JP2005352639A - アクセス支援サーバ、システム、方法、プログラム - Google Patents

アクセス支援サーバ、システム、方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 サービス提供サーバに対するクライアント端末の位置に応じて最適なプロトコル情報を提供し、これにより、サーバへのアクセスを支援すること。
【解決手段】 サービス提供サーバ20の位置に対するクライアント端末11,12の位置に応じて予め設定された通信プロトコル情報を記憶するプロトコル情報記憶手段30aと、クライアント端末11,12から当該クライアント端末のネットワーク上の位置情報を受け付ける位置情報受付手段32と、この受け付けたクライアント端末の位置情報とプロトコル情報記憶手段に記憶された情報とに基づいて、クライアント端末がサービス提供サーバにアクセスする際に利用する通信プロトコルを決定するプロトコル決定手段33と、この決定した通信プロトコル情報をクライアント端末に送信するプロトコル情報送信手段34と、を備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、アクセス支援サーバにかかり、特に、クライアント端末の位置に応じて当該クライアント端末がサービス提供サーバにアクセスする際に利用可能なアクセス情報を抽出して提供するアクセス支援サーバに関する。また、アクセス支援システム、方法、アクセス支援用プログラムに関する。
ネットワークサービスでは、サービス提供サーバごとに個別のプロトコルを使用してサービスを提供している。サービス提供サーバを利用するクライアントがインターネットなどの広範囲に存在する場合は、サービスのセキュリティを確保するため、ファイアウォールなどが設置される。そして、ファイアウォールのようなネットワーク上の制約により、サービス提供サーバを利用するためのプロトコルは最も汎用的なものに統一される。従って、サービス提供サーバと同じネットワークに存在するクライアントは、ファイアウォールを経由する必要がないにもかかわらず、同一のプロトコルを使用する必要があった。
例えば、分散オブジェクト環境でサービス提供サーバを利用する場合、クライアントは、オブジェクトの検索サービスやネーミングサービスを利用して、サービス提供サーバにアクセスするためのオブジェクトを取得する。このオブジェクトには、サービス提供サーバにアクセスするためのプロトコルとサービス提供サーバの位置情報が含まれている。分散オブジェクト環境で提供されるオブジェクトの検索サービスやネーミングサービスは、そのクライアントから送られてくるキーに対して、対応するオブジェクトを返却するが、これらの検索要求を送り出すクライアントのネットワークに応じた検索機能は提供されていない。そのため、全てのクライアントは、その属するネットワークにかかわらず、同じ方法でアクセスすることになる。
ここで、ネットワーク上で提供される情報処理サービスについて、従来のシステムの一例を図7に示す。この図において、従来のシステムでは、オブジェクト情報記憶部103aを持つオブジェクト検索サーバ103と、サービス提供サーバ102とクライアント端末101とが、ネットワークNに接続されている。このような構成を有する従来のシステムは次のように動作する。
図7において、クライアント端末101は、オブジェクト検索サーバ103にアクセスする。オブジェクト検索サーバ103は、クライアント端末101から渡されたオブジェクトのキーを使って、オブジェクト情報記憶部103aからオブジェクト情報を取得する。オブジェクト検索サーバ103は、取得したオブジェクト情報をクライアント端末101に返却する。クライアント端末101は、このオブジェクト情報を利用してサービス提供サーバ102にアクセスし、サービスを利用する。
特開2000−209268号公報 特開2002−164951号公報
しかし、この従来技術には、次のような問題点があった。その問題点は、クライアント端末101からサービス提供サーバ102にアクセスするプロトコルを性能的に不利なプロトコルに統一する必要があることである。すなわち、上述したように、ファイアウォールなどのネットワーク上の制約が存在する場合、全てのクライアントに対してファイアウォールの許可の範囲で利用できるプロトコルに一律に制限されるためである。
具体的には、従来技術であるCORBAやJava RMIでは、オブジェクト検索サーバ103(CORBAネームサービスやJava RMIレジストリ)は、オブジェクトのキーに対して、サービス提供サーバ102にリモートからアクセスするためのオブジェクト情報を検索するが、このオブジェクト情報は、オブジェクトのキーだけを条件として、あらかじめ一種類のプロトコルに統一されて登録されたものとなる。ファイアウォールなどのネットワーク上の制約が存在する場合、全てのクライアントに対して、ファイアウォールの許可の範囲で利用できるプロトコルに一律に制限されるため、クライアント端末101からサービス提供サーバ102にアクセスするプロトコルは性能的に不利なプロトコルに統一される。換言すると、統一された汎用的なプロトコルは、テキストベースの通信やセキュリティを強化する処理のため、オーバヘッドが大きく低速であり、従って、情報処理サーバと同じネットワークに存在するクライアントは、ファイアウォールを経由する必要がないにもかかわらず、外部からのアクセスと同じ低速なプロトコルを使用しなければならない、という問題があった。
