JP2005354167A - 画像補正装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子スチルカメラにて撮影された閃光発光撮影画像の周辺光量不足を補正し適正な露出画像に補正する。
【解決手段】 撮像素子と、撮像素子より得られた撮影画像データを記憶する記憶手段と、主被写体画像の光量を測光する測光装置と、閃光発光装置と、撮影時の撮影情報を記憶する撮影情報記憶手段とを有するカメラと、前記カメラの撮影画像データの読み出し或いは、書き込みを行う通信手段と、前記カメラの撮影情報の読み出しを行う通信手段とを有する電子機器システムにおいて、前記カメラ側にて撮影された画像の撮影情報に基づいて画像の補正或いは、修正を行うことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

電子スチルカメラ撮影画像の画像補正及び修正装置に関する。
従来の銀塩フィルムを使用したカメラでは、画像修正及び補正はカメラ上では出来ず、画像補正を行うのは、特開平11−331575に示すように、撮影画像を修正する場合フィルムを一旦現像しその後現像済フィルムに記録された画像を電子画像に変換し、それをパーソナルコンピュータ等画像修正機器で任意に修正を行い、電子画像ファイルとして取り扱っていた。
特開平5―145834では、閃光発光装置の投光が、被写体に及ぼした配光分布の偏倚を補正する為のデータ記憶手段をカメラ側に具備するように構成されている。
又、近年は、電子スチルカメラ(デジタルカメラ)の急速な普及により、電子画像ファイルは簡単にパーソナルコンピュータへ取り込むことが可能である。
この画像を任意に修正を行い、電子画像ファイルとして取り扱っている。
しかしながら、上記従来例特開平11−331575では、フィルムに記憶させた画像情報を修正する際に一度スキャナー等で画像を電子化する様に構成されている為、カメラ側の撮影情報が明確ではなく、閃光発光撮影した際に各メーカ、機種毎にカメラ特有の配光特性をしめす為自動での周辺光量修正に手間がかかり一般ユーザーでは、簡単に画像修正を行うことが不可能であるという欠点がある。
もう一つの従来例特開平5―145834では、閃光発光装置の投光が、被写体に及ぼした配光分布の偏倚を補正する為のデータ記憶手段をカメラ側に具備するように構成されている為に記憶手段を占有する結果となる。且つ、カメラ側で全て画像の処理を行わなければならない為、画像処理回路及び画像処理ソフトが必ず必要となり、記憶手段、CPU,処理時間(撮影時間又は補正時間)にコストと物理的な大きさが必要となり、カメラ本体の小型化の妨げとなるという欠点がある。
第1の発明は、撮像素子と、撮像素子より得られた撮影画像データを記憶する記憶手段と、主被写体画像の光量を測光する測光装置と、閃光発光装置と、撮影時の撮影情報を記憶する撮影情報記憶手段とを有するカメラと、前記カメラの撮影画像データの読み出し或いは、書き込みを行う通信手段と、前記カメラの撮影情報の読み出しを行う通信手段とを有する電子機器システムにおいて、前記カメラ側にて撮影された画像の撮影情報に基づいて画像の補正或いは、修正を行うように作用する。
第2の発明は、主被写体までの距離を測距する測距装置を有するカメラと、所定の複数の距離に対応したカメラの配光情報を記憶する配光情報記憶手段を有する電子機器システムにおいて、前記カメラの測距装置から得られた主被写体までの距離情報を通信し、前記距離情報に対応した閃光発光装置の配光特性情報に基づいて、撮影画像データの修正或るいは補正をかけるように作用する。
第3の発明は、主被写体までの距離を測距する測距装置を有するカメラと、所定の複数の距離に対応したカメラの配光情報を記憶する配光情報記憶手段を有する電子機器システムにおいて、前記カメラの測距装置から得られた主被写体までの距離情報を通信し、前記距離情報に対応した閃光発光装置の配光特性情報に基づいて、撮影画像データの修正或るいは補正をかけるように作用する。
