JP2005346216A - 割引値決定システム - Google Patents

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JP2005346216A JP2004162714A JP2004162714A JP2005346216A JP 2005346216 A JP2005346216 A JP 2005346216A JP 2004162714 A JP2004162714 A JP 2004162714A JP 2004162714 A JP2004162714 A JP 2004162714A JP 2005346216 A JP2005346216 A JP 2005346216A
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佐藤  明
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Abstract

【課題】 当日の在店客数に応じて、最大利益が得られるための割引率もしくは販売価格を設定することが可能な割引値設定システムを提供する。
【解決手段】 顧客の在店状況を在店客数算出手段10により算出し、所定の時刻になったら、割引値決定手段30が、その時刻までの当日の在店状況と一致する過去の在店顧客特性とを比較し、見込客数を算出した後、分析データ記憶部20に記憶された価格訴求度、想定価格を設定し、各商品について、利益が最大となる想定価格を販売価格として決定し、店頭表示装置に販売価格もしくは割引率を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、商品の販売価格について、最適な割引率もしくは割引後の販売価格を決定するためのシステムに関する。
従来より、食品スーパー等では、生鮮食品や惣菜等の賞味期限が限られた商品が販売されている。これらは、早めに売り切ってしまうために、閉店時刻が近付いたり、賞味期限が近付いたものについては、通常の販売価格から割引いて販売が行われている。
このような割引販売の場合、割引額が小さいと思ったように商品が売れず、余りを廃棄することによる損失が生じ、割引額が大きいと商品は売れるが、利益が上がらないという問題があり、最適なタイミングで最適な価格を設定することが望まれている。最近では、最適なタイミングおよび最適な価格を設定するために、見切り販売商品の商品コードと見切り販売期間データを記憶し、各POS端末からの販売結果とそのデータをあわせて見切り商品別に集計を行い、これを最適な価格決定の参考とすることも行われている(例えば、特許文献1参照)。
特許2000−339554号公報
しかし、上記従来の技術では、当日の売上が考慮されていないため、現実に残っている商品数に基づいた割引値(割引率もしくは割引後の販売価格を総称してこう呼ぶこととする)の設定を行うことができず、利益に結び付いていないという問題がある。
上記のような点に鑑み、本発明は、当日の在店客数に応じて、最大利益が得られるための割引率もしくは販売価格を設定することが可能な割引値設定システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、商品に応じた価格訴求度、在店顧客特性を記録した分析用データ記憶手段と、当日の在店客数を算出する在店客数算出手段と、前記在店客数を所定時間単位で集計し、前記所定時間単位ごとの在店客数、および前記在店顧客特性に基づいて当日の今後の来店客数である見込客数を算出する見込客数N(t)を算出すると共に、前記見込客数N(t)、価格訴求度S(i,p)、想定価格p(i,t)と利益V(i,T)の関係に基づいて、当該利益が最大となる想定価格を求め、当該想定価格に対応する割引値を決定する割引値決定手段と、決定された割引値を出力する割引値出力手段を有する構成としたことを特徴とする。
本発明によれば、過去の在店顧客特性を記憶しておき、当日は、在店客数を常に算出し、過去の在店顧客特性と比較することにより、当日それ以後の見込客数を算出し、粗利益と想定価格、見込客数の関係から粗利益が最大となる想定価格に基づいて割引値を決定するようにしたので、当日の在店客数に応じて、最大利益が得られるための割引率もしくは販売価格を設定することが可能となるという効果を奏する。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(システム構成)
図1は、本発明に係る割引値決定システムの一実施形態を示す構成図である。図1において、10は在店客数算出手段、11は来店客数計数装置、12は出店客数計数装置、20は分析データ記憶部、30は割引値算出部、40はPOSレジスタ、50は割引値記憶部、60は制御管理装置、70は出力制御装置、80は店頭表示装置である。
在店客数算出手段10は店舗内に存在する顧客の数を算出するためのものであり、来店客数計数装置11、出店客数計数装置12により構成される。来店客数計数装置11、出店客数計数装置12は同様の構成をしており、具体的には、赤外線センサー等で実現される。このような赤外線センサーを、入口には来店客数計数装置11として設置し、出口には出店客数計数装置12として設置する。そして、在店客数算出手段10は、来店客数計数装置11が計数した人数から出店客数計数装置12が計数した人数を減じることにより在店している顧客の数を算出する。
