JP2005353615A - レーザ発光回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レーザダイオードの駆動電流を生成するPNPパワートランジスタのベース端子がGND端子と短絡したとき、レーザダイオードへの駆動電流の供給を停止してレーザダイオードの破壊を防止するレーザ発光回路を提供する。
【解決手段】 PNPパワートランジスタ101のベース端子の電位をモニタ回路110により監視し、モニタ回路110によりPNPパワートランジスタ101のベース端子の電位が所定のリミット値に達していると判定されると、スイッチ109がオンしてPNPパワートランジスタ101のベース端子と電源を接続し、PNPパワートランジスタ101を飽和させてレーザダイオード102への駆動電流の供給を停止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザ発光回路に関する。
従来より、光ディスクなどの記録担体にデータの記録・再生を行う情報記録再生装置に対して、再生時に正確にデータを読み取れるようにするための様々な対策が提案されている。例えば、記録時に、記録する情報信号の周波数の高低に応じてレーザパワーを制御することで、情報信号が低周波の場合であっても光ディスクの記録面に形成されるピットの幅が広がらないようにして、再生時にデータの正確な読み取りができるようにする手法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、再生時に、受光素子が受光する記録担体からの反射光が一定光量となるようにレーザパワーをフィードバック制御することで、再生時にデータの正確な読み取りができるようにする手法が一般的に行われている。以下、レーザパワーをフィードバック制御する閉ループ回路が組み込まれたレーザ発光回路について説明する。
以下、従来のレーザ発光回路について説明する。
図19は、従来のレーザ発光回路の概略構成図である。
図19において、101はPNPパワートランジスタ、102はレーザダイオードを示す。図19に示すように、PNPパワートランジスタ101のエミッタ端子は電流源に接続され、ベース端子は後述する第2の外部接続端子を介してオペアンプの出力端子に接続され、コレクタ端子はレーザダイオード102のアノード端子に接続され、レーザダイオード102のカソード端子はGND端子に接続される。
駆動電流生成回路としてのPNPパワートランジスタ101は、駆動電流生成回路の入力部であるベース端子の電位(ベース電位)に応じた電流(駆動電流)を、エミッタ端子に接続される電流源からの電流に基づいて生成する。レーザダイオード102は、PNPパワートランジスタ101から供給される駆動電流に応じたレーザパワーでレーザ光を発光し、図示しない光ディスクなどの記録担体へ照射する。
また、103は受光素子、104は抵抗、105は第1の外部接続端子を示す。図19に示すように、受光素子103のカソード端子は電流源に接続され、アノード端子は抵抗104を介してGND端子に接続される。
受光素子103は、図示しない記録担体からの反射光を受光しその反射光量に応じた電流を抵抗104へ流す。したがって、第1の外部接続端子105には図示しない記録担体からの反射光量に応じた電圧(帰還電圧)が入力される。
また、106は第2の外部接続端子、107はオペアンプ、108は基準電圧源を示す。オペアンプ107は半導体集積回路内に設けられており、半導体集積回路の第1の外部接続端子105から帰還電圧が入力され、第2の外部接続端子106から後述する制御電圧が出力される。オペアンプ107は、図19に示すように基準電圧源108の電位に対して第1の外部接続端子105の電位(帰還電圧)を正方向とし、帰還電圧に基づいて、受光素子103が受光する反射光の反射光量が一定値となるようにPNPパワートランジスタ101のベース端子に印加する制御電圧を生成する。この制御電圧は、第2の外部接続端子106を介してPNPパワートランジスタ101のベース端子に印加される。
次に、この従来のレーザ発光回路の動作について説明する。レーザダイオード102のレーザパワーが大きくなり、図示しない記録担体からの反射光量が大きくなると、受光素子103にて発生する電流の電流値が大きくなるので、第1の外部接続端子105の電位(帰還電圧)が上昇し、オペアンプ107が生成する制御電圧の電圧値が上昇する。したがって、PNPパワートランジスタ101のベース電位が上昇するので、エミッタ−コレクタ間に流れる電流(駆動電流)の電流値が小さくなり、レーザダイオード102のレーザパワーが小さくなって、図示しない記録担体からの反射光量が小さくなる。
逆に、レーザダイオード102のレーザパワーが小さくなり、図示しない記録担体からの反射光量が小さくなると、受光素子103にて発生する電流の電流値が小さくなるので、第1の外部接続端子105の電位(帰還電圧)が低下し、オペアンプ107が生成する制御電圧の電圧値が低下する。したがって、PNPパワートランジスタ101のベース電位が低下するので、エミッタ−コレクタ間に流れる電流(駆動電流)の電流値が大きくなり、レーザダイオード102のレーザパワーが大きくなって、図示しない記録担体からの反射光量が大きくなる。
このように、従来のレーザ発光回路は、PNPパワートランジスタ101のエミッタ−コレクタ間に流す電流すなわちレーザダイオード102を駆動する駆動電流を制御してレーザダイオード102のレーザパワーを最適にし、受光素子103が図示しない記録担体からの反射光を一定光量で受光できるようにしていた。
しかしながら、従来のレーザ発光回路では、第1、第2の外部接続端子105、106が隣接もしくは半導体パッケージの同じ辺に配置されており、露付きなどにより短絡すると、PNPパワートランジスタ101のベース端子(駆動電流生成回路の入力部)が抵抗104を介してGND端子に接続され、PNPパワートランジスタ101のベース端子の電位がアース電位になり、エミッタ−コレクタ間に過大電流が流れ、レーザダイオード102が破壊されるという問題があった。
