JP2005500612A - モーゲージ証券インデックスを管理する方法およびシステム - Google Patents
モーゲージ証券インデックスを管理する方法およびシステム Download PDFInfo
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、包括的には、証券市場のモーゲージ証券(MBS)セクターに対するインデックス型ベンチマークを生成する方法およびシステムに関する。
[関連技術の説明]
【0002】
株式市場において、インデックスは、株式バスケットの価格の変化を測定し、単一の数値を用いてその変化を表す手段である。その目的は、インデックス内の株式の全般的方向を見るための容易な方法を投資家に与えることである。例えば、FTSE100インデックスは、ロンドン証券取引所の大手100社の株価の加重平均を取ることによって計算される。1984年に1,000を基準値として開始されて以来、FTSEは取引日を通して連続的に計算されている。
【0003】
一般的には、インデックスは、個別株式の所定のユニバースを、株式の全ユニバース内でのそれらのサイズに比例して評価すなわち加重したものにより定義される。スタンダード・アンド・プアーズ(Standard & Poor's)500インデックスは、このようなインデックスの一例であり、米国取引所で売買される大手500社の普通株に基づいている。実例として、S&P500インデックス内のそれぞれの異なる証券に対する加重は単に、その証券の時価総額をその時のインデックス内の全証券にわたる全時価総額に対する百分率として表したものである。もちろん、株価が変動し、その結果としてインデックス内のそれぞれの個別証券の時価総額と、インデックス全体の時価総額との両方が変化するにつれて、これらの加重は連続的に変化する。バリューライン(Value Line)インデックスのような他のインデックスは、その中の各証券に独自の(例えば等しい)加重を割り当てている。
【0004】
時価総額加重は、エクィティインデックスおよびエクィティポートフォリオに対する最も一般的な手法である。時価総額加重ポートフォリオは、それ自体に対するリバランスプロセスが働くために維持管理しやすい。時価総額加重株価インデックスをリバランスするアルゴリズムが、例えば、米国特許第6,061,663号(’663号特許)に開示されている。’663号特許は、個別証券の加重特性に基づいてエクィティポートフォリオをリバランスする方法およびシステムを教示している。他の既知のエクィティインデックス(例えばS&P500インデックス)と同様、’663号特許では、特定証券の加重特性は、その証券の時価総額をその時のインデックス内の全証券にわたる全時価総額に対する百分率として表したものに基づいている。’663号特許に開示されているコンピュータプログラムは、インデックス内の株式の時価総額加重を限界値レベルと比較することによってそれらの株式をいくつかのカテゴリに分類する命令を含む。
【0005】
同様に、米国特許第5,819,238号(’238号特許)は、あらかじめ規定された証券ユニバース(例えば、所与の時価総額加重インデックスに連動するインデックスファンドなど)を有する金融ポートフォリオを、それぞれの当該証券において保持されるポジションの動的再加重によって自動的に修正する方法を開示している。具体的には、開示されているコンピュータシステムでは、インデックス内の証券の現時価総額加重の非定数関数に比例して、同一ポートフォリオ内の他の証券と相対的にそれぞれの当該証券にターゲット加重が関係づけられる。これらのターゲット加重が決定された後、それぞれの当該証券のターゲット加重と実際の加重の両方に応じて、ターゲット加重に実際の加重を合わせるために、あらかじめ規定されたバンド内でポートフォリオ内の持株をリバランスするように、当該証券が保有されたポートフォリオの比率として売買がシステムによって生成される。
【0006】
国際証券市場を反映するインデックスの場合、国の相対GDPや輸入に基づいて相対加重を計算してもよい。
【0007】
現在、インデックスは、投資家やポートフォリオマネージャーが証券市場の一セクターのパフォーマンスを他と比較することを可能にするベンチマークとして、業界で使用されている。インデックスは、インデックスファンド、すなわち、特定のインデックスを模倣または代表する証券を購入するファンドを創設するためにしばしば使用される。例えば、バンガード(Vanguard)500インデックスファンドは、S&P500株価インデックスの組成と、おそらくはそのパフォーマンスとを模倣する。
【0008】
モーゲージ証券は、モーゲージローンを裏付けとする証券であり、これにはパススルー証券、修正パススルー証券(modified pass-through securities)、モーゲージ債券、およびモーゲージペイスルー証券がある。MBSは、モーゲージローンがプールされ適格発行体によって引受をされる時に作成される。一般に「パススルー」証書と呼ばれるこれらのMBSは、基礎となるモーゲージローンプール内の未配当利子に対する権利を投資家に付与する。したがって、投資家は、基礎となるモーゲージローンの(手数料および保証金控除後の)利子および/または元本の比例持分を受け取る。
【0009】
いくつかの金融機関がMBS市場における変化を測定するインデックスを開発している。例えば、リーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)は、GNMA(「ジニーメイ」とも呼ばれる)、FNMA(「ファニーメイ」とも呼ばれる)、およびFHLMC(「フレディマック」とも呼ばれる)のモーゲージパススルー証券をカバーするMBSインデックス(以下「LB MBSインデックス」)を開発している。これは、600,000を超える各個別固定金利MBSプールのユニバースを約3,500の包括集団にグループ化することによって形成される。含まれる集団は、エージェンシー、プログラム、クーポン、およびシーズニングの程度による売買価格相場に基づくマトリックス価格設定ルーチンを用いて毎日価格設定される。リーマン・ブラザーズは、LB MBSインデックスの非管理バージョンであるモーゲージ証券インデックス(Mortgage-Backed Securities Index)も開発しており、これは、GNMA傾斜返済方式モーゲージ(GNMA Graduated Payment Mortgage)を含む、GNMA、FNMAおよびFHLMCによるすべての確定利付証券モーゲージプールから構成される。
【0010】
LB MBSインデックスの1つを生成するためには、ユーザはまず、いくつかの主観的ルール(例えば、各包括(generic)証券の発行残高総額が少なくとも1億ドルでなければならない)を満たす証券のセットを選択してから、提供される「マトリックス価格設定」に基づいてインデックス内の各株式を価格設定し、インデックス内の各個別証券のリターンを計算し、個別証券リターンの市場加重平均としてインデックスリターンを計算しなければならない。個別証券の加重は主観的に割り当てられ、特定証券の残存元本総額と選択されたプールの残存元本総額の比率には関係していない。また、以下でさらに説明するように、モーゲージ証券はTBA(to-be-announced)取引で売買される。この取引では、購入価格がある将来のTBA期日に決済される。インデックスのトータルリターンを計算するためには、各証券ごとのTBA決済価格を同日決済価格に変換しなければならない。LB MBSインデックスの公開されているアルゴリズムによれば、このプロセスは、未知の将来のキャッシュフローに対する調整を含む複雑な計算を伴う。
[発明の概要]
【0011】
本発明は、すべての利用可能なモーゲージ証券から証券を客観的に選択することによりMBSインデックスを生成し、それぞれの選択された証券に相対加重を割り当て、MBSインデックスのトータルリターンを計算することによりMBSインデックスを評価し、インデックスを定期的にリバランスする方法およびシステムに関する。業界では、管理しやすい数学アルゴリズムに基づいて利用可能な証券のユニバース全体からモーゲージ証券を客観的に選択するような、MBSインデックスを生成するシステムおよび方法が必要とされている。また、将来のキャッシュフローに関する推測作業の要らない、各組入証券の同日決済価格に基づいてMBSインデックスのトータルリターンを計算する簡易で客観的なシステムおよび方法も必要とされている。
【0012】
