JP2005344355A - 軌道分岐部の異物除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ポイント切換不良時に行われるリトライ動作時に基本レールとトングレールとの間にある異物を除去する。
【解決手段】 トングレール8bの位置を定位から転位へ切換時にポイント切換不良となった際に、トングレール8bが反転して定位に戻り、再度転位に切り換えられるリトライ動作が行われる。このリトライ動作中、前記定位にトングレール8bが戻る途中に、圧縮空気または水をトングレール8bと基本レール7bとの間に噴射する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鉄道の軌道分岐部の基本レールとトングレールとの間にある異物を空気または水を噴射することによって除去する軌道分岐部の異物除去装置に関する。
上述したような異物除去装置の一例が例えば特許文献1に開示されている。この異物除去装置では、軌道分岐部の基本レールとトングレールとの間を大略トングレール先端側に向かうように圧縮空気を噴射することによって、基本レールとトングレールとの間にある異物が除去される。この圧縮空気の噴射は、ポイント切換信号に基づいて所定時間行われるか、または降雪若しくは積雪の検知信号に基づいて所定時間行われる。
特開平7−54319号公報
上記文献の技術では、上述したようにポイントの切換時または降雪若しくは積雪の検出時のみに異物の除去が行われている。ところで、ポイントの切換時の空気噴射によって異物が除去されなかった場合の処理について、上記文献には何ら開示されていない。
本発明は、ポイントの切換時の空気噴射によって異物が除去されなかった場合にも、異物を除去しようとする異物除去装置を提供することを目的とする。
本発明による軌道分岐部の異物除去装置は、軌道分岐部の基本レールとトングレールとの間に落下した異物を、前記基本レールとトングレールとの間に圧縮空気または水を噴射することによって除去するものである。前記軌道分岐部は、前記トングレールの位置を定位から転位へ切換時にポイント切換不良となった際に、前記トングレールが反転して前記定位に戻り、再度前記転位に切り換えられるリトライ動作を行う。このリトライ動作において、前記定位に前記トングレールが戻る途中または前記定位に移動完了後に、前記圧縮空気または水を噴射する。
このように構成された軌道分岐部の異物除去装置では、ポイント切換が不良となった際に行われるリトライ動作中に、圧縮空気または水を噴射するので、このリトライ動作中に異物が除去される可能性が高く、ポイントの不転換が発生する確率を低下させることができる。通常、ポイントの不転換が発生すると、係員が現場に行き、手動によって再切換作業を行う。この間、列車や電車は停止させなければならず、運行に遅延が生じる。しかし、上述したようにポイントの不転換発生確率を低下させると、運行に遅延が生じる確率も低下させることができる。
なお、リトライ動作は、正常にトングレールが切り換えられるまで繰り返し行うことができる。この繰り返しは、予め定めた時間継続して行うことができる。この時間内に正常に切換が行えない場合、切換不良として処理を行うことができる。また、この異物除去装置は、例えばポイント切換不良の検出手段と、この検出手段からのポイント切換不良検出信号に応動して、基本レールとトングレールとにリトライ動作させるリトライ制御手段と、前記ポイント切換不良検出信号に応じて、圧縮空気または水を噴射させる噴射制御手段とを、備えることも可能である。
以上のように、本発明によれば、ポイント切換不良時にトングレールが定位位置と転位位置との間を移動するリトライ動作が行われている間に、圧縮空気または水を噴射して、基本レールとトングレールとの間にある異物を除去することが可能であり、切換不良となる確率を低下させることができ、列車の停止等を未然に防止することができる。
以下に本発明の実施例を圧縮空気式異物除去装置の図面に基づいて説明する。
本発明の1実施形態の軌道分岐部の異物除去装置は、図4乃至図7に示すように、配管ユニット1、2、ノズル部3、4、空気源装置5、電磁切換弁6等で構成されている。図中、7a、7bは基本レール、8a、8bはトングレールを示す。基本レール7aにトングレール8aが対応し、基本レール7bにトングレール8bが対応している。図4に示す状態が、定位位置であり、基本レール7aとトングレール8aとが密着して、閉じており、基本レール7bとトングレール8bとが開いており、トングレール8bの先端、図4における左端側が開いている。この状態から図示していない転轍機の作動によって、範囲位置に切り換えられ、トングレール8a、8bが移動し、トングレール8aの先端(図4の左側端部)が開き、トングレール8bが基本レール7bに密着する。
