JP2005350136A - 容器内収納物のスケジュール管理技術 - Google Patents
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Abstract
【課題】 1サイクルを構成する各期間にあって、予め設定されたスケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを管理する容器内収納物のスケジュール管理技術を提供する。
【解決手段】 ランドセル11に収納された収納物12の情報をICタグ13を通して読み取り、その読み取り情報に基づき、予め設定された授業の時間割通りに、収納物12がランドセル11に収納されているかを判定する。これにより、1サイクルを構成する各期間にあって、予め設定された時間割通りに収納物12がランドセル11に収納されているかを確認して管理することができる。
【選択図】図1
【解決手段】 ランドセル11に収納された収納物12の情報をICタグ13を通して読み取り、その読み取り情報に基づき、予め設定された授業の時間割通りに、収納物12がランドセル11に収納されているかを判定する。これにより、1サイクルを構成する各期間にあって、予め設定された時間割通りに収納物12がランドセル11に収納されているかを確認して管理することができる。
【選択図】図1
Description
この発明は、複数の所定期間(所定時間、所定日にち)を1サイクルとし、収納物が所定期間の経過毎に入れ換えられる容器について、予め設定されたスケジュール(時間割)通りに収納物が収められているかを、ICタグを利用して管理可能な容器内の収納物のスケジュール管理技術に関する。
例えば、各種の学校(小学校、中学校、大学校など)の授業の時間割は、各学期が始まる前に、通常、1週間(場合によっては数週間または1〜数ヵ月)を1サイクルとして決められている。
そのため、学生や教員などは、登校する前、その日の時間割に合わせ、本やノートなどの収納物を準備し、これらを予め空にしたランドセルや鞄(容器)に入れている。このことは、各曜日毎、各月の日にち毎または各年の日にち毎に行き先に合わせて書類、商品カタログ、商品サンプルなどを変更している営業マン(ルートセールスマン)といった社会人でも同じである。
そのため、学生や教員などは、登校する前、その日の時間割に合わせ、本やノートなどの収納物を準備し、これらを予め空にしたランドセルや鞄(容器)に入れている。このことは、各曜日毎、各月の日にち毎または各年の日にち毎に行き先に合わせて書類、商品カタログ、商品サンプルなどを変更している営業マン(ルートセールスマン)といった社会人でも同じである。
容器に収納される収納物の管理に関する技術として、例えば特許文献1の「非接触ICタグ付き収納箱」が知られている。
これは、ICタグを用いて、収納箱の蓋の開閉状態を無線で確認することにより、物品収納、輸送管理を確実に行えるようにしたものである。
特開2002−234542号公報
これは、ICタグを用いて、収納箱の蓋の開閉状態を無線で確認することにより、物品収納、輸送管理を確実に行えるようにしたものである。
しかしながら、特許文献1が対象とする収納箱は、複数の所定期間を1サイクルとし、収納物が所定期間の経過毎に入れ換えられる容器ではなかった。
また、収納物の管理方法も、1サイクル中の各期間において、予め設定されたスケジュール通りに収納物が容器に収められているかを管理する方法ではなかった。
また、収納物の管理方法も、1サイクル中の各期間において、予め設定されたスケジュール通りに収納物が容器に収められているかを管理する方法ではなかった。
この発明は、1サイクルを構成する各期間にあって、予め設定されたスケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを管理することができる容器内収納物のスケジュール管理技術を提供することを目的としている。
また、この発明は、授業の時間割に則り、収納物がランドセルまたは鞄に収納されるかを管理することができるスケジュール管理技術を提供することを目的としている。
さらに、この発明は、容器の使用者などがその判定結果を知ることができるスケジュール管理技術を提供することを目的としている。
また、この発明は、授業の時間割に則り、収納物がランドセルまたは鞄に収納されるかを管理することができるスケジュール管理技術を提供することを目的としている。
さらに、この発明は、容器の使用者などがその判定結果を知ることができるスケジュール管理技術を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、容器に収納されて所定期間の経過毎に入れ換えられる複数の収納物に、それぞれ固定状態または着脱可能な状態で取り付けられ、かつ対応する収納物の情報がそれぞれのタグ側メモリに記憶された複数のICタグと、経時的なスケジュールに則って、前記容器への収納物の入れ換えが行われているかを管理するスケジュール管理装置とを備えた容器内収納物のスケジュール管理システムであって、前記スケジュール管理装置は、タイマと、前記容器内の収納物のICタグに記憶された情報を読み取る読み取り手段と、複数の所定期間を1サイクルとする前記スケジュールが記憶された装置側メモリと、前記読み取り手段からの読み取り情報に基づき、前記1サイクルを構成する各期間にあって、前記スケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを判定する収納判定手段と、これらを制御する制御部とを備えた容器内収納物のスケジュール管理システムである。
請求項1に記載の発明によれば、容器に収納された収納物の情報は、収納物のICタグを読み取り手段により読み取ることで取得される。その読み取り情報と、タイマ制御された1サイクルを構成する各期間にあって、予め装置側メモリに記憶されたスケジュールとを対比し、スケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを、収納判定手段により判定する。これにより、1サイクルを構成する各期間にあって、その時々に合った収納物がスケジュール通りに容器に収納されるかどうかをチェックして管理することができる。
