JP2005506029A - 電気機械、特に始動装置 - Google Patents
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Abstract
電気機械、特に自動車に用いられる始動装置であって、ステータ(36)とロータ(39)とが設けられていて、該ロータ(39)が、種々異なる軸区分を備えた中空の軸(63)を有している形式のものが提案される。当該電気機械は、前記軸(63)が、軸受け座部(81)と、トルクを伝達するための軸区分輪郭(108)との間で、一体の単一部分から成る管体であることにより特徴付けられている。
Description
【技術分野】
【0001】
背景技術
本発明は、請求項1の上位概念部に記載の形式の電気機械、特に始動装置に関する。国際公開第95/29529号パンフレットに基づき、スタータジェネレータの形の電気機械が公知である。この公知の電気機械は種々異なる軸区分を備えた中空の軸を有している。この中空の軸はそれぞれ別体の複数の部分から形成されている。すなわち、中空の軸は軸受け個所を備えた第1の部分を有しており、この第1の部分には、磁気的に有効となるロータ部分のための座部が一体成形されている。磁気的に有効となるロータ部分のための座部の内側には、支持管が配置されており、この支持管は中空の軸を補強している。さらに、この支持管の内側には2つのディスクが配置されており、両ディスクは支持管を補強するか、もしくは支持管の作用をアシストする。磁気的に有効となるロータ部分のための座部を備えた第1の軸部分は一方の端面側で別の軸部分によって閉鎖されていて、この別の軸部分によって軸受け内に支持されている。この別の軸部分には、ピニオンシャフト部分が挿入されており、このピニオンシャフト部分はスタータジェネレータの力伝達のために働く。この公知の構成で不都合となるのは、上記国際公開パンフレットに開示されている電気機械のロータの製作にかなりの手間がかかることである。
【0002】
発明の利点
請求項1の特徴部に記載の特徴を有する本発明による電気機械は、中空の軸が一体の単一部分から成る管体として形成されていることに基づき、製作手間が著しく減じられるという利点を持っている。さらに、この軸の組付け過程は最小限に制限されている。この管体は、たとえばロータリスエージング(Rundkneten)によるか、または半径方向外側へ向かって規定の輪郭にまで拡開させることによって加工成形される。このためには、管体内部がたとえばハイドロリック的に圧力で負荷される。
【0003】
請求項2以下に記載の手段により、請求項1に記載の電気機械の有利な改良が可能となる。
【0004】
前記軸が、磁気的に有効となるロータ部分のための座部を有していると特に好都合である。なぜならば、これによって磁気的に有効となるロータ部分を備えた前記軸の、電気的に有効となる範囲を、所要の寸法にまで減少させることができるからである。これにより、磁気的に有効となるロータ部分の質量による負荷は減じられる。軸受けにおける摩擦および摩耗も減じられる。さらに、出力損失は小さくなり、寿命は高められる。ロータ部分の座部と、ロータ部分の内側区分とがそれぞれその周面に規則的な間隔を置いて反復する輪郭を有していると、両部分、つまりロータ部分の座部と、ロータ部分の内側区分とを互いに形状接続的に、つまり係合に基づいた嵌合により、互いに結合させることができる。これにより、磁気的に有効となるロータ部分と前記軸の座部との間のトルク伝達が最適化されている。これにより、磁気的に有効となるロータ部分と前記軸の座部との間のプレス力を減少させることができる。これにより、前記軸にロータ部分を装着する際に生じる力も減じられる。前記軸が製作時に撓められてしまう危険は著しく減じられている。
【0005】
前記軸に設けられた磁気的に有効となるロータ部分のための座部が、片側にストッパを備えていると、製作時に磁気的に有効となるロータ部分の軸方向位置を正確に規定することができる。
【0006】