また、駆動電流を生成するための駆動電流生成回路を、PNPパワートランジスタに代えて例えばNPNパワートランジスタで構成した場合には、露付きなどにより第2の外部接続端子106が電源端子などの電位の高い端子に短絡した場合に、NPNパワートランジスタのベース端子(駆動電流生成回路の入力部)の電位が上昇してエミッタ−コレクタ間に過大電流が流れ、レーザダイオード102が破壊されるという問題があった。
特開昭57―189355号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、駆動電流生成回路の入力部の電位もしくは帰還電圧を監視するモニタ回路と、モニタ回路により駆動電流生成回路の入力部の電位もしくは帰還電圧が所定のリミット値に達していると判定されると、レーザダイオードへの駆動電流の供給を停止させるレーザダイオード破壊防止回路と、を設けることにより、露付きなどにより第2の外部接続端子(駆動電流生成回路の入力部)がGND端子もしくは高電位の端子と短絡するなどして駆動電流が過大電流に近づくと、レーザダイオードへの駆動電流の供給を停止してレーザダイオードの破壊を防止するレーザ発光回路を提供することを目的とする。
また、本発明は、レーザダイオードの駆動電流の入力端の前段に抵抗(レーザダイオード破壊防止抵抗)を設けて駆動電流を制限することにより、駆動電流が過大電流になることを防ぎ、レーザダイオードの破壊を防止するレーザ発光回路を提供することを目的とする。
また、本発明は、第1と第2の外部接続端子を半導体パッケージの異なる辺に配置することにより、露付きなどによる第1と第2の外部接続端子の短絡を防ぎ、レーザダイオードの破壊を防止するレーザ発光回路を提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載のレーザ発光回路は、駆動電流に応じたレーザパワーのレーザ光を発光し記録担体へ照射するレーザダイオードと、前記記録担体からの反射光量に応じた帰還電圧を発生する帰還電圧発生回路と、入力部を有しその入力部の電位に応じた前記駆動電流を電流源からの電流に基づいて生成する駆動電流生成回路と、前記帰還電圧に基づいて、前記反射光量が一定値となるように前記駆動電流生成回路の入力部へ印加する制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、前記駆動電流生成回路の入力部の電位がリミット値に達しているか否かを判定するモニタ回路と、前記モニタ回路により前記駆動電流生成回路の入力部の電位がリミット値に達していると判定されると、前記レーザダイオードへの前記駆動電流の供給を停止させるレーザダイオード破壊防止回路と、を具備することを特徴とする。
本発明の請求項2記載のレーザ発光回路は、請求項1記載のレーザ発光回路であって、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記駆動電流生成回路の入力部の電位がリミット値に達していると判定されると、前記レーザダイオードへの前記駆動電流の供給が停止するように前記駆動電流生成回路の入力部の電位を制御することを特徴とする。
本発明の請求項3記載のレーザ発光回路は、請求項2記載のレーザ発光回路であって、前記駆動電流生成回路の入力部はトランジスタのベース端子であり、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記ベース端子の電位がリミット値に達していると判定されると、前記トランジスタが飽和するように前記ベース端子の電位を制御することを特徴とする。
本発明の請求項4記載のレーザ発光回路は、請求項3記載のレーザ発光回路であって、前記トランジスタはPNP型トランジスタであり、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記ベース端子の電位がリミット値に達していると判定されると、前記ベース端子の電位を前記PNP型トランジスタが飽和する所定の電位に上昇させるプルアップ回路であることを特徴とする。
本発明の請求項5記載のレーザ発光回路は、請求項3記載のレーザ発光回路であって、前記トランジスタはNPN型トランジスタであり、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記ベース端子の電位がリミット値に達していると判定されると、前記ベース端子の電位を前記NPN型トランジスタが飽和する所定の電位に低下させるプルダウン回路であることを特徴とする。
本発明の請求項6記載のレーザ発光回路は、請求項1記載のレーザ発光回路であって、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記駆動電流生成回路の入力部の電位がリミット値に達していると判定されると、前記駆動電流生成回路と前記電流源とを切り離すスイッチであることを特徴とする。
本発明の請求項7記載のレーザ発光回路は、請求項1記載のレーザ発光回路であって、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記駆動電流生成回路の入力部の電位がリミット値に達していると判定されると、前記レーザダイオードと前記電流源とを切り離すスイッチであることを特徴とする。
本発明の請求項8記載のレーザ発光回路は、駆動電流に応じたレーザパワーのレーザ光を発光し記録担体へ照射するレーザダイオードと、GND端子に接続され、前記記録担体からの反射光量に応じた帰還電圧を発生する帰還電圧発生回路と、入力部を有しその入力部の電位に応じた前記駆動電流を電流源からの電流に基づいて生成する駆動電流生成回路と、前記帰還電圧に基づいて、前記反射光量が一定値となるように前記駆動電流生成回路の入力部へ印加する制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、前記駆動電流生成回路の入力部の電位がリミット値に達しているか否かを判定するモニタ回路と、前記帰還電圧発生回路に接続される前記GND端子から前記制御電圧生成回路の前記帰還電圧の入力端までの帰還ラインに挿入され、前記モニタ回路により前記駆動電流生成回路の入力部の電位がリミット値に達していると判定されるとOFFになるスイッチと、を具備することを特徴とする。
