JP2005504597A - 歯ブラシ - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、歯ブラシのヘッド、特に、そのような歯ブラシヘッドを歯と歯肉に接触させるための弾性口腔衛生部品をヘッド上に有する歯ブラシヘッドに関する。
【背景技術】
【0002】
歯ブラシは周知の物品であって、一般的には、縦方向に沿って配置されたヘッドおよびグリップハンドルから構成され、ヘッドとハンドルの間には縦方向でネックが存在する。ヘッドは、ハンドルから遠い先端部とハンドルに最も近い基部の間で概して細長くなっていて、縦方向に対してほぼ垂直なその厚さ方向において平らになっており、また、縦方向と厚さ方向の双方に対して垂直な幅方向を有する。
【0003】
ヘッドは通常、歯清浄部品のような1以上の口腔衛生部品(例えば、剛毛)が縦方向に対してほぼ垂直な剛毛方向で突き出ている1つの面と、その反対側の面とを有し、これらの面は縁面によってつながれている。通常、前記の面は概ね平らであるので、剛毛はその面に対してほぼ垂直な剛毛方向で突き出ている。ヘッドはハンドルと一体化された部品とすることができ、また、取り替え可能にハンドルまたはハンドル−ネックユニットに取り付けることもできる。
【0004】
歯ブラシはポリプロピレンのような硬質プラスチック材料から作られるのが一般的であるが、この頃では、多くがツーコンポーネント(2素材性)であり、すなわち、グリップハンドルを強化するために、および/または柔軟な連結部の弾性部品を提供するために、硬質プラスチックの骨組と1以上のより軟質の弾性部品とを有する。そのようなツーコンポーネント歯ブラシとして、本出願人のDr BESTTMおよびAQUAFRESHTM系列の歯ブラシがある。
【0005】
歯と歯肉に接触させるための弾性口腔衛生部品をヘッド上に有する歯ブラシは公知である。本明細書中で用いる「口腔衛生部品」という語は、例えば、歯、歯肉もしくは他の口腔組織を清浄にし、かつ/または歯肉もしくは他の口腔組織をマッサージすることで、口腔衛生に寄与する部品をさす。GB-A-2 040 161は、縦方向に延びている弾性ストリップを開示している。GB-A-2 214 420およびWO-A-00/49911はいずれも、ヘッドから小さいゴム製角錐体が突き出ている歯ブラシを開示している。GB-A-214 701は、クレープゴムのストリップから構成された口腔衛生部品を有する歯ブラシを開示しており、その理論的に考察された一具体例では、ストリップがクレープゴムのストリップの間にはさみ込まれた剛毛を有し得る。EP-A-0 360 766は、丸い突起の端部を有する小さいゴム製円柱体を開示している。US-A-4 128 910は、角錐体およびリッジがさまざまな形状をしたゴム製口腔衛生部品を有する歯ブラシを開示している。US-A-4 277 862は、剛毛パターンの外縁に沿って弾力性の歯肉マッサージ部品を有する歯ブラシを開示している。US-A-4 288 883は、ゴム製の円錐体を開示している。US-A-5 040 260は、ヘッドから小さいゴム製円錐体が延びている歯ブラシを開示している。WO-A-96/15696は、典型的には縦方向に対して垂直にまたは平行に整列させた、軟質で弾力性がある材料(典型的には、非弾性ナイロン材料)のストリップを備えた歯ブラシヘッドを開示している。WO-A-96/28994は、剛毛方向を横切って切断したとき細長い横断面を有する剛毛「バー」と組み合わせた、縦方向に対して垂直にかつヘッドの縁に対して平行に延びている弾性バーを開示しており、さらに、ヘッド先端部のカーブさせたゴム製「スクーピングバー」(scooping bar)をも開示している。WO-A-97/16995は、エラストマー「剛毛」を開示している。WO-A-98/18364は、歯磨きパッドまたはフィンガー様構造体を開示している。WO-A-99/37181は、内側の密な剛毛パックを取り囲んでいるゴム製フィンガーの外側リングを開示している。WO-A-00/64307は、ほぼ三角形の横断面を有するゴムバーを開
示している。WO-A-00/76369は、120°以下の回転対称性がある弾性マッサージ部品(例えば、円柱体)を開示している。WO-A-01/21036は、ヘッドの長さの少なくとも半分にわたる、縦方向に延びている弾性壁様部材を開示している。
【0006】
このような弾性部品は、とりわけ、歯肉をマッサージしかつ/または刺激するために、さらには、歯と歯肉を清浄にするために提供される。多くの場合、それらは、剛毛の歯/歯肉清浄作用を補足しかつ増強するために、従来の剛毛(例えば、公知のナイロン材料で作られたもの)と共にクラスターとして歯ブラシヘッド上に取り付けられる。
【0007】
歯ブラシのヘッド中に2以上の柔軟かつ弾力的に連結されたセグメント(すなわち、「マルチセグメント」ヘッド)を有する「柔軟性ヘッド」歯ブラシも公知であり、例えば、WO-A-92/17093、WO-A-96/02165、WO-A-97/07707およびWO-A-97/24048を参照されたい。また、ヘッドが柔軟な連結部でハンドルに接続されている歯ブラシを提供することも公知であり、例えば、WO-A-92/17092およびWO-A-97/24949を参照されたい。さらに、ヘッドが柔軟な連結部でハンドルに接続されており、かつそのヘッド中に柔軟かつ弾力的に連結された2以上のセグメントを有する歯ブラシを提供することも公知であり、例えば、WO-A-98/37788を参照されたい。
【0008】
これらの特許文献の内容を、参照により本明細書に組み入れるものとする。
【発明の開示】
【0009】
本発明の目的は、上記の弾性口腔衛生部品をヘッド上に有する改良された歯ブラシ構成を提供することである。
【0010】
本発明の一つの態様によれば、歯ブラシのヘッドが提供され、該ヘッドは、柔軟かつ弾力的に互いと連結された2以上のセグメントから構成され、該セグメントの1以上は、1以上の弾性口腔衛生部品が取り付けられている1つの面を有する。
【0011】
好ましくは、前記セグメントは縦方向に連続して配置される。
【0012】
好ましくは、前記柔軟性ヘッドは、2つのセグメント、すなわち、歯ブラシのネックに隣接しておりかつヘッドの基部から弾力的かつ柔軟な連結部(ヘッドの基部と先端部の間に位置している)まで延びている実質的に硬質の基体セグメントと、ヘッドの先端部から該連結部まで延びている先端セグメントと、を含んでなり、先端セグメントが該連結部で基体セグメントに柔軟かつ弾力的に連結されている。
【0013】
本明細書において「先端セグメント」という語は、マルチセグメント歯ブラシのヘッドの先端部に最も近いセグメントをさす。本明細書において「基体セグメント」という語は、マルチセグメント歯ブラシのヘッドの基部に最も近いセグメントをさす。好ましくは、歯ブラシヘッドは、弾力的かつ柔軟な連結部で連結された2つのそのようなセグメント(すなわち、先端セグメントと基体セグメント)のみを有する。
【0014】
望ましくは、基体セグメントは、ヘッドの基部とヘッドの先端部間の距離の少なくとも50%、適切には少なくとも60%、例えば少なくとも75%、にわたって延びている。
【0015】