前記軸が、磁気的に有効となるロータ部分のための座部の第1の側に、前記軸を支承するための軸受け座部を備えていて、第2の側で前記軸がピニオンによって支承されていると、前記軸の支承部のための廉価な構成が得られる。前で説明した変化形に対して択一的な、同じく廉価な手段は、磁気的に有効となるロータ部分のための座部の第1の側にも第2の側にも、軸受け座部が設けられていることにより与えられている。
【0007】
第1の軸受け座部も第2の軸受け座部もそれぞれモータハウジング部分に支承されていると、電気機械のモータが自己支承(eigengelagert)されて形成され得る。このことには、モータが既に完全に前製作されて、機能安全性に関して事前に検査され得るようになるという利点がある。
【0008】
前記軸が、少なくとも1つの軸受けエレメントのための軸方向の接触面を備えていると、前記軸を軸方向で規定して配置するための廉価な手段が得られる。
【0009】
前記軸が、ロータ巻き線と電気的に接続された整流子もしくはコンミテータのための座部を有していて、この座部がそれぞれその周面に規則的な間隔を置いて反復する輪郭を有していることにより、コンミテータのこのような構成では、コンミテータを前記軸に形状接続的に、つまり係合に基づいた嵌合により、固定することができる。コンミテータのための、規則的な間隔を置いて反復する輪郭も、磁気的に有効となるロータ部分のための、規則的な間隔を置いて反復する輪郭も、互いに的確に整合するように位置調整されると、コンミテータの周面に分配された薄片を電気的に最適に有効にロータ部分に合わせて位置調整することができる。
【0010】
隣接し合う軸区分の互いに異なる大きさの外径の間の移行部が円錐状の移行部により形成されると、剛性的でかつ軽度の移行部が達成される。隣接し合う軸区分の互いに異なる大きさの外径の間の移行部がディスク状の移行部により形成されると、特に短い移行部が達成される。要求に応じて、1つの軸に両移行形態が実現されていてもよい。
【0011】
モータのトルクを伝達すべき軸区分が、所定の輪郭を有するように形成されると、トルク伝達のための特に好都合な形状が与えられている。
【0012】
以下に、本発明による電気機械もしくは該電気機械に所属の中空の軸の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0013】
実施例の説明
図1には、本発明による電気機械20が概略的に図示されている。2つの部分、つまりドライブエンドベアリングハウジング(Antriebslagergehaeuse)23とポールハウジングもしくはフィールドフレーム(Polgehaeuse)24とから成るハウジングの内部には、電気的なモータ27が配置されている。この電気的なモータ27には遊星歯車伝動装置30が後置されている。この遊星歯車伝動装置30を介して、この遊星歯車伝動装置30に後置された出力軸33が駆動される。
【0014】
図2には、電気的なモータ27の縦断面図が示されている。フィールドフレーム24の内部には、ステータ36とロータ39とが配置されている。ステータ36は、フィールドフレーム24の内周面に配置された個々の永久磁石42から成っている。ステータ36の内側には、ロータ39の、磁気的に有効となるロータ部分45が配置されている。磁気的に有効となるロータ部分45はこの場合、積層鉄心48から成っている。積層鉄心48の外周面は複数の溝を有している。これらの溝内には、電気的な導体51が嵌め込まれており、これらの電気的な導体51はコンミテータ54を介して通電可能である。コンミテータ54の外周面は軸方向に配置された複数の薄片57を支持している。これらの薄片57は一方では電気的な導体51に接続されており、他方ではブラシ装置60を介してアースにも、スタータバッテリの正極にも、少なくとも間接的に接続可能となる。磁気的に有効となるロータ部分45も、コンミテータ54も、中空の軸63に固く装着されている。この中空の軸63は第1の側66で軸受け部分69によってフィールドフレーム24内に支承されている。中空の軸63は第2の側72では別の軸受け部分75によってハウジングフランジ78内に支承されている。このハウジングフランジ78はフィールドフレーム24内に固着するように支承されている。
【0015】
