JP2005351709A - ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラム - Google Patents

ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに適合したきめ細やかな行動プランを自動的に生成する。
【解決手段】発見手段13が、ユーザが入力した出発地、出発予定時刻、目的地、到着予定時刻に基づき地図情報を参照し出発地から目的地までのルートを発見する。算出手段6が複数の立ち寄り地に関する立寄地情報、ユーザの位置情報及び時刻情報、ユーザのプロファイルを入力し、これらを信頼度付ルールに適用して、ユーザの現在の状況に関する現況情報を算出する。検索手段13が、ルート上にルートを複数のルートに分岐する形で状況情報に基づき追加される複数の立ち寄り地ごとに立ち寄り地に立ち寄る以前にユーザが立ち寄る位置、又は立ち寄る位置がない場合は出発地から立ち寄り地までと、立ち寄り地から目的地までの複数のルートを検索する。プラン生成手段12が追加された立ち寄り地と検索された複数のルートの内少なくとも1つのルートを示す行動プランを生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザが行き先をナビゲートしてもらうナビゲーション装置及びナビゲーション方法であって、特に立ち寄り地の設定の手間を軽減するためのナビゲーション装置及びナビゲーション方法である。
従来からユーザのプロファイルを入力し、そのプロファイルにしたがって立ち寄り地POI(Point of Interest)を提案し、ドライブプランを構築するカーナビゲーション装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−92029公報
しかしながら、従来のカーナビゲーション装置は、限られたプロファイル情報(同乗者がだれかなど)を基に、ごく限られたPOIの提案を行うことしかできない。また、従来のカーナビゲーション装置は、ドライブ中のドライバの状況を正確に把握することができないため、ドライバに複数のPOIの提案を行い、その中からドライバにPOIを選択してもらうという方式になっており、ドライバへの負担が大きい。また、従来のカーナビゲーション装置は、提案されるPOIのバリエーションに乏しく、目的地周辺の施設のみの提案に留まっている。
本発明は、上述した従来の問題を解決するために、ユーザに適合したきめ細やかな行動プランを自動的に生成するナビゲーション装置及びナビゲーション方法を提供することを目的とする。
本発明のナビゲーション装置によれば、ユーザが入力した出発地及び目的地に基づいて地図情報を検索しユーザを出発地から目的地までナビゲートするナビゲーション装置において、ユーザに関するルールに対応してルールの信頼度を付与し信頼度付ルールを作成する作成手段と、ユーザが入力した前記出発地、出発予定時刻、前記目的地、到着予定時刻に基づいて地図情報を参照して前記出発地から前記目的地までのルートを発見する発見手段と、前記ルート上にある複数の立ち寄り地に関する立寄地情報、前記ルートに沿ってユーザが移動した場合のある未来の時刻、該時刻にユーザがいるべき位置、ユーザのプロファイルを入力し、これらを前記信頼度付ルールに適用して、前記出発予定時刻から前記到着予定時刻までの複数の時刻でのユーザの状況に関する状況情報を算出する算出手段と、前記ルート上に、前記ルートを複数のルートに分岐する形で前記状況情報に基づき追加される複数の立ち寄り地ごとに該立ち寄り地に立ち寄る以前にユーザが立ち寄る位置、又は該立ち寄る位置がない場合は前記出発地から該立ち寄り地までと、該立ち寄り地から前記目的地までの複数のルートを検索する検索手段と、前記追加された立ち寄り地と前記検索された複数のルートの内、少なくとも1つのルートを示す行動プランを生成するプラン生成手段を具備することを特徴とする。
本発明のナビゲーション方法によれば、ユーザが入力した出発地及び目的地に基づいて地図情報を検索しユーザを出発地から目的地までナビゲートするナビゲーション方法において、ユーザに関するルールに対応してルールの信頼度を付与し信頼度付ルールを作成し、ユーザが入力した前記出発地、出発予定時刻、前記目的地、到着予定時刻に基づいて地図情報を参照して前記出発地から前記目的地までのルートを発見し、前記ルート上にある複数の立ち寄り地に関する立寄地情報、前記ルートに沿ってユーザが移動した場合のある未来の時刻、該時刻にユーザがいるべき位置、ユーザのプロファイルを入力し、これらを前記信頼度付ルールに適用して、前記出発予定時刻から前記到着予定時刻までの複数の時刻でのユーザの状況に関する状況情報を算出し、前記ルート上に、前記ルートを複数のルートに分岐する形で前記状況情報に基づき追加される複数の立ち寄り地ごとに該立ち寄り地に立ち寄る以前にユーザが立ち寄る位置、又は該立ち寄った位置がない場合は前記出発地から該立ち寄り地までと、該立ち寄り地から前記目的地までの複数のルートを検索し、前記追加された立ち寄り地と前記検索された複数の内、少なくとも1つのルートを示す行動プランを生成することを特徴とする。
本発明のナビゲーションプログラムによれば、ユーザが入力した出発地及び目的地に基づいてコンピュータが地図情報を検索しユーザを出発地から目的地までナビゲートするナビゲーションプログラムおいて、前記コンピュータに、
ユーザに関するルールと、該ルールに対応して該ルールの信頼度とを格納させ、ユーザが入力した前記出発地、出発予定時刻、前記目的地、到着予定時刻に基づいて地図情報を参照させて前記出発地から前記目的地までのルートを発見させ、前記ルート上にある複数の立ち寄り地に関する立寄地情報、前記ルートに沿ってユーザが移動した場合のある未来の時刻、該時刻にユーザがいるべき位置、ユーザのプロファイルを入力し、これらを前記ルールに適用して、前記出発予定時刻から前記到着予定時刻までの複数の時刻でのユーザの状況に関する状況情報を算出させ、前記ルート上に、前記ルートを複数のルートに分岐する形で前記状況情報に基づき追加される複数の立ち寄り地ごとに該立ち寄り地に立ち寄る以前にユーザが立ち寄る位置、又は該立ち寄った位置がない場合は前記出発地から該立ち寄り地までと、該立ち寄り地から前記目的地までの複数のルートを検索させ、前記追加された立ち寄り地と前記検索された複数の内、少なくとも1つのルートを示す行動プランを生成させることを特徴とする。