配管ユニット1は、図6(a)、(b)に示すように、やや偏平な断面の角パイプ10の両端11、12を閉じ、同図(b)に示すように角パイプ10の一方の広い面に長手方向に沿って適当な間隔で上下に2個ずつノズル接続口13を穿設し、同図(a)に示すように、角パイプ10の他方の広い面に長手方向に沿って適当な間隔でレールに対する取付け用兼空気供給通路用のねじ付き部材14を複数本を、この実施の形態では4本を、溶接により植立したものである。図中25はナットである。配管ユニット1の長さは、図4に取付け状態の概略を示すように、基本レール7aにトングレール8aが密着する部分の長さに略対応する長さである。
配管ユニット2は、配管ユニット1と対をなすもので、配管ユニット1が一方の基本レール7aに取り付けられるときは、配管ユニット2が他方の基本レール7bに取り付けられるようになっており、同一形状のものが上下を反転させて用いられる。
ノズル部3は、この実施形態では配管ユニット1、2の夫々に9箇所ずつ設けてある。図6(b)に示すように、その1箇所の構成は配管ユニット1の2個ずつ穿設してあるノズル接続口13の一方を覆って取り付けられた凸型ノズル部材15と、他方のノズル接続口13を閉じるように取り付けられた盲板16とからなる。ノズル部材15は図5(b)に見られるように2個の空気噴射口17、18を穿設されており、その方向は、基本レール7の方向に対して下向き角αと横向き角θとを有する。この実施形態では空気噴射口17の下向き角7°、横向き角5°、空気噴射口18の下向き角7°、横向き角15°としてある。ノズル部材15と盲板16とは配管ユニット1、2の長手方向に交互に上下が異なるように配列してある。図6(b)に示す19は取付けネジであり、図示していないパッキンを介してノズル部材15と盲板16とを配管ユニット1、2に取り付けている。なお、ノズル部材15は配管ユニット1用と同2用とでは対称である。配管ユニット1、2に取り付けられたノズル部材15の空気噴射口17、18のおおよその方向は図4に実線矢印及び仮想線矢印で示す方向であり、トングレール8a、8bの先端側に向かって空気を噴射する。
空気源装置5は、図7に示すように、空気圧縮機20、圧縮空気溜21及びこれらの付属機器を有するものであり、切換手段としての電磁切換弁6及び配管23、24を介して圧縮空気溜21を配管ユニット1、配管ユニット2に接続してある。配管23、24は、それぞれ4つに分岐して、図5(b)に示すように取付ねじ部14内の内孔26に接続してある。電磁切換弁6はソレノイドMV1に通電することによって切換位置6aに切り換えられ、配管ユニット1へ圧縮空気溜め21を接続し、ソレノイドMV2に通電することによって切換位置6bに切り換えられ、配管ユニット2へ圧縮空気溜め21を接続する。
図4に示すように、配管ユニット1、2は両側基本レール7a、7bに対してそれぞれ設けてある。配管ユニット1、2のレールに対する取付け状態は、図5(a)、(b)に示す通りである。すなわち、基本レール7a、7bの夫々の腹部に取付けボルト14を挿通する穴を穿設してあり、これに挿通したボルト14にナット25を螺合して締付固定してあり、ねじ付き部材14の突出端部に配管23の4つに分岐した端部が接続されている。配管ユニット1とノズル部3は、基本レール7aの腹部とトングレール8aの腹部との間の隙間28内に支障なく収まっている。なお、同図(a)の仮想線で示す状態はトングレール8aが開いた状態である。
上述した電磁弁6の制御は、図7に示す制御部40によって行われる。制御部40は、例えばCPUを備えたもので、所定のプログラムに従って動作し、この分岐部の設置位置から離れた位置に設置されている。
なお、図示していないが、上述した転轍機はトングレールを駆動するために、正転及び逆転可能なモータを備えている。また、制御部40には、所定時間待機するためのタイマTが設けられている。そのモータの回転方向を検出する回転方向検出器42が接続されている。また、転轍機が定位位置から反位位置にトングレール8a、8bを移動させるためにモータが運転されている時間を計時する計時手段、例えば第1タイマT1を制御部40は備えている。なお、図示していないが、トングレール8a、8bが対応する基本レール7a、7bに接触したか否かを検出する検出器も制御部40に接続されている。さらに、後述するリトライ動作を行っている時間を計時する計時手段、例えば第2タイマT2も制御部40は備えている。また、圧縮空気溜め21の圧力値を検出する圧力検出手段、例えば圧力センサ44も制御部40に接続されている。さらに、この分岐部上を列車が通過した否かを検出する列車検出器46、例えば超音波センサも制御部40は備えている。また、制御部40は、圧縮空気の噴射を報知するための報知手段、例えばブザー48も備えている。なお、ブザー48は制御部40に設ける他に、分岐部の近傍に設置することもできる。
