JP2005347223A - 光源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 テーパーファイバーとライトガイドの形状および位置関係を最適化することにより、光の利用効率を高めて、小型で低消費電力、低コストの光源装置を提供する。
【解決手段】 発光体11からの光を投射させるライトガイド12と、発光体11とライトガイド12の間に配置され、発光体側に位置する大径端部13bとライトガイド側に位置する小径端部13cを有するテーパーファイバー13とを備え、テーパーファイバー13の小径端部13cの直径(D2)は、ライトガイドの直径(D0)に比して、小径端部とライトガイドの間の距離(L)の2倍の距離(2L)を加算した値(D2+2L)に等しいか、あるいは小さい{(D2+2L)≦D0}関係を満たすように形成した光源装置。
【選択図】 図1
【解決手段】 発光体11からの光を投射させるライトガイド12と、発光体11とライトガイド12の間に配置され、発光体側に位置する大径端部13bとライトガイド側に位置する小径端部13cを有するテーパーファイバー13とを備え、テーパーファイバー13の小径端部13cの直径(D2)は、ライトガイドの直径(D0)に比して、小径端部とライトガイドの間の距離(L)の2倍の距離(2L)を加算した値(D2+2L)に等しいか、あるいは小さい{(D2+2L)≦D0}関係を満たすように形成した光源装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は、医療用内視鏡、工業用内視鏡、画像検査装置、及び顕微鏡観察装置等により観察する被写体に投射する照明光を生成供給する光源装置に関する。
従来から医療用内視鏡、工業用内視鏡、画像検査装置、及び顕微鏡観察装置等を用いて、体腔内や管状物内を観察検査する際に、光源ランプからの光を体腔内や管状物内に挿入する挿入部に内蔵されているライトガイドにより導光して被写体に投射している。
この光源ランプからの光をライトガイドに効率よく入射させるために、光源ランプとライトガイドの間にテーパーファイバーを用いた光源装置が、例えば、特許文献1に開示されている。
この特許文献1に開示されている光源装置は、図5に示すように、光源ランプ51とライトガイド52の基端面である入力端52aの間に、光端側へしだいに縮径状のテーパーファイバー53を介装し、かつ、光源ランプ51は光の出射角2θ1が20゜以下の光成分の比率が前方全光量の1/2以上の低出射角の高輝度ランプが用いられ、テーパーファイバー53の入射端53aの外径D1、テーパーファイバー53の入射の開口数NA1、テーパーファイバー53の出射端53bの外径D2、テーパーファイバー53の出射の開口数NA2、ライトガイドの外径D0、コア/クラッド間の屈折率より定まるテーパーファイバー53の固有の開口数NA0としたとき、次の数式1乃至数式3を満たすように設定されている。
[数1]
0.9≦D2/D0≦1.5
[数2]
1.1≧(D1・NA1)/(D2・NA2)≧0.7
[数3]
NA2≦1.1・NA0
また、テーパーファイバー53は、多成分ガラスファイバー母材から作られ、そのテーパーファイバー固有の開口数NA0を0.4以上とした光源装置である。
[数1]
0.9≦D2/D0≦1.5
[数2]
1.1≧(D1・NA1)/(D2・NA2)≧0.7
[数3]
NA2≦1.1・NA0
また、テーパーファイバー53は、多成分ガラスファイバー母材から作られ、そのテーパーファイバー固有の開口数NA0を0.4以上とした光源装置である。
このような構成の光源装置は、光源ランプ51の光をライトガイド52に有効に伝達でき、光源ランプ51の全発光光束量の約5%〜10%をライトガイド52へ送ることが可能となり、結合効率が著しく向上できるとしている。
特許番号第2975301号公報
前述した特許文献1に開示されている光源装置は、テーパーファイバー53の出射端53bの外径D2は、数式1に示すように、ライトガイド52の外径D0の0.9倍から1.5倍の間に規制されている。このために、テーパーファイバー53の出射端53bから拡がりを有して出射される光の一部だけがライトガイド52に入射されるに過ぎない。
このため、ライトガイド52に入射される光の利用効率が低く、ライトガイド52の出射端から被写体に出射される光を所定の強さにするために、光源ランプ51への印加電流を増加させて放射させる光を強くする必要があり、光源装置の大型化や消費電流の増大並びにコストの高騰という課題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、テーパーファイバーとライトガイドの形状および位置関係を最適化することにより、光の利用効率を高めて、小型で低消費電力、低コストの光源装置を提供することを目的としている。
