JP2005352776A - 会話情報適応型情報サービス提供方法および会話情報適応型情報サービス提供システム、ならびにそのための装置とプログラム - Google Patents

会話情報適応型情報サービス提供方法および会話情報適応型情報サービス提供システム、ならびにそのための装置とプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 今後の会話の展開を予測し、過去からの会話の展開を分析し利用者の興味項目を抽出し、それにより情報を検索し、利用者の興味に合った情報の提示を行う。
【解決手段】 情報サービス管理装置2は、通信制御手段21、利用者端末装置5のアドレス,キーワード,個人情報を含む登録情報を受信蓄積する登録情報蓄積手段22、音声認識手段23、音声のテキスト化要約手段24、テキストと登録情報から今後の会話の展開の予測および過去の会話の展開の分析から利用者の興味項目を抽出し、一定の条件が満たされたとき抽出した興味項目を出力する興味項目抽出処理手段25、興味項目にもとづき情報提供者の情報提供サーバ装置4が提供している情報から情報を検索する情報検索手段26、検索した情報あるいは検索した情報のアドレスを蓄積および処理し、端末装置5に情報のタイトルを送信し、利用者が選択したタイトルの情報を、画像を含むマルチメディアにより送信する検索情報蓄積処理手段27からなる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、会話情報から興味があると考えられる項目を抽出し、その項目により情報を検索し、興味項目に合った情報の提示を行う会話情報適応型情報サービス提供方法および会話情報適応型情報サービス提供システム、ならびにそのための装置とプログラムに関する。
従来の通信ネットワークを用いた音声認識システムとしては、例えば特開2003−263190号公報「音声自動質問応答装置」(特許文献1)がある。本特許文献1は、あらかじめ用意された項目に添って行われる対話形式による質問の音声認識ではなく、話す項目や順番が定まっていない自由な発話形式による質問の音声認識を可能にするために、誤った句読点が挿入されたり、必要な句読点が挿入されなかったりするなどの文章の句切り位置に誤りが生じないようにするものである。これにより自由発話形式の質問に対する応答が行えるようになる。
また、他の通信ネットワークを用いた音声認識システムの例としては、特開2003−141116号公報「翻訳システム、翻訳方法、および、翻訳プログラム」(特許文献2)がある。本特許文献2は、日本語の文章を外国語に翻訳するとき、または逆に外国語の文章を日本語に翻訳するとき、あるいは外国人と会話をするとき、当人が当該外国語に通じていない場合には当人が携帯電話で話した会話や読み上げた文章の翻訳結果を、音声およびテキストの両メディアにより相手方へ提供できるようにするものである。これにより場所を問わず、手軽に外国語の翻訳が行えるようになり、かつ外国人との会話も比較的簡単に行えるようになる。
また、他の通信ネットワークを用いたマルチメディア情報通信サービスの例としては、NTT R&D.49(3)[2000.03]「メディア処理技術の開発と展望」(非特許文献1)がある。本サービスは、PC(Personal Computer)から送信された文章を文章認識し、文章認識した後に文章の要約を行い、要約したものを音声合成し、携帯電話で受信できるようにするものである。これにより長文の電子メールであってもその要約結果を外出先において音声で聴くことが可能になる。
しかしながら、これらの従来のシステムあるいはサービスでは、話している会話の1つ1つに注目し、これらの1つ1つについて誤りなく認識しそれに対応することは可能になるが、今後の会話の展開がどうなって行くかを予測すること、あるいは過去からの会話の展開がどうなってきたかを分析することにより有効なサービスを見つけ出すことができない。
特開2003−263190号公報「音声自動質問応答装置」 特開2003−141116号公報「翻訳システム、翻訳方法、および、翻訳プログラム」 NTT R&D.49(3)[2000.03]「メディア処理技術の開発と展望」
上記に述べた従来の通信ネットワークを用いた音声認識システムにあっては、話している会話の1つ1つに注目し、これら1つ1つについて誤りなく認識しそれに対応することはできるが、今後の会話の展開がどうなって行くかを予測すること、あるいは過去からの会話の展開がどうなってきたかを分析することにより有効なサービスを見つけ出すことができないという問題がある。
そこで、本発明の主要な目的は、上記の問題を解決し、今後の会話の展開がどうなって行くかを予測し、あるいは過去からの会話の展開がどうなってきたかを分析することにより利用者の興味があると考えられる項目を抽出し、本興味項目により情報を検索し、利用者の興味に合った情報の提示を行う会話情報適応型情報サービス提供方法、会話情報適応型情報サービス提供システム、そのための装置およびプログラムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、下記に述べる構成(手順あるいは手段など)を講じるものである。以下、請求項毎の構成を述べる。
請求項1に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供方法は、IPネットワークと、該IPネットワークに接続される情報サービス管理装置と、情報提供者の情報提供サーバ装置と、利用者の端末装置とを有して構成されるネットワークシステムに適用される会話情報適用型情報サービス提供方法であって、前記情報サービス管理装置が、前記利用者の端末装置から会話に先立って送出される登録情報を蓄積する登録情報蓄積手順と、会話の音声をモニターし音声認識を行う音声認識手順と、該認識した音声をテキスト化し要約するテキスト化要約手順と、前記登録情報および前記要約されたテキストから利用者の興味項目を抽出し一定の条件により興味項目を出力する興味項目抽出処理手順と、該出力された興味項目にもとづき情報を検索する情報検索手順と、該検索した情報を蓄積し前記登録情報を送出した前記利用者の端末装置に情報の提示を行う検索情報蓄積処理手順とを有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供方法は、前記登録情報蓄積手順で登録される登録情報は、会話に参加する該利用者の端末装置のアドレス、会話の主題となるキーワード、利用者の個人情報を含むことを特徴とする。
また、請求項3に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供方法は、前記テキスト化要約手順は、さらに前記要約したテキストを前記登録情報の送出を行った利用者の端末装置に送出することを特徴とする。
また、請求項4に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供方法は、前記興味項目抽出処理手順における前記一定の条件は、一定レベル以上の音声があったこと、あるいは疑問詞が入ったこと、あるいは一定回数以上同じ言葉が繰り返されたこと、あるいは会話が一定数以上継続したことであることを特徴とする。
また、請求項5に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供方法は、前記検索情報蓄積処理手順は、さらに前記登録情報を送出した利用者の端末装置以外の会話に参加している利用者の端末装置に情報の送出を行うことを特徴とする。
また、請求項6に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供方法は、前記検索情報蓄積処理手順は、さらに前記利用者の端末装置への情報の送出に応じて前記情報提供者の情報提供サーバ装置に料金情報を送出することを特徴とする。
上記に述べた方法により、サーバ装置を活用し今後の会話の展開の予測および過去の会話の分析から利用者の興味項目を抽出し、本利用者の興味項目に合った情報を提示するための方法が実施可能になる。
