JP2005347876A - 音声出力装置 - Google Patents

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真治 岡田
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Abstract

【課題】騒音の大きな使用環境においても高い明瞭度を有する音声出力装置を提供する。
【解決手段】無線通信機における音声出力装置であって、イコライザーとスイッチと制御回路と入力キーとから構成され、イコライザーが、1/3リアルタイムオクターブ解析における3.15kHzバンドにおいて音圧レベルがピーク値を持ち、ピーク値に対して高周波側において10kHzバンドで50dB減衰するように単調減少し、低周波側において100Hzバンドで60dB減衰するように単調減衰する特性を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、騒音の大きな使用環境においても高い明瞭度を有する音声出力装置に関する。
従来における業務用無線通信機においては、送信側でのエンファシス回路、受信側でのデエンファシス回路により、音声帯域内において、電気回路的にはほぼフラットな周波数特性となっている。また、セットから出力される音声の音質は、スピーカの特性、取り付け構造、セットの構造によって左右される(例えば、特開2004−15149、図2)。近年では無線通信機のコンパクト化の要望が強まっているため、スピーカは無線通信機のボディの隙間に配置されることが多かった。図3は、従来の業務用無線通信機のスピーカから出力される音の、1/3リアルタイムオクターブ解析による音圧レベルの周波数特性図である。無線通信機のコンパクト化によって、小さいスピーカを採用しなければならなかったり、セットの構造が制約されたりする中では、スピーカから出力される音の音量には限界がある。ところで利用者が増加するに連れて、ユーザから、明瞭度に関する改良を求める要求が一層強まる傾向にあった。
特開2004−15149号公報
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、騒音の大きな使用環境においても高い明瞭度を有する音声出力装置を提供する。
本発明の音声出力装置は、無線通信機における音声出力装置であって、
周波数変換手段と、
前記周波数変換手段が、1/3リアルタイムオクターブ解析における3.15kHzバンドにおいて音圧レベルがピーク値を持ち、前記ピーク値に対して高周波側において10kHzバンドで50dB減衰するように単調減少し、低周波側において100Hzバンドで60dB減衰するように単調減衰する特性を有することを特徴とする。
前記音声出力装置であって、
前記周波数変換手段が、前記ピーク値に対して1.25kHzから2.5kHzバンドおよび4kHzバンドにおいて10dB以上減衰し、400Hzから1kHzバンドおよび5kHzから10kHzバンドにおいて25dB以上減衰し、100Hzから315Hzバンドにおいて40dB以上減衰する特性を有することを特徴とする。
本発明の音声出力装置は、無線通信機における音声出力装置であって、
イコライザーとスイッチと制御回路と入力キーとから構成され、
前記イコライザーが、1/3リアルタイムオクターブ解析における3.15kHzバンドにおいて音圧レベルがピーク値を持ち、前記ピーク値に対して高周波側において10kHzバンドで50dB減衰するように単調減少し、低周波側において100Hzバンドで60dB減衰するように単調減衰する特性を有することを特徴とする。
前記音声出力装置であって、
前記イコライザーが、前記ピーク値に対して1.25kHzから2.5kHzバンドおよび4kHzバンドにおいて10dB以上減衰し、400Hzから1kHzバンドおよび5kHzから10kHzバンドにおいて25dB以上減衰し、100Hzから315Hzバンドにおいて40dB以上減衰する特性を有することを特徴とする。
本発明の音声出力装置は、前記音声出力装置において、前記イコライザーが、DSPから成ることを特徴とする。
本発明の音声出力装置によれば、騒音の大きな使用環境においても高い明瞭度を有する音声出力装置が実現できる。
