JP2005352645A - 情報提供装置および情報提供方法 - Google Patents

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博司 渡辺
Goji Suda
剛司 寸田
Masamitsu Furukawa
政光 古川
Masaki Ishii
正樹 石井
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Abstract

【課題】読み上げられる音声出力情報の認識度を向上させる。
【解決手段】情報を取得する情報取得手段10と、取得された情報に基づいて音声出力情報を生成する音声情報生成部21と、生成された音声出力情報の少なくとも一部に基づいて表示出力情報を生成する表示情報生成部22とを有する情報生成手段20と、生成された情報の出力を制御する出力制御手段30の制御に従い、生成された情報をユーザに向けて音声出力および/または表示出力する出力手段40とを有し、出力制御手段30は、音声情報生成部21が生成した音声出力情報を音声出力させる直前に、表示情報生成部22が生成した表示出力情報を、所定時間、表示出力させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報を音声によって出力する機能を備えた情報提供装置及び情報提供方法であって、音声出力と表示出力とを組み合わせて情報を提供するものに関する。
電子メールのメッセージ内容をディスプレイ画面に表示するとともに、メッセージの読み上げを開始し、メッセージの読み上げに同期させて、読み上げ対象の単語を他の単語と識別可能なように表示する(例えば読み上げ対象の単語をハイライトで表示する)方法が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、従来の技術では、情報の読み上げと情報の表示を同時に行っていたので、ユーザは音声情報と表示情報の両方について同時に注意を払わなければならないという問題があった。また、従来の方法では、ユーザが音声情報を聞き逃してしまった場合、ユーザは表示されているメッセージを読むため、ユーザの視線を表示情報へ長時間誘導してしまうという不都合があった。
特開平11−338671号公報
本発明は、以上の課題を鑑みてなされたのものであり、提供する情報の認識度を向上させることを目的とする。
本発明は、音声出力情報に基づいて生成した表示出力情報を、その音声出力情報を音声出力させる直前に、所定時間、表示出力させる。
これにより、ユーザの視線を誘導することなく、音声出力される情報の認識度を向上させることができる。
以下、図面に基づいて、本発明に係る実施形態の情報提供装置100を説明する。特に限定されないが、本実施形態の情報処理装置100は、車両に搭載され、車両を運転するユーザ又は車両に搭乗するユーザに向けて情報を提供する。
<第1実施形態>
第1実施形態の情報処理装置100のブロック構成を図1に示した。図1に示すように、本実施形態の情報提供装置100は、情報取得手段10と、情報生成手段20と、出力制御手段30と、出力手段40とを有している。具体的には、少なくとも、表示出力情報を、音声出力情報を音声出力させる直前に、所定時間だけ表示出力させるプログラムを格納したROM等と、このROM等に格納されたプログラムを実行することで、出力制御手段30として機能するCPU等と、アクセス可能な記憶装置(図示せず)として機能するRAM等とを備えている。
以下、情報提供装置100の各構成について説明する。
「情報取得手段10」は、移動体通信装置、VICS(Vehicle Information and Communication System)、ラジオ受信機、DSRC装置(Dedicated Short Range Communication)などの情報取得機能を有する装置である。具体的に、情報取得手段10は、通信機能11を備え、外部から提供される電子メール、渋滞情報、交通情報等の車両運行情報、周辺の地図情報、周辺の施設情報等の案内情報を取得する。情報取得手段10は、車載LANを介して車両に搭載された他の車載装置が有する情報を取得することもできる。
「情報生成手段20」は、情報取得手段10が取得した情報をストアし、この情報に基づいて、ユーザに提供する情報を生成する。情報生成手段20は、音声情報生成部21と表示情報生成部22とを有する。