請求項7に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供システムは、IPネットワークと、該IPネットワークに接続される情報サービス管理装置と、情報提供者の情報提供サーバ装置と、利用者の端末装置とを有して構成される会話情報適用型情報サービス提供システムであって、前記情報サービス管理装置は、前記利用者の端末装置との間の通信の制御を行う通信制御手段と、前記利用者の端末装置から会話に先立って送信される登録情報を受信し蓄積する登録情報蓄積手段と、会話の音声をモニターし音声認識を行う音声認識手段と、該認識した音声をテキスト化し要約するテキスト化要約手段と、前記登録情報および前記要約されたテキストから利用者の興味項目を抽出し一定の条件により興味項目を出力する興味項目抽出処理手段と、該出力された興味項目にもとづき情報を検索する情報検索手段と、該検索した情報を蓄積し前記登録情報を送信した利用者の端末装置に情報の提示を行う検索情報蓄積処理手段とを有することを特徴とする。
また、請求項8に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供システムは、前記登録情報蓄積手段で登録される登録情報は、会話に参加する該利用者の端末装置のアドレス、会話の主題となるキーワード、利用者の個人情報を含むことを特徴とする。
また、請求項9に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供システムは、前記テキスト化要約手段は、さらに前記要約したテキストを前記登録情報の送信を行った利用者の端末装置に送信することを特徴とする。
また、請求項10に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供システムは、前記興味項目抽出処理手段における前記一定の条件は、一定レベル以上の音声があったこと、あるいは疑問詞が入ったこと、あるいは一定回数以上同じ言葉が繰り返されたこと、あるいは会話が一定数以上継続したことであることを特徴とする。
また、請求項11に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供システムは、前記検索情報蓄積処理手段は、さらに前記登録情報を送出した前記利用者の端末装置以外の会話に参加している利用者の端末装置に情報の送信を行うことを特徴とする。
また、請求項12に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供システムは、前記検索情報蓄積処理手段は、さらに前記利用者の端末装置への情報の送信に応じて前記情報提供者の情報提供サーバ装置に料金情報を送信することを特徴とする。
請求項13に記載の本発明の情報サービス管理装置は、IPネットワークと、該IPネットワークに接続される情報サービス管理装置と、情報提供者の情報提供サーバ装置と、利用者の端末装置とを有して構成されるネットワークシステムに適用される該情報サービス管理装置であって、前記利用者の端末装置との間の通信の制御を行う通信制御手段と、前記利用者の端末装置から会話に先立って送信される登録情報を受信し蓄積する登録情報蓄積手段と、会話の音声をモニターし音声認識を行う音声認識手段と、該認識した音声をテキスト化し要約するテキスト化要約手段と、該登録情報および該要約されたテキストから利用者の興味項目を抽出し一定の条件により興味項目を出力する興味項目抽出処理手段と、該出力された興味項目にもとづき情報を検索する情報検索手段と、該検索した情報を蓄積し該登録情報を送信した該利用者の端末装置に情報の提示を行う検索情報蓄積処理手段とを有することを特徴とする。
上記に述べたシステムにより、サーバ装置を活用し今後の会話の展開の予測および過去の会話の分析から利用者の興味項目を抽出し、本利用者の興味項目に合った情報を提示するためのシステムが実施可能になる。
また、請求項14に記載の本発明の情報サービス管理装置は、前記登録情報蓄積手段で登録される登録情報は、会話に参加する該利用者の端末装置のアドレス、会話の主題となるキーワード、利用者の個人情報を含むことを特徴とする。
また、請求項15に記載の本発明の情報サービス管理装置は、前記テキスト化要約手段は、さらに前記要約したテキストを前記登録情報の送信を行った利用者の端末装置に送信することを特徴とする。
また、請求項16に記載の本発明の情報サービス管理装置は、前記興味項目抽出処理手段における前記一定の条件は、一定レベル以上の音声があったこと、あるいは疑問詞が入ったこと、あるいは一定回数以上同じ言葉が繰り返されたこと、あるいは会話が一定数以上継続したことであることを特徴とする。
また、請求項17に記載の本発明の情報サービス管理装置は、前記検索情報蓄積処理手段は、さらに前記登録情報を送信した利用者の端末装置以外の会話に参加している利用者の端末装置に情報の送信を行うことを特徴とする。
また、請求項18に記載の本発明の情報サービス管理装置は、前記検索情報蓄積処理手段は、さらに前記利用者の端末装置への情報の送信に応じて該情報提供者の情報提供サーバ装置に料金情報を送信することを特徴とする。
上記に述べた情報サービス管理装置により、サーバ装置を活用し今後の会話の展開の予測および過去の会話の分析から利用者の興味項目を抽出し、本利用者の興味項目に合った情報を提示するための情報サービス管理装置が構築可能になる。
また、請求項19に記載の本発明のプログラムは、コンピュータを請求項13から18のいずれかに記載の情報サービス管理装置の各手段として機能させるための情報サービス管理装置制御用プログラムである。
請求項20に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供方法は、IPネットワークと、該IPネットワークに接続される情報提供者の情報提供サーバ装置と、利用者の端末装置とを有して構成されるネットワークシステムに適用される会話情報適用型情報サービス提供方法であって、前記利用者の端末装置が、会話に先立って利用者から送られる登録情報を蓄積する登録情報蓄積手順と、会話の音声をモニターし音声認識を行う音声認識手順と、該認識した音声をテキスト化し要約するテキスト要約手順と、該登録情報および該要約されたテキストから利用者の興味項目を抽出し一定の条件により興味項目を出力する検索項目抽出手順と、該出力された興味項目にもとづき情報を検索する情報検索手順と、該検索した情報を蓄積し利用者に情報の提示を行う検索項目/情報蓄積手順とを有することを特徴とする。
また、請求項21に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供方法は、前記登録情報蓄積手順で登録される登録情報は、他の会話に参加する該利用者の端末装置のアドレス、会話の主題となるキーワード、利用者の個人情報を含むことを特徴とする。
また、請求項22に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供方法は、前記テキスト要約手順は、さらに前記要約したテキストを利用者に表示することを特徴とする。
また、請求項23に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供方法は、前記検索項目抽出手順における前記一定の条件は、一定レベル以上の音声があったこと、あるいは疑問詞が入ったこと、あるいは一定回数以上同じ言葉が繰り返されたこと、あるいは会話が一定数以上継続したことであることを特徴とする。
また、請求項24に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供方法は、前記検索項目/情報蓄積手順は、さらに他の会話に参加している前記利用者の端末装置に情報の送出を行うことを特徴とする。
また、請求項25に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供方法は、前記検索項目/情報蓄積手順は、さらに利用者への情報の表示および他の会話に参加している利用者の端末装置への情報の送出に応じて前記情報提供者の情報提供サーバ装置に料金情報を送出することを特徴とする。
上記に述べた方法により、PC等の通信端末装置を活用し今後の会話の展開の予測および過去の会話の分析から利用者の興味項目を抽出し、本利用者の興味項目に合った情報を提示するための方法が実施可能になる。
