JP2005500477A - 自己取付け式ファスナー装置 - Google Patents

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ハロルド エイ ラドーカー
ジョン ジェイ ヴラーナ
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Abstract

本発明は、自己取付け式ファスナーを形成し且つ供給する方法等に関する。ファスナーのストリップは、間隔をおいた複数の当接面、好ましくはノッチを有する。ノッチは、製造工程中及びファスナーのストリップを固着ヘッドに供給する工程中の両方で使用される。ファスナーを折れやすいワイヤによって相互連結して、ストリップにする。ワイヤを、ファスナーの突出パイロット部分の両側に配置されたフランジ部分のパネル受入れ溝の底壁内に配置する。自己取付け式ファスナーは、変形可能な傾斜リップ部分を有し、このリップ部分は、パイロット部分から上方に且つフランジ部分に向かって延びている。ファスナーの固着の間、リップ部分を変形させ、パネルを溝の中に変形させ、パネルのしっかりとした固着を得る。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、ファスナー装置に関し、特に、中央突出パイロット部分及びその少なくとも両側に配置されたフランジ部分を有する孔あけ締付けナットを含む自己取付け式ファスナー装置に関する。更に、本発明は、自己取付け式ファスナーを形成する方法、予備配列された自己取付け式ファスナーのストリップ、自己取付け式ファスナーを形成してそれを固着ヘッドに供給する方法、及びファスナーパネル組立体に関する。
【背景技術】
【0002】
出願人の権利の前任者(Mulutifastener Corporation)によって開発された自己取付け式ファスナー装置が、自動車産業を含む大量生産適用例に長い間使用されている。かかるファスナーは、概略的には、ねじ山付きの又はねじ山なしの貫通ボアを有する中央突出パイロット部分と、その両側に配置されたフランジ部分とを含んでいる。本出願の譲受人から商業的に入手できる Universal(登録商標)孔あけ締付けナットは、フランジ部分に隣接した突出パイロット部分の両方の側面の中に延びる溝を含んでいる。孔あけ締付けナットを締付けナットとして使用するとき、パイロット部分をパネルの開口の中を通して受入れて、パネルをフランジ部分の支持面即ち係合面の上に受止める。次いで、パネルをダイボタンによって変形させてパイロット部分の溝の中に入れ、ファスナーをパネルに永久的に取付ける。孔明け締付けナットを孔あけナットとして使用するとき、パイロット部分の端部を孔あけ機として使用してパネルに開口を孔あけし、上述したように、開口にパイロット部分を受入れる。
【0003】
また、本出願の譲受人から商業的に入手できる Hi-Stress(登録商標)ナットでは、パネル受入れ溝がパイロット部分の両側のフランジ部分に配置されている。 Hi-Stress(登録商標)ナットの好ましい実施形態では、溝は、ばち形状又は鳩の尾形状にされ、フランジ部分のパネル受入れ面のところに狭い開口を有し、それにより、著しく向上させた引離し力を得る。ナットを孔あけナットとして使用するとき、パイロット部分により、パネルに開口を孔あけし、次いで、開口に隣接したパネルをダイ部材によって変形させて鳩の尾形状の溝の中に入れ且つ溝の底壁に当接させ、向上させた引離し力を得る。上述した孔あけナットと締付けナットの種類は両方とも、一般的には、大量生産適用例においてダイプレスによって固着される。ダイプレスの一方のプラテンは、孔あけナット又は締付けナットを受入れる固着ヘッドを含み、反対側のプラテンは、上述したように金属を変形させてナットの溝の中に入れるダイボタンを含んでいる。米国特許第3,140,010号は、ファスナーを連続ウエブに接着剤で固定することを含んでいる。
【0004】
従来技術の特許は、ファスナーを、一体の折れやすい支持部分を含む支持ストリップに予備配列する方法、又は、ファスナーを1本のワイヤ又は複数本のワイヤに取付ける方法を多数開示している。出願人の権利の前任者に譲渡された米国特許第3,711,931号は、上述した孔あけナット及び締付けナットを含み且つ予備配列されている自己取付け式ファスナーの連続ストリップを形成する方法を開示しており、この方法では、ワイヤ溝を、パイロット部分の反対側であるナットの裏側保持面に形成する。次いで、孔あけナット又は締付けナットを、ワイヤ溝が同軸に整列するように端部を端部に合わせて配列し、折れやすい連続ワイヤをワイヤ溝に挿入し又はロールで入れ、ファスナーの裏面を刻みつきローラによってワイヤの上に変形させる。上述した種類の自己取付け式ファスナーは、現在、前に参照した米国特許第3,711,931号に開示されているように、大量且つストリップの形態で本出願の譲受人によって供給されている。
【0005】
上述した自己取付け式ファスナーを、ねじ山付きボアの中に受入れられるフィンガーを有する往復動爪によって固着ヘッドに供給する。典型的な固着方法では、固着ヘッドは、ダイプレスが開いているときにナットを固着ヘッドのプランジャ通路の中に供給するチャック即ちフィーダを含んでおり、プレスの各往復運動の後、ナットを「待機位置」に配置する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述した種類の自己取付け式ファスナーを、現在、連続金属ワイヤから始める圧延法によって形成しており、この方法では、最初、連続金属ストリップにファスナーの所望断面を形成し、次いで、それを圧延してコイルにする。次いで、コイルを孔あけ機に供給し、ナットボアを孔あけし、次いで、ストリップを切離し機に供給して、ストリップを、各々がパイロット部分とその両側に配置されたフランジ部分とを有するばらばらのファスナーにする。ストリップの正確な位置を制御することが困難であるので、自己取付け式ファスナーを形成するこの方法の、特に大量生産適用例における1つの問題は、ボアがパイロット部分の中央に正確に位置決めされないことである。現在、ストリップを係止部に接触するまで移動させることによって、ストリップを孔あけ機に対向させるように位置決めしている。しかしながら、ストリップが係止部に完全に係合しなかったり、係止部からはね返ったりすることがある。1度に2つのボアしか孔あけせず、従って、ストリップを孔あけ機に対向させるように繰り返し位置決めしなければならないので、このことは大量生産適用例において特に問題になる。ナットのボアを厳密な機能のためにパイロット部分に正確に配置しなければならないことを理解すべきである。
【0007】
前に参照した米国特許第3,711,931号を参照して説明した予備配列されたファスナーのストリップを形成する現在の方法、及び、上述したフィーダ装置に関連したいくつかの問題がある。上述した種類の自己取付け式ファスナーを固着させる方法が、本出願の譲受人の権利の前任者に譲渡された米国特許第3,648,747号に開示されている。第1に、孔あけナット又は締付けナットの裏側保持面にワイヤを配置することは、ファスナーをパネルに取付ける孔あけ機のための保持領域を減少させる。前に参照した米国特許第3,711,931号を参照して説明した種類のファスナーのストリップを固着させる間、固着ヘッドの往復動する孔あけ機は、ファスナーの裏面に係合し、それをパネル又はパネル開口に押込む。従って、保持領域を増大させるために、ファスナーの裏面からワイヤ溝及びワイヤをなくすことが望ましい。また、孔あけナット又は締付けナットをパネルに固着させた後、ブラケット又はその他の構成要素等の第2のパネルを、自己取付け式ファスナーを受入れているパネルに固着させることを理解すべきである。かくして、ワイヤ溝をなくすことによって、自己取付け式ファスナーの保持領域を増大させることが望ましい。