第4の発明は、複数測距エリアの距離結果が主被写体であろうと判断された距離以外の測距エリアにおいて、距離情報が近い距離或いは遠い距離にある時、前記電子機器にて前記カメラ機種の配光情報記憶手段の情報に基づいて画像の補正或るいは修正する様に作用する。
以上説明したように、第1の発明は、撮像素子と、撮像素子より得られた撮影画像データを記憶する記憶手段と、主被写体画像の光量を測光する測光装置と、閃光発光装置と、撮影時の撮影情報を記憶する撮影情報記憶手段とを有するカメラと、前記カメラの撮影画像データの読み出し或いは、書き込みを行う通信手段と、前記カメラの撮影情報の読み出しを行う通信手段とを有する電子機器システムにおいて、前記カメラ側にて撮影された画像の撮影情報に基づいて画像の補正或いは、修正を行うように作用することで、カメラの小型化や、メモリー領域のデータ容量を少なくすることが出来る。
第2の発明は、主被写体までの距離を測距する測距装置を有するカメラと、所定の複数の距離に対応したカメラの配光情報を記憶する配光情報記憶手段を有する電子機器システムにおいて、前記カメラの測距装置から得られた主被写体までの距離情報を通信し、前記距離情報に対応した閃光発光装置の配光特性情報に基づいて、撮影画像データの修正或るいは補正をかけるように作用することで、主被写体の撮影距離に応じて異なる閃光発光装置の配光ムラの影響が出ないような画像を提供することが出来る。
第3の発明は、主被写体までの距離を測距する測距装置を有するカメラと、所定の複数の距離に対応したカメラの配光情報を記憶する配光情報記憶手段を有する電子機器システムにおいて、前記カメラの測距装置から得られた主被写体までの距離情報を通信し、前記距離情報に対応した閃光発光装置の配光特性情報に基づいて、撮影画像データの修正或るいは補正をかけるように作用することで、主被写体の距離と位置関係により中心の被写体も周辺にいる被写体に対しても閃光発光装置の配光ムラが出ないような画像を提供することが出来る。
第4の発明は、複数測距エリアの距離結果が主被写体であろうと判断された距離以外の測距エリアにおいて、距離情報が近い距離或いは遠い距離にある時、前記電子機器にて前記カメラ機種の配光情報記憶手段の情報に基づいて画像の補正或るいは修正する様に作用することで、各エリア毎での配光ムラが出ないような画像を提供することが出来る。
全てに係わり画像を扱うユーザーが簡単に取り扱える適正な画像補正装置を提供することが可能となる。
(第1の実施例)
本発明の第1の実施例を最もよく表す図画は、図1、2、3であり、図1の1は、本発明のカメラを制御するCPU、2は、主被写体の輝度を検出する測光装置、3は、主被写体までの距離を測定する為の測距装置、4は、閃光発光装置、5は、主被写体の画像情報入力用撮像装置、6は、5の撮像素子より得られたデータをA/D変換し画像データに処理する為の画像処理装置、7は、本カメラの各種調整用に必要なデータを記憶する為の記憶装置、8は、撮影した画像データを記憶する為の画像データ記憶手段、9は、カメラと外部電子機器を通信する為のインターフェース、10は、主カメラ動作の各種情報取得動作起動用の第1のストロークにてオンするところのスイッチ、11は、主カメラ動作の撮影動作を行わせる為の起動用の第2のストロークにてオンするところのスイッチ、12は、5の撮像素子に画像情報を与える為のシャッター、13は、カメラの主撮影レンズ、14は、12のシャッターを制御する為のシャッター制御装置、15は、外部電子機器側の制御をするCPU、16は、あらかじめ設定してあるカメラ毎の情報を記憶するカメラ情報記憶手段、17は、画像情報を各種メディア等に入出力する為の画像情報入出力手段、18は、カメラ側と通信する為のインターフェースである。
図2は本発明の第1の実施例に関するカメラ側撮影動作の一連のシステムフローチャートであり順に説明する。
まず、本発明のカメラ動作シーケンスよりステップ101からカメラ主電源がオンされたところからスタートし、ステップ102でまず、撮影準備の情報入手の為の図1−10のスイッチが主撮影者によりオンされたか否かを判断する。