「音声情報生成部21」は、取得情報に基づいて音声出力情報を生成する。本実施形態の音声情報生成部21は、取得情報の言葉を音声によって出力する一般的な音声合成機能を有し、形態素解析された情報について構文解析データベースを用いて構文解析する構文解析機能211を有する。さらに本実施形態の構文解析機能211は、構文解析処理における曖昧性を排除し、妥当な意味を与える意味解析機能を備える。
本実施形態の音声情報生成部21は、取得された情報から音声出力情報を生成する過程において、音声出力情報に含まれる1又は2以上のキーワードを抽出するキーワード抽出機能212を有している。抽出するキーワードは特に限定されないが、音声出力情報に含まれるタイトル情報、時間情報、場所情報、名称情報又は目的情報のいずれか1以上であることが好ましい。また、音声出力情報が取得された電子メールに基づいて生成される場合、キーワード抽出機能212により抽出されるキーワードは、件名情報、送信元情報、時間情報、場所情報のいずれか1以上であることが好ましい。これらの情報により、電子メールの内容を推測できるからである。さらに、音声出力情報が取得された車両運行情報(例えば、渋滞情報、交通情報、事故情報、通行制限情報、工事情報などの車両の運行に関係する情報)に基づいて生成される場合、キーワード抽出機能212により抽出されるキーワードは、場所情報、距離情報、時間情報のいずれか1以上であることが好ましい。取得する情報に応じて、その内容が想起できる適切なキーワードを予め設定しておくことにより、ユーザの音声出力情報の聞き取り能力を向上させることができる。なお、キーワード抽出機能212は、所定のキーワードを抽出するほか、出現頻度が多いキーワードを抽出してもよい。
音声情報生成部21は、情報から切り出した形態素(抽出したキーワードを含む)にそれぞれ識別フラグを付する機能を有する。つまり、音声情報生成部21に付された識別フラグにより、出力制御手段30は音声出力される音声出力情報の一部、又は音声出力情報に含まれるキーワードを識別する。出力制御手段30は、形態素に付された識別フラグにより、音声出力情報に含まれるキーワードと、このキーワードに基づいて生成された表示出力情報とを対応づける。同様に、音声出力情報の一部の先頭情報と、その一部に基づいて生成された表示出力情報とを対応づける。
「表示情報生成部22」は、音声情報生成部21により生成された音声出力情報の少なくとも一部に基づいて表示出力情報を生成する。表示出力情報は、音声出力情報の最初の部分、最後の部分等の所定部分を切り出した情報であってもよい。本実施形態の表示情報生成部22は、音声情報生成部21のキーワード抽出機能212により抽出されたキーワードを含む表示出力情報を生成する。生成する表示出力情報は、キーワードを文字で表現したものであってもよいし、対応する意味を示すアイコン等によって表現したものであってもよい。
「出力制御手段30」は、情報生成手段により生成された情報の出力を制御し、音声出力情報及び表示出力情報の出力のタイミングと出力の時間を制御する。出力制御手段30は音声出力情報を音声出力する直前のタイミングに、この音声出力情報に基づいて生成された表示出力情報を表示出力させる。つまり、表示出力情報と音声出力情報とを同時にユーザに提供しない。出力制御手段30は、音声出力情報を構成する形態素(単語など)に付された識別フラグに基づいて、音声出力情報の形態素が音声出力されるタイミングを認識し、その形態素を音声出力する直前にこの形態素に対応する表示出力情報を表示出力させる。たとえば、出力制御手段30は、音声出力情報に含まれるキーワードに付された識別フラグに基づいて、このキーワードが読み上げられる(音声出力される)タイミングを認識し、このキーワードが読み上げられる直前に、このキーワードを含む表示出力情報を表示する。同じく音声出力情報の一部の開始部分に位置する形態素に付された識別フラグに基づいて、この部分の読み上げが開始される直前に、この部分(又はこの部分の内容)に基づいて生成された表示出力情報を表示する。
出力制御手段30は、表示出力情報を所定の時間の間だけ表示する。特に限定されないが、所定時間は短い時間であることが好ましい。短い時間に限り情報を表示するため、ユーザの視線を長時間誘導せず、ユーザに煩わしさを感じさせない。