【0008】
前に参照した特許に開示されているような予備配列されたストリップ又はファスナーと関連した別の問題は、自己取付け式ファスナーをパネルに固着させる間、ファスナーを相互連結する折れやすいワイヤがワイヤ溝から引張り出されて、ファスナーの裏面に鋭利なワイヤ端部を形成する場合があることである。更に、予備配列されたストリップのファスナーの隣接した表面は、固着のために所定の距離間隔をおいている。かくして、固着工程中に折れやすいワイヤを切断したとき、固着後、鋭利なワイヤ端部がファスナーの裏面と隣接したワイヤ溝から突出し、潜在的な取扱いの危険性も生じさせる。前に参照した特許に開示されているような予備配列されたファスナーのストリップの自己取付け式ファスナーを固着させる方法と関連した別の問題は、ナットを固着ヘッドに供給する前及びその間、ナットがワイヤの上を移動することであり、このことは、供給ミスを引き起こすことがある。最後に、自己取付け式ナットを固着ヘッドに供給する現在の方法の別の問題は、パイロット部分を貫通するねじ山付きボアのねじ山シリンダの破損である。上述したように、通常、自己取付け式ファスナーを、ねじ山付きボアの中に受入れられるフィンがーを有する供給用爪によって固着ヘッドに供給する。供給用爪は、ねじ山シリンダを破損させることがある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
パネルに取付けるための本発明の予備配列された自己取付け式ファスナーのストリップ、自己取付け式ファスナーを形成する方法、自己取付け式ファスナーのストリップを形成する方法、及びファスナーのストリップを本発明の固着ヘッドに供給する方法は、従来技術と関連した上述の問題を追加の費用をかけずに解決する。上述したように、本発明の自己取付け式ファスナーは、好ましくは、パネルの開口の中を通して受入れられる突出パイロット部分と、このパイロット部分に隣接し且つパネル受入れ即ち保持面を有するフランジ部分とを含んでいる。しかしながら、本発明の連続する予備配列された自己取付け式ファスナーのストリップでは、ワイヤ溝をパイロット部分に隣接したパネル受入れ面に形成し、その結果、ファスナーをパネルに固着させるとき、パネルがワイヤ溝及びワイヤの上に位置する。かくして、この固着方法は、固着後、鋭利なワイヤ端部をパネルによって完全に覆うので、ワイヤ端部即ちタングと関連した問題を解消する。かくして、本発明の予備配列された自己取付け式ファスナーのストリップの好ましい方法は、ワイヤ溝を自己取付け式ファスナーのフランジ部分のパネル受入れ面に形成し、連続し且つ折れやすいワイヤをワイヤ溝に挿入し、ファスナーを相互連結して連続する予備配列されたストリップにすることを含む。上述したように、自己取付け式ファスナーの好ましい実施形態は、突出パイロット部分の両側に配置されたフランジ部分を含む。かかる実施形態では、ファスナーのストリップは、好ましくは、ワイヤ溝をパイロット部分の両側に配置されたパネル受入れ面に含み、平行で折れやすいワイヤは、ワイヤ溝に受入れられ且つファスナーに固着される。更に、この方法は、ファスナーを予備配列し即ち整列させ、ワイヤ溝を同軸に整列させ、好ましくは、連続し且つ折れやすいワイヤをワイヤ溝にロールで入れることによって固着させる。
【0010】
本発明の自己取付け式ファスナー及びそれを形成する方法は、上述した Universal(登録商標)ファスナー装置及び Hi-Stress(登録商標)ファスナー装置の両方及びその他の自己取付け式ファスナー装置を含むファスナーの種々の実施形態と共に使用することができる。 Hi-Stress(登録商標)ファスナー装置では、本方法は、最初、パネル受入れ溝をパイロット部分に隣接したフランジ部分に、好ましくはその両側に形成することを含む。本方法は、次いで、ワイヤ溝をパネル受入れ溝、好ましくは両方の溝の下面即ち底壁に形成して、連続し且つ折れやすいワイヤをパネル受入れ溝、の中を通してワイヤ溝に挿入し、ワイヤをファスナーに固着させることを含む。
【0011】
本発明の最も好ましい実施形態では、ワイヤ溝の底壁は、間隔をおいた複数のポケットを含む。ここで使用するように、用語「ポケット」は、凹部又は、間にポケットを構成する直立リブの何れかを含む。次いで、連続し且つ折れやすいワイヤを変形させて、ワイヤ溝の底壁に当接させ、ポケットを充たし、ワイヤ上でのファスナーの移動を防止する。
【0012】
また、本発明の予備配列されたファスナーのストリップを固着ヘッドに供給する方法及び予備配列されたファスナーのストリップは、ねじ山付きシリンダ即ちボアへの破損をなくす。本発明の予備配列されたファスナーのストリップを形成する方法は、好ましくは上述した種類の、複数のばらばらの自己取付け式ファスナーを形成することを含み、この方法では、ファスナーの各々は、突出パイロット部分と、このパイロット部分の両側に配置され且つパイロット部分に隣接したパネル受入れ面を有するフランジ 部分と、側面とを有する。本方法は、次いで、好ましくは等間隔におかれた複数の当接面をファスナーの各々の少なくとも1つの側面に形成し、端部と端部とを合わせるように且つ、好ましくは密に当接させるようにファスナーを配列し、ファスナーを折れやすいコネクタエレメントによって相互連結して、少なくとも1つの側面に当接面を有する予備配列されたファスナーのストリップを形成する。次いで、間隔をおいた当接面に駆動部材を順に受入れ、駆動部材を移動させることにより、予備配列されたストリップファスナーを固着ヘッドに押し、予備配列されたストリップファスナーを固着ヘッドに供給する。好ましい実施形態では、当接面は、ファスナーの側壁に等間隔におかれたノッチ即ち溝である。かくして、この方法は、駆動部材とファスナーのボアとの接触をなくす。
【0013】
本発明の予備配列されたファスナーのストリップを形成して供給する方法の他の利点は、圧延された金属ストリップに当接面を形成することであり、ファスナーを金属ストリップから形成し且つストリップから形成されたファスナーにナットボアを正確に配置するのに使用する。この方法は、連続する中央突出パイロット部分とその両側に配置されたフランジ部分とを含む形成すべき自己取付け式ファスナーの断面を有する連続金属ストリップを形成することを含み、この方法では、フランジ部分は、パイロット部分の端面の下に間隔をおいた保持面と側面とを含む。次いで、本発明の自己取付け式雌ファスナーを形成する方法は、連続ストリップの少なくとも1つの側面に等間隔におかれた複数のノッチを形成し、配置部材をノッチの1つの中に受入れ、孔あけ機を移動させることによって、連続ストリップを円筒形孔あけ機に対向するように配置し、ストリップに円筒形ボアを孔あけし、ストリップを移動させ、孔あけ機と対向しているストリップの第2のノッチの中に配置部材を引続いて受入れ、等間隔におかれた複数の円筒形ボアをストリップに孔あけし、最後に、配置部材をノッチの中に受入れることによって、ストリップを切離し機に対向するように配置し、切離し機を移動させ、自己取付け式雌ファスナーをストリップから少なくとも部分的に、好ましくは完全に切断し、ばらばらのファスナーを形成する。この方法は、ナットボアを各ナットのパイロット部分を貫くように正確に配置し、自己取付け式雌ファスナーを形成する本方法と関連した問題を解消する。好ましい方法では、ファスナーをストリップから完全に切断し、次いで、上述したように折れやすいコネクタによって、ファスナーを相互連結する。