軸63は一貫して中空に形成されていて、単一部分から成る一体の管体であり、しかもその長さにわたって種々異なる軸区分を有している。図2に示した中空の軸63の第1の変化形の軸区分は、第1の側66から出発して次のような軸区分を有している:
第1の区分はベアリングシート、つまり軸受け座部81である。この軸受け座部81は軸受け部分69を介して中空の軸63を支持している。第1の区分に続いて、アンダカット状の移行部84が設けられている。この移行部84は、軸受け座部81を加工するために必要となる研削砥石車が自由に進出し得るようにするために役立つ。さらに、この移行部84は、ノッチ作用を減少させるためにも働く。
【0016】
アンダカット状の移行部84にはディスク状の移行部87が続いている。このディスク状の移行部87は同時に、軸受け部分69のための軸方向の接触面88としても働く。ディスク状の移行部87は半径方向外側の終端部にストッパ90を有している。このストッパ90は、磁気的に有効となるロータ部分45の軸方向位置を第1の側66に向かって制限するために働く。このストッパ90には、磁気的に有効となるロータ部分45のための座部93が続いている。この座部93には、半径方向内側へ向かって延びる円錐状の移行部96が続いており、この円錐状の移行部96はコンミテータ54のための座部99へ通じている。コンミテータ54のための座部99には、軸受け座部102が続いており、この軸受け座部102を取り囲むように軸受け部分75が配置されている。中空の軸63は既に述べたように、この軸受け座部102を介してハウジングフランジ78に支持される。軸受け座部102には別の円錐状の移行部105が続いている。この円錐状の移行部105は軸区分輪郭108に通じている。この軸区分輪郭108は、トルク伝達部分111の輪郭へのトルクの伝達を行うために働く。トルク伝達部分111はこの場合、ピニオンであり、このピニオンは既に説明した遊星歯車伝動装置30の太陽歯車として働く。
【0017】
図2に示した実施例では、モータ27が自己支承されて(eigengelagert)形成されている。このことは、ロータ39が2つの軸受け座部81,102を介してフィールドフレーム24内もしくはハウジングフランジ78のようなハウジング部分の内部で完全に支承されていることを意味する。ロータ39のための別の軸受け個所は必要とならない。ハウジングフランジ78はモータハウジング79の一部であり、このモータハウジング79はハウジングフランジ78とフィールドフレーム24とから成っている。円錐状の移行部96により、隣接し合う軸区分の互いに異なる大きさの外径が段付けされ、たとえばロータ部分45のための座部93の外径が、コンミテータ54の座部99に対して段付けされる。同じく、ディスク状の移行部87によっても、隣接し合う軸区分の互いに異なる大きさの外径が段付けされる。
【0018】
図3Aには、別の実施例による中空の軸63が単独部分として図示されている。図2に示した実施例とは異なり、この中空の軸63は別の2つの特徴を有している。磁気的に有効となるロータ部分45のための座部93はこの場合、プロファイリング(異形成形)されて形成されており、そしてこの座部93の周面に沿って規則的な間隔を置いて反復する輪郭114を有している(図4も参照)。この輪郭114は原理的にはスプラインプロファイル(Vielzahnprofil)を有しており、この場合、択一的には波状に反復する輪郭も適している。図示の実施例では、座部93に合計14個の個別輪郭もしくは歯もしくは波状体が設けられている。ロータ部分45の内側区分115は対応する個別輪郭を有している(図3B)。また、コンミテータ54のための座部99も、図3Aならびに図4から判るように、規則的に間隔を置いて配置された、反復する種々の個々の輪郭を有している。これらの輪郭は内側区分116の輪郭に対応している(図3C)。座部93が14個の繋がり合った輪郭を有しているのに対して、座部99はその半分、つまり7個の輪郭しか有していない。このことは、ロータ部分45の個々の溝に対してコンミテータ54の個々の薄片を対応させることを可能にする。これにより、コンミテータ54とロータ部分45との間の位置ずれはできるだけ小さく保持される。また、軸区分輪郭108も規則的に反復する個々の輪郭を有しているので、規則的なスプラインが得られる。軸区分輪郭108のこのようなスプラインは、トルク伝達部分111を被せ嵌めるために使用され得るか、またはそれ自体トルク伝達部分、たとえばピニオンとして使用され得るようになっている。