容器の素材は限定されない。例えば、各種のプラスチック、各種の金属、各種のコンクリート、各種の革、各種の木材、各種のセラミックス、各種の布、各種の紙などを採用することができる。
容器の形状は限定されない。例えば、正面視して円形、楕円形、三角形以上の多角形を採用することができる。その他、任意形状の容器でもよい。
容器の大きさは限定されない。
容器の形状は限定されない。例えば、正面視して円形、楕円形、三角形以上の多角形を採用することができる。その他、任意形状の容器でもよい。
容器の大きさは限定されない。
容器の種類は限定されない。例えば各種の鞄類(ランドセル、ポーチ、ハンドバッグなど)、各種の移動可能なケース類(ダンボール箱、アタッシュケース、トランク、道具箱(工具箱)、医療用ケース、医薬品ケース、手術用具ケースまたはトレイ、注射用具ケースまたはトレイなど)、各種の袋類(財布、手提げ袋など)、各種の据え付け型の収納ケース(ロッカー、タンス、陳列ケース(貴金属を含む貴重品用を含む)、金庫など)、輸送用コンテナ、搬送ボックス、商品用カート、額縁(収納物としては絵、写真、表彰状など)、水槽(収納物としては魚介類、藻類、水槽回りの備品など)、各種のボンベ(ガスボンベなど)、各種のタンク(液体収納用または気体収納用のタンクなど)、各種の椅子、各種のテーブル、各種のボトルや缶(液体収納用または気体収納用のボトルまたは缶)、各種の鉢類、各種の部屋類(カラオケボックス、賃貸ルーム、舞台およびその控室、植物栽培用の温室、動物育成用の温室、昆虫育成用の温室、魚介類の育成用の温室など)、各種の建物(イベントホール、賃貸マンション、各種の運動施設、入浴施設、各種の工場、各種の商業施設(商店を含む)、各種の交通施設(バスターミナル、駅、港、飛行場など)、各種の休息施設)、各種の車両(二輪車、原動機付二輪車、自動車、列車を含む)、各種の船舶、各種の飛行機などを採用することができる。
収納物は限定されない。固体(粉体、粒体、塊)、液体、気体の何れでもよい。具体的には、本、ノート、ドリル、筆記具を含む各種の文房具、各種の資料、旅行用品、手帳、携帯電話、パスポート、保険証、各種の医療用品、各種のカード、各種の化粧品、各種の雑貨品、各種の購入商品、人間、各種のペットなどの動物、各種の植物(花を含む)、各種の食品(献立の宅配用の食品を含む)、各種の絵、各種の魚、各種の工具、各種の衣料などを採用することができる。その他、各種の液体(水、各種の清涼飲料水、各種のアルコール類)、各種の液体燃料(石油、ガソリン、灯油など)でもよいし、各種のガス(酸素、窒素、水素、空気、燃料ガスなど)でもよい。
特定時期において、容器に収納される収納物の数は1つでもよいし、複数でもよい。
特定時期において、容器に収納される収納物の数は1つでもよいし、複数でもよい。
所定期間は限定されない。例えば1秒間、1分間、1時間、1日間、1週間、1ヵ月間、1年間でもよい。その他、任意の時間(秒、分、時間)、任意の日間、任意の月間、任意の年間でもよい。
1サイクルとされる所定期間の数は限定されない。例えば2つ、3つ以上でもよい。
また、1サイクルを構成する各所定期間は、同じ長さの期間でもよいし、異なる長さの期間(例えば1サイクルが6つの所定期間から構成される場合、1日間→1週間→3時間→1ヵ月間→30秒間→1年間など)でもよい。
所定期間の経過毎に入れ換えられる収納物の数は限定されない。容器に収納された全てでもよいし、選出された1つまたは複数でもよい。
また、この発明は、複数回にわたって容器が使用され、その使用回数ごとまたは任意回数ごとに、収納物が変更される容器内収納物のスケジュール管理にも適用される。
さらに、この発明は、複数回にわたって別の場所、別の用途に使い回される容器を利用し、その使用回数ごとまたは任意回数ごとに、収納物が変更される容器内収納物のスケジュール管理にも適用される。
1サイクルとされる所定期間の数は限定されない。例えば2つ、3つ以上でもよい。
また、1サイクルを構成する各所定期間は、同じ長さの期間でもよいし、異なる長さの期間(例えば1サイクルが6つの所定期間から構成される場合、1日間→1週間→3時間→1ヵ月間→30秒間→1年間など)でもよい。
所定期間の経過毎に入れ換えられる収納物の数は限定されない。容器に収納された全てでもよいし、選出された1つまたは複数でもよい。
また、この発明は、複数回にわたって容器が使用され、その使用回数ごとまたは任意回数ごとに、収納物が変更される容器内収納物のスケジュール管理にも適用される。
さらに、この発明は、複数回にわたって別の場所、別の用途に使い回される容器を利用し、その使用回数ごとまたは任意回数ごとに、収納物が変更される容器内収納物のスケジュール管理にも適用される。
ICタグとは、ICのメモリ(タグ側メモリ)と、アンテナなどの無線通信部とを有する非接触型タグ(RFID)である。電源を有するアクティブ型でもよいし、電源を有していないパッシブ型でもよい。パッシブ型は、スケジュール管理装置のアンテナからの電力供給を受けて動作する。ICタグの種類、大きさ、形状などは限定されない。例えば、途中で電子情報を追記したり、書き換えたりすることができるものでもよいし、そうでないものでもよい。すなわち、リードライト型、ワンタイム書き込み型、リードオンリー型などである。ICタグの電送媒体方式は限定されない。例えば、電磁結合型、電磁誘導型、マイクロ波型、光交信型などでもよい。ICタグは、交信距離をパラメータとした分類で、密着型、近接型、近傍型、遠距離型の何れでもよい。タグ側メモリの容量は限定されない。例えば、32〜800bitが多用されている。チップの大きさも限定されない。例えば、0.5〜5mmが多用されている。ICタグの形状は限定されない。例えば、ラベル型、カード型、コイン型、ステック型、ディスク型、プレート型などでもよい。
ICタグは、収納物に固定状態で取り付けてもよいし、着脱可能な状態で取り付けてもよい。
ICタグは、収納物に固定状態で取り付けてもよいし、着脱可能な状態で取り付けてもよい。