本発明の請求項9記載のレーザ発光回路は、駆動電流に応じたレーザパワーのレーザ光を発光し記録担体へ照射するレーザダイオードと、前記記録担体からの反射光量に応じた帰還電圧を発生する帰還電圧発生回路と、入力部を有しその入力部の電位に応じた前記駆動電流を電流源からの電流に基づいて生成する駆動電流生成回路と、前記帰還電圧に基づいて、前記反射光量が一定値となるように前記駆動電流生成回路の入力部へ印加する制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、前記帰還電圧がリミット値に達しているか否かを判定するモニタ回路と、前記モニタ回路により前記帰還電圧がリミット値に達していると判定されると、前記レーザダイオードへの前記駆動電流の供給を停止させるレーザダイオード破壊防止回路と、を具備することを特徴とする。
本発明の請求項10記載のレーザ発光回路は、請求項9記載のレーザ発光回路であって、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記帰還電圧がリミット値に達していると判定されると、前記レーザダイオードへの前記駆動電流の供給が停止するように前記駆動電流生成回路の入力部の電位を制御することを特徴とする。
本発明の請求項11記載のレーザ発光回路は、請求項10記載のレーザ発光回路であって、前記駆動電流生成回路の入力部はトランジスタのベース端子であり、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記帰還電圧がリミット値に達していると判定されると、前記トランジスタが飽和するように前記ベース端子の電位を制御することを特徴とする。
本発明の請求項12記載のレーザ発光回路は、請求項11記載のレーザ発光回路であって、前記トランジスタはPNP型トランジスタであり、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記帰還電圧がリミット値に達していると判定されると、前記ベース端子の電位を前記PNP型トランジスタが飽和する所定の電位に上昇させるプルアップ回路であることを特徴とする。
本発明の請求項13記載のレーザ発光回路は、請求項11記載のレーザ発光回路であって、前記トランジスタはNPN型トランジスタであり、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記帰還電圧がリミット値に達していると判定されると、前記ベース端子の電位を前記NPN型トランジスタが飽和する所定の電位に低下させるプルダウン回路であることを特徴とする。
本発明の請求項14記載のレーザ発光回路は、請求項9記載のレーザ発光回路であって、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記帰還電圧がリミット値に達していると判定されると、前記駆動電流生成回路と前記電流源とを切り離すスイッチであることを特徴とする。
本発明の請求項15記載のレーザ発光回路は、請求項9記載のレーザ発光回路であって、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記帰還電圧がリミット値に達していると判定されると、前記レーザダイオードと前記電流源とを切り離すスイッチであることを特徴とする。
本発明の請求項16記載のレーザ発光回路は、駆動電流に応じたレーザパワーのレーザ光を発光し記録担体へ照射するレーザダイオードと、GND端子に接続され、前記記録担体からの反射光量に応じた帰還電圧を発生する帰還電圧発生回路と、入力部を有しその入力部の電位に応じた前記駆動電流を電流源からの電流に基づいて生成する駆動電流生成回路と、前記帰還電圧に基づいて、前記反射光量が一定値となるように前記駆動電流生成回路の入力部へ印加する制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、前記帰還電圧がリミット値に達しているか否かを判定するモニタ回路と、前記帰還電圧発生回路に接続される前記GND端子から前記制御電圧生成回路の前記帰還電圧の入力端までの帰還ラインに挿入され、前記モニタ回路により前記帰還電圧がリミット値に達していると判定されるとOFFになるスイッチと、を具備することを特徴とする。
本発明の請求項17記載のレーザ発光回路は、駆動電流に応じたレーザパワーのレーザ光を発光し記録担体へ照射するレーザダイオードと、前記記録担体からの反射光量に応じた帰還電圧を発生する帰還電圧発生回路と、入力部を有しその入力部の電位に応じた前記駆動電流を電流源からの電流に基づいて生成する駆動電流生成回路と、前記帰還電圧に基づいて、前記反射光量が一定値となるように前記駆動電流生成回路の入力部へ印加する制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、前記レーザダイオードの前記駆動電流の入力端の前段に設けられ、前記駆動電流の電流値が所定の値を越えないようにするレーザダイオード破壊防止抵抗と、を具備することを特徴とする。
本発明の請求項18記載のレーザ発光回路は、請求項1ないし17のいずれかに記載のレーザ発光回路であって、前記帰還電圧発生回路はGND端子に接続され、前記制御電圧生成回路は角形の半導体集積回路内に設けられており、前記半導体集積回路は、前記帰還電圧を入力する第1の外部接続端子と前記制御電圧を出力する第2の外部接続端子を少なくとも有し、前記第1の外部接続端子が配置される辺とは別異の辺に前記第2の外部接続端子が配置されることを特徴とする。
本発明の請求項19記載のレーザ発光回路は、駆動電流に応じたレーザパワーのレーザ光を発光し記録担体へ照射するレーザダイオードと、GND端子に接続され、前記記録担体からの反射光量に応じた帰還電圧を発生する帰還電圧発生回路と、入力部を有しその入力部の電位に応じた前記駆動電流を電流源からの電流に基づいて生成する駆動電流生成回路と、前記帰還電圧に基づいて、前記反射光量が一定値となるように前記駆動電流生成回路の入力部へ印加する制御電圧を生成する制御電圧生成回路が設けられた角形の半導体集積回路と、を具備し、前記半導体集積回路は、前記帰還電圧を入力する第1の外部接続端子と前記制御電圧を出力する第2の外部接続端子を少なくとも有し、かつ前記第1の外部接続端子が配置される辺とは別異の辺に前記第2の外部接続端子が配置されることを特徴とする。