本発明の目的は、証券市場のMBSセクターの価値を正確に反映する、客観的ベンチマークを生成するシステムおよび方法を提供することである。
【0013】
本発明のもう1つの目的は、すべての残存モーゲージ証券を考慮に入れて、MBSインデックスを生成するシステムおよび方法を提供することである。
【0014】
本発明のもう1つの目的は、容易に自動的にリバランスされることが可能な、MBSインデックスを管理するシステムおよび方法を提供することである。
【0015】
本発明のさらにもう1つの目的は、ポートフォリオマネージャーが他の確定利付(fixed-income)投資と比較してモーゲージ証券セクターのパフォーマンスをより正確に測定することを可能にする、MBSインデックスを生成し管理するシステムおよび方法を提供することである。
【0016】
本発明のさらにもう1つの目的は、提供されるMBSインデックスを模倣および/または代表するモーゲージ証券を購入、保有および売却する、投資信託(mutual fund)または上場投資信託(exchange-traded fund)をポートフォリオマネージャーが創設することを可能にするシステムおよび方法を提供することである。
【0017】
本発明の好ましい実施形態によれば、MBSインデックスを生成し管理するシステムおよび方法が提供される。特定月の間にインデックスにおいていずれの証券が代表されるかを判定するために、本発明のシステムおよび方法は、前月の第2営業週に計算のセットを実行する。インデックスのために証券を選択する目的で、すべての残存モーゲージ証券が考慮される。それらは、好ましくは、それらのクーポンおよび当初期間(original term)(例えば15年物や30年物)に基づいてプールに集約される。30年物クーポンの残存元本総額が全体の1.5%超に相当する場合、この30年物クーポンはインデックスに組み入れられる。同様に、15年物クーポンの残存元本総額が全体の0.4%超に相当する場合、この15年物クーポンはインデックスに組み入れられる。
【0018】
インデックスのパフォーマンスはそのトータルリターンによって測定される。本発明のシステムおよび方法は、本明細書で提供されるアルゴリズムに従って包括インデックスのトータルリターンを計算する。好ましい実施形態では、インデックスのトータルリターンは、当該特定証券に割り当てられる相対加重に従って加重されたインデックスに組み入れられる各証券のトータルリターンに依存する。本発明は、包括MBSインデックス内の異なる包括証券の相対比率を表現する相対加重を割り当てる方法を提供し、頻繁な再加重をカバーする。本発明のもう1つの実施形態によれば、システムおよび方法は、従来の、あるいは国債、30年物、および15年物インデックス内の個別証券の相対加重を生成するために修正されてもよい。
【0019】
本発明の上記および他の目的、態様、特徴および利点は、その好ましい実施形態の説明と、添付図面および添付の特許請求の範囲とから、さらに容易に明らかとなるであろう。
【0020】
本発明は、以下に記載される例および添付図面によって説明される。同一参照符号は同一または対応する部分を表すが、決して本発明の限定とみなされてはならない。
[好ましい実施形態および図面の詳細な説明]
【0021】
本発明の好ましい実施形態によれば、さまざまなモーゲージ証券インデックス(以下、MBSインデックス)を生成、評価および管理するシステムおよび方法が提供される。本発明の方法は図1および図2(詳細は後述)に示すようなシステムによって遂行される。これは、システムによって提供される命令に従って動作する汎用コンピュータによって実施されてもよい。システム50は、図1に例示されており、中央処理装置(CPU)1と、プログラム命令、動作パラメータ等のシステム動作に必要なデータを永続的に格納するROM4、およびシステム50の動作中にデータの一時的格納および操作を行うためのRAM5を含むメモリを含む。さらに、システムは入力デバイス3を含む。これは、キーボード、手書き認識デバイス、音声認識デバイス等の、データを入力するための既知のデバイスであってよく、他のコンピュータシステムまたはインターネットからデータを入力するのに適したいかなる種類のハードウェアまたはソフトウェアも含む。上記の入力デバイスはすべて、図1では参照番号3で示されている。入力デバイス3は、入出力インタフェース2を通じてCPU1にデータ、動作パラメータおよびコマンドを入力する。データが、CPU1から別の入出力インタフェース6を通じて出力デバイス7に出力される。出力デバイス7は、プリンタ、コンピュータディスプレイ、モデム等の既知の出力デバイスでよい。以下でさらに詳細に説明するように、システムは、インデックスに組み入れるべきモーゲージ証券を選択し、各選択証券に相対加重を割り当て、インデックスのトータルリターンを計算し、インデックスのレベルを計算する機能等の本発明による機能を実行する複数の個別コンポーネントを備えてもよい。好ましい実施形態では、単一のCPUがこれらの機能を実行する。別法として、別々のCPUが使用されてもよく、または、記載される機能を実行するためにCPUが分離されていてもよい。
【0022】
本明細書において、本発明は、Credit Suisse First Boston(CSFB)によって実施されるMBSインデックスに関連して説明される。CSFBは、証券引受、売却およびトレーディング、投資バンキング、プライベートエクィティ、金融顧問およびその他関連サービスを提供する国際投資銀行である。現在、64種のMBSインデックスがCSFBによって開発されている。本出願は、特に指定しない限り、包括(generic)MBSインデックス(すなわちTBAモーゲージインデックス)に関して本発明を開示する。当業者には明らかなように、アルゴリズムは、異なるMBSインデックスを生成し管理するように修正可能である。本開示は、適宜このような可能な修正の例を提供する。例えば、個別の加重計算公式が従来型、国債、30年物、および15年物インデックスについて提供される。
【0023】
図4は、本発明の方法のフローチャートである。本方法は、包括MBSインデックス(すなわちTBAモーゲージインデックス)を生成、評価およびリバランスするアルゴリズム10に従って動作する汎用コンピュータによって実施されてもよい。本発明の好ましい実施形態によれば、包括MBSインデックスを生成するために、すべての残存モーゲージ証券がブロック12で考慮される。これらの証券は、それらの残存元本総額に基づいてインデックスに組み入れられるか、またはインデックスから除外されるかのいずれかである。式1.1および1.2は、MBS証券の組入および除外の条件を記述している。次に、ブロック14で、相対加重が式1.3に従って各組入証券に割り当てられる。所望の時間区間にわたる提供インデックスのパフォーマンスを評価するため、ブロック16で、この時間区間中にインデックス内に存在する各パススルーごとのトータルリターンがまず決定される。各包括パススルーのこのトータルリターンは、式4.1に従って計算される。ブロック16で計算されるすべての包括証券についてのこれらのトータルリターンを用いて、次にブロック18で、インデックスのトータルリターンを、所望の時間区間の長さに応じて式2.1、2.2または2.3のうちの1つを用いて決定することができる。
【0024】
好ましい実施形態によれば、各提供インデックスをそのレベルによって特徴づけてもよい。インデックスのレベルは、インデックスの存続期間(または他の所望の時間区間)にわたるインデックスのトータルリターンに基づき、ブロック20で式6.2および6.3を用いて計算される。その後ブロック22で、各インデックスが、好ましくは各月の最終営業日に、上記のステップ12〜20(図4のブロック12〜20)を繰り返すことによって、リバランスされる。
【0025】
ブロック12および14で実行される動作について具体的に言及すると、式1.1、1.2および1.3は、TBAモーゲージインデックスにおいて債券の組入および除外を行うアルゴリズムと、インデックスに組み入れられる包括パススルーに相対加重を割り当てる方法を提示する。以下でさらに説明するように、このアルゴリズムは、非包括インデックス(例えば従来型、国債、30年物、および15年物インデックス)を作成するプロセスにおいて修正してもよい。当業者には明らかなように、提供される包括アルゴリズムに基づいて他のMBSインデックスを作成してもよい。
【0026】