【0019】
図5には、さらに別の変化実施例による中空の軸63の横断面図が示されている。図2に示した実施例に対する大きな相違点は、コンミテータ54のための座部99に、円錐状の移行部は別として、まず軸区分輪郭108が続いており、そしてその後にはじめて軸受け座部102が続いている。こうして、たしかに自己支承されたモータ27を得ることは不可能となるが、この変化実施例では軸受け座部102が遊星歯車伝動装置30内に、しかもリングギヤキャリヤ(図示しない)内に支承される。
【0020】
図6には、中空の軸63のさらに別の変化実施例が示されている。この場合、第1の側66と第2の側72とが置き換えられている。この実施例では、中空の軸63が軸受け座部81を介してフィールドフレーム24内に支承されており、これに続いてコンミテータ54のための座部99と、ロータ部分45のための座部93とが設けられており、この座部93にはストッパ90が続いている。最後に中空の軸63の第2の側72に軸区分輪郭108が配置されている。この軸区分輪郭108には、前の実施例の場合と同様にトルク伝達部分111が被せ嵌められる。図7には、図6に示した実施例の変化形が部分的に図示されている。この場合、ディスク状の移行部87と軸区分輪郭108との間に軸受け座部102が配置されているので、図7もしくは図6に示した実施例を用いると、自己支承されたモータ27が達成される。図7に示した実施例に対して択一的に、図8に示した実施例におけるように、軸受け座部102と軸区分輪郭108とが置き換えられていてもよい。
【0021】
図9に示した実施例では、図5に示した実施例から出発して、軸受け座部102が不要にされているので、中空の軸63は軸区分輪郭108もしくはトルク伝達部分111によって第2の側72で遊星歯車伝動装置30に支承されている。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明による電気機械の概略図である。
【0023】
【図2】本発明による電気機械のモータを示す断面図である。
【0024】
【図3A】中空の軸の第1実施例を示す斜視図である。
【0025】
【図3B】ロータ部分の内側区分を示す断面図である。
【0026】
【図3C】コンミテータの内側区分を示す断面図である。
【0027】
【図4】中空の軸の第2実施例を示す概略図である。
【0028】
【図5】中空の軸の第2実施例を示す縦断面図である。
【0029】
【図6】中空の軸の第3実施例を示す縦断面図である。
【0030】
【図7】中空の軸の第4実施例を示す縦断面図である。
【0031】
【図8】中空の軸の第5実施例を示す縦断面図である。
【0032】
【図9】中空の軸の第6実施例を示す縦断面図である。
【0001】
背景技術
本発明は、請求項1の上位概念部に記載の形式の電気機械、特に始動装置に関する。国際公開第95/29529号パンフレットに基づき、スタータジェネレータの形の電気機械が公知である。この公知の電気機械は種々異なる軸区分を備えた中空の軸を有している。この中空の軸はそれぞれ別体の複数の部分から形成されている。すなわち、中空の軸は軸受け個所を備えた第1の部分を有しており、この第1の部分には、磁気的に有効となるロータ部分のための座部が一体成形されている。磁気的に有効となるロータ部分のための座部の内側には、支持管が配置されており、この支持管は中空の軸を補強している。さらに、この支持管の内側には2つのディスクが配置されており、両ディスクは支持管を補強するか、もしくは支持管の作用をアシストする。磁気的に有効となるロータ部分のための座部を備えた第1の軸部分は一方の端面側で別の軸部分によって閉鎖されていて、この別の軸部分によって軸受け内に支持されている。この別の軸部分には、ピニオンシャフト部分が挿入されており、このピニオンシャフト部分はスタータジェネレータの力伝達のために働く。この公知の構成で不都合となるのは、上記国際公開パンフレットに開示されている電気機械のロータの製作にかなりの手間がかかることである。