本発明によれば、駆動電流生成回路の入力部と接続する第2の外部接続端子がGND端子、もしくは電源端子などの高電位の端子と短絡するなどして、駆動電流生成回路の入力部の電位が異常電位となった場合であっても、過大な駆動電流がレーザダイオードに流れることを防止でき、レーザダイオードの破壊を防止することができる。また、帰還電圧が入力される第1の外部接続端子と上記の第2の外部接続端子を半導体パッケージの異なる辺に配置するので、露付きなどによる第1と第2の外部接続端子の短絡を防ぐことができ、レーザダイオードの破壊を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、記録担体からの反射光量を一定値にするフィードバック制御については、従来と同様であるので、説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1におけるレーザ発光回路の第1の実施例を示す概略構成図である。
図1において、101は駆動電流生成回路としてのPNPパワートランジスタ(PNP型トランジスタ)、102はレーザダイオードを示す。図1に示すように、PNPパワートランジスタ101のエミッタ端子は電流源に接続され、駆動電流生成回路の入力部としてのベース端子は後述する第2の外部接続端子を介してオペアンプの出力端子に接続され、コレクタ端子はレーザダイオード102のアノード端子に接続され、レーザダイオード102のカソード端子はGND端子に接続される。
PNPパワートランジスタ101は、ベース端子の電位(ベース電位)に応じた電流(駆動電流)を電流源からの電流に基づいて生成し、レーザダイオード102へ供給する。レーザダイオード102は、PNPパワートランジスタ101から供給される駆動電流に応じたレーザパワーのレーザ光を発光し、図示しない記録担体へ照射する。
また、103は受光素子、104は抵抗、105は第1の外部接続端子を示す。図1に示すように、受光素子103のカソード端子は電流源に接続され、アノード端子は抵抗104を介してGND端子に接続される。
受光素子103は、図示しない記録担体からの反射光を受光しその反射光量に応じた電流を抵抗104へ流す。したがって、第1の外部接続端子105には図示しない記録担体からの反射光量に応じた電圧(帰還電圧)が入力される。ここでは、受光素子103と抵抗104により、記録担体からの反射光量に応じた帰還電圧を発生する帰還電圧発生回路が構成される。
また、106は第2の外部接続端子、107は制御電圧生成回路としてのオペアンプ、108は基準電圧源を示す。オペアンプ107は半導体集積回路内に設けられており、半導体集積回路の第1の外部接続端子105から帰還電圧が入力され、第2の外部接続端子106から後述する制御電圧が出力される。オペアンプ107は、図1に示すように基準電圧源108の電位に対して第1の外部接続端子105の電位(帰還電圧)を正方向とし、帰還電圧に基づいて、受光素子103が受光する反射光の反射光量が一定値となるようにPNPパワートランジスタ101のベース端子へ印加する制御電圧を生成する。この制御電圧は、第2の外部接続端子106を介してPNPパワートランジスタ101のベース端子に印加される。
また、109はレーザダイオード破壊防止回路としてのスイッチ、110はモニタ回路を示す。モニタ回路110は、PNPパワートランジスタ101のベース電位を検知しその電位が所定のリミット値に達しているか否かを判定する。この第1の実施例では、駆動電流生成回路の入力部がPNP型トランジスタのベース端子であるので、リミット値は、PNPパワートランジスタ101のベース電位がアース電位に近づいているか否かを判定できる値に設定する。
スイッチ109は、モニタ回路110によりPNPパワートランジスタ101のベース電位が所定のリミット値に達していると判定されると、PNPパワートランジスタ101のベース端子を電源と接続してPNPパワートランジスタ101を飽和させ、レーザダイオード102に駆動電流が流れないようにすることで、レーザダイオード102の破壊を防止する。
このようにすれば、第1の外部接続端子105と第2の外部接続端子106が露付きなどによって短絡するなど、オペアンプ107の出力端子からPNPパワートランジスタ101のベース端子までの制御ラインとGNDラインが短絡しても、レーザダイオード102の破壊を防止することができる。
また、ここでは、スイッチ109により、PNPパワートランジスタ101のベース端子の電位をPNPパワートランジスタ101が飽和する所定の電位にまで上昇させるプルアップ回路が構成される。また、ここでは、スイッチ109が、レーザダイオード102への駆動電流の供給が停止するように駆動電流生成回路の入力部の電位を制御する。
続いて、本実施の形態1におけるレーザ発光回路の第2の実施例について説明する。
図2は、本実施の形態1におけるレーザ発光回路の第2の実施例を示す概略構成図である。
図1に示すレーザ発光回路と異なる点は駆動電流生成回路の構成にあり、図2に示すように、PNPトランジスタ111と抵抗112、113とNPNパワートランジスタ114により駆動電流生成回路が構成され、PNPトランジスタ(PNP型トランジスタ)111のベース端子が駆動電流生成回路の入力部となる。
図2に示すように、レーザダイオード102のアノード端子には電流源が接続され、カソード端子にはNPNパワートランジスタ114のコレクタ端子が接続され、NPNパワートランジスタ114のエミッタ端子にはGND端子が接続される。また、PNPトランジスタ111のベース端子には第2の外部接続端子106が接続され、エミッタ端子には抵抗112を介して電流源が接続され、コレクタ端子には抵抗113を介してGND端子が接続されるとともにNPNパワートランジスタ114のベース端子が接続される。このように構成しても、図1に示すレーザ発光回路と同様に、レーザダイオードの破壊を防止することができる。
