1(すなわち、自分自身)の担当である。
MIN Cは、交換機G2の担当である。
【0072】
MIN Dは、交換機G3の担当である。
G1は、Bに対して、(G1自身の担当である)呼出しセットアップ要求をスタートし、C及びDに対するG2及びG3へ、それぞれ、呼出しセットアップ要求を送信する。それ故、G2及びG3は、この特定の群呼出しに対するG1用のプロキシ交換機として機能する。G1は、また、TDMトラヒックがRANから媒体ゲートウェイに送られる新しいコンテキストを確実に生成する。媒体ゲートウェイは、TDMトラヒックをRTP/UDP/IPパケットに変換し、RTP/UDP/IPパケットをマルチキャストルータに送信する。マルチキャストルータは、パケットを受信し、マルチキャストグループにAを追加し、指定のマルチキャストグループにパケットをマルチキャストするようにとの指示を受ける。図18の呼出しのフローチャートの場合には、上記指示は、「Join Multicast Group(TDM A)」で一括して示してある。
【0073】
次に、G1は、B、G2、G3からの接続メッセージを待つ。これら3つのメッセージのどれかを任意の順序で受信することができ、そのサブセットだけを受信することもできる。この例の場合には、G1は、最初に、Bから接続メッセージを受信し、その後で、G2及びG3から接続メッセージを受信する。Bから接続メッセージを受信した場合には、G1は、「Join Multicast Group(TDM B)」メッセージを送信し、このメッセージにより、媒体ゲートウェイは、マルチキャストルータからRTP/UDP/IPトラヒックを受け入れ、RTP/UDP/IPトラヒックをTDMに変換し、TDMを交換機G1に送信する。それにより、TDMはBSC及びBTSを通してBに送信される。マルチキャストルータは、現在のマルチキャストグループにBを追加するようにとの指示を受ける。それ故、現在の群呼出しのために、交換機G1は、TDMトラヒックのソースとして機能し、交換機G2は、TDMトラヒックのシンクとして機能する。
【0074】
この例の場合には、Cは、G2(すなわち、C担当の交換機)に接続メッセージを送信し、G2は接続メッセージをG1に送信する。次に、G1は、「Join Multicast Group(TDM C)」メッセージを送信し、Cを受信モードで群呼出しに参加させる。同様に、DからG3への接続メッセージは、G1にリレーされ、それによりDはマルチキャストグループに追加される。
【0075】
媒体ゲートウェイは、制御面により、特定のコンテキストの場合だけ、いくつかのRTPポートでパケットを受信又は送信するようにとの指示を受ける。パケットは、ルータによるマルチキャストグループのメンバーへのマルチキャストである。
【0076】
この際、G1は、群呼出しにすでに参加しているユーザの少なくとも1つの確認をすでに受信しているので、G1は、Aに成功トーンを送信して、群呼出しを続行することができることを知らせる。Aのモードは送信モードであり、B、C及びDのモードは受信モードであり、マルチキャストルータは、B、C及びDに対してマルチキャストを行うことができる。
【0077】
他の例の場合には、図13の呼出しフローチャートに示すように、発言支配権が転送される。より詳細に説明すると、Aは発言支配権を放棄し、Cがそれを取得する。
発言支配権を放棄するために、AはG1に信号を送り、それによりG1は、現在の群呼出しを非作動モードにする。(すでに説明したように、システム・タイマが計測する指定の時間内に、ユーザが発言支配権を入手しない場合には群呼出しは終了する。)Cは、その担当交換機G2に、会話取得コマンドを発行する。現在の群呼出しのために、交換機G2及びG3は、制御交換機であるG1の代理であるので、会話取得コマンドは、G1にリレーされる。G1は、媒体ゲートウェイに、コンテキスト修正コマンドを発行し、それにより、交換機G2に関連する媒体ゲートウェイは、Cからの入力TDMトラヒックを受け入れ、TDMトラヒックをRTP/UDP/IPに変換し、RTP/UDP/IPをマルチキャストルータに送信する。媒体ゲートウェイは、AからのTDMトラヒックの受信を中止するようにとの指示を受ける。マルチキャストルータは、Aのモードを受信モードに変更し、Cのモードを送信モードに変更するようにとの指示を受ける。G1は、G2に会話許可メッセージを発行し、G2は、Cに成功トーンを送信して、Cがこの時点で会話を続行することができることを知らせる。この時点で、図に示すように、Cを会話をしているユーザ及びA、B及びDを会話を聞いているユーザとしてマルチキャストセッションを続行することができる。