タグ側メモリに記憶される収納物の情報は限定されない。例えば、物品名、製造日、流通などの各種の履歴、使用開始日、使用終了日、製造元、販売元、価格、収納物の使用方法、収納物の由来、賞味期限、使用期限、返却日などでもよい。
スケジュール管理装置とは、予め作成された経時的なスケジュールに則って、容器への収納物の入れ換えがされているかを管理する装置である。
スケジュール管理装置は、容器に固定状態で取り付けてもよいし、着脱可能な状態で取り付けてもよい。また、容器とは別の場所に設置してもよい。例えば、ICタグ付きの収納物を入れた容器(例えばコンテナやダンボール)が通過する通過ゲート(収納物検査ステージ)にスケジュール管理装置配置し、経時的に容器内の収納物を管理するようにしてもよい。
スケジュール管理装置とは、予め作成された経時的なスケジュールに則って、容器への収納物の入れ換えがされているかを管理する装置である。
スケジュール管理装置は、容器に固定状態で取り付けてもよいし、着脱可能な状態で取り付けてもよい。また、容器とは別の場所に設置してもよい。例えば、ICタグ付きの収納物を入れた容器(例えばコンテナやダンボール)が通過する通過ゲート(収納物検査ステージ)にスケジュール管理装置配置し、経時的に容器内の収納物を管理するようにしてもよい。
読み取り手段の構造は限定されない。一般的には、コントローラと、データ送受信部(RFモジュール)と、アンテナとを備えている。読み取り手段は、少なくともICタグの情報の読み取りができるものであって、ICタグのタグ側メモリに情報を書き込みできるリーダ/ライター機能を有したものでもよい。
読み取り手段におけるICタグ側からの情報の伝送媒体方式としては、電磁結合型、電磁誘導型、マイクロ波型、光交信型などを採用することができる。
制御部としては、例えばCPUなどを採用することができる。制御部では、タイマからの時間信号と、読み取り手段からの読み取り信号と、装置側メモリからのスケジュール情報とを収納判定手段にそれぞれ送り、スケジュール通りに収納物が容器に収納されているかの判定結果を受ける。
制御部には、その判定結果を報知する報知手段(ディスプレイ、スピーカなど)が電気的に接続されてもよい。また制御部には、判定結果に基づき、容器内の収納物を正しい収納物に交換する交換手段が電気的に接続されてもよい。
収納判定手段は、前記読み取り情報に基づき、1サイクルを構成する各期間(収納判定を行う日時)にあって、前記スケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを、予め装置側メモリに記憶されたスケジュールと照らし合わせ、合致していれば正、間違っていれば誤という判定を行う。収納判定手段は、その回路構成は限定されない。
読み取り手段におけるICタグ側からの情報の伝送媒体方式としては、電磁結合型、電磁誘導型、マイクロ波型、光交信型などを採用することができる。
制御部としては、例えばCPUなどを採用することができる。制御部では、タイマからの時間信号と、読み取り手段からの読み取り信号と、装置側メモリからのスケジュール情報とを収納判定手段にそれぞれ送り、スケジュール通りに収納物が容器に収納されているかの判定結果を受ける。
制御部には、その判定結果を報知する報知手段(ディスプレイ、スピーカなど)が電気的に接続されてもよい。また制御部には、判定結果に基づき、容器内の収納物を正しい収納物に交換する交換手段が電気的に接続されてもよい。
収納判定手段は、前記読み取り情報に基づき、1サイクルを構成する各期間(収納判定を行う日時)にあって、前記スケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを、予め装置側メモリに記憶されたスケジュールと照らし合わせ、合致していれば正、間違っていれば誤という判定を行う。収納判定手段は、その回路構成は限定されない。
請求項2に記載の発明は、複数の所定期間を1サイクルとして予め作成されたスケジュールに従って前記所定期間の経過毎に入れ換えられる容器内の収納物に対して、固定状態または着脱可能な状態で取り付けられるとともに、前記収納物の情報が記憶されるタグ側メモリを有したICタグである。
請求項2に記載の発明によれば、容器に収納された収納物の情報は、収納物に取り付けたICタグより読み取られる。その読み取り情報に基づき、予め作成されたスケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを判定する。これにより、1サイクルを構成する各期間にあって、そのスケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを管理することができる。
ICタグの種類は限定されない。例えば、取り付けられる収納物の名称、使用開始日、使用期限などを手書きするための表記面(領域)を有してもよい。
請求項2に記載の発明によれば、容器に収納された収納物の情報は、収納物に取り付けたICタグより読み取られる。その読み取り情報に基づき、予め作成されたスケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを判定する。これにより、1サイクルを構成する各期間にあって、そのスケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを管理することができる。
ICタグの種類は限定されない。例えば、取り付けられる収納物の名称、使用開始日、使用期限などを手書きするための表記面(領域)を有してもよい。
請求項3に記載の発明は、タイマによる時間管理下にあって複数の所定期間を1サイクルとし、対応する収納物の情報がそれぞれのタグ側メモリに記憶されたICタグ付きの複数の収納物を、所定期間の経過毎に入れ換える容器に対して、固定状態または着脱可能な状態で取り付けられる容器内収納物のスケジュール管理装置であって、前記容器内の収納物のICタグに記憶された情報を読み取る読み取り手段と、複数の所定期間を1サイクルとするスケジュールが記憶された装置側メモリと、前記読み取り手段からの読み取り情報に基づき、前記1サイクルを構成する各期間にあって、前記スケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを判定する収納判定手段と、これらを制御する制御部とを備えた容器内収納物のスケジュール管理装置である。