使用中でない場合、すなわち、歯磨きの力がかかっていない静止中の場合、隣接セグメントのそれぞれの面は実質的に同一平面上にあるか、あるいはまた、隣接セグメント(特に、縦方向に隣接するセグメント)のそれぞれの面は互いに対して180°未満の角度を形成することができる。例えば、そのような柔軟性ヘッドの先端セグメントと基体セグメントのそれぞれの面は、実質的に同一平面上にあってよく、すなわち、それらの間の角度が実質的に180°であってよい。好ましくは、先端セグメントの面は基体セグメントの面に対して180°未満の角度、例えば150°〜179°、適切には155°〜170°の角度を形成しうる。
【0016】
そのような柔軟性ヘッドは上記のWO-A-92/17093、WO-A-97/07707、WO-A-97/24048およびWO-A-96/02165に記載されているようなものであり得る。典型的には、かかる柔軟性ヘッドにおいて、ヘッドの2つの隣接セグメント間の弾力的かつ柔軟な連結部は、弾性材料を含む該セグメント間の領域からなる。一般的に、そのような連結部の構成は、プラスチック材料の軟質ストリップで橋かけされた、該セグメント間のヘッド中の開口からなる。例えば、ヘッドの1つの面には1以上の溝があり、該溝の両側の領域がセグメントを構成し、薄くなった領域(例えば、溝の底面のヘッド材料の薄いストリップ)のまわりで柔軟かつ弾力的な連結が生じ、該溝は弾性材料を含みうる。そのような溝はヘッドの一方の面(例えば、口腔衛生部品が延在している側の面)または反対側の面に存在してよく、あるいは、両方の面に存在して、ヘッド材料の薄いストリップが両方の溝のそれぞれの底面となるようにしてもよい。1以上の個所で、そのような溝が歯ブラシヘッドの厚みを完全に貫通していてもよい。
【0017】
そのような柔軟性ヘッドは、ハンドルに永久的に取り付けることができ、例えば、ハンドルと一体的に作られる。これとは別に、ヘッドを取り替えできるように、ハンドルに取り付けることも可能である。ヘッドとハンドルの間にはネックを設けることが適切である。ヘッドとハンドルは歯ブラシの縦方向に沿って配置され、ヘッドとハンドルの間にそのようなネックが縦方向で存在する。
【0018】
本発明の別の態様によれば、ヘッドが弾力的かつ柔軟な連結部によってハンドルに接続されており、かつ1つの面に1以上の弾性口腔衛生部品が取り付けられている歯ブラシが提供される。
【0019】
ヘッドとハンドルの間の柔軟な連結部の構築は、例えば、WO-A-92/17092およびWO-A-97/24949に記載されるとおりであり、該連結部は、例えば、ヘッドとハンドルを連結する(通常は、ヘッドとネックを連結する)薄手の軟質プラスチック材料の脊柱を含み、該脊柱がエラストマーの塊(例えば、ほぼ球形の輪郭を有する)で全体的または部分的に取り囲まれている。
【0020】
この第2の態様の歯ブラシヘッドは、上記のような柔軟性のヘッドであってもよく、例えば、柔軟かつ弾力的に互いと連結された2以上のセグメント(例えば、2つのそれぞれ縦方向に配置された先端セグメントと基体セグメントを含む)を含んでなり、該セグメントの1以上は、1以上の弾性口腔衛生部品が取り付けられている1つの面を有する。ハンドルに面している柔軟な連結部は、通常、基体セグメントとハンドルの間にある。このような歯ブラシの全体的な構成は、例えばWO-A-98/37788に開示されている。
【0021】
1以上の弾性口腔衛生部品は、そのような柔軟性の歯ブラシヘッドの1以上のセグメント、例えば、2つのセグメントからなる柔軟性ヘッドの先端セグメントおよび/または基体セグメントに取り付けることができる。
【0022】
本発明の上記態様での1以上の弾性口腔衛生部品は、公知のタイプのものであってよく、例えば、先に挙げたような、公知の小さいゴム円錐体、小さいゴム角錐体、ゴムのストリップ、エラストマー「剛毛」、歯磨きパッドもしくはフィンガー様構造体、エラストマーバー(例えば、ほぼ長方形の断面のもの)、120°以下の回転対称性がある弾性マッサージ部品(例えば、円柱体)、弾力的なエラストマー壁様部材、および丸い突起の端部を有する小さいゴム円柱体の1以上でありうる。
【0023】
弾性口腔衛生部品の1つの好ましい形態は、弾性フィンガーからなり、例えば、直径が典型的には0.5〜2.0mm、好ましくは約1〜1.5mmで、従来の剛毛とほぼ同じ長さの円柱体からなる。複数のそのようなフィンガーがすべて同じ長さのものであってもよいし、異なる長さの円柱体を使用してもよい。かかるフィンガーは、ゆるくテーパーを付けた側面を有していてもよく、すなわち、わずかに円錐形、つまり、ヘッドの面から離れた端部でより細くなっている。また、それらは該面から離れた端部が凸面状に丸くなっていてもよく、かつ/または、該面から離れた端部に小さい凹面部もしくはくぼみをもっていてもよい。
【0024】
例えば、複数の該フィンガーは、上記のような柔軟性ヘッドの先端セグメント上に多角形のクラスターとして、例えば、1本の中心円柱体を取り囲む5〜8本(好ましくは、6または7本)のそのような円柱体からなる多角形クラスターとして取り付けることができる。
【0025】
更なる態様において、本発明はまた、歯ブラシヘッド(特に、柔軟に連結された複数のセグメントおよび/またはヘッドとハンドルの間に柔軟な連結部を有する上記の歯ブラシヘッド)の面上に取り付けるのに適した弾性口腔衛生部品の新規構築物を提供する。
【0026】
例えば、本発明のこの更なる態様によれば、1つの面を有し、かつその面上に取り付けられた弾性口腔衛生部品を有する歯ブラシヘッドが提供され、これは以下の特徴を有する。すなわち、弾性口腔衛生部品が隣接する弾性ストリップの対から構成され、各弾性ストリップはストリップ長さ方向で歯ブラシヘッドの該面から突き出ており、かつ各弾性ストリップはストリップ長さ方向に対してほぼ垂直なストリップ幅方向(ストリップ幅寸法はストリップ長さ方向よりも短い)、およびストリップ長さ方向とストリップ幅方向の双方に対してほぼ垂直なストリップ厚さ方向(ストリップ厚さ寸法はストリップ幅方向よりも薄い)を有し、隣接するストリップのそれぞれの幅方向が互いに近寄って収束し、それらの間に180°またはそれ以下の角度を規定するように、隣接ストリップが位置づけられている。
【0027】
典型的には、ストリップ幅寸法はストリップ長さ寸法の0.30以下であり、例えば0.25以下、好ましくは0.2以下である。ストリップの厚さは、例えば0.1〜1.5mm、一般的には0.75〜1.25mm、例えば0.9+/-0.1mmでありうる。
【0028】
典型的には、幅方向は互いに近寄って収束し、それらの間に120°以下、好ましくは100〜40°、より好ましくは90〜60°、例えば約70°の角度を規定する。
【0029】
好ましくは、ストリップ長さ方向を横切って切断したときの各ストリップの断面はほぼ直線であり、例えば、各ストリップはほぼ平行な辺をもつ断面を有する。例えば、各ストリップは横断面がほぼ長方形(例えば、1以上の端が丸くなっている)または平行四辺形の形状でありうる。あるいは、ストリップ長さ方向を横切って切断したときの各ストリップの断面は、外側に向いている凹形または凸形のカーブした面、例えば、凹形の部分円形または部分卵形のカーブした面を提示しうる。
【0030】
このような縦方向に隣接するストリップの幅方向は、縦方向に対して横の方向に、ヘッドの中心から離れてまたは中心の方へ、好ましくは縦方向に対してほぼ垂直な横方向で、互いに近づいて収束する。あるいはまた、幅方向に隣接するストリップのそれぞれの幅方向は、縦方向に対して平行な方向に、ハンドルの方へまたは好ましくはハンドルから離れて、互いに近寄って収束する。