また、適切な通信状態を設定するシステムとして、上記特許文献1,2に開示されている。特許文献1には、ネットワークの状況を動的に収集し、ルーティング情報をクライアントに提供する、というシステムが開示されている。しかし、かかるシステムでは、単に適切なルーティングを実現するだけであって、サーバへのアクセスに使用する最適なプロトコルが設定されるわけではないため、性能的に不利なプロトコルが設定されることもあり、いぜんとして上記問題点を解消するに至っていない。
また、特許文献2には、クライアント自身が保持する指定プロトコルエラーの発生の有無によりクライアント自身で検証してプロトコルを決定する、というシステムが開示されている。しかし、クライアント自身が予め保持しているプロトコルの情報だけでは、迅速かつ最適なプロトコルを決定することは困難である。
このため、本発明では、上記従来例の有する不都合を改善し、特に、クライアント端末がサービス提供サーバにアクセスする際に利用するアクセス情報として、サービス提供サーバに対するクライアント端末の位置に応じて用意された情報を提供し、これにより、クライアント端末によるサービス提供サーバへのアクセスを支援する、ことをその目的とする。
そこで、本発明であるアクセス支援サーバは、
クライアント端末によるネットワーク上のサービス提供サーバへのアクセスを支援する、ネットワークに接続されたアクセス支援サーバであって、
サービス提供サーバの位置に対するクライアント端末の位置に応じて予め設定されたサービス提供サーバにアクセスする際に利用可能な情報であるアクセス情報を記憶するアクセス情報記憶手段と、
クライアント端末から当該クライアント端末のネットワーク上の位置情報を受け付ける位置情報受付手段と、
この受け付けたクライアント端末の位置情報とアクセス情報記憶手段に記憶された情報とに基づいて、クライアント端末がサービス提供サーバにアクセスする際に利用するアクセス情報を決定するアクセス情報決定手段と、
この決定したアクセス情報をクライアント端末に送信するアクセス情報送信手段と、
を備えた、という構成を採っている。
さらに具体的には、
クライアント端末によるネットワーク上のサービス提供サーバへのアクセスを支援する、ネットワークに接続されたアクセス支援サーバであって、
サービス提供サーバの位置に対するクライアント端末の位置に応じて予め設定された通信プロトコル情報を記憶するプロトコル情報記憶手段と、
クライアント端末から当該クライアント端末のネットワーク上の位置情報を受け付ける位置情報受付手段と、
この受け付けたクライアント端末の位置情報とプロトコル情報記憶手段に記憶された情報とに基づいて、クライアント端末がサービス提供サーバにアクセスする際に利用する通信プロトコルを決定するプロトコル決定手段と、
この決定した通信プロトコル情報をクライアント端末に送信するプロトコル情報送信手段と、
を備えた、という構成を採っている。
上記構成のアクセス支援サーバによると、まず、所定のサービス提供サーバに接続を希望するクライアント端末から自己のIPアドレスなど位置情報が送信され、これを受信する。そして、サービス提供サーバの位置とクライアント端末の位置関係から、当該クライアント端末がサービス提供サーバにアクセスする際に利用するアクセス情報として、最適な通信プロトコルをプロトコル情報記憶手段を参照して決定し、かかる通信プロトコル情報をクライアント端末に返送する。これにより、クライアント端末は、通知された通信プロトコルにてサービス提供サーバへのアクセスが可能となり、快適な通信を実現することができる。
また、上記構成に加えて、
プロトコル情報記憶手段は、ネットワーク上に設置されたファイアウォール及びサービス提供サーバの位置に対するクライアント端末の位置に基づいて予め設定された通信プロトコル情報を記憶する、という構成であると望ましい。
さらに具体的に、上記構成に加えて、
プロトコル情報記憶手段は、クライアント端末の位置がファイアウォールの位置よりもサービス提供サーバ側に位置する場合の通信プロトコル情報としてファイアウォールの制限を受けることのない通信プロトコルを設定して記憶すると共に、クライアント端末の位置がファイアウォールの位置よりもサービス提供サーバとは反対側に位置する場合の通信プロトコル情報としてファイアウォールを通過可能な通信プロトコルを設定して記憶する、という構成であると望ましい。
上記構成にすることにより、サービス提供サーバに対してファイアウォールの内側、あるいは、外側に位置するクライアント端末で、それぞれ異なるプロトコルを設定することができる。例えば、ファイアウォールを通過する場合、通過しない場合で適切なプロトコルを設定することが可能となるため、よりアクセス状況の快適化を図ることができる。
また、アクセス支援サーバは、上記構成に加えて、
クライアント端末の位置に応じて当該クライアント端末に利用することが予め許可されたサービス提供サーバが提供するコンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶手段を備え、