請求項3に記載の発明によれば、容器に収納された収納物の情報は、収納物のICタグを読み取り手段により読み取られる。その読み取り情報に基づき、予め装置側メモリに記憶されたスケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを、収納判定手段により判定する。これにより、タイマ制御された1サイクルを構成する各期間にあって、予め設定されたスケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを管理することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3のスケジュール管理装置が、容器に着脱自在に取り付けられた容器内収納物のスケジュール管理機能付容器である。
請求項4に記載の発明によれば、スケジュール管理装置を着脱自在に容器に取り付けられるようにしたので、既存の容器に、この発明のスケジュール管理機能を与えることができる。
スケジュール管理装置を容器に着脱自在に取り付ける方法としては、例えばフック、ホック、クリップ、マジックテープなどによる掛止を採用することができる。また、収納袋内への収納などでもよい。さらには、帯状体、紐状体、線状体による締結や、ビスなどによる螺着などでもよい。
請求項4に記載の発明によれば、スケジュール管理装置を着脱自在に容器に取り付けられるようにしたので、既存の容器に、この発明のスケジュール管理機能を与えることができる。
スケジュール管理装置を容器に着脱自在に取り付ける方法としては、例えばフック、ホック、クリップ、マジックテープなどによる掛止を採用することができる。また、収納袋内への収納などでもよい。さらには、帯状体、紐状体、線状体による締結や、ビスなどによる螺着などでもよい。
請求項5に記載の発明は、容器内の収納物に固定状態または着脱可能な状態で取り付けられたICタグに記憶された収納物の情報を読み取り、該読み取り情報に基づき、予め設定された複数の所定期間を1サイクルとしたスケジュールの各所定期間にあって、前記スケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを判定する容器内収納物のスケジュール管理方法である。
請求項5に記載の発明によれば、容器に収納された収納物の情報はICタグを通して読み取られる。その読み取り情報に基づき、予め設定されたスケジュールスケジュール通りに、収納物が容器に収納されているかを判定する。これにより、1サイクルを構成する各期間にあって、予め設定されたスケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを管理することができる。
請求項5に記載の発明によれば、容器に収納された収納物の情報はICタグを通して読み取られる。その読み取り情報に基づき、予め設定されたスケジュールスケジュール通りに、収納物が容器に収納されているかを判定する。これにより、1サイクルを構成する各期間にあって、予め設定されたスケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを管理することができる。
請求項6に記載の発明は、前記容器は通学用のランドセルまたは鞄で、前記スケジュールは授業の時間割である請求項1〜請求項5のうち、何れか1項に記載の容器内収納物のスケジュール管理技術である。
請求項6に記載の発明によれば、容器を通学用のランドセルまたは鞄とし、かつスケジュールを授業の時間割としたので、例えば曜日毎に変更される授業の時間割に則って、本やノートなどの収納物がランドセルまたは鞄に収納されるかを判定し、それを管理することができる。また、下校時に、学校に教科書やノートなどの忘れ物をしていないかも確認することができる。
請求項6に記載の発明によれば、容器を通学用のランドセルまたは鞄とし、かつスケジュールを授業の時間割としたので、例えば曜日毎に変更される授業の時間割に則って、本やノートなどの収納物がランドセルまたは鞄に収納されるかを判定し、それを管理することができる。また、下校時に、学校に教科書やノートなどの忘れ物をしていないかも確認することができる。
請求項7に記載の発明は、前記判定の結果を外部に報知する報知手段を有した請求項1、請求項3、請求項4のうち、何れか1項に記載の容器内収納物のスケジュール管理技術である。
請求項7に記載の発明によれば、判定の結果は報知手段により外部に報知されるので、容器の使用者などが、その判定結果を知ることができる。
報知手段としては、例えばディスプレイ、スピーカ、プリンタなどを採用することができる。報知手段は、1種類だけを採用してもよいし、2種類以上を併用してもよい。
請求項7に記載の発明によれば、判定の結果は報知手段により外部に報知されるので、容器の使用者などが、その判定結果を知ることができる。
報知手段としては、例えばディスプレイ、スピーカ、プリンタなどを採用することができる。報知手段は、1種類だけを採用してもよいし、2種類以上を併用してもよい。
請求項8に記載の発明は、前記容器は、同一固体の容器または互いに別体ではあるが使用目的が同じ複数の容器である請求項1〜請求項7のうち、何れか1項に記載の容器内収納物のスケジュール管理技術である。
同一固体の容器とは、経時的に複数回にわたって使い回される場合がある1個(単体)の容器という意味である。
別体ではあるが使用目的が同じ容器とは、同一時期に使用される複数の容器または異なる時期に使用される複数の容器がそれぞれ別体ではあるものの、収納物を収納する目的が同じ容器という意味である(例えば、商品を箱詰めする使い捨て用のダンボール箱など)。
ここでいう目的としては、例えば梱包、運搬、保管、保存、貯蔵、休息、冷凍、冷蔵、乾燥、捕獲、捕集、吊り下げ、栽培、飼育、陳列、入浴、搭乗、格納などが挙げられる。
別体の容器同士は、例えば互いに素材が異なっても、互いに大きさが異なっても、互いに形状が異なってもよい。
