JP2005348218A - モバイルノード装置およびホームエージェント装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、透過移動性を実現する通信プロトコルに基づいてネットワークにアクセスするモバイルノード装置と、そのモバイルノード装置の位置検出および位置登録に併せて、移動先に対するパケットの転送を行うホームエージェント装置に関し、モバイルノードの位置登録の対象となるホームエージェントを柔軟に変更できることを目的とする。
【解決手段】透過移動性を実現する通信プロトコルに基づいてホームネットワークまたは訪問先ネットワークにアクセスするモバイルノード装置において、自局がアクセスしているホームエージェント宛に送出した位置登録要求に対するそのホームエージェントの応答に、このホームエージェントと異なる他のホームエージェントのアドレスが含まれるときに、その異なるアドレスで示されるホームエージェントに対する位置登録を試行する位置登録制御手段を備えて構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、透過移動性を実現する通信プロトコルに基づいてネットワークにアクセスするモバイルノード装置と、その通信プロトコルに基づいて個々のモバイルノード装置の位置の検出および位置登録に併せて、このモバイルの移動先に対するパケットの転送を行うホームエージェント装置に関する。
近年、データ通信の分野には高度に進展した無線伝送およびパケット交換の技術が有機的に組み合わせられ、例えば、モバイルIP(Mobile IP) が適用されることによって、端末が移動してもアドレスや通信特性が管理され、かつ通信路を継続的に維持する「透過移動性」が実現されることによって、モバイルコンピューティングが安価に実現されると共に、急速に普及しつつある。
図8は、モバイルIPが適用されたデータ通信システムの構成例を示す図である。
図において、インタネット20には、認証サーバ21に併せて、複数Nのネットワーク30-1〜30-Nが接続される。ネットワーク30-1は、下記の要素から構成される。
・ インタネット20に適合したユニークなグローバルアドレスが個別に付与され、かつ後述する負荷分散のために冗長に備えられた複数Pのホームエージェント(HA)31-11〜31-1P
・ 図示されないアクセスポイントを介して形成された無線アクセスネットワーク32-1
なお、ネットワーク30-2〜30-Nの構成については、ネットワーク30-1の構成と基本的に同じであるので、以下では、対応する構成要素の符号に第一の添え番号として「2」〜「N」をそれぞれ付加し、ここでは、その説明を省略する。
また、上述したホームエージェント31-11〜31-1Pは、無線アクセスネットワーク32-1〜32-Nの全てまたは一部に予め対応付けられることによって、これらの無線アクセスネットワーク32-1〜32-Nのトラヒックにかかわる負荷分散を実現する。
さらに、無線アクセスネットワーク32-1〜32-Nの内、例えば、無線アクセスネットワーク32-1には、モバイルノード(MN)33が位置する。
以下では、ホームエージェント31-11 〜31-1P、…、31-N1 〜31-NPに共通の事項については、添え番号「1」〜「N」の何れにも該当し得ることを意味する文字「C」と、添え番号「1」〜「P」の何れにも該当し得ることを意味する文字「c」とをそれぞれ第一および第二の添え文字として符号「31」に付加することによって記載する。
さらに、無線アクセスネットワーク32-1〜32-Nに共通の事項については、上記の添え文字「C」を添え文字として符号「32」に付加することによって記載する。
このような構成のデータ通信システムでは、モバイルノード33は、始動時には、下記の処理を行う。
・ 直近のルータから受信された「ルータ広告」に基づいて生成され、あるいはそのモバイルノード33の移動先にあるDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol) によって割り付けられたアドレスで示されるネットワークアドレス(=A1)を「ケア・オブ・アドレス」として識別する(図9(1))。なお、このようなネットワークアドレス(=A1)については、ここでは、「モバイルノード33が通常位置する無線ゾーンを介して形成される無線アクセスネットワーク32-1に付与され、かつユニークであるネットワークアドレス」に等しいと仮定し、以下では、「ホームアドレス」という。
・ ホームエージェント31-11〜31-1Pに対して動的HAアドレス探索手順(IETF RFC3344に準拠し、またはdraft-ietf-mobileip-ipv6-24 に記載される。)を実施し、最適なホームエージェント(ここでは、符号「31-11 」で示されると仮定する。)を特定する(図9(2))。