本発明による、音声出力装置の実施の形態について図1および図2を用いて説明する。図1は、本発明の音声出力装置を有する無線通信機の構成を示すブロック図である。音声出力装置は、イコライザー8とスイッチ5と制御回路10と入力キー9から構成されている。RFアンプ2は、アンテナ1とミキサー13に、ミキサー13はPLL11とIFアンプ3とに接続されている。IFアンプ3は、音声信号検出器4に接続されている。音声信号検出器4は、スイッチ5とイコライザー8とに接続されている。イコライザー8はスイッチ5に接続されている。スイッチ5は、AFアンプ6に接続されている。AFアンプ6は、スピーカ7に接続されている。制御回路10は、PLL11と表示部12と入力キー9とイコライザー8とスイッチ5とに接続されている。
図2は、スピーカ前面から測定した1/3リアルタイムオクターブ解析の音圧レベル特性の一例であり、本発明のオクターブ分析図である。この特性を実現することで、高い明瞭度を得ることは、騒音の大きな使用環境での臨場試験により証明された。音圧レベルは、3.15kHzバンドにおいてピーク値を示している。3.15kHzバンドから低周波側においては、ピーク値に対して、2.5kHzバンドでは10dB、2kHzバンドでは18dB、1.6kHzバンドでは15dB、1.25kHzバンドでは22dB、1kHzバンドでは31dB、800Hzバンドでは33dB、630Hzバンドでは34dB、500Hzバンドでは30dB、400Hzバンドでは38dB、315Hzバンドでは50dB、250Hzバンドでは48dB、200Hzバンドでは55dB、160Hzバンドでは57dB、125Hzバンドでは58dB、100Hzバンドでは62dB減衰する。また高周波側においては、4kHzバンドでは11dB、5kHzバンドでは33dB、6.3kHzバンドでは38dB、8kHzバンドでは41dB、10kHzバンドでは53dB減衰する。
図1において、入力キー9から入力される希望周波数のデータが、表示部12で確認されて制御回路10に入力され、PLL11は1stLocal信号に変換される。アンテナ1の受信電波は、フィルタを通った後、RFアンプ2において増幅される。さらに希望周波数信号は、ミキサーでIF信号に変換され、希望周波数信号以外を除去するフィルタを通った後、IFアンプ3で増幅され、音声信号検出器4で音声信号として検出される。入力キー9からこの音声信号を直接AFアンプ6に入力するよう指示すると、制御回路10はスイッチ5を制御し、音声信号は直接AFアンプへ入力され、スピーカ7からは図3に示される従来の周波数特性で出力される。
使用環境に対して高い明瞭度を保つために、図2の特性が得られるよう、あらかじめ入力キー9から制御回路10を介して、周波数に対する音圧レベルの制御データをイコライザー8へ入力する。イコライザー8は、フリケンシーと呼ばれるカット/ブーストの周波数域を調整する機能と、ゲインと呼ばれるカット/ブーストのレベルを調整する機能と、Q(バンドワイズ)と呼ばれるゲインをカット/ブーストする周波数の幅とを調整する機能で構成され、この3つのパラメータをまとめてバンドと呼ぶパラメトリックイコライザーとする。
このバンドを3バンド設けてパラメトリックイコライザーを構成する。それぞれのバンドの調整周波数域が周波数60Hz〜2.5kHz、800Hz〜6.5kHzおよび1.2kHz〜20kHzとなるよう入力キー9と制御回路10とにより、イコライザー8のフリケンシーパラメータの入力値を設定する。次に図2に示されるように、3.15kHzのバンドにピーク値を持ち、ピーク値に対して高周波側において10kHzバンドで50dB減衰するように単調減少し、低周波側において100Hzバンドで60dB減衰するように単調減衰するよう、それぞれのバンドのゲインとQのパラメータを入力する。
また、このバンドを5バンド設けてパラメトリックイコライザーを構成しても良い。それぞれのバンドの調整周波数域が周波数20Hz〜315Hz、60Hz〜1kHz、160Hz〜2.5kHz、380Hz〜6.5kHzおよび1.2kHz〜20kHzとなるよう入力キー9と制御回路10とにより、イコライザー8のフリケンシーパラメータの入力値を設定する。次に図2に示されるように、3.15kHzバンドにピーク値を持ち、ピーク値に対して1.25kHz〜2.5kHzバンドおよび4kHzバンドにおいて10dB以上減衰し、400Hz〜1kHzバンドおよび5kHz〜10kHzバンドにおいて25dB以上減衰し、100Hz〜315Hzバンドにおいて40dB以上減衰するよう、それぞれのバンドのゲインとQのパラメータを入力する。