同一固体の容器とは、経時的に複数回にわたって使い回される場合がある1個(単体)の容器という意味である。
別体ではあるが使用目的が同じ容器とは、同一時期に使用される複数の容器または異なる時期に使用される複数の容器がそれぞれ別体ではあるものの、収納物を収納する目的が同じ容器という意味である(例えば、商品を箱詰めする使い捨て用のダンボール箱など)。
ここでいう目的としては、例えば梱包、運搬、保管、保存、貯蔵、休息、冷凍、冷蔵、乾燥、捕獲、捕集、吊り下げ、栽培、飼育、陳列、入浴、搭乗、格納などが挙げられる。
別体の容器同士は、例えば互いに素材が異なっても、互いに大きさが異なっても、互いに形状が異なってもよい。
請求項1〜請求項5に記載の発明によれば、容器に収納された収納物の情報をICタグを通して読み取り、その読み取り情報に基づき、予め設定されたスケジュール通りに、収納物が容器に収納されているかを判定する。これにより、1サイクルを構成する各期間にあって、予め設定されたスケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを管理することができる。
請求項6に記載の発明によれば、容器をランドセルまたは鞄とし、かつスケジュールを授業の時間割としたので、1サイクルの構成する各期間にあって、予め設定された授業の時間割に則って、例えば本やノートなどの収納物がランドセルまたは鞄に収納されるかを判定し、それを管理することができる。
請求項7に記載の発明によれば、判定の結果は報知手段により外部に報知されるので、容器の使用者などが、その判定結果を知ることができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施例を説明する。
図1において、10はこの発明の実施例1に係る容器内収納物のスケジュール管理システム(以下、スケジュール管理システム)で、このスケジュール管理システム10は、ランドセル(容器)11に収納され、1週間の曜日(ここでは月曜日〜金曜日)毎に入れ換えられる複数の収納物12にそれぞれ貼着され、かつ対応する収納物12の情報がそれぞれのタグ側メモリに記憶された複数のICタグ13と、ランドセル11に着脱可能に取り付けられ、曜日毎に異なる1週間の時間割(スケジュール)に則って、ランドセル11への収納物12の入れ換えが行われているかを管理するスケジュール管理装置15とを備えている。
まず、ランドセル11の構成を説明する。ここでいうランドセル11は、同一固体の容器である。
ランドセル11はランドセル本体16を有している。ランドセル本体16は、背板17,左右の大襠18,18、大仕切板20および底板21により上面で開口した収納物収容部14を有する箱状に形成されている。左右の大襠18,18は底板21の左右に連続して一体に形成され、これらの左右の大襠18,18および底板21は、それぞれ前辺縁に大仕切板20の左右辺縁および底辺縁を重合させて縫着し、かつ左右の大襠18,18および底板21のそれぞれ後辺縁に背板17の左右辺縁および底辺縁を重ね合わせて縫着している。補強片22は細長い一連のテープ状をなし、これを逆U字状に左右の大襠18,18および大仕切板20の全周に被せて縫着している。また、ランドセル本体16の内面には、左右の大襠18,18および大仕切板20の全面に重合させて内張板23が接着されている。
ランドセル11はランドセル本体16を有している。ランドセル本体16は、背板17,左右の大襠18,18、大仕切板20および底板21により上面で開口した収納物収容部14を有する箱状に形成されている。左右の大襠18,18は底板21の左右に連続して一体に形成され、これらの左右の大襠18,18および底板21は、それぞれ前辺縁に大仕切板20の左右辺縁および底辺縁を重合させて縫着し、かつ左右の大襠18,18および底板21のそれぞれ後辺縁に背板17の左右辺縁および底辺縁を重ね合わせて縫着している。補強片22は細長い一連のテープ状をなし、これを逆U字状に左右の大襠18,18および大仕切板20の全周に被せて縫着している。また、ランドセル本体16の内面には、左右の大襠18,18および大仕切板20の全面に重合させて内張板23が接着されている。
大仕切板20の前面には、胴前ポケット24が設けられている。小襠25,25および底部27からなる小襠材28,前板29により、上側を開口した小容量の収納部を区画形成している。背板17の上端縁には、基端部が取り付けられた蓋板30が設けられている。その遊端部には磁性材製の掛止板31が取り付けられている。この掛止板31が、底板21に設けた磁石製の錠止体32に磁着させるように構成している。33はランドセル本体16に取り付けた一対の背負いバンドである。ランドセル11に代えて、鞄(中学生用、高校生用、大人用など)を採用してもよい。
収納物12としては、国語の教科書、社会の教科書、算数の教科書、理科の教科書の他、国語ノート、社会ノート、算数ノート、理科ノート、連絡帳、宿題入れ用ファイル、筆箱、体操服などである。
ICタグ13は、タグ側メモリを含むICチップ13aと、アンテナ13bなどの無線通信部とを有する非接触型タグ(RFID)である。ここでは、電源を有しないパッシブ型が採用されている。パッシブ型は、スケジュール管理装置15に設けられた読み取り手段のアンテナからの電力供給を受けて動作する。
また、ICタグ13は、途中で電子情報を追記したり、書き換えたりすることができないリードオンリー型のものと、書き換え可能なリードライト型のものと、ワンタイム書き込み型のものが適宜併用されている。ICタグ13の電送媒体方式は、電磁誘導型を採用している。ICタグ13は、交信距離をパラメータとした分類では近接型である。また、近傍型でもよい。タグ側メモリの容量は、100bit程度である。ICチップ13aの大きさは、1mm程度である。
ICタグ13は、タグ側メモリを含むICチップ13aと、アンテナ13bなどの無線通信部とを有する非接触型タグ(RFID)である。ここでは、電源を有しないパッシブ型が採用されている。パッシブ型は、スケジュール管理装置15に設けられた読み取り手段のアンテナからの電力供給を受けて動作する。