特に、表示出力情報を表示する所定時間は、ユーザが視覚情報を顕在意識下において認知する時間よりも短い時間であることが好ましい。つまり、ユーザが視覚情報を潜在意識下においてのみ認知できる時間であることが好ましい。ユーザが視覚情報を顕在意識下において認知する時間(知覚の閾値)は、個人差もあることから、実験等において定めることが好ましい。本実施形態では、運転時におけるドライバ(ユーザ)の視覚情報の認知時間(知覚時間)に基づいて出力表示情報を表示出力する「所定時間」を定めた。運転時におけるドライバ(ユーザ)の視覚情報の知覚の閾値は、運転者の状況によっても変化するが、10ms〜200msであると言われている。したがって、ドライバの反応に応じて可変とすることも可能であるが、本実施形態ではユーザが視覚情報を顕在意識下において認知する時間(知覚の閾値)を100msとした。つまり、出力制御手段30は表示出力情報を100ms以下の時間だけ表示出力する。このように、表示出力情報を表示する所定時間を、ユーザの一般的な視覚情報の認知時間よりも短くしたことにより、表示出力情報(キーワードやアイコン)をユーザの顕在意識上においては知覚させず、ユーザの潜在意識下で知覚させることができ、無意識のうちにキーワードをユーザに伝えることができる。つまり、ユーザは、音声出力情報が読み上げられる直前に、音声出力情報の一部、音声出力情報の(内容を示唆する)キーワード、音声出力情報の内容の重要度を、予め潜在意識下において認知することができるため、音声出力を高い精度で聴取することができる。また、ユーザに表示を意識させないため、ユーザの視線を表示出力情報へ誘導しない。なお、表示出力は1回のみに限定されず、複数回表示してもよい。この場合も、ユーザの顕在意識下において知覚されないように、表示出力のタイミングの間隔を所定の時間あけることが好ましい。
「出力手段40」は、出力制御手段の制御に従い、生成された音声出力情報と表示出力情報をユーザに向けて音声出力および/または表示出力する。出力手段40は音声出力情報を音声出力させるスピーカ41と、表示出力情報を表示出力させるディスプレイ42を有する。本実施形態のディスプレイ42は、車両のフロントガラスの所定位置に映像を投影させる投影装置(プロジェクタ)を有するヘッドアップディスプレイである。ユーザは、投影装置から投影された映像がフロントガラスに反射表示された表示出力情報を視認する。ディスプレイ42はユーザが直接視認する表示画面であってもよい。この場合、運転者が視認しやすいように、フロントガラス下端近傍にディスプレイ42を設けることが好ましい(図4参照)。
次に、情報提供装置100の動作を説明する。図2は、情報提供装置100の制御手順を示すフローチャート図である。
まず、STEP1において、情報取得手段10は、通信機能11を用いた電子メールの取得、VICSを用いた渋滞情報の取得、ラジオ受信機も用いた交通情報の取得を行う。
STEP2において、情報生成手段20の音声情報生成部21は、構文解析機能211を用いて、取得した情報の構文解析を行う。音声情報生成部21は、音声出力情報に含まれる形態素(キーワードを含む)にそれぞれ識別フラグを付する。
STEP3において、キーワード抽出機能212は、音声出力情報から1又は2以上のキーワードを抽出する。
STEP4において、音声情報生成部21は、取得した情報の構文解析結果から、イントネーションを調整し、自然な発話として聴取される音声出力情報を生成する。
STEP5において、表示情報生成部22は、STEP3で抽出されたキーワードの表示出力情報を生成する。
STEP6において、ユーザに情報を提供するか否かを判断する。本実施形態では、車載ナビゲーション装置(図示せず)による位置情報に基づいて、交差点通過時は情報を提供しないと判断する。また、ステアリング操舵角情報に基づいて、カーブの通過時は情報を提供しないと判断する。提供可能と判断するまでこの判断を継続する(STEP6でN)。
情報を提供する場合(STEP6でY)、STEP7に進み、ディスプレイ42にアイコンや、簡単な文字情報を表示して、ユーザに提供する情報があることを知らせる。本実施形態では、図示しない読み上げ開始スイッチを、ステアリングやインストアパネル上に設けた。ユーザが読み上げスイッチを押した場合(STEP8でY)、STEP9に進み、音声出力情報を読み上げる音声出力が開始される。
