JP2005346247A - ユーザー認証システム及びこれに用いられるサービス提供機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サービス提供機器の不正な使用を抑制し得るユーザー認証システムにおいて、利用可能なサービス提供機器を特に限定することなく、システムの汎用性、利便性を改善することにある。
【解決手段】 このユーザー認証システム1では、メールサーバ5は、画像形成装置3で入力されたメールアカウント及びパスワードが複数のメールアカウント等のいずれかに一致するか否かの認証を行う。課金ホスト7は、画像形成装置3を利用可能な者として予め登録された複数のメールアカウント等を保持するものであって、第1認証手段による認証が成功した場合に、入力されたメールアカウント等が予め登録された複数のユーザーのメールアカウント等のいずれかに一致するか否かの認証を行い、認証が成功した場合にメールアカウント等を入力したユーザーに対し画像形成装置3の利用を許可する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザー認証システムに関する。
また、本発明は、そのようなシステムに用いられるサービス提供機器に関する。
近年、画像形成装置等のサービス提供機器を使用する環境において、特定のユーザーにのみサービス提供機器の利用を許可するユーザー認証システムの導入が進んでいる。このようなシステムは、システムの管理者が、認証され所定のサービスを受けたユーザーに対し課金することで、適正に運営される。
従来のこの種のシステムとして、画像形成装置と、正規のユーザーが所属する部門についての識別情報が予め登録された管理サーバとが接続されて、画像形成装置にカード読取装置が設けられたものがある。カード読取装置は、カードに磁気的に記録された部門コード等の識別情報を読み取るためのものである。カードは通常、登録された部門に所属するユーザーに予め配布される。
このシステムでは、ユーザーが自分の所持するカードをカード読取装置に読み取らせると、画像形成装置は、管理サーバに対して、カードから読み取った情報が予め登録されたものと一致する否かを問い合わせ、一致していた場合はそのユーザーに対し画像形成装置の利用が許可される。
しかし、この種のシステムでは、ユーザーがカードを携帯し忘れたような場合は、認証を行えず画像形成装置を利用できなくなることから、カードの提示に代えて例えばそのユーザーが所属する部門の部門コード及びパスワードを画像形成装置に対し入力させることで認証を行う技術が既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところが、特許文献1のシステムにおいて、カードであれば通常本人の了承がない限り他人が使用することができないが、部門コードの場合は外部に漏洩したり盗用されたりして、正当な使用権限のない他人によって不正に使用されるおそれが高い。
かかる問題を改善すべく、本願出願人により提案された、特願2004−148336では、例えば、画像形成装置において利用可能な複数のユーザーのメールアカウント及びパスワードを予め登録しておき、画像形成装置に対してユーザーが入力したメールアカウント等が予め登録されたいずれかのメールアカウント等と一致するか否かの照合によって認証を行い、認証できればそのユーザーに対し画像形成装置の利用を許可するものが示されている。
特開2003−259045号公報
しかし、上記特願2004−148336に示されるシステムでは、画像形成装置には、利用を希望するユーザーのメールアカウントが予め登録されている必要があることから、利用可能な画像形成装置が限定され、システムが汎用性、利便性に欠けたものとなってしまう。
本発明の課題は、サービス提供機器の不正な使用を抑制し得るユーザー認証システムにおいて、利用可能なサービス提供機器を特に限定することなく、システムの汎用性、利便性を改善することにある。