また、ICタグ13は、途中で電子情報を追記したり、書き換えたりすることができないリードオンリー型のものと、書き換え可能なリードライト型のものと、ワンタイム書き込み型のものが適宜併用されている。ICタグ13の電送媒体方式は、電磁誘導型を採用している。ICタグ13は、交信距離をパラメータとした分類では近接型である。また、近傍型でもよい。タグ側メモリの容量は、100bit程度である。ICチップ13aの大きさは、1mm程度である。
ICタグ13は、裏面に接着剤が塗布された円形の貼着シート13cに埋め込まれたラベル型である。貼着シート13cの表面には、貼着される収納物12の名前、例えば教科書名(国語の教科書、社会の教科書など)、ノート名(算数のノート、理科のノートなど)が印刷されたものと(図3(a))、使用者がペンで自由に記入できる書き込み空欄13dを有したものとがある(図3(b))。収納物12の品名が印刷されたICタグ13の場合には、予めタグ側メモリに収納物12の情報(例えば品名、該当年(何年生用であるか)、製造日、流通などの各種の履歴、製造元、販売元、価格など)が書き込まれている。その他、リードライト型またはワンタイム書き込み型のICタグ13の場合には、使用後における使用者のキー入力により、収納物12の使用者の住所、氏名、連絡先、使用開始日、使用終了日などが追記できる。
また、無記名のICタグ13の場合には、スケジュール管理装置15に設けられた書き込み手段により、使用者が任意に選択した上記の情報などをキー入力する。
また、無記名のICタグ13の場合には、スケジュール管理装置15に設けられた書き込み手段により、使用者が任意に選択した上記の情報などをキー入力する。
次に、前記スケジュール管理装置15を詳細に説明する。
図4のブロック図に示すように、スケジュール管理装置15は、タイマTと、ランドセル11内の収納物12のICタグ13に記憶された情報を読み取り、かつ新たにタグ側メモリに情報を書き込む読み取り手段50と、その書き込み用のキー入力部51と、1週間を1サイクルとする時間割が記憶された装置側メモリ52と、読み取り手段50からの読み取り情報に基づき、1サイクルを構成する各期間(月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日)にあって、時間割通りに収納物12がランドセル11に収納されているかを判定する収納判定手段53と、液晶表示部(報知手段)54と、判定結果を音声で知らせる音声表示手段であるスピーカ(報知手段)55と、これらを制御するCPU(制御部)56と、これらが収納されるケーシング57とを備えている。
図4のブロック図に示すように、スケジュール管理装置15は、タイマTと、ランドセル11内の収納物12のICタグ13に記憶された情報を読み取り、かつ新たにタグ側メモリに情報を書き込む読み取り手段50と、その書き込み用のキー入力部51と、1週間を1サイクルとする時間割が記憶された装置側メモリ52と、読み取り手段50からの読み取り情報に基づき、1サイクルを構成する各期間(月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日)にあって、時間割通りに収納物12がランドセル11に収納されているかを判定する収納判定手段53と、液晶表示部(報知手段)54と、判定結果を音声で知らせる音声表示手段であるスピーカ(報知手段)55と、これらを制御するCPU(制御部)56と、これらが収納されるケーシング57とを備えている。
ケーシング57は、略正方形を有した薄肉のプラスチック(金属でもよい)製のケースで、ランドセル11の前板29の表側に固着されている。なお、例えばスケジュール管理装置15を他のランドセル、鞄、手提げバッグなどに装着し直せるように、着脱自在としてもよい。
ケーシング57の表側の下端部を除く略全域には、時間割などを表示する液晶表示部54が設けられている。また、ケーシング57の表面側の下端部には、キー入力部51が設けられている。キー入力部51は、例えば着脱自在とされたケーシング57の裏側に設けてもよい。キー入力部51には、収納物12がスケジュール通りにランドセル11に収納されているかの判定を開始するスタートキー51aも配置されている。ケーシング57の一側部には、スピーカ55が内蔵されている。
ケーシング57の表側の下端部を除く略全域には、時間割などを表示する液晶表示部54が設けられている。また、ケーシング57の表面側の下端部には、キー入力部51が設けられている。キー入力部51は、例えば着脱自在とされたケーシング57の裏側に設けてもよい。キー入力部51には、収納物12がスケジュール通りにランドセル11に収納されているかの判定を開始するスタートキー51aも配置されている。ケーシング57の一側部には、スピーカ55が内蔵されている。
スケジュール管理装置15には、ICタグ13に記憶された情報を読み取る読み取り手段50が設けられている。読み取り手段50は、この情報の読み取りと書き込みとが可能なリーダ/ライター機能を有している。
読み取り手段50は、コントローラと、データ送受信部(RFモジュール)と、アンテナとを備えている。読み取り手段50の情報の伝送媒体方式は、ICタグ13と同じ電磁誘導型である。
CPU56では、タイマTからの時間信号と、読み取り手段50からの読み取り信号と、装置側メモリ52からのスケジュール情報とを収納判定手段53にそれぞれ送り、スケジュール通りに収納物12がランドセル11に収納されているかの判定結果を受ける。そして、その判定結果を、液晶表示部54により表示するとともに、スピーカ55により音声で報知する。
読み取り手段50は、コントローラと、データ送受信部(RFモジュール)と、アンテナとを備えている。読み取り手段50の情報の伝送媒体方式は、ICタグ13と同じ電磁誘導型である。
CPU56では、タイマTからの時間信号と、読み取り手段50からの読み取り信号と、装置側メモリ52からのスケジュール情報とを収納判定手段53にそれぞれ送り、スケジュール通りに収納物12がランドセル11に収納されているかの判定結果を受ける。そして、その判定結果を、液晶表示部54により表示するとともに、スピーカ55により音声で報知する。