分析データ記憶部20は、販売価格決定に必要な様々なデータを記憶したものである。分析データ記憶部20には、店舗の当日の開店時においては、商品ごとの在庫情報、商品に応じた価格訴求度、過去の在店顧客特性が記憶されており、開店後は、在店客数算出手段10が算出した在店客数、POSレジスタからの売上情報が記憶されていく。価格訴求度とは、商品ごとに、価格の変化に応じて顧客が購入する度合いがどの程度になるかを示すものである。在店顧客特性とは、過去の在店顧客数を記録したものであり、どの時間帯に何人店内に居たかが時間帯別に記録されたものである。割引値決定手段30は、分析データ20に記憶されたデータを用いて、ある時点以降の販売価格を決定する機能を有している。POSレジスタ40は、販売情報を処理すると共に記録管理する通常のPOSレジスタである。割引値記憶部50は、割引値決定手段30が算出した割引値を記憶するものである。制御管理装置60は、本システムの全体を管理する機能を有している。
出力制御装置70は、決定された割引値を店頭表示装置80に表示出力させる際に、データの出力制御を行うためのものである。店頭表示装置80は、決定された商品の割引率、割引後の販売価格等を表示するものであり、LED等の各種ディスプレイ装置が適用できる。
(処理動作)
続いて、本発明に係る割引値決定システムの処理動作について説明する。まず、顧客が来店し、入口から入ると、来店客数計数装置11により検知され入店者としてカウントされる。一方、出店客数計数装置12は出口から出る顧客を検知し、出店者としてカウントする。来店客数計数装置11と出店客数計数装置12は、閉店までは、常時この動作を継続する。また、入店客数および出店客数の情報は、分析データ記憶部20に記録される。一方、顧客が商品を購入すると、その商品コードの情報がPOSレジスタ40から入力され、分析データ記憶部20に記録される。
所定の設定時刻になると、割引値決定手段30は、分析データ記憶部20に記録された当日の所定の時間間隔ごとの在店者数と、過去の在店顧客特性との比較を行う。比較の結果、当日の在店客数の推移に最も近い在店顧客特性を抽出する。そして、抽出した在店顧客特性の設定時刻以降の在店客数の推移を当日の設定時刻以降の見込在店客数とする。
ここで、粗利益を算出するための理論について説明する。まず、ある時間の販売量U(i,t)は見込在店客数N(t)と価格訴求関数S(i,p)に基づき、以下の数式「数1」により算出される。ここで、iは商品番号であり、商品を特定するために用いられる。tは時刻を示しており、本実施形態では、30分ごとの時間帯について開店時から閉店時まで付与した連続番号としている。また、価格訴求関数とは、価格訴求度を商品番号iで特定される商品の価格pごとの関数として表現したものである。
Figure 2005346216
これは、販売量U(i,t)は、見込在店客数N(t)および価格訴求関数S(i,p)に比例する考えられるためである。このとき、品目番号iの総売上額Sel(i,t)は、想定価格p(i,t)と販売量U(i,t)に基づき、以下の数式「数2」により算出される。
Figure 2005346216
このとき、粗利益V(i,t)は、品目番号iの仕入価格K(i)、仕入量D(i)に基づいて、以下の数式「数3」により算出される。
Figure 2005346216
「数3」において、K(i)・D(i)の項は、仕入費用であるため、固定であり、変動することはない。粗利益V(i,t)の算出の際には、この他にも、廃棄費用等の要素が入ることがあるが、本実施形態では、除外している。従って、「数3」に示した関係より、粗利益V(i,t)を最大にするためには、総売上額Sel(i,t)を最大にすれば良いことになる。また、「数2」は、「数1」を利用して、U(i,t)をN(t)・S(i,p)に置き換えることにより、以下の数式「数4」に変換できる。
Figure 2005346216
すなわち、割引値決定手段30は、上記数式「数4」に示すSel(i,t)を最大とするp(i,t)を算出することになる。既に、在店客数N(t)は得られているため、割引値決定手段30は、p(i,t)の変動に応答するSel(i,t)の応答を求めて、その停留関数としてpを設定する処理を行う。すなわち、変分問題としての定式化を行い、有限要素法を用いてこれを解く処理を行う。この結果、総売上額Sel(i,t)が最大、すなわち粗利益V(i,T)が最大となるようなp(i,t)が算出される。これにより時刻tにおける最適な想定価格p(i,t)が設定価格として求められる。
算出された設定価格は、そのまま表示用として出力しても良いが、顧客に割安感をわかりやすく伝えるため、割引率に変換するようにしても良い。これは、正規の販売価格と設定価格の差である割引額を、正規の販売価格で除算することにより得られる。割引率は、「○%Off」というような表示を行うか、「○割引」というような表示を行うかに合わせて算出される。
算出された割引率は、制御管理装置60、出力制御装置70を経由して店頭価格表示装置80に表示出力される。店頭価格表示装置80は、商品ごとに商品棚に設置されており、陳列されている商品の割引率が表示されることになる。これにより、在店している顧客は、その商品を何%引き(もしくは何割引き)で購入することができるかを知ることが可能となる。
割引値決定手段30による設定価格算出処理は、所定の時間間隔で行われる。本実施形態では、30分ごとに行うこととしている。在店客数算出手段10からの在店客数は随時記録され、分析データ記憶部20内の情報は更新されているため、30分後に割引値を決定する際には、最新の情報を利用して行うことができる。割引値決定手段30により新たに決定された設定価格に基づく割引率もしくは販売価格は店頭表示装置80に表示されることになる。このため、店舗に在店する顧客から見ると、30分ごとに店頭表示装置80に表示される割引率が大きくなり、もしくは販売価格が下がっていく。
本発明に係る割引値決定システムの構成を示す図である。
符号の説明
10・・・在店客数算出手段
11・・・来店客数算出手段
12・・・出店客数算出手段
20・・・分析データ記憶部
30・・・割引値決定手段
40・・・POSレジスタ
50・・・割引値記憶部
60・・・制御管理装置
70・・・出力制御装置
80・・・店頭表示装置