【0078】
例えば、Bが会話取得メッセージを発行し、Cが発言支配権を有している場合には、メッセージはBの担当交換機G1に送られ、G1は、要求を否定し(Cが発言支配権を放棄してないので)、失敗トーン・メッセージをBに送信する。
【0079】
他の例の場合には、状況が簡単であり、群呼出しは、2人の参加者A及びBの間で行われる。この場合、Aが発言支配権を有している。ネットワークは、制御面CSを含む1つの群呼出し交換機G1を含み、2つの媒体ゲートウェイMG1及びMG2を制御する。図14の呼出しフローチャートに示すように、Aへの/からのトラヒックは、MG1を通って移動し、Bへの/からのトラヒックは、MG2を通って移動する。
【0080】
Aが発言支配権を有しているので、システムは、Aからだけの制御放棄コマンドに応答する。このコマンドは、G1の制御面CSにより受信され、G1は、MG1にコンテキスト修正コマンドを発行し、MG1にAからのTDMトラヒックの許可を取り消すことにより、呼出しのコンテキストを修正するように指示する。システムは、非作動状態になり、制御取得コマンドに対して待機状態になる。非作動タイマにより計測した指定の時間内に上記コマンドを受信しなかった場合には、呼出し解放要求がCSからA及びMS−Bに送られる。さらに、コンテキスト破棄コマンドが、MG1及びMG2に送られる。A及びBから解放完了メッセージを受信し、MG1及びMG2からコンテキスト破棄完了メッセージを受信した場合に、群呼出し解放シーケンスは終了する。
【0081】
図15は、ローミング、すなわち位置更新を維持するデータベース記録についての呼出しのフローチャートの一例である。
3つの移動局A、B及びCが関連する。A及びBは、群呼出し交換機の制御面CS1を担当し、Cは、他の群呼出し交換機の制御面CS2を担当する。Aはローミングして位置更新を発行し、CS1はそれをBTS及びBSCを通して受信する。CS1は、例えば、HLR’1のようなAに対する適当なHLR’を決定するために、IMSI/MIN/ESNに基づいて索引を参照し、HLR’1に対して位置更新要求を発行する。HLR’1は、そのデータベースにより、Aが所属するすべてのCUGを決定する。この情報により、HLR’1は、CUG ADに対して位置更新要求を発行する。従って、CUG ADは、Aが所属するCUG内のAの更新した位置を含む。
【0082】
ローミング中、Bは、また位置更新を発行し、それはCS1に送られる。IMSI/MIN/ESNに基づいて、CS1はBに対する適当なHLR’、すなわち、HLR’2を決定する。CS1は、Bが所属するすべてのCUGを発見するHLR’2への位置更新要求を発行する。HLR’2は、CUG ADに対して位置更新要求を発行し、CUG ADに対してBの新しい位置により、Bが所属するすべてのCUGを更新するように求める。
【0083】
Cからの位置更新はCS2により受信される。CS2は、例えば、HLR’2のような適当なHLR’を決定し、HLR’2に位置更新を送信し、CUG ADにCに対する対応するCUGを更新するように求める。
変形例
上記実施形態は、すべて、本発明の群呼出しの実行を容易にする。しかし、機能のサブセットは、依然として技術的現状に対していくつかの利点を有する。例えば、IPネットワーク上でマルチキャスト以外の技術による群呼出しは、依然として上記の多くの利点を提供する。より詳細に説明すると、PTSNを使用する標準電話接続を、IPマルチキャスト接続の代わりに使用することができる。
【0084】
他の例の場合には、群呼出し交換機をMSCのトランク(「背面」)側の上に配置することができる。このような実施形態の場合には、群呼出し機能は以下に説明するように動作する。
【0085】