また、請求項26に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供システムは、IPネットワークと、該IPネットワークに接続される情報提供者の情報提供サーバ装置と、利用者の端末装置とを有して構成される会話情報適用型情報サービス提供システムであって、前記利用者の端末装置は、他の該利用者の端末装置との間の通信の制御を行う通信制御手段と、会話に先立って利用者から送られる登録情報を受信し蓄積する登録情報蓄積手段と、会話の音声をモニターし音声認識を行う音声認識手段と、該認識した音声をテキスト化し要約するテキスト要約手段と、前記登録情報および前記要約されたテキストから利用者の興味項目を抽出し一定の条件により興味項目を出力する興味項目抽出処理手段と、該出力された興味項目にもとづき情報を検索する情報検索手段と、該検索した情報を蓄積し利用者に情報の提示を行う検索情報蓄積処理手段とを有することを特徴とする。
また、請求項27に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供システムは、前記登録情報蓄積手段で登録される登録情報は、他の会話に参加する該利用者の端末装置のアドレス、会話の主題となるキーワード、利用者の個人情報を含むことを特徴とする。
また、請求項28に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供システムは、前記テキスト要約手段は、さらに前記要約したテキストを利用者に表示することを特徴とする。
また、請求項29に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供システムは、前記興味項目抽出処理手段における前記一定の条件は、一定レベル以上の音声があったこと、あるいは疑問詞が入ったこと、あるいは一定回数以上同じ言葉が繰り返されたこと、あるいは会話が一定数以上継続したことであることを特徴とする。
また、請求項30に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供システムは、前記検索情報蓄積処理手段は、さらに他の会話に参加している利用者の端末装置に情報の送信を行うことを特徴とする。
また、請求項31に記載の本発明の会話情報適用型情報サービス提供システムは、前記検索情報蓄積処理手段は、さらに利用者への情報の表示および他の会話に参加している前記利用者の端末装置への情報の送信に応じて前記情報提供者の情報提供サーバ装置に料金情報を送出することを特徴とする。
上記に述べたシステムにより、PC等の通信端末装置を活用し今後の会話の展開の予測および過去の会話の分析から利用者の興味項目を抽出し、本利用者の興味項目に合った情報を提示するためのシステムが実施可能になる。
請求項32に記載の本発明の利用者の端末装置は、IPネットワークと、該IPネットワークに接続される情報提供者の情報提供サーバ装置と、利用者の端末装置とを有して構成されるネットワークシステムに適用される該利用者の端末装置であって、他の利用者の端末装置との間の通信の制御を行う通信制御手段と、会話に先立って利用者から送られる登録情報を受信し蓄積する登録情報蓄積手段と、会話の音声をモニターし音声認識を行う音声認識手段と、該認識した音声をテキスト化し要約するテキスト要約手段と、前記登録情報および前記要約されたテキストから利用者の興味項目を抽出し一定の条件により興味項目を出力する興味項目抽出処理手段と、該出力された興味項目にもとづき情報を検索する情報検索手段と、該検索した情報を蓄積し利用者に情報の提示を行う検索情報蓄積処理手段とを有することを特徴とする。
また、請求項33に記載の本発明の利用者の端末装置は、前記登録情報蓄積手段で登録される登録情報は、他の会話に参加する該利用者の端末装置のアドレス、会話の主題となるキーワード、利用者の個人情報を含むことを特徴とする。
また、請求項34に記載の本発明の利用者の端末装置は、前記テキスト要約手段は、さらに前記要約したテキストを利用者に表示することを特徴とする。
また、請求項35に記載の本発明の利用者の端末装置は、前記興味項目抽出処理手段における前記一定の条件は、一定レベル以上の音声があったこと、あるいは疑問詞が入ったこと、あるいは一定回数以上同じ言葉が繰り返されたこと、あるいは会話が一定数以上継続したことであることを特徴とする。
また、請求項36に記載の本発明の利用者の端末装置は、前記検索情報蓄積処理手段は、さらに他の会話に参加している利用者の端末装置に情報の送信を行うことを特徴とする。
また、請求項37に記載の本発明の利用者の端末装置は、前記検索情報蓄積処理手段は、さらに利用者への情報の表示および他の会話に参加している利用者の端末装置への情報の送信に応じて前記情報提供者の情報提供サーバ装置に料金情報を送出することを特徴とする。
上記に述べた利用者の端末装置により、PC等の通信端末装置を活用し今後の会話の展開の予測および過去の会話の分析から利用者の興味項目を抽出し、本利用者の興味項目に合った情報を提示するための利用者の端末装置が構築可能になる。
また、請求項38に記載の本発明のプログラムは、コンピュータを請求項32から37のいずれかに記載の利用者の端末装置における各手段として機能させるための利用者の端末装置制御用プログラムである。
上記に述べた本発明によれば、下記に述べる効果ないし利点がある。
(1)オンデマンドで情報の補完を行うことが可能になる。
(2)会話内容に応じた興味のある情報をタイミングよく提供することが可能になり、利用者にとっては会話が分かりやすくなりまた楽しくなる。
本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明のシステムの構成例を示す接続図である。
同図は、本システムが、IPネットワーク1と、情報サービス管理装置2と、情報提供者の情報提供サーバ装置4と、利用者Aの端末装置A5aと、利用者Bの端末装置B5bと、利用者Cの端末装置C5c(どの利用者の端末装置かを特定しないときは利用者の端末装置5と称する。以下同様)とを有して構成されることを示している。なお、ここでは図面の都合上情報提供者の情報提供サーバ装置4は一つであるが、複数存在してもよい。
図5は、図1における情報サービス管理装置2の詳細な機能構成のブロック図を示している。
同図に示すように、情報サービス管理装置2は、情報提供者の情報提供サーバ装置4および利用者の端末装置5との間の通信の制御を行う通信制御手段21と、利用者の端末装置5から会話に先立って送信される会話に参加する利用者の端末装置5のアドレス,会話の主題となるキーワード,利用者の個人情報を含む登録情報を受信して蓄積する登録情報蓄積手段22と、会話の音声をモニターし音声認識を行う音声認識手段23と、認識した音声をテキスト化し要約するテキスト化要約手段24と、本要約されたテキストおよび前述の登録情報から、今後の会話の展開の予測(以下、「展開の予測」と称する。以下同様)および過去の会話の展開の分析(以下、「展開の分析」と称する。以下同様)から利用者の興味項目を抽出し、一定レベル以上の音声があった場合、あるいは会話の中に疑問詞が入った場合、あるいは一定回数以上同じ言葉が繰り返された場合、あるいは会話が一定数以上継続した場合等一定の条件が満たされたときそれまでに抽出した興味項目を出力する興味項目抽出処理手段25と、本出力された興味項目にもとづき所有している情報あるいは情報提供者の情報提供サーバ装置4が提供している情報から情報を検索する情報検索手段26と、本検索した情報あるいは検索した情報のアドレスを蓄積および処理し、登録情報を送信した利用者の端末装置5に提供できる情報のタイトルを送信し、利用者が選択したタイトルの情報を、画像を含むマルチメディアにより送信を可能とする検索情報蓄積処理手段27とを有するサーバ装置である(以上、請求項7、8、10)。
また、テキスト化要約手段24は、要約したテキストを登録情報の送信を行った利用者の端末装置5に送信することを可能にするものである(以上、請求項9)。
また、検索情報蓄積処理手段27は、登録情報を送信した利用者の端末装置5以外の会話に参加している利用者の端末装置5に、登録情報を送信した利用者が選択したタイトルの情報の送信を行うことを可能にし、更に利用者の端末装置5への情報の送信に応じて情報提供者の情報提供サーバ装置4に料金情報を送信することを可能にするものである(以上、請求項11、12)。