本発明の光源装置は、発光体と、この発光体からの光を導光して被写体に投射させるライトガイドと、前記発光体とライトガイドの間に配置され、前記発光体側に位置する大径端部と前記ライトガイド側に位置する小径端部を有し、前記発光体からの光を前記ライトガイドの入射面に集光入射させるテーパーファイバーとを備え、前記テーパーファイバーの小径端部の直径(D2)は、前記ライトガイドの直径(D0)に比して、前記小径端部の直径(D2)に前記ライトガイドの入射面と前記小径端部との間の距離(L)の2倍の距離(2L)を加算した値(D2+2L)に等しいか、あるいは小さく{(D2+2L)≦D0}形成したことを特徴とする。
本発明の光源装置の発光体は、発光素子からの光により発光波長が長波長、かつ広波長の光を発光する蛍光体が発光素子の周囲に充填されていることを特徴としている。
本発明の光源装置のテーパーファイバーの大径部には、前記発光素子からの光により発光波長が長波長、かつ広波長の光を発光する蛍光体が密接配置され、この蛍光体に前記発光素子からの光が光ファイバーを用いて投射されることを特徴としている。
また、本発明の光源装置の蛍光体は、前記発光素子からの紫外光あるいは青色光が投射されると、白色光あるいは黄色光を発光放射することを特徴としている。
本発明の光源装置は、テーパーファイバーの小径部から出射される少なくとも45度の角度の範囲の光は、すべてライトガイドの入射端に入射させることができるため、発光体からの光の利用効率が高く、光源装置の小型化と消費電力の低減、並びにコスト低減が可能な光源装置を提供することができると共に、発光体の発光素子の発光波長よりも長く広い波長を発光する蛍光体を発光素子の周囲に設けたことにより白色光を効率よく発光することができ、光の強さの調整も容易となる効果を有している。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施形態である光源装置の主要部の構成を示す断面図である。
この光源装置は、前述したように、医療用内視鏡、工業用内視鏡、画像検査装置、及び顕微鏡観察装置等に照明光を生成供給するもので、例えば、医療用内視鏡を例に説明すると、図示しいないが、内視鏡は、術者が把持操作するための操作部、この操作部から延出されて体腔内に挿入される可撓性の細長い挿入部、及び操作部から挿入部に内蔵され、かつ、操作部から延出されたライトガイドから構成されている。この内視鏡のライトガイドの基端に入射された照明光は、ライトガイドにより導光され、挿入部の先端に位置しているライトガイドの先端から体腔内の被写体に対して投射される。このライトガイドの基端は、ライトガイドコネクタにより光源装置に接続されるようになっており、光源装置には、光源ランプ、及び発光ダイオード等の発光体と、この発光体の点灯/消灯と点灯電流の供給制御等の点灯制御するための駆動機能が内蔵されている。
このような光源装置において、本発明の第1の実施形態の光源装置は、図1に示すように、光源装置に内蔵されている発光体11、この発光体11から放射された光が入射されて導光する、図示していないライトガイドコネクタにより接続されたライトガイド12、発光体1とライトガイド12の間に設けられるテーパーファイバー13、及び発光体11の点灯制御するための駆動回路14からなっている。
発光体11は、発光ダイオードであり、基板11aの中心部に配置された発光ダイオードチップ(以下、LEDチップと称する)11bと、基板11aに対して、略45度の角度に配置され、LEDチップ11bから放射された光を反射させる反射ミラー11cと、LEDチップ11bの周囲と反射ミラー11cの間に充填された蛍光体11dからなっている。
LEDチップ11bは、主発光波長として400nm〜450nm付近の波長の光を放射し、蛍光体11dは、LEDチップ11bの400nm〜450nmの波長の光を受けて、その400nm〜450nmよりも長い波長、かつ広い範囲の波長の光を発光するようになっている。
この蛍光体11dにより発光された光の一部は、反射ミラー11cにより前方に反射されて、LEDチップ11bからの光と蛍光体11dの光が混合されて白色光が出射されるようになっている。
ライトガイド12の基端は、図示していないライトガイドコネクタ内の中心に配置されており、ライトガイドコネクタにより光源装置と着脱自在になっている。このライトガイド12は、多数の細径のガラスファイバ―12aを屈曲可能な状態に束ね合わせており、ガラスファイバー12aは、中央のコアに対して屈折率の小さいクラッドが被覆されている。このライトガイド12の直径をD0とする。