オフのままであれば、このステップ102で図1−10のスイッチがオンされるまでカメラ撮影動作待機状態となる。ここで図1−10のスイッチがオンされると、カメラステップ103に進む。ステップ103では、図1−5の撮像素子に主被写体の画像光を入手する為の図1−14のシャッター制御装置を使用し、図1−12のシャッターを開ける。ステップ104では、図1−5の撮像素子上の画像情報を基に主被写体までの距離をレンズのフォーカス量で測定するTTL測距を行う。
TTL測距方式については、従来から有るビデオカメラや電子スチルカメラの測距方式であり公知技術である為、ここでは述べない。
ステップ105では、ステップ104の測距データに基づいての焦点位置を変化させる為に図1−13の主撮影レンズの駆動を行う。
ステップ106へ進み、主被写体の輝度を測定する測光を行う。ステップ107ではステップ106で得られた主被写体の輝度レベルが、あらかじめ設定してある明るさと比較し暗いと判断した時は、ステップ108へ進み、明るいと判断した時はステップ109へすすむ。ステップ108へ進むと主被写体の輝度が低い為、図1−4の閃光発光装置(ストロボ装置)への充電を行う。ステップ109へ進むと、再度図1−10のスイッチの状態に変化が無いか否かを判断する。図1−10のスイッチがオンのままの時は、ステップ110へ進み、図1−10のスイッチがオフされている時は、主撮影者が撮影するのをやめたと判断し、ステップ117へ進む。ステップ117へ進むと、上記ステップ103〜109までのステップで得られた、主被写体までの距離情報及び主被写体の輝度情報をリセットし、最初のステップであるステップ101へ戻り、待機状態となる。
ステップ110へ進むと、図1−11のスイッチの状態を確認し、主撮影動作を起動するか否かを判断する。ここで、図1−11のスイッチがオフのままだと、再度ステップ103へ戻りステップ103からステップ110の動作を繰り返す。
図1−11のスイッチがオンと判断すると、ステップ111へ進み撮影動作を開始する。
ステップ112では、撮影動作中の動作として図1−4の閃光発光装置にて主被写体に閃光発光を行う。上記ステップ111と112が閃光発光撮影時の動作である。
次にステップ113では、上記ステップ104、106、107で得られた撮影情報である測距データ、測光データ、閃光発光装置の発光の有無等を図1−8の画像データ記憶手段に保存する。
ステップ114では、撮影画像を図1−8の画像データ記憶手段に保存する。
このステップ113での撮影情報データと撮影画像データを画像と1対1で対応できるよう保存する。
次のステップ115でカメラ側撮影動作シーケンス終了となる。
次に図3は外部画像補正機器側の画像補正時におけるフローチャートを示し、このフローチャート順に補正方法を説明する。
図3のステップ201からスタートし、ステップ202でまず前記図2のフローチャートで撮影された画像データの入力先条件判断する。
入力条件判断にて、カメラとの直接通信を選択した場合は、ステップ203へ進み、各種記録メディアにて入力する場合を選択された場合は、ステップ204へ進む。
ステップ203へ進んだ場合は、外部電子機器側は、図1−18のインターフェースを使用し、カメラ側は、図1−9のインターフェースを使用し直接カメラとデータ通信を行う。
ここで、撮影画像の取り込みと撮影情報の取り込みを行う。
ステップ204へ進んだ場合は、図1−17の画像情報入出力手段を使用し各種記録メディアとの通信を行い画像及び、カメラ撮影情報を取り込む。
次にステップ205で、ステップ203と204で得られた撮影情報が有る画像か否かを判断する。撮影画像に対応した撮影情報がある場合は、ステップ206へ進み、無い場合は、ステップ209へ進む。
ステップ206へ進んだ場合は、画像の補正をするか否かを判断する。この判断は、機器を操作するユーザーが選択し決定する。
補正が許可された場合は、ステップ207へ進む。