包括モーゲージ証券は、好ましくは、エージェンシー、クーポン、および当初期間のみによって区別される。相対加重を計算する前に、インデックスの組成を確認しなければならない。すなわち、いずれの証券をインデックスに組み入れ、いずれをインデックスから除外するかを判定しなければならない。この目的のため、すべてのTBA適格プール(すなわち、「to-be-announced」取引に適格なモーゲージ証券のプール)を考慮すべきである。TBA適格プールは、米国債券市場協会(Bond Market Association)(本開示ではPSA、すなわちPublic Securities Associationともいう)によって定義され、これらの定義は参照により本明細書に援用される。これらのTBA適格プールは、好ましくは、FNMA、GNMA I(すなわち、登録された保有者がそれらの証書のそれぞれについて別々に元本および利払を受け取る修正パススルーモーゲージ証券)、GNMA II(すなわち、登録保有者がそれらのジニーメイII MBSのすべてについてセントラルペイイングエージェントから総額で元本および利払を受け取る修正パススルーモーゲージ証券)、および/またはFHLMCによって発行されるモーゲージ証券を含み、すべて固定金利クーポンおよび30年または15年の当初期間を有する。これらのプールは、好ましくは、クーポンおよび当初期間のみに基づいて集約される。当初年限およびクーポン値(coupon value)は、システムにあらかじめプログラムされてもよく、または動作パラメータとしてシステムに入力されてもよい。これらのMBSに関連する追加情報もまた、システムにあらかじめプログラムされてもよく、または入力されてもよい。
【0027】
好ましい実施形態によれば、30年物クーポンの残存元本総額がすべての考慮されているプールの残存元本総額の1.5%超に相当する場合、その30年物クーポンがインデックスに組み入れられる。同様に、15年物クーポンの残存元本総額がすべての考慮されているプールの残存元本総額の0.4%超に相当する場合、その15年物クーポンがインデックスに組み入れられる。例えば、8.5%の価値を有する30年物クーポンが残存元本総額の1.5%超に相当する場合、FNMA 8.5、GNMA 8.5およびFHLMC 8.5がすべて包括TBAモーゲージインデックスに組み入れられる。もし、それらがまとめて残存総額の1.5%未満に相当する場合、これらの包括証券のいずれもインデックスに組み入れられない。各クーポン期間の割合(すなわち、1.5%および0.4%の限界値)は、システムにあらかじめプログラムされてもよく、または動作パラメータとしてシステムに入力されてもよい。別の実施形態では、上記の条件が満たされた後、インデックスは、上位6種の30年物クーポンおよび上位6種の15年物クーポンのみを、それらの残存元本による順位に従って組み入れてもよい。インデックスに組み入れるべきクーポンの数もまた、システムにあらかじめプログラムされてもよく、または入力されてもよい。
【0028】
残存元本額に関するデータは、連続的にシステムに流し込まれてもよく、または利用可能になった時にシステムに入力されてもよい。上記の計算は、好ましくは、当月の最終営業日終了時点でいずれの債券をインデックスに組み入れるべきかを判定するために、各月の第2完全営業週(その時、エージェンシーのデータが利用可能となる)に実行される。ある月における組入は、次月における組入を保証しないことに留意すべきである。上記の計算を実行する時点(すなわち、第2完全営業週)は、システムにあらかじめプログラムされてもよく、または動作パラメータとして入力されてもよい。
【0029】
各月1日時点で、エージェンシーaにより発行されたクーポンcおよび当初期間tを有するTBA適格プール内の残存元本総額を、本明細書ではρa,c,tと表し、これは、上記のように、好ましくは、各固定金利エージェンシーパススルーごとに当月第2週に計算される。したがって、各クーポンおよび当初期間について、組入基準xc,tを次式で定義してもよい:
【0030】
【数1】
ここで
【0031】
【数2】
である。
【0032】
システムは、図4のステップ12を実行するために、あらかじめプログラムされた価、動作パラメータおよびエージェンシーの入力元本データに基づいて、上記の式に従ってインデックスの組成を決定する。
【0033】
いずれの包括モーゲージ証券をインデックスに組み入れるべきかを決定した後、各包括パススルーの相対加重を割り当てることができる(図4のステップ14)。本発明によれば、相対加重は、インデックスに代表される残存元本総額に対する、考慮されている包括パススルーの残存元本時価の比率に基づき、好ましくは百分率で表される。これらの加重は、包括インデックスにおける異なる包括固定金利エージェンシーパススルーの相対比率を表す。この実施形態によれば、式1.3が、エージェンシー、クーポン、および当初期間の関数として、包括TBAモーゲージインデックスにおける各包括パススルーの加重を次のように数学的に定義する:
【0034】
【数3】
【0035】
相対加重は好ましくは各月第2週に計算されるが、それらの加重は好ましくは、計算が行われた月の最終営業日終了時点から有効となる。相対加重を計算する時点およびそれらの加重が有効となる時点は、システムにあらかじめプログラムされてもよく、または動作パラメータとしてシステムに入力されてもよい。開示されている計算で使用されるデータの信頼性を保証するため、残存元本に関連する全データの出所はエージェンシー自身とすべきである。各月の最終営業日に、各インデックスに対する加重のセットが出力またはその他の方法で公開される。
【0036】
包括パススルーの組入および除外を行い、包括MBSインデックス内でのそれらの相対加重を計算する上記のアルゴリズムは、従来型、国債、30年物、および15年物インデックスの加重を生成するように修正されてもよい。提供されている方法におけるこの修正を通知するために、動作パラメータをシステムに入力してもよい。従来型パススルーインデックスに対して、式1.3を用いて加重を計算する場合、ジニーメイパススルーに割り当てられるすべての加重が最終ステップの間に0に設定される。同様に、式1.3を用いてジニーメイ(すなわち「国債」)パススルーインデックスに対する加重を計算する場合、非ジニーメイパススルーに割り当てられるすべての加重が最終ステップの間に0に設定される。上記アルゴリズムを用いて30年物パススルーインデックスに対する加重を計算する場合、当初期間180か月のパススルーに割り当てられるすべての加重が最終ステップの間に0に設定される。同様に、上記アルゴリズムを用いて15年物パススルーインデックスに対する加重を計算する場合、当初期間360か月のパススルーに割り当てられるすべての加重が最終ステップの間に0に設定される。したがって、これらのインデックスのトータルリターンを計算する時、除外された証券からのトータルリターンは「0」に等しくなり、組み入れられた証券からのリターンのみが考慮されてシステムから出力される。こうして、初期選択プロセスですべての残存モーゲージ証券を考慮しても、エンドユーザに提供されるトータルリターン、レベル等のパフォーマンス特性は、所望のインデックスのみに関係する。例えば、ユーザが30年物MBSインデックスのパフォーマンスに関する情報を受け取りたい場合、すべての15年物証券からのトータルリターンが「0」に等しくなり、表示される特性は30年物モーゲージ証券のみに関係する。
【0037】
図4のステップ18に関して、提供インデックスそれぞれの主な特性の1つはそのトータルリターンである。限定された期間に対して、各インデックスのトータルリターンは、そのインデックスに表される債券の平均トータルリターンとして定義してもよい。よって、短期間のトータルリターンを計算するためには、まず第1に、上記のアルゴリズムを用いて、その期間中にいずれの債券がそのインデックスに表されるかを計算し、第2に、各債券のリターンを計算する必要がある。長期間の場合、トータルリターンは、別々の完全な時間部分区間のセットにわたって複利計算することによって計算される。
【0038】
上記のように、各月の最終営業日に、インデックスに組み入れられた株式に対する相対加重のセットが導入される。計算が行われた月の翌月に対して、これらの加重は、インデックスに入るように選択された各パススルーの相対比率を表す。したがって、任意の月の最終営業日から翌月の任意の営業日まで、確定ポートフォリオがインデックスを代表することができる。よって、この期間にわたり、インデックストータルリターンは代表ポートフォリオのトータルリターンに等しい。より長い時間区間に対しては、複数の代表ポートフォリオを用いて月単位のリターンを計算してもよい。これらのリターンを複利計算すると、数か月にわたるインデックスリターンが得られる。