【0014】
本発明の自己取付け式ファスナー又は予備配列されたファスナーのストリップを形成する方法及び予備配列されたファスナーのストリップを供給する方法の好ましい実施形態では、当接面が、連続金属ストリップの側壁に実質的に等間隔におかれたノッチ即ち溝によって構成され、連続金属ストリップからファスナー又は予備配列されたストリップを形成し、それを固着ヘッドに供給する。本方法は、駆動部材を間隔をおいたノッチ内に順に受入れ、駆動部材を移動させ、ストリップを駆動し、かくして、駆動部材とファスナーのねじ山シリンダとの接触をなくす。1つの実施形態では、ストリップのファスナーの各々は、等間隔におかれた複数の溝即ちノッチを含む。他の実施形態では、ファスナーの隣接した端部を面取りすることによって、ノッチを隣接したファスナー間に形成する。1つの実施形態では、駆動部材は、ファスナーのストリップのノッチ内に受入れられる複数の半径方向スポークを有する回転可能なホイールであり、駆動部材を回転させることにより、ファスナーのストリップを駆動する。他の実施形態では、駆動部材は、ノッチ内に受入れられるように構成されたフィンガーを有する爪であり、爪を往復動させて、ファスナー又はファスナーのストリップを駆動する。しかしながら、当接面が、ナットストリップの側壁から延びるふくらみ部又は突出部によって構成されても良いことを理解すべきである。
【0015】
本発明のその他の利点及び有用な特徴は、最良の実施形態の説明、特許請求の範囲、図面、及び図面の簡単な説明から完全に理解されよう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
上述したように、本発明は、ファスナー装置に関し、限定するわけではないが、特に、大量生産適用例に適した自己締付けナット及び自己孔あけ締付けナットが予備配列され且つファスナーを金属パネルに永久的に固着させる、自己取付け式ファスナー装置に関する。図1〜図3は、本発明の自己取付け式ファスナー20の1つの好ましい実施形態を示す。図1〜図3に示す自己取付け式ファスナー20は、上で参照した米国特許第3,711,931号に記載されているように、スチール棒ストックから圧延されるのが良く、その記載をここに援用する。更に、上述したように、図1〜図3に示す自己取付け式ファスナー20は、その中央パイロット部分22を受入れるように形成された開口を含むパネルに取付けられる自己締付けファスナーとして使用されるか、以下に説明し且つ上で参照した米国特許第3,711,931号に記載されているように、パイロット部分の頂面即ち孔あけ面24によってパネルの開口を孔あけしてから、ファスナー20をパネルに締付ける孔あけ締付けファスナーとして使用されるかのいずれかであるのが良い。
【0017】
ここに開示する実施形態では、パイロット部分22は、頂面24に対して垂直に延びるボア26を含んでおり、このボア26は、図示のように、ねじ山が形成されているのが良い。変形例として、ボア26が平滑であって、ねじ山形成即ちねじ巻き雄ファスナーエレメント(図示せず)をボア26にねじ込んで、第2のエレメントをファスナー及びパネル組立体に取付けても良い。ここに開示する種類の自己取付け式ファスナーはまた、概略的には、固着後にパネルを受入れ且つ支持するフランジ部分28を中央パイロット部分22の両側に含んでいる。
【0018】
ここに開示する自己取付け式ファスナー20の実施形態では、ファスナーは、平行なパネル受入れ溝34を含み、このパネル受入れ溝34は、図1及び図2に最もよく示すように、フランジ部分28の保持面30の中に延びている。変形例として、上で参照した米国特許第3,711,931号に記載されているように、パネル受入れ溝は、パイロット部分の側面に構成されても良い。ここに説明する実施形態では、パネル受入れ溝は、底壁即ち底面36と、傾斜側壁38、40を含んでおり、これらの壁は、保持面30に隣接し且つ底壁36のところよりも小さい開口を有する凹形で鳩の尾形状の溝を構成し、それにより、固着後にファスナーをパネルから取り外すときに必要な押出力を向上させる。変形例として、図14〜図16を参照して以下に説明するように、内壁40は、パイロット部分の端面24に対して垂直に延びていても良い。ファスナーを形成するのに必要とされる金属量を減少させるために、ファスナーは、図示のように、更に、底保持面32からテーパする側壁42を含んでいる。上で参照した米国特許第3,711,931号に記載され且つ図21及び図22に示すように、圧延セクションを切断又は切落すことによって、端面44が形成されるので、ファスナーの端面44は、孔あけ面24に対してほぼ垂直である。
【0019】
上述した発明の背景で説明し且つ上で参照した米国特許第3,711,931号に示されているように、自己取付け式ファスナーは、現在、固着装置即ち固着ヘッドによる固着のために、底保持面32にワイヤ受入れ溝を形成することによって、予備配列されたファスナーのストリップの形態で相互連結され、ファスナーは、ワイヤ溝に押し込まれ且つ繋がれた折れやすい金属ワイヤによって相互連結されている。自己取付け式ファスナーを相互連結する方法は、上述したようないくつかの問題を引き起こし、かかる問題は、固着後に、保持面32から延びる鋭利なワイヤ中子部を含み、それにより、固着中の支持領域を減少させ、ファスナーのストリップのコイル巻き及び供給中のワイヤ上のファスナーの移動を抑制する。この種類のファスナーのストリップの供給と関連した別の問題は、供給爪のフィンガーがボア26に受入れられ、ボア26がねじ山付きかなしか、ねじ山付きシリンダを損傷させることがある。自己取付け式ファスナー装置と関連したこれらの問題は、今から以下に説明するように、本発明のファスナー装置及び方法によって解決される。
【0020】
ここに開示する自己取付け式ファスナーの実施形態では、ワイヤ溝46が、フランジ部分28の保持面即ち底面36の中に延びている。自己取付け式ファスナー20は、図示のようにパネル受入れ溝34を含んでおり、ワイヤ溝46は、好ましくは、パネル受入れ溝の底壁即ち底面36に形成される。変形例として、上で参照した米国特許第3,711,931号に開示されているように、パネル受入れ溝が中央パイロット部分22の側壁に構成され、ワイヤ受入れ溝がファスナーのフランジ部分28のパネル支持面又は保持面30に直接形成されていても良い。好ましい実施形態では、ワイヤ溝46の下面即ち底面は、直立リブ50よって間隔がおかれた複数のポケット48を含んでいる。別の言い方をすれば、ワイヤ受入れ溝の底面は、図3に最もよく示すように、複数の直立リブ50を有している。以下に説明するように、リブ即ちポケットは、ワイヤ52上での自己取付け式ファスナーの移動を防止する。更に、予備配列された自己取付け式ファスナーのストリップの好ましい実施形態では、ファスナーのストリップは、それを供給するために、ほぼ等間隔におかれた複数の溝即ちノッチを含んでおり、この溝即ちノッチは、例えば、図1及び図2に示すファスナーの側壁のノッチ54である。以下に述べるように、用語「ワイヤ」は、金属ワイヤに限らない。更に、以下に説明するように、予備配列された自己取付け式ファスナーのストリップはまた、折れやすいコネクタ部分をストリップのナット間に残したままパイロット部分をストリップから部分的に切断することによって形成されるのが良い。