図16は、MSCの背面上に配置されている群呼出し交換機である。この場合、固定リンクは、標準ISDNユーザ部分(「ISUP」)ランドライン信号を使用している。MSCは、IS−41(MAPとも呼ばれる)プロトコルを使用する、ホームロケーションレジスタ(「HLR」)に接続している。群呼出し交換機及びMSCは、また、2つの交換機間で音声トラヒックを運ぶベアラ・トランクを相互に接続している。群呼出し交換機は、PSTNへのTDM接続、及びデータ面(媒体ゲートウェイとも呼ばれる)からIPネットワークへのIP接続を含む。群呼出し交換機は、また、IS−41を使用してHLRに問い合わせを行うこともできる。(図16は、PSTNに別々に接続している2つのMSC交換機を示すが、これら両方の交換機は、同じPSTNに接続することもできる。)両方の群呼出し交換機は、IPネットワークを通して能動ディレクトリ(CUG AD)にアクセスする。
【0086】
図16の配置は、群呼出し用に使用することができる。例えば、移動局(MS)Aを、RAN−1を通してMSC−1に接続することもできるし、2つの移動局B及びCを、RAN−2を通してMSC−2に接続することもできる。加入者Aは、メンバーとしてB及びCを含むCUGを含むことができる。すでに説明したように、Aは、群呼出しをしたいことをMSCに知らせるために、特殊な群呼出しスタート・シーケンスを使用することができる。MSC−1のロジックは、入力呼出し要求が群呼出しであると判断し、呼出し要求をISUPプロトコルにより、群呼出し交換機GCS−1に迂回させる。群呼出し交換機GCS−1は、呼出しているCUGのメンバーを決定する目的で、能動ディレクトリCUG ADにアクセスするためにその内部ロジックを使用する。
【0087】
この例の場合には、問合わせによりメンバーB及びCのMIN番号ができる。MSCの背面上のこの配置の場合には、群呼出し交換機は、位置更新にアクセスしない。それ故、HLR’は、被呼移動局の現在の位置を含んでいない。しかし、HLRはこの情報を含んでいる。それ故、群呼出し交換機GCS−1は、HLRにIS−41問合わせ(「位置要求」)を行って、移動局B及びCの位置を問い合わせることができる。この例の目的のために、移動局B及びCは、MSC−2が制御する交換エリア内に現在位置することができる。標準的な携帯電話技術により、この情報はHLRデータベースに含まれていて、この時点でHLRは(「ルート要求」を通して)MSC−2に連絡する。MSC−2がトランク側でGCS−2を使用している限りは、HLRからのルート要求は、GCS−2により受信される。GCS−2は、一時的なローカル・ディレクトリ番号(「TLDN」)をHLRに返送し、HLRは、この情報を元の位置要求の送信者(GCS−1)に転送する。GCS−1は、TLDNがGCS−2に所属していることを決定し、GCS−2に群呼出しについて通知する。GCS−2は、MSC−2に対して、移動局B及びCへの群呼出しをセットアップするように指示する。さらに、背面でない側に対して相互作用が上記のように続行され、この場合、MSC−1及びMSC−2は、群呼出しの目的に対して効果的に透過的になる。
【0088】
群呼出しに対する交換機の配置の背面は、図16を見れば分かる付随の利点を有する。このような配置の場合には、また、図16の電話機Dのような従来のランドライン電話機を群呼出しに関連させることができる。それ故、CUGメンバーは、ランドライン電話番号をCUG能動ディレクトリ内にその「到着」番号として登録することができる。Dのようなこのような加入者を群呼出しに入れたい場合には、関連群呼出し交換機は、サービスを提供しているMSCに、加入者の記憶している到着番号によりDへのPSTN呼出しを終了するように要求することができる。
【0089】
すでに説明したように、IPマルチキャスト技術は、群呼出しに対する基本的な転送技術として使用することができる。しかし、少なくともいくつかの場合、IPマルチキャスト技術の標準的実施は、広く分散しているCUGメンバーのニーズを十分に満足させられないことが分かっている。マルチキャスト・使用可能ルータ間でトラヒックを運ぶためのマルチキャスト・トンネルの動的な呼出し毎のセットアップは、非常に長い時間がかかることがある。群呼出しのセットアップに長い時間が掛かった加入者は、電話機を置くか、再度呼出しをすることができるが、そうすると、ユーザにとって不満足なものになる。また、呼出しセットアップに長い時間が掛かると、信号を送るネットワークを効率的に使用することができなくなる。