発光体11とライトガイド12の間に設けられたテーパーファイバー13は、多数の細径のガラスファイバ―13aを熱融着により固着したロッドを、加熱炉内において再度加熱軟化させた状態で引き伸ばし、その引き伸ばし速度を変化させることにより円錐状に形成し、かつ、その円錐形状の頭部部分を底辺と平行に切り取った断面形状が台形状に作成されている。なお、このテーパーファイバー13のガラスファイバ―13aは、ライトガイド12のガラスファイバー12aと同様にコアとクラッドから構成されている。なお、発光体11b、テーパーファイバー13、及びライトガイド12は同一光軸上に配置される。
このテーパーファイバー13は、発光体11の側に円錐形状の底辺である大径端部13b、ライトガイド12の側に円錐形状の頭部分を切り取り形成された小径端部13cが位置するように配置される。つまり、このテーパーファイバー13は、発光体11側からライトガイド12側に従い、直径が縮小される形状に形成されて配置している。
このテーパーファイバー13の大径端部13bの直径D1は、発光体11から出射される光の直径より大きく形成されている。また、この大径端部13bと発光体11は、極力近接させて配置している。
このテーパーファイバー13の小径端部13cの直径をD2とし、この小径端部13cとライトガイド12の基端の入射面12bとの間は、間隔Lを設けて配置されている。この間隔Lを設ける理由は、図示していない、光源装置を構成する他の部品の寸法公差や組立て時のバラツキ、及びライトガイド12の着脱時の衝撃等によりライトガイド12の入射面12bとテーパーファイバー13の小径端部13cとが接触して相互の破損を防止するために設けられており、この間隔Lは0.3mm以上に設定されていることが望ましい。
このライトガイド12の外径D0に対して、テーパーファイバー13の小径端部13cの外径D2と間隔Lの2倍の加算値と等しいか、あるいは小さい関係(D2+2L)≦D0となるように形成されている。
すなわち、発光体11から放射された光は、反射ミラー11cにより反射されてテーパーファイバー13の大径端部13bに略全光量が入射されて、このテーパーファイバー13により集光されて小径端部13cから出射される。この小径端部13cから出射される光は、小径端部13cの外径D2、この小径端部13cとライトガイド12の入射面12bとの間の距離L、及びライトガイド12の外径D0との(D2+2L)≦D0の関係により光軸から約45度以内の光はすべてライトガイド12の入射面12bに入射される。
このテーパーファイバー13の小径端部13cから出射される約45度以上の大きい角度の光は、ライトガイド12の先端から図示していない被写体に放射させて照明するためには有効でないので、ライトガイド12に入射させる必要はない。
以上説明したように、発光体11からの放射光の直径よりも大きい直径D1の大径端部13bと、ライトガイド12の直径D0よりも小さい直径D2の小径端部13cを有するテーパーファイバー13を発光体11とライトガイド12の間に配置させ、このテーパーファィバー13とライトガイド12の間の距離Lとの位置関係を(D2+2L)≦D0の関係に形成したことで、発光体11からの光の略全光量がテーパーファイバー13の大径端部13bに入射させることができ、このテーパーファィバー13の小径端部13cから出射される約45度以内の光は、ライトガイド12の入射端面12bに入射させることことができるために、発光体11からの発光量に対して、ライトガイド12に入射させる利用光量効率が向上する。
なお、発光体11のLEDチップ11bから放射から放射される光の光量は、図示していない内視鏡の操作部に設けた操作スイッチにより駆動回路14から発光体11のLEDチップ11bに印加させる電流量により制御可能である。また、発光体11のLEDチップ11bの発光量は、一定電流を時間分割したパルス駆動をおこなうことにより調整制御が可能である。
次に、本発明の第2の実施形態の光源装置について、図2と図3を用いて説明する。図2は本発明の第2の実施形態である光源装置の主要部の構成を示す断面図、図3は本発明の第2の実施形態である光源装置に用いるテーパーファイバーの外観を示す斜視図である。なお、図1と同一部分は、同一符号を付して詳細説明は省略する。
この第2の実施形態の光源装置は、異なる波長の光を発光する3つの発光体21,22,23が設けられている。この3つの発光体21〜23の構成は、前述した発光体11と同じように、基板にLEDチップと反射ミラーが設けられ、LEDチップの周囲に蛍光体が充填されている。これら発光体21〜23の発光体21は赤色成分の多い光、発光体22は緑色成分の多い光、発光体23は青色成分の多い光を発光する。なお、それぞれの発光体21〜23の発光スペクトルは、急峻でなく、拡がりを有しており、それぞれの色成分を混合した光の演色性が良くなるようになっている。