・ このホームエージェント31-11 と所定の手順に基づいてパケットの列として情報を交換し(図9(3))、かつ連係することによって、位置登録を完結する。なお、このような位置登録の過程では、図9に破線で示すように、ホームエージェント31-11 がインタネット20を介して認証サーバ21と連係することによって、モバイルノード33等の認証が併せて行われてもよい。
ところで、モバイルノード33の通信相手に該当し、例えば、図8に点線で示すようにネットワーク20に収容されたノード(CN)22は、無線アクセスネットワーク32-1〜32-Nの何れにこのモバイルノード33が位置する場合であっても、既述のホームアドレスを宛先として含むパケットを送信する。
このパケットは、ネットワーク20を介して「モバイルノード33のホームネットワークであるネットワーク30-1」に対応するホームエージェント31-11 に転送される(図9(4))。
ホームエージェント31-11 は、このパケットを受信すると、そのパケットに、『上述した「バインディング」に含まれる「ケア・オブ・アドレス」を宛先として含み、そのホールエージェント31-11 のアドレス(以下、「HAアドレス」という。)を送信元として含む新たなヘッダ』を付加するカプセル化の処理を施すことによって、「下りカプセル化パケット」を生成し、その「下りカプセル化パケット」をネットワーク30-1に送出する(図9(5))。
このような「下りカプセル化パケット」は、宛先としてモバイルノード33のアドレスを含むので、下記の通りにそのモバイルノード33に転送される。
・ モバイルノード33が上記のネットワーク30-1の一部である無線アクセスネットワーク32-1に位置する場合には、その無線アクセスネットワーク32-1を介してこのモバイルノード33に転送される。
・ モバイルノード33が無線アクセスネットワーク32-1以外の無線アクセスネットワーク(以下、「訪問先ネットワーク(Visited Metwork)」と称し、ここでは、「無線アクセスネットワーク32-2」であると仮定する。)に位置する場合には、ネットワーク30-1、インタネット20およびネットワーク30-2に併せて、そのネットワーク30-2の一部である無線アクセスネットワーク32-2を介してこのモバイルノード33に転送される。
モバイルノード33は、そのパケットのカプセル化を解除することによって、ノード22から送信されたパケットを復元する。
さらに、モバイルノード33は、通信相手であるノード22宛に送信するパケットについては、上述したインタネット20を介する伝送に適合した形式のパケットに、『上記の「HAアドレス」と「ケア・オブ・アドレス」とをそれぞれ宛先および送信元として含む新たなヘッダ』を付加するカプセル化の処理を施すことによって、「上りカプセル化パケット」を生成し、自局が位置する無線アクセスネットワーク(上述した「訪問先ネットワーク」であってもよい。)を含んで構成されたネットワーク30-Cに、その「上りカプセル化パケット」を送出する(図9(6))。
このような「上りカプセル化パケット」は、カプセル化の過程で付加された宛先のアドレスとして上述した「HAアドレス」を含むので、上述したネットワーク30-Cに相当するネットワーク30-1(あるいはそのネットワーク30-C、インタネット20およびネットワーク30-1)を介して、その「HAアドレス」で示されるホームエージェント31-11 に一旦転送される。
ホームエージェント31-11 は、その「上りカプセル化パケット」に既述のカプセル化の解除の処理を施すことによって生成されたパケットをインタネット20を介してノード22宛に転送する(図9(7))。
したがって、モバイルノード33およびノード22は、そのモバイルノード33が何れの無線アクセスネットワークの圏内に移動しても、一定のフォーマットのパケットの列として所望の伝送情報を相互に伝送することができる。
なお、本発明に関連する背景技術としては、後述する特許文献1および特許文献2に掲載される下記の先行技術がある。
・ 特開2001−103574号公報 「移動加入者局が訪問先無線ネットワークに登録して動的IPアドレスの割り付けを要求し、かつ登録/認証要求が移動電話加入者のホーム無線ネットワークの認証センタに渡されることによって加入者の認証に供されると共に、認証センタとホームエージェントとの間で動的モバイルIPキーが生成され、さらに、移動加入者局がホームエージェントによって生成された動的IPアドレスおよび動的モバイルIPキーを用いてモバイルIP登録を開始する点に特徴がある無線通信システムのための動的ホーム・エージェント・システム」