上記に述べたことにより、本システムは、展開の予測および展開の分析から利用者の興味項目を抽出し、本興味項目にもとづいて情報を検索し、本検索した情報を蓄積および処理することにより利用者の興味に合った情報の提示が可能な機能を有することになる。
本機能について、特に「展開の予測」および「展開の分析」から利用者の興味項目を抽出することについて、図2、3により詳しく説明する。
図2は、興味項目抽出処理手段25における興味項目抽出処理の概念を示したものであり、特にキーワードが最初の会話に表れた場合について示している。本図の縦軸は展開の予測に、また横軸は展開の分析に対応している。
ここでは、利用者Aの端末装置A5aが登録情報の送信を行い、登録情報としては、会話の参加者は本人を含め利用者Bの端末装置B5bと利用者Cの端末装置C5cとの3人であり、キーワードは「靴」、個人情報としては「好きな食べ物は中華」が示されていたとする。
興味項目抽出の最初の段階は、登録情報蓄積手段22からキーワードの「靴」、個人情報の「好きな食べ物は中華」が渡された段階である。図2の(1)に例を示している。この段階では展開の予測のみが行われる。
展開の予測の例として、キーワードの「靴」からは、(a)バーゲン情報、(b)最近の流行についての情報、(c)評判の靴店、(d)靴を長持ちさせるための手入れの方法、(e)靴の作り方が話題になるであろうとしてあげている。
なお、この段階では男性か、女性か分からないので両方を対象にする。また個人情報の「好きな食べ物は中華」からは、(f)評判のよい中華レストラン、(g)料理方法が話題になるであろうとしてあげている。これらの予測は、あらかじめジャンル別に項目を組み立てておきDB化しておくことが有効である。
会話が始まると、最初に話をした利用者Aの要約テキスト「わたし 明日 吉祥寺 靴 買う」がテキスト化要約手段24から渡される。図2の(2)に例を示している。この段階の特徴は、要約テキストの中に「靴」があることからキーワードとの結びつきができることである。この段階では展開の予測および展開の分析の両方が行われる。
まず、展開の予測について説明する。要約テキストの中に「明日」「吉祥寺」という具体的な期日、場所があがっていることにより(h)明日の吉祥寺の天気が話題になるであろうとしている。
次に、展開の分析について説明する。展開の分析は、既にあがっている項目を詳細化することと、今後話題になる可能性の低い項目の削除を行うことの2つである。
詳細化に該当するものは、前の段階で(a)バーゲン情報としていた項目を「明日、吉祥寺でバーゲンしている店、およびその店での価格」にまで詳細化していることである。また、前の段階で(c)評判の靴店(婦人用)の項目を「明日、吉祥寺で開いている評判の婦人靴店」にまで詳細化している。また、前の段階で(f)評判のよい中華レストランとしていた項目を「明日、吉祥寺で営業している評判のよい中華レストラン」にまで詳細化している。
今後話題になる可能性の低い項目で削除に該当するものは、要約テキストの中に「わたし」があることにより女性であると判断し、男性に関する(b)最近の流行情報(紳士用)および(c)評判の靴店(紳士用)を削除対象にしている。また、、要約テキストに「買う」があることから(d)手入れの方法、(e)靴の作り方、(g)料理方法も削除対象にしている。なお、削除した項目には×を付けている。
前の段階であがっている項目で詳細化あるいは削除のいずれにも当てはまらないものはそのまま継続にする。継続に該当するものは(b)最近の流行情報(婦人用)の項目である。
次に、利用者Bの要約テキスト「今 ○○店 セール 安い」が渡される。図2の(3)に例を示している。この段階では展開の分析のみが行われている。詳細化に該当するものは、前の段階で「明日、吉祥寺でバーゲンしている店およびその店での価格」としていた項目を「○○店とバーゲン中の他の店との価格比較」にまで詳細化している。また前の段階で「明日、吉祥寺で営業している評判のよい中華レストラン」としていた項目を「○○店近くの手ごろな値段の中華レストラン」にまで詳細化している。
削除に該当するものは、バーゲンに関心があるということから高級な靴店、高級なレストランは今後話題になる可能性が低いとして「明日、吉祥寺で開いている評判の婦人靴店」(ここでは吉祥寺で開いている評判の婦人靴店は高級とみなす)および「明日、吉祥寺で営業している評判のよい高級中華レストラン」を削除対象にしている。継続に該当するものは、「最近の流行情報(婦人用)」および「明日の吉祥寺の天気」である。
次に、再び利用者Aの要約テキスト「場所 どこ」が渡される。図2の(4)に例を示している。この段階では展開の予測のみが行われている。展開の予測に該当するものは、要約テキストに「どこ」があることから詳しい場所が話題になるであろうとして(i)○○店の場所(地図情報)、(j)中華レストランの場所(地図情報)をあげている。
次に、利用者Cの要約テキスト「△△屋 近く」が渡される。図2の(5)に例を示している。この段階では展開の分析のみが行われている。詳細化に該当するものは、要約テキストの中に「△△屋」があることにより、前の段階で(i)○○店の場所(地図情報)としていた項目を「○○店と△△屋の両方の場所(地図情報)」にまで詳細化している。
また、前の段階で(j)中華レストランの場所(地図情報)としていた項目を「中華レストランと△△屋の両方の場所(地図情報)」にまで詳細化している。削除に該当するものはない。継続に該当するものは、「○○店とバーゲン中の他の店との価格比較」、「最近の流行情報(婦人用)」、「○○店近くの手ごろな値段の中華レストラン」、「明日の吉祥寺の天気」である。
更に、この段階の特徴はこれまでに抽出した興味項目を出力することにある。要約テキストの中の「△△屋」にアンダーラインがついていることがトリガーになる。これは音声レベルが一定以上あったことを意味している。ここでは、一定レベル以上の音声があった場合それまでに抽出した興味項目を出力することになっていたとする。これにより興味項目抽出処理手段25は、それまでに抽出した興味項目を出力する。
ここで出力される項目は、(ア)○○店とバーゲン中の他の店との価格比較、(イ)最近の流行情報(婦人用)、(ウ)○○店近くの手ごろな値段の中華レストラン、(エ)明日の吉祥寺の天気、(オ)○○店と△△屋の両方の場所(地図情報)、(カ)中華レストランと△△屋の両方の場所(地図情報)の6項目である。
上記に述べた出力された興味項目は、情報検索手段26が受け取り、保有している情報から、例えばDBとして持っているものから、あるいはインターネット上で情報提供者の情報提供サーバ装置4が公開している情報を検索し、入手した検索情報を検索情報蓄積処理手段27に興味項目とともに渡し、検索情報蓄積処理手段27が検索情報を蓄積するとともに抽出項目に合うように検索情報の加工処理を行い、例えば各店から取り寄せた価格から価格比較表を作成する等を行い、登録情報を送信した利用者の端末装置の画面に提供できる情報のタイトルを送信し、利用者が選択したタイトルの情報の送信を行う。これにより利用者は自分で情報の検索を行わなくても興味のある情報がタイミングよく提示されることにより、会話が分かりやすくまた楽しいものになる。
次に、キーワードが途中の会話に表れた場合について説明する。
図3は、キーワードが途中に表れた興味項目抽出処理手段25における興味項目抽出処理の概念を示したものである。本図の縦軸および横軸は、図2と同様、縦軸は展開の予測に、横軸は展開の分析に対応している。
また、利用者Aの端末装置A5aが登録情報の送信を行い、登録情報としては、会話の参加者は本人を含め利用者Bの端末装置B5bと利用者Cの端末装置C5cとの3人であり、キーワードは「靴」、個人情報としては「好きな食べ物は中華」が示されていたとする。
興味項目抽出の最初の段階は、登録情報蓄積手段22からキーワードの「靴」、個人情報の「好きな食べ物は中華」が渡された段階である。図3の(1)に例を示している。この段階は、図2の(1)の段階と同じである。
会話が始まると、最初に話をした利用者Aの要約テキスト「わたし 明日 吉祥寺 行く」がテキスト化要約手段24から渡される。図3の(2)に例を示している。この段階では要約テキストの中にキーワードの「靴」がないことから、キーワードにかかわる項目についての展開の予測および展開の分析は行われない。ただし、要約テキストの「わたし」「明日」「吉祥寺」を記憶し今後の展開の分析に備える。キーワードにかかわる項目以外の展開の予測および展開の分析が行われる。