制御部40による制御では、ポイントの非転換時には、図2に示す予防噴射ルーチンが実行される。これは、列車が分岐部を通過するごとに、圧縮空気を噴射するものである。
即ち、列車検出器46が列車を検出してその信号がオンとなり(ステップS2)、列車が通過し(ステップS4)、列車検出器46の信号がオフとなると(ステップS6)、空気溜め21の圧力値が所定値、例えば0.78MPa以上であるか判断する(ステップS8)。この判断の答えがノーの場合、(ステップS2)に戻る。この判断の答えがイエスの場合、即ち、列車が通過し、かつ空気溜め21の圧力が所定値以上の場合には、タイマTを作動させる(ステップS10)。タイマTは所定時間、例えば10秒間計時する。
この所定時間の経過後、即ち、列車が通過して10秒後に、ブザー48を例えば3秒間鳴動させて(ステップS12)、空気噴射を行うことを事前に報知する。その後、電磁弁をオンとする(ステップS14)。例えば分岐部が図4に示す状態にあると、配管ユニット2に圧縮空気が供給されるように電磁弁6のソレノイドMV2をオンとする。なお、図4に示す状態と逆の状態に分岐部が切り換えられている状態では、配管ユニット1に圧縮空気が供給されるようにソレノイドMV1をオンとする。この圧縮空気の噴射を所定時間、例えば2秒継続し(ステップS16)、電磁弁6をオフとする(ステップS18)。そして、ポイント転換指令が外部から供給されているか判断し(ステップS20)、供給されていない場合、ステップS2に戻る。従って、ポイント転換指令が供給されていない間には、列車が通過するごとに、所定時間にわたって圧縮空気が噴射される。
ポイント転換指令が供給されている場合、図1に示すリトライ噴射ルーチンが実行される。例えば図4に示すように第1基本レール7aと第1トングレール8aとが閉じ、かつ第2基本レール7bと第2トングレール8bとが開いている定位状態と仮定する。この状態から、第1基本レール7aと第1トングレール8aとが開き、かつ第2基本レール7bと第2トングレール8bとが閉じた反位状態にポイントを切り換えようとするため、転轍機のモータを駆動する。しかし、そのモータが図3(a)に示すように予め定めた時間、例えば8秒以上駆動されても、第2基本レール7bと第2トングレール8bとが閉じていないと、異物が第2基本レール7bと第2トングレール8bとの間に存在すると判断し、一旦、図4に示す定位状態に戻るようにモータを逆転させる。これをリトライ動作という。
この逆転の開始に同期して、図3(b)に示すようにブザーを所定時間、例えば3秒鳴動させた後、図3(c)に示すように所定時間、例えば2秒間にわたって圧縮空気を第2基本レール7bと第2トングレール8bとの間に噴射する。そして、元の定位状態に戻ると、第2基本レール7bとトングレール8bとが閉じる反位状態となるように再びモータを逆転させる。
もし、このときに、モータが8秒よりも短い時間の運転で第2基本レール7bとトングレール8bとが閉じると、即ち、反位に切換できると、異物の除去が成功したので、予防噴射に戻る。もし、このときに、図3(a)に示すようにモータが8秒以上の時間運転しても、第2基本レール7bとトングレール8bとが閉じない場合には、上述したように再度リトライ動作を行い、これに伴って、圧縮空気の噴射を行う。
このようなリトライ動作及びこれに伴う圧縮空気の再噴射を所定時間、例えば50秒間にわたって行っても異物の除去が行えない場合、不転換が検知されたので、例えばブザー48を鳴動させる。
図1に示すリトライ噴射ルーチンでは、ポイント転換指令が供給されていると、ポイント切換のためにモータが動作している時間を計時するためのタイマT1をオンする(ステップS22)。
次に、ポイント切換用のモータが8秒以上運転しても第2基本レール7bと第2トングレール8bとが接触していないか判断する(ステップS24)。この判断の答えがノーであると、正常に転換しているので(8秒よりも短い時間で第2基本レール7bと第2トングレール8bとが接触したので)、図2に示す予防噴射ルーチンのステップS2に戻る。
ステップS24の判断の答えがイエスであると、異物が第2基本レール7bと第2トングレール8bとの間に存在すると考えられるので、モータの逆転が行われる。このモータの逆転が行われたか判断し(ステップS26)、逆転が行われるまでステップS26を繰り返し、逆転が行われると、リトライ動作が開始されたと判断できる。