・ 特開2002−271377号公報 「相互に接続されたサブネットワーク等において移動端末から1ポップの関係にあるIPV6ルータであるアクセスルータが、当該移動端末のホームエージェントの代理機能および移動端末代理機能を持ち、かつ在圏移動端末から上記のアクセスルータ(Previous AR)に対する登録要求が移動端末の移動先にあるアクセスルータ(New AR)経由であった場合に、該Previous AR が、該移動端末のバインディングアップデート情報を付加してNew AR に転送し、さらに、このバインディングアップデート情報が付加された登録応答受信をトリガにしてNew AR が、該移動端末の代理ホームエージェントおよび代理移動端末機能を該Previous ARから受け継ぐ点に特徴がある移動網における移動端末管理システム」
特開2001−103574号公報 特開2002−271377号公報
ところで、上述した従来例では、モバイルノード33は、無線アクセスネットワーク32-1〜32-Nの何れに移動しても、他のホームエージェントに対する位置登録を行わない。
すなわち、モバイルノード33が位置登録を完了したホームエージェント31-11 と、そのモバイルノード33が位置する無線アクセスネットワークとの間における地理的な隔たりが大きくなる可能性があり、しかも、その隔たりが大きいほど、モバイルノード33が位置する無線アクセスネットワークを含んで構成されたネットワーク30-Cとインタネット20との何れでも、ノード22との通信の過程で送受される多数のパケットの中継が無用に行われる可能性が高かった。
したがって、これらのネットワーク30-Cおよびインタネット20のトラヒックの量が増加し、そのために、総合的な伝送品質が低下し、かつランニングコストが増加する可能性が高かった。
本発明は、透過移動性を実現する既存の通信プロトコルとの互換性が損なわれることなく、かつ安価にモバイルノードの位置登録の対象となるホームエージェントを柔軟に変更できるモバイルノード装置およびホームエージェント装置を提供することを目的とする。
第一の発明では、透過移動性を実現する通信プロトコルに基づいてホームネットワークまたは訪問先ネットワークにアクセスするモバイルノード装置において、位置登録制御手段は、自局がアクセスしているホームエージェント宛に送出した位置登録要求に対するそのホームエージェントの応答に、このホームエージェントと異なる他のホームエージェントのアドレスが含まれるときに、その異なるアドレスで示されるホームエージェントに対する位置登録を試行する。
すなわち、本発明にかかわるモバイルノード装置は、そのモバイルノード装置の移動や位置に応じて上述した異なるアドレスで示される他のホームエージェントに対する位置登録を行うことができるので、上述した応答に含まれるアドレスが適切に設定される場合には、そのアドレスで示される他のホームエージェントのアドレスと、本発明にかかわるモバイルノード装置との間におけるパケットの伝送に供される伝送路の長さおよび伝送区間の数は、上記の位置登録の試行が行われなかった従来例に比べて、何れも低減され、かつ平均的に小さな値に維持される。
したがって、ホームエージェントが介在し、かつ通信相手との間におけるパケットの中継(転送)に供される伝送区間では、モバイルノード装置が移動してもトラヒックの増加に歯止めが設定され、さらに、個々のホームエージェントを含むリソースの負荷分散に併せて、伝送品質やサービス品質の向上が安価に実現される。
第二の発明では、透過移動性を実現する通信プロトコルに基づいてホームネットワークまたは訪問先ネットワークにアクセスするモバイルノード装置において、記憶手段には、自局がアクセスし得る全てのホームエージェントのアドレスが予め登録される。位置登録制御手段は、記憶手段に登録された個々のアドレスを宛先として含むパケットを送出し、全てのホームエージェントの内、これらのパケットに対する応答に基づいて取得された経路情報が好適である特定のホームエージェントに対する位置登録を試行する。
すなわち、位置登録先となるホームエージェントは、本発明にかかわるモバイルノード装置によって主導的に行われる上記の処理の下で、そのモバイルノード装置の位置に近い(あるいは最寄りの)サイトに設置されたホームエージェントに設定され、かつ維持される。
したがって、既存のデータ通信システムであっても、既述の第一の発明と同様に、ホームエージェントが介在し、かつ通信相手との間におけるパケットの中継(転送)に供される伝送区間では、本発明がモバイルノードに適用されることによって、トラヒックの増加が抑制され、さらに、個々のホームエージェントを含むリソースの負荷分散に併せて、伝送品質やサービス品質の向上が安価に実現される。
第三の発明では、記憶手段には、上述した全てのホームエージェントまたは一部が属するサブネット毎に、アドレスが登録される。位置登録制御手段は、サブネット毎にパケットをブロードキャストする。
すなわち、既述の経路情報は、このようなパケットの宛先となるホームエージェントが多数ある場合であっても、効率的に取得される。
したがって、位置登録の試行に先行して上述した特定のホームエージェントを選択する処理の簡略化が図られ、応答性に併せて、リソースの利用効率が高められる。