まず、展開の予測について説明する。要約テキストの中に「明日」「吉祥寺」という具体的な期日、場所があがっていることにより(h)明日の吉祥寺の天気が話題になるであろうとしている。展開の分析のうち詳細化に該当するものは、前の段階で(f)評判のよい中華レストランとしていた項目を「明日、吉祥寺で営業している評判のよい中華レストラン」にまで詳細化している。展開の分析のうち削除に該当するものは、要約テキストに「行く」があることから料理をするわけではないので(g)料理方法を削除対象にしている。
次に、利用者Bの要約テキスト「何 しに」が渡される。図3の(3)に例を示している。この段階では展開の予測および展開の分析とも行われない。全て継続の対象にしている。
次に、利用者Aの要約テキスト「靴 買う」が渡される。図3の(4)に例を示している。この段階の特徴は、要約テキストの中に「靴」があることから、図3の(1)であげたキーワードにかかわる項目との結びつきができることである。記憶している「わたし」「明日」「吉祥寺」から展開の分析を行う。詳細化に該当するものは(a)バーゲン情報としていた項目を「明日、吉祥寺でバーゲンしている店およびその店での価格」にまで詳細化している。
また、(c)評判の靴店(婦人用)の項目を「明日、吉祥寺で開いている評判の婦人靴店」にまで詳細化している。削除に該当する項目は、男性に関する(b)最近の流行情報(紳士用)および(c)評判の靴店(紳士用)を削除対象にしている。
また、要約テキストに「買う」があることから(d)手入れ方法、(e)靴の作り方も削除対象にしている。継続に該当するものは(b)最近の流行情報(婦人用)の項目である。キーワードにかかわる項目以外は全て継続の対象にしている。
次に、利用者Bの要約テキスト「今 ○○店 セール 安い」が渡される。図2の(3)の要約テキストと同じである。図3の(5)に例を示している。この段階では展開の分析のみが行われる。詳細化に該当するものは、前の段階で「明日、吉祥寺でバーゲンしている店およびその店での価格」としていた項目を「○○店とバーゲン中の他の店との価格比較」にまで詳細化している。
また、前の段階で「明日、吉祥寺で営業している評判のよい中華レストラン」としていた項目を「○○店近くの手ごろな値段の中華レストラン」にまで詳細化している。削除に該当するものは、バーゲンに関心があるということから高級な靴店、高級なレストランは今後話題になる可能性が低いとして「明日、吉祥寺で開いている評判の婦人靴店」および「明日、吉祥寺で営業している評判のよい高級中華レストラン」を削除対象にしている。継続に該当するものは、「最近の流行情報(婦人用)」および「明日の吉祥寺の天気」である。
次に、利用者Aの要約テキスト「場所 どこ」が渡される。図2の(4)と同じである。図3の(6)に例を示している。この段階では、図2の(4)で説明したものと同じ展開の予測のみが行われる。
次に、利用者Cの要約テキスト「△△屋 近く」が渡される。図2の(5)と同じである。図3の(7)に例を示している。この段階では、図2の(5)で説明したものと同じ展開の分析およびそれまでに抽出した興味項目の出力が行われる。
次に、興味のある情報をタイミングよく提示することに関わる利用者の端末装置5の画面例を、図4を用いて詳しく説明する。図4は、登録情報を送信した利用者の端末装置の画面例である。
図4の上段は、テキスト化要約手段24から送信された要約テキストの例である。要約テキストの内容は上記で述べたとおりのものである。すなわち、利用者Aの要約テキストが「わたし 明日 吉祥寺 靴 買う」、利用者Bの要約テキストが「今 ○○店 セール 安い」、利用者Aの要約テキストが「場所 どこ」、利用者Cの要約テキストが「△△屋 近く」であることを示している。
図4の中段は、検索情報蓄積処理手段27から送信された提供できる情報のタイトルの例である。ここで利用者が、例えば複数のタイトルから、「○○店とバーゲン中の他の店との価格比較」の情報を入手したいと思いこのタイトルを選択してクリックすると、本クリックを検索情報蓄積処理手段27が受信し、検索情報蓄積処理手段27から該当する情報が送信される。
図4の下段は、送信された情報の例である。図の例は、ブーツが○○店では5000円、A店では4500円、B店では6000円、ハイヒールが○○店では4000円、A店では5000円、B店では3500円であることを示している、なお本情報は、登録情報を送信した利用者の端末装置以外の会話に参加している利用者の端末装置でも受信可能である。
以上説明した情報サービス管理装置2は、先に図5を用いて説明したような、通信制御手段21、登録情報蓄積手段22、音声認識手段23、テキスト化要約手段24、興味項目抽出処理手段25、情報検索手段26、検索情報蓄積処理手段27を有するサーバ装置である。各手段の詳細は先に説明したので省略する(以上、請求項13〜18)。
次に、上述したシステムの動作例を説明することにより、図5に示した情報サービス管理装置2の情報フローおよび本発明の方法を説明する。
図6は、図1のシステムの動作例を示すシーケンスチャートである。
同図は利用者Aの端末装置A5aと、情報サービス管理装置2と、利用者B、Cの端末装置B5b、C5cと、情報提供者の情報提供サーバ装置4との間のシーケンスである。
まず、利用者Aの端末装置A5aから会話に先立って、会話に参加する利用者の端末装置A5a、B5b、C5cのアドレス、会話の主題となるキーワード、利用者Aの個人情報を含む登録情報を送信し、情報サービス管理装置2の登録情報蓄積手段22がそれを受信し蓄積する(ステップS1)。
会話に入ると(ステップS2)、情報サービス管理装置2の音声認識手段23が会話をモニターし音声の認識を行い(ステップS3)、テキスト化要約手段24がテキスト化およびテキストの要約を行い、更に利用者Aの端末装置A5aに要約テキストの送信を可能にする(ステップS4)。
次に、興味項目抽出処理手段25が、興味項目の抽出を行い、一定レベル以上の音声があった場合、あるいは会話の中に疑問詞が入った場合、あるいは一定回数以上同じ言葉が繰り返された場合、あるいは会話が一定数以上継続した場合等一定の条件が満たされたときそれまでに抽出した興味項目を出力する(ステップS5)。
次に、情報検出手段26が、出力された抽出項目にもとづき情報提供者の情報提供サーバ装置4にアクセスするなどして情報の検索を行い(ステップS6)、検索情報蓄積処理手段27が検索情報の蓄積および処理を行い(ステップS7)、利用者Aの端末装置A5aに提供できる情報のタイトルを送信し(ステップS8)、利用者Aが選択したタイトルの情報の送信を行い、更に利用者B、Cの端末装置B5b、C5cにも情報の送信を可能にする(ステップS9)。
また、必要により検索情報蓄積処理手段27が、ステップ9の情報の送信に応じて情報提供者の情報提供サーバ装置4に料金情報を送信する(ステップS10)(以上、請求項1〜6)。
これにより、サーバ装置を活用し従来できなかった今後の会話の展開の予測および過去の会話の分析から利用者の興味項目を抽出し、本利用者の興味項目に合った情報の提示が可能になる。
次に、情報サービス管理装置などのサーバ装置を設けずに、利用者の端末装置を活用し、利用者の興味項目に合った情報の提示を可能にする実施例について示す。
以下、本実施例を、図面により詳細に説明する。なお、本実施例の説明に用いる各図面においては、前述の発明を実施するための最良の形態で示したものと同一または同等な構成要素については同一の符号をあてるとともに、これらの構成要素についての詳細な説明は省略する。
図7は、本発明を用いた実施例のシステムの構成例を示す接続図である。同図は本システムが、IPネットワーク1と、情報提供者の情報提供サーバ装置4と、利用者Dの端末装置D6dと、利用者Eの端末装置E6eと、利用者Fの端末装置F6f(どの利用者の端末装置かを特定しないときは利用者の端末装置6と称する。以下同様)とを有して構成されることを示している。図1のシステムと比較して情報サービス管理装置2を省いていることである。
図8は、図7のシステムの構成例に基づく利用者の端末装置6の機能構成例を示すブロック図を示している。