【0039】
例えば、2000年10月14日から2000年12月15日までのインデックストータルリターンを計算するには、代表ポートフォリオを用いて、2000年10月14から2000年10月31日まで、2000年10月31日から2000年11月30日まで、および2000年11月30日から2000年12月15日までの月ごとのトータルリターンを計算することができる。これらの3つの数の積が、2000年10月14日から2000年12月15日までのインデックストータルリターンとなる。2000年10月14から2000年10月31日までのトータルリターンは、2000年9月29日から2000年10月31日までの代表ポートフォリオのトータルリターンから、2000年9月29日から2000年10月13日までのリターンを引いたものである。
【0040】
上記の例を代数的形式で表すため、第k月t1日およびその後の第n月t2日を考える。k=nの場合、t1の終了からt2の終了までのインデックスのトータルリターンは次のようになる。
【0041】
【数4】
ここで、TRt1はt1日時点の上記インデックスの当該月のt1日までのトータルリターンであり、TRt2はt2日時点の上記インデックスの当該月のt2日までのトータルリターンである。
【0042】
または、k=n−1の場合、
【0043】
【数5】
である。ここで、TRkは第k月のインデックスのトータルリターンである。
【0044】
または、k<n−1の場合、
【0045】
【数6】
である。ここで、TRiはkとnの間の中間月のインデックスのトータルリターンである。好ましい実施形態では、TRiは、第i−1月の最終営業日終了から第i月の最終営業日終了までのインデックスのトータルリターンである。TRiとTRtは両方とも式(3.1)および(3.2)で定義される。式2.1、2.2および2.3は、図4のフローチャートのステップ18で実行される動作を定義する。
【0046】
ある月末から翌月末まで、インデックスのトータルリターンは確定代表ポートフォリオのトータルリターンにより定義される。代表ポートフォリオのリターンを計算するためには、より早い日に同日決済でポートフォリオを購入する費用、より遅い日に同日決済でポートフォリオを売却することからの利益、および獲得されるペイダウンの価値を計算しなければならない。
【0047】
次のセット
【0048】
【数7】
を、第i−1月の最終営業日終了時点での包括インデックスを構成する証券の相対加重とする。すると、第i−1月の最終営業日終了から第i月の最終営業日終了までのインデックスのトータルリターンは次のようになる。
【0049】
【数8】
ここで、
【0050】
【数9】
は、図4のステップ16に関して説明される、式4.1に示すこの時間区間にわたる包括パススルーjのトータルリターンである。式3.1は、TRkに対して、次のように書き換えられる。
【0051】
【数10】
各パススルーの価格は、好ましくは、第i−1(またはk−1)月の最終営業日終了時に測定される同日決済価格であり、
【0052】
【数11】
(もしくは
【0053】
【数12】
または単にpi)と表される。その計算については以下でさらに説明する(式5.1〜5.5参照)。
【0054】
第i月の任意の営業日tに対して、
【0055】
【数13】
である。ここで、
【0056】
【数14】
は、第i−1月の最終営業日終了から営業日tの終了までの包括パススルーjのトータルリターンである。
【0057】
図4のステップ16に示すように、インデックスのトータルリターンを計算するために、各包括パススルーのトータルリターンをまず計算しなければならない。本発明の好ましい実施形態によれば、特定期間に対してインデックス内の各パススルーのトータルリターンを計算する公式が提供される。トータルリターンの計算は、同日決済価格に対する証券の購入および売却を伴うが、市場で観測可能な価格は標準PSA(すなわちTBA)決済価格の場合のみである。したがって、業界で通常使用される標準的な公式はPSA決済価格に基づいている。これに対して、本発明による各パススルーのトータルリターンを計算する方法は、標準PSA決済価格ではなく同日決済価格に基づく公式を使用する。したがって、変換アルゴリズムが本発明によって提供される。より詳細には、式5.1〜5.5に関連して説明する。
【0058】
クーポンcのモーゲージ証券を考える。ある月の最終営業日終了時に、投資家が1ドルの証券を価格p1で購入する。次月の任意の営業日終了時に、その投資家が残存元本を価格p2で売却する。その投資家は、クーポン利払c/12と、売却月に満期となるペイダウン(1−f)を受け取り、これが金利rで投資される。これらの数値があれば、この証券のトータルリターンを計算するのに十分である。
【0059】
固定金利クーポンcの包括パススルーjについて、ある月の最終営業日t1の営業終了から次月の任意の営業日t2の営業終了までのトータルリターンは次のように定義される。
【0060】
【数15】
【0061】
右辺の各項は次の通りである。
pt=tの終了時の証券の同日決済価格。
rt=tの終了時の1か月物BBA LIBOR(ロイター提供)。
ft=t日までに最もよく決定されるパススルーのペイダウンファクタ。
【0062】
【数16】
【0063】
これらのすべての項に対するデータが好ましくはシステムに入力される。
【0064】
ftを計算するアルゴリズムが式4.3に提供される。価格、金利、およびクーポンは、好ましくはすべてパーセントではなく小数とみなされる。t2が第i月の最終営業日である場合、次のように書くことができる。
【0065】
【数17】
【0066】
特定のモーゲージプールについて、第i月のペイダウンは、好ましくは、第i−1月中にプールに代表される実際のローンによって決定される。したがって、同一特性を有する2つの異なるプールは異なるトータルリターンを有し得る。
【0067】
本発明の好ましい実施形態では、インデックスは包括パススルー、すなわち、同一エージェンシーによって発行された同一のクーポン、および当初期間のすべてのプールを代表するパススルーを表す。包括パススルーのトータルリターンは、それが代表するすべてのパススルーの加重平均である。
【0068】
第i月に対して、エージェンシーaによって発行されたクーポンc、当初期間tの包括パススルーのファクタは、以下のアルゴリズムによって決定してもよい。まず、エージェンシーaによって発行された、当初期間tの、第i月1日時点で確定クーポンcを有するすべてのMBSプールとしてワーキングセットを定義する。このセットを用いて、TBAプールに対する最大WALA(加重平均ローン年数)を次のように定義する。
【0069】
【数18】
ここで、すべての数値は第i+1月1日時点のものである。すると、TBAプールのサブセットは次のようになる。
【0070】
【数19】
【0071】
このセットを用いて、第i月のペイダウンファクタが次のように計算される。
【0072】
【数20】
ここで、ρα,iは、第i月1日時点のプールαの残存元本である。プールのWALAが未知の場合、それはCAGEを用いて推定される。fiは第i月に対する包括ペイダウンファクタである。式4.3は、各包括パススルーに対する月次ペイダウンファクタの系列を生成する。第i月の特定の日tに対して、tまでに最もよく知られる包括パススルーのペイダウンファクタは好ましくはftと表される。値ftは、好ましくは、tの終了時点で既知の最新のファクタである。例えば、fiがtまでに既知である場合、ftはfiと定義される。さもなければ、fi−1がtまでに既知である場合、ftはfi−1であると定義される。別法では、ftはfi−2と定義される。ftの上記定義の利点は、インデックスが主観的前払型モデル(subjective prepayment model)とは独立になることである。式4.3中に見られる各項に関係するデータは、好ましくは、上記計算が実行され得るようにシステムに入力される。
【0073】