【0031】
好ましくは、このような2つの隣接ストリップを連結して、そのストリップ対が、ストリップ長さ方向を横切って切断したとき、「V」字形または山形(chevron)の形状をした断面(山形のアームがそれらの間に180°未満の角度を規定するように互いに近寄る)をもつ単一のストリップを構成するようにする。
【0032】
典型的には、山形のアームはそれらの間に120°以下、好ましくは100〜40°、より好ましくは90〜60°、例えば約70°の角度を規定するように互いに近寄ることができる。
【0033】
典型的には、連結された2つの隣接ストリップのそれぞれのストリップ幅寸法(すなわち、ストリップ間の連結部から該連結部に最も遠い縁までを測定したときの寸法)は、ストリップ長さ寸法の0.30以下、例えば0.25以下、好ましくは0.2以下である。
【0034】
適当には、ストリップ長さ方向を横切って切断された山形の各アームの外面はほぼ直線であって、例えば、各アームはほぼ平行な辺をもつ断面を有する。あるいはまた、山形の各アームは外側に向いているカーブした面、例えば、凹形または凸形の部分円形または部分卵形のカーブした面を提示しうる。山形の突端は鋭角にとがっていても、丸くなっていてもよい。
【0035】
山形部品は、例えば、縦方向に対して横の方向に、好ましくは、縦方向に対してほぼ垂直な方向に、歯ブラシヘッドの縦軸から外側に、または好ましくは縦軸の方へ内側に向いており、また、両方向に向いている各山形部品を組み合わせて使用することもできる。縦方向に対して横方向に向いている、複数のそのような山形断面の弾性ストリップは、それらの突端が内側に向いていて、山形のアームの縁がヘッドの面(この上に山形部品が取り付けられる)の縁に隣接するように、縦方向に連続して配置することができる。
【0036】
複数のそのような山形断面の弾性ストリップは、個別的な山形ストリップであってもよいし、あるいはまた、ジグザグ配置に連結されてもよい。
【0037】
あるいは、例えば、山形部品は、ほぼ縦の方向に、例えば縦方向に対して実質的に平行に、ハンドルの方へ、または好ましくはハンドルから離れて、好ましくはヘッドの縦軸と同軸の方向に向いている。例えば、山形の突端がハンドルから離れて縦方向に対して平行な方向に向いている、複数のそのような山形断面の弾性ストリップは、1つの山形の突端がもう1つの縦方向に隣接する山形の凹形「バイト」にすっぽり収まるように、互いに隣接して縦方向に配置される。
【0038】
1以上の山形の断面をもつストリップをいろいろな配列で歯ブラシヘッド上に配置することができる。例えば、マルチセグメントの柔軟性ヘッドでは、上記のように縦方向に対して横の方向に向いている1以上のそのような山形断面の弾性ストリップが、基体セグメント上に配置される。例えば、マルチセグメントの柔軟性ヘッドでは、縦方向に対して平行な方向に、ハンドルの方へまたは好ましくはハンドルから離れて、向いている1以上のそのような山形断面のストリップが、先端セグメント上に取り付けられる。例えば、マルチセグメントの柔軟性ヘッドでは、縦方向に対して平行な方向に、ハンドルの方へまたは好ましくはハンドルから離れて、向いている1以上のそのような山形断面のストリップが、基体セグメント上に取り付けられる。
【0039】
2つ以上の異なるタイプの口腔衛生部品、例えば、1以上の上述した円柱体、円錐体、ストリップなどと1対以上の収束性ストリップ(すなわち、本発明の山形の断面をもつストリップ)との組合せを使用することも可能である。例えば、突端がハンドルから離れて先端の方向に向いている山形断面のストリップは、それぞれの幅方向の側面に、1以上の弾性材料のストリップ(その幅方向は山形のアームの外面に対して実質的に平行であり、例えば、その幅方向はヘッドの縦軸に対して山形のアームと同様の角度で整列される)が隣接して並べられていてもよい。
【0040】
好ましくは、弾性口腔衛生部品は従来の剛毛と同じまたはほぼ同じ長さで面から突き出ている。あるいはまた、この部品は面上に存在しうるどのような剛毛よりも長いまたは短い長さで面から突き出てていてもよい。
【0041】
弾性口腔衛生部品は面に対して実質的に垂直に突き出ていてもよいし、傾斜していてもよい。適当な傾斜角度は約80°であり、例えば、面から離れた口腔衛生部品の端部が、面に最も近い端部よりもハンドルまたは先端部に近づくように傾斜している。
【0042】
上記の新規な弾性口腔衛生部品は、柔軟かつ弾力的に互いと連結された2以上のセグメントから構成され、かつ/または弾力的かつ柔軟な連結部によってハンドルと接続される上記の歯ブラシヘッドと共に使用するのに適している。
【0043】
本発明の全ての態様の歯ブラシヘッドにおいて、上記の弾性口腔衛生部品は、それが既知のタイプのものであろうと、先に開示した新規なタイプのものであろうと、様々な配置の剛毛とのクラスターとして組み合わせることができる。このようなクラスターでは、弾性口腔衛生部品が、例えば歯肉をマッサージすることによって、剛毛の洗浄作用を補足しうる。適当な配置のいくつかの例を以下で説明する。
【0044】
例えば、1以上の弾性口腔衛生部品を先端セグメントだけに取り付けて、他方のセグメントにはその口腔衛生部品として剛毛のみが存在しうる。あるいはまた、例えば、1以上の弾性口腔衛生部品を基体セグメントにのみ取り付けて、他方のセグメントにはその口腔衛生部品として剛毛のみが存在する。例えば、ヘッドが柔軟に連結された先端セグメントと基体セグメントからなり、先端セグメントには剛毛が取り付けられているが、弾性口腔衛生部品は存在せず、基体セグメントには弾性口腔衛生部品と、場合により剛毛が存在してもよい。
【0045】
例えば、弾性口腔衛生部品が1以上の上記収束性ストリップの対、例えば上記の山形断面のストリップから構成される場合、収束性ストリップまたは山形断面のストリップのアーム間、例えば、山形の収束するアーム間のバイトに、1以上の剛毛タフトを位置づけることができる。
【0046】
例えば、弾性口腔衛生部品がヘッドの幅方向の対向する縁に沿って上記のように配置される場合は、これらの縁間に、すなわちヘッドの中央領域に、剛毛を存在させてもよい。
【0047】
歯ブラシヘッドの剛毛は、複数の剛毛を含むタフトとしてヘッド上に配置することができる。このような剛毛タフトは剛毛方向を横切って切断したときの横断面が円形であってよく、例えば、その直径は従来の円形断面タフトと同様でありうる。あるいはまた、タフトは非円形の断面を有していてもよい。
【0048】