続いて、本実施の形態1におけるレーザ発光回路の第3、4の実施例について説明する。
図3、4は、本実施の形態1におけるレーザ発光回路の第3、4の実施例を示す概略構成図である。
図1、2に示すレーザ発光回路と異なる点は帰還電圧発生回路と制御電圧生成回路の構成にある。図3、4に示すように、受光素子103のカソード端子が抵抗104を介して電流源と接続され、アノード端子がGND端子と接続される。また、オペアンプ107は、基準電圧源108の電位に対して第1の外部接続端子105の電位(帰還電圧)が負方向となる。このように構成しても、図1に示すレーザ発光回路と同様に、レーザダイオードの破壊を防止することができる。
続いて、本実施の形態1におけるレーザ発光回路の第5の実施例について説明する。
図5は、本実施の形態1におけるレーザ発光回路の第5の実施例を示す概略構成図である。
図1に示すレーザ発光回路とは、駆動電流生成回路がNPNパワートランジスタ115(NPN型トランジスタ)からなる点、およびレーザダイオード破壊防止回路としてプルアップ回路に代えてプルダウン回路を備える点が異なる。
図5に示すように、NPNパワートランジスタ115のコレクタ端子をレーザダイオード102を介して電流源に接続し、ベース端子(駆動電流生成回路の入力部)を第2の外部接続端子106に接続し、エミッタ端子をGND端子に接続する。
また、モニタ回路116は、NPNパワートランジスタ115のベース電位を検知しその電位が所定のリミット値に達しているか否かを判定する。この第5の実施例では、駆動電流生成回路の入力部がNPN型トランジスタのベース端子であるので、リミット値は、NPNパワートランジスタ115のベース電位が、駆動電流が過大電流となる高電位に近づいているか否かを判定できる値に設定する。
スイッチ117は、モニタ回路116によりNPNパワートランジスタ115のベース電位が所定のリミット値に達していると判定されると、NPNパワートランジスタ115のベース端子をGND端子と接続してNPNパワートランジスタ115を飽和させ、レーザダイオード102に駆動電流が流れないようにすることで、レーザダイオード102の破壊を防止する。
このようにすれば、第2の外部接続端子106が電源端子などの電位の高い端子に露付きなどによって短絡するなど、オペアンプ107の出力端子からNPNパワートランジスタ115のベース端子までの制御ラインと電源ラインなどの電位の高いラインが短絡しても、レーザダイオード102の破壊を防止することができる。
また、ここでは、スイッチ117により、NPNパワートランジスタ115のベース端子の電位をNPNパワートランジスタ115が飽和する所定の電位にまで低下させるプルダウン回路が構成される。また、ここでは、スイッチ117が、レーザダイオード102への駆動電流の供給が停止するように駆動電流生成回路の入力部の電位を制御する。
続いて、本実施の形態1におけるレーザ発光回路の第6の実施例について説明する。
図6は、本実施の形態1におけるレーザ発光回路の第6の実施例を示す概略構成図である。
図5に示すレーザ発光回路と異なる点は駆動電流生成回路の構成にあり、図6に示すように、NPNトランジスタ118と抵抗119、120とPNPパワートランジスタ121により駆動電流生成回路が構成され、NPNトランジスタ(NPN型トランジスタ)118のベース端子が駆動電流生成回路の入力部となる。
図6に示すように、PNPパワートランジスタ121のエミッタ端子には電流源が接続され、コレクタ端子にはレーザダイオード102のアノード端子が接続され、レーザダイオード102のカソード端子にはGND端子が接続される。また、NPNトランジスタ118のコレクタ端子には抵抗119を介して電流源が接続され、ベース端子には第2の外部接続端子106が接続され、エミッタ端子には抵抗120を介してGND端子が接続されるとともにPNPパワートランジスタ121のベース端子が接続される。このように構成しても、図5に示すレーザ発光回路と同様に、レーザダイオードの破壊を防止することができる。
続いて、本実施の形態1におけるレーザ発光回路の第7、8の実施例について説明する。
図7、8は、本実施の形態1におけるレーザ発光回路の第7、8の実施例を示す概略構成図である。
図5、6に示すレーザ発光回路と異なる点は、帰還電圧発生回路と制御電圧生成回路の構成にある。図7、8に示すように、受光素子103のカソード端子が抵抗104を介して電流源と接続され、アノード端子がGND端子と接続される。また、オペアンプ107は、基準電圧源108の電位に対して第1の外部接続端子105の電位(帰還電圧)が負方向となる。このように構成しても、図5に示すレーザ発光回路と同様に、レーザダイオードの破壊を防止することができる。
なお、本実施の形態1では、駆動電流生成回路の入力部の電位を監視したが、同様に、帰還電圧を監視して帰還電圧が所定のリミット値に達しているか否かを判定することで、レーザダイオード破壊防止回路であるスイッチ109、117を制御して、レーザダイオード102への駆動電流の供給を停止し、レーザダイオード102の破壊を防止することも可能である。
(実施の形態2)
次に、本実施の形態2について説明する。
図9〜14は、本実施の形態2におけるレーザ発光回路の第1〜6の実施例を示す概略構成図である。但し、実施の形態1において説明した部材と同一の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態2におけるレーザ発光回路は、レーザダイオード破壊防止回路として、モニタ回路110により駆動電流生成回路の入力部の電位が所定のリミット値に達したと判定されると、駆動電流生成回路もしくはレーザダイオードと電流源を切り離すスイッチ122を設けた点が実施の形態1におけるレーザ発光回路と異なる。このスイッチ122によりレーザダイオードへの駆動電流の供給を停止することができる。