上記のように、インデックスのトータルリターンを計算するために提供される公式は、標準PSA決済価格ではなく同日決済価格に基づいている。例えば図3に示すように、米国債券市場協会は、すべての購入取引が決済されなければならないMBS決済日を発表している。しかし、各包括パススルーのトータルリターンを計算する公式がこのTBA(すなわちPSA)価格に基づく場合、計算は必然的に将来のキャッシュフローを推定する何らかの要素を含む。したがって、本発明の好ましい実施形態によれば、標準PSA決済価格を同日決済価格に変換する公式が提供される。上記で説明したように、標準PSA決済価格は市場観測価格である。式5.1〜5.5は、1か月先物の標準PSA決済価格を同日決済価格に変換する公式を提供する。式5.1〜5.5中に見られる各項に関係するデータは、好ましくは、上記計算が実行され得るようにシステムに入力される。
【0074】
標準PSA決済相場と同日決済相場の間には2つの主要な相違がある。第1に、標準PSA決済では、価格は今日合意されるが支払は将来のある時まで行われないと仮定する。同日決済は、今日支払を要求する。したがって、PSA決済価格は、今日のドルに変換するために割り引かなければならないある時間価値を含む。第2に、パススルーは、決済後の月に債券保有者に元本と利子の支払を開始する。したがって、標準PSA決済の1か月先物で証券を購入することは、購入日の2か月後のペイダウンに対する権利を購入者に付与するのであって、購入日の1か月後のペイダウンに対する権利は付与しない。同日決済の場合には、購入者にこれらの両方のペイダウンの権利が付与される。
【0075】
【数21】
で、所与の日の所与のTBAパススルーに対する標準PSA決済価格を表すとする。その証券のダーティプライス(元本1ドルに対して期待される実際のドル数)は
【0076】
【数22】
である。ここで、cは小数で表したパススルーのクーポンを表し(例えば、7%はc=0.07を意味する)、d1は1か月先物標準PSA決済が行われる月に入ってからの日数を表す。例えば、2000年6月分の標準PSA決済が13日である場合、2000年5月のいずれの日に対してもd1=12である。
【0077】
この価格を当該日まで割り引くと、次の公式が導出される。
【0078】
【数23】
ここで、rは割引繰入率(discount funding rate)を表し、d2は、購入日と1か月先物標準PSA決済日の間の、前者を含み後者を含まない日数を表す。率は小数で見積もられる。例えば、6.5パーセントの率は0.065と書かれる。
【0079】
購入日後の月に対するペイダウンおよび利子の価値は、2つの(割引後の)支払の和であり、次のようになる。
【0080】
【数24】
ここで、fは当月の当該債券に対するファクタ(式4.3から導出される)を表す。上記の式で、d3は、購入日と次月25日(FNMA MBSの場合)または次月15日(GNMAもしくはFHLMC MBSの場合)の間の、前者を含み後者を含まない日数を表す。
【0081】
営業日tが第i月に属すると仮定すると、tの営業終了時のパススルーに対する同日決済価格(ptで表す)は、(5.2)および(5.3)を組み合わせることによって計算することができる((5.2)が修正されるのは、(5.3)が元本の一部を表すためである)。よって次式が導出される。
【0082】
【数25】
ここで
【0083】
【数26】
は、例えばCSFBパススルーデスクによって見積もられる、tの営業終了時の1か月先物標準PSA決済パススルーのTBA価格である。tまでに最もよく決定されるパススルーのペイダウンファクタftは、式4.3から導出される月次ペイダウンファクタの系列から選択される。この好ましい実施形態では、tが月の最終営業日である場合、rは、t日の終了時の1か月物BBA LIBOR(英国銀行協会・ロンドン銀行間出し手レート)である。そうでない場合、rは、第i−1月の最終営業日終了時の1か月物BBA LIBORである。d1は、第i+1月1日と第i+1月の標準PSA決済日の間の、前者を含み後者を含まない日数を表す。tと第i+1月の標準PSA決済日の間の、前者を含み後者を含まない日数は(5.4)ではd2として示されている。FNMAパススルーの場合、d3は、第i+1月25日とtの間の、前者を含み後者を含まない日数である。GNMAおよびFHLMCパススルーの場合、d3は、第i+1月15日とtの間の、前者を含み後者を含まない日数である。また
【0084】
【数27】
と、rtと、cとはしばしばパーセントで見積もられるが、(5.4)ではそれらはすべて小数である。1か月物BBA LIBORの出所はロイターであり、BRITISH BBANKERS' ASSOCIATION (2000) Libor Official Definition(参照により本明細書に援用される)に定義されている。BBA LIBORおよびその定義は、www.BBA.ORG.UKでも見ることが可能である。PSA決済日の出所は米国債券市場協会であり、例えば図3に示すように、www.bondmarket.comから入手可能である。
【0085】
tが第i−1月の最終営業日である場合、
【0086】
【数28】
である。
【0087】
本発明の好ましい実施形態によれば、各インデックスはそのレベルによって特徴づけることができる。インデックスのレベルは式6.2および6.3によって定義され、図4のステップ20で計算される。留意すべきであるが、レベル決定は本発明の必須ステップではなく、当技術分野で既知のいかなる他のツールを提供されるMBSインデックスとともに使用してそのパフォーマンスを評価してもよい。
【0088】
好ましい実施形態によれば、インデックスの開始日がシステムに入力される。式6.2は、この選択された開始日に対する開始レベルを設定する。式6.3は、2つの日の間のパーセントレベル変化を、それらの2つの日の間のインデックスのトータルリターンとなるように設定する。インデックスのトータルリターンは上記の式2.1、2.2または2.3から決定される。
【0089】
レベルは、インデックス内の投資を評価するための有益なツールである。インデックス内の月次再投資を仮定すると、t1日時点のXドルの現金投資は、後のt2日までに次のように利益または損失のいずれかを示す。
【0090】
【数29】
ここで、Ptはt日時点のインデックスのレベルである。もちろん、投資家の真のトータルリターンは、月次利払がどのように再投資されるかに左右される。
【0091】
12/31/93の終了時にインデックスの初期レベルが次のように定義される場合、
【0092】
【数30】
後の日tの終了時にレベルは次のようになる。
【0093】
【数31】
【0094】
本発明の好ましい実施形態によれば、MBSインデックスを生成し管理するシステム50が、上記の方法を実行するために提供される。図2は、システム50内の個別コンポーネントおよび情報フローを示す、本発明の一実施形態の機能ブロック図である。アルゴリズム10の記載されているステップを遂行するため、システム50は、好ましくは、残存モーゲージ証券に関連する必要なデータを入力するための市場データ入力デバイス26(これは、図1に示すように、入出力インタフェース2および入力デバイス3を含んでもよい)を備える。当該データは、各残存モーゲージ証券に関する当初期間、クーポン値、発行エージェンシー、および残存元本を含むであろう。市場データ入力26を通じてのシステム50への追加データ入力として、好ましくは、TBA決済価格、PSA決済日およびBBA LIBOR金利がある。
【0095】
入力26からシステムによって受け取られた入力データは、好ましくは、分類プロセッサ28で分類される。分類プロセッサ28は、図1に示されるCPU1の一部であってもよく、すべての残存モーゲージ証券を、それらの当初期間、クーポン値、および発行エージェンシーに従って分類する。そして、分類された証券は、それらのクーポンおよび当初期間に従ってプールに集約される。次に、すべての集約プールのデータおよび組成は、分類プロセッサから中央ハブ24に出力される。当業者には明らかなように、中央ハブ24をシステム50に含めることは必須ではなく、すべての記載されているデータ転送は、システムの個別コンポーネントを互いに直接接続することによって遂行してもよい。図2の入力プロセッサ28〜42がすべて図1の単一のCPU1に含まれてもよい。
【0096】