本発明のナビゲーション装置及びナビゲーション方法によれば、ユーザに適合したきめ細やかな行動プランを自動的に生成することが可能になる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係るナビゲーション装置について詳細に説明する。
本実施形態のナビゲーション装置は、図1に示すように、ユーザカード設定UI(User Interface)部1、ユーザカード管理部2、入力データ管理部3、ドライブプランシミュレート部4、入力データ処理部5、状況認識部6、状況認識データ処理部7、ルール管理部8および10、処理選択部9、コンテンツ配送部11、ドライブプラン管理部12、ルート検索部13、出発地目的地設定UI部14、プラン表示部15、及び、フィードバック部16を備えている。
ユーザカード設定UI部1は、本実施形態のナビゲーション装置を使用するユーザのプロファイルを入力する。ユーザのプロファイルは、ユーザの性別、年齢、趣味趣向を含んでいる。このユーザは一人に限らず、複数人を想定して入力してもよい。また、本実施形態のナビゲーション装置を自動車に搭載して使用する場合は、ユーザカード設定UI部1がユーザのプロファイルとして例えばそのユーザの運転歴、事故率を入力できるように設定されてもよい。また、ユーザカード設定UI部1は、ユーザに特有のルールも入力する。ルールは、例えば、「ユーザAは夜にお腹が空くとすれば、20時以降である」、といったルールである。さらに、ユーザカード設定UI部1は、プロファイル及びルール以外に、コンテキストも入力する。コンテキストとは、位置及び時間に依存しない情報である。ユーザカード設定UI部1の例及び表示されているユーザハンドル名称を選択した場合は後に図3、図4、図5及び図6を参照して説明される。このユーザカードというプロファイル情報を入力する手段によれば、様々なコンテキストやコンテキスト導出ルールの容易な設定を可能にする。
ユーザカード管理部2は、ユーザカード設定UI部1で設定されたユーザのプロファイル、ルール、及びコンテキストをユーザごとに記憶している。
入力データ管理部3は、ユーザが立ち寄ることが可能な立ち寄り地であるPOI(Point of Interest)の名称、位置情報、その場所の特徴(以後、ジャンルと称する)を格納して管理している。ジャンルは、例えば、温泉、ドライブイン、レストラン等がある。入力データ管理部3は、通常、膨大な数のPOIを格納している。
ドライブプランシミュレート部4は、ドライブプラン管理部12が設定したドライブプランにしたがってドライブプランのシミュレーションを行う。ドライブプランシミュレート部4は、現在のユーザの位置情報、現在時刻、通常、複数の未来の時刻におけるユーザの位置情報を入力データ処理部5に出力する。未来の時刻におけるユーザの位置情報は、ドライブプラン管理部12が設定したドライブプランに沿ってユーザが動いた場合の位置情報である。ドライブプランシミュレート部4は、例えば、未来の時刻におけるユーザの位置情報を10分間隔で算出する。
入力データ処理部5は、ドライブプランシミュレート部4からユーザの現在位置情報及び現在時刻を取得し、入力データ管理部3から複数のPOIの位置情報、名称、及びジャンルを入力し、ユーザカード管理部2からドライバの属性等の所定の情報を入力する。入力データ処理部5が入力した情報を以後、エンティティと称する。そして、入力データ処理部5は入力した情報を状況認識部6に出力する。また、ナビゲーション装置は、図示していないが時計及びカレンダーを内蔵していて、ナビゲーション装置の各部はその情報を取得することができる。入力データ処理部5に入力されるデータの一例は後に図7を参照して説明する。
ルール管理部8は、ユーザカード管理部2からルールのみを抽出し、各ルールは重みが付されていて、ルールとこのルールの重みを記憶している。このルールの重みは、換言すれば、ルールの信頼度を示す。このルールの重みはナビゲーション装置の管理者によって設定されるが、ユーザが設定することができるようになっていてもよい。ルール管理部8内のルールは、結果として、ユーザが現時点でおかれている状況を判断するためのものになる。ルール管理部8に格納されているルールは後に図8を参照して説明される。
状況認識部6は、入力データ処理部5からエンティティを入力し、ルール管理部8から重み付きのルールを入力し、これらの情報から現在のユーザの状況を認識する。すなわち、状況認識部6は、ルールに基づいて、エンティティを解析する。エンティティは位置及び時間に関する情報でありユーザの現在位置情報及び現在時刻も含んでいるので、状況認識部6はユーザの現在位置情報と現在時刻に関連するコンテキスト(以後、コンテキストの一部である状況認識データと称する)を出力する。状況認識データ処理部7が入力した情報を以後、コンテキストと称する。このコンテキストの一部である状況認識データを得ることは現在のユーザの状況を認識することであるので、状況認識部6は現在のユーザの状況を認識することができる。コンテキストの一部である状況認識データとしては、例えば、「近くのPOIに**温泉がある。」、「現在の時間帯はお昼である。」、「ユーザの状態は空腹である。」等がある。
状況認識データ処理部7は、状況認識部6の出力であるユーザのコンテキストの一部である状況認識データと、ユーザカード管理部2からのコンテキストを入力する。コンテキストは、例えば、目的はショッピングである、食事の好みは和食である、運転熟練度は上級である等がある。状況認識データ処理部7はこれらの情報を処理選択部9に出力する。状況認識データ処理部7がユーザカード管理部2及び状況認識部6から入力するコンテキストの一例は後に図9を参照して説明される。
ルール管理部10は、ルール管理部8とは異なりユーザカードから抽出したルールではなく予め本実施形態のナビゲーション装置の管理者が設定したルールを格納している。ルール管理部8と同様にこのルールも重みが付加されている。このルールはユーザの状況(すなわち、コンテキストの一部である状況認識データ)に応じてどういうコンテンツ(本実施形態ではPOI、ルーティング)を設定すべきなのかを示すルールである。このルールは、例えば、「季節が冬かつユーザの運転時間がある時間以上であり、疲れていると考えられる場合は、現在位置の近隣にある温泉を提案する」等といったルールである。ルール管理部10が格納しているデータは後に図11を参照して説明される。