テーパーファイバー24は、前述したテーパーファイバー13の円錐形状を図3に示すように、複数の細径のガラスファィバー24aを扁平な形状に形成した扁平円錐形状である。この扁平円錐形状のテーパーファイバー24は、前述した円錐形状に形成したテーパーファイバー13を再度加熱軟化させて、プレスにより押し潰して扁平に形成する。従って、このテーパーファイバー24の大径端部24bと小径端部24cは、略長方形状である。
このテーパーファイバー24の大径端部24bの長辺部分の長さは、3つの発光体21〜23を並べた長さよりも大きく、小径端部24cの長辺部分の長さAは、テーパーファイバー24の小径端部24cとライトガイド12の入射面12bとの間の距離Lと、ライトガイド12の外形D0との関係が(A+2L)≦D0となるように形成されている。
このテーパーファィバー24の小径端部24cとライトガイド12の関係により、テーパーファイバー24の小径端部24cから出射される光のうち、光軸から約45度以内の光は、すべてライトガイド12の入射面12bに入射されて、発光体21〜23から放射された光の利用効率が向上する。
また、異なる色成分の発光体21〜23を設けたことにより、図示していない被写体が所望の色調および明るさになるように、駆動回路14から発光体21〜23それぞれに独立して電流を印加し、その印加する電流の電流値を変化させたり、あるいは、一定電流を時間分割したパルス駆動をおこなうことにより、発光体21の赤色、発光体22の緑色、及び発光体23の青色の発光強さを調整し、その光を混合して光の色調を形成する。つまり、赤緑青の光の三原色の混合制御することにより、すべての色調の合成色が生成でき、所望の色調により被写体の照明が可能となる。
次に、本発明の第3の実施形態である光源装置について図4を用いて説明する。図4は、本発明の第3の実施形態である光源装置の主要部の構成を示す断面図である。なお、図1と同じ部分は、同一符号を付して詳細説明は省略する。
この第3の実施形態の光源装置は、テーパーファイバー13の大径端部13bに密接させて保持枠31内に充填された蛍光体32が設けられている。この蛍光体32は、紫外光あるいは青色光を受けると、白色あるいは黄色に蛍光するものである。この蛍光体32のテーパーファイバー13の大径端部13bと密接されている側と反対側には、誘電多層膜32aが設けられている。この誘電多層膜32aには、3本のプラスチック光ファイバー33、34、35の先端部が蛍光体32に対向して配置されている。
この誘電多層膜32aは、青色より短波長の光を透過し、青色よりも長波長の光を反射させるものである。プラスチック光ファイバー33〜35の基端部のそれぞれには、赤、緑、青の発光モジュール36、37、38が接続されている。この発光モジュール36〜38は、それぞれレーザーダイオード(以下、LDと称する))36a、37a、38a、およびこの各LD36a,37a,38aから放射されたレーザー光を集光する集光レンズ36b,37b,38bからなり、集光レンズ36b,37b,38bにより集光されたレーザー光は、プラスチック光ファイバー33〜35の基端に入射されるようになっている。また、LD36a,37a,38aは、駆動回路14から印加された電流によりそれぞれが独立して発光するようになっている。
このLD36a,37a,38aからのレーザー光は、集光レンズ36b,37b,38bにより集光されてプラスチック光ファイバー33,34,35の基端に入射され、プラスチック光ファィバー33,34,35の内部を伝達して先端から誘電多層膜32aを介して蛍光体32に照射される。
この蛍光体32は、プラスいチック光ファィバー33,34,35から照射された赤、緑、青のレーザー光の強さに比例して白色あるいは黄色に発光する。この蛍光体32に生成された白色あるいは黄色のうちプラスチック光ファイバー33,34,35の先端側に向かった光は、誘電多層膜32aにおいて反射されることから蛍光体32で生成された白色あるいは黄色の全ての光はテーパーファイバー13の大径端部13bに入射される。
また、LD36a,37a,38aから少なくとも一つのLD36a,37a,38aに印加する電流の電流値を変化させたり、あるいは一定電流を時間分割したパルス駆動を駆動回路14から行うことにより発光レーザー光の強さを制御することができる。また、LD36a,37a,38aの個々の電流をオン/オフ制御して点灯/消灯状態を組合わせることにより、広い範囲で光の強さを調整することが可能となる。
以上説明したように、本発明の光源装置は、発光体から放射された光の略全光量をテーパーファイバーに投射させることができ、このテーパーファイバーにより集光された光は、ライトガイドに被写体投射に有効な光として入射させることができ、発光体からの光を被写体に投射させる光の利用効率が向上し、小型で低コストの光源装置が提供可能となった。
[付記]