第四の発明では、特定のホームエージェントは、応答のルーティングに関与した伝送区間の数が最小であるホームエージェントである。
すなわち、特定のホームエージェントと本発明にかかわるモバイルノード装置との間でパケットのルーティングに供される経路の長さは、上記の伝送区間の数が最小となる程度に短く設定され、かつ維持される。
したがって、ホームエージェントが介在し、かつ通信相手との間におけるパケットの中継(転送)に供される伝送区間では、トラヒックの増加が確度高く抑制される。
第五の発明では、特定のホームエージェントは、応答の伝送に要した時間が最短であるホームエージェントである。
すなわち、特定のホームエージェントと本発明にかかわるモバイルノード装置との間でパケットのルーティングに供される経路の長さの総和は、上記の時間が最短となる程度に短く設定され、かつ維持される。
したがって、ホームエージェントが介在し、かつ通信相手との間におけるパケットの中継(転送)に供される伝送区間では、トラヒックの増加が確度高く抑制される。
第六の発明では、優先度記憶手段には、全てのホームエージェントの優先度が予め登録される。特定のホームエージェントは、これらのホームエージェントの内、応答の好適性と優先度記憶手段に登録された優先度との積が最大であるホームエージェントとなる。
すなわち、特定のホームエージェントと本発明にかかわるモバイルノード装置との間でパケットのルーティングに供される経路の長さの総和は、優先度記憶手段に登録された優先度が本発明が適用されるネットワークの構成との整合性が高いほど、上記の積が最大となる短い値に設定され、かつ維持される。
したがって、ホームエージェントが介在し、かつ通信相手との間におけるパケットの中継(転送)に供される伝送区間では、トラヒックの増加が確度高く抑制される。
第七の発明では、透過移動性を実現する通信プロトコルに基づいてモバイルノードがアクセスするネットワークの集合毎に、個々のモバイルノードの位置登録の対象となり、これらのモバイルノードに通信相手から引き渡されたパケットを中継するホームエージェント装置において、制御手段は、位置登録の要求に含まれるケア・オブ・アドレスがネットワークの集合に適合しないときに、このケア・オブ・アドレスに適合する他のホームエージェントのアドレスをその要求の送信元であるモバイルノードに通知する。
すなわち、上述した他のホームエージェントのアドレスに応じてそのホームエージェントに対する位置登録の試行を行うことができるモバイルノードには、そのモバイルノードの移動に応じてこのような位置登録の契機が自動的に与えられる。
したがって、ホームエージェントが介在し、かつモバイルノードと通信相手との間におけるパケットの中継(転送)に供される伝送区間では、そのモバイルノードが移動してもトラヒックの増加に歯止めが設定され、さらに、個々のホームエージェントを含むリソースの負荷分散に併せて、伝送品質やサービス品質の向上が安価に実現される。
第八の発明では、制御手段は、ケア・オブ・アドレスに基づいてデータベースを参照することによって、そのケア・オブ・アドレスとネットワークの集合との適合性の基準と、他のホームエージェントのアドレスとを取得する。
このような他のホームエージェントは、モバイルノードおよび本発明にかかわるホームエージェント装置を含むデータ通信システムの構成が上述したデータベースに反映されることによって、その構成に適合したホームエージェントに設定される。
したがって、上記のデータベースが一体に組み込まれなくても、そのデータベースの参照が可能である場合には、モバイルノードが移動してもトラヒックの増加に歯止めが確度高く設定され、かつ個々のホームエージェントを含むリソースの負荷分散に併せて、伝送品質やサービス品質の向上が安価に実現される。
上述したように第一および第七の発明では、モバイルノード装置が移動してもトラヒックの増加に歯止めが設定され、さらに、個々のホームエージェントを含むリソースの負荷分散に併せて、伝送品質やサービス品質の向上が安価に実現される。
第二の発明では、既存のデータ通信システムであっても、上述した第一の発明と同様に、トラヒックの増加が抑制され、さらに、個々のホームエージェントを含むリソースの負荷分散に併せて、伝送品質やサービス品質の向上が安価に実現される。
第三の発明では、位置登録の試行に先行して特定のホームエージェントを選択する処理の簡略化が図られ、応答性に併せて、リソースの利用効率が高められる。
第四ないし第六の発明では、ホームエージェントが介在し、かつ通信相手との間におけるパケットの中継(転送)に供される伝送区間では、トラヒックの増加が確度高く抑制される。
第八の発明では、データベースが一体に組み込まれなくても、そのデータベースの参照が可能である場合には、モバイルノードが移動してもトラヒックの増加に歯止めが確度高く設定され、かつ個々のホームエージェントを含むリソースの負荷分散に併せて、伝送品質やサービス品質の向上が安価に実現される。