処理選択部9は、状況認識データ処理部7からコンテキストの一部である状況認識データとコンテキストを入力して、ルール管理部10のルールに基づいてコンテキストの一部である状況認識データとコンテキストを解析する。この結果、処理選択部9は、ユーザの状況からユーザにどのようなコンテンツ(POI、ルーティング)を設定すべきなのかを示すコンテンツ作成依頼データをコンテンツ配送部11に出力する。コンテンツ作成依頼データは、名称、操作、引数から構成される。処理選択部9が出力するコンテンツ作成依頼データの一例は後に図10を参照して説明される。
状況認識データ処理部7から入力されたコンテキスト中に含まれている近くのPOIは、処理選択部9によって、ルール管理部10からのルール及びルールの重みによって絞られる。
コンテンツ配送部11は、コンテンツ作成依頼データを入力して、各コンテンツ作成依頼データごとに、当該利用者へ提供すべきコンテンツを作成するためのコンテンツ作成手段を選択し、この選択されたコンテンツ作成手段に対応するコンテンツ作成依頼データをドライブプラン管理部12及びルート検索部13に配送する。コンテンツ作成依頼データは複数あり、それぞれに重要度が付加されている。本実施形態では、このコンテンツ作成手段はドライブプラン管理部12及びルート検索部13である。例えば、POI提案のデータを基にしてドライブプラン管理部12に送信され、ドライブプランにPOIを追加する際に使用される。ルーティング設定に関するコンテンツ作成依頼データは、ルート検索部13に送信され、ルートを検索する際の条件設定に使用される。
出発地目的地設定UI部14は、ユーザがナビゲーション装置を使用する際に最初に出発地及び出発時刻と目的地及び到着時刻を入力するためのものである。これら出発地及び出発時刻と目的地及び到着時刻の情報はドライブプラン管理部12に入力される。出発地目的地設定UI部14の一例は後に図12を参照して説明される。
ドライブプラン管理部12は、ルート検索部13が検索したルートでは出発地目的地設定UI部14で入力した到着時刻よりも早く到着するか否かを判定する。ここでドライブプラン管理部12は、早く到着すると判定した場合に、コンテンツ配送部11からPOIに関するコンテンツ作成依頼データを受け取り、出発地目的地設定UI部14から出発地と目的地の情報を受け取り、POIに関するコンテンツ作成依頼データに含まれる出発地から目的地までの途中で立ち寄るPOIを設定してドライブプランを生成する。ドライブプランという文言は自動車で行動することのみを意味しているようだが、本質はユーザが行動することであり自動車に限定するわけではない。ドライブプランは行動プランと換言してもよい。具体的には、ドライブプラン管理部12は、コンテンツ配送部11から受け取ったPOIをドライブプラングラフに追加する。通常、コンテンツ作成依頼データは複数あり、それぞれ重要度が付加されていて、ドライブプラン管理部12は、その中から重要度の高いプランを数個選択し、ドライブプラングラフに追加する。ドライブプラングラフは、後に図16及び図17を参照して説明する。前記重要度は、ルールに付与されている重みで決まる。重要度が低いとしてドライブプラン管理部12で設定されなかったPOIに関しては、このPOIを含むドライブプランが未確定であることを表すフラグをドライブプラングラフ内のPOIに付加する。
このようにして、ドライブプラン管理部12は、ユーザが出発地から目的地までドライブする際に、途中立ち寄るPOIから構成されるドライブプラン、及びドライブプランの生成や代替のPOIの提案に用いられるドライブプラングラフを管理する。そして、ドライブプラン管理部12は、このドライブプランをドライブプランシミュレート部4に出力すると共にプラン表示部15に出力する。ここで、「ドライブ」と記載しているが本実施形態のナビゲーション装置は、ユーザが自動車で移動する場合のみに適用されるわけではなく、ユーザがある出発地からある目的地まで移動する場合であれば移動手段に無関係に適用される。プラン表示部15の表示されるドライブプランの一例及び画面例は後に図13、図14及び図15を参照して説明する。ドライブプラン管理部12は、ユーザが立ち寄るべきPOIを自動的に設定したドライブプラングラフを生成することで、ユーザが必要とするドライブプランを自動的に生成することができる。この結果、プラン表示部15は、ユーザの状況に対応したコンテンツとしてPOIを提示することができる。
ルート検索部13は、出発地目的地設定UI部14で入力された出発地及び出発時刻と目的地及び到着時刻を受け取り、出発地から目的地までのルートを地図情報を参照して検索する。地図情報は、ユーザが移動する地域に合わせた情報を含んでいる。また、ユーザが地図情報を所望のものに変更することができるように設定されていることが好ましい。ルート検索部13は、出発地から目的地まであるルートを辿って最後の地点に到着する時刻が、出発地目的地設定UI部14で入力された到着時刻よりも以前となるルートを検索する。さらに、ルート検索部13は、ドライブプラン管理部12で設定されたドライブプラングラフにPOIが追加されるごとに、ルート上に、前記ルートを複数のルートに分岐する形で、出発地から追加されたPOIまでのルートと追加されたPOIから目的地までのルートを検索する。この際のルートは、途中通過する地点の緯度、経度からなる位置情報、及びその地点を通過する時間を表す時間情報の列からなる。
プラン表示部15は、ドライブプラン管理部12が作成したドライブプランをユーザに全て表示する。プラン表示部15はUIになっており、ユーザはプラン表示部15を使用してPOIを変更することができる。すなわち、プラン表示部15によってPOIを挿入、変更、又は削除することができ、このPOIの挿入、変更、又は削除は情報として状況認識データ処理部7に出力され、この情報は処理選択部9がPOIのコンテンツ作成依頼データを作成する際に反映される。また、プラン表示部15を使用してコンテキストを否定することもできる。この場合もコンテキストの否定は情報として状況認識データ処理部7に出力され、この情報は処理選択部9がコンテンツ作成依頼データを作成する際に反映される。さらに、ユーザは表示されたプランから所望のプランを選択することができてもよい。このプランの選択結果は状況認識データ処理部7を介して処理選択部9に出力される。また、これらのプラン選択結果、及びPOIの挿入、変更、又は削除の情報、コンテキストをユーザが否定したか否かの情報はフィードバック部16にも出力される。