例えば、剛毛方向を横切って切断したとき、タフトは非円形の断面、例えば、細長い非円形の断面を有する。細長い断面の例としては、ほぼ長方形の断面(典型的には、端部が丸くなっている)、つまり卵形の断面を有するいわゆる剛毛「バー」が挙げられる。このような細長い「バー」の端部は三角形またはくさび形の形状であってもよく、例えば、バーは1以上の三角形またはくさび形の端部を有する長方形でありうる。また、タフトが山形断面ストリップのような隣接する弾性ストリップにすっぽりと収まる(nesting)のを助けるために、ひし形(すなわち、底辺と底辺がつながった2つの三角形)であってもよい。このような細長い断面の長寸法は、例えば、歯ブラシヘッドの長軸に対して、または該面の縁の隣接部に対して実質的に垂直にまたは平行に位置づけられる。あるいはまた、例えば、細長い断面の長寸法は、縦方向に対して垂直でも平行でもない角度で、また、該面の縁の最も近い隣接部に対して平行でない角度で位置づけてもよい。例えば、長寸法は歯ブラシヘッドの縦方向に対して30〜60°の角度、例えば40〜50°、好ましくは縦方向に対して約45°で位置づけられる。幅方向に分離された(例えば、隣接する)そのようなタフトの横断面の長寸法は、例えばヘッドの先端部の方へ、収束してもよい。例えば、収束する幅方向のストリップ対の形をした上記弾性口腔衛生部品、つまり山形の断面をもつストリップが存在する場合、そのようなタフトの長寸法はストリップの幅方向または山形のアームに対して実質的に平行に位置づけられる。
【0049】
例えば、タフトは、収束性の弾性ストリップの対(例えば、山形の断面をもつストリップ)の間のバイトにすっぽりと収まる角度を有する非円形の断面を有する。そのようなタフトは剛毛方向を横切って切断したときの横断面が三角形をしている。かかるタフトの頂点の角度は、それが収まる山形断面ストリップのアーム間の角度に一致するか、または隣接する弾性ストリップの角度に一致する。三角形の断面をもつタフトの例は、例えば、WO-A-9703587に記載されている。
【0050】
あるいはまた、そのようなタフトは、その剛毛方向を横切って切断したときの横断面が山形であってもよく、その山形のアームがそれらの間に180°未満の角度を形成する。典型的には、アーム間の角度は120°以下、好ましくは100〜80°、例えば約90°でありうる。
【0051】
例えば、そのような山形の断面をもつタフトは、それが縦方向に(好ましくは、ハンドルから離れて)向くように並べられる。例えば、山形断面のタフトは上記の山形断面の弾性口腔衛生部品にすっぽりと収まることができるが、その際、タフトが弾性部品に収まっても、その逆でもよい。例えば、1以上のそのような山形断面のタフトと1以上のそのような山形断面の弾性口腔衛生部品を交互に縦方向に配列することができる。
【0052】
剛毛は、円形断面のタフトであろうと非円形断面のタフトであろうと、面に対して実質的に垂直なその剛毛方向でヘッドに取り付けられる。
【0053】
さらなる態様において、本発明は、ヘッド上に1以上の弾性口腔衛生部品が取り付けられており、かつ剛毛も取り付けられている新規な歯ブラシヘッドを提供し、該剛毛は面に対して非垂直な角度で傾斜しており、その結果、面から離れた剛毛の端部が面に最も近い端部に対して縦方向に(これが好ましい)または幅方向に隔てられている。
【0054】
本発明のこの態様の歯ブラシヘッドは、上記のようなヘッドであってよく、例えば、柔軟かつ弾力的に互いと連結された2以上のセグメントからなり、1以上の該セグメントの一面には前記の1以上の弾性口腔衛生部品が取り付けられている。そして/または、該ヘッドは弾力的かつ柔軟な連結部によってハンドルに接続される。剛毛と弾性口腔衛生部品の両方を全てのセグメントの面上に存在させてもよいし、また、剛毛と口腔衛生部品をそれぞれ異なるセグメントの面上に配置してもよい。
【0055】
例えば、剛毛は上記のような細長い横断面を有するタフトとして配置することができ、タフト内の剛毛が傾斜する角度は細長い横断面の長寸法に沿った距離により変化しうる。例えば、長寸法の各末端では剛毛がタフトの縦中心から離れて反対方向に傾斜し、長寸法の中点では剛毛が面に対して垂直であり、そして各末端と中点との中間点では剛毛が中間の角度で傾斜する。その結果として、剛毛は中心位置から離れて縦方向に扇形に広がる。このようなタフトの長寸法は、縦軸に対してほぼ平行に、例えば、面の縁の隣接部に対して平行に配置される。例えば、こうした配置の剛毛は中点から扇形に広がっていてよい。
【0056】
例えば、歯ブラシヘッドは、一面に1以上の弾性口腔衛生部品が少なくとも2つの幅方向に分離された剛毛のタフトと共に取り付けられており、そのような1つのタフトの剛毛方向は、該面から遠い剛毛の端部が該面に最も近い端部に対して縦方向に隔てられるようなものであり、もう1つのタフトの剛毛方向は、該面から遠い剛毛の端部が該面に最も近い端部に対して縦方向(しかし反対の縦方向)に隔てられるか、または該面に対して垂直となるようなものである。
【0057】
そのようなタフトは、幅方向に分離されていることに加えて、縦方向にも分離され得る。
【0058】
例えば、幅方向外側の縦列にある剛毛タフトは第1の方向に傾斜し、幅方向内側の1以上の列(例えば、幅方向に隣接する列)にある剛毛タフトは第2の方向に傾斜し、その結果、ヘッドの幅方向に平行な方向から見たとき、タフトの整列が収束または分岐するように見え、好ましくは交差するように見える。
【0059】
第1および第2の方向はいずれも、該面の平面に対して非垂直であってもよいし、あるいはまた、第1または第2の方向が該面に対して垂直な方向であって、それぞれの第2または第1の方向が非垂直方向であってもよい。
【0060】
例えば、剛毛タフトは実質的に縦方向の列で、例えば、該面の縁に平行に配置することができ、1列のタフトは、例えば第1の方向で非垂直に、ヘッドの先端部の方へまたは先端部から遠ざかって傾くように並んでおり、別の縦列のタフトは、第1の方向とは反対の第2の方向に非垂直に、例えばヘッドの基部の方へまたは基部から遠ざかって傾くように並んでいる。
【0061】
典型的な傾斜の非垂直角は、該面の平面に対して70〜85°の範囲、一般的には約80°であり、典型的にはヘッドの先端部または基部の方へ傾いており、例えば縦方向に平行にまたはヘッドの縁に平行に傾斜している。
【0062】
このような「交差」剛毛の例は、とりわけ、WO-A-99/23910、FR-A-2 624 360、US-A-3 085 273、US-A-5 274 873、US-A-4 776 054、US-A-3 085 273、US-A-2 242 743、DE-G-82 02 897.4に開示されているが、これらには弾性口腔衛生部品が存在しない。上記文献の教示は参照により本明細書に組み入れるものとする。
【0063】
上記の傾斜している剛毛の場合、弾性口腔衛生部品は先に述べた既知のまたは新規のタイプのものであってよく、また、歯ブラシヘッドは柔軟かつ弾力的に互いと連結された2以上のセグメントから構成され、ハンドルに弾力的かつ柔軟な連結部によって接続される、上記の歯ブラシヘッドでありうる。
【0064】
歯ブラシヘッドの面上に存在する剛毛は、すべてが実質的に同じ長さのものであってもよいし、あるいはまた、異なる長さのものであってもよい。1つのそのような好ましい具体例は、いわゆる既知の「インターデント」(interdent:歯間用)形状であり、この場合、連続して縦方向に配置されたタフトまたはタフトの群は、長いものと短いものが交互に存在する。
【0065】
弾性口腔衛生部品と、存在する場合は剛毛と、が突き出ている面は平坦でありうる。あるいは、該面は、例えばWO-A-9625866に開示されるように、平坦でなくてもよい。例えば、該面は、反対側の面に対して2以上のレベルを規定するように段をつけることができる。例えば、該面は、縦方向に高くした中央のプラットフォームと、幅方向で隣接する両側の比較的低い領域とから構成される。
【0066】