請求項1に係るユーザー認証システムは、サービス提供機器と、第1認証部門と、第2認証部門とを備えている。サービス提供機器は、ユーザーに対し所定のサービスを提供するとともに、ユーザー帰属情報を入力可能な入力手段を有する。第1認証部門は、サービス提供機器と通信可能に接続され、複数のユーザー帰属情報を保持するとともに、入力されたユーザー帰属情報が複数のユーザー帰属情報のいずれかに一致するか否かの認証を行う。第2認証部門は、第1認証部門と通信可能に接続され、サービス提供機器を利用可能な者として予め登録された複数のユーザー帰属情報を保持する部門であって、サービス提供機器に第2認証部門のアドレスが保持されている場合において第1認証手段による認証が成功した場合に、入力されたユーザー帰属情報が予め登録された複数のユーザーのユーザー帰属情報のいずれかに一致するか否かの認証を行い、認証が成功した場合にユーザー帰属情報を入力したユーザーに対しサービス提供機器の利用を許可する。
このシステムでは、サービス提供機器に第2認証部門のアドレスが保持されている場合、サービス提供機器を利用しようとするユーザーによってそのユーザーのユーザ帰属情報が入力されると、まず、第1認証部門によって認証が行われて認証が成功した場合は、次いで、第2認証部門による認証が行われ、ユーザー帰属情報を入力したユーザーはサービス提供機器を利用できるようになる。
ここでは、サービス提供機器を利用可能な者は、サービス提供機器において登録されている必要はなく第2認証部門において登録されていれば良い。すなわち、このシステムでは、ユーザーは、第2認証部門に自分のユーザー帰属情報が登録されてさえいれば、サービス提供機器に自分のユーザー帰属情報が登録されていが否かによらずに広範囲に渡るサービス提供機器を利用することができ、汎用性、利便性が向上する。
また、ユーザーがサービス提供機器を利用できるか否かの最終的な認証が第2認証部門によって行われる場合は、第1認証部門には、ユーザー帰属情報が保持されてさえいればよいため、この場合は、第1認証部門として、例えば、不特定多数のユーザー帰属情報を保持する、インターネットサービスプロバイダが管理するメールサーバ等を採用することができる。
一方、このシステムで、サービス提供機器に第2認証部門のアドレスが保持されていない場合は、第1認証部門において、機器を利用可能なユーザーが登録されることで、第2認証部門を経由せずに認証を行うことができ、例えば、会社等の組織の中で部門管理を行うような場合は、社内のメールサーバのみを用いてユーザー認証を行うことができる。
なお、本発明において、ユーザー帰属情報とは、ユーザー個人に帰属する情報をいい、例えば、メールアカウント、インターネットサービスプロバイダのアカウント、インターネット上での商取引(ネットショッピング、ネットオークション、チケット予約、インターネットバンキング等)で用られるアカウントや、インターネットサービスの会員登録情報等などユーザーが使用しようとしているサービス以外のアカウントを含むアカウント情報とパスワードとの組み合わせが挙げられる。
また、第2認証部門としては、例えば、サービス提供機器を利用したユーザーに対して課金を行う課金ホストが挙げられる。さらに、サービス提供機器とは、ユーザーに対し所定のサービスを提供可能な機器をいい、例えば、印刷サービス等を提供する画像形成装置が挙げられる。
請求項2に係るユーザー認証システムは、請求項1のシステムにおいて、第1認証部門は、複数設置されるとともに固有のアドレスをそれぞれ有している。また、サービス提供機器の入力手段には、第1認証部門のアドレスをさらに入力可能である。サービス提供機器は、入力手段に入力されたアドレスの第1認証部門に対しユーザー帰属情報を送信する。
このシステムでは、ユーザーが、サービス提供機器の利用を認証させるのに都合の良い第1認証部門を任意に指定できるので、システムの利便性、汎用性が増す。
なお、アドレスとしては、IPアドレス等、ネットワーク上での所在を示すものが挙げられる。また、認証させるのに都合の良い第1認証部門としては、具体的には、そのユーザーがサービス提供機器を利用可能な者として登録された第2認証部門へのアクセスが可能なサーバ、例えばサービス提供機器の利用契約によって指定されたサーバ等が挙げられる。
請求項3に係るユーザー認証システムは、請求項1または2のシステムにおいて、サービス提供機器は、第2認証部門のアドレスを保持している。また、第1認証部門は、ユーザーが加入するインターネットサービスプロバイダが保有するメールサーバである。