プロトコル決定手段は、受け付けたクライアント端末の位置情報とコンテンツ記憶手段に記憶された情報とに基づいて、クライアント端末が利用可能なコンテンツを決定するコンテンツ決定機能を備えると共に、
プロトコル情報送信手段が、決定したコンテンツ情報をクライアント端末に通信プロトコル情報と共に送信する機能を有する、
という構成を採っている。
これにより、サービス提供サーバとクライアント端末との位置、特に、ファイアウォールの内外の位置に応じて提供可能なコンテンツが、サービス提供サーバへのプロトコル決定時にクライアント端末に提供可能となる。従って、クライアント端末はサービス提供サーバにアクセスする際に必要なコンテンツをプロトコルと共に取得することができ、これを用いてアクセスすることが可能となるため、クライアントの利便性の向上を図ることができる。
さらに、上記サーバを構成に含むアクセス支援システム、上記サーバを用いて実現されるアクセス支援方法、コンピュータに上述したサーバが備えた上記各手段を構築するためのプログラムでもよい。
すなわち、アクセス支援システムは、
ネットワークに接続された、クライアント端末と、サービス提供サーバと、クライアント端末がサービス提供サーバにアクセスすることを支援するアクセス支援サーバと、を備えたアクセス支援システムであって、
アクセス支援サーバが、
サービス提供サーバの位置に対するクライアント端末の位置に応じて予め設定されたサービス提供サーバにアクセスする際に利用可能な情報であるアクセス情報を記憶するアクセス情報記憶手段と、
クライアント端末から当該クライアント端末のネットワーク上の位置情報を受け付ける位置情報受付手段と、
この受け付けたクライアント端末の位置情報とアクセス情報記憶手段に記憶された情報とに基づいて、クライアント端末がサービス提供サーバにアクセスする際に利用するアクセス情報を決定するアクセス情報決定手段と、
この決定したアクセス情報をクライアント端末に送信するアクセス情報送信手段と、を備え、
クライアント端末が、アクセス支援サーバから受信したアクセス情報を利用してサービス提供サーバにアクセスするサービス利用機能を備えた、
という構成を採っている。
そして、具体的には、
ネットワークに接続された、クライアント端末と、サービス提供サーバと、クライアント端末がサービス提供サーバにアクセスすることを支援するアクセス支援サーバと、を備えたアクセス支援システムであって、
アクセス支援サーバが、
サービス提供サーバの位置に対するクライアント端末の位置に応じて予め設定された通信プロトコル情報を記憶するプロトコル情報記憶手段と、
クライアント端末から送信された当該クライアント端末のネットワーク上の位置情報を受け付ける位置情報受付手段と、
この受け付けたクライアント端末の位置情報とプロトコル情報記憶手段に記憶された情報とに基づいて、クライアント端末がサービス提供サーバにアクセスする際に利用する通信プロトコルを決定するプロトコル決定手段と、
この決定した通信プロトコル情報をクライアント端末に送信するプロトコル情報送信手段と、を備え、
クライアント端末が、アクセス支援サーバから受信した通信プロトコル情報を利用してサービス提供サーバにアクセスするサービス利用機能を備えた、という構成を採っている。
また、アクセス支援方法は、
ネットワークに接続されたアクセス支援サーバを用いて、クライアント端末によるネットワーク上のサービス提供サーバへのアクセスを支援する方法であって、
クライアント端末から当該クライアント端末のネットワーク上の位置情報を受け付ける位置情報受付工程と、
この受け付けたクライアント端末の位置情報と、サービス提供サーバの位置に対するクライアント端末の位置に応じて予め設定され記憶されたクライアント端末がサービス提供サーバにアクセスする際に利用可能なアクセス情報と、に基づいて、クライアント端末が利用するアクセス情報を決定するアクセス情報決定工程と、
この決定したアクセス情報をクライアント端末に送信するアクセス情報送信工程と、
を有する、という構成を採っている。
そして、具体的には、
ネットワークに接続されたアクセス支援サーバを用いて、クライアント端末によるネットワーク上のサービス提供サーバへのアクセスを支援する方法であって、
クライアント端末から当該クライアント端末のネットワーク上の位置情報を受け付ける位置情報受付工程と、
この受け付けた前記クライアント端末の位置情報と、サービス提供サーバの位置に対するクライアント端末の位置に応じて予め設定され記憶された通信プロトコル情報と、に基づいて、クライアント端末がサービス提供サーバにアクセスする際に利用する通信プロトコルを決定するプロトコル決定工程と、
この決定した通信プロトコル情報をクライアント端末に送信するプロトコル情報送信工程と、
を有するという構成を採っている。
このように構成しても、上述したアクセス支援サーバと同様に作用するため、上記目的を実現することができる。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、クライアント端末の位置に応じて、適切にサービス提供サーバにアクセスする際に利用されるプロトコル情報などのアクセス情報がクライアント端末に提供されるため、かかる情報を用いてサービス提供サーバにアクセスするクライアント端末は快適な通信を行うことが可能となる、という従来にない優れた効果を有する。