本明細書中で用いる「弾性材料」という語は、「エラストマー」、「エラストマー材料」、「ゴム」および「ゴム材料」といった語と同義である。この用語には、合成および天然のエラストマーが含まれ、圧縮すると変形し、圧力を解放するとすぐにまたは急速にもとに戻る材料が含まれる。好ましくは、弾性材料は射出成形が可能な熱可塑性エラストマー材料である。
【0067】
上記のエラストマー材料の口腔衛生部品の場合、好ましくは、そのエラストマー材料は約10〜約90ショアーA、より好ましくは50ショアーAまたはそれ以下、例えば約14〜約35ショアーAの硬度を有する。適当なエラストマー材料としては、MegolおよびSantopreneという商標名で入手可能なものが挙げられ、また、シリコーン系のエラストマー材料も使用することができる。その他の適当な弾性ポリマーとしてはスチレン類(例えば、スチレン・エチレン・ブタジエン・スチレン、またはスチレン・ブタジエン・スチレン)がある。他の適当な弾性材料は先に挙げた最新技術に開示されている。
【0068】
歯ブラシのプラスチック材料、および上記の柔軟性連結部の弾性材料(それが、複合セグメントであるヘッドの基体セグメントと先端セグメントの間の連結部に存在するのか、複合セグメントであるヘッドとネックの間の連結部に存在するのかに係わりなく)は、例えばEP-A-0 336 641に記載されるような、ツーコンポーネント歯ブラシで通常用いられているプラスチックおよび弾性材料であってよく、歯ブラシハンドルの製造のために用いるプラスチック材料と接合可能なものである。そのような弾性材料は、歯ブラシのプラスチック材料部品の射出成形後すぐに歯ブラシ鋳型に注入され、その結果、熱いプラスチック材料が弾性材料と融合し、接合する。この方法は公知であり、この技術を用いて製造された多くの歯ブラシが知られている(例えば、本出願人とその関連会社がDr BESTTMおよびAQUAFRESHTMという商標名で販売している歯ブラシ)。
【0069】
適当なプラスチック材料には、弾性率が少なくとも約500Mpa、好ましくは少なくとも約1000Mpaであるものが含まれ、これらは歯ブラシの分野で通常用いられている材料である。適当な材料として、例えば、ポリアミドおよびポリプロピレンが挙げられる。適当なポリアミドの例は、3000の弾性率(DIN 53452)を有する材料「Ultramid B3TM」(ドイツ、BASF社から販売)である。適当なポリプロピレンの例は、1400の弾性率(DIN 53457)を有するホモポリマーである材料「Novolene 1100 HXTM」(ドイツ、BASF社から販売)である。このようなポリプロピレンホモポリマーは、場合により、例えば、材料「Novolene 2500 HXTM」(ドイツ、BASF社から販売)のようなポリプロピレンブロックコポリマーと、例えば80:20 (1100 HX:2500 HX)の重量比で、混合して使用することができる。その他の適当なポリプロピレンとしては、1500Mpaの弾性率(ISO 178)を有するポリプロピレンPM 1600TM(Shell社から販売)、Apryl 3400 MAITM(Elf Atochem社から販売)、Novolen 2400 Hおよび1106、ならびにBorealis HG 365 Pが挙げられる。
【0070】
本発明の歯ブラシは従来の一般的な射出成形法によって製造することができ、例えば、最初にプラスチック材料の「骨組」を射出成形により、骨組に開口を残して作り、続いてその開口に弾性材料を射出し、それにより歯ブラシの弾性部品を形成する。弾性部品は後続の射出成形工程で導入してもよく、その場合には、弾性部品(例えば、前記の弾性口腔衛生部品および/または柔軟性連結部および/またはハンドルを握りやすくする機能のような他の弾性部品)の形を規定する1以上のキャビティを有する第2の鋳型に骨組を入れる。その後、弾性材料を熱い流動体として鋳型のキャビティ内に注入し、プラスチック材料と接合させる。プラスチック材料上の別々の場所に弾性材料を配置させた歯ブラシを製造するのに適した射出成形法は、とりわけ、WO 94/05183に記載されている。
【0071】
弾性口腔衛生部品はこうした射出成形法によって製造することができる。2以上の弾性部品をヘッドのプラスチック材料中の成形チャンネルによって連結することが便利であり、これにより、1つの注入点から流体の弾性材料を供給して、骨組中のチャンネルを通して流して2以上の弾性部品を成形することができる。この方法は公知の技術である。このような技術を用いて、例えば、ヘッドのまわりに軟質弾性緩衝物(当分野で公知)を形成するために、または弾性口腔衛生部品を突出させる土台を形成するために、弾性材料をヘッドの他の部分にさらすこともできる。かつまた、例えば、面上の口腔衛生部品の外観を補足する装飾パターンを形成するために、ヘッドの反対側の面に弾性材料をさらしてもよい。この種の方法はWO-A-00/64307に開示されている。
【0072】
また、剛毛の構成、面上の配置、および材料も従来の一般的なものであってよく、公知の方法によって剛毛をその面上に固定することができる。歯ブラシの剛毛は小さい金属アンカーによってヘッドに固定されても、ヘッドのプラスチック材料に融合されてもよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0073】
添付の図面を参照しながら、例を用いて本発明を詳しく説明することにする。
【0074】
図1および2を参照すると、歯ブラシヘッド10と、これにすぐ接しているネック11の隣接部が示されている。全体的な歯ブラシは、ヘッド−ハンドルの縦方向L--Lに沿って配置されたヘッド10とグリップハンドル(示してない)、および縦方向でヘッド10とハンドルの間にあるネック11から構成される。ヘッド10は一般に細長く、ハンドルから遠い先端部12とハンドルに最も近い基部13の間に存在する。ヘッド10は縦方向L--Lに対してほぼ垂直なその厚さ方向Tで平らになっており、縦方向L--Lと厚さ方向Tの双方に対して垂直な幅方向W--Wを有する。
【0075】
ヘッド10は、連結部16によって柔軟かつ弾力的に互いと連結された、2つの縦方向に連続して配置されたセグメント14、15から構成される。これらのセグメント14、15は、歯ブラシネック11に隣接しておりかつヘッドの基部13から連結部16まで延びている実質的に硬質の基体セグメント14、およびヘッドの先端部12から連結部16まで延びている先端セグメント15である。基体セグメント14は、ヘッドの基部13とヘッドの先端部12の間の距離の少なくとも60%にわたり延びている。先端セグメント15の面17は、基体セグメントの面18に対して155°〜170°の角度を形成している。
【0076】
連結部16は、例えば本出願人のWO-A-97/07707に記載されておりかつ本出願人のDr BEST SENSORKOPFTM歯ブラシで用いられているような既知のタイプのものであり、弾性材料中に完全に封じ込められた、セグメント14、15を連結するプラスチック材料の薄板(示してない)から構成される。
【0077】
基体セグメント14とネック11の間には、弾力的かつ柔軟な連結部19が存在する。この連結部19は、ヘッドの基体セグメント14とネック11を一体的に連結している薄手の軟質プラスチック材料の脊柱(spine)(示してない)を含み、該脊柱がそれを取りまくエラストマーの塊(例えば、ほぼ球形の輪郭を有する)で全体的にまたは部分的に取り囲まれている。柔軟な連結部19の構築はWO-A-97/24949に開示されるとおりである。ヘッドの面17、18は、縦方向L--Lに浅い収束性の角度で配置された側縁110を有する。