【0002】
発明の利点
請求項1の特徴部に記載の特徴を有する本発明による電気機械は、中空の軸が一体の単一部分から成る管体として形成されていることに基づき、製作手間が著しく減じられるという利点を持っている。さらに、この軸の組付け過程は最小限に制限されている。この管体は、たとえばロータリスエージング(Rundkneten)によるか、または半径方向外側へ向かって規定の輪郭にまで拡開させることによって加工成形される。このためには、管体内部がたとえばハイドロリック的に圧力で負荷される。
【0003】
請求項2以下に記載の手段により、請求項1に記載の電気機械の有利な改良が可能となる。
【0004】
前記軸が、磁気的に有効となるロータ部分のための座部を有していると特に好都合である。なぜならば、これによって磁気的に有効となるロータ部分を備えた前記軸の、電気的に有効となる範囲を、所要の寸法にまで減少させることができるからである。これにより、磁気的に有効となるロータ部分の質量による負荷は減じられる。軸受けにおける摩擦および摩耗も減じられる。さらに、出力損失は小さくなり、寿命は高められる。ロータ部分の座部と、ロータ部分の内側区分とがそれぞれその周面に規則的な間隔を置いて反復する輪郭を有していると、両部分、つまりロータ部分の座部と、ロータ部分の内側区分とを互いに形状接続的に、つまり係合に基づいた嵌合により、互いに結合させることができる。これにより、磁気的に有効となるロータ部分と前記軸の座部との間のトルク伝達が最適化されている。これにより、磁気的に有効となるロータ部分と前記軸の座部との間のプレス力を減少させることができる。これにより、前記軸にロータ部分を装着する際に生じる力も減じられる。前記軸が製作時に撓められてしまう危険は著しく減じられている。
【0005】
前記軸に設けられた磁気的に有効となるロータ部分のための座部が、片側にストッパを備えていると、製作時に磁気的に有効となるロータ部分の軸方向位置を正確に規定することができる。
【0006】
前記軸が、磁気的に有効となるロータ部分のための座部の第1の側に、前記軸を支承するための軸受け座部を備えていて、第2の側で前記軸がピニオンによって支承されていると、前記軸の支承部のための廉価な構成が得られる。前で説明した変化形に対して択一的な、同じく廉価な手段は、磁気的に有効となるロータ部分のための座部の第1の側にも第2の側にも、軸受け座部が設けられていることにより与えられている。
【0007】
第1の軸受け座部も第2の軸受け座部もそれぞれモータハウジング部分に支承されていると、電気機械のモータが自己支承(eigengelagert)されて形成され得る。このことには、モータが既に完全に前製作されて、機能安全性に関して事前に検査され得るようになるという利点がある。
【0008】
前記軸が、少なくとも1つの軸受けエレメントのための軸方向の接触面を備えていると、前記軸を軸方向で規定して配置するための廉価な手段が得られる。
【0009】
前記軸が、ロータ巻き線と電気的に接続された整流子もしくはコンミテータのための座部を有していて、この座部がそれぞれその周面に規則的な間隔を置いて反復する輪郭を有していることにより、コンミテータのこのような構成では、コンミテータを前記軸に形状接続的に、つまり係合に基づいた嵌合により、固定することができる。コンミテータのための、規則的な間隔を置いて反復する輪郭も、磁気的に有効となるロータ部分のための、規則的な間隔を置いて反復する輪郭も、互いに的確に整合するように位置調整されると、コンミテータの周面に分配された薄片を電気的に最適に有効にロータ部分に合わせて位置調整することができる。
【0010】
隣接し合う軸区分の互いに異なる大きさの外径の間の移行部が円錐状の移行部により形成されると、剛性的でかつ軽度の移行部が達成される。隣接し合う軸区分の互いに異なる大きさの外径の間の移行部がディスク状の移行部により形成されると、特に短い移行部が達成される。要求に応じて、1つの軸に両移行形態が実現されていてもよい。
【0011】