したがって、これらの発明が適用されたデータ通信システムでは、そのデータ通信システムに適用され、かつ透過移動性を実現する通信プロトコルとの互換性が損なわれるとなく、かつモバイルノードやホームエージェントの基本的な構成が変更されることなく、経路の適正化や最適化が図られ、総合的な信頼性や性能に併せて、付加価値が高められる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について詳細に説明する。
[第一の実施形態]
図1は、本発明の第一および第二の実施形態を示す図である。
図において、インタネット20には、既述の認証サーバ21およびノード22に併せて、下記の要素が接続される。
・ ホームエージェント31-11〜31-1P、…、31-N1〜31-NPに代わるホームエージェント(HA)11-11〜11-1P、…、11-N1〜11-NP
・ モバイルデータベース12
これらのホームエージェント11-11〜11-1P、…、11-N1〜11-NPの配下には、従来例と同様の負荷分散の下で複数Pの無線アクセスネットワーク32-1〜32-Nが個別に形成される。また、無線アクセスネットワーク32-1〜32-Nの何れか(ここでは、「無線アクセスネットワーク32-11 」であると仮定する。)には、モバイルノード(MN)33Aが位置する。
なお、以下では、ホームエージェント(HA)11-11〜11-1P、…、11-N1〜11-NPに共通の事項については、添え番号「1」〜「N」の何れにも該当し得ることを意味する文字「C」と、添え番号「1」〜「P」の何れにも該当し得ることを意味する文字「c」とをそれぞれ第一および第二の添え文字として符号に付加することによって記載する。
図2は、本発明の第一の実施形態におけるホームエージェントの動作フローチャートである。
図3は、本発明の第一および第二の実施形態におけるモバイルノードの動作フローチャートである。
図4は、本発明の第一の実施形態の動作を説明する図である。
以下、図1〜図4を参照して本発明の第一の実施形態の動作を説明する。
ホームエージェント11-Cc およびモバイルノード33Aの基本的な機能および振る舞いについては、後述する点を除いて図8に示すホームエージェント31-Ccおよびモバイルノード33と同じであるので、以下では、その詳細な説明を省略する。
モバイルノード33Aは、ホームエージェント11-11 に対する位置登録を完了した後であっても、例えば、直近のルータから受信された「ルータ広告」に基づいて生成され、あるいはそのモバイルノード33の移動先にあるDHCPによって割り付けられたアドレスで示され、かつ『先行して既述の通りに識別されたネットワークアドレス(=A1)』と異なるネットワークアドレス(=A2)に基づいて、自局が無線アクセスネットワーク32-11 から他の無線アクセスネットワーク32-2(以下、「訪問先ネットワーク(Visited Metwork)」と称する。)の内部に移動しつつあることを認識すると、下記の処理を行う。
・ 上述したネットワークアドレス(=A2)を「ケア・オブ・アドレス」として識別する(図4(1))。
・ 「ホームアドレス」とこの「ケア・オブ・アドレス」との対からなる「バインディング」を含む「位置登録要求」を生成し、その「位置登録要求」を上述したホームエージェント11-11 宛に送信する(図3(1)、図4(2))。
・ この「位置登録要求」に対する応答を待ち受ける。
一方、モバイルデータベース12には、図5に示すように、下記の2つのフィールドから構成されるレコードの列が予め登録される。
・ モバイル33Aが取得し得るケア・オブ・アドレスが個別に格納された「ケア・オブ・アドレス」フィールド
・ その「ケア・オブ・アドレス」フィールドに格納された「ケア・オブ・アドレス」で示される無線アクセスネットワークに対して最寄りのサイトに設置されたホームエージェントに割り付けられ、かつユニークであるアドレス(以下、「HAアドレス」という。)が格納された「HAアドレス」フィールド
ホームエージェント11-11 は、上述した「位置登録要求」を受信すると、下記の処理を行う。
・ その「位置登録要求」に既述の「バインディング」の一部として含まれる「ケア・オブ・アドレス」を取得し、ネットワーク20を介してモバイルデータベース12を参照することによって、この「ケア・オブ・アドレス」に対応してそのモバイルデータベース12の共通のレコードの「HAアドレス」フィールドに格納されている「HAアドレス」(以下、「新HAアドレス」という。)を取得する(図2(1)、図3(3))。