フィードバック部16は、プラン表示部15から出力されるプラン選択結果、及びPOIの挿入、変更、又は削除の情報、コンテキストをユーザが否定したか否かの情報を受け取り、この情報に基づいてルール管理部8及びルール管理部10に格納されているルールに付されている重みの値を変化させる。選択されなかったプラン、及び、変更又は削除されたPOI、否定されたコンテキストに対応するルールの重みを下げ、選択されたプラン、及び、挿入されたPOIに対応するルールの重みを上げる。フィードバック部16によってルールに付与する重みを時間変動させる例については、後に図18を参照して説明する。フィードバック部16は、ユーザからの入力に従い、コンテキスト導出用のルール(ルール及びルールの重み)や、処理選択ルールの重みを変化させることにより、コンテキストやPOIの提案精度を高め、ユーザがコンテキストやPOIを訂正する手間を軽減することができる。
次に、本実施形態のナビゲーション装置の動作の流れを図2を参照して説明する。
ユーザが出発地目的地設定UI部14を使用して出発地と目的地を入力する(ステップS1)。ルート検索部13は、出発地目的地設定UI部14で入力された出発地及び出発時刻と目的地及び到着時刻を受け取り、出発地から目的地までのルートを検索する(ステップS2)。ドライブプラン管理部12は、ルート検索部13が検索したルートでは出発地目的地設定UI部14で入力した到着時刻よりも早く到着するか否かを判定する(ステップS3)。ステップS3では、早く到着すると判定された場合はステップS4に進み、早く到着しないと判定された場合はステップS9に進む。
ステップS4では、ドライブプランシミュレート部4がステップS2で検索されたルート上の位置情報と時間情報を算出する。そして、ドライブプランシミュレート部4はこの位置情報と時間情報を一定間隔で入力データ処理部5へ出力する(ステップS5)。ドライブプランシミュレート部4は、例えば、10分間隔でルート上のユーザの現在位置情報及び現在時刻を入力データ処理部5に出力する。状況認識部6、状況認識データ処理部7、ルール管理部8、処理選択部9、ルール管理部10、コンテンツ配送部11が、ユーザカード管理部2からユーザのプロファイル、ルール及びコンテキストを入力し、ドライブプランシミュレート部4からユーザの現在位置情報及び現在時刻を入力して、コンテンツ配送部11がPOIに関するコンテンツ作成依頼データをドライブプラン管理部12に出力する。ドライブプラン管理部12は、コンテンツ作成依頼データとしてPOIに関するデータを受け取る(ステップS6)。
ドライブプラン管理部12は、コンテンツ配送部11から受け取ったPOIに関するデータのうちの重要度の高いPOIを上位から所定数だけドライブプラングラフに追加する(ステップS7)。そして、ドライブプラン管理部12は追加したPOIを出発地、出発時刻を当該出発地の出発時刻として再設定し(ステップS8)、ステップS2に戻り再設定した出発地と目的地の間でルートを検索し始める。設定されなかったPOIに関しては、プランが未確定であることを表すフラグを付加する。
一方、ステップS9では、ドライブプラン管理部12が、重要度が高いドライブプランを上位から所定数だけ選択し、これらのドライブプランが確定したか否かを判定し、上位から所定数の全てのドライブプランが確定していると判定された場合はステップS10に進み、上位から所定数の全てのドライブプランのうちの1つでも未確定のドライブプランがある場合にはステップS15に進む。ステップS15では、未確定のドライブプランのPOIを出発地として設定しステップS2に戻る。一方、ステップS10では、プラン表示部15がユーザにドライブプランを表示し、プラン表示部15のUIによってユーザがPOIの挿入、変更、又は削除を行ったり、あるコンテキストを否定したりする。
ステップS11では、プラン表示部15がPOIのうち、挿入、変更、又は削除が行われたPOIがあるか否かを判定し、挿入、変更、又は削除が行われたPOIがある場合はステップS14に進み、挿入、変更、又は削除が行われたPOIが無い場合はステップS12に進む。ステップS12では、プラン表示部15がコンテキストのうち、否定されたコンテキストがあるか否かを判定し、否定されたコンテキストがある場合はステップS14に進み、否定されたコンテキストが無い場合はステップS13に進む。ステップS13では、プラン表示部15のUIでユーザがドライブプランの設定が完了したか否かがプラン表示部15によって判定され、設定が終了したと判定された場合はナビゲーション装置の動作を終了し、設定が終了したと判定されなかった場合はステップS10に戻る。
ステップS14では、フィードバック部16がフィードバック動作を行う。すなわち、ステップS11でPOIが挿入された場合はこのPOIに対応するルールの重みを上げ、POIが変更又は削除された場合はこのPOIに対応するルールの重みを下げる。さらにステップS12で、あるコンテキストを否定した場合はこのコンテキストを導出したルールの重みを下げる。その後、ステップS10に戻る。
次に、図1に示したユーザカード設定UI部1を図3及び図4を参照して説明する。
ユーザカード設定UI部1は、図3に示した外観であり、ユーザカード名称及びユーザカードハンドル名称がリストアップされていて、例えば、ユーザは選択トグルをチェックして決定ボタンを押すことによって対応するユーザカード名称及びユーザカードハンドル名称のうちのいずれかを選択する。ユーザカード名称はあるカテゴリに特化したカードを示し、ユーザカードハンドルはある人物に特化したカードを示す。例えば、ユーザカード名称としては和食好き、20歳代、男性等があり、ユーザカードハンドル名称としてはお子さん、お母さん、お父さん等がある。