同図に示すように、利用者の端末装置6(図は利用者Dの端末装置D6dであるが、他の端末装置も同様)は、情報提供者の情報提供サーバ装置4および他の利用者の端末装置6(図は利用者E,Fの端末装置6e、6f、以下同様)との間の通信の制御を行う通信制御手段61と、利用者から会話に先立って送られる他の会話に参加する利用者の端末装置6のアドレス、会話の主題となるキーワード、利用者の個人情報を含む登録情報を受信し蓄積する登録情報蓄積手段62と、音声認識手段63と、テキスト要約手段64と、会話の展開の予測および展開の分析から利用者の興味項目を抽出し、一定レベル以上の音声があった場合、あるいは会話の中に疑問詞が入った場合、あるいは一定回数以上同じ言葉が繰り返された場合、あるいは会話が一定数以上継続した場合等一定の条件が満たされたときそれまで抽出した興味項目を出力する興味項目抽出処理手段65と、情報検索手段66と、本検索した情報あるいは検索した情報のアドレスを蓄積および処理し、利用者に提供できる情報のタイトルを表示し、利用者が選択したタイトルの情報を、画像を含むマルチメディアにより表示を可能とする検索情報蓄積処理手段67と、利用者とのインタフェースをとる入出力インタフェース手段68とを有するPC等の通信端末装置である(以上、請求項26、27、29)。
また、テキスト要約手段64は、要約したテキストを利用者に表示することを可能にする(以上、請求項28)。
また、検索情報蓄積処理手段67は、他の会話に参加している利用者の端末装置6に、利用者が選択したタイトルの情報の送信を行うことを可能にし、更に利用者への情報の表示および他の会話に参加している利用者の端末装置への情報の送信に応じて情報提供者の情報提供サーバ装置4に料金情報を送信することを可能にする(以上、請求項30、31)。
上記に述べたことにより、本システムは、展開の予測および展開の分析から利用者の興味項目を抽出し、本興味項目にもとづいて情報を検索し、本検索した情報を蓄積および処理することにより利用者の興味に合った情報の提示が可能な機能を有することになる。本機能については図2、3を用いた説明と、利用者の端末装置6の画面例については図4を用いた説明と同等であるため説明を省略する。
以上説明した利用者の端末装置6は、先に図8を用いて説明したように、通信制御手段61と、登録情報蓄積手段62と、音声認識手段63と、テキスト要約手段64と、興味項目抽出処理手段65と、情報検索手段66と、検索情報蓄積処理手段67と、入出力インタフェース手段68とを有するPC等の通信端末装置である。各手段については既に説明済であるので詳細の説明を省略する(以上、請求項32〜37)。
続いて、上記に述べたシステムの動作例を説明することにより、利用者の端末装置6の情報フローおよび本発明の方法を説明する。
図9は、図7のシステムの動作例を示すシーケンスチャートである。同図は、利用者Dの端末装置D6dと、利用者E,Fの端末装置E6e,F6fと、情報提供者の情報提供サーバ装置4との間のシーケンスである。
まず、利用者Dから、利用者Dの端末装置D6dの入出力インタフェース手段(マンマシンインタフェース手段)68を介して会話に先立って、他の会話に参加する利用者E、Fの端末装置E6e、F6fのアドレス、会話の主題となるキーワード、利用者Dの個人情報を含む登録情報が送られ、登録情報蓄積手段62がそれを受信し蓄積する(ステップS21)。
会話に入ると(ステップS22)、利用者Dの端末装置D6dの音声認識手段63が、会話をモニターし音声の認識を行い(ステップS23)、テキスト要約手段64が、テキスト化およびテキストの要約を行い、更に要約テキストを利用者Dに表示することを可能にする(ステップS24)。
次に、興味項目抽出処理手段65が、検索項目の抽出を行い、一定レベル以上の音声があった場合、あるいは会話の中に疑問詞が入った場合、あるいは一定回数以上同じ言葉が繰り返された場合、あるいは会話が一定数以上継続した場合等一定の条件が満たされたときそれまでに抽出した興味項目を出力する(ステップS25)。
次に、情報検出手段66が、出力された抽出項目にもとづき情報提供者の情報提供サーバ装置4にアクセスするなどして情報の検索を行う(ステップS26)。
次に、検索情報蓄積処理手段67が、検索情報の蓄積および処理を行い(ステップS27)、利用者Dに提供できる情報のタイトルを表示し(ステップS28)、利用者Dが選択したタイトルの情報の表示を行い、更に利用者E、Fの端末装置E6e、F6fにも情報の送信を可能にする(ステップS29)。
また、必要により検索情報蓄積処理手段67が、ステップ29の情報の表示および送信に応じて情報提供者の情報提供サーバ装置4に料金情報を送信する(ステップS30)(以上、請求項20〜25)。
これにより、PC等の通信端末装置を活用し従来できなかった今後の会話の展開の予測および過去の会話の分析から利用者の興味項目を抽出し、本利用者の興味項目に合った情報の提示が可能になる。
なお、上述した情報サービス管理装置や利用者の端末装置における各手段で実現される処理は、各装置が備えるCPUおよびメモリによって行われる。そのためのプログラムは、CD−ROM,FD,DVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に記録して頒布したり、インターネットなどのネットワークを介して頒布することにより、市場に普及させることができる(以上、請求項19,請求項38)。
また、本発明は、図1〜図9を用いて説明した形態に限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
上記に説明したとおり産業上の利用が可能であることは明らかである。即ちオンデマンドで情報の補完が行われ、また会話が分かりやすく更に楽しくなることから、本サービスを提供するサーバ装置あるいは通信端末装置の導入、普及が期待できる。
本発明のシステムの構成例を示す接続図である。 興味項目抽出処理の概念のうちキーワードが最初の会話に表れた場合を説する図である。 興味項目抽出処理の概念のうちキーワードが途中の会話に表れた場合を説明する図である。 利用者の端末装置の画面例である。 図1のシステムの情報サービス管理装置の機能構成例を示すブロック図である。 図1のシステムの動作例を示すシーケンスチャートである。 実施例のシステムの構成例を示す接続図である。 図6のシステムの利用者の端末装置の機能構成例を示すブロック図である。 図6のシステムの動作例を示すシーケンスチャートである。
符号の説明
1:IPネットワーク
2:情報サービス管理装置
21:通信制御手段
22:登録情報蓄積手段
23:音声認識手段
24:テキスト化要約手段
25:興味項目抽出処理手段
26:情報検索手段
27:検索情報蓄積処理手段
4:情報提供者の情報提供サーバ装置
5(5a、5b、5c):利用者A、B、Cの端末装置
6(6d、6e、6f):利用者D、E、Fの端末装置
61:通信制御手段
62:登録情報蓄積手段
63:音声認識手段
64:テキスト化要約手段
65:興味項目抽出処理手段
66:情報検索手段
67:検索情報蓄積処理手段
68:入出力インタフェース手段

Claims (38)

  1. IPネットワークと、該IPネットワークに接続される情報サービス管理装置と、情報提供者の情報提供サーバ装置と、利用者の端末装置とを有して構成されるネットワークシステムに適用される会話情報適用型情報サービス提供方法であって、
    前記情報サービス管理装置が、前記利用者の端末装置から会話に先立って送出される登録情報を蓄積する登録情報蓄積手順と、会話の音声をモニターし音声認識を行う音声認識手順と、該認識した音声をテキスト化し要約するテキスト化要約手順と、前記登録情報および前記要約されたテキストから利用者の興味項目を抽出し一定の条件により興味項目を出力する興味項目抽出処理手順と、該出力された興味項目にもとづき情報を検索する情報検索手順と、該検索した情報を蓄積し前記登録情報を送出した前記利用者の端末装置に情報の提示を行う検索情報蓄積処理手順とを有することを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供方法。
  2. 請求項1に記載の会話情報適用型情報サービス提供方法において、
    前記登録情報蓄積手順で登録される登録情報は、会話に参加する該利用者の端末装置のアドレス、会話の主題となるキーワード、利用者の個人情報を含むことを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供方法。