本発明のシステムでは、ユーザー帰属情報としてユーザーのメールアカウントを用いるとともに第1認証部門としてメールサーバを採用すれば、通常のメール送受信の際の認証と同様に認証を行えるが、そのようなメールサーバとして、インターネットサービスプロバイダが保有するメールサーバのように極めて多数のユーザーが登録されたものを採用した場合は、殆どのユーザーに対して直ちに認証が行われることとなり、課金管理する上で漏れが生じるおそれがある。
そこで、請求項4のシステムでは、そのような場合であっても、第1認証部門のみならず第2認証部門によって最終的な認証が行われることで、課金の漏れを防止して、より適切な運用が可能となる。
請求項4に係るユーザー認証システムは、請求項1から3のいずれか1項のシステムにおいて、第2認証部門は、サービス提供機器の利用状況を管理し、サービス提供機器を利用したユーザーに対し課金を行う課金ホストである。
このシステムでは、具体的に、実際にサービスを受けたユーザーに対し課金を行う課金ホストが第2認証部門としての役割を果たすことで、認証から課金に至るまでの一連の動作を効率的に行えるようになる。
請求項5に係るサービス提供機器は、入力手段と、出力信号生成手段と、通信手段とを備えている。入力手段は、ユーザー帰属情報が入力される。出力信号生成手段は、複数のユーザー帰属情報を保持するとともに入力されたユーザー帰属情報が複数のユーザー帰属情報のいずれかに一致するか否かの認証を行う第1認証部門と、所定のサービスを受け得る者として予め登録された複数のユーザー帰属情報を保持する第2認証部門であって、第2認証部門のアドレスが保持されている場合において第1認証手段による認証が成功した場合に、入力されたユーザー帰属情報が予め登録された複数のユーザーのユーザー帰属情報のいずれかに一致するか否かの認証を行い、認証が成功した場合にユーザー帰属情報を入力したユーザーに対しサービス提供機器の利用を許可する第2認証部門とに、入力されたユーザー帰属情報を送るための出力信号を生成する。通信手段は、出力信号を第1及び第2認証部門に送信するとともに送信した出力信号に対する第1及び第2認証部門からの認証結果についての出力信号を受信可能である。
この機器では、入力手段にユーザー帰属情報が入力されると、2つの認証部門に対しそのユーザー帰属情報を基に認証を求めるための出力信号が生成され、生成された出力信号は通信部から2つの認証部門に送られ、各認証部門において送られたユーザー帰属情報に基づいて認証が行われる。
したがって、この機器を採用したユーザー認証システムでは、請求項1のシステムと同様の効果が得られる。
本発明によれば、サービス提供機器を利用可能な者は、サービス提供機器において登録されている必要はなく第2認証部門において登録されていれば良い。すなわち、このシステムでは、ユーザーは、第2認証部門に自分のユーザー帰属情報が登録されてさえいれば、サービス提供機器に自分のユーザー帰属情報が登録されていが否かによらずに広範囲に渡るサービス提供機器を利用することができ、汎用性、利便性が向上する。
[ユーザー認証システムの構成]
図1に、本発明の一実施形態が採用されたユーザー認証システム1を示す。
このシステム1は、特定のユーザーに対して画像形成装置3の利用を許可するためのものであり、画像形成装置(サービス提供機器)3と、メールサーバ(第1認証部門)5と、課金ホスト(第2認証部門)7とを備えている。これら3,5,7は、通信回線9を通じて接続されている。
<画像形成装置>
画像形成装置3は、操作パネル13と、制御部15と、記憶部17と、通信部19とを備えている。