本発明は、ネットワーク上にアクセス支援サーバを設け、当該サーバにて、所定のサービス提供サーバにアクセスするクライアント端末に対して、当該クライアント端末が適切にサービス提供サーバにアクセスできるよう、クライアント端末の位置に応じたアクセス情報を提供してアクセスを支援する、ことに特徴を有する。
<構成>
まず、本発明の基本的な構成を、図1を参照して説明する。図1に示すように、クライアント端末1とサービス提供サーバ2とがネットワークNを介して接続されており、これに加えて、当該ネットワークNに本発明の特徴となるアクセス支援サーバ3が接続されている。ここで、サービス提供サーバ2は、ウェブサーバやメールサーバなどとして機能し、アクセスしてくる端末に対して所定のサービスを提供するサーバコンピュータである。また、クライアント端末1は、一般ユーザが所有するパーソナルコンピュータなどの情報処理端末であり、上記サービス提供サーバ2にアクセスして所定のサービスを受ける。
そして、アクセス支援サーバ3は、その記憶装置内に形成されたアクセス情報記憶部3aに、サービス提供サーバ2の位置に対するクライアント端末1の位置に応じて予め設定された通信プロトコル情報を記憶している。また、このアクセス情報記憶部3aには、その他にもクライアント端末1のサービス提供サーバ2に対する位置に応じて、より適切にアクセスするために必要な情報(アクセス情報)が記憶されている。そして、アクセス支援サーバ3は、クライアント端末1からアクセスを受け、当該端末1の位置情報であるIPアドレスを取得すると、このIPアドレスに基づいてアクセス情報記憶部3aに記憶されたアクセス情報である通信プロトコル情報を決定する。そして、かかる通信プロトコル情報を、クライアント端末1に送信する。このアクセス支援サーバ2の動作の概要を、図2のフローチャートを参照して説明する。
<動作>
まず、アクセス支援サーバ3は、所定のサービスを受けるべくサービス提供サーバ2にアクセスすることを希望しているクライアント端末1から、アクセス支援を要求するアクセスがあると(ステップS1にて肯定判断)、クライアント端末1からIPアドレスを取得する(ステップS2)。そして、このIPアドレスに対応したアクセス情報を、アクセス情報記憶部3a内から読み出し(ステップS3)、最適な通信プロトコル情報を決定する(ステップS4)。その後、アクセス支援サーバ3は、選択した通信プロトコル情報をクライアント端末1に送信する(ステップS5)。
すると、クライアント端末1では、受信した通信プロトコルを利用してサービス提供サーバ2にアクセスし、これにより、当該サーバ2が提供するサービスを利用することができる。
これにより、クライアント端末1がアクセスしようとしているサービス提供サーバ2とのネットワーク上の位置に応じて、通信速度やセキュリティの点などから利用することが最適であると予め設定された通信プロトコルを得ることができ、これによりクライアント端末1は快適な通信を実現することができる。
以下、実施例を通じて、本発明の構成及び作用についてさらに詳述する。なお、実施例1では、ネットワーク上にファイアウォールが設置されている場合について説明するものであり、実施例2では、クライアント端末1に通信プロトコルの他にもアクセス情報を提供する場合について説明する。
本発明の第1の実施例を、図3乃至図5を参照して説明する。図3は、実施例1におけるシステムの概略を示すブロック図である。図4は、アクセス支援サーバの構成を示す機能ブロック図である。図5は、実施例1におけるシステム全体の動作を示すシーケンス図である。
<構成>
図3に示すように、ネットワークNには、上記同様に、クライアント端末11,12と、サービス提供サーバ20と、アクセス支援サーバ30と、が接続されて備えられている。そして、さらに、本実施例では、サービス提供サーバ20の設置箇所付近に、ファイアウォール40が設置されている。そして、クライアント端末は2台図示されており、そのうち1台(クライアント端末A11)はサービス提供サーバ20とはファイアウォール40を挟んで反対側に位置し、すなわち、サービス提供サーバ20から見てファイアウォール40の外側に位置している。もう1台(クライアント端末B12)はサービス提供サーバ20から見てファイアウォールの内側、すなわち、ファイアウォール40から見てサービス提供サーバ20と同じ側に位置する。従って、クライアント端末A11は、サービス提供サーバ20にアクセスする際にはファイアウォールを通過しなければならず、一方、クライアント端末Bはファイアウォールを通過せずにサービス提供サーバにアクセスすることが可能である。
ここで、ファイアウォール40とは、例えば、イントラネット網とその外部のインターネット網との間に設置され、必要なサービスだけを通過させるなどの機能を有し、外部からの不正なアクセスを防ぐものである。