STEP10おいて、出力制御手段30は、音声出力に係る音声出力情報がキーワードであるか否か、STEP4の処理において付されたキーワード識別フラグに基づいて判定する。音声出力する音声出力情報にキーワード識別フラグが付されていない場合、音声出力に係る音声出力情報はキーワードでないと判断し、STEP12に進む。この場合は、音声出力のみが行われる。一方、音声出力する音声出力情報にキーワード識別フラグが付されている場合、音声出力に係る音声出力情報はキーワードであると判断し、STEP11に進む。STEP11において、出力制御手段30は、ヘッドアップディスプレイ42にキーワードの表示出力情報を、音声出力の直前に、所定時間に限り、表示出力する。
表示出力情報の具体的な表示例を図3に基づいて説明する。図3は運転席後方から運転席前方のフロントガラスを見た場合の様子を示す。まず、スピーカ41から電子メールに基づく音声出力情報「会議の件、10:30より・・・」の音声出力を開始する。この音声出力情報のキーワードは時間情報「10:30」である。出力制御手段30は、キーワード「10:30」が読み上げられる直前に、図3に示すようにキーワードに基づいて生成された表示出力情報(テキスト「10:30」)を、所定時間、ヘッドアップディスプレイ42に表示させる。
表示出力情報の他の表示例を図4に基づいて説明する。図4は運転席後方から運転席前方のフロントガラスを見た場合の様子を示す。まず、スピーカ41から車両運行情報に基づく音声出力情報「渋滞 綾瀬バス停を先頭に10Km」の音声出力が開始される。この音声出力情報のキーワードは渋滞先頭の場所の地名「綾瀬」および渋滞距離「10km」である。出力制御手段30は、キーワード「綾瀬」が読み上げられる直前に、キーワード「綾瀬」に基づいて生成された表示出力情報(テキスト「綾瀬」)をディスプレイ42に所定時間表示し、キーワード「10km」が読み上げられる直前にキーワードに基づいて生成された表示出力情報(テキスト「10km」)を所定時間、ディスプレイ42に表示する。連続するキーワードについては、2以上のキーワードを、先に音声出力されるキーワードが読み上げられる直前に、一の表示画面に同時に所定時間表示してもよい(図4参照)。
本実施形態の情報提供装置100によれば、音声出力情報の音声出力直前に音声出力情報に含まれる情報に基づく表示出力情報を表示出力するので、ユーザは提供される情報の内容を予測することができ、音声出力情報の聞き取り能力を向上させることができる。また、表示出力情報を所定時間だけ表示出力するので、ユーザの視線を長時間(情報が読み上げられている間中)誘導することがない。
特に、表示出力時間を、ユーザが視覚情報を顕在意識下において認知する時間(知覚の閾値)よりも短い時間とすることにより、表示出力情報(キーワード)をユーザの潜在意識下において知覚させ、その後に読み上げられる音声出力情報の聞き取り能力を向上させることができる。また、ユーザは顕在意識上において表示出力情報を知覚しないため、その視線を表示出力情報に誘導しない。
<第2実施形態>
第2実施形態は、表示情報生成部22が、音声情報生成部21により生成された音声出力情報の内容を判断し、判断された内容に応じたアイコンおよび/又はテキストを含む表示出力情報を生成する機能を有する点で、第1実施形態と異なり、他の点は第1実施形態と共通する。ここでは第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第2実施形態の情報提供装置100´のブロック構成を図5に示した。図5に示すように、本実施形態の表示情報生成部22は、内容判断機能221を有する。内容判断機能221は、取得した情報、音声出力情報に含まれるキーワード、又は構文解析機能211による意味解析結果を利用して音声出力情報の内容の重要度を判断する。
たとえば、内容を判断する情報が電子メールであって、電子メールが時間情報、場所情報等のスケジュールに関する情報であると判断された場合、又は件名情報又は本文のメッセージ中に「変更」「遅れ」「事故」「重要」「緊急」などの予め規定された単語が含まれている場合、内容判断機能221は電子メールの内容の重要度が高いと判断する。さらに、電子メールに含まれる日時と現在との時間差が小さい場合、内容判断機能221は電子メールの内容の重要度が高いと判断する。また、取得した電子メールに、“重要“、”至急“といったフラグが設定されている場合、内容判断機能221はメールの内容の重要度が高いと判断する。