モータのトルクを伝達すべき軸区分が、所定の輪郭を有するように形成されると、トルク伝達のための特に好都合な形状が与えられている。
【0012】
以下に、本発明による電気機械もしくは該電気機械に所属の中空の軸の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0013】
実施例の説明
図1には、本発明による電気機械20が概略的に図示されている。2つの部分、つまりドライブエンドベアリングハウジング(Antriebslagergehaeuse)23とポールハウジングもしくはフィールドフレーム(Polgehaeuse)24とから成るハウジングの内部には、電気的なモータ27が配置されている。この電気的なモータ27には遊星歯車伝動装置30が後置されている。この遊星歯車伝動装置30を介して、この遊星歯車伝動装置30に後置された出力軸33が駆動される。
【0014】
図2には、電気的なモータ27の縦断面図が示されている。フィールドフレーム24の内部には、ステータ36とロータ39とが配置されている。ステータ36は、フィールドフレーム24の内周面に配置された個々の永久磁石42から成っている。ステータ36の内側には、ロータ39の、磁気的に有効となるロータ部分45が配置されている。磁気的に有効となるロータ部分45はこの場合、積層鉄心48から成っている。積層鉄心48の外周面は複数の溝を有している。これらの溝内には、電気的な導体51が嵌め込まれており、これらの電気的な導体51はコンミテータ54を介して通電可能である。コンミテータ54の外周面は軸方向に配置された複数の薄片57を支持している。これらの薄片57は一方では電気的な導体51に接続されており、他方ではブラシ装置60を介してアースにも、スタータバッテリの正極にも、少なくとも間接的に接続可能となる。磁気的に有効となるロータ部分45も、コンミテータ54も、中空の軸63に固く装着されている。この中空の軸63は第1の側66で軸受け部分69によってフィールドフレーム24内に支承されている。中空の軸63は第2の側72では別の軸受け部分75によってハウジングフランジ78内に支承されている。このハウジングフランジ78はフィールドフレーム24内に固着するように支承されている。
【0015】
軸63は一貫して中空に形成されていて、単一部分から成る一体の管体であり、しかもその長さにわたって種々異なる軸区分を有している。図2に示した中空の軸63の第1の変化形の軸区分は、第1の側66から出発して次のような軸区分を有している:
第1の区分はベアリングシート、つまり軸受け座部81である。この軸受け座部81は軸受け部分69を介して中空の軸63を支持している。第1の区分に続いて、アンダカット状の移行部84が設けられている。この移行部84は、軸受け座部81を加工するために必要となる研削砥石車が自由に進出し得るようにするために役立つ。さらに、この移行部84は、ノッチ作用を減少させるためにも働く。
【0016】
アンダカット状の移行部84にはディスク状の移行部87が続いている。このディスク状の移行部87は同時に、軸受け部分69のための軸方向の接触面88としても働く。ディスク状の移行部87は半径方向外側の終端部にストッパ90を有している。このストッパ90は、磁気的に有効となるロータ部分45の軸方向位置を第1の側66に向かって制限するために働く。このストッパ90には、磁気的に有効となるロータ部分45のための座部93が続いている。この座部93には、半径方向内側へ向かって延びる円錐状の移行部96が続いており、この円錐状の移行部96はコンミテータ54のための座部99へ通じている。コンミテータ54のための座部99には、軸受け座部102が続いており、この軸受け座部102を取り囲むように軸受け部分75が配置されている。中空の軸63は既に述べたように、この軸受け座部102を介してハウジングフランジ78に支持される。軸受け座部102には別の円錐状の移行部105が続いている。この円錐状の移行部105は軸区分輪郭108に通じている。この軸区分輪郭108は、トルク伝達部分111の輪郭へのトルクの伝達を行うために働く。トルク伝達部分111はこの場合、ピニオンであり、このピニオンは既に説明した遊星歯車伝動装置30の太陽歯車として働く。