そして、上記アクセス支援サーバ30には、図4に示すように、まず、その記憶装置であるプロトコル情報記憶部30aに、通信プロトコル情報30aaを記憶している。この通信プロトコル情報30aaは、上述したように、クライアント端末11,12がアクセスしようとしているサービス提供サーバ20の位置に対する当該クライアント端末11,12の位置に応じて予め設定された通信プロトコル情報である。さらに具体的には、サービス提供サーバ20と上記ファイアウォール40との位置に対するクライアント端末11,12の位置に応じて異なる通信プロトコル情報である。その一例としては、例えば、クライアント端末A11はサービス提供サーバ20に対してファイアウォール40の外側にあるが、このような位置関係にあるクライアント端末A11に対しては、HTTPなどファイアウォールを通過できる通信プロトコルが設定されている。また、例えば、クライアント端末B12はサービス提供サーバ20に対してファイアウォール40の内側にあるが、このような位置関係にあるクライアント端末B12に対しては、IIOPなどファイアウォールの制限とは無関係な通信プロトコルが設定されている。そして、特に、このIIOPプロトコルは、通信速度を優先したプロトコルである。
さらに、通信プロトコル情報の具体例を以下に示す。
[IP]192.168.0.0/24−−[プロトコル]RMI://sv1.example.com/ap1
[IP]133.205.0.0/16−−[プロトコル]HTTP://sv1.example.com/servlet/ap1
このように、IPアドレスと当該IPアドレスが示す位置に応じて最適なプロトコルとが、関連付けられてマップ形式にて設定されて記憶されている。なお、プロトコルには、実際にアクセスするサービスのサーバ名やアプリケーション名が含まれてもよい。
また、アクセス支援サーバ30のCPU31には、アクセス支援用プログラムが組み込まれることで、クライアント端末1から送信された当該クライアント端末1のネットワーク上の位置情報を受け付ける位置情報受付部32(位置情報受付手段)と、この受け付けたクライアント端末11,12の位置情報とプロトコル情報記憶部30aに記憶された情報とに基づいてクライアント端末11,12がサービス提供サーバ2にアクセスする際に利用すべき通信プロトコルを決定するプロトコル決定部33(プロトコル決定手段)と、この決定した通信プロトコル情報をクライアント端末11,12に送信するプロトコル情報送信部34(プロトコル情報送信手段)と、が構築されている。
具体的に上記各処理部について説明すると、まず位置情報受付部32は、クライアント端末11,12から利用するサービス名と、当該クライアント端末のIPアドレスを受信し、これらをプロトコル決定部33に通知する。プロトコル決定部33は、プロトコル情報記憶部30a内の情報を検索して、通知されたサービスを提供するサービス提供サーバにアクセス可能な通信プロトコル情報の内、IPアドレスに対応する通信プロトコルを読み出し、これをクライアント端末11,12にとって最適なプロトコルとして決定してプロトコル情報送信部34に通知する。そして、プロトコル情報送信部34は、決定されたプロトコル情報をアクセスしてきたクライアント端末11,12に送信する。なお、各処理部の詳細な機能は、以下の動作説明においても説明する。
そして、プロトコル送信部34にてクライアント端末1に送信されたプロトコルが当該クライアント端末11,12にて利用されて、サービス提供サーバ2にアクセスされ、サービスの利用が行われる。すなわち、クライアント端末11,12には、受信した通信プロトコル情報を利用してサービス提供サーバ20にアクセスするサービス利用機能が備えられている。
ここで、アクセス支援サーバ30に構築されたプロトコル決定部33は、単に予め設定されたIPアドレスとプロトコル情報とのマップから、プロトコル情報を決定することに限定されない。例えば、アクセス支援サーバ30が、クライアント端末11,12からサービス提供サーバ20へのアクセス経路上のトラフィック混雑状況を調べる機能を有しており、この調査結果に応じて通信プロトコルを決定してもよい。具体的には、予めIPアドレスに対応して設定されているプロトコル情報があったとしても、かかるプロトコルによる通信ではネットワーク上の混雑状況により所望の通信速度を得ることができないなど、最適とは言えない場合には、他のプロトコルに設定してもよく、汎用的なプロトコルに設定するよう作動してもよい。
<動作>
次に、図5のシーケンス図を参照して、アクセス支援サーバ30を含むアクセス支援システム全体の動作を説明する。まず、クライアント端末A11がサービス提供サーバ20にアクセスする場合の動作を説明する。
クライアント端末A11は、アクセス支援サーバ30にアクセスし、利用したいサービス名と共に、自己のIPアドレスを通知する(ステップS11)。すると、アクセス支援サーバ30は、位置情報受付部32にてサービス名及びIPアドレスを受信し、これらをプロトコル決定部33に通知する。
続いて、プロトコル決定部33では、クライアント端末A11から通知されたサービスが提供されているサービス提供サーバ20にアクセスする際に利用可能なプロトコル情報をプロトコル情報記憶部30aから検索する(ステップS12)。具体的には、各サービス毎にIPアドレスに関連付けられたプロトコル情報が予め用意されているため、これを検索し、プロトコル情報を決定する(ステップS13)。このとき、クライアント端末A11はファイアウォール40を介してサービス提供サーバ20にアクセスすることとなるため、この決定されたプロトコル情報は、ファイアウォール40を通過できるプロトコルが予め設定されており、例えば[HTTP]を最適なプロトコルとして決定する。