【0090】
例えば、図17に示すように、IPネットワーク内には、例えば、MCR−1、MCR−2、MCR−3のような多数のマルチキャスト使用可能ルータが存在する。この例の場合には、これらルータの位置は、固定されていて変化しない。マルチキャストルータは、群呼出し交換機(MSCの前面内又はすでに説明したように、MSCの背面上の)に接続していて、それ故、対応する無線アクセス・ネットワーク(RAN)を通して携帯電話に接続している。(図17は、1つの群呼出し交換機に接続している個々のマルチキャストルータを示しているが、複数の群呼出し交換機を1つのルータに接続することもできる。)加入者が、関連CUGのメンバーに基づいて群呼出しをスタートした場合、1つ又はそれ以上のマルチキャストルータがその呼出しに関連することができる。より詳細に説明すると、トンネルが、すでに説明したように、対応するマルチキャストルータ間にセットアップされる。これらのトンネルのセットアップが過度に遅れると、群呼出しの品質が劣化する。
【0091】
今説明したように、IPトンネルを、後で来た多数の群呼出しスタート要求に対してこれらのトンネルによりサービスを行うことができるような方法で、事前にセットアップすることができる。将来の群呼出し要求を予想して、事前にトンネルがセットアップされる限りは、それによりスタート後のセットアップの遅延を低減又はなくすことができる。関連するタスクは、将来到着することが予想される群呼出しに対する需要の予測、及び予測した需要を満足するためにセットアップしなければならないIPトンネルのトポロジーの決定を含む。
【0092】
需要の予測は、群呼出しログの形の履歴情報に依存する。群呼出しの履歴は、一連のウィンドウに分割される。この場合、各ウィンドウは、「ウィンドウ・サイズ」と呼ばれる時間の長さにより定義される。ウィンドウ・サイズは、数分から数十分にわたる場合があり、群呼出しの平均保持時間に比例する。需要予測内で使用する実際のウィンドウ・サイズは、予測の必要な精度及び予測をする際に使用する計算リソースにより変動する。通常、大きなウィンドウ・サイズと比較した場合、ウィンドウ・サイズが小さければ小さいほど予測の精度は高くなるが、計算リソースの無駄使いが増える。また、ウィンドウ・サイズが小さいと、バースト性のトラヒックへの対応が速くなり、ズレを平均化する可能性が低くなる傾向がある。各ウィンドウは、呼出しを記述するパラメータ、すなわち、任意の2つのマルチキャストルータ間のGIR呼出しの数と一緒に多数の群呼出し要求を含む。以下の説明においては、X(I,J,N)は、ウィンドウN内のルータI及びJ間の群呼出しの数を示す。
【0093】
下記の例は、群呼出しに対する将来の需要の予測である。この例の場合には、群呼出しの履歴は、4つのウィンドウに分割される。この場合、ウィンドウ1は時間的に最も早いウィンドウで、ウィンドウ4は時間的に最も遅いウィンドウ(すなわち、現在のウィンドウ)である。次の(将来の)ウィンドウ、すなわち、ウィンドウ5内の需要を計算するために、下記の平滑式が使用される。
X(I、J、5)=(1−α)X(I,J,4)+α(1−α)X(I,J,3)+αα(1−α)X(I,J,2)+ααα(1−α)X(I,J,1)
式中、α(アルファ)は0と1の間の値を有する経験的に決定した加重係数である。この式に示すように、時間の次のウィンドウに対するトラヒックの予測は、前のウィンドウよりも新しいウィンドウに重点を置いて行われる。式をもっと一般的な再現の形に書き直すと、この重点がはっきりする。
X(I、J、N)=(1−α)X(I、J、N−1)+αX’(I、J、N−1)
ここで、X’(I,J,N−1)は、N−1までの過去の履歴を含む平滑にした推定値である。
【0094】
式中、「現在の」は、時系列内の最も新しいウィンドウを意味する。この式及び需要の所与の履歴(ウィンドウ1〜N)に基づいて、行I及び列J内の値が、マルチキャストルータI及びJの間のやがて現れるウィンドウ内の予測した群呼出しの数を表すように、パラメータX(I,J,N)の値により例として示すように、値T(I,J)のテーブル(「需要マトリックス」)を次のウィンドウに対して計算することができる。