操作パネル13は、複数の操作キーと表示部(共に図示せず)とを有している。操作キーには、印刷を指示するためのスタートキーや、後述する操作画面31に対する入力を行うためのテンキー等が含まれる。表示部は、タッチパネル式の液晶ディスプレイで構成され、印刷条件の設定を行うための操作画面や、図2及び図3に示す操作画面31,33等が表示される。操作画面31は、ユーザー認証のための必要な情報を入力するための画面である。操作画面31は、サーバアドレス入力欄37,アカウント入力欄34及びパスワード入力欄35を有するとともに、メールサーバ5及び課金ホスト7に認証を求めるための認証ボタン36を有している。ユーザーがこれらの欄37,34,35に入力を行って認証ボタン36を押すと、後述するように、制御部15において認証のための出力信号が生成され、メールサーバ5等に送信される。操作画面33は、印刷待機中(ユーザーが印刷作業を終えた後も含む)に表示される画面であり、作業が終了したことを課金ホスト7に知らせるための作業終了ボタン38を有している。なお、この操作画面33には、作業終了ボタン38のみでなく、印刷条件を設定するための他のボタンがさらに表示されても良い。
制御部15は、操作パネル13、通信部19等の入出力部に接続されたCPUで構成され、これら入出力部の動作の制御を行うほか、ユーザー認証のための動作を制御する。制御部15は、操作パネル13に対する所定の操作により、画像形成装置3を使用したユーザーに対し課金請求を行う課金請求モードと、そのような課金請求を行わない通常モードとの間で切り替え可能である。
制御部15は、課金請求モードが設定された状態では、ユーザーが装置3を使用しようと表示部に触れる若しくは操作キーを押すと、表示部に操作画面31を表示するとともに、操作画面31の認証ボタン36が押されると、メールサーバ5等に認証を求めるための出力信号を生成し(出力信号生成部)、生成した出力信号を通信部19を介してメールサーバ5等に送信する。また、制御部15は、メールサーバ5からの認証結果を受けて課金ホスト7に対し登録情報メールを送ることで認証を求めるとともに、ユーザーの印刷作業が終わった場合に図4に示すような課金情報メール48を課金ホスト7に送信する。
登録情報メールは、課金ホスト7に対し当該ユーザーが登録されているか否かを問い合わせるためのメールであり、ユーザーが入力したメールアカウント及びパスワードが含まれる。登録情報メールは、メールサーバ5を介して課金ホスト7に送られる。また、課金情報メールは、画像形成装置3を使用したユーザーが課金ホスト7に対し課金を促すためのメールであり、登録情報メールと同様、メールサーバ5を介して課金ホスト7に送られる。課金請求メールは、記憶部17に格納された所定のソフトウェア(後述)によって、図4に示すように、用紙サイズ、印刷枚数、カラー印刷であるか否か等、ユーザーが受けたサービスの内容が具体的に表示されるとともに、メールの用件の欄41を有しており、この欄41に示される用件には、後述するように課金ホスト7において実行させるためのコマンドが設定されている。
記憶部17は、CPUに接続されたメモリで構成され、入出力部の制御プログラムのほか、ユーザー認証のためのユーザー認証プログラムや、請求情報メールを作成、送信するための所定のソフトウェアが格納されている。また、記憶部17には、メールサーバ5及び課金ホスト7のIPアドレスが記憶されている。なお、課金ホスト7のIPアドレスは、課金情報メール48の送信先アドレスでもある。また、課金ホスト7のIPアドレスは、例えば、画像形成装置3が新たに設置される場合などにサービス担当者によって入力される。
通信部19は、通信回線9に接続されたネットワークカード等で構成され、認証のための出力信号を送信したり、メールサーバ5等から認証結果についての信号を受信したりする。
また、画像形成装置3は、他の入出力部として、原稿上の画像情報を読み取るための画像読取部や、画像読取部で読み取られた画像情報や外部から送られる画像情報に基づいて画像形成を行うための画像形成部をさらに備えている。
<メールサーバ>
メールサーバ5は、電子メールシステムを構成するSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバコンピュータであり、ここでは、インターネットサービスプロバイダによって管理されるサーバが採用される。メールサーバ5は、記憶部を有しており、当該プロバイダとの間でインターネット接続の契約を交わした複数のユーザー(個人、団体を含む)のメールアカウント及びパスワードを記憶部に保持している。