ユーザカード名称及びユーザカードハンドル名称のうちのいずれかを選択すると、選択した名称に関してこの選択した名称に関連するさらに詳細な事項を入力することができる。例えば、ユーザが図3のお子さんを選択した場合は、図4に示したようにお子さんに関連した、予め設定されているユーザカード名称(男性、5−9歳、海沿いが好き)が複数個表示される。また、はじめはユーザカード名称の欄が全て空欄になっていて、ユーザカード名称欄にマウス等を合わせると、例えば複数のユーザカード名称を表示するプルダウンメニューが出てきて、このプルダウンメニューの中からユーザがユーザカード名称を選択することができるようになっていてもよい。ユーザカードの内容は、エンティティ、コンテキスト、ルールのいずれかを含む。ユーザは、選択用トグルをチェックすることでユーザカードハンドルに含むべきユーザカードを選択し、選択が終了したら決定ボタンを押す。
また、ユーザは、ユーザカード名称及びユーザカードハンドル名称のうちから複数のユーザカード名称又はユーザカードハンドル名称を選択してもよい。この場合、それぞれ図4に示したようなUIを使用して各ユーザに関する詳細な情報を入力する。これによって、本実施形態のナビゲーション装置は、複数のユーザに適合したドライブプランを提案することが可能になる。この場合、ナビゲーション装置は、全てのユーザが好ましいと思うドライブプランを採用することもできるし、複数のユーザのうちの過半数のユーザが好ましいと思う場合にそのドライブプランを採用するこということもできる。これは複数の人数で行動する場合、例えば、複数の人数でドライブする、複数の人数で散策する場合に効果的である。
次に、図4に示したユーザカード名称が意味するエンティティ、コンテキスト、又はルールの一例を図5を参照して説明する。
ユーザカードは、ナビゲーション装置に、ドライブに参加する人のプロファイルを設定するためのもので、ドライブプランを生成する前に設定される。名称(ユーザカード名称)はユーザカード設定UIにユーザカードの内容を表示するために用いられる。エンティティは、そのユーザカードを設定した際に、入力データ処理部5に入力される、そのユーザの属性などを表す情報である。コンテキストは、そのユーザカードを設定した際に、状況認識データ処理部7に入力される、そのユーザの嗜好や目的などを表す情報である。エンティティ及びコンテキストは、エンティティ又はコンテキストの名称、属性、値からなる。図5に示した、「和食好き」というユーザカード名称では、例えば、名称、属性、値はそれぞれ「食事好み」、「種別」、「和食」である。ルールは、そのユーザカードを設定した際に、ルール管理部8に入力されるものである。ルールは、ある入力データに対して、出力されるコンテキストの一部である状況認識データから構成される。図5に示した、「北海道在住」というユーザカード名称では、例えば、「冬は11月から4月まで」というものがルールである。
次に、ユーザカードハンドル名称とユーザカード名称との関係を図6を参照して説明する。
通常、1つのユーザカードハンドルには複数のユーザカードが含まれている。図6に示したように、例えば、「お父さん」、というユーザカードハンドル名称に含まれるユーザカードは「男性」、「40歳代」、「和食好き」、「運転歴10年以上」の4個のユーザカードが含まれる。そして、それぞれのユーザカードは図5に示したエンティティ又はコンテキストである。
次に、図1の入力データ処理部5に入力されるデータであるエンティティについて図7を参照して説明する。
入力されるデータであるエンティティは、具体的には、現在時刻、ユーザの現在位置情報、複数のPOIに関する情報(位置情報、名称、ジャンル)、ドライバの属性などがあり、それぞれ名称と属性と値からなる。入力データ処理部5には、ユーザカード管理部2、入力データ管理部3、ドライブプランシミュレート部4からデータが入力される。ユーザカード管理部2からは、例えば、ドライバの属性が入力され、この場合例えば、(名称、属性、値)=(ドライバ、運転歴、20)となる。入力データ管理部3からは、例えば、POIに関する情報が入力され、この場合例えば、名称がPOIで、(属性、値)=(ジャンル、温泉)、(名称、二焼温泉)、(緯度、N35.234)、(経度、E139.366)となる。ドライブプランシミュレート部4からは、例えば、現在時刻、ユーザの現在位置が入力され、例えば、ユーザの現在位置の名称は現在位置で、(属性、値)=(緯度、N36.105)、(経度、E140.302)となる。
次に、図1のルール管理部8が格納しているルールを図8を参照して説明する。
ルールは、そのルールが適用される条件、出力されるコンテキストの一部である状況認識データから構成される。条件は、例えば、「POIの位置が現在位置に近い」、がありこの条件に合致する場合は、このPOIが近くのPOIである、というコンテキストの一部である状況認識データとして出力される。近いか否かは、例えば、現在位置及びPOIの備える緯度、経度属性を用いて判断される。
次に、図1の状況認識データ処理部7が状況認識部6及びユーザカード管理部2から入力するコンテキストの一例を図9を参照して説明する。
図9に示したコンテキストのうち、名称が「目的」および「食事好み」は、図5に示したようにユーザカードの中のコンテキストの中にあるので、これらはユーザカード管理部2から入力されたものである。名称が「近くのPOI」、「時間帯」、「運転熟練度」等は、図8に示したようにルール管理部8が格納しているので、状況認識部6から入力したものである。
次に、処理選択部9が出力するコンテンツ作成依頼データの一例を図10を参照して説明する。
コンテンツ作成依頼データは、名称、操作、引数から構成される。POIに関するデータは、コンテンツ配送部11を介してドライブプラン管理部12に送信され、図10の例ではドライブプランにPOIを追加する動作を行う。ルーティング設定に関するコンテンツ作成依頼データは、コンテンツ配送部11を介してルート検索部13に送信され、図10の例ではルートを検索する際の条件設定を行う。
次に、ルール管理部10に格納されていて処理選択部9に出力されるルールを図11を参照して説明する。