【0095】
需要を満足するためのトンネルのトポロジーの決定に関して、下記の情報が入力として使用される。下記の情報とは、任意の2つのマルチキャストルータ間の群呼出しに対する二地点間需要マトリックス、サービスプロバイダによるトンネルのコスト構造、すなわち、任意の2つのルータ間の特定の容量のトンネルを確立するためのコスト、サービスプロバイダの遅延保証、すなわち、任意の2つの特定のマルチキャストルータ間のIP転送ネットワーク内の最大遅延、及び群呼出しが満足させなければならないサービスの品質(「QoS」)の制限である。
【0096】
このような入力を考慮して、マルチキャストルータ間のトンネルのトポロジー、すなわち、どの容量のどのトンネルをどのマルチキャストルータに接続するのかは、トポロジーが下記の制限を満足するように決定される。下記の制限とは、各マルチキャストルータからでるトンネルがルータの全出力容量(ビット/秒で)を超えないこと、及び各マルチキャストルータからでるトンネルの数がルータのトンネルの数に対する内部制限を超えないことである。
【0097】
以下に説明するように、整数線形計画法(「ILP」)の数学的最適化技術が、以下に説明するように下記の点を考慮に入れて最小コスト・トポロジーを決定する際に使用される。下記の点とは、ケースが「NPハード」であるという認識;ILP技術により解決することができる程度制限多重コモディティ・フロー(degree constrained multi−commodity flow)としてのタスクの公式化である。
【0098】
NP硬度の理論によると、NPハードであると示すことができるケースは、効率的Nアルゴリズムによる解決を持つことが期待できない。例えば、Xのような所与のケースは、例えば、YのようなNPハードとすでに見なされているケースを考慮することにより、またYが多項時間変換でXになることを証明することにより、NPハードであることを証明することができる。トンネル・トポロジー設計のケースは、それが分割できない多重コモディティ・フロー問題の一般化であることを観察することによりNPハードであることを証明することができる(1996年コンピュータ・サイエンスの基礎による第37回IEEEシンポジウムの議事録掲載のJ.クレインバーグの「単一ソース分割不能な流れ」(Single source unsplittable flow)参照)。
【0099】
それ故、トンネル・トポロジーのケースは、ILP近似技術の適用に適している下記の形に書き直すことができる。
<入力>
Nを、ネットワーク内のマルチキャストルータの数を示すものとする。
【0100】
D(max,I)をルータIがセットアップすることができるトンネルの最大数を示すものとする。
P(t,l)をタイプtのトランクに対するトンネルlの単位コストを示すものとする。ここで、「l」は、マルチキャスト使用可能ルータ(MCR)i及びjに対するノードのペアl=(i,j)である。
【0101】
τ(タウ)を、すべての可能なタイプのトランクのセット(DS0、DS1、OC3等)を示すものとする。
T(I,J)を、需要マトリックス、すなわち、所与の将来の期間のルータI及びJ間の予測した群呼出しトラヒックを示すものとする。
【0102】
C(I)を、ビット/秒単位でのルータIの容量を示すものとする。
R(I,J)を、ルータI及びJ間のトラヒックを経路指定するためのすべての実行可能なルートのセットであるとする。(これは、MCRI及びJ間のサービス経路のすべての実行可能な品質を発生する前処理工程である。)
<出力決定変数>
Y(t,l):リンク1上で割り当てられたタイプtトランクのユニットの数
X(p):経路p上のトラヒックの流れの量
:リンク「l」がゼロでない容量に割り当てられる場合には、値1を持つ2進数値の変数;そうでない場合には、その値はゼロ
<ILP公式化>
最小にする。
【0103】
【数1】
Figure 2005506728
下記を条件とする。
・需要の充足(トンネル・トポロジーは需要マトリックスを満足させる):
【0104】
【数2】
Figure 2005506728
・十分なトンネル容量(すべての経路上の全流れを、選択したトランクの容量で処理することができる):
【0105】
【数3】
Figure 2005506728