【0021】
ここに開示する実施形態では、自己取付け式ファスナー20を相互連結するための折れやすいワイヤは、図4に示すナーリングローラ56によってファスナーに固着される。ナーリングローラ56は、適当なシャフト58に取付けられ、半径方向に間隔をおいた複数のスプライン59を含んでいる。ナーリングローラ56は、好ましくは、パネル受入れ溝34の幅と等しいかそれよりも小さい幅を有しているが、好ましくは、ワイヤ受入れ溝46の幅よりも幅広である。概略的に図4に示すように、自己取付け式ファスナー20は、ナーリングローラ56に係合するように、シャフト62に取付けられたローラ60によって押される。図4、図5、図6及び図9に示すように、ナーリングローラ58は、ワイヤをワイヤ受入れ溝34の下面のポケット48の中に押込み、固着後のワイヤ52上のファスナー20の移動を防止する。スプライン付きのナーリングローラ58は、更に、図9のスプライン付きの溝64によって示すように、パネル受入れ溝34の底壁36を変形させ、ワイヤ52をワイヤ溝46の中に固着させる。変形例として、スプライン付きの又はスプラインなしのローラ58は、ワイヤ52をポケット48の中に且つパネル受入れ溝の底壁即ち面36よりも下に変形させるために、図7の寸法矢印66で示すように、ワイヤ受入れ溝46の開口の幅とほぼ同じであるか、それよりもわずかに小さい幅を有していても良い。次いで、図8に示すように、パネルへのファスナー20の固着中、パネル72を変形させ、その一部分をワイヤ受入れ溝の中に入れる。
【0022】
通常、図8に示すように、また、上述した米国特許第3,648,747号に記載されているように、自己取付け式ファスナーを、ダイボタン68によってパネル内に固着させる。予備配列された自己取付け式ファスナー20のストリップを、往復動プランジャを有する固着ヘッド(図示せず)内に受入れ、往復動プランジャを、裏側保持面32に押付け、折れやすいコネクタエレメントを折って、ファスナー20を、ダイボタン68に支持されているパネル72に押付ける。自己取付け式ファスナーを孔あけナットとして使用するとき、図8に示すように、孔あけ面24により同時にパネル72からスラグ70を抜き、パネルをファスナーに締付ける。ダイボタン68は、パネルスラグ70を受入れる矩形の開口74を含んでおり、平行な締付けリップ76が、孔あけされた開口に隣接したパネル部分78をパネル受入れ溝34の中に変形させ、底壁36に押付ける。図8に示すように、底壁36へのパネルの押し付け変形により、パネル部分78をパネル受入れ溝の傾斜内面38及び傾斜外面40の下に変形させ、非常にしっかりとした固着部を形成する。図7に示すように、ワイヤ52の面をパネル受入れ溝34の底壁即ち底面36よりも下に変形させ、図11に示すように、パネル部分をワイヤ溝の中に変形させても良い。
【0023】
当業者が理解するように、また、上で参照した米国特許第3,711,931号に記載されているように、ワイヤ52を、種々の材料で形成することができる。保持ワイヤ52は、好ましくは、予備配列されたファスナーのストリップを巻いてコイルにすることを可能であるが、ファスナーの固着中、固着ヘッド(図示せず)のプランジャによって切断させることを可能にする可撓性材料で形成される。かくして、ワイヤは、好ましくは、可撓性であるが、折れやすい。ワイヤに適した材料は、熱処理せずにアニール処理された1008低炭素鋼である。この材料は、音楽用ワイヤよりも延性及び可撓性を有し、例えば、音楽用ワイヤのようにプランジャを鈍くさせない。他の適当な材料は、モノフィラメントナイロンコード及びその他の適当な金属及びポリマーを含む。
【0024】
上述したように、上で参照した米国特許第3,711,931号に開示されている予備配列されたファスナーのストリップを、在来的には、ねじ山付きシリンダ即ちボア26に受入れられるフィンガーを有する往復動爪によって固着ヘッド(図示せず)に供給する。自己取付け式ファスナーのストリップを供給するこの方法は、ねじ山付きシリンダ26を、特に固着ヘッドへのファスナーのストリップの移動が妨げられるところで、損傷させることがある。理解されるように、ねじ山付きシリンダへの損傷は、固着後のナットの使用を妨げることがある。この問題は、本発明の好ましい実施形態では、図1、図2、図9及び図10のノッチ54によって示すように、ファスナーのストリップの側面において、隣接したファスナー間又は各ナットの側壁の何れかに溝又はノッチを設けることによって解決された。次いで、図10に示すように、自己取付け式ファスナーのストリップを、図10に示すフィーダ82によって固着ヘッド(図示せず)に供給するのが良い。この実施形態では、フィーダ82は、回転可能な部材、即ち、自己取付け式ファスナー20の側面42の溝又はノッチ54に受入れられる間隔をおいた複数の半径方向スポーク又はスプライン86を有するホイール又はラチェット84を含んでいる。好ましい実施形態では、スポーク86は、それをノッチ54内に案内するために、くさび形状にされている。かくして、矢印88方向への回転可能な部材84の回転により、予備配列されたファスナー20のストリップを矢印90の方向に移動させる。この供給機構及びファスナーのストリップの供給方法は、かくして、フィーダとねじ山付きシリンダ26とのいかなる接触もなくす。
【0025】
図12及び13は、各ファスナーが端壁44のところの隣接した側壁に面取り部92を含む変形例の供給機構及びファスナーのストリップを供給する変形の供給方法を示す。図12及び図13に示すように、面取り部92は、隣接したファスナー20間にノッチを形成する。次いで、予備配列されたファスナーのストリップを、図10に示す回転可能なエレメント82又は図13に示す往復動爪94によって固着ヘッドに供給するのが良い。往復動爪94は各々、面取り部92によって構成されるナット間のノッチ内に受入れられるくさび形状フィンガー96を含んでいる。矢印98によって示すように、往復動爪94の往復動時、ナットストリップは直線的に供給される。当業者が理解するように、各往復動に引続いて、往復動爪を回転させ、フィンガー96をノッチから解放させる。供給爪94は、ノッチ即ち面取りされた面92と係合するようにそれに向ってばね付勢されているのが良い(図示せず)。往復動は、従来技術に開示されているように、固着ヘッドの作動によって行われても良い。
【0026】
図14〜16は、本発明の自己取付け式ファスナー装置の変形実施形態を示す。図14に示す自己取付け式ファスナー120は、ファスナーを自己孔あけファスナーとして使用するときに孔あけ面として機能する頂面124を有する中央パイロット部分122を含んでいる。ファスナーは、中央パイロット部分122の両側にフランジ部分128を含んでいるが、この実施形態では、フランジ部分128はまた、直立し且つ傾斜した変形可能なリップ部分131を含んでおり、このリップ部分131は、その一部がパネル受入れ溝134の底壁136の上に位置している。更に、パネル受入れ溝の内壁140は、パイロット部分の端面124とほぼ垂直に延びており、ワイヤ受入れ溝146は、底壁136内の中央に配置されるのではなく、パイロット部分122と隣接している。パネル受入れ溝146の下面は、上述したリブ150によって分離され、間隔をおいた複数ポケット148を含んでいる。自己取付け式ファスナー120の残りの特徴は、上述したファスナー20と同一であり、従って、上述したファスナーと同じ順序で番号が付されている。かくして、ファスナー120の更なる説明を省略する。