すなわち、図9、12に示す例では、PNPパワートランジスタ101のエミッタ端子と電流源間に、図10、13に示す例では、レーザダイオード102のアノード端子と電流源間に、図11、14に示す例では、PNPトランジスタ111のエミッタ端子と電流源間にスイッチ122が設けられており、モニタ回路110によりPNPパワートランジスタ101のベース電位が所定のリミット値に達していると判定されると、スイッチ122をOFFし、レーザダイオードの駆動電流が流れないようにすることで、レーザダイオードの破壊を防止する。
なお、本実施の形態2では、駆動電流生成回路の入力部がPNP型トランジスタのベース端子である場合を例に説明したが、図5〜8に示すように、駆動電流生成回路の入力部がNPN型トランジスタのベース端子である場合でも同様である。
また、帰還電圧を監視して帰還電圧が所定のリミット値に達しているか否かを判定することで、レーザダイオード破壊防止回路であるスイッチ122を制御して、レーザダイオード102への駆動電流の供給を停止し、レーザダイオード102の破壊を防止することも可能である。
(実施の形態3)
次に、本実施の形態3について説明する。
図15は、本実施の形態3におけるレーザ発光回路の一例を示す概略構成図である。但し、実施の形態1において説明した部材と同一の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態3におけるレーザ発光回路は、レーザダイオード破壊防止回路として、帰還電圧発生回路に接続されるGND端子からオペアンプ(制御電圧生成回路)107の帰還電圧の入力端としての第1の外部接続端子105までの帰還ラインにスイッチ123を挿入することにより、例えば図15に示すように受光素子103のアノード端子からGND端子間に、モニタ回路110により駆動電流生成回路の入力部の電位が所定のリミット値に達したと判定されるとOFFするスイッチ123を設けることにより、第1の外部接続端子105と第2の外部接続端子106が露付きなどにより短絡した場合であっても、第2の外部接続端子106がGND端子に短絡しないようにすることで、レーザダイオード102の破壊を防止する。
なお、本実施の形態3では、前述した図1に示す第1の実施例に対応する例について説明したが、無論、図2〜4に示すような回路構成にも対応させることができる。また、帰還電圧を監視して帰還電圧が所定のリミット値に達しているか否かを判定することで、レーザダイオード破壊防止回路であるスイッチ123を制御して、レーザダイオード102の破壊を防止することも可能である。
(実施の形態4)
次に、本実施の形態4について説明する。
図16は、本実施の形態4におけるレーザ発光回路の一例を示す概略構成図である。但し、実施の形態1において説明した部材と同一の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態4におけるレーザ発光回路は、図16に示すように、レーザダイオード破壊防止回路として、レーザダイオード102の駆動電流の入力端の前段に、駆動電流の電流値が所定の値を越えないようにするレーザダイオード破壊防止抵抗124を設けることで、レーザダイオード102の破壊を防止する。
すなわち、レーザダイオード破壊防止抵抗124を設けることによりその抵抗値と駆動電流の電流値を掛け合わせた電位差が発生するので、レーザダイオード破壊防止抵抗124の抵抗値を、例えば駆動電流の電流値が、レーザダイオード102が破壊されない最大電流値(所定の値)となったときに、レーザダイオード破壊防止抵抗124においてパワートランジスタ101を飽和させる電位が発生するような抵抗値に設定することで、レーザダイオード102に過大な電流が流れるのを制限する。このように駆動電流の電流値が所定の値を越えないように制限することで、レーザダイオードの破壊を防止することができる。
なお、本実施の形態4では、前述した図1に示す第1の実施例に対応する例について説明したが、無論、図2〜8に示すような回路構成にも対応させることができ、レーザダイオード破壊防止抵抗124を設ける位置は、駆動電流が流れる経路であればよい。
(実施の形態5)
次に、本実施の形態5について説明する。
図17、18は、本実施の形態5におけるレーザ発光回路に供するオペアンプ107が設けられた角形の半導体集積回路の一例を示す図である。但し、実施の形態1において説明した部材と同一の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
図17、18に示すように、帰還電圧を入力する第1の外部接続端子105と制御電圧を出力する第2の外部接続端子106をそれぞれ半導体パッケージの異なる辺に配置することにより、露付きなどによる第1、第2の外部接続端子105、106の短絡が発生し難くなるので、レーザダイオードが破壊され難くなる。なお、図17に示すように角型の半導体パッケージのコーナーに第1、第2の外部接続端子105、106を配置することにより、半導体チップの配線領域を変えることなく、第1、第2の外部接続端子105、106の短絡を発生し難くすることができる。なお、無論、この実施の形態5と実施の形態1〜4を組み合わせることも可能である。
本発明のレーザ発光回路は、レーザパワーのフィードバック制御時に、帰還ラインと制御ラインの配線が短絡するなど、帰還電圧が何らかの原因により通常の電圧値から外れた場合に、レーザダイオードの破壊を防ぐことができ、光ディスクからデータを再生する光ディスク装置などのレーザダイオードを用いた情報再生装置に有効である。
本発明の実施の形態1におけるレーザ発光回路の第1の実施例を示す概略構成図 本発明の実施の形態1におけるレーザ発光回路の第2の実施例を示す概略構成図 本発明の実施の形態1におけるレーザ発光回路の第3の実施例を示す概略構成図 本発明の実施の形態1におけるレーザ発光回路の第4の実施例を示す概略構成図 本発明の実施の形態1におけるレーザ発光回路の第5の実施例を示す概略構成図 本発明の実施の形態1におけるレーザ発光回路の第6の実施例を示す概略構成図 本発明の実施の形態1におけるレーザ発光回路の第7の実施例を示す概略構成図 本発明の実施の形態1におけるレーザ発光回路の第8の実施例を示す概略構成図 本発明の実施の形態2におけるレーザ発光回路の第1の実施例を示す概略構成図 本発明の実施の形態2におけるレーザ発光回路の第2の実施例を示す概略構成図 本発明の実施の形態2におけるレーザ発光回路の第3の実施例を示す概略構成図 本発明の実施の形態2におけるレーザ発光回路の第4の実施例を示す概略構成図 本発明の実施の形態2におけるレーザ発光回路の第5の実施例を示す概略構成図 本発明の実施の形態2におけるレーザ発光回路の第6の実施例を示す概略構成図 本発明の実施の形態3におけるレーザ発光回路の一例を示す概略構成図 本発明の実施の形態4におけるレーザ発光回路の一例を示す概略構成図 本発明の実施の形態5におけるレーザ発光回路に供するオペアンプが設けられた角形の半導体集積回路の一例を示す図 本発明の実施の形態5におけるレーザ発光回路に供するオペアンプが設けられた角形の半導体集積回路の一例を示す図 従来のレーザ発光回路の概略構成図