さらに、表示情報生成部22は、判断された内容に応じたアイコンおよび/またはテキストを含む表示出力情報を作成する。例えば、情報の内容が重要な場合、怒った顔のアイコンなど感情を高揚させるアイコンやテキストを含む表示出力情報を生成する。アイコンおよびテキストは予め作成され記憶されるとともに、内容の重要度と表示出力情報に含めるアイコン又はテキストは予め対応づけておくことが好ましい。
図6は、第2実施形態の情報提供装置100´の制御手順を示すフローチャート図である。第1実施形態と同様に情報を取得する(STEP1)。その後、構文解析機能211は、取得した情報の構文解析を行うとともに、意味解析も行う(STEP22)。
本実施形態の内容判断機能221は、構文解析機能211の意味解析結果を取得し、これに基づいて音声出力情報の内容を判断する。
第1実施形態と同様にSTEP3においてキーワードの抽出を行い、STEP4において音声出力情報を生成し、STEP5において表示出力情報を生成する。
続く、STEP26において、内容判断機能221は音声出力情報の内容の重要度が高いか否かを判断する。重要度は電子メールに含まれるキーワードに応じて予め定めた重み付け、所定のキーワードの出現数に基づく重み付け等によって、数値により表現する。重要度が所定の数値以上であれば重要度が高いと判断し、所定の数値未満であれば重要度が低いと判断する。
音声出力情報の内容の重要度が高いと判断された場合(STEP26でY)、STEP27に進む。
STEP27において、表示情報生成部22は、内容の重要度に応じたアイコンおよび/またはテキストを含む表示出力情報を生成する。表示出力情報の作成後、出力制御手段30は音声出力情報を音声出力させる直前に作成した表示出力情報を、所定時間表示する。例えば、音声出力(読み上げ)される音声出力情報の内容の重要度が高い場合、その音声出力情報の読み上げが開始される直前に、重要度が高いことを示す「怒った顔のアイコン(表示出力情報)」を表示する。表示出力情報の表示時間は第1実施形態と同様であり、100ms以下とし、具体的に表示出力情報を100msの間だけ表示出力情報を表示出力する。
STEP27における表示出力情報の表示例を図7に示した。スピーカ41から電子メールに基づく音声出力情報「時間変更の件」の音声出力が開始される。この音声出力情報には「変更」という語が含まれているため、内容判断機能221はこの電子メールを重要度が高いと判断する。出力制御手段30は、音声出力情報「時間変更の件」が読み上げられる直前に、図7に示すように怒った顔のアイコンの表示出力情報を、所定時間、ヘッドアップディスプレイ42に表示する。「怒った顔のアイコン」が表示されるため、ユーザは重要な情報が読み上げられることを予測し、注意力が高めるため、読み上げられた情報を正確に認識することができる。また、表示出力情報を所定時間だけ表示出力するので、ユーザの視線を長時間誘導することがない。特に、表示出力時間をユーザの視覚時間に基づいて定めた知覚の閾値以下とすることにより、表示出力情報の内容を示す情報をユーザの潜在意識下で知覚させ、ユーザの聞き取り能力を向上させることができる。知覚の閾値以下の時間だけ表示するため、ユーザは意識上において表示出力情報を知覚せず、その視線を表示出力情報に誘導することがない。
STEP27の処理後は、STEP8〜STEP13の処理が行われる。これらの処理は第1実施形態において説明した図2のSTEP8〜STEP13と同様である。
以上のように、本発明によれば、読み上げられる音声出力情報の一部、特に抽出されたキーワードに基づく表示出力情報を、音声出力の直前に、所定の短時間に限り表示出力することにより、読み上げられた音声出力情報の認識度を向上させることができる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
第1実施形態の情報提供装置のブロック構成図である。 第1実施形態の情報提供装置の制御手順を示す図である。 表示出力情報の出力例を示す図である。 表示出力情報の他の出力例を示す図である。 第2実施形態情報提供装置のブロック構成図である。 第2実施形態の情報提供装置の制御手順を示す図である。 第2実施形態の表示出力情報の出力例を示す図である。