続いて、この決定したプロトコル情報がプロトコル情報送信部34にてクライアント端末A11に送信される(ステップS14)。その後、クライアント端末A11は、受信したプロトコルを利用して、ファイアウォール40を経由し、サービスを提供するサービス提供サーバ20にアクセスする(ステップS15)。これにより、サービス提供サーバ20からクライアント端末A11にサービスが提供されることとなる。
次に、クライアント端末B12がサービス提供サーバ20にアクセスする際の動作を説明する。まず、クライアント端末B12は、アクセス支援サーバ30にアクセスし、利用したいサービス名と共に、自己のIPアドレスを通知する(ステップS21)。すると、アクセス支援サーバ30は、位置情報受付部32にてサービス名及びIPアドレスを受信し、これらをプロトコル決定部33に通知する。
続いて、プロトコル決定部33では、クライアント端末B12から通知されたサービスが提供されているサービス提供サーバ20にアクセスする際に利用可能なプロトコル情報をプロトコル情報記憶部30aから検索し(ステップS22)、IPに対応して設定されているプロトコル情報を決定する(ステップS23)。このとき、クライアント端末B12は、ファイアウォール40に対してサービス提供サーバ20と同じ側、すなわち、ファイアウォールの内部に位置するため、ファイアウォールの弊害を受けない、たとえば速度を優先した[IIOP]を最適なプロトコルとして決定される。
続いて、この決定したプロトコル情報がプロトコル情報送信部34にてクライアント端末B12に送信される(ステップS24)。その後、クライアント端末B12は、受信したプロトコルを利用して、ファイアウォール40を経由せず、速度を優先して、サービスを提供するサービス提供サーバ20にアクセス可能となる(ステップS25)。これにより、サービス提供サーバ20からクライアント端末B12にサービスが提供されることとなる。
このようにすることにより、サービス提供サーバ20から見てファイアウォールの内外に位置するクライアント端末でそれぞれ異なるプロトコルを設定することができ、かかる状況に応じて最適なプロトコルにて通信可能となるため、快適な通信環境にてサービスの提供を受けることが可能となる。
次に、本発明の第2の実施例を、図6を参照して説明する。図6は、本実施例におけるシステムの全体構成の概略を示すブロック図である。
本実施例では、基本的には上述した実施例1におけるアクセス支援サーバ30と同一の構成であるが、図6に示すように、クライアント端末の位置に応じて当該クライアント端末に利用することが予め許可されたサービス提供サーバが提供するコンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶部30bを新たに備えている点で異なる。
このコンテンツ情報記憶部30bに記憶されたコンテンツ情報は、特に、クライアント端末11,12が、サービス提供サーバ20に対してネットワーク上に設置されたファイアウォールの外側、内側に位置するかで異なる。例えば、サービス提供サーバ20から見て、ファイアウォール40の外側に位置するクライアント端末A11に対しては、外部から参照可能な一部のコンテンツだけ、換言すると、一般向けのコンテンツだけがアクセス可能なコンテンツとして設定されている。一方、ファイアウォールの内側のクライアント端末B11に対しては、特定の関係者(社員や開発メンバなど)向けのコンテンツや全てのコンテンツをアクセス可能なコンテンツとして設定されている。
そして、アクセス支援サーバ30のプロトコル決定部33は、受け付けたクライアント端末11,12のIPアドレスに基づいて、コンテンツ情報記憶部30bからクライアント端末が利用可能なコンテンツを決定する。また、プロトコル情報送信部34が、決定したコンテンツ情報をクライアント端末11,12に送信する。このとき、上記実施例1で説明した通信プロトコル情報と共に送信する。
このようにすることで、クライアント端末11,12は、所定のサービスを受けるサービス提供サーバ20に対して、最適なプロトコルとコンテンツ情報を利用してアクセスし、サービスを利用することができる。従って、クライアントは最適な条件でサービスを利用することができ、クライアントに対する利便性の向上を図ることができる。
本発明は、ファイアウォールが設置されたネットワーク内で動作するサービス提供サーバに対して、クライアントがファイアウォールの内外から、その位置に応じて最適なアクセス環境を提供できるインターネット上のサービスに適用できる。また、ファイアウォールの内側からアクセスする特定ユーザと、外側からアクセスする一般ユーザに対して、異なるプロトコルを使って、異なるコンテンツを提供するサービスに適用できる。