符号の説明
101、121 PNPパワートランジスタ
102 レーザダイオード
103 受光素子
104 抵抗
105 第1の外部接続端子
106 第2の外部接続端子
107 オペアンプ
108 基準電圧源
109、117、122、123 スイッチ
110、116 モニタ回路
111 PNPトランジスタ
112、113、119、120 抵抗
114、115 NPNパワートランジスタ
118 NPNトランジスタ
124 レーザダイオード破壊防止抵抗

Claims (19)

  1. 駆動電流に応じたレーザパワーのレーザ光を発光し記録担体へ照射するレーザダイオードと、
    前記記録担体からの反射光量に応じた帰還電圧を発生する帰還電圧発生回路と、
    入力部を有しその入力部の電位に応じた前記駆動電流を電流源からの電流に基づいて生成する駆動電流生成回路と、
    前記帰還電圧に基づいて、前記反射光量が一定値となるように前記駆動電流生成回路の入力部へ印加する制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、
    前記駆動電流生成回路の入力部の電位がリミット値に達しているか否かを判定するモニタ回路と、
    前記モニタ回路により前記駆動電流生成回路の入力部の電位がリミット値に達していると判定されると、前記レーザダイオードへの前記駆動電流の供給を停止させるレーザダイオード破壊防止回路と、
    を具備することを特徴とするレーザ発光回路。
  2. 請求項1記載のレーザ発光回路であって、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記駆動電流生成回路の入力部の電位がリミット値に達していると判定されると、前記レーザダイオードへの前記駆動電流の供給が停止するように前記駆動電流生成回路の入力部の電位を制御することを特徴とするレーザ発光回路。
  3. 請求項2記載のレーザ発光回路であって、前記駆動電流生成回路の入力部はトランジスタのベース端子であり、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記ベース端子の電位がリミット値に達していると判定されると、前記トランジスタが飽和するように前記ベース端子の電位を制御することを特徴とするレーザ発光回路。
  4. 請求項3記載のレーザ発光回路であって、前記トランジスタはPNP型トランジスタであり、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記ベース端子の電位がリミット値に達していると判定されると、前記ベース端子の電位を前記PNP型トランジスタが飽和する所定の電位に上昇させるプルアップ回路であることを特徴とするレーザ発光回路。
  5. 請求項3記載のレーザ発光回路であって、前記トランジスタはNPN型トランジスタであり、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記ベース端子の電位がリミット値に達していると判定されると、前記ベース端子の電位を前記NPN型トランジスタが飽和する所定の電位に低下させるプルダウン回路であることを特徴とするレーザ発光回路。
  6. 請求項1記載のレーザ発光回路であって、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記駆動電流生成回路の入力部の電位がリミット値に達していると判定されると、前記駆動電流生成回路と前記電流源とを切り離すスイッチであることを特徴とするレーザ発光回路。
  7. 請求項1記載のレーザ発光回路であって、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記駆動電流生成回路の入力部の電位がリミット値に達していると判定されると、前記レーザダイオードと前記電流源とを切り離すスイッチであることを特徴とするレーザ発光回路。
  8. 駆動電流に応じたレーザパワーのレーザ光を発光し記録担体へ照射するレーザダイオードと、
    GND端子に接続され、前記記録担体からの反射光量に応じた帰還電圧を発生する帰還電圧発生回路と、
    入力部を有しその入力部の電位に応じた前記駆動電流を電流源からの電流に基づいて生成する駆動電流生成回路と、
    前記帰還電圧に基づいて、前記反射光量が一定値となるように前記駆動電流生成回路の入力部へ印加する制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、
    前記駆動電流生成回路の入力部の電位がリミット値に達しているか否かを判定するモニタ回路と、
    前記帰還電圧発生回路に接続される前記GND端子から前記制御電圧生成回路の前記帰還電圧の入力端までの帰還ラインに挿入され、前記モニタ回路により前記駆動電流生成回路の入力部の電位がリミット値に達していると判定されるとOFFになるスイッチと、
    を具備することを特徴とするレーザ発光回路。
  9. 駆動電流に応じたレーザパワーのレーザ光を発光し記録担体へ照射するレーザダイオードと、
    前記記録担体からの反射光量に応じた帰還電圧を発生する帰還電圧発生回路と、
    入力部を有しその入力部の電位に応じた前記駆動電流を電流源からの電流に基づいて生成する駆動電流生成回路と、