・ その「新HAアドレス」と、ホームエージェント11-11 の「HAアドレス」(以下、「旧HAアドレス」という。)とを比較し、両者が等しい場合には、従来例と同様に上述した「位置登録要求」の受諾を意味する「応答」をモバイルノード33A宛に送信する(図2(2))が、反対に等しくない場合には、その「位置登録要求」の拒否を意味するステータス番号「136」を含み、かつ既述の「新HAアドレス」を含む「応答」をモバイルノード33A宛に送信する(図2(3)、図4(4))。
モバイルノード33Aは、上記の拒否を意味する「応答」を受信すると、その「応答」に含まれる「新HAアドレス」で示されるホームエージェント(ここでは、符号「11-21 」で示されると仮定する。)を特定し(図4(5))、このホームエージェント11-2に対するモバイルノード33Aの位置登録を試行する(図3(2)、図4(6))。
なお、このような位置登録の手順については、位置登録の対象となる単一のホームエージェントが上述した応答に基づいて定まる点を除いて、基本的に従来例と同じであるので、ここでは、その詳細な説明を省略する。また、その位置登録の過程では、図4に点線で示すように、ホームエージェント11-21 がネットワーク20を介して認証サーバ21と連係することによって、モバイルノード33A等にかかわる認証が併せて行われてもよい。
また、モバイルノード33Aとノード22とは、既述の通りに互いに送信するパケットを生成する際には、ホームエージェント31-11 に代えてホームエージェント31-21 に対応したアドレスをホームアドレスとして適用する。
すなわち、モバイルノード33Aとノード22との間で違いに送受されるパケットの中継に関与するホームエージェントは、「そのモバイルノード33Aが実際に位置する無線アクセスネットワークを含んで構成されるネットワークに設置され、かつ無線アクセスネットワークの無線ゾーンの領域に対する地理的な隔たりが小さい(あるいは最寄りの)ホームエージェント」に維持される。
したがって、モバイルノード33Aが移動してもホームエージェントが更新されない従来例に比べて、無用なパケットの転送が抑制され、インタネット20だけではなく、個々のホームエージェントの負荷分散が図られると共に、伝送品質やサービス品質が平均的に高められ、かつランニングコストの削減が図られる。
なお、本実施形態では、モバイル33Aの位置登録要求先となるホームエージェントは、モバイルデータベース12を参照することよって得られた「新HAアドレス」で示される単一のホームエージェントとなっている。
しかし、本発明は、このような構成に限定されず、例えば、図6に点線枠で示すように、モバイルデータベース12を参照することによって得られた「HAアドレス」に基づいて特定されたサブネットに属する複数のホームエージェントに対して、従来例と同様にホームエージェント31-11〜31-1Pに対して動的HAアドレス探索手順が実施され、最適なホームエージェントに対する位置登録が試行されることによって、複数のホームエージェントによる負荷分散に対する適応が図られてもよい。
また、本実施形態では、モバイルデータベース12は、全てのホームエージェントによってインタネット20を介してアクセスされ、かつ共用されている。
しかし、本発明はこのような構成に限定されず、モバイルデータベース12が個々のホームエージェントに分散されて備えられることによって、応答性が高められてもよい。
[第二の実施形態]
図7は、本発明の第二の実施形態の動作を説明する図である。
以下、図1〜図3および図7を参照して本発明の第二の実施形態の動作を説明する。
本実施形態の特徴は、モバイルノード33Aが下記の手順に基づいて位置登録先となるホームエージェントを選択する点にある。
モバイルノード33Aは、自局の位置登録先となり得る全てのホームエージェントの「HAアドレス」の集合を予め局情報として有する。
モバイルノード33Aは、例えば、無線アクセスネットワーク32-1から無線アクセスネットワーク32-2の領域に移動しつつあるために、既に先行して位置登録を完了したホームエージェント11-11 以外のホームエージェントに対する位置登録を開始すべき契機を識別する(図7(1))と、上述した局情報から「HAアドレス」の集合に含まれる個々の「HAアドレス」で示される全てのホームエージェント宛に、特定のパケット(ここでは、これらのホームエージェントとの間における個別の経路情報の収集に供されると仮定する。)をブロードキャスト(あるいは送信)する(図3(a)、図7(1))。
さらに、モバイルノード33Aは、このような特定のパケットに対する個々のホームエージェントの応答として受信されたパケット(以下、「応答パケット」という。)の内容等に規定の処理を施す(図7(2))ことによって、ホームエージェント毎に対応した経路情報を取得し(図3(b))、これらの経路情報の内、下記の条件の何れかを満たす最適な経路情報に対応した「特定のホームエージェント」を選択する(図3(c)、図7(3))。