ステップ207では、図1−16のカメラ情報記憶手段にあらかじめカメラ機種毎に記憶してある画像補正用の読み出す。
例えば、カメラ毎に記憶してある閃光発光装置の発光量及び、照射配光補正データを読み出す。
ステップ208で、ステップ207で読み出した補正データと撮影条件データに応じて画像の補正を行う。
ステップ209では、画像を保存するか否かを判断する。これも外部電子機器の使用ユーザーにより選択が可能で、外部機器側の場合は、ステップ211へ進み図1−17介して、画像補正前のデータ又は、画像補正後のデータを各種記録メディアに保存する。
カメラ側を選択した場合は、ステップ212へ進みデータをカメラへ通信する。
ステップ213では、カメラ側の記憶手段である図1−8の画像データ記憶手段に保存する。ステップ215で外部電子機器側での画像補正のシステムが終了する。
ここで実際の画像補正手法例を説明する。
図7は、カメラ毎の閃光発光装置のある一定方向の配光分布を示すグラフであり、図7−aが機種Aの配光分布、図7−bが機種Bの配光分布を示す。
機種Aには、あらかじめaの配光情報をカメラの記憶手段に記憶しておき、機種Bには、あらかじめbの配光情報をカメラの記憶手段に記憶しておく。
ここで、機種aの時と考えると、撮影有効画素範囲では有効配光角度になりaの配光となる。通常周辺域での光量が中心光量と比較して約30〜50%程度が一般的であり、このような光量分布の時撮影画像は図7のような写真であり、中心人物はきれいに光が当っているが、周辺にいる人は光が当る量が少なくなり薄暗く撮影されてしまう傾向がある。それを補正する。
補正方法としては、図7に示すグラフに示す様に、有効画素範囲にて閃光発光装置の配光不足分をあらかじめ記憶していた配光情報に基づいて補正する。
図8―a‘がその補正量を表しこの分を補正する。
図8は一方向のみの補正量を表しているが、実際には、撮影画像の縦,横の画素配列マップを修正するように働く。
図9は、修正前の画像例を示し、画像中の中央部より少し周辺部αと周辺部βによって画像輝度が異なり、画角周辺になるほど薄暗くなるのを、図10のように周辺の人物も中心にいる主被写体の人物同様適正な露出とすることが出来る。
第1の実施例を行うことで、各カメラ毎に設計されている閃光発光装置の発光量、配光分布により、撮影画像写真内の周辺部に写る人や物に対して好ましくない画像を適正な露出にする効果が得られる。
(第2の実施例)
本発明の第2の実施例を最もよく表す図画は、図1、図2,図4であり、図1のブロック図1及び、図2の基本システムフローチャートは同一構成であり、図4は、カメラを上方向から見たときの主被写体と閃光発光装置の配光照射関係を示す図であり、図3の13は、閃光発光装置、14は、カメラの主レンズである。
ここで異なるのは、ステップ207で読み出したデータの内、カメラ側の測距データに基づいて距離に対応した閃光発光装置の発光量及び照射配光の情報を読み出し、補正を行う。
あらかじめ記憶しておく配光情報の一例を示す。
図4で撮像素子受光面をカメラの基準位置とし、距離L1,L2,L3,L4の時、閃光発光装置の配光分布は、カメラと主被写体との距離関係により変化する。
この様子として、まず、カメラの主レンズ光軸上の位置と閃光発光装置の位置がX分だけレイアウト上ずれている。
この場合、L1の距離がカメラの最至近合焦位置をしめし、撮像素子上に閃光発光撮影されるのは、L1R+L1L分の配光分布である。この時が主レンズ画角と閃光発光装置の配光のパララックスが最大となり、特にL1Rの方にかなりの分布がかかってしまう。これをあらかじめデータとして記憶しておき撮影画像データの補正を行う。
次に同様に、L2ポイントはL2R+L2L分布データを用い、L3ポイントはL3R+L3L分布データを用い、L4ポイントはL4R+L4L分布データを用いて撮影画像データの補正を行う。L4ポイントは、閃光発光装置の最大到達距離を示しこれより遠い時は、補正するのを禁止する様に図2のステップ208にて処理を行う。
以上を行うことで、カメラ主レンズと閃光発光装置の位置の違いによるパララックスも考慮した精度よい、閃光発光撮影画像が得られる。