メールサーバ5は、画像形成装置3から認証を求める出力信号を受け取ると、画像形成装置3において入力されたメールアカウント及びパスワードが複数のメールアカウント及びパスワードのいずれかに一致するか否か照合し、その結果を認証結果として画像形成装置3に返信する。そして、メールサーバ5は、この認証結果を受けて画像形成装置3から登録確認メールが送られて来た際に、画像形成装置3と課金ホスト7との仲介として機能する。
<課金ホスト>
課金ホスト7は、画像形成装置3の利用状況を管理し課金を行う管理センタが保有するホストコンピュータである。課金ホスト7は、データベースを含む記憶部を有しており、このデータベースには、画像形成装置3を利用可能なユーザーとして登録(ユーザー登録)された複数のユーザーのメールアカウント及びパスワードが保持されている。
課金ホスト7は、画像形成装置3から登録確認メールを受け取ると、登録確認メールに含まれるユーザーのメールアカウント及びパスワードが、データベースに予め登録された複数のメールアカウント及びパスワードのいずれかに一致するか否かを照合し、その結果を認証結果として画像形成装置3に返信する。
また、課金ホスト7は、画像形成装置3からの課金請求メールを受け取ると、そのユーザーに対し請求書を作成してメール送信する。課金ホスト7には、画像形成装置3からの請求情報メールを自動的に受信し処理するための所定のソフトウェアがインストールされ、所定の設定がなされており、請求情報メールを受信すると、請求情報メールの用件の欄41に示されたコマンドに従って、ユーザーが受けたサービスの対価を算出し、算出された額に基づいて請求書が作成される。
[ユーザー認証システムの動作]
次に、図5に基づいて、ユーザー認証システム1の動作について説明する。
なお、ここでは、画像形成装置3において課金請求モードが設定されているものとする。
画像形成装置3側において、ユーザーが操作パネル13に触れる等すると(S1)、表示部に操作画面31が表示され(S2)、この操作画面31に対しユーザーがメールアカウント等を入力して(S3)、認証ボタン36を押すと(S4)、メールサーバ5に対し認証が要求される(S5)。そして、メールサーバ5での認証が成功した場合は(S6)、次いで、画像形成装置3から課金ホスト7に対し登録確認メールが送られて認証が要求される(S7)。課金ホスト7でも認証が成功した場合は(S8)、ユーザーに対し画像形成装置3の利用が許可される(S9)。
ユーザーが画像形成装置3を使い終わると、表示パネルに操作画面33が表示され、作業終了ボタン38が押される(S10)。すると、画像形成装置3から課金情報メールが送られ(S11)、課金ホスト7において印刷枚数等が自動的に集計され、請求書が発行される(S12)。
一方、ステップS6,S8において、認証に失敗した場合は、画像形成装置3の利用は拒否される(S13)。
以上のユーザー認証システム1によれば、画像形成装置3を利用しようとするユーザーは、画像形成装置3において登録されている必要がなく課金ホスト7において登録されていれば良い。すなわち、課金ホスト7にユーザーのメールアカウント及びパスワードが登録されてさえいれば、自分のメールアカウント等が登録されていない画像形成装置3であっても、認証を受けることで利用することが可能になる。
したがって、例えば、コンビニエンスストアに設置された複写機のように、不特定多数のユーザーによって使用される可能性のある画像形成装置を利用する場合に、その複写機にユーザーのメールアカウント等が登録されていなくても、利用することが可能となり、システムの汎用性、利便性が向上する。
また、ユーザーは、画像形成装置のユーザー登録さえしておけば、普段使用しているメールアカウントを利用することができ、他のアカウント情報等をいくつも覚えておく必要がなく便利である。
[他の実施形態]
(a)上記実施形態において、課金ホストは、課金情報メールを受信するクライアントとして上記所定のソフトウェアがインストールされない場合は、通常のメールクライアントとして受信するよう構成されても良い。
(b)上記実施形態において、画像形成装置に課金ホストのIPアドレスが保持されていない場合は、第1認証部門となるメールサーバでのみ認証が行われても良い。例えば、会社、大学等の1つの組織内で部門管理を行うような場合は、メールサーバにおいて利用可能な者を登録しておいて認証及び課金を行うよう構成されても良い。