・ 「応答パケット」のTTL(Time to Live)フィールドの値として得られる「ホップ数」が最小である。
・ 「特定のパケット」が送信された時点から「応答パケット」が受信される時点までに経過した時間(以下、「応答時間」という。)が最小である。
・ 個々のホームエージェントに至る物理的な伝送路の種別等に適応した値として予め定められ、かつ優先的に位置登録先となることが望ましい程度を示す「優先度」が最大である。
・ これらの「ホップ数」、「時間」および「優先度」の全てまたは一部の積が最大である。
モバイルノード33Aは、上述した「特定のホームエージェント」に対する位置登録を試行する(図3(2)、図7(4))。なお、このような位置登録の手順については、既述の第一の実施形態における手順と同じであるので、ここでは、その説明を省略する。
すなわち、位置登録先となるホームエージェントは、モバイルノード33Aが主導的に行う既述の処理の下で、そのモバイルノード33Aが位置する無線アクセスネットワークの領域に近い(あるいは最寄りの)サイトに設置されたホームエージェントに設定され、かつ維持される。
さらに、このような処理は、モバイルノード33Aとモバイルエージェントとの間において、モバイルIPとの互換性が損なわれることがない内容および形式のパケットが引き渡されることによって実現される。
したがって、本実施形態によれば、既存のデータ通信システムであっても、モバイルノードに本発明が適用されることによって、既述の第一の実施形態と同様に、従来例より伝送品質やサービス品質が平均的に高められ、かつランニングコストの削減が図られる。
なお、上述した各実施形態では、モバイルIPとの互換性が担保されている。
しかし、本発明は、このようなモバイルIPに代えて、「透過移動性」が実現可能な他の通信手順が適用された場合であっても、既述の処理の過程で参照される演算対象が定まり、かつ演算結果の反映が図られるならば、同様に適用可能であり、その通信手順との互換性は必ずしも担保されなくてもよい。
また、上述した各実施形態では、本発明は、パケットのフィールドの内、例えば、「ホームエージェントアドレス」フィールドその他のフィールドに「HAアドレス」や「HAネットワークアドレス」が配置されることによって、IPV4が適用されたデータ通信システムに適用されている。
しかし、本発明は、このようなデータ通信システムに限定されず、例えば、IPV4に代えてIPV6が適用されたデータ通信システムであっても、通信手順に基づく処理の過程において受信端および中継点によって参照されないことが自明であるフィールド等にパケットの形式を示す情報が配置されることによって、適用可能である。
さらに、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲において多様な形態による実施形態が可能であり、かつ構成装置の一部もしくは全てに如何なる改良が施されてもよい。
以下、上述した各実施形態に開示された技術を階層的・多面的に整理し、付記項として列記する。
(付記1) 透過移動性を実現する通信プロトコルに基づいてホームネットワークまたは訪問先ネットワークにアクセスするモバイルノード装置において、
自局がアクセスしているホームエージェント宛に送出した位置登録要求に対するそのホームエージェントの応答に、このホームエージェントと異なる他のホームエージェントのアドレスが含まれるときに、その異なるアドレスで示されるホームエージェントに対する位置登録を試行する位置登録制御手段を備えた
ことを特徴とするモバイルノード装置。
(付記2) 透過移動性を実現する通信プロトコルに基づいてホームネットワークまたは訪問先ネットワークにアクセスするモバイルノード装置において、
自局がアクセスし得る全てのホームエージェントのアドレスが予め登録された記憶手段と、
前記記憶手段に登録された個々のアドレスを宛先として含むパケットを送出し、前記全てのホームエージェントの内、これらのパケットに対する応答に基づいて取得された経路情報が好適である特定のホームエージェントに対する位置登録を試行する位置登録制御手段と
を備えたことを特徴とするモバイルノード装置。
(付記3) 付記2に記載のモバイルノード装置において、
前記記憶手段には、
前記全てのホームエージェントまたは一部が属するサブネット毎に、アドレスが登録され、
前記位置登録制御手段は、
前記サブネット毎に前記パケットをブロードキャストする
ことを特徴とするモバイルノード装置。
(付記4) 付記2または付記3に記載のモバイルノード装置において、
前記特定のホームエージェントは、
前記応答のルーティングに関与した伝送区間の数が最小であるホームエージェントである
ことを特徴とするモバイルノード装置。
(付記5) 付記2または付記3に記載のモバイルノード装置において、
前記特定のホームエージェントは、
前記応答の伝送に要した時間が最短であるホームエージェントである