収納判定手段53は、読み取り手段50により読み取られたICタグ側の読み取り情報に基づき、1サイクルを構成する各期間(収納判定を行う日時)にあって、前記時間割通りに収納物12がランドセル11に収納されているかを、予め装置側メモリ52に記憶されたスケジュールと照らし合わせ、合致していれば正(OK)、間違っていれば誤(NO)という判定を行う。
液晶表示部54は、バックライトを有したカラー表示方式のものである。なお、白黒表示で、バックライト無しのものでもよい。液晶表示部54には、通常、月曜日から金曜日までの1週間の授業の時間割が表示されている。そして、収納物12の判定時、その判定結果が所定の時間(5〜10秒間)だけ画像表示される。
液晶表示部54は、バックライトを有したカラー表示方式のものである。なお、白黒表示で、バックライト無しのものでもよい。液晶表示部54には、通常、月曜日から金曜日までの1週間の授業の時間割が表示されている。そして、収納物12の判定時、その判定結果が所定の時間(5〜10秒間)だけ画像表示される。
使用者がランドセル11に収納物12を入れ、その収納物12がその日の学校の授業の時間割に合わせて収納されているかを確かめたい場合には、使用者が判定開始用のスタートキー51aを押す。これにより、ランドセル11に設けられたスケジュール管理装置15がスケジュール管理を開始する。
すなわち、読み取り手段50からアンテナを通して電波を送信し、ランドセル11内の各収納物12のICタグ13から返信される電波を読み取る。読み取られた収納物12の各情報はCPU56に送られ、ここから収納物12の各情報が収納判定手段53に送られる。収納判定手段53では、その読み取り情報と、タイマTからの日時情報と、装置側メモリ52に予め記憶されたスケジュール(授業の時間割)とに基づき、前記タイマTにより制御された1週間を構成する各曜日にあって、各収納物12の情報と時間割とを対比し、時間割通りに収納物12(本、ノート、筆記用具など)がランドセル11に収納されているかを判定する。これにより、授業が行われる各曜日において、その時間割に合った収納物12がランドセル11に収納されているかどうかをチェックして管理することができる。判定結果は、液晶表示部54に数秒間だけ表示される。また、スピーカ55からも音声により報知される。
すなわち、読み取り手段50からアンテナを通して電波を送信し、ランドセル11内の各収納物12のICタグ13から返信される電波を読み取る。読み取られた収納物12の各情報はCPU56に送られ、ここから収納物12の各情報が収納判定手段53に送られる。収納判定手段53では、その読み取り情報と、タイマTからの日時情報と、装置側メモリ52に予め記憶されたスケジュール(授業の時間割)とに基づき、前記タイマTにより制御された1週間を構成する各曜日にあって、各収納物12の情報と時間割とを対比し、時間割通りに収納物12(本、ノート、筆記用具など)がランドセル11に収納されているかを判定する。これにより、授業が行われる各曜日において、その時間割に合った収納物12がランドセル11に収納されているかどうかをチェックして管理することができる。判定結果は、液晶表示部54に数秒間だけ表示される。また、スピーカ55からも音声により報知される。
次に、図5を参照して、別の形態の容器内収納物のスケジュール管理システム10Aを説明する。これは、スケジュール管理装置を、容器とは別の場所に設置した例である。
図5にその具体例を示す。商品配送センターなどにおいて、ICタグ付きの商品(収納物)12Aを入れた多数のダンボール箱(容器)11Aを、梱包ステージから貨物輸送の出荷ステージまでベルトコンベア65により搬出する商品コンベア出荷システムにおいて、ベルトコンベア65の途中に設けられた収納物検査ステージの通過ゲート60に、スケジュール管理装置15Aを設置する。なお、スケジュール管理装置15Aの制御部61は、図示しない配送指令センターに設置されている。もちろん、制御部61はスケジュール管理装置15Aに単独で設置してもよいし、配送指令センターとスケジュール管理装置15Aとに、それぞれ得意分野の機能を分担して併設してもよい。ここでいう多数のダンボール箱11Aは、それぞれが別体で素材、形状、大きさに違いがある場合が存在するものの、商品12Aを梱包するという同じ目的で使用される容器である。
図5にその具体例を示す。商品配送センターなどにおいて、ICタグ付きの商品(収納物)12Aを入れた多数のダンボール箱(容器)11Aを、梱包ステージから貨物輸送の出荷ステージまでベルトコンベア65により搬出する商品コンベア出荷システムにおいて、ベルトコンベア65の途中に設けられた収納物検査ステージの通過ゲート60に、スケジュール管理装置15Aを設置する。なお、スケジュール管理装置15Aの制御部61は、図示しない配送指令センターに設置されている。もちろん、制御部61はスケジュール管理装置15Aに単独で設置してもよいし、配送指令センターとスケジュール管理装置15Aとに、それぞれ得意分野の機能を分担して併設してもよい。ここでいう多数のダンボール箱11Aは、それぞれが別体で素材、形状、大きさに違いがある場合が存在するものの、商品12Aを梱包するという同じ目的で使用される容器である。
これにより、ダンボール箱11Aに収納された商品12Aの情報は、通過ゲート60をダンボール箱11Aが通過する際、商品12AのICタグ13がスケジュール管理装置15Aの読み取り手段50により読み取られることで取得される。その読み取り情報と、タイマ制御された1サイクルを構成する各期間(例えば各1時間ごと、各曜日ごと、1ヶ月ごと、1年ごと、商品の1ロットまたは複数ロットの出荷期間ごと)に、予め装置側メモリ52に記憶された商品配送スケジュールとを対比し、スケジュール通りに商品12Aがダンボール箱11Aに収納されているかを、収納判定手段53により判定する。これにより、1サイクルを構成する各期間にあって、その時々に合った商品12Aがスケジュール通りにダンボール箱11Aに収納されるかどうかをチェックして管理することができる。なお、不良品は配送ラインから排除される。