  3. 請求項1に記載の会話情報適用型情報サービス提供方法において、
    前記テキスト化要約手順は、さらに前記要約したテキストを前記登録情報の送出を行った利用者の端末装置に送出することを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供方法。
  4. 請求項1に記載の会話情報適用型情報サービス提供方法において、
    前記興味項目抽出処理手順における前記一定の条件は、一定レベル以上の音声があったこと、あるいは疑問詞が入ったこと、あるいは一定回数以上同じ言葉が繰り返されたこと、あるいは会話が一定数以上継続したことであることを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供方法。
  5. 請求項1に記載の会話情報適用型情報サービス提供方法において、
    前記検索情報蓄積処理手順は、さらに前記登録情報を送出した利用者の端末装置以外の会話に参加している利用者の端末装置に情報の送出を行うことを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供方法。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の会話情報適用型情報サービス提供方法において、
    前記検索情報蓄積処理手順は、さらに前記利用者の端末装置への情報の送出に応じて前記情報提供者の情報提供サーバ装置に料金情報を送出することを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供方法。
  7. IPネットワークと、該IPネットワークに接続される情報サービス管理装置と、情報提供者の情報提供サーバ装置と、利用者の端末装置とを有して構成される会話情報適用型情報サービス提供システムであって、
    前記情報サービス管理装置は、前記利用者の端末装置との間の通信の制御を行う通信制御手段と、前記利用者の端末装置から会話に先立って送信される登録情報を受信し蓄積する登録情報蓄積手段と、会話の音声をモニターし音声認識を行う音声認識手段と、該認識した音声をテキスト化し要約するテキスト化要約手段と、前記登録情報および前記要約されたテキストから利用者の興味項目を抽出し一定の条件により興味項目を出力する興味項目抽出処理手段と、該出力された興味項目にもとづき情報を検索する情報検索手段と、該検索した情報を蓄積し前記登録情報を送信した利用者の端末装置に情報の提示を行う検索情報蓄積処理手段とを有することを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供システム。
  8. 請求項7に記載の会話情報適用型情報サービス提供システムにおいて、
    前記登録情報蓄積手段で登録される登録情報は、会話に参加する該利用者の端末装置のアドレス、会話の主題となるキーワード、利用者の個人情報を含むことを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供システム。
  9. 請求項7に記載の会話情報適用型情報サービス提供システムにおいて、
    前記テキスト化要約手段は、さらに前記要約したテキストを前記登録情報の送信を行った利用者の端末装置に送信することを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供システム。
  10. 請求項7に記載の会話情報適用型情報サービス提供システムにおいて、
    前記興味項目抽出処理手段における前記一定の条件は、一定レベル以上の音声があったこと、あるいは疑問詞が入ったこと、あるいは一定回数以上同じ言葉が繰り返されたこと、あるいは会話が一定数以上継続したことであることを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供システム。
  11. 請求項7に記載の会話情報適用型情報サービス提供システムにおいて、
    前記検索情報蓄積処理手段は、さらに前記登録情報を送出した前記利用者の端末装置以外の会話に参加している利用者の端末装置に情報の送信を行うことを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供システム。
  12. 請求項7から11のいずれかに記載の会話情報適用型情報サービス提供システムにおいて、
    前記検索情報蓄積処理手段は、さらに前記利用者の端末装置への情報の送信に応じて前記情報提供者の情報提供サーバ装置に料金情報を送信することを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供システム。
  13. IPネットワークと、該IPネットワークに接続される情報サービス管理装置と、情報提供者の情報提供サーバ装置と、利用者の端末装置とを有して構成されるネットワークシステムに適用される該情報サービス管理装置であって、
    前記利用者の端末装置との間の通信の制御を行う通信制御手段と、前記利用者の端末装置から会話に先立って送信される登録情報を受信し蓄積する登録情報蓄積手段と、会話の音声をモニターし音声認識を行う音声認識手段と、該認識した音声をテキスト化し要約するテキスト化要約手段と、該登録情報および該要約されたテキストから利用者の興味項目を抽出し一定の条件により興味項目を出力する興味項目抽出処理手段と、該出力された興味項目にもとづき情報を検索する情報検索手段と、該検索した情報を蓄積し該登録情報を送信した該利用者の端末装置に情報の提示を行う検索情報蓄積処理手段とを有することを特徴とする情報サービス管理装置。
  14. 請求項13に記載の情報サービス管理装置において、
    前記登録情報蓄積手段で登録される登録情報は、会話に参加する該利用者の端末装置のアドレス、会話の主題となるキーワード、利用者の個人情報を含むことを特徴とする情報サービス管理装置。
  15. 請求項13に記載の情報サービス管理装置において、
    前記テキスト化要約手段は、さらに前記要約したテキストを前記登録情報の送信を行った利用者の端末装置に送信することを特徴とする情報サービス管理装置。
  16. 請求項13に記載の情報サービス管理装置において、
    前記興味項目抽出処理手段における前記一定の条件は、一定レベル以上の音声があったこと、あるいは疑問詞が入ったこと、あるいは一定回数以上同じ言葉が繰り返されたこと、あるいは会話が一定数以上継続したことであることを特徴とする情報サービス管理装置。
  17. 請求項13に記載の情報サービス管理装置において、
    前記検索情報蓄積処理手段は、さらに前記登録情報を送信した利用者の端末装置以外の会話に参加している利用者の端末装置に情報の送信を行うことを特徴とする情報サービス管理装置。
  18. 請求項13から17のいずれか記載の情報サービス管理装置において、
    前記検索情報蓄積処理手段は、さらに前記利用者の端末装置への情報の送信に応じて該情報提供者の情報提供サーバ装置に料金情報を送信することを特徴とする情報サービス管理装置。
  19. コンピュータを請求項13から18のいずれかに記載の情報サービス管理装置の各手段として機能させるための情報サービス管理装置制御用プログラム。
  20. IPネットワークと、該IPネットワークに接続される情報提供者の情報提供サーバ装置と、利用者の端末装置とを有して構成されるネットワークシステムに適用される会話情報適用型情報サービス提供方法であって、
    前記利用者の端末装置が、会話に先立って利用者から送られる登録情報を蓄積する登録情報蓄積手順と、会話の音声をモニターし音声認識を行う音声認識手順と、該認識した音声をテキスト化し要約するテキスト要約手順と、該登録情報および該要約されたテキストから利用者の興味項目を抽出し一定の条件により興味項目を出力する検索項目抽出手順と、該出力された興味項目にもとづき情報を検索する情報検索手順と、該検索した情報を蓄積し利用者に情報の提示を行う検索項目/情報蓄積手順とを有することを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供方法。