ことを特徴とするモバイルノード装置。
(付記6) 付記2または付記3に記載のモバイルノード装置において、
前記全てのホームエージェントの優先度が予め登録された優先度記憶手段を備え、
前記特定のホームエージェントは、
前記全てのホームエージェントの内、前記応答の好適性と前記優先度記憶手段に登録された優先度との積が最大であるホームエージェントである
ことを特徴とするモバイルノード装置。
(付記7) 透過移動性を実現する通信プロトコルに基づいてモバイルノードがアクセスするネットワークの集合毎に、個々のモバイルノードの位置登録の対象となり、これらのモバイルノードに通信相手から引き渡されたパケットを中継するホームエージェント装置において、
前記位置登録の要求に含まれるケア・オブ・アドレスが前記ネットワークの集合に適合しないときに、このケア・オブ・アドレスに適合する他のホームエージェントのアドレスをその要求の送信元であるモバイルノードに通知する制御手段を備えた
ことを特徴とするホームエージェント装置。
(付記8) 付記7に記載のホームエージェント装置において、
前記制御手段は、
前記ケア・オブ・アドレスに基づいてデータベースを参照することによって、そのケア・オブ・アドレスと前記ネットワークの集合との適合性の基準と、前記他のホームエージェントのアドレスとを取得する
ことを特徴とするホームエージェント装置。
本発明の第一および第第二の実施形態を示す図である。 本発明の第一の実施形態におけるホームエージェントの動作フローチャートである。 本発明の第一および第第二の実施形態におけるモバイルノードの動作フローチャートである。 本発明の第一の実施形態の動作を説明する図である。 モバイルデータベースの構成を示す図である。 本発明の第一の実施形態の他の動作を説明する図である。 本発明の第二の実施形態の動作を説明する図である。 モバイルIPが適用された通信システムの構成例を示す図である。 従来例の動作を説明する図である。
符号の説明
11,31 ホームエージェント(HA)
12 モバイルデータベース
20 インタネット
21 認証サーバ
22 ノード(CN)
30 ネットワーク
32 無線アクセスネットワーク
33,33A モバイルノード(MN)

Claims (5)

  1. 透過移動性を実現する通信プロトコルに基づいてホームネットワークまたは訪問先ネットワークにアクセスするモバイルノード装置において、
    自局がアクセスしているホームエージェント宛に送出した位置登録要求に対するそのホームエージェントの応答に、このホームエージェントと異なる他のホームエージェントのアドレスが含まれるときに、その異なるアドレスで示されるホームエージェントに対する位置登録を試行する位置登録制御手段を備えた
    ことを特徴とするモバイルノード装置。
  2. 透過移動性を実現する通信プロトコルに基づいてホームネットワークまたは訪問先ネットワークにアクセスするモバイルノード装置において、
    自局がアクセスし得る全てのホームエージェントのアドレスが予め登録された記憶手段と、
    前記記憶手段に登録された個々のアドレスを宛先として含むパケットを送出し、前記全てのホームエージェントの内、これらのパケットに対する応答に基づいて取得された経路情報が好適である特定のホームエージェントに対する位置登録を試行する位置登録制御手段と
    を備えたことを特徴とするモバイルノード装置。
  3. 請求項2に記載のモバイルノード装置において、
    前記記憶手段には、
    前記全てのホームエージェントまたは一部が属するサブネット毎に、アドレスが登録され、
    前記位置登録制御手段は、
    前記サブネット毎に前記パケットをブロードキャストする
    ことを特徴とするモバイルノード装置。
  4. 透過移動性を実現する通信プロトコルに基づいてモバイルノードがアクセスするネットワークの集合毎に、個々のモバイルノードの位置登録の対象となり、これらのモバイルノードに通信相手から引き渡されたパケットを中継するホームエージェント装置において、
    前記位置登録の要求に含まれるケア・オブ・アドレスが前記ネットワークの集合に適合しないときに、このケア・オブ・アドレスに適合する他のホームエージェントのアドレスをその要求の送信元であるモバイルノードに通知する制御手段を備えた
    ことを特徴とするホームエージェント装置。
  5. 請求項4に記載のホームエージェント装置において、
    前記制御手段は、
    前記ケア・オブ・アドレスに基づいてデータベースを参照することによって、そのケア・オブ・アドレスと前記ネットワークの集合との適合性の基準と、前記他のホームエージェントのアドレスとを取得する
    ことを特徴とするホームエージェント装置。
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