図11に示した「1」のルールによれば、コンテキストの一部である状況認識データとして、「近くのPOIのジャンルが和食料理屋である」というデータと、「食事好みの種別が和食である」というデータを含んでいた場合、そのPOIが提案される。このPOIの提案は、コンテンツ配送部11がドライブプラン管理部12に出力する。図11の他の例では「2」のルール及び「3」のルールでも、同様に、近隣の温泉の提案、及び近隣のサービスエリア、パーキングエリア、道の駅の提案もコンテンツ配送部11がドライブプラン管理部12に出力する。
一方、図11に示した「4」のルールによれば、コンテキストの一部である状況認識データとして、ルーティング設定をするデータを含んでいる場合、高速道路を利用しないというデータが出力される。この高速道路を利用しないというルーティング設定に関するコンテンツ作成依頼データは、コンテンツ配送部11がルート検索部13に出力する。
次に、ドライブプラン管理部12に出発地及び目的地を設定するための出発地目的地設定UI部14を図12を参照して説明する。
図12は、ドライブプランの作成を開始するための、ドライブの出発地及び目的地を設定するためのUIを示している。UIには、例えば、出発地設定ボタン及び目的地設定ボタンがある。出発地設定ボタンは、ユーザがこのボタンを選択する(具体的には、例えば、ボタンをクリックする又は押す)ことで、出発地及び出発時刻を設定するUIが開く。出発地を設定するUIは、例えば、図12ではボタンの右側に配置されているマップに示された地図上の出発地点を選択して(具体的には、例えば、地図上の出発地点をクリックする又は押す)決定する。また他に、予め用意されているPOIをジャンルから選び出発地点を決定するものでもよい。同様の方法によって、目的地設定ボタンを選択して目的地および到着時刻が設定される。また、プラン作成ボタンを押すことで、ドライブプラン管理部12でドライブプランの生成が開始される。
次に、ドライブプラン管理部12で生成されたドライブプランをプラン表示部15が表示した一例を図13を参照して説明する。
プラン表示部15は、UIになっていて、通常ドライブプランが複数個提供される。図13の例ではドライブプランは3つあり、図13にはそのうちのドライブプラン1が表示されている。ユーザが他のドライブプランを参照したい場合は、プランを選択するためのタグであるプラン選択タグ(図13の「プラン1」、「プラン2」、「プラン3」)のうちの所望のタグを選択すればよい。各ドライブプランでは、出発地及び出発時刻と目的地、さらに出発地と目的地の間に立ち寄るPOIが表示される。さらに到着予定時刻が目的地の欄に表示されてもよい。また、出発地、立ち寄るPOI、目的地、及びルートがマップに表示される。ユーザは表示されたドライブプランに問題が無い場合は決定ボタンを押し、あるドライブプランを選択決定する。
一方、ユーザが立ち寄るPOIを変更したい場合は、変更したいPOIが表示されている立ち寄りPOIボタンを選択してPOIを変更する。次に、ユーザが立ち寄りPOIボタンを選択した場合に表示される画面を図14を参照して説明する。
立ち寄りPOIボタンを押すことで、POIの詳細をしめすPOI詳細表示UIに遷移する。POI詳細表示UIは、例えば、提示理由状況設定/表示トグル、POI情報表示部、挿入ボタン、変更ボタン、削除ボタン、戻るボタン、到着時刻表示部、及び、出発時刻表示部を備えている。提示理由状況設定/表示トグルは、POIの名称と、括弧内に当該POIがコンテンツ配送部11から出力された理由に相当する状況を表示する。図14の例では、POIの名称が「横浜スーパー銭湯」であり、ナビゲーション装置がこのPOIを選択した理由に相当する状況は「疲れている」及び「冬」であることが示されている。UIが表示されたとき、全てのトグルはONの状態になっている。ユーザは、このPOIが提示された理由として不適切な状況だと判断した場合、このトグルをOFFにすることができる。状況がOFFにされたという情報は、フィードバック部16を介してルール管理部8及びルール管理部10にフィードバックされる。フィードバック部16は、この情報に基づいてルール管理部8及びルール管理部10に格納されているルールに付されている重みの値を変化させる。
図14のPOI情報表示部は、POIの名称と、当該POIの説明が表示される。図14の例では、名称「横浜スーパー銭湯」とその説明が表示されている。挿入ボタンは、表示されているPOIの直後に新たなPOIを挿入する場合に使用する。変更ボタンは、表示されているPOIを他のPOIに変更したい場合に使用する。削除ボタンは、表示されているPOIを削除する場合に使用する。戻るボタンは、選択すると1つ上の階層に戻る。すなわち、図13に示す画面に戻る。到着時刻表示部はこのPOIに到着する時刻を示し、出発時刻表示部はこのPOIを出発する予定時刻を示している。出発時刻表示部は、出発予定時刻をユーザが変更することが可能に設定されている。さらに、到着時刻以前であれば、到着時刻表示部は、到着予定時刻をユーザが変更することが可能なように設定されていてもよい。
次に、ユーザが挿入ボタン又は変更ボタンを選択した場合に表示されるUIの一例を図15を参照して説明する。
ユーザが図14の挿入ボタンを選択した場合は、選択されていたPOIの直後に挿入可能なPOIの候補地が幾つか表示される。図15の例では、3つである。これらのPOIの候補は、ドライブプラングラフを辿ることによって得られる。具体的には、選択されていたPOIから枝が伸びているPOIがPOIの候補として選ばれる。POIの候補は右のマップ上にも表示される。候補地ボタンを押すと、対応するPOIがドライブプランに追加される。また、UIはジャンルで選択するボタンと、地図で選択するボタンもある。これらはユーザが手動で選択するためのものである。ジャンルで選択するボタンは、ユーザがこのボタンを選択すると、挿入するPOIをジャンル別に分かれたリストから選択できるように設定されている。ジャンルで選択するボタンの場合も、挿入しようとしたPOIの地図上の位置を明示することが好ましい。地図で選択するボタンは、ユーザが地図上の希望する地点を選択することでPOIとして挿入される。