【0027】
図15は、図4を参照して上述した方法及び装置によってワイヤ溝146に固着させた折れやすいワイヤ52の受入れ後のファスナー120を示す。図16は、図14及び図15に示したファスナー装置を固着させる1つの方法を示している。図8を参照して上述したように、自己取付け式ファスナーを、在来的には、ダイ部材即ちダイボタン168によってパネル172に取付ける。ダイ部材168は、自己取付け式ファスナー120を自己孔あけ締付けファスナーとして利用するとき、パネルスラグ170を受入れる中央開口174を含んでいる。変形例として、パネルは、パイロット部分122を受入れるように予備孔あけされた即ち予備形成された開口を含んでいる。ダイ部材は、パネルの開口に隣接したパネル部分178を変形させるための平行な突出アップ部176を含み、パネル部分178は、自己取付け式ファスナー120を自己孔あけファスナーとして使用するとき、突出パイロット部分122を受入れ且つパネルを孔あけするのを補助する。しかしながら、この実施形態では、図16に示すように、ダイ部材の端面177も、直立するアップ部131をパネル受入れ溝134にわたって変形させ、パネル部分178を溝の中に捕捉し、しっかりとした固着を付与する。この実施形態では、もしファスナーパネル組立体の押外し強度を増大させることを望むならば、パネル受入れ溝134の内壁140も、外方に傾斜しているのが良い(図示せず)。
【0028】
図17は、頂面224及びねじ山付きボア226を含む中央パイロット部分222と、中央パイロット部分222の両側のフランジ部分228とを有する自己取付け式ファスナー220と同様の、更なる変形実施形態の自己取付け式ファスナー220を示す。パイロット部分はまた、頂面224に対して垂直に延びるねじ山付きボア226と、孔あけ中のパイロット部分の強度を増大させるために外方にテーパするパイロット部分222の外面225とを含んでいる。
【0029】
この実施形態では、図示のように、ワイヤ溝246の内側壁は、パイロット部分の外側壁223と共に連続し且つ外方に傾斜している。パネル受入れ溝234の外側壁223は、保持面230のところに狭い開口を構成するように内方に傾斜し、上述したように、狭い凹形溝を構成する。この実施形態では、ワイヤ溝246は、リップ部分247を有するほぼ裂け形であり、リップ部分247は、その一部分がワイヤ溝の底面の上に位置し、ワイヤ溝内のワイヤ(図示せず)の保持を向上させる。ワイヤ溝246内へのワイヤの固着中、リップ部分247をワイヤの上に変形させ、保持を向上させる。上述したように、ワイヤ溝はまた、間隔をおいた複数のポケット248を含んでおり、ワイヤ上でのファスナー228の移動を防止する。
【0030】
図18〜図22は、形成された自己取付け式ファスナーの品質を改善するノッチを利用する、上述した種類の自己取付け式ファスナーを形成する好ましい方法を示す。上述したように、上述した自己取付け式ナットファスナーの断面は、概略的には、ローリングミル内で形成され、丸みのついた金属ワイヤ(図示せず)から始まり、次いで、ナットの所望断面まで、一連の圧延作業で巻かれる。図18に示すように、ナット製造機は、圧延部分即ちストリップ320をコイル322の形態でローリングミルから受入れる。上述したように、ストリップ320の断面は、自己取付け式ファスナーの所望形状に一致し、かくして、ストリップ320は、連続中央パイロット部分324、及び、好ましくはパイロット部分324の両側のフランジ部分326を含んでおり、フランジ部分326は、上述したように、側壁328とパネル受入れ溝330とを含んでいる。出願人の自己取付け式ファスナーを形成する従来方法では、ファスナーのストリップを孔あけステーションに直接受入れ、そこで、最初、ストリップにナットボアを形成し、次いで、その部分を切離す。次いで、ナットボアを別のタッピングステーションでねじ山を形成するのが良い。
【0031】
本発明の自己取付け式ファスナーを形成する好ましい実施形態では、最初、ファスナーのストリップ320を、図18に最も良く示すノッチ形成即ちニッピングステーション332内に受入れる。ノッチ形成ステーションは、上側ダイ334とその反対側の下側ダイ336とを含み、上側ダイは、一対の又は複数のニッピング即ちノッチ形成工具338を含み、在来的には、ダイ支柱340の上に支持されている。理解されるように、ノッチ形成ステーション332のダイプレスは、在来の液圧又は空気圧プレスであるのが良い。かくして、ダイプレスを閉じるとき、ノッチ形成工具338は、ノッチ342をストリップ320の側壁328に等間隔に切込み、次いで、本発明の方法に利用する、後述する孔あけ及び切離し作業の際、ストリップを正確に配置する。ノッチ形成工具338の形態は、ノッチ342の所望形状に依存する。上述したように、ノッチ342は、好ましくは、図1,図9及び図10に示し且つ説明したようにU字形状、又は、図12及び図13に示したようにV字形状にされる。
【0032】
次いで、等間隔におかれたノッチ342を有するストリップ320を、上側ダイ部材即ちプラテン348、下側ダイプラテン350、及び上側ダイプラテンに取付けされた孔あけ機352を含み且つ図20に最もよく示す孔あけステーション346に移送する。本発明の自己取付け式ファスナーを形成する方法では、図19に示すように、駆動シャフト又はポスト356に支持された回転可能な部材即ちホイール354によって、ナットストリップを孔あけステーション346に移送し且つ正確に配置する。図19に示すように、回転可能な部材354は各々、等間隔におかれた複数の歯即ちスプライン358を含み、このスプライン358は、ストリップ320の側壁328のノッチ342の中に受入れられる。理解されるように、回転可能な部材354をシャフト356を中心に駆動し、ストリップ320を孔あけステーション346内に移送すると共に、その中に正確に配置する。上側ダイ348を下降させるとき、孔あけ機352は、ストリップ320からスラグ362を抜き、次いで、スラグを下側ダイプラテン350の適当な開口360を通して受入れる。図20に示すように、孔あけ機352は、ストリップ320内に円筒形開口即ちボア364を孔あけする。好ましい実施形態では、孔あけ機は、図20に示すように、パイロット部分324の両側の保持面のところで、面取り部366を形成するパイロット部分324の平らな端面の中を通して駆動される。
【0033】