本発明の全体構成の概略を示すブロック図である。 本発明の動作の概略を示すフローチャートである。 本発明の実施例1における全体構成の概略を示すブロック図である。 実施例1におけるアクセス支援サーバの構成を示す機能ブロック図である。 実施例1におけるシステム全体の動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施例2における全体構成の概略を示すブロック図である。 従来例における全体構成の概略を示すブロック図である。
符号の説明
1,11,12 クライアント端末
2,20 サービス提供サーバ
3,30 アクセス支援サーバ
32 位置情報受付部(位置情報受付手段)
33 プロトコル決定部(プロトコル決定手段、アクセス情報決定手段)
34 プロトコル情報送信部(プロトコル情報送信手段、アクセス情報送信手段)
40 ファイアウォール
3a アクセス情報記憶部(アクセス情報記憶手段)
30a プロトコル情報記憶部(プロトコル情報記憶手段)
30aa 通信プロトコル情報
30b コンテンツ情報記憶部(コンテンツ情報記憶手段)

Claims (11)

  1. クライアント端末によるネットワーク上のサービス提供サーバへのアクセスを支援する、前記ネットワークに接続されたアクセス支援サーバであって、
    前記サービス提供サーバの位置に対する前記クライアント端末の位置に応じて予め設定された前記サービス提供サーバにアクセスする際に利用可能な情報であるアクセス情報を記憶するアクセス情報記憶手段と、
    前記クライアント端末から当該クライアント端末のネットワーク上の位置情報を受け付ける位置情報受付手段と、
    この受け付けた前記クライアント端末の位置情報と前記アクセス情報記憶手段に記憶された情報とに基づいて、前記クライアント端末が前記サービス提供サーバにアクセスする際に利用するアクセス情報を決定するアクセス情報決定手段と、
    この決定したアクセス情報を前記クライアント端末に送信するアクセス情報送信手段と、
    を備えたことを特徴とするアクセス支援サーバ。
  2. クライアント端末によるネットワーク上のサービス提供サーバへのアクセスを支援する、前記ネットワークに接続されたアクセス支援サーバであって、
    前記サービス提供サーバの位置に対する前記クライアント端末の位置に応じて予め設定された通信プロトコル情報を記憶するプロトコル情報記憶手段と、
    前記クライアント端末から当該クライアント端末のネットワーク上の位置情報を受け付ける位置情報受付手段と、
    この受け付けた前記クライアント端末の位置情報と前記プロトコル情報記憶手段に記憶された情報とに基づいて、前記クライアント端末が前記サービス提供サーバにアクセスする際に利用する通信プロトコルを決定するプロトコル決定手段と、
    この決定した通信プロトコル情報を前記クライアント端末に送信するプロトコル情報送信手段と、
    を備えたことを特徴とするアクセス支援サーバ。
  3. 前記プロトコル情報記憶手段は、前記ネットワーク上に設置されたファイアウォール及び前記サービス提供サーバの位置に対する前記クライアント端末の位置に基づいて予め設定された通信プロトコル情報を記憶する、ことを特徴とする請求項2記載のアクセス支援サーバ。
  4. 前記プロトコル情報記憶手段は、前記クライアント端末の位置が前記ファイアウォールの位置よりも前記サービス提供サーバ側に位置する場合の通信プロトコル情報として前記ファイアウォールの制限を受けることのない通信プロトコルを設定して記憶すると共に、前記クライアント端末の位置が前記ファイアウォールの位置よりも前記サービス提供サーバとは反対側に位置する場合の通信プロトコル情報として前記ファイアウォールを通過可能な通信プロトコルを設定して記憶する、ことを特徴とする請求項3記載のアクセス支援サーバ。
  5. 前記クライアント端末の位置に応じて当該クライアント端末に利用することが予め許可された前記サービス提供サーバが提供するコンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶手段を備え、
    前記プロトコル決定手段は、前記受け付けたクライアント端末の位置情報と前記コンテンツ記憶手段に記憶された情報とに基づいて、前記クライアント端末が利用可能なコンテンツを決定するコンテンツ決定機能を備えると共に、
    前記プロトコル情報送信手段が、前記決定したコンテンツ情報を前記クライアント端末に前記通信プロトコル情報と共に送信する機能を有する、ことを特徴とする請求項2,3又は4記載のアクセス支援サーバ。
  6. ネットワークに接続された、クライアント端末と、サービス提供サーバと、前記クライアント端末が前記サービス提供サーバにアクセスすることを支援するアクセス支援サーバと、を備えたアクセス支援システムであって、
    前記アクセス支援サーバが、
    前記サービス提供サーバの位置に対する前記クライアント端末の位置に応じて予め設定された前記サービス提供サーバにアクセスする際に利用可能な情報であるアクセス情報を記憶するアクセス情報記憶手段と、
    前記クライアント端末から当該クライアント端末のネットワーク上の位置情報を受け付ける位置情報受付手段と、
    この受け付けた前記クライアント端末の位置情報と前記アクセス情報記憶手段に記憶された情報とに基づいて、前記クライアント端末が前記サービス提供サーバにアクセスする際に利用するアクセス情報を決定するアクセス情報決定手段と、