・ポート制限(ルータから出入りするトンネルの数は、ルータの内部設定最大値を超えない):
【0106】
【数4】
Figure 2005506728
上記の分析は下記のように公式化される。
入力
N:ルータの数
max:ルータiがセットアップすることができるトンネルの最大数
:タイプトランクに対するトンネルの単位コスト
τ:すべての可能なタイプのトランクのセット
(I,J):需要マトリックスT(I,J)
:ルータiの容量(ビット/秒)
ij:ルータi及びj間でトラヒックを経路指定するためのすべての実行可能なルートのセット
出力決定変数
:リンクに割り当てられたタイプtのトランクのユニットの数
:経路p上の流れ(トラヒック量)の量
:=1(リンクlがゼロでない容量に割り当てられる場合)
=0(そうでない場合)
ILP公式化
最小にする。
【0107】
【数5】
Figure 2005506728
下記を条件とする。
・需要の充足
【0108】
【数6】
Figure 2005506728
・十分なトンネル容量
【0109】
【数7】
Figure 2005506728
・ポート制限
【0110】
【数8】
Figure 2005506728
・トンネル存在制限
【0111】
【数9】
Figure 2005506728
ここで、ダンピング係数εは、ゼロより大きい値を有するユーザ所与のパラメータである。
【0112】
さらに、TDMAプロトコル又はCDMAプロトコルのような特定の無線技術に関連して説明してきた実施形態の範囲まで、実施形態は、また、TDMA、CDMA、GSM、IS−136及び他の第二世代及び第三世代のプロトコルのうちの1つ又はそれ以上を含む無線技術と一緒に動作するように修正することができる。
【0113】
例示としての実施形態について説明してきたが、通常の当業者であれば、本発明の精神及び範囲から逸脱することなしに、上記実施形態を種々に変更することができることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0114】
【図1】従来技術による移動通信ネットワークシステムを示す概念図。
【図2】従来技術による移動通信ネットワーク内のBSと移動体交換局間の従来技術によるインタフェースを示すブロック図。
【図3】群呼出しロジックを含むシステムのブロック図。
【図4】移動通信ネットワーク内のプロキシ交換機及びいくつかの設置機器を示すブロック図。
【図5】移動通信ネットワーク内のプロキシ交換機及びいくつかの設置機器を示すブロック図。
【図6】本発明の好適な実施形態によるプロキシ交換機を例示するデータ面のブロック図。
【図7】群通信システムのアーキテクチャを示すブロック図。
【図8A】群通信システムの使用方法の呼出しフローチャート。
【図8B】群通信システムの使用方法の呼出しフローチャート。
【図8C】群通信システムの使用方法の呼出しフローチャート。
【図9】群通信システムのアーキテクチャを示すブロック図。
【図10】群呼出しロジックのフローチャート。
【図11】群通信システムの使用方法の呼出しフローチャート。
【図12】群通信システムの使用方法の呼出しフローチャート。
【図13】群通信システムの使用方法の呼出しフローチャート。
【図14】群通信システムの使用方法の呼出しフローチャート。
【図15】群通信システムの使用方法の呼出しフローチャート。
【図16】群通信システムのアーキテクチャを示すブロック図。
【図17】群通信システムのアーキテクチャを示すブロック図。

Claims (20)

  1. 群呼出しの確立に使用するための方法であって、
    群呼出しグループのメンバーのリストから情報を検索する工程と、
    前記検索した情報に基づいて、第1の移動局及び第2の移動局の間で群呼出しを確立する工程とからなり、前記第1の移動局は第1の基地局コントローラからサービスを受け、前記第2の移動局は第2の基地局コントローラからサービスを受けている方法。
  2. 前記第1の移動局は第1の移動体交換局からサービスを受け、前記第2の移動局は第2の移動体交換局からサービスを受ける、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の移動局と前記第2の移動局の両方が、第1の移動体交換局からサービスを受ける、請求項1に記載の方法。