以上詳述した本発明の実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができる。
以上詳述した本発明の実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができる。
(付記1) 発光体と、この発光体からの光を導光して被写体に投射させるライトガイドと、前記発光体とライトガイドの間に配置され、前記発光体側に位置する大径部と前記ライトガイド側に位置する小径部を有し、前記発光体からの光を前記ライトガイドの入射面に集光入射させるテーパーファイバーと、を備え、前記テーパーファイバーの小径部の直径(D2)は、前記ライトガイドの直径(D0)に比して、前記小径部の直径(D2)に前記ライトガイドの入射面と前記小径部との間の距離(L)の2倍の距離(2L)を加算した値(D2+2L)に等しいか、あるいは小さく{(D2+2L)≦D0}形成したことを特徴とする光源装置。
(付記2) 前記発光体は、発光素子からの光により発光波長が長波長、かつ広波長の光を発光する蛍光体が発光素子の周囲に充填されていることを特徴とした付記1記載の光源装置。
(付記3) 前記テーパーファイバーの大径部には、前記発光素子からの光により発光波長が長波長、かつ広波長の光を発光する蛍光体が密接配置され、この蛍光体に前記発光素子からの光が光ファイバーを用いて投射されることを特徴とした付記1記載の光源装置。
(付記4) 前記蛍光体は、前記発光素子からの紫外光あるいは青色光が投射されると、白色光あるいは黄色光を発光放射することを特徴とした付記2または3のいずれかに記載の光源装置。
(付記5) テーパーファイバーの小径端部に対向してライトガイドの入射面を配置し、前記テーパーファイバーの大径端部に対向して発光体を配置したライトガイド光源装置において、前記ライトガイドの直径をD0、前記テーパーファイバーの小径端部の直径をD2、前記テーパーファイバーの小径端部と前記ライトガイドの入射面の間隔をLとしたとき、以下の数式が成り立つように構成したことを特徴とするライトガイド光源装置。
[数5](D2+2L)≦D0
[数6] L≧0.3(mm)
[数5](D2+2L)≦D0
[数6] L≧0.3(mm)
(付記6) 前記発光体は、内部に蛍光体を有する少なくとも1つのLED(発光ダイオード)であることを特徴とする付記5記載のライトガイド光源装置。
(付記7) 前記発光体は、前記テーパーファイバーの大径端部に密接した蛍光体であり、光ファイバーを介して少なくとも1つのLD(半導体レーザー)の光を受光することを特徴とする付記5記載のライトガイド光源装置。
(付記8) 前記蛍光体は、紫外光あるいは青色光を受光すると、白色光あるいは黄色光を発光することを特徴とする付記6または7のいずれかに記載のライトガイド光源装置。
11 発光体
11a 基板
11b 発光ダイオードチップ(LEDチップ)
11c 反射ミラー
11d 蛍光体
12 ライトガイド
13 テーパーファイバー
13b 大径端部
13c 小径端部
14 駆動回路
代理人 弁理士 伊藤 進
11a 基板
11b 発光ダイオードチップ(LEDチップ)
11c 反射ミラー
11d 蛍光体
12 ライトガイド
13 テーパーファイバー
13b 大径端部
13c 小径端部
14 駆動回路
代理人 弁理士 伊藤 進
Claims (4)
- 発光体と、この発光体からの光を導光して被写体に投射させるライトガイドと、前記発光体とライトガイドの間に配置され、前記発光体側に位置する大径端部と前記ライトガイド側に位置する小径端部を有し、前記発光体からの光を前記ライトガイドの入射面に集光入射させるテーパーファイバーとを備え、前記テーパーファイバーの小径端部の直径(D2)は、前記ライトガイドの直径(D0)に比して、前記小径端部の直径(D2)に前記ライトガイドの入射面と前記小径端部との間の距離(L)の2倍の距離(2L)を加算した値(D2+2L)に等しいか、あるいは小さく{(D2+2L)≦D0}形成したことを特徴とする光源装置。
- 前記発光体は、発光素子からの光により発光波長が長波長、かつ広波長の光を発光する蛍光体が発光素子の周囲に充填されていることを特徴とした請求項1記載の光源装置。
- 前記テーパーファイバーの大径部には、前記発光素子からの光により発光波長が長波長、かつ広波長の光を発光する蛍光体が密接配置され、この蛍光体に前記発光素子からの光が光ファイバーを用いて投射されることを特徴とした請求項1記載の光源装置。
- 前記蛍光体は、前記発光素子からの紫外光あるいは青色光が投射されると、白色光あるいは黄色光を発光放射することを特徴とした請求項2または3のいずれかに記載の光源装置。
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