中央ハブ24は、好ましくは、提供されるMBSインデックスに関連するデータを格納するインデックスデータベース44に接続される。インデックスデータベース44は、将来使用するための暫定的データ(例えばステップ内計算の結果)も格納してもよい。図2には単一のコンポーネントとして示されているが、インデックスデータベースは、複数のコンポーネント、例えば、図1に示すRAM5、ハードドライブ、接続されたzipドライブまたは別個のデータベースサーバ、を備えてもよい。システム50のあらゆる個別コンポーネントの出力が好ましくは中央ハブ24に入力され、さらにインデックスデータベース44内へ伝送される。インデックスデータベースに格納されている選択されたデータが出力端末46に出力されてもよい。出力端末は、図1に示すような入出力インタフェース6および出力デバイス7を含んでもよく、またはそれに接続されてもよい。
【0097】
第i月の最終営業日に、すべての集約プールの組成およびこれらのプールに関連する他のデータが中央ハブ24からインデックス組成プロセッサ30に入力される。インデックス組成決定のための処理ロジックの論理フローチャートを図5に示す。ロジックは、概念的にはブロック301から開始し、ブロック302に進み、集約プールおよびそれらに関連するデータが組成プロセッサに入力される。ブロック303で、入力データに基づいて、すべての集約プールの残存元本総額が計算される。ブロック304で、集約プールの1つが決定のために選択され、その残存元本がブロック305で計算される。ブロック303および305の計算の結果がブロック306に入力され、そこで式1.2に従って組入基準が決定される。論理ブロック307で、プロセッサは、304で選択されたプールの当初期間を判定し、当初期間が30年(360か月)である場合、論理ブロック308で、組入基準xc,tが1.5%と比較される。一方、当初期間が15年(180か月)である場合、論理ブロック309で、組入基準が0.4%と比較される。ブロック308の式が真であると判定された場合、ブロック311で30年の当初期間を有する集約プールがインデックスに組み入れられる。ブロック309の式が真であると判定された場合、ブロック311で15年の当初期間を有する集約プールがインデックスに組み入れられる。さもなければ、ブロック310で、プールは捨てられる。304で選択されたプールの組入または除外のいずれかの後、プロセスは、すべての集約プールが考慮されるまで、ブロック304から繰り返される。インデックス組成、すなわちすべての選択された証券のリストが、中央ハブ24に出力され、好ましくはこのインデックスが生成された月とともに、インデックスデータベース44に格納される。上記で説明したように、インデックスの組成は1か月間一定にとどまる。次月の最終営業日に、インデックス組成プロセッサが再び起動され、選択プロセスが繰り返される。
【0098】
インデックスに組み入れられた各モーゲージ証券の相対加重が、好ましくは図2の加重プロセッサ32で計算される。加重決定のための処理ロジックの論理フローチャートを図6に示す。ロジックは、概念的にはブロック321から開始し、入力ブロック322に進み、ブロック306からの組入基準と、図2の市場データ入力26からの各選択証券の残存元本総額とが加重プロセッサに入力される。ブロック323で、インデックスに組み入れられたすべての証券の残存元本総額が計算され、ブロック324で、各証券の相対加重が式1.3を用いて決定される。相対加重は加重プロセッサ32から出力され、中央ハブ24に入力され、好ましくはインデックスデータベース44に格納される。
【0099】
好ましい実施形態では、システム50は、日付計算器および内部カレンダー38も備える。図4に示されるアルゴリズム10のステップ16および18に関連して上記で説明したように、種々の日付およびそれらの間の差が、ファクタft、各パススルーのトータルリターン、インデックスのトータルリターン、同日決済価格およびインデックスのレベルを計算するために使用される。当業者には明らかなように、これらの日付は市場で観測されてもよく、さらなる計算のためにそれらの間の差が必要な場合には、これらのさらなる計算が実行されるべき個別のプロセッサ内でこれらの差を求めることができる。しかし、効率の目的上、各計算が実行される日付(本開示では「当日」および「t2」ともいう)は提供される内部カレンダーによって決定されるのが好ましい。また、日付に関わるすべての操作および計算が、内部カレンダーに関連して提供される日付計算器で行われるのが好ましい。例えば、項dがそれぞれの個別パススルーおよび同日決済価格のトータルリターンの計算で(図2のブロック34およびブロック42で)必要とされるたびに項dを2回計算する代わりに、日付計算器38で1回計算してから、必要な時にブロック34および42に入力することができる。
【0100】
各月ごとのペイダウンファクタfiは、図2のファクタプロセッサ40で計算される。ファクタ決定のための処理ロジックの論理フローチャートを図7に示す。ロジックは、概念的にはブロック401から開始し、入力ブロック402に進み、各選択証券の残存元本総額がファクタプロセッサに入力される。残存元本データは、図2の26に入力されてもよく、または前の動作(例えば図4のステップ12および14)の実行中にインデックスデータベース44に既に格納されていてもよい。ブロック403で、第i月に対するプールα内の全証券の残存元本が計算され、ブロック404で、第i+1月に対するプールα内の全証券の残存元本が計算される。そして、連続2か月についてのこれらの残存元本がファクタ計算器405に入力され、ペイダウンファクタが式4.3に従って決定される。ペイダウンファクタfiは、ファクタプロセッサ40から出力され、中央ハブ24に入力され、インデックスデータベース44に格納される。
【0101】
各証券の同日決済価格が図2の同日決済価格プロセッサ34で計算される。これらの価格の決定のための処理ロジックの論理フローチャートを図8に示す。ロジックは、概念的にはブロック341から開始し、入力ブロック342に進み、インデックスに組み入れられた各証券の1か月物BBA LIBOR、TBA価格、およびクーポン値が、図2の市場データ入力26から同日決済価格プロセッサに入力される。さらに、日付差d1、d2およびd3が日付計算器38から入力ブロック342に入力される。ブロック343で、すべてのペイダウンファクタが格納されているインデックスデータベース44から最新の既知のペイダウンファクタftが選択される。ブロック344で、入力データを用いて、同日決済価格計算器34が、式5.4に従ってこの価格を決定する。同日決済価格は、そのプロセッサ34から出力され、中央ハブ24に入力され、インデックスデータベース44に格納される。上記のアルゴリズムが、計算月にインデックスに組み入れられたあらゆる証券について繰り返される。
【0102】
第k月t1日から第n月t2日までのインデックスのトータルリターンが、図2のトータルリターンプロセッサ42で計算される。トータルリターン決定のための処理ロジックの論理フローチャートを図9に示す。ロジックは、概念的にはブロック421から開始し、入力ブロック422に進み、すべての必要な日付およびそれらの差がブロック38から入力され、クーポン値およびBBA LIBOR金利が入力26から(またはこれらの金利があらかじめインデックスデータベース44に格納されていればインデックスデータベース44から)入力され、同日決済価格がブロック34から入力されるか、またはデータベース44から取得され、最新の既知のペイダウンファクタがデータベース44から取得され、相対加重がブロック32から入力されるか、またはデータベース44から取得される。ブロック423で、インデックス内の各個別パススルーのトータルリターンが、式4.1に従って計算される。個別の月ごとのインデックスのトータルリターン(TRi)が、ブロック424で式3.1に従って計算されるか、または利用可能であればデータベース44から取得され、その月の1日からその月の所望の日(例えばt1またはt2)までのインデックスのトータルリターンがブロック425で式3.2に従って計算される。次に、これらの計算されたトータルリターンが論理ブロック426に入力される。個別の月に対するトータルリターンは、好ましくは、後で上記計算を繰り返さずにデータベースから取得することができるように、データベース44にも出力され格納される。論理ブロック426で、プロセッサは、月kとnの差を判定する。kとnが同月である場合(すなわちk=n)、ブロック427で、t1とt2の間のインデックスのトータルリターンが式2.1に従って計算される。kとnが同じでない場合、システムは論理ブロック428に進み、システムはkとnが連続する月である(すなわちk=n−1)かどうかを判定する。kとnが実際に連続している場合、ブロック429で、プロセッサは式2.2を用いてインデックスのトータルリターンを計算する。さもなければ、ブロック430で、プロセッサは式2.3を用いてインデックスのトータルリターンを計算する。ブロック427、429および430の出力は、好ましくは、格納するためにデータベース44に入力される。さらに、好ましい実施形態によれば、インデックスの過去1か月間のトータルリターンが、提供されるMBSインデックスのパフォーマンスを測定するベンチマークとして出力端末46に出力される。