次いで、ナットストリップを、図21及び図22に概略的に示す切離しステーション368内に受入れる。切離しステーションは、上側ダイ部材370及び下側ダイ部材372を含み、切離しブレード374が上側ダイ部材370に取付けされ、下側ダイ部材372は、切離し部レート374を受入れる開口376を含んでいる。図21に示すように、ファスナーストリップ320を、回転部材354によって切離しステーション368の中を通して供給し、その中に正確に配置する。回転部材354は、孔あけステーション346が切離しステーション368とライン化されているかどうかに応じて、図19に示す回転部材354と同じであっても良いし、別のインデックス送り及び配置部材であっても良い。上述したように、また、図21及び図22に示すように、回転部材354は、駆動シャフト356に支持され、各々が、ダイが閉じて切離しブレード374がストリップを別々の自己取付け式ファスナー378に切断するときにストリップの側壁342のノッチ328の中に受入れられる複数の歯即ちスプライン358を含んでいる。即ち、ファスナー378の各々は、中央パイロット部分328と、パイロット部分324の両側のフランジ部分326と、フランジ 部分326内のパネル受入れ溝330と、各々が等間隔におかれたノッチ即ち溝342を有する側壁328とを含んでいる。好ましい実施形態では、切離しステーション368は、孔あけステーション346とラインにされ、ストリップを孔あけステーション346から直接受取る。孔あけステーション346に誘導する回転部材354及び切離しステーション368に誘導する回転部材354は、同じ回転部材であるか、ストリップ320の移動及び配置を制御するように互いにインデックス送りされるかの何れかである。しかしながら、今、理解されるように、孔あけステーション346及び切離しステーション368内でのファスナーストリップ320のインデックス送り及び配置により、自己取付け式ファスナー378のボア364が端壁380間のパイロット部分324内に正確に配置されることを確保し、それにより、上述した自己取付け式ファスナーを形成する現在の方法に関連した問題をなくす。
【0034】
好ましい実施形態の上述の説明から今理解されるように、種々の変更を自己取付け式ファスナー、予備配列されたファスナーのストリップ、連続的に予備配列されたファスナーのストリップを形成する方法、及び本発明の予備配列されたファスナーのストリップを供給する方法に行っても良い。図9に示すように、ファスナーが折れやすいワイヤコネクタ上で間隔をおいていてもよいし、図12に示すように、ファスナーの端面が実質的に当接していても良い。図10、図13、図19及び図21に示すファスナーのストリップ用の供給機構は、ファスナーのストリップと共に利用される供給機構の一例を説明する例示としてのみ考えられ、ファスナー又はファスナーのストリップが間隔をおいたノッチ即ち溝は、ねじ山付きシリンダと接触することなしに、ファスナーのストリップを供給し且つ正確に配置するのに利用される。更に、本発明のファスナー装置は、上述した米国特許第3,711,931号に開示されているようなパネル受入れ溝を含まずにワイヤ溝がパイロット部分に隣接したフランジ部分の保持面に形成された、自己取付け式ファスナーと共に利用されても良い。上述したように、図18〜図22に示す移送及び配置ホイール354を含むインデックス送り手段を除いて、ノッチ形成ステーション332、孔あけステーション346及び切離しステーション368は、概略的なものに過ぎない。当業者が理解するように、概略的に開示した装置は、商業的に入手可能であり、かくして、これらの装置の詳細な説明は必要ではない。しかしながら、特許請求の範囲の請求項の範囲内で、図18〜図22に開示された自己取付け式ファスナーを形成する方法に種々の変更を加えても良い。例えば、図12及び図13に示すように、ノッチ342をV字形状にし、次いで、切離しブレード374をV字形状のノッチ即ち溝の頂部と整列させて、自己取付け式ファスナーを形成しても良い。更に、本発明の方法を、一体のファスナーのストリップを形成するのに使用し、パイロット部分だけをストリップから切断し、折れやすいコネクタ部分をストリップの両側に設けても良い。更に、上述したように、自己取付け式ファスナーの好ましい実施形態は、等間隔におかれたノッチ即ち溝をファスナーの少なくとも一方の側壁に含んでいる。しかしながら、ローリング工程中、突起部が側壁に形成され、例えば、上述したように、突起部が自己取付け式ファスナーを形成し且つファスナーのストリップを供給するための当接面を形成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の自己取付け式ファスナーの1つの実施形態の側面図である。
【図2】図1の線2-2における縦断面図である。
【図3】図2の線3-3における断面図である。
【図4】折れやすいワイヤを図1〜図3に示した自己取付け式ファスナーに取付ける方法を説明する側方からの図である。
【図5】折れやすいワイヤをワイヤ溝に配置した、図1〜図4に示した自己取付け式 ファスナーの部分的な側面図である。
【図6】図5の線6−6における部分的な断面図である。
【図7】ワイヤをパネル溝の底面よりも下方に配置した、図5と同様の部分的な側面図である。
【図8】ファスナーをパネルに固着した後の、図1〜図8に示した自己取付け式ファスナーの縦断面図である。
【図9】予備配列されたストリップ内の自己取付け式ファスナーの平面図である。
【図10】図9の予備配列されたファスナーのストリップ及び供給装置の1つの好ましい実施形態の斜視図である。
【図11】パネルをパネル溝に固着させる好ましい実施形態を示す図8の部分的な拡大断面図である。
【図12】予備配列されたファスナースリップの変形実施形態の底面図である。
【図13】図12のファスナーのストリップ用の供給機構の図である。
【図14】自己取付け式ファスナーの変形実施形態の上方からの図である。
【図15】折れやすいワイヤをワイヤ溝に配置した、図14に示したファスナーの縦断面図である。
【図16】図14及び図15に示したファスナーのパネルへの固着を示す縦断面図である。
【図17】本発明の自己取付け式ファスナーの変形実施形態の縦断面図である。
【図18】ナットストリップの側壁に溝を形成するニッピング作業を示す部分的な側面図である。
【図19】追加の孔あけ作業を示す、図18の線19−19における平面図である。
【図20】図19の線20-20における部分的な断面図である。
【図21】引離し機の部分的な平面図である。
【図22】図21の線22における部分的な側面図である。

Claims (43)

  1. パネルに取付けるために予備配列された自己取付け式ファスナーのストリップであって、
    前記自己取付け式ファスナーの各々は、パネルの開口の中に受入れられる突出パイロット部分と、この突出パイロット部分に隣接し且つパネル受入れ面を有するフランジ部分と、前記パネル受入れ面内に設けられた実質的に連続するワイヤ溝と、を含み、
    前記ワイヤ溝の中に配置された折れやすい連続ワイヤが、前記自己取付け式ファスナーを、予備配列された連続ストリップに相互連結することを特徴とする自己取付け式ファスナーのストリップ。
  2. 前記ファスナーの各々は、前記突出パイロット部分の両側に配置された2つのフランジ部分を含み、このフランジ部分の各々は、パネル受入れ面と、各パネル受入れ面内のワイヤ受入れ溝と、を含み、
    前記突出パイロット部分両側に配置されたワイヤ受入れ溝の各々野中に配置された連続し且つ折れやすいワイヤは、前記ファスナーを相互連結する、請求項1に記載の自己取付け式ファスナーのストリップ。
  3. 前記ファスナーの各々は、底壁を有するパネル受入れ溝を前記パイロットと隣接したフランジ部分のパネル受入れ面に含み、前記ワイヤ溝は、前記パネル受入れ溝の底壁に配置される、請求項1に記載の自己取付け式ファスナーのストリップ。