さらに、周波数域を細かく分割し、その周波数域のブースト/カット量を調整する構成を持つグラフィックイコライザーを用いても良い。この場合は、図2に示されるように、音圧レベルが3.15kHzバンドにおいてピーク値を持つようゲイン調整値を同様に入力する。3.15kHzバンドから高周波側においては、ピーク値に対して、4kHzバンドでは11dB、5kHzバンドでは33dB、6.3kHzバンドでは38dB、8kHzバンドでは41dB、10kHzバンドでは53dB減衰するようゲイン調整値を入力する。
低周波側においては、2.5kHzバンドでは10dB、2kHzバンドでは18dB、1.6kHzバンドでは15dB、1.25kHzバンドでは22dB、1kHzバンドでは31dB、800Hzバンドでは33dB、630Hzバンドでは34dB、500Hzバンドでは30dB、400Hzバンドでは38dB、315Hzバンドでは50dB、250Hzバンドでは48dB、200Hzバンドでは55dB、160Hzバンドでは57dB、125Hzバンドでは58dB、100Hzバンドでは62dB減衰するようゲイン調整値を入力する。
パラメータ調整の入力値は、あらかじめ設定してデフォルト化しておいても良く、1つのICチップで実現することも可能である。また、イコライザー8は、図2に示す特性を制御できる手段であれば、パラメトリックイコライザー及びグラフィックイコライザーに限定されるものではなく、DSPによるフルディジタル信号処理のイコライザーによる実現も可能である。また他に、スピーカ取付構造や、キャビネット構造により実現しても良い。
本発明は、無線通信機のほかに、騒音の大きな使用環境においても高い明瞭度を有する音声出力装置を必要とする通信及び放送用途に適用できる。
本発明の音声出力装置を有する無線通信機の構成を示すブロック図。 本発明によるスピーカ前面から測定した音圧レベル特性の周波数特性図。 従来の業務用無線通信機のスピーカから出力される音の音圧レベルの周波数特性図。
符号の説明
1 アンテナ
2 RFアンプ
3 IFアンプ
4 音声信号検出器
5 スイッチ
6 AFアンプ
7 スピーカ
8 イコライザー
9 入力キー
10 制御回路
11 PLL
12 表示部
13 ミキサー
20 音声出力装置

Claims (5)

  1. 無線通信機における音声出力装置であって、
    周波数変換手段と、
    前記周波数変換手段が、1/3リアルタイムオクターブ解析における3.15kHzバンドにおいて音圧レベルがピーク値を持ち、前記ピーク値に対して高周波側において10kHzバンドで50dB減衰するように単調減少し、低周波側において100Hzバンドで60dB減衰するように単調減衰する特性を有することを特徴とする音声出力装置。
  2. 請求項1に記載の音声出力装置であって、
    前記周波数変換手段が、前記ピーク値に対して1.25kHzから2.5kHzバンドおよび4kHzバンドにおいて10dB以上減衰し、400Hzから1kHzバンドおよび5kHzから10kHzバンドにおいて25dB以上減衰し、100Hzから315Hzバンドにおいて40dB以上減衰する特性を有することを特徴とする音声出力装置。
  3. 無線通信機における音声出力装置であって、
    イコライザーとスイッチと制御回路と入力キーとから構成され、
    前記イコライザーが、1/3リアルタイムオクターブ解析における3.15kHzバンドにおいて音圧レベルがピーク値を持ち、前記ピーク値に対して高周波側において10kHzバンドで50dB減衰するように単調減少し、低周波側において100Hzバンドで60dB減衰するように単調減衰する特性を有することを特徴とする音声出力装置。
  4. 請求項3に記載の音声出力装置であって、
    前記イコライザーが、前記ピーク値に対して1.25kHzから2.5kHzバンドおよび4kHzバンドにおいて10dB以上減衰し、400Hzから1kHzバンドおよび5kHzから10kHzバンドにおいて25dB以上減衰し、100Hzから315Hzバンドにおいて40dB以上減衰する特性を有することを特徴とする音声出力装置。
  5. 請求項3又は4に記載の音声出力装置において、
    前記イコライザーが、DSPから成ることを特徴とする音声出力装置。
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