【0017】
図2に示した実施例では、モータ27が自己支承されて(eigengelagert)形成されている。このことは、ロータ39が2つの軸受け座部81,102を介してフィールドフレーム24内もしくはハウジングフランジ78のようなハウジング部分の内部で完全に支承されていることを意味する。ロータ39のための別の軸受け個所は必要とならない。ハウジングフランジ78はモータハウジング79の一部であり、このモータハウジング79はハウジングフランジ78とフィールドフレーム24とから成っている。円錐状の移行部96により、隣接し合う軸区分の互いに異なる大きさの外径が段付けされ、たとえばロータ部分45のための座部93の外径が、コンミテータ54の座部99に対して段付けされる。同じく、ディスク状の移行部87によっても、隣接し合う軸区分の互いに異なる大きさの外径が段付けされる。
【0018】
図3Aには、別の実施例による中空の軸63が単独部分として図示されている。図2に示した実施例とは異なり、この中空の軸63は別の2つの特徴を有している。磁気的に有効となるロータ部分45のための座部93はこの場合、プロファイリング(異形成形)されて形成されており、そしてこの座部93の周面に沿って規則的な間隔を置いて反復する輪郭114を有している(図4も参照)。この輪郭114は原理的にはスプラインプロファイル(Vielzahnprofil)を有しており、この場合、択一的には波状に反復する輪郭も適している。図示の実施例では、座部93に合計14個の個別輪郭もしくは歯もしくは波状体が設けられている。ロータ部分45の内側区分115は対応する個別輪郭を有している(図3B)。また、コンミテータ54のための座部99も、図3Aならびに図4から判るように、規則的に間隔を置いて配置された、反復する種々の個々の輪郭を有している。これらの輪郭は内側区分116の輪郭に対応している(図3C)。座部93が14個の繋がり合った輪郭を有しているのに対して、座部99はその半分、つまり7個の輪郭しか有していない。このことは、ロータ部分45の個々の溝に対してコンミテータ54の個々の薄片を対応させることを可能にする。これにより、コンミテータ54とロータ部分45との間の位置ずれはできるだけ小さく保持される。また、軸区分輪郭108も規則的に反復する個々の輪郭を有しているので、規則的なスプラインが得られる。軸区分輪郭108のこのようなスプラインは、トルク伝達部分111を被せ嵌めるために使用され得るか、またはそれ自体トルク伝達部分、たとえばピニオンとして使用され得るようになっている。
【0019】
図5には、さらに別の変化実施例による中空の軸63の横断面図が示されている。図2に示した実施例に対する大きな相違点は、コンミテータ54のための座部99に、円錐状の移行部は別として、まず軸区分輪郭108が続いており、そしてその後にはじめて軸受け座部102が続いている。こうして、たしかに自己支承されたモータ27を得ることは不可能となるが、この変化実施例では軸受け座部102が遊星歯車伝動装置30内に、しかもリングギヤキャリヤ(図示しない)内に支承される。
【0020】
図6には、中空の軸63のさらに別の変化実施例が示されている。この場合、第1の側66と第2の側72とが置き換えられている。この実施例では、中空の軸63が軸受け座部81を介してフィールドフレーム24内に支承されており、これに続いてコンミテータ54のための座部99と、ロータ部分45のための座部93とが設けられており、この座部93にはストッパ90が続いている。最後に中空の軸63の第2の側72に軸区分輪郭108が配置されている。この軸区分輪郭108には、前の実施例の場合と同様にトルク伝達部分111が被せ嵌められる。図7には、図6に示した実施例の変化形が部分的に図示されている。この場合、ディスク状の移行部87と軸区分輪郭108との間に軸受け座部102が配置されているので、図7もしくは図6に示した実施例を用いると、自己支承されたモータ27が達成される。図7に示した実施例に対して択一的に、図8に示した実施例におけるように、軸受け座部102と軸区分輪郭108とが置き換えられていてもよい。
【0021】