【0103】
システム50はさらにレベルプロセッサ36を備え、そこでインデックスのレベルが式6.3に従って決定される。インデックスの開始レベルは、好ましくは任意に割り当てられ、データベース44に格納され、必要な時にレベルプロセッサ36によって計算のために取得される。インデックスの存続期間に対するトータルリターンが、トータルリターンプロセッサ42で計算され、レベルプロセッサ36に入力されてもよい。結果として得られるインデックスのレベルが中央ハブ24に入力され、インデックスデータベース44に格納される。さらに、好ましい実施形態によれば、インデックスの毎日のレベルが提供されるMBSインデックスのパフォーマンスを測定するベンチマークとして出力端末46に出力される。所望であれば、インデックスデータベース44に格納されている他のいかなる変数が出力端末46に表示されてもよい。
【0104】
本発明によって提供されるMBSインデックスは、市場のMBSセクターのパフォーマンスを客観的かつ正確に測定するためのベンチマークとして使用されてもよい。インデックスは、好ましくは、月次ベースで公開されるかまたは他の方法により利用可能とされる。MBSインデックスを生成するための本発明により提供される方法は、提供されるMBSインデックスを反映するインデックスファンドを創設するためにポートフォリオマネージャによって使用されてもよい。アルゴリズムは、コンピュータプログラムに符号化され、CD−ROM等の可読ストレージデバイス上でユーザに配布されてもよい。別法として、このMBSインデックス生成プログラムは、ウェブサーバまたは企業サーバ上に格納され、必要に応じて関心のあるユーザにストリーミング、ダウンロードまたは他の方法により提供されてもよい。各インデックスの組成は好ましくは1か月を通じて一定に保持されるため、ファンドマネージャは、日次ベースで提供ベンチマークの変動に合わせる必要がなくなる。さらに、提供されるシステムおよび方法により、ユーザは、月末またはその近くに容易かつ自動的にインデックスをリバランスすることができる。
【0105】
特定の実施形態に関して本発明を説明したが、この説明は限定を意図していないことは理解されよう。というのは、さらなる変形または変更が当業者にとって明らかであり、あるいは示唆され得るからである。例えば、提供されている方法は、他のタイプのMBSインデックスを生成するように容易に変更され得る。本出願は、このような変形および変更を、添付の特許請求の範囲内に入るように包含することを意図している。
【図面の簡単な説明】
【0106】
【図1】本発明に係るシステム50のブロック図である。
【図2】本発明に係るMBSインデックスを生成し管理するシステム内の個別コンポーネントおよび情報フローの機能図である。
【図3】2001年5月から2001年8月までの米国債券市場協会MBS通知日および決済日のテーブルである。リストが最後に更新されたのは2001年4月27日である。
【図4】本発明に係る方法で実行されるステップの概略フローチャートである。
【図5】インデックス組成決定の処理ロジックの論理フローチャートである。
【図6】相対加重計算の処理ロジックの論理フローチャートである。
【図7】ペイダウンファクタ決定の処理ロジックの論理フローチャートである。
【図8】同日決済価格変換の処理ロジックの論理フローチャートである。
【図9】MBSインデックスのトータルリターンの決定の処理ロジックの論理フローチャートである。
Claims (75)
- モーゲージ証券インデックスを管理する方法であって、
a.前記モーゲージ証券インデックスに組み入れられるべきモーゲージ証券のセットを選択するステップであって、
前記モーゲージ証券のセットは全残存モーゲージ証券から選択される、選択するステップと、
b.前記選択セット内の各証券に相対加重を割り当てるステップであって、
前記相対加重は前記選択セット内の全証券の残存元本総額に対する前記各証券の残存元本総額の相対比率である、割り当てるステップと、
c.前記モーゲージ証券インデックスのトータルリターンを計算するステップであって、
前記トータルリターンは前記各証券に対する前記割り当てられた相対加重に基づき、前記各証券のトータルリターンは同日決済価格に基づく、計算するステップと
を含むモーゲージ証券インデックスを管理する方法。 - モーゲージ証券のセットを選択する前記ステップは、
a.前記全残存モーゲージ証券を、プールがそれぞれ同一クーポンおよび同一当初期間(original term)を有するモーゲージ証券を含む複数のプールに集約するステップと、
b.前記複数のプール内の各プールについて組入基準を計算するステップと
をさらに含む請求項1に記載のモーゲージ証券インデックスを管理する方法。 - 特定プールについての前記組入基準を限界値と比較するステップと、
前記限界値に達する場合に前記選択セットに前記特定プールを組み入れるステップと
をさらに含む請求項3に記載のモーゲージ証券インデックスを管理する方法。 - 前記限界値は、すべての30年物モーゲージ証券プールについて1.5%である請求項4に記載のモーゲージ証券インデックスを管理する方法。
- 前記限界値は、すべての15年物モーゲージ証券プールについて0.4%である請求項4に記載のモーゲージ証券インデックスを管理する方法。
- 前記インデックスの前記開始レベルは100である請求項13に記載のモーゲージ証券インデックスを管理する方法。
- 前記モーゲージ証券インデックスに組み入れられるべきモーゲージ証券のセットを選択する前記ステップと、
前記選択セット内の各証券に前記相対加重を割り当てる前記ステップと、
前記モーゲージ証券インデックスの前記トータルリターンを計算する前記ステップと
を繰り返すことによって、前記インデックスをリバランスするステップをさらに含む請求項1に記載のモーゲージ証券インデックスを管理する方法。 - モーゲージ証券インデックスを管理するシステムであって、
市場データを前記システムに入力する入力手段であって、前記市場データは全残存モーゲージ証券に対するデータを含む、入力手段と、
前記モーゲージ証券インデックスに組み入れられるべきモーゲージ証券のセットを選択する選択手段であって、前記モーゲージ証券のセットは前記全残存モーゲージ証券から選択される、選択手段と、
前記選択セット内の各証券に相対加重を割り当てる加重手段であって、前記相対加重は前記選択セット内の全証券の残存元本総額に対する前記各証券の残存元本総額の相対比率である、加重手段と、
前記モーゲージ証券インデックスのトータルリターンを計算するトータルリターン手段であって、前記トータルリターンは前記選択セット内の前記各証券の前記割り当てられた相対加重に基づいて計算され、前記選択セット内の前記各証券のトータルリターンは同日決済価格に基づく、トータルリターン手段と
を備えるモーゲージ証券インデックスを管理するシステム。 - 格納手段をさらに備え、前記格納手段は前記システム内に循環するデータを格納する請求項16に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するシステム。
- 分類手段をさらに備え、前記分類手段は前記残存モーゲージ証券のそれぞれのクーポン値、発行エージェンシーおよび当初期間に従って全残存モーゲージ証券の前記データを分類する請求項16に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するシステム。
- 集約手段をさらに備え、前記集約手段は前記残存モーゲージ証券を複数の集約プールに集約する請求項18に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するシステム。
- 前記選択手段は、前記集約プールのそれぞれについて組入基準を計算する手段をさらに備える請求項19に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するシステム。