ユーザが図14の変更ボタンを選択した場合は、挿入ボタンの場合と類似している。変更ボタンを選択した場合、現在選択されているPOIから変更可能な他のPOIの候補地が幾つか表示され、図15の例では3つある。これらのPOIの候補は、ドライブプラングラフを辿ることによって得られる。候補地は、ドライブプラングラフを、現在のPOIから1つ前に戻ったPOIから枝が伸びているPOIが選択される。1つ前のPOIが複数ある場合は、1つのPOIが任意に選ばれる。POIの候補は右のマップ上にも表示される。候補地ボタンを押すと、対応するPOIがドライブプランに加えられる。また、UIはジャンルで選択するボタンと、地図で選択するボタンもある。これらはユーザが手動で選択するためのものである。ジャンルで選択するボタンは、ユーザがこのボタンを選択すると、変更先のPOIをジャンル別に分かれたリストから選択できるように設定されている。ジャンルで選択するボタンの場合も、変更先のPOIの地図上の位置を明示することが好ましい。地図で選択するボタンは、ユーザが地図上の希望する地点を選択することでPOIとして加えられる。
次に、ドライブプラングラフにPOIが追加されていく様子を図16及び図17を参照して説明する。
まず、出発地目的地設定UI部14に出発地及び目的地が入力されると、図16の左側の2点のグラフになる。その後、ドライブプランシミュレート部4からコンテンツ配送部11までの各部が動作し、ルート上に、ルートを複数のルートに分岐する形でルート検索部13が追加すべき幾つかのPOIを含めたルートを決定する。図16では、上位3つのPOIを選択する場合である。その後、追加したPOIのうちの1つを出発地に再設定し、ルートの検索を再び行う。設定されなかったPOIに関しては、プランが未確定であることを表すフラグを付加する。到着時間に余裕がない場合は、全てのプランが確定しているか否かを確認する。未確定のプランがある場合、未確定であることを表すフラグを持つPOIを選択し、ルートの検索を行う。全てのプランが確定した場合、ドライブプラングラフから、幾つかのドライブプランを抽出して表示する。1つのドライブプランは、ドライブプラングラフ中の、出発地から目的地への1つのパスに相当する。抽出するドライブプランとして、ドライブプランに含まれるPOIの重要度の平均を元にソートされた複数のドライブプランの、上位数個が選ばれる。また、プラン間のPOIの重複を避けるために、複数プランに存在する同一のPOIの重要度にペナルティを設けてもよい。このペナルティとしては、例えば、上位として選ばれたドライブプランに既に含まれているPOIについては、後の計算ではルールの重みを軽くすることなどが考えられる。
ドライブプラン管理部12は、ドライブプランを生成する際に必要となる、ドライブプランに組み込まれるPOIの候補を管理するドライブプラングラフのデータ構造を格納している。このドライブプラングラフの一例が図17である。ドライブプラングラフは、出発地のPOIを先頭にもち、そのPOIの次に立ち寄るPOIが有方向の枝で接続されている。あるPOIから、次に立ち寄るPOIとしては複数のPOIを設定することができ、ユーザに提案するPOIの代替案として利用される。有方向の枝は最終的に目的地のPOIに接続される。
次に、フィードバック部16がルール管理部8及びルール管理部10のルールに付与する重みを時刻に応じて変動させる様子を図18を参照して説明する。
ルールはルール管理部8又はルール管理部10に予め決められた重みをつけられて格納され、フィードバック部16からのフィードバックによってユーザに適合するように調整される。図18は、ユーザの状態が「お腹すいた状態」になる条件を、現在時刻から導くルールの、1時間ごとのルールの重みを表すグラフである。一般的な朝食、昼食、夕食を食べる時間の重みを高く設定されるが、ユーザがお腹空いたというコンテキストの一部である状況認識データに対して、不適切であるというフィードバックを行った場合、そのコンテキストの一部である状況認識データを導いたルールの重みが減少する。これらの制御は、ナビゲーション装置に内蔵される時計及びカレンダーから時刻を取得し、この時刻を参照して行う。
以上に説明した実施形態によれば、ユーザに適合したきめ細やかな行動プランを自動的に生成するナビゲーション装置及びナビゲーション方法を提供することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施形態に係るナビゲーション装置のブロック図。 図1に示したナビゲーション装置の動作を示すフロー図。 図1のユーザカード設定UI部の一例を示す図。 図3に示したユーザハンドル名称「お子さん」を選択した場合にユーザカード設定UI部に表示される一例を示す図。 図4に示したユーザカード名称が意味するエンティティ、コンテキスト、又はルールの一例を示す図。 ユーザカード名称とユーザハンドル名称との関係を示す図。 図1の入力データ処理部に入力されるデータの一例を示す図。 図1の状況認識部にルールを供給するルール管理部が格納しているルールの一例を示す図。 図1の状況認識データ処理部が状況認識部及びユーザカード管理部から入力するコンテキストの一例を示す図。 図1の処理選択部が出力するコンテンツ作成依頼データの一例を示す図。 図1のルール管理部から処理選択部に出力されるルールの一例を示す図。 図1の出発地目的地設定UIの一例を示す図。 図1のプラン表示部に表示されるドライブプランの一例を示す図。 図13の立ち寄りPOIボタンを選択した場合にプラン表示部15で表示される画面の一例を示す図。 ユーザが図14の挿入ボタン又は変更ボタンを選択した場合に表示されるUIの一例を示す図。 ドライブプラン管理部12が作成するドライブプラングラフにPOIが追加される様子を示す図。 ドライブプラン管理部12がドライブプラングラフを作成する様子を示す図。 状況認識部にルールを提供するルール管理部と処理選択部にルールを提供するルール管理部とのそれぞれのルールに付与する重みを時間変動させる一例を示す図。
符号の説明
1・・・ユーザカード設定UI部、2・・・ユーザカード管理部、3・・・入力データ管理部、4・・・ドライブプランシミュレート部、5・・・入力データ処理部、6・・・状況認識部、7・・・状況認識データ処理部、8・・・ルール管理部、9・・・処理選択部、10・・・ルール管理部、11・・・コンテンツ配送部、12・・・ドライブプラン管理部、13・・・ルート検索部、14・・・出発地目的地設定UI部、15・・・プラン表示部、16・・・フィードバック部

Claims (11)

  1. ユーザが入力した出発地及び目的地に基づいて地図情報を検索しユーザを出発地から目的地までナビゲートするナビゲーション装置において、