  21. 請求項20に記載の会話情報適用型情報サービス提供方法において、
    前記登録情報蓄積手順で登録される登録情報は、他の会話に参加する該利用者の端末装置のアドレス、会話の主題となるキーワード、利用者の個人情報を含むことを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供方法。
  22. 請求項20に記載の会話情報適用型情報サービス提供方法において、
    前記テキスト要約手順は、さらに前記要約したテキストを利用者に表示することを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供方法。
  23. 請求項20に記載の会話情報適用型情報サービス提供方法において、
    前記検索項目抽出手順における前記一定の条件は、一定レベル以上の音声があったこと、あるいは疑問詞が入ったこと、あるいは一定回数以上同じ言葉が繰り返されたこと、あるいは会話が一定数以上継続したことであることを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供方法。
  24. 請求項20に記載の会話情報適用型情報サービス提供方法において、
    前記検索項目/情報蓄積手順は、さらに他の会話に参加している前記利用者の端末装置に情報の送出を行うことを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供方法。
  25. 請求項20から24のいずれかに記載の会話情報適用型情報サービス提供方法において、
    前記検索項目/情報蓄積手順は、さらに利用者への情報の表示および他の会話に参加している利用者の端末装置への情報の送出に応じて前記情報提供者の情報提供サーバ装置に料金情報を送出することを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供方法。
  26. IPネットワークと、該IPネットワークに接続される情報提供者の情報提供サーバ装置と、利用者の端末装置とを有して構成される会話情報適用型情報サービス提供システムであって、
    前記利用者の端末装置は、他の該利用者の端末装置との間の通信の制御を行う通信制御手段と、会話に先立って利用者から送られる登録情報を受信し蓄積する登録情報蓄積手段と、会話の音声をモニターし音声認識を行う音声認識手段と、該認識した音声をテキスト化し要約するテキスト要約手段と、前記登録情報および前記要約されたテキストから利用者の興味項目を抽出し一定の条件により興味項目を出力する興味項目抽出処理手段と、該出力された興味項目にもとづき情報を検索する情報検索手段と、該検索した情報を蓄積し利用者に情報の提示を行う検索情報蓄積処理手段とを有することを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供システム。
  27. 請求項26に記載の会話情報適用型情報サービス提供システムにおいて、
    前記登録情報蓄積手段で登録される登録情報は、他の会話に参加する該利用者の端末装置のアドレス、会話の主題となるキーワード、利用者の個人情報を含むことを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供システム。
  28. 請求項26に記載の会話情報適用型情報サービス提供システムにおいて、
    前記テキスト要約手段は、さらに前記要約したテキストを利用者に表示することを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供システム。
  29. 請求項26に記載の会話情報適用型情報サービス提供システムにおいて、
    前記興味項目抽出処理手段における前記一定の条件は、一定レベル以上の音声があったこと、あるいは疑問詞が入ったこと、あるいは一定回数以上同じ言葉が繰り返されたこと、あるいは会話が一定数以上継続したことであることを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供システム。
  30. 請求項26に記載の会話情報適用型情報サービス提供システムにおいて、
    前記検索情報蓄積処理手段は、さらに他の会話に参加している利用者の端末装置に情報の送信を行うことを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供システム。
  31. 請求項26から30のいずれかに記載の会話情報適用型情報サービス提供システムにおいて、
    前記検索情報蓄積処理手段は、さらに利用者への情報の表示および他の会話に参加している前記利用者の端末装置への情報の送信に応じて前記情報提供者の情報提供サーバ装置に料金情報を送出することを特徴とする会話情報適用型情報サービス提供システム。
  32. IPネットワークと、該IPネットワークに接続される情報提供者の情報提供サーバ装置と、利用者の端末装置とを有して構成されるネットワークシステムに適用される該利用者の端末装置であって、
    他の利用者の端末装置との間の通信の制御を行う通信制御手段と、会話に先立って利用者から送られる登録情報を受信し蓄積する登録情報蓄積手段と、会話の音声をモニターし音声認識を行う音声認識手段と、該認識した音声をテキスト化し要約するテキスト要約手段と、前記登録情報および前記要約されたテキストから利用者の興味項目を抽出し一定の条件により興味項目を出力する興味項目抽出処理手段と、該出力された興味項目にもとづき情報を検索する情報検索手段と、該検索した情報を蓄積し利用者に情報の提示を行う検索情報蓄積処理手段とを有することを特徴とする利用者の端末装置。
  33. 請求項32に記載の利用者の端末装置において、
    前記登録情報蓄積手段で登録される登録情報は、他の会話に参加する該利用者の端末装置のアドレス、会話の主題となるキーワード、利用者の個人情報を含むことを特徴とする利用者の端末装置。
  34. 請求項32に記載の利用者の端末装置において、
    前記テキスト要約手段は、さらに前記要約したテキストを利用者に表示することを特徴とする利用者の端末装置。
  35. 請求項32に記載の利用者の端末装置において、
    前記興味項目抽出処理手段における前記一定の条件は、一定レベル以上の音声があったこと、あるいは疑問詞が入ったこと、あるいは一定回数以上同じ言葉が繰り返されたこと、あるいは会話が一定数以上継続したことであることを特徴とする利用者の端末装置。
  36. 請求項32に記載の利用者の端末装置において、
    前記検索情報蓄積処理手段は、さらに他の会話に参加している利用者の端末装置に情報の送信を行うことを特徴とする利用者の端末装置。
  37. 請求項32から36のいずれかに記載の利用者の端末装置において、
    前記検索情報蓄積処理手段は、さらに利用者への情報の表示および他の会話に参加している利用者の端末装置への情報の送信に応じて前記情報提供者の情報提供サーバ装置に料金情報を送出することを特徴とする利用者の端末装置。
  38. コンピュータを請求項32から37のいずれかに記載の利用者の端末装置における各手段として機能させるための利用者の端末装置制御用プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009521745A (ja) * 2005-12-22 2009-06-04 マイクロソフト コーポレーション 音声で起動されるネットワーク動作
JP2012502575A (ja) * 2008-09-11 2012-01-26 アルカテル−ルーセント 会話に結び付いたサービスの順序を特定するための通信方法および通信システム
US8185380B2 (en) 2008-05-21 2012-05-22 Denso Corporation Apparatus for providing information for vehicle
JP2019101933A (ja) * 2017-12-06 2019-06-24 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置

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