符号の説明
100,100´…情報提供装置
10…情報取得手段
20…情報生成手段
21…音声情報生成部
211…構文解析機能
212…キーワード抽出機能
22…表示情報生成部
30…出力制御手段
40…出力手段
41…スピーカ
42…ディスプレイ

Claims (12)

  1. 情報を取得する情報取得手段と、
    前記取得された情報に基づいて音声出力情報を生成する音声情報生成部と、前記音声情報生成部により生成された音声出力情報の少なくとも一部に基づいて表示出力情報を生成する表示情報生成部とを有する情報生成手段と、
    前記情報生成手段により生成された情報の出力を制御する出力制御手段と、
    前記出力制御手段の制御に従い、前記生成された情報を前記ユーザに向けて音声出力および/または表示出力する出力手段とを有し、
    前記出力制御手段は、前記表示情報生成部が生成した表示出力情報を、当該表示出力情報に対応する音声出力情報を音声出力させる直前に、所定時間、表示出力させる情報提供装置。
  2. 前記音声情報生成部は、前記音声出力情報に含まれる1又は2以上のキーワードを抽出し、
    前記表示情報生成部は、前記抽出されたキーワードを含む表示出力情報を生成し、
    前記出力制御手段は、前記生成されたキーワードを含む表示出力情報を、当該表示出力情報のキーワードに対応する音声出力情報を音声出力させる直前に、所定時間、表示出力する請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記キーワードは、前記音声出力情報に含まれるタイトル情報、時間情報、場所情報、名称情報又は目的情報のいずれか1以上である請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 前記音声出力情報が取得された電子メールに基づいて生成される場合、前記キーワードは、前記音声出力情報に含まれる件名情報、送信元情報、時間情報、場所情報のいずれか1以上である請求項2に記載の情報提供装置。
  5. 前記音声出力情報が取得された車両運行情報に基づいて生成される場合、前記キーワードは、前記音声出力情報に含まれる場所情報、距離情報、時間情報のいずれか1以上である請求項2に記載の情報提供装置。
  6. 前記表示情報生成部は、前記音声情報生成部により生成された音声出力情報の内容を判断し、当該判断された内容に応じたアイコンおよび/またはテキストを含む表示出力情報を生成する請求項1〜5のいずれかに記載の情報提供装置。
  7. 前記表示出力情報を表示出力させる所定時間は、前記ユーザが視覚情報を顕在意識下において認知する時間よりも短い時間である請求項1〜6のいずれかに記載の情報提供装置。
  8. 前記出力手段は、ヘッドアップディスプレイである請求項1〜7のいずれかに記載の情報提供装置。
  9. 情報を取得し、
    前記取得された情報に基づいて音声出力情報を生成し、
    前記生成された音声出力情報の少なくとも一部に基づいて表示出力情報を生成し、
    前記表示出力情報を、前記音声出力情報を音声出力させる直前に、所定時間、表示する情報提供方法。
  10. 前記音声出力情報を生成する際に、音声出力情報に含まれる1又は2以上のキーワードを抽出し、
    前記抽出されたキーワードを含む表示出力情報を生成し、
    前記生成されたキーワードを含む表示出力情報を、当該表示出力情報のキーワードに対応する音声出力情報を音声出力させる直前に、所定時間、表示出力する請求項9に記載の情報提供方法。
  11. 前記音声出力情報を生成する際に、音声出力情報の内容を判断し、
    前記表示情報を生成する際に、前記判断された音声出力情報の内容に応じたアイコンおよび/またはテキストを含む表示出力情報を生成し、
    前記生成されたアイコンおよび/またはテキストを含む表示出力情報を、当該表示出力情報の内容に対応する音声出力情報を音声出力させる直前に、所定時間、表示出力する請求項9に記載の情報提供方法。
  12. 前記表示出力情報を表示出力させる所定時間は、前記ユーザが視覚情報を顕在意識下において認知する時間よりも短い時間である請求項9〜11のいずれかに記載の情報提供方法。


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