  4. 前記ワイヤ受入れ溝は、前記パイロット部分と隣接している、請求項3に記載の自己取付け式ファスナーのストリップ。
  5. 前記ワイヤ受入れ溝は、底壁を含み、この底壁は、間隔をおいた複数のポケットを含む、請求項1に記載の自己取付け式ファスナーのストリップ。
  6. 前記ワイヤは、前記ワイヤ溝の底壁の間隔をおいた複数のポケットの中に入れられるように変形され、前記ファスナーが前記ワイヤの上を移動することを防止する、請求項4に記載の自己取付け式ファスナーのストリップ。
  7. 前記ワイヤは、前記パネル受入れ面の下に配置される、請求項1に記載の自己取付け式ファスナーのストリップ。
  8. 突出パイロット部分と、このパイロット部分に隣接し且つパネル受入れ面を有するフランジ部分と、前記パネル受入れ面内に設けられた実質的に連続するワイヤ溝と、このワイヤ溝の中の折れやすい連続ワイヤと、含むファスナーと、
    前記ファスナーの突出パイロット部分を受入れる開口を有するパネルと、を含み、前記パネルは、前記パネル受入れ面の上に位置しそれと接触し且つ前記連続ワイヤの上に位置する部分を有することを特徴とするファスナーパネル組立体。
  9. 前記折れやすいワイヤは、前記パネル受入れ面の下に且つそれと間隔をおいて配置され、前記パネルの前記部分は、変形されて前記ワイヤ溝の中に入れられている、請求項はに記載のファスナーパネル組立体。
  10. 前記ファスナーの各々は、底壁を有するパネル受入れ溝を、前記フランジ部分のパネル受入れ面に含み、前記ワイヤ溝は、前記パネル受入れ溝の底壁に配置され、前記ファスナーのパイロット部分に隣接した前記パネル部分は、前記パネル受入れ溝の底壁及び前記折れやすいワイヤの上に位置する、請求項8に記載のファスナーパネル組立体。
  11. 前記ワイヤ受入れ溝は、前記パイロット部分に隣接している、請求項10に記載のファスナーパネル組立体。
  12. 前記ワイヤ受入れ溝は、間隔をおいた複数のポケットを含む底面を有する、請求項8に記載のファスナーパネル組立体。
  13. 前記ワイヤは、前記ワイヤ受入れ溝の底面の間隔をおいた複数のポケットの中に入るように変形され、前記ファスナーが前記ワイヤの上を移動することを防止する、請求項12に記載のファスナーパネル組立体。
  14. 自己取付け式ファスナーの連続ストリップを形成する方法であって、
    各々が突出パイロット部分とこの突出パイロット部分に隣接したパネル受入れ面を有するフランジ部分とを含む、複数のばらばらの自己取付け式ファスナーを形成する工程と、
    前記自己取付け式ファスナーの各々のパネル受入れ面に、実質的に連続するワイヤ溝を形成する工程と、
    前記ワイヤ溝を実質的に同軸に整列させるように、ばらばらの自己取付け式ファスナーを整列させる工程と、
    連続し且つ折れやすいワイヤを前記ばらばらの自己取付け式ファスナーのワイヤ溝に挿入し、自己取付け式ファスナーの連続ストリップを形成するように前記ワイヤを前記自己取付け式ファスナーに固着させる工程と、を有することを特徴とする方法。
  15. 前記方法は、前記ファスナーの各々において、底面を有するパネル受入れ溝を前記パイロット部分と隣接してパネル受入れ面に形成する工程と、前記ワイヤ溝を前記パネル受入れ溝の底面に形成する工程と、前記連続し且つ折れやすいワイヤを前記パネル受入れ溝を通して前記ワイヤ溝に挿入する工程と、を含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記方法は、間隔をおいた複数のポケットを前記ファスナーの各々のワイヤ保持溝の底面に形成する工程と、前記連続し且つ折れやすいワイヤを前記底面に接触させるように変形させ、前記間隔をおいた複数のポケットの中に入れる工程と、を有し、それにより、前記ファスナーが前記ワイヤの上を移動することを防止する、請求項14に記載の方法。
  17. 前記方法は、前記ワイヤが前記パネル受入れ面の下方にそれと間隔をおいた状態で、前記連続し且つ折れやすいワイヤを前記ワイヤ保持溝の底面に接触させるように変形させる工程を含む、請求項14に記載の方法。
  18. 予備配列された自己取付け式ファスナーのストリップを固着ヘッドに供給する方法であって、
    折れやすいコネクタによって相互に連結され、各々がボアと、このボアに対してほぼ垂直方向に延びる側壁とを有する、自己取付け式ファスナーの連続ストリップを形成する工程と、
    実質的に等間隔におかれた複数の当接面を、前記予備配列された自己取付け式ファスナーのストリップの側壁の少なくとも1つの側面に形成する工程と、
    駆動部材を前記当接面の少なくとも1つに当接させるように順に受入れ、前記駆動部材を移動させ、前記自己取付け式ファスナーのストリップを固着ヘッドに移動させる工程と、を有することを特徴とする方法。
  19. 前記方法は、前記自己取付け式ファスナーの連続ストリップの隣接したファスナー間にノッチを形成する工程を含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記方法は、複数のほぼ矩形の自己取付け式ファスナーを形成する工程を含み、前記自己取付け式ファスナーの各々は、自己取り付け式ファスナーのストリップ内に密接関係に設けられた端面を有し、更に、間隔をおいた複数のノッチを前記ファスナーの各々の側壁に形成する工程を含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記方法は、間隔をおいた複数のノッチを前記ファスナーの各々の側壁に形成する工程を含む、請求項18に記載の方法。
  22. 前記駆動部材は、間隔をおいた半径方向スポークを有する回転可能部材を有し、前記方法は、等間隔におかれたノッチを、前記当接面を含む自己取付け式ファスナーのストリップの側壁に形成する工程と、前記駆動部材を回転させて、前記半径方向スポークを、前記ファスナーの連続ストリップの実質的に等間隔におかれた複数のノッチの中に受入れる工程と、前記ファスナーのストリップを固着ヘッドに押す工程と、を含む、請求項18に記載の方法。
  23. 前記駆動部材は、前記当接面に接触するように受入れられる端部分を有する往復動爪を含み、前記方法は、前記往復動爪の端部分を前記当接面の1つに接触するように受入れる工程と、前記往復動爪を移動させて、前記ファスナーのストリップを押す工程と、を含む、請求項18に記載の方法。
  24. パネルに取付けるためのファスナーの連続ストリップであって、
    ほぼ矩形の複数のファスナーを有し、各ファスナーは、端面と、側面と、貫通するボアを有する中央突出パイロット部分と、この中央突出パイロット部分の両側に配置され、前記中央突出パイロット部分に隣接したパネル係合面を有するフランジ部分と、を含み、
    更に、前記ファスナーの端部と端部とを合わせて前記ファスナーを相互連結して連続ストリップにする、折れやすいコネクタと、前記ファスナーの連続ストリップを固着ヘッドに駆動するために前記側面のところで前記ファスナーの連続ストリップに等間隔におかれた複数のノッチと、を有することを特徴とする連続ストリップ。
  25. 前記実質的に等間隔におかれた複数のノッチは、前記ファスナーの連続ストリップの隣接したファスナーの端面の面取り部によって構成される、請求項24に記載の連続ストリップ。