図9に示した実施例では、図5に示した実施例から出発して、軸受け座部102が不要にされているので、中空の軸63は軸区分輪郭108もしくはトルク伝達部分111によって第2の側72で遊星歯車伝動装置30に支承されている。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明による電気機械の概略図である。
【0023】
【図2】本発明による電気機械のモータを示す断面図である。
【0024】
【図3A】中空の軸の第1実施例を示す斜視図である。
【0025】
【図3B】ロータ部分の内側区分を示す断面図である。
【0026】
【図3C】コンミテータの内側区分を示す断面図である。
【0027】
【図4】中空の軸の第2実施例を示す概略図である。
【0028】
【図5】中空の軸の第2実施例を示す縦断面図である。
【0029】
【図6】中空の軸の第3実施例を示す縦断面図である。
【0030】
【図7】中空の軸の第4実施例を示す縦断面図である。
【0031】
【図8】中空の軸の第5実施例を示す縦断面図である。
【0032】
【図9】中空の軸の第6実施例を示す縦断面図である。
Claims (12)
- 電気機械、特に自動車に用いられる始動装置であって、ステータ(36)とロータ(39)とが設けられていて、該ロータ(39)が、種々異なる軸区分を備えた中空の軸(63)を有している形式のものにおいて、前記軸(63)が、軸受け座部(81)と、トルクを伝達するための軸区分輪郭(108)との間で、一体の単一部分から成る管体であることを特徴とする電気機械。
- 前記軸(63)が、磁気的に有効となるロータ部分(45)のための座部(93)を有している、請求項1記載の電気機械。
- 前記座部(93)と、前記ロータ部分(45)の内側区分(115)とが、それぞれその周面に規則的な間隔を置いて反復する輪郭を有していて、これにより形状接続的に互いに結合されている、請求項2記載の電気機械。
- 磁気的に有効となるロータ部分(45)のための座部(93)が、一方の側にストッパ(90)を有している、請求項2または3記載の電気機械。
- 前記軸(63)が、前記座部(93)の第1の側に、前記軸(63)を支承するための軸受け座部(81)を有しており、第2の側(72)で前記軸(63)がトルク伝達部分(111)によって支承されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の電気機械。
- 磁気的に有効となるロータ部分(45)のための座部(93)の第1の側(66)に第1の軸受け座部(81)が配置されており、第2の側(72)に第2の軸受け座部(102)が配置されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の電気機械。
- 前記軸(63)が両軸受け座部(81,102)によってモータハウジング(79)内に自己支承されている、請求項6記載の電気機械。
- 前記軸(63)が、少なくとも1つの軸受け部分(69)のための軸方向の接触面(88)を有している、請求項1から7までのいずれか1項記載の電気機械。
- 前記軸(63)が、ロータ巻き線に電気的に接続されたコンミテータ(54)のための座部(99)を有しており、コンミテータ(54)のための該座部(99)と、コンミテータ(54)の内側区分(116)とが、それぞれその周面に規則的な間隔を置いて反復する輪郭を有していて、これにより形状接続的に互いに結合されている、請求項1から8までのいずれか1項記載の電気機械。
- 隣接し合う軸区分の互いに異なる大きさの外径が、円錐状の移行部(96)によって段付けされている、請求項1から9までのいずれか1項記載の電気機械。
- 隣接し合う軸区分の互いに異なる大きさの外径が、ディスク状の移行部(87)によって段付けされている、請求項1から10までのいずれか1項記載の電気機械。
- 1つの軸区分が、トルク伝達部分(111)の輪郭にトルクを伝達するために働く軸区分輪郭(108)を有している、請求項1から11までのいずれか1項記載の電気機械。
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