【0078】
図1〜11に示した全ての歯ブラシのヘッドとネックの全体的な構成は、図1および2と同様であるが、弾性口腔衛生部品および剛毛のさまざまなタイプおよび形状が開示されており、以下で説明する。
【0079】
図1および2を参照すると、複数の弾性口腔衛生部品21が先端セグメント15の面17上に取り付けられており、また、基体セグメント14の面18上に取り付けられて存在する口腔衛生部品は従来の剛毛22だけである。
【0080】
図1および2において、弾性口腔衛生部品21は円柱形の弾性フィンガーを含み、典型的には、該フィンガーは直径が約1〜1.5mmで、従来の剛毛22とほぼ同じ長さである。7つの円柱体21は、多角形のクラスターとして、すなわち、1本の中心円柱体21を取り囲む六角形の円柱体21の形状で固定される。図1に示すように、フィンガー21は先端セグメント15の面17から垂直に長さ方向「l」で延びている。円柱体21の弾性材料は、先端セグメント15の面17を覆うように一体的に延在しており、例えば、プラスチック材料「骨組」(歯ブラシのプラスチック材料部品が作られる)に適当なキャビティを残しておき、その中に弾性材料を続いて注入することにより作られる。このような方法はよく知られている。
【0081】
図1に示すように、剛毛22もまた、基体セグメント14の面18から垂直に、すなわち、縦方向L--Lおよび幅方向W--Wの双方に対して垂直に延びている。図2に示す代替配置では、剛毛22が実質的に縦列のタフト(束)として配置され、1列中の全タフトは面18の平面に対して約80°で非垂直に並べられる。最も外側の縦列にある剛毛のタフト22Aはヘッドの基部13の方に傾いており、幅方向内側の列にあるタフト22Bはヘッド10の先端部12の方に傾いている。その結果、幅方向W--Wで見るとわかるように、タフト22Aと22Bは互いに交差して「X」字形を形成するように見える。
【0082】
図3、4および5を参照すると、歯ブラシヘッドが平面図と側面図で示されている。ヘッド10の全体的な構成は図1および2と同じであり、すなわち、図1に示すように角度を付けて曲げられた基体セグメント14と先端セグメント15、それらの間にある弾力的かつ柔軟な連結部16、および基体セグメント14とネック11の間にある弾力的かつ柔軟な連結部19が存在する。
【0083】
先端セグメント15には、1つの中心タフトを取り囲む六角形のタフトの形をした、剛毛31の7つのタフトからなる多角形クラスターが取り付けられている。
【0084】
基体セグメント14には、弾性口腔衛生部品32が取り付けられており、それぞれストリップ長さ方向「l」に延びているストリップを含み、ストリップはストリップ長さ方向「l」を横切って切断したときの横断面が山形をしている。山形の各アーム32A、32Bはそれ自体、ストリップ長さ方向に延びる弾性材料のストリップの形をしており、これらのストリップは互いに近寄って収束し、それらの間に約90°の角度を規定して、山形の角度で一体的に形成される。各アーム32A、32Bはストリップ長さ方向に対してほぼ垂直なストリップ幅方向、およびストリップ長さ方向とストリップ幅方向の双方に対してほぼ垂直なストリップ厚さ方向を有し、ストリップ厚さ寸法はストリップ幅方向より薄い。アーム32A、32Bのそれぞれは、縦方向L--Lに対して約45°で並べられたその幅方向を有する。
【0085】
剛毛33もまた、基体セグメント15の面18上に取り付けられているのがわかる。剛毛33は、複数の剛毛を含むタフトとして面18上に配置され、剛毛方向を横切って切断したときの横断面が円形として示されており、また、該面に対して実質的に垂直な剛毛方向でヘッドに固定されている。
【0086】
図3に示すように、複数の弾性口腔衛生部品32は剛毛33のクラスターの周辺に沿って配置されており、山形の突端を有する部品32はヘッド10の縦中心線の方へ内側に向いている。図4は図3と同様のヘッド構築を示しているが、山形の突端を有するストリップ42がヘッド10の縦中心線から外側に向いている。
【0087】
剛毛33A、43Aは、ストリップ32、42の収束アームの間の「バイト」(bite)に位置づけられる。円形の横断面をもつように示してあるが、かかるタフトは、弾性ストリップ32、42の山形部分のバイトにすっぽりと収まるように三角形の横断面をもつことが有利である。ストリップと剛毛のクラスターの中心付近には、縦列に配置された剛毛33B、43Bのさらなるタフトが存在する。ストリップ32、42は剛毛33、43と同じまたはほぼ同じ長さに該面から突き出ている。ストリップの厚さ寸法は0.1〜1.00mmの範囲である。
【0088】
図6および7を参照すると、歯ブラシヘッド10がそれぞれ平面図と側面図で示されている。ヘッド10の全体的な構成は図1および2と同一であり、すなわち、図1に示すように角度を付けて曲げられた基体セグメント14と先端セグメント15、それらの間にある弾力的かつ柔軟な連結部16、および基体セグメント14とネック11の間にある弾力的かつ柔軟な連結部19が存在する。
【0089】
基体セグメント14には複数の剛毛タフト61A、61Bが取り付けられており、これらは図2のタフトと同様に傾斜がつけてある。外側縦列の剛毛タフト61Aはヘッドの基部13の方に傾いており、幅方向内側の列のタフト61Bはヘッド10の先端部12の方に傾いている。その結果、幅方向W--Wで見るとわかるように、タフト61Aと61Bは互いに交差して「X」字形を形成するように見える。図6において、タフト61Aと61Bはまた、縦方向にも隔てられている。
【0090】
先端セグメント15には、複数の山形の断面をもつ弾性ストリップ62が取り付けられており、それらの山形の突端がハンドルから離れて縦方向に平行な方向に向いている。2つのこのようなストリップ62が示されているが、これらは互いに縦方向に隣接し、一方のストリップの突端が、先端部12により近い他方のストリップの「バイト」にすっぽり収まっている。さらに、先端セグメント15には、2つのほぼ長方形のまたは平坦な卵形のストリップ63が取り付けられており、これらはストリップ62のそれぞれの幅方向側面に隣接している。山形62のアームはわずかにカーブして、外側に向いている凹面を提供する。ストリップ62、63は先端セグメント15の面17の平面に対して実質的に垂直に延びている。図2の場合と同様に、ストリップ21の弾性材料は先端セグメント15の面を覆うように一体的に延在している。
【0091】
図8、9および10を参照すると、歯ブラシヘッド10がそれぞれ平面図と側面図で示されている。ヘッド10の全体的な構成は図1および2と同じであり、すなわち、図1に示すように角度を付けて曲げられた基体セグメント14と先端セグメント15、それらの間にある弾力的かつ柔軟な連結部16、および基体セグメント14とネック11の間にある弾力的かつ柔軟な連結部19が存在する。基体セグメント14の面18は2つの高さを定めるように段がつけられており、縦方向に高くした中央のプラットフォーム18Aが、幅方向で隣接する両側において、比較的低い領域18Bにより挟まれている。
【0092】