(c)第1認証部門として、上記メールサーバを含む複数のコンピュータが設置されていても良い。
(d)第1認証部門は、メールサーバに限定されず、他の種類のコンピュータであっても良い。
(e)本発明において、サービス提供機器は、画像形成装置に限定されず、他の種類のサービス機器であっても良い。
本発明の一実施形態が採用されたユーザー認証システムを模式的に示すブロック図。 前記システムの画像形成装置の操作画面を示す図。 前記画像形成装置の他の操作画面を示す図。 前記画像形成装置から課金ホストに送信される課金請求メールを示す図。 前記ユーザー認証システムの動作を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1 ユーザー認証システム
3 画像形成装置(サービス提供機器)
5 メールサーバ(第1認証部門)
7 課金ホスト(第2認証部門)
13 操作パネル(入力手段)

Claims (5)

  1. ユーザーに対し所定のサービスを提供するとともに、ユーザー帰属情報を入力可能な入力手段を有するサービス提供機器と、
    前記サービス提供機器と通信可能に接続され、複数の前記ユーザー帰属情報を保持するとともに、入力された前記ユーザー帰属情報が前記複数のユーザー帰属情報のいずれかに一致するか否かの認証を行う第1認証部門と、
    前記第1認証部門と通信可能に接続され、前記サービス提供機器を利用可能な者として予め登録された複数の前記ユーザー帰属情報を保持する第2認証部門であって、前記サービス提供機器に前記第2認証部門のアドレスが保持されている場合において前記第1認証手段による認証が成功した場合に、入力された前記ユーザー帰属情報が前記予め登録された複数のユーザーのユーザー帰属情報のいずれかに一致するか否かの認証を行い、認証が成功した場合に前記ユーザー帰属情報を入力したユーザーに対し前記サービス提供機器の利用を許可する第2認証部門と、
    備えたユーザー認証システム。
  2. 前記第1認証部門は、複数設置されるとともに固有のアドレスをそれぞれ有し、
    前記サービス提供機器の入力手段には、前記第1認証部門のアドレスをさらに入力可能であり、
    前記サービス提供機器は、前記入力手段に入力されたアドレスの前記第1認証部門に対し前記ユーザー帰属情報を送信する、
    請求項1に記載のユーザー認証システム。
  3. 前記サービス提供機器は、前記第2認証部門のアドレスを保持しており、
    前記第1認証部門は、前記ユーザーが加入するインターネットサービスプロバイダが保有するメールサーバである、
    請求項1または2に記載のユーザー認証システム。
  4. 前記第2認証部門は、前記サービス提供機器の利用状況を管理し、前記サービス提供機器を利用したユーザーに対し課金を行う課金ホストである、請求項1から3のいずれか1項に記載のユーザー認証システム。
  5. ユーザー帰属情報を入力可能な入力手段と、
    複数の前記ユーザー帰属情報を保持するとともに入力された前記ユーザー帰属情報が複数のユーザー帰属情報のいずれかに一致するか否かの認証を行う第1認証部門と、所定のサービスを受け得る者として予め登録された複数の前記ユーザー帰属情報を保持する第2認証部門であって、前記第2認証部門のアドレスが保持されている場合において前記第1認証手段による認証が成功した場合に、入力された前記ユーザー帰属情報が前記予め登録された複数のユーザーのユーザー帰属情報のいずれかに一致するか否かの認証を行い、認証が成功した場合に前記ユーザー帰属情報を入力したユーザーに対し前記サービス提供機器の利用を許可する第2認証部門とに、入力された前記ユーザー帰属情報を送るための出力信号を生成する出力信号生成手段と、
    前記出力信号を前記第1及び第2認証部門に送信するとともに送信した前記出力信号に対する前記第1及び第2認証部門からの認証結果についての出力信号を受信可能である通信部と、
    を備えたサービス提供機器。
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