    ユーザに関するルールと、該ルールに対応して該ルールの信頼度とを格納している格納手段と、
    ユーザが入力した前記出発地、出発予定時刻、前記目的地、到着予定時刻に基づいて地図情報を参照して前記出発地から前記目的地までのルートを発見する発見手段と、
    前記ルート上にある複数の立ち寄り地に関する立寄地情報、前記ルートに沿ってユーザが移動した場合のある未来の時刻、該時刻にユーザがいるべき位置、ユーザのプロファイルを入力し、これらを前記ルールに適用して、前記出発予定時刻から前記到着予定時刻までの複数の時刻でのユーザの状況に関する状況情報を算出する算出手段と、
    前記ルート上に、前記ルートを複数のルートに分岐する形で前記状況情報に基づき追加される複数の立ち寄り地ごとに該立ち寄り地に立ち寄る以前にユーザが立ち寄る位置、又は該立ち寄る位置がない場合は前記出発地から該立ち寄り地までと、該立ち寄り地から前記目的地までの複数のルートを検索する検索手段と、
    前記追加された立ち寄り地と前記検索された複数のルートの内、少なくとも1つのルートを示す行動プランを生成するプラン生成手段を具備することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記格納手段は、時間帯ごとに前記信頼度を変更する信頼度変更手段を具備することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 複数の立ち寄り地の特徴、及び各立ち寄り地の位置を前記立寄地情報として格納している立寄地格納手段と、
    前記ある未来の時刻及び前記位置の情報を取得する取得手段と、
    前記プロファイル及び前記ユーザに関するルールを入力するユーザ情報入力手段と、
    前記出発地、前記出発時刻、前記目的地、及び前記到着時刻を入力する出発地目的地入力手段をさらに具備することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記ユーザ情報入力手段及び前記出発地目的地入力手段は、ユーザから情報を入力するユーザインタフェース手段を含んでいること特徴とする請求項3に記載のナビゲーション装置。
  5. 更に、前記行動プランをユーザが修正可能な形態で提示する提示手段と、
    前記行動プランの修正に基づいて、前記信頼度を変化させる信頼度可変手段を具備することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  6. 前記提示手段は、ユーザから情報を入力するユーザインタフェース手段を含んでいること特徴とする請求項5に記載のナビゲーション装置。
  7. 更に、前記状況情報に応じてどのような立ち寄り地及びルートを選択すべきかを示す選択ルールを格納しているルール格納手段を具備し、
    前記検索手段は、前記状況情報を前記選択ルールに適用して、前記複数の立ち寄り地及び前記検索されたルートから、ユーザの状況情報に適合する立ち寄り地及びルートを検索することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  8. 前記ルール格納手段は、前記選択ルールに対応して該選択ルールの信頼度とを格納していることを特徴とする請求項7に記載のナビゲーション装置。
  9. 前記ルール格納手段は、前記ルールに対応して該ルールの信頼度をさらに格納し、時間帯ごとに該信頼度を変更する変更手段を具備することを特徴とする請求項7に記載のナビゲーション装置。
  10. 請求項1の方法
    ユーザが入力した出発地及び目的地に基づいて地図情報を検索しユーザを出発地から目的地までナビゲートするナビゲーション方法において、
    ユーザに関するルールと、該ルールに対応して該ルールの信頼度とを格納し、
    ユーザが入力した前記出発地、出発予定時刻、前記目的地、到着予定時刻に基づいて地図情報を参照して前記出発地から前記目的地までのルートを発見し、
    前記ルート上にある複数の立ち寄り地に関する立寄地情報、前記ルートに沿ってユーザが移動した場合のある未来の時刻、該時刻にユーザがいるべき位置、ユーザのプロファイルを入力し、これらを前記ルールに適用して、前記出発予定時刻から前記到着予定時刻までの複数の時刻でのユーザの状況に関する状況情報を算出し、
    前記ルート上に、前記ルートを複数のルートに分岐する形で前記状況情報に基づき追加される複数の立ち寄り地ごとに該立ち寄り地に立ち寄る以前にユーザが立ち寄る位置、又は該立ち寄った位置がない場合は前記出発地から該立ち寄り地までと、該立ち寄り地から前記目的地までの複数のルートを検索し、
    前記追加された立ち寄り地と前記検索された複数の内、少なくとも1つのルートを示す行動プランを生成することを特徴とするナビゲーション方法。
  11. 請求項1のプログラム
    ユーザが入力した出発地及び目的地に基づいてコンピュータが地図情報を検索しユーザを出発地から目的地までナビゲートするナビゲーションプログラムおいて、前記コンピュータに、
    ユーザに関するルールと、該ルールに対応して該ルールの信頼度とを格納させ、
    ユーザが入力した前記出発地、出発予定時刻、前記目的地、到着予定時刻に基づいて地図情報を参照させて前記出発地から前記目的地までのルートを発見させ、
    前記ルート上にある複数の立ち寄り地に関する立寄地情報、前記ルートに沿ってユーザが移動した場合のある未来の時刻、該時刻にユーザがいるべき位置、ユーザのプロファイルを入力し、これらを前記ルールに適用して、前記出発予定時刻から前記到着予定時刻までの複数の時刻でのユーザの状況に関する状況情報を算出させ、
    前記ルート上に、前記ルートを複数のルートに分岐する形で前記状況情報に基づき追加される複数の立ち寄り地ごとに該立ち寄り地に立ち寄る以前にユーザが立ち寄る位置、又は該立ち寄った位置がない場合は前記出発地から該立ち寄り地までと、該立ち寄り地から前記目的地までの複数のルートを検索させ、
    前記追加された立ち寄り地と前記検索された複数の内、少なくとも1つのルートを示す行動プランを生成させることを特徴とするナビゲーションプログラム。
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