各ヘッド10の先端セグメント15には、1つの中心タフトを取り囲む不規則な七角形の形をした、剛毛31の8つのタフトからなる多角形クラスターが取り付けられている。
【0093】
基体セグメント14の中央プラットフォーム18Bには、複数の山形の断面をもつ弾性ストリップ81が取り付けられており、これら山形の突端がハンドルから離れて縦方向に対して平行な方向に向いている。また、中央プラットフォーム18Bには、複数の剛毛タフト82が取り付けられており、このようなタフトは、剛毛方向を横切って切断したとき山形の形状をした横断面を有する。山形の各アームは、ヘッドの縦軸に対して約45°で整列された、山形の折り目または頂点で合流する(したがって、山形のバイトが約90°を取り囲む)剛毛のバーからなる。山形の断面をもつ各タフトは弾性部品81のように整列され、すなわち、ハンドルから離れて縦方向に向いている。部品81とタフト82はすっぽりとはまり込み、タフト82と弾性口腔衛生部品81が交互に縦方向で並べられる。また、中央のプラットフォーム18Aには、柔軟な連結部16と、先端部12に最も近い部品81との間に円形断面の剛毛83が取り付けられる。ストリップ81およびタフト82、83は基体セグメント14のプラットフォーム18Bの平面に対して実質的に垂直に延びており、すべてが実質的に同じ長さである。
【0094】
図8、9および10に示した各ヘッドの基体セグメント14のより低い領域18Aには、複数の剛毛タフト84A、84B、91、101が取り付けられる。
【0095】
図8において、タフト84A、84Bは卵形の断面を有し、卵の長寸法が基体セグメント14の側縁に対して平行である。剛毛タフト84Aは最も外側の縦列として配置され、ヘッドの先端部12の方へ傾いており、また、幅方向内側の列のタフト84Bはヘッド10の基部13の方へ傾いている(列の代表的な1つのタフトの傾きの方向を矢印で示す)。その結果、幅方向W--Wで見るとわかるように、タフト84Aと84Bは互いに交差して図7と同様の「X」字形を形成する。
【0096】
図9において、先端セグメント15および中央プラットフォーム18B上の配置は図8と同様であり、そのため詳細に説明することはしない。タフト91は外側領域18A上に縦方向に配置される。タフト91は卵形の断面をしており、卵の長寸法がヘッドの縦軸に対して約45°となるように、すなわち、中央プラットフォーム18B上の山形のアームにほぼ平行になるように整列される。幅方向で隔てられたタフト91の横断面の長寸法は、ヘッドの先端部12の方に収束する。タフト91がその面から延びている長さは、より高い長さとより低い長さが縦方向に交互に現れる。
【0097】
図10において、タフト101は剛毛方向を横切って切断したとき細長い横断面を有し、ほぼ長方形の横断面の剛毛バーの形をしており、横断面の長寸法は歯ブラシヘッド10の縦方向の縁に対して実質的に平行に並べられる。図10Aに示すように、タフト101の剛毛はヘッドの先端部または基部の方へ非垂直な角度で傾いている。タフト101の縦方向中央位置では、剛毛が面18Aに対して垂直に配列される。この中央位置のそれぞれの縦方向反対側では、傾斜角度が次第に大きくなり、タフト101の縦方向末端部では最大約80°にまで達し、こうして剛毛は扇に似た配置となる。
【0098】
図11を参照すると、図3または4の歯ブラシヘッドの、弾性部品が延びている面18の反対側の面111を見たときの下面図が示されている。弾性部品、つまり口腔衛生部品32、42および連結部17、19の弾性部品は、ヘッド10の厚さTを貫通する面111の成形チャンネルによってつながっており、したがって、同じ弾性材料およびその一点射出を使用することができる。
【0099】
図12を参照すると、本発明の別の歯ブラシヘッド120が平面図で示されている。全体的な歯ブラシは、ヘッド−ハンドルの縦方向L--Lに沿って配置されたヘッド120とグリップハンドル(示してない)、および縦方向でヘッド120とハンドルの間にあるネック121から構成される。ヘッド120は一般に細長く、ハンドルから遠い先端部122とハンドルに最も近い基部123の間に存在する。ヘッド120は縦方向L--Lに対して垂直な幅方向W--Wを有する。ヘッド120はその厚さ方向で、すなわち、図面の平面に対して垂直な方向で平らになっている。
【0100】
ヘッド120は、縦方向に連続して配置された2つのセグメント124、125からなり、すなわち、歯ブラシネック121に隣接しかつヘッドの基部123から連結部126まで延びる実質的に硬質の基体セグメント124と、ヘッドの先端部122から連結部126まで延びる先端セグメント125である。基体セグメント124は、ヘッドの基部123からヘッドの先端部122までの距離の約65%にわたって延びている。先端セグメント125の面127は、基体セグメント124の面128に対して155〜170°の角度を形成しており、すなわち、図1〜7と同様の配置であって、図1、5または7と同様の側面図(示してない)を有する。
【0101】
連結部126は、例えば本出願人のWO-A-97/07707に記載されておりかつ本出願人のDr BEST SENSORKOPFTM歯ブラシで用いられているような既知のタイプのものである。連結部126は面127、128と反対の面に溝を含み、この溝は1以上の場所129でヘッド120の厚さを完全に貫通している。他の場所では、この溝はヘッド120の厚さを部分的にしか切り取っておらず、プラスチック材料の軟質薄板1210が面127、128と同一平面上に残っていて、セグメント124、125を連結している。この溝には弾性材料1211が充填される。弾性材料1211としては、柔軟に連結されたセグメントを有する公知の歯ブラシにおいて知られているような弾性材料が好適である。
【0102】
基体セグメント124とネック121の間には、先に記載した連結部19と同じ構成を有する弾力的かつ柔軟な連結部1212が存在する。
【0103】
基体セグメント124の面127には、縦方向に連続して配置された複数の弾性口腔衛生部品1213が取り付けられる。これらの部品1213はそれぞれ弾性材料のストリップからなり、該ストリップは、図面の平面に対して垂直なストリップ長さ方向に延びていて「V」字形または山形の横断面を有するが、山形のアームはわずかにカーブしていて外側に凹面をもたらし、山形の突端は丸くなっている。各山形の突端は面127の隣接外縁から離れて内側に向いている。それぞれの山形ストリップ1213のアーム間の角度は約60°であり、ストリップの厚さ寸法「d」は約0.9mmである。
【0104】
さらに、面127には剛毛タフト1214、1215、1216、1217、1218、1219が取り付けられる。タフト1214は横断面が三角形をしていて、頂点は内側を指しており、底辺は面127の縁にほぼ平行である。タフト1214は山形部品1213の「バイト」に適合する形状で、バイトにすっぽり収まっている。また、タフト1215も横断面が三角形で、それらの辺は縦方向に隣接する山形部品1213のアームにほぼ平行で、該アーム間の概ね三角形の空間に収まり、頂点が外側を指すように形づけられている。タフト1216は、剛毛方向を横切って切断された横断面が細長いほぼ長方形をしており、細長い横断面の長寸法が歯ブラシヘッド120の縦軸L-Lに対して平行に並べられている。タフト1217もまた、剛毛方向を横切って切断された横断面がほぼ三角形をしており、隣接する2つの山形部品1212のアーム間のバイトに収まっている。先端セグメントの面128には、剛毛方向を横切って切断したときの横断面がほぼ長方形をしている剛毛タフト1218が取り付けられている。タフト1218のパターンは、1つの中心タフトを含み、隣接タフトが面128の周辺部に続いている。タフト1219は先端部122の弓形にほぼ一致するカーブした横断面を有する。