(第3の実施例)
本発明の第3の実施例を最もよく表す図画は、図1,図5,図6であり、図1は実施例1に説明した構成と同じであり、異なる点として、図1−3の測距装置が複数ある構成において、図5は、本発明の第3の実施例に関するシステムのフローチャートであり、図6は、本発明の第3の実施例に関する画像補正或いは画像修正する条件を示すシステムシーケンスフロチャートであり、図5のシステムフローチャート順に説明する。
まず、本発明のカメラ動作シーケンスよりステップ301からカメラ主電源がオンされたところからスタートし、ステップ302でまず、撮影準備の情報入手の為の図1−10のスイッチが主撮影者によりオンされたか否かを判断する。
オフのままであれば、このステップ302で図1−10のスイッチがオンされるまでカメラ撮影動作待機状態となる。ここで図1−10のスイッチがオンされると、カメラステップ303に進む。ステップ303では、図1−5の撮像素子に主被写体の画像光を入手する為の図1−13のシャッター制御装置により、図1−12のシャッターを開ける。ステップ304では、図1−5の撮像素子上の画像情報を基に主被写体までの距離をレンズのフォーカス量で測定するTTL測距を画像の複数のエリアにて測距する。
複数の測距点でのTTL測距方式については、従来から有るビデオカメラや電子スチルカメラの測距方式であり公知技術である為、ここでは述べない。
ステップ305では、ステップ304で得られた測距データを各エリア毎に一時的に図1−1の中にあるRAMに記憶する。
ステップ306では、実際に各測距エリアに主被写体がいるかを決定する測距点の選択を行う。
ステップ307では、ステップ304の測距データに基づいて図1−13の撮影レンズの焦点位置を変化させる為にレンズの駆動を行う。
ステップ308では、主被写体の輝度を測定する測光を行う。
ステップ309ではステップ308で得られた主被写体の輝度レベルが、あらかじめ設定してある明るさと比較し暗いと判断した時は、ステップ310へ進み、明るいと判断した時はステップ311へすすむ。
ステップ310へ進むと主被写体の輝度が低い為、図1−4の閃光発光装置(ストロボ装置)への充電を行う。
ステップ311へ進むと、再度図1−10のスイッチの状態に変化が無いか否かを判断する。図1−10のスイッチがオンのままの時は、ステップ212へ進み、図1−10のスイッチがオフされている時は、主撮影者が撮影するのをやめたと判断し、ステップ319へ進む。
ステップ319へ進むと、上記ステップ303〜311までのステップで得られた、主被写体までの距離情報及び主被写体の輝度情報をリセットし、最初のステップであるステップ301へ戻り、待機状態となる。
ステップ312へ進むと、図1−11のスイッチの状態を確認し、主撮影動作を起動するか否かを判断する。ここで、図1−11のスイッチがオフのままだと、再度ステップ103へ戻りステップ303からステップ312の動作を繰り返す。
図1−11のスイッチがオンと判断すると、ステップ313へ進み撮影動作を開始する。
ステップ314では、撮影動作中の動作として図1−4の閃光発光装置にて主被写体に閃光発光を行う。上記ステップ313と314が閃光発光撮影時の動作である。
次にステップ315へ進み、ステップ315では、上記ステップ304、305、306308、309で得られた撮影情報である測距データ、測距点データ、測光データ、閃光発光装置の発光の有無等を図1−8の画像データ記憶手段に保存する。
ステップ316では、撮影画像を図1−8の画像データ記憶手段に保存する。
このステップ315、316での撮影情報データと撮影画像データを画像と1対1で対応できるよう保存する。
次のステップ317でカメラ側撮影動作シーケンス終了となる。
外部機器側の補正フローチャートは図3と同一であり、ステップ208での演算手法をここで説明する。
図6は外部機器側の補正演算手法を説明するフローチャートであり、順に説明する。