  26. 前記実質的に等間隔におかれたノッチは、前記ファスナーの各々の側面に間隔をおいて構成された複数のノッチを有する、請求項24に記載の連続ストリップ。
  27. 前記ファスナーの各々のパネル係合面は、ワイヤ溝を含み、前記折れやすいコネクタは、前記ファスナーの連続ストリップの隣接したファスナーを相互連結する、連続し且つ折れやすいワイヤを前記ワイヤ溝内に有する、請求項24に記載の連続ストリップ。
  28. 前記ファスナーの各々は、前記パイロット部分に隣接し且つその両側に配置されたフランジ部分の中に延びるパネル受入れ溝を含み、前記ワイヤ溝は、前記パネル受入れ溝の下面に配置される、請求項27に記載の連続ストリップ。
  29. 自己取付け式ファスナーであって、
    中央突出パイロット部分を有し、この中央突出パイロット部分は、端面と、この端面から前記中央突出パイロット部分を貫くように延びるボアと、を有し、
    更に、前記中央突出パイロット部分の両側に配置されたフランジ部分を有し、このフランジ部分の各々は、パネル支持面と、前記中央突出パイロット部分に隣接してその両側に配置されたフランジ部分のパネル支持面にも受けられたパネル受入れ溝と、を有し、このパネル受入れ溝の各々は、底壁及び両側の側壁を有し、両側の側壁は、前記中央突出パイロット部分と隣接した内壁と、外壁とを含み、前記パネル受入れ溝の側壁の少なくとも一方は、傾斜し且つ前記底壁の上に位置し、前記外壁は、前記パネル支持面から上方に傾斜し且つ前記底壁の上に位置する変形可能なリップを含む、ことを特徴とする自己取付け式ファスナー。
  30. 前記パネル受入れ溝の各々の底壁は、ワイヤ保持溝を含む、請求子29に記載の自己取付け式ファスナー。
  31. 前記ワイヤ保持溝は、間隔をおいたポケットを含み、前記ワイヤ保持溝は各々、前記ワイヤ保持溝の底壁の間隔をおいたポケット内に変形された折れやすいワイヤを含む、請求項30に記載の自己取付け式ファスナー。
  32. 前記フランジ部分は、前記パネル支持面とほぼ垂直に延び且つ間隔をおいた溝を前記フランジ部分の側壁に含む、請求項29に記載の自己取付け式ファスナー。
  33. 自己取付け式ファスナーを形成する方法であって、
    形成すべき自己取付け式ファスナーの断面を有する連続金属ストリップを形成する工程を有し、この連続金属ストリップは、その中央部分から突出する連続パイロット部分と、この連続パイロット部分の両側に配置されたフランジ部分と、を含み、前記フランジ部分の各々は、前記連続パイロット部分の端面の下にそれと間隔をおいた保持面と、側面と、を含み、
    等間隔におかれた複数のノッチを前記連続金属ストリップの側面の少なくとも1つに形成する工程と、
    配置部材を前記ノッチの1つに受入れることによって、前記連続金属ストリップの第1の部分を円筒形孔あけ機に対向するように配置し、前記孔あけ機を移動させて、前記連続金属ストリップに円筒形ボアを孔あけし、前記配置部材を前記ノッチの第2の1つに受入れることによって、前記連続金属ストリップの第2の部分を前記孔あけ機に対向するように配置し、それにより、等間隔におかれた円筒形ボアを前記連続金属ストリップに形成する工程と、
    配置部材を前記ノッチの1つに受入れることによって、前記連続金属ストリップを切離し機に対向するように配置し、前記切離し機を移動させ、前記連続金属ストリップを、等間隔におかれた複数のボアのうちの2つから等距離のところを少なくとも部分的に切断し、自己取付け式ファスナーを形成する工程と、を有することを特徴とする方法。
  34. 前記方法は、前記配置部材を移動させることによって、前記ストリップを前進させる工程を含む、請求項33に記載の方法。
  35. 前記方法は、前記切離し機を前記ストリップの中を貫くように移動させることによって、前記ストリップを切断する工程を有し、それにより、複数のばらばらの自己取付け式ファスナーを形成する工程と、前記自己取付け式ファスナー間に延びる折れやすいコネクタエレメントを取付けることによって、前記自己取付け式ファスナーを相互連結する工程とを含む、請求項33に記載の方法。
  36. 前記方法は、前記ストリップのフランジ部分に溝を形成する工程と、隣接したファスナーの前記溝の中にワイヤを配置する工程と、を含む、請求項35に記載の方法。
  37. 前記方法は、等間隔におかれたU字形状のノッチを前記ストリップの少なくとも1つの側面に形成する工程を含む、請求項33に記載の方法。
  38. 前記方法は、等間隔におかれたV字形状のノッチを前記ストリップの少なくとも1つの側面に形成する工程を含む、請求項37に記載の方法。
  39. 前記方法は、V字形状のノッチを前記ストリップの側面の各々に形成する工程と、前記切離し機を前記V字形状のノッチと整列させるように、前記ストリップを前記切離し機と対向するように配置する工程と、前記ストリップを前記V字形状のノッチの中を貫くように切断し、各々が前記自己取付け式ファスナーの角のところに面取り面を有する複数のばらばらの自己取付け式ファスナーを形成する工程と、を含む、請求項38に記載の方法。
  40. 自己取付け式ファスナーを形成する方法であって、
    形成すべき自己取付け式ファスナーの断面を有する連続金属ストリップを形成する工程を有し、この連続金属ストリップは、その中央部分から突出する連続パイロット部分と、この連続パイロット部分の両側に配置されたフランジ部分と、を含み、前記フランジ部分の各々は、前記連続パイロット部分の端面の下にそれと間隔をおいた保持面と、側面と、を含み、
    等間隔におかれた複数のノッチを前記連続金属ストリップの側面に形成する工程と、
    配置部材を前記ストリップの側面の各々のノッチの1つに受入れることによって、前記連続金属ストリップの第1の部分を孔あけ機に対向するように配置し、前記連続金属ストリップに第1のボアを孔あけする工程と、前記孔あけ機を移動させることによって、前記ストリップを前進させ、前記孔あけ機を移動させて、前記ストリップに第2のボアを形成する工程と、
    前記配置部材を前記ストリップの両側のノッチの1つに受入れることによって、前記連続金属ストリップを前記切離し機に対向するように配置し、前記切離し機を移動させ、前記連続金属ストリップを、等間隔におかれた複数のボアのうちの2つから等距離のところを切断し、ばらばらの自己取付け式ファスナーを形成する工程と、を有することを特徴とする方法。
  41. 前記方法は、更に、前記ストリップのフランジ部分に溝を形成する工程と、連続し且つ折れやすいコネクタエレメントを隣接したファスナーの前記溝の中に配置することによって、ばらばらの自己取付け式ファスナーを相互連結する工程と、を含む、請求項40に記載の方法。
  42. 前記方法は、等間隔におかれた複数のU字形状ノッチを前記ストリップの側面に形成する工程を含む、請求項40に記載の方法。
  43. 前記方法は、V字形状ノッチを前記ストリップの側面に形成する工程と、前記切離し機を前記V字形状のノッチと整列させるように、前記ストリップを前記切離し機と対向するように配置する工程と、前記ストリップを前記V字形状のノッチの中を貫くように切断し、各々が前記自己取付け式ファスナーの角のところに面取り面を有する複数のばらばらの自己取付け式ファスナーを形成する工程とを含む、請求項40に記載の方法。
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