10,10A 容器内収納物のスケジュール管理システム
11 ランドセル(容器)
11A ダンボール箱
12 収納物
12A 商品(収納物)
13 ICタグ
15,15A スケジュール管理装置
50 読み取り手段
52 装置側メモリ
53 収納判定手段
54 液晶表示部(報知手段)
55 スピーカ(報知手段)
56 CPU(制御部)
T タイマ
11 ランドセル(容器)
11A ダンボール箱
12 収納物
12A 商品(収納物)
13 ICタグ
15,15A スケジュール管理装置
50 読み取り手段
52 装置側メモリ
53 収納判定手段
54 液晶表示部(報知手段)
55 スピーカ(報知手段)
56 CPU(制御部)
T タイマ
Claims (8)
- 容器に収納されて所定期間の経過毎に入れ換えられる複数の収納物に、それぞれ固定状態または着脱可能な状態で取り付けられ、かつ対応する収納物の情報がそれぞれのタグ側メモリに記憶された複数のICタグと、
経時的なスケジュールに則って、前記容器への収納物の入れ換えが行われているかを管理するスケジュール管理装置とを備えた容器内収納物のスケジュール管理システムであって、
前記スケジュール管理装置は、
タイマと、
前記容器内の収納物のICタグに記憶された情報を読み取る読み取り手段と、
複数の所定期間を1サイクルとする前記スケジュールが記憶された装置側メモリと、
前記読み取り手段からの読み取り情報に基づき、前記1サイクルを構成する各期間にあって、前記スケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを判定する収納判定手段と、これらを制御する制御部とを備えた容器内収納物のスケジュール管理システム。 - 複数の所定期間を1サイクルとして予め作成されたスケジュールに従って前記所定期間の経過毎に入れ換えられる容器内の収納物に対して、固定状態または着脱可能な状態で取り付けられるとともに、前記収納物の情報が記憶されるタグ側メモリを有したICタグ。
- タイマによる時間管理下にあって複数の所定期間を1サイクルとし、対応する収納物の情報がそれぞれのタグ側メモリに記憶されたICタグ付きの複数の収納物を、所定期間の経過毎に入れ換える容器に対して、固定状態または着脱可能な状態で取り付けられる容器内収納物のスケジュール管理装置であって、
前記容器内の収納物のICタグに記憶された情報を読み取る読み取り手段と、
複数の所定期間を1サイクルとするスケジュールが記憶された装置側メモリと、
前記読み取り手段からの読み取り情報に基づき、前記1サイクルを構成する各期間にあって、前記スケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを判定する収納判定手段と、これらを制御する制御部とを備えた容器内収納物のスケジュール管理装置。 - 請求項3のスケジュール管理装置が、容器に着脱自在に取り付けられた容器内収納物のスケジュール管理機能付容器。
- 容器内の収納物に固定状態または着脱可能な状態で取り付けられたICタグに記憶された収納物の情報を読み取り、該読み取り情報に基づき、予め設定された複数の所定期間を1サイクルとしたスケジュールの各所定期間にあって、前記スケジュール通りに収納物が容器に収納されているかを判定する容器内収納物のスケジュール管理方法。
- 前記容器は通学用のランドセルまたは鞄で、前記スケジュールは授業の時間割である請求項1〜請求項5のうち、何れか1項に記載の容器内収納物のスケジュール管理技術。
- 前記判定の結果を外部に報知する報知手段を有した請求項1、請求項3、請求項4のうち、何れか1項に記載の容器内収納物のスケジュール管理技術。
- 前記容器は、同一固体の容器または互いに別体ではあるが使用目的が同じ複数の容器である請求項1〜請求項7のうち、何れか1項に記載の容器内収納物のスケジュール管理技術。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004201200A JP2005350136A (ja) | 2004-06-09 | 2004-06-09 | 容器内収納物のスケジュール管理技術 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005350136A true JP2005350136A (ja) | 2005-12-22 |
Family
ID=35584933
Family Applications (1)
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JP2004201200A Pending JP2005350136A (ja) | 2004-06-09 | 2004-06-09 | 容器内収納物のスケジュール管理技術 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005350136A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101152030B1 (ko) | 2010-04-30 | 2012-06-08 | 주식회사 휴로 | 무선 모니터링 기능이 구비된 전자 필통 |
CN107506679A (zh) * | 2017-09-15 | 2017-12-22 | 北京服装学院 | 基于电子标签的物品识别方法、装置及系统 |
WO2017219196A1 (zh) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | 李珂悦 | 智能书包 |
KR101876490B1 (ko) * | 2017-05-12 | 2018-07-10 | 권혁준 | 사물 인식 스마트 가방 및 이를 구비한 스마트 가방 정보 제공 시스템 |
-
2004
- 2004-06-09 JP JP2004201200A patent/JP2005350136A/ja active Pending
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