Claims (4)

  1. 商品に応じた価格訴求度、在店顧客特性を記録した分析用データ記憶手段と、
    当日の在店客数を算出する在店客数算出手段と、
    前記在店客数を所定時間単位で集計し、前記所定時間単位ごとの在店客数、および前記在店顧客特性に基づいて当日の今後の来店客数である見込客数を算出する見込客数を算出すると共に、前記見込客数、価格訴求度、想定価格と利益の関係に基づいて、当該利益が最大となる想定価格を求め、当該想定価格に対応する割引値を決定する割引値決定手段と、
    決定された割引値を出力する割引値出力手段と、
    を有することを特徴とする割引値決定システム。
  2. 前記割引値出力手段は、割引値として販売価格を出力するものであることを特徴とする請求項1に記載の割引値決定システム。
  3. 前記割引値出力手段は、割引値として割引率を出力するものであることを特徴とする請求項1に記載の割引値決定システム。
  4. 前記在店客数算出手段は、来店客を計数する来店客数計数手段と、出店客を計数する出店客数計数手段と、計数された来店客数から出店客数を減算することにより算出するものであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の割引値決定システム。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011227839A (ja) * 2010-04-23 2011-11-10 Toshiba Tec Corp 情報処理装置およびプログラム
JP2018077788A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 株式会社イシダ 販売管理システム

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JP2011227839A (ja) * 2010-04-23 2011-11-10 Toshiba Tec Corp 情報処理装置およびプログラム
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