【0105】
ストリップ1212の弾性材料はヘッド120を完全に貫通して、図3に示すように、反対側の面で連結されていてもよい。
【0106】
典型的には、円柱体21およびストリップ32、42、62、63、81、1213の弾性材料は射出成形が可能な熱可塑性エラストマー材料である。一般に、その硬化状態において、エラストマー材料は約10〜約90ショアーA、より好ましくは30ショアーAまたはそれ以上、例えば約35〜約55ショアーAの硬度を有する。
【図面の簡単な説明】
【0107】
【図1】本発明による歯ブラシヘッドの一実施形態の側面図である。
【図2】図1に示す実施形態の平面図である。
【図3】本発明による歯ブラシヘッドの別の実施形態の平面図である。
【図4】本発明による歯ブラシヘッドの別の実施形態の平面図である。
【図5】図3に示す歯ブラシヘッドの側面図である。
【図6】本発明による歯ブラシヘッドの別の実施形態の平面図である。
【図7】図6に示す歯ブラシヘッドの側面図である。
【図8】本発明による歯ブラシヘッドの別の実施形態の平面図である。
【図9】本発明による歯ブラシヘッドの別の実施形態の平面図である。
【図10】本発明による歯ブラシヘッドの別の実施形態の平面図である。図10Aは詳細な側面図を示す。
【図11】図3に示す歯ブラシの下面図である。
【図12】本発明による歯ブラシヘッドの別の実施形態の平面図である。
Claims (22)
- 先端部と、歯ブラシハンドルに接続されているかまたは接続可能な基部と、を有する歯ブラシヘッドであって、先端部と基部との間に縦方向を有し、該ヘッドの1つの面に弾性口腔衛生部品が取り付けられており、弾性口腔衛生部品は隣接する弾性ストリップの対から構成され、各弾性ストリップはストリップ長さ方向に歯ブラシヘッドの該面から突き出ており、かつ各弾性ストリップはストリップ長さ方向に対してほぼ垂直なストリップ幅方向、およびストリップ長さ方向とストリップ幅方向の双方に対してほぼ垂直なストリップ厚さ方向を有し、ストリップ幅寸法はストリップ長さ方向よりも短く、ストリップ厚さ寸法はストリップ幅方向よりも薄くなっており、隣接するストリップのそれぞれの幅方向が互いに近づいて収束し、それらの間に180°またはそれ以下の角度を規定するように、隣接ストリップが位置づけられていることを特徴とする、上記歯ブラシヘッド。
- 隣接するストリップのそれぞれの幅方向が互いに近づいて収束し、それらの間に90〜60°の角度を規定するように、隣接ストリップが位置づけられていることを特徴とする、請求項1に記載の歯ブラシヘッド。
- 前記ストリップが縦方向に隣接しており、それらの幅方向がヘッドの縦方向に対して横方向で収束していることを特徴とする、請求項1または2に記載の歯ブラシヘッド。
- 前記ストリップが幅方向に隣接しており、それらの幅方向が縦方向に平行な方向で収束していることを特徴とする、請求項1または2に記載の歯ブラシヘッド。
- 隣接する2つの前記ストリップが連結されて、ストリップ長さ方向を横切って切断したとき山形の横断面を有する単一のストリップを構成し、その山形のアームはそれらの間に180°未満の角度を規定するように収束していることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の歯ブラシヘッド。
- 前記山形の突端が縦方向に対して横の方向に向いていることを特徴とする、請求項5に記載の歯ブラシヘッド。
- 前記山形の突端が前記面の外縁から離れて内側に向いていることを特徴とする、請求項6に記載の歯ブラシヘッド。
- 前記山形の突端が縦方向に向いていることを特徴とする、請求項5に記載の歯ブラシヘッド。
- 複数の剛毛を含むタフトが1つ以上存在し、前記タフトが剛毛方向を横切って切断したとき非円形の横断面を有することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の歯ブラシヘッド。
- 非円形の細長い横断面を有する前記タフトが実質的に長方形であり、その長寸法がヘッドの縦方向に対して実質的に平行または垂直に位置づけられることを特徴とする、請求項9に記載の歯ブラシヘッド。
- 非円形の細長い横断面を有する前記タフトが三角形の断面であることを特徴とする、請求項9に記載の歯ブラシヘッド。
- 前記三角形の断面を有するタフトが、弾性口腔衛生部品の隣接し収束する2つの弾性ストリップ間のバイトにすっぽりと収まっていることを特徴とする、請求項11に記載の歯ブラシヘッド。
- 柔軟かつ弾力的に互いと連結された2以上のセグメントから構成され、1以上の前記セグメントが1以上の弾性口腔衛生部品を取り付けた一面を有し、かつ/または前記ヘッドが弾力的かつ柔軟な連結部によってハンドルに接続されていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の歯ブラシヘッド。
- 縦方向に配置された2つのセグメントが、歯ブラシのネックに隣接しておりかつヘッドの基部から基部と先端部の間に位置する弾力的かつ柔軟な連結部まで延びている実質的に硬質の基体セグメントと、ヘッドの先端部から該連結部まで延びておりかつ基体セグメントに該連結部で柔軟かつ弾力的に連結されている先端セグメントであることを特徴とする、請求項13に記載の歯ブラシヘッド。
- 複数の弾性口腔衛生部品がそれぞれ、基体セグメントに取り付けられた、ヘッドの外縁から離れて内側に向いている山形の断面をもつ弾性ストリップから構成されることを特徴とする、請求項14に記載の歯ブラシヘッド。
- 柔軟かつ弾力的に互いと連結された2以上のセグメントから構成される歯ブラシヘッドであって、1以上の前記セグメントが1以上の弾性口腔衛生部品を取り付けた一面を有することを特徴とする、上記歯ブラシヘッド。
- 前記セグメントが縦方向に連続して配置されていることを特徴とする、請求項16に記載の歯ブラシヘッド。
- 一面に1以上の弾性口腔衛生部品が取り付けられていることを特徴とする、弾力的かつ柔軟な連結部によってハンドルに接続されているヘッドを有する歯ブラシ。
- 歯ブラシヘッドが柔軟かつ弾力的に互いと連結された2以上のセグメントから構成され、1以上の前記セグメントが1以上の弾性口腔衛生部品を取り付けた一面を有することを特徴とする、請求項18に記載の歯ブラシ。
- 一面に1以上の弾性口腔衛生部品が取り付けられており、さらに剛毛も取り付けられている歯ブラシヘッドであって、該剛毛が該面に対して非垂直の角度で傾斜していて、該面から遠い剛毛の端部が、該面に最も近い剛毛の端部に対して、縦方向または幅方向に離れていることを特徴とする、上記歯ブラシヘッド。
- 前記剛毛がヘッドの縦方向に対してほぼ平行な方向に傾斜していることを特徴とする、請求項20に記載の歯ブラシヘッド。
- 請求項1〜17、20または21のいずれか1項に記載のヘッドを備えた歯ブラシ。
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