JP2005501665A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 注射針のための安全装置であって、
   −ガイドを有し、
   −前記ガイドに沿って摺動して前記ガイドに対し所定の位置に位置決めされるように構成された第１の部分を有し、前記第１の部分は、ブラケット及び注射器の外筒から離れるように付勢される弾力的に変形可能なシャフトを有し、
   −付勢された前記シャフトに取り付けられる第２の部分を有し、前記第２の部分は、針先のための構造を有し、前記構造の一部は、前記シャフトが注射器の外筒から離れるよう付勢された時に尖った針先を覆うのを容易にし、前記構造は、前記針先を覆うのを容易にするキャップの形態をしていることを特徴とする安全装置。
2. 前記摺動可能部材の前記第２の部分は、偏心開口及び閉鎖セグメントから成り、前記閉鎖セグメントは、前記摺動可能部材を前記ガイドに沿って前へ押し、前記シャフトを前記注射器の前記外筒から離れるよう付勢した時、前記針先に隣接して位置することを特徴とする請求項１に記載の安全装置。
3. 前記摺動可能部材を前記ガイドに沿って前進させた時、前記第１の部分の前記弾力的に変形可能なシャフトにより、前記構造の前記開口が前記針先から離れるよう付勢され、そうする際、前記閉鎖セグメントは、前記針先上に載り、また、前記ガイドは、第１の端領域が、前記ガイドに対する前記摺動可能部材のそれ以上の変位を制限し、長手方向反対側の第２の端領域が、前記摺動可能部材の前記ブラケットに係合し、それにより前記針先からの前記第２の部分の変位を妨げるよう構成されていることを特徴とする請求項２に記載の安全装置。
4. 前記摺動可能部材の前記ブラケットは、前記ガイドの前記第２の端領域に設けられた鋸歯とロック関係をなすよう相補形状の鋸歯が設けられた内側リップを有することを特徴とする請求項３に記載の安全装置。
5. 再使用不能の注射器であって、
   −少なくとも１つのフォロアを備えた第１の部分を備えたプランジャを有し、
   −Ｍ型ガイドを収容した第２の部分を有し、前記第１の部分の前記フォロアは、所定の進路で案内され、前記ガイドは、
   −第１、第２、第３、及び第４の脚部を含み、第１の脚部と第２の脚部との間に第１の頂点、第２の脚部と第３の脚部との間に第２の頂点、第３の脚部と第４の脚部との間に第３の頂点がそれぞれ設けられ、前記フォロアの一方向進路を促す手段が、前記第１の頂点、前記第２の頂点及び前記第３の頂点内に配置され、前記Ｍ型ガイドの前記第１の脚部は、前記注射器内の空気を大気中へ又は流体を収容した瓶内へ押し出し、或いはあらかじめ充填された注射器の内容物を別の容器内へ押し出すよう前記プランジャが前記注射器内で前へ押された時に前記フォロアを受け、前記Ｍ型ガイドの前記第１の頂点は、前記Ｍ型ガイドの前記第２の脚部に向かう経路を促すよう構成され、前記Ｍ型ガイドの前記第２の脚部は、前記プランジャが前記注射器の針先から引き離された時に前記フォロアを受け、前記注射器が液体で満たされるときに生じ、前記第１の頂点は、前記Ｍ型ガイドの前記第３の脚部に向かう経路を促すよう構成され、前記Ｍ型ガイドの前記第３の脚部は、前記プランジャが前記注射器の前記針先に向かって押される時に前記フォロアを受け、前記第３の頂点は、前記Ｍ型ガイドの前記第４の脚部に向かう経路を促し、前記Ｍ型ガイドの前記第４の脚部は、前記プランジャが前記注射器の前記針先から引き戻される時に前記フォロアを受け、前記Ｍ型ガイドの前記第４の脚部は、前記プランジャの外部と連通し、そうする際に、前記フォロアは、前記Ｍ型ガイドから摺動して出ることができ、それによって前記プランジャの前記第１の部分を前記プランジャの前記第２の部分から外し、該第２の部分が前記注射器の前記針先のところに留まるようにすることを特徴とする注射器。
6. 前記注射器は、前記プランジャの端部に装着された密封プラグを含み、また、前記プランジャの前記第２の部分は、２つの部材を含み、第１の部材は、前記案内を収納し、第２の部材は、前記密封プラグに連結されるようになっていることを特徴とする請求項５に記載の注射器。
7. 前記一方向進路を促す前記手段は、先行する脚部内への再入を防ぐ段の付いた傾斜を有する圧縮可能成形突出部の形態であることを特徴とする請求項５に記載の注射器。