ステップ401でスタートし、ステップ402では、前記図5のステップ305で得られた各エリアの距離情報を比較する。
ここでは、3点のエリアのカメラについて説明するが、本来は何点でも同様な処理をする様に働く。
ステップ402では、まず前記図5−ステップ405を比較し、エリアL(左),エリアC(中央),エリアR(右)の距離が同一かどうかを判断する。
同一距離の場合はステップ414へ進み、どれか一つでも異なるとステップ403へ進む。
414では、閃光発光装置光量が補正出来る距離か否かを判断する。
距離の目安は、
距離(m)=閃光発光装置GNO/カメラ主レンズFNO ISO100感度相当にて計算することが出来この距離より遠いか近いかを判断する。
ここで、遠いと判断するとステップ416へ、補正可能範囲の場合はステップ415へすすむ。
ステップ416の場合は画像補正処理を行う。
ステップ415の場合は画像補正処理無しとなる。
上記ステップ402からステップ403に進んだときは、ステップ403では、測距点R,C,Lでどの距離が一番近い距離であったかを判断する。
Rが一番近いと判断した時、ステップ404、Cが一番近いと判断した時は、ステップ405、Lが一番近いと判断した時は、ステップ406へおのおの進む。
ステップ404のR選択時は、次にLとCを比較しL<Cの距離関係に有る時は、ステップ408、そうではなく逆の時はステップ407へすすむ。
ステップ405のC選択時は、次にLとRを比較しL<Rの距離関係に有る時は、ステップ409、そうではなく逆の時はステップ410へすすむ。
ステップ406のL選択時は、次にCとRを比較しC<Rの距離関係に有る時は、ステップ411、そうではなく逆の時はステップ412へすすむ。
上記ステップ403〜ステップ406の判断において、決定された距離関係は、
ステップ407では、R<C<Lの位置関係となる。次に、ステップ408では、R<L<Cの位置関係となる。次に、ステップ409では、C<R<Lの位置関係となる。次に、ステップ410では、C<R<Lの位置関係となる。次に、ステップ411では、L<C<Rの位置関係となる。次に、ステップ412では、L<R<Cの位置関係となる。
ステップ407〜ステップ412で設定した距離関係からステップ413で、どの距離又は、どこの位置に主被写体がいる確率が高いかを演算し、そこの測距点を適正露出にするように決定する。
その後ステップ414へ進む。
上記シーケンスでの実際の画像データ例を挙げ説明していく。
測距点L(左),C(中央),R(右)の主被写体の距離が同一或いは、ほぼ同等の距離に有る時の画像例であり、閃光発光装置の配光特性からLとRの被写体は薄暗く撮影されてしまう。これを配光情報に基づいて第1の実施例同様に図8のような画像を図9のように画像補正を行う。
図11は、C(中央)に主被写体がいて左右のLR点は距離が露出補正不可能な遠い時の画像である。このような時は、C(中央)のみのため、中央部の露出補正は行うが、LR周辺の配光補正は実施しない。
図12は測距点L(左),C(中央),R(右)の距離がおのおの異なる場合の画像例を示す。この時C(中央)部が近い距離、R(右)中間距離、L(左)が遠い距離の場合を示し、どの距離も閃光発光装置の発光光量が到達距離範囲内であるとき、おのおののエリアの距離情報に対応した閃光発光装置補正量を算出し補正を行う。
基本的に閃光発光装置の発光量到達距離範囲内であれば、補正が可能な手法を用いる。
又、図13も各測距点の重み付けが変化しているのみで補正方法は同様である。
補正不可能範囲(閃光発光装置の光の届かない距離)は画像補正を行わないようにする。
以上が第3の実施例を説明したように、第3の実施例の効果として複数の測距点を有する測距装置を有し、その測距情報により閃光発光撮影時の画像に補正をかけ、ムラのない写真を提供することが出来る。