    前記帰還電圧に基づいて、前記反射光量が一定値となるように前記駆動電流生成回路の入力部へ印加する制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、
    前記帰還電圧がリミット値に達しているか否かを判定するモニタ回路と、
    前記モニタ回路により前記帰還電圧がリミット値に達していると判定されると、前記レーザダイオードへの前記駆動電流の供給を停止させるレーザダイオード破壊防止回路と、
    を具備することを特徴とするレーザ発光回路。
  10. 請求項9記載のレーザ発光回路であって、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記帰還電圧がリミット値に達していると判定されると、前記レーザダイオードへの前記駆動電流の供給が停止するように前記駆動電流生成回路の入力部の電位を制御することを特徴とするレーザ発光回路。
  11. 請求項10記載のレーザ発光回路であって、前記駆動電流生成回路の入力部はトランジスタのベース端子であり、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記帰還電圧がリミット値に達していると判定されると、前記トランジスタが飽和するように前記ベース端子の電位を制御することを特徴とするレーザ発光回路。
  12. 請求項11記載のレーザ発光回路であって、前記トランジスタはPNP型トランジスタであり、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記帰還電圧がリミット値に達していると判定されると、前記ベース端子の電位を前記PNP型トランジスタが飽和する所定の電位に上昇させるプルアップ回路であることを特徴とするレーザ発光回路。
  13. 請求項11記載のレーザ発光回路であって、前記トランジスタはNPN型トランジスタであり、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記帰還電圧がリミット値に達していると判定されると、前記ベース端子の電位を前記NPN型トランジスタが飽和する所定の電位に低下させるプルダウン回路であることを特徴とするレーザ発光回路。
  14. 請求項9記載のレーザ発光回路であって、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記帰還電圧がリミット値に達していると判定されると、前記駆動電流生成回路と前記電流源とを切り離すスイッチであることを特徴とするレーザ発光回路。
  15. 請求項9記載のレーザ発光回路であって、前記レーザダイオード破壊防止回路は、前記モニタ回路により前記帰還電圧がリミット値に達していると判定されると、前記レーザダイオードと前記電流源とを切り離すスイッチであることを特徴とするレーザ発光回路。
  16. 駆動電流に応じたレーザパワーのレーザ光を発光し記録担体へ照射するレーザダイオードと、
    GND端子に接続され、前記記録担体からの反射光量に応じた帰還電圧を発生する帰還電圧発生回路と、
    入力部を有しその入力部の電位に応じた前記駆動電流を電流源からの電流に基づいて生成する駆動電流生成回路と、
    前記帰還電圧に基づいて、前記反射光量が一定値となるように前記駆動電流生成回路の入力部へ印加する制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、
    前記帰還電圧がリミット値に達しているか否かを判定するモニタ回路と、
    前記帰還電圧発生回路に接続される前記GND端子から前記制御電圧生成回路の前記帰還電圧の入力端までの帰還ラインに挿入され、前記モニタ回路により前記帰還電圧がリミット値に達していると判定されるとOFFになるスイッチと、
    を具備することを特徴とするレーザ発光回路。
  17. 駆動電流に応じたレーザパワーのレーザ光を発光し記録担体へ照射するレーザダイオードと、
    前記記録担体からの反射光量に応じた帰還電圧を発生する帰還電圧発生回路と、
    入力部を有しその入力部の電位に応じた前記駆動電流を電流源からの電流に基づいて生成する駆動電流生成回路と、
    前記帰還電圧に基づいて、前記反射光量が一定値となるように前記駆動電流生成回路の入力部へ印加する制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、
    前記レーザダイオードの前記駆動電流の入力端の前段に設けられ、前記駆動電流の電流値が所定の値を越えないようにするレーザダイオード破壊防止抵抗と、
    を具備することを特徴とするレーザ発光回路。
  18. 請求項1ないし17のいずれかに記載のレーザ発光回路であって、前記帰還電圧発生回路はGND端子に接続され、前記制御電圧生成回路は角形の半導体集積回路内に設けられており、前記半導体集積回路は、前記帰還電圧を入力する第1の外部接続端子と前記制御電圧を出力する第2の外部接続端子を少なくとも有し、前記第1の外部接続端子が配置される辺とは別異の辺に前記第2の外部接続端子が配置されることを特徴とするレーザ発光回路。
  19. 駆動電流に応じたレーザパワーのレーザ光を発光し記録担体へ照射するレーザダイオードと、
    GND端子に接続され、前記記録担体からの反射光量に応じた帰還電圧を発生する帰還電圧発生回路と、
    入力部を有しその入力部の電位に応じた前記駆動電流を電流源からの電流に基づいて生成する駆動電流生成回路と、
    前記帰還電圧に基づいて、前記反射光量が一定値となるように前記駆動電流生成回路の入力部へ印加する制御電圧を生成する制御電圧生成回路が設けられた角形の半導体集積回路と、
    を具備し、前記半導体集積回路は、前記帰還電圧を入力する第1の外部接続端子と前記制御電圧を出力する第2の外部接続端子を少なくとも有し、かつ前記第1の外部接続端子が配置される辺とは別異の辺に前記第2の外部接続端子が配置されることを特徴とするレーザ発光回路。
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