  4. マルチキャストセッション中に送信するための前記群呼出しに対する音声データを生成する工程をさらに有する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記群呼出しに対する音声データを第1のプロキシ交換機及び第2のプロキシ交換機間で送信する工程をさらに有し、前記第1のMSが前記第1のプロキシ交換機からサービスを受ける、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のプロキシ交換機は前記第1の基地局コントローラからデータを直接に受信する、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のプロキシ交換機が、第1の移動体交換局を通して前記第1の基地局コントローラからデータを受信する、請求項5に記載の方法。
  8. 前記群呼出しの少なくとも一部が半二重通信である、請求項1に記載の方法。
  9. 発言支配権を前記群呼出しのメンバー間で転送する工程をさらに有する、請求項1に記載の方法。
  10. テキストデータを移動局のうちの少なくとも1つに送信する工程をさらに有する、請求項1に記載の方法。
  11. 前記リスト内のどのメンバーが前記群呼出しに参加していないのかを判断する工程をさらに有する、請求項1に記載の方法。
  12. 前記群呼出し内の発言支配権を有していないあるメンバーが、前記群呼出し内の発言支配権を要求したという表示を送信する工程をさらに有する、請求項1に記載の方法。
  13. 前記群呼出しを確立する前に、前記群呼出しの確立に関する予測に基づいて、マルチキャストセッションを確立する工程をさらに有する、請求項1に記載の方法。
  14. 群呼出しの確立に使用するための方法であって、
    群呼出しグループのメンバーのリストから情報を検索する工程と、
    前記検索した情報に基づいて、第1の移動局及び第2の移動局間で群呼出しを確立する工程とからなり、前記第1の移動局は第1の無線信号方式規格によりサービスを受け、前記第2の移動局は第2の無線信号方式規格によりサービスを受けている方法。
  15. 前記第1の無線信号方式規格には時分割多元接続技術を含み、前記第2の無線信号方式規格には符号分割多元接続技術を含む、請求項14に記載の方法。
  16. 群呼出しを確立する際に使用するための方法であって、移動通信ネットワーク内の二地点間の群呼出しの履歴に基づいて、前記二地点間のマルチキャストセッションを確立するか否かを判断する工程を有する方法。
  17. 移動通信ネットワーク内の二地点間の群呼出しの履歴に基づいて、前記二地点間の群呼出しに対する将来の需要を予測する工程をさらに有する、請求項16に記載の方法。
  18. 移動通信ネットワーク内の二地点間の群呼出しの履歴に基づいて、前記移動通信ネットワーク内の将来の群呼出しで使用するために、マルチキャストセッションのトポロジーを決定する工程をさらに有する、請求項16に記載の方法。
  19. 第1の基地局コントローラを通して、第1の移動局がある群呼出しに対応する呼出し信号を生成したという表示を受信する工程と、
    第2の移動局が前記第1の移動局と同一の群呼出しのグループに所属する旨を判断する工程と、
    前記第2の移動局に連絡する工程と、
    前記第1の移動局と前記第2の移動局との間に音声データを運ぶマルチキャストセッションを確立する工程とからなる、群呼出しに使用するための方法。
  20. 群呼出しに使用するためのシステムにおいて、
    第1の基地局コントローラを通して、第1の群呼出しロジックが、第1の移動局がある群呼出しに対応する呼出し信号を生成したという表示を受信し、
    第2の群呼出しロジックが、第2の移動局が前記第1の移動局と同一の群呼出しグループに所属すると判断し、
    第3の群呼出しロジックが前記第2の移動局と連絡し、
    第4の群呼出しロジックが、前記第1の移動局と前記第2の移動局との間に音声データを運ぶマルチキャストセッションを確立するシステム。
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