本発明を最もよく表すブロック図。 本発明のカメラ側動作シーケンスフローチャート。 本発明の画像補正電子機器側動作シーケンスフローチャート。 カメラの主レンズと閃光発光装置の配光関係を表す図。 本発明の第3の実施例を示すシーケンスフローチャート。 本発明の画像補正判定を行うシーケンスフローチャート。 閃光発光装置の配光分布を表す図。 閃光発光装置の配光分布から設定される補正量を表す図。 撮影シーンを想定した画像例。 撮影シーンを想定した画像例。 撮影シーンを想定した画像例。 撮影シーンを想定した画像例。 撮影シーンを想定した画像例。
符号の説明
1、15 CPU
2 測光装置
3 測距装置
4 閃光発光装置
5 撮像素子(CCD,CMOSセンサー等)
6 画像処理装置
7 データ記憶手段
8 画像データ記憶手段
9、18 インターフェース
10、11 スイッチ
12 シャッター
13 撮影レンズ
14 シャッター制御装置
16 カメラ情報記憶手段
17 画像情報入出力手段

Claims (12)

  1. 撮像素子と、撮像素子より得られた撮影画像データを記憶する記憶手段と、主被写体画像の光量を測光する測光装置と、閃光発光装置と、撮影時の撮影情報を記憶する撮影情報記憶手段とを有するカメラと、前記カメラの撮影画像データの読み出し或いは、書き込みを行う通信手段と、前記カメラの撮影情報の読み出しを行う通信手段とを有する電子機器システムにおいて、前記カメラ側にて撮影された画像の撮影情報に基づいて画像の補正或いは、修正を行うことを特徴とする。
  2. 請求項1において、前記撮影時の撮影情報記憶手段は、前記閃光発光装置の発光の有無を記憶する撮影情報記憶手段であることを特徴とする。
  3. 請求項1において、前記撮影時の撮影情報記憶手段は、カメラの機種に対応するデータを記憶する撮影情報記憶手段であることを特徴とする。
  4. 請求項1及び請求項2及び請求項3において、カメラの撮影画像データの通信手段を有する電子機器側にあらかじめ記憶してあるカメラ機種毎の閃光発光装置の照射配光情報或いは、照射配光及び発光量に基づく補正情報を記憶する閃光発光装置配光情報記憶手段を有し、機種毎に設定してある情報に基づいて前記閃光発光撮影画像の補正或いは、修正を行うことを特徴とする。
  5. 請求項1〜請求項4の構成且つ、主被写体までの距離を測距する測距装置を有するカメラと、所定の複数の距離に対応したカメラの配光情報を記憶する配光情報記憶手段を有する電子機器システムにおいて、前記カメラの測距装置から得られた主被写体までの距離情報を通信し、前記距離情報に対応した閃光発光装置の配光特性情報に基づいて、撮影画像データの修正或るいは補正をかけることを特徴とする。
  6. 請求項5の構成において、前記カメラの測距装置が、複数エリアの距離を測距する手段であり、前記各測距エリアの距離情報を通信することを特徴とする。
  7. 請求項5及び請求項6において、前記請求項5記載の複数測距エリアの距離結果が主被写体であろうと判断された距離以外の測距エリアにおいて、距離情報が近い距離或いは遠い距離にある時、前記電子機器にて前記カメラ機種の配光情報記憶手段の情報に基づいて画像の補正或るいは修正することを特徴とする。
  8. 請求項3の構成において、前記あらかじめ記憶する閃光発光装置の配光情報記憶手段に配光情報を記憶させる場合、カメラ主レンズの焦点が合う最至近端の配光から閃光発光装置の発光量が画像補正可能な光量範囲までの距離情報を記憶させることを特徴とする。
  9. 前記全ての請求項に示すカメラ側の撮影情報記憶手段は、カメラに内蔵或いは取り替え可能な記憶手段であることを特徴とする。
  10. 前記全ての請求項に示すカメラ側の画像情報記憶手段は、書き換え可能な不揮発性メモリーであることを特徴とする。
  11. 請求項1〜請求項8記載のカメラ及び画像補正を行う電子機器の通信手段は、請求項9記載のカメラに取り替え可能な記憶手段やりとりにより達成されるものであることを特徴とする。
  12. 前記全ての請求項に示す記憶手段に記憶されたおのおのの撮影画像情報毎にカメラ撮影時の撮影情報を対応させることを特徴とする。
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