- 前記集約プールすべてについての前記組入基準を限界値と比較する手段と、前記限界値に達する場合に前記選択セットに集約プールを組み入れる手段をさらに含む請求項21に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するシステム。
- 前記限界値は、すべての30年物モーゲージ証券プールについて1.5%である請求項22に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するシステム。
- 前記限界値は、すべての15年物モーゲージ証券プールについて0.4%である請求項22に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するシステム。
- 前記トータルリターン手段は、前記選択セット内の前記各証券の前記トータルリターンを計算する手段をさらに備える請求項16に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するシステム。
- レベル手段をさらに備え、前記レベル手段は前記モーゲージ証券インデックスのレベルを決定する請求項16に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するシステム。
- 前記インデックスの前記開始レベルは100である請求項35に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するシステム。
- 出力手段をさらに備え、前記出力手段は前記モーゲージ証券インデックスの前記レベルおよび前記モーゲージ証券インデックスの前記トータルリターンをユーザに対して表示する請求項34に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するシステム。
- モーゲージ証券インデックスであって、
モーゲージ証券のセットを含み、前記モーゲージ証券のセットは全残存モーゲージ証券から選択され、
相対加重が前記選択セット内の各証券に割り当てられ、前記相対加重は前記選択セット内の全証券の残存元本総額に対する前記各証券の残存元本総額の相対比率であり、
前記モーゲージ証券インデックスは前記モーゲージ証券インデックスのトータルリターンによって特徴づけられ、前記トータルリターンは前記各証券に対する前記割り当てられた相対加重に基づいて計算され、
前記各証券のトータルリターンは同日決済価格に基づくモーゲージ証券インデックス。 - モーゲージ証券の前記選択セットは、
前記全残存モーゲージ証券を、プールのそれぞれが同一クーポンおよび同一当初期間を有するモーゲージ証券を含む複数のプールに集約し、前記複数のプール内の各プールについて組入基準を計算することによって選択される
請求項38に記載のモーゲージ証券インデックス。 - 特定プールに対する前記組入基準が限界値より大きい場合、前記特定プールは前記選択セットに組み入れられる請求項40に記載のモーゲージ証券インデックス。
- 前記限界値は、すべての30年物モーゲージ証券プールについて1.5%である請求項41に記載のモーゲージ証券インデックス。
- 前記限界値は、すべての15年物モーゲージ証券プールについて0.4%である請求項41に記載のモーゲージ証券インデックス。
- 前記インデックスの前記開始レベルは100である請求項50に記載のモーゲージ証券インデックス。
- 前記モーゲージ証券インデックスに組み入れられるべきモーゲージ証券の新たなセットを選択することと、
前記新たな選択セット内の各証券に前記相対加重を割り当てることと、
前記モーゲージ証券インデックスの新たなトータルリターンを計算することと
によって前記インデックスがリバランスされる請求項38に記載のモーゲージ証券インデックス。 - 前記インデックスは各月の最終営業日にリバランスされる請求項52に記載のモーゲージ証券インデックス。
- 汎用コンピュータで実行可能なモーゲージ証券インデックスを管理するコンピュータプログラムであって、
市場データを前記システムに入力する入力部であって、前記市場データは全残存モーゲージ証券に対するデータを含む、入力部と、
前記モーゲージ証券インデックスに組み入れられるべきモーゲージ証券のセットを選択する選択部であって、前記モーゲージ証券のセットは前記全残存モーゲージ証券から選択される、選択部と、
前記選択セット内の各証券に相対加重を割り当てる加重部であって、前記相対加重は前記選択セット内の全証券の残存元本総額に対する前記各証券の残存元本総額の相対比率である、加重部と、
前記モーゲージ証券インデックスのトータルリターンを計算するトータルリターン部であって、前記トータルリターンは前記選択セット内の前記各証券の前記割り当てられた相対加重と、同日決済価格に基づく前記選択セット内の前記各証券のトータルリターンとに基づくトータルリターン部と
を備えるコンピュータプログラム。 - 格納部をさらに備え、前記格納部は前記システム内に循環するデータを格納する請求項54に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するコンピュータプログラム。
- 分類部をさらに備え、前記分類部は、前記残存モーゲージ証券のそれぞれのクーポン値、発行エージェンシーおよび当初期間に従って全残存モーゲージ証券の前記データを分類する請求項54に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するコンピュータプログラム。
- 集約部をさらに備え、前記集約部は前記残存モーゲージ証券を複数の集約プールに集約する請求項56に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するコンピュータプログラム。
- 前記選択部は、前記集約プールのそれぞれについて組入基準を計算する部分をさらに備える請求項57に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するコンピュータプログラム。
- 前記集約プールすべてについての前記組入基準を限界値と比較し、前記限界値に達する場合に前記選択セットに集約プールを組み入れる部分をさらに含む請求項59に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するコンピュータプログラム。
- 前記限界値は、すべての30年物モーゲージ証券プールについて1.5%である請求項60に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するコンピュータプログラム。
- 前記限界値は、すべての15年物モーゲージ証券プールについて0.4%である請求項60に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するコンピュータプログラム。
- 前記トータルリターン部は、前記選択セット内の前記各証券の前記トータルリターンを計算する部分をさらに備える請求項54に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するコンピュータプログラム。
- 前記計算する部分は、所与の日t2における前記選択セット内の前記各証券の前記トータルリターンを次式に従って計算し、
pt2はt2日終了時の前記各証券の同日決済価格であり、
rt1はt1日終了時の1か月物BBA LIBORであり、
ft1はt1日までに最もよく決定される前記各証券の月次ペイダウンファクタであり、前記月次ペイダウンファクタft1は月次ペイダウンファクタfiの系列から選択され、
t1は前月最終営業日であり、
t2は当月の任意の日であり、
- レベル部をさらに備え、前記レベル部は前記モーゲージ証券インデックスのレベルを決定する請求項54に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するコンピュータプログラム。
- 前記インデックスの前記開始レベルは100である請求項73に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するコンピュータプログラム。
- 出力部をさらに備え、前記出力部は前記モーゲージ証券インデックスの前記レベルおよび前記モーゲージ証券インデックスの前記トータルリターンをユーザに対して表示する請求項72に記載のモーゲージ証券インデックスを管理するコンピュータプログラム。
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