    この決定したアクセス情報を前記クライアント端末に送信するアクセス情報送信手段と、を備え、
    前記クライアント端末が、前記アクセス支援サーバから受信したアクセス情報を利用して前記サービス提供サーバにアクセスするサービス利用機能を備えた、
    ことを特徴とするアクセス支援システム。
  7. ネットワークに接続された、クライアント端末と、サービス提供サーバと、前記クライアント端末が前記サービス提供サーバにアクセスすることを支援するアクセス支援サーバと、を備えたアクセス支援システムであって、
    前記アクセス支援サーバが、
    前記サービス提供サーバの位置に対する前記クライアント端末の位置に応じて予め設定された通信プロトコル情報を記憶するプロトコル情報記憶手段と、
    前記クライアント端末から送信された当該クライアント端末のネットワーク上の位置情報を受け付ける位置情報受付手段と、
    この受け付けた前記クライアント端末の位置情報と前記プロトコル情報記憶手段に記憶された情報とに基づいて、前記クライアント端末が前記サービス提供サーバにアクセスする際に利用する通信プロトコルを決定するプロトコル決定手段と、
    この決定した通信プロトコル情報を前記クライアント端末に送信するプロトコル情報送信手段と、を備え、
    前記クライアント端末が、前記アクセス支援サーバから受信した通信プロトコル情報を利用して前記サービス提供サーバにアクセスするサービス利用機能を備えた、
    ことを特徴とするアクセス支援システム。
  8. ネットワークに接続されたアクセス支援サーバを用いて、クライアント端末によるネットワーク上のサービス提供サーバへのアクセスを支援する方法であって、
    前記クライアント端末から当該クライアント端末のネットワーク上の位置情報を受け付ける位置情報受付工程と、
    この受け付けた前記クライアント端末の位置情報と、前記サービス提供サーバの位置に対する前記クライアント端末の位置に応じて予め設定され記憶された前記クライアント端末が前記サービス提供サーバにアクセスする際に利用可能なアクセス情報と、に基づいて、前記クライアント端末が利用するアクセス情報を決定するアクセス情報決定工程と、
    この決定したアクセス情報を前記クライアント端末に送信するアクセス情報送信工程と、
    を有することを特徴とするアクセス支援方法。
  9. ネットワークに接続されたアクセス支援サーバを用いて、クライアント端末によるネットワーク上のサービス提供サーバへのアクセスを支援する方法であって、
    前記クライアント端末から当該クライアント端末のネットワーク上の位置情報を受け付ける位置情報受付工程と、
    この受け付けた前記クライアント端末の位置情報と、前記サービス提供サーバの位置に対する前記クライアント端末の位置に応じて予め設定され記憶された通信プロトコル情報と、に基づいて、前記クライアント端末が前記サービス提供サーバにアクセスする際に利用する通信プロトコルを決定するプロトコル決定工程と、
    この決定した通信プロトコル情報を前記クライアント端末に送信するプロトコル情報送信工程と、
    を有することを特徴とするアクセス支援方法。
  10. クライアント端末によるネットワーク上のサービス提供サーバへのアクセスを支援する、前記ネットワークに接続されたアクセス支援サーバに、
    前記サービス提供サーバの位置に対する前記クライアント端末の位置に応じて予め設定された前記サービス提供サーバにアクセスする際に利用可能な情報であるアクセス情報を記憶するアクセス情報記憶手段、
    前記クライアント端末から当該クライアント端末のネットワーク上の位置情報を受け付ける位置情報受付手段、
    この受け付けた前記クライアント端末の位置情報と前記アクセス情報記憶手段に記憶された情報とに基づいて、前記クライアント端末が前記サービス提供サーバにアクセスする際に利用するアクセス情報を決定するアクセス情報決定手段、
    この決定したアクセス情報を前記クライアント端末に送信するアクセス情報送信手段、
    とを実現するためのアクセス支援用プログラム。
  11. クライアント端末によるネットワーク上のサービス提供サーバへのアクセスを支援する、前記ネットワークに接続されたアクセス支援サーバに、
    前記サービス提供サーバの位置に対する前記クライアント端末の位置に応じて予め設定された通信プロトコル情報を記憶するプロトコル情報記憶手段、
    前記クライアント端末から当該クライアント端末のネットワーク上の位置情報を受け付ける位置情報受付手段、
    この受け付けた前記クライアント端末の位置情報と前記プロトコル情報記憶手段に記憶された情報とに基づいて、前記クライアント端末が前記サービス提供サーバにアクセスする際に利用する通信プロトコルを決定するプロトコル決定手段、
    この決定した通信プロトコル情報を前記クライアント端末に送信するプロトコル情報送信手段、
    とを実現するためのアクセス支援用プログラム。
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