そして、空気溜め21の圧力が0.78MPa以上であるか判断し(ステップS28)、この判断の答えがノーの場合、ステップS22に戻り、リトライ噴射ルーチンを最初から再び行う。このステップS28の答えがイエスの場合、ブザー48を3秒間鳴動させ(ステップS30)、その後に電磁弁6のソレノイドMV2をオンとし(ステップS32)、この状態を2秒間継続する(ステップS34)。そして、ソレノイドMV2をオフとする(ステップS36)。従って、トングレール8bが図4に示す定位状態に戻るまでの間に圧縮空気が基本レール7bとトングレール8bとの間に噴射される。
次に、リトライ動作を繰り返さないかどうか判断する(ステップS38)。即ち、タイマT2の計時時間がリトライ動作の開始時から予め定めた50秒を経過したか否か判断する。経過していなければ、再び第2基本レール7bと第2トングレール8bとが閉じるようにモータが運転され、その結果、8秒以上にわたってモータが運転を継続すると、上述したリトライ動作及びこれに伴う圧縮空気の噴射が行われる。
ステップS38の判断の答えがイエスになる、即ち50秒にわたってリトライ動作及びこれに伴う圧縮空気の噴射が行われたが、異物除去が行えず、転換が行えなかったことになる。即ち、不転換が検知され、不転換検知を報知する。これに続いて、ポイント再転換指令が外部から制御部40に供給されているか判断し(ステップS42)、この判断の答えがイエスであれば、ステップS22から再び実行する。この判断の答えがノーであると、このリトライ噴射ルーチンを終了する。
このように基本レールに対して接触するように移動させたトングレールが基本レールに接触することができず、再びトングレールを開いた状態に戻す際に、圧縮空気をトングレールと基本レールとの間に噴射しているので、トングレールが元の位置に戻るまでの間にわたって圧縮空気を噴射することができ、異物の除去を行える確率が高くなる。
なお、図4に示すように基本レール7aとトングレール8aとが接触し、基本レール7bとトングレール8bとが開いている状態から転換する場合を前提として上記の説明を行ったが、図4と逆に基本レール7aとトングレール8aとが開き、基本レール7bとトングレール8bとが閉じている状態から転換する場合も、上記の説明の場合と同様である。
上記の実施の形態では、トングレール8bを開きつつあるときに、圧縮空気の噴射を行ったが、例えば図8(c)に示すようにトングレール8bが完全に開いた状態に戻り、モータが停止した後に、圧縮空気の噴射を開始するように構成することもできる。この場合、図9に示すように、ステップS30とステップS32との間に、モータの反転が停止したかの判断ステップS44を追加する。このステップS44での判断の答えがノーの場合には、このステップS44を繰り返し、この判断の答えがイエスになるとステップS32を実行する。
上記の実施の形態では、図2に示す予防噴射ルーチンのみがリトライ噴射ルーチンの前に実行されたが、予防噴射ルーチンの他に、降雪または積雪センサを設け、これが降雪または積雪を検出したとき予防噴射ルーチンと同様に圧縮空気を噴射するように構成することもできる。この場合、図2に示す予防噴射ルーチンのうちステップS2、S4、S6に代えて降雪または積雪センサが降雪または積雪を検出したか判断するステップを設け、この判断の答えがノーの場合、このステップを繰り返し、このステップの判断の答えがイエスの場合、ステップS8を実行する。また、ステップS10を除去する。
また、図1に示したリトライ動作噴射ルーチンでは、所定時間にわたってリトライ動作を繰り返し、それに伴って圧縮空気の噴射を行ったが、少なくとも一度だけリトライ動作を行い、これに伴って圧縮空気の噴射を行うこともできる。
また、上記の実施の形態では、1台の切換弁6を使用して、配管ユニット1、2への圧縮空気の切換を行ったが、例えば2台の電磁開閉弁を配管ユニット1、2にそれぞれ対応して設け、これら電磁開閉弁を個別に開閉することによって、配管ユニット1、2に圧縮空気を供給するようにしてもよい。
本発明の1実施形態の分岐部の異物除去装置のリトライ動作噴射ルーチンを示すフローチャートである。 図1の異物除去装置の予防噴射ルーチンのフローチャートである。 図1の異物除去装置のリトライ動作噴射ルーチンのタイムチャート図である。 異物除去装置の設置状態を示す平面図である。 図1の異物除去装置のノズル部の側面図及びその拡大縦断側面図である。 異物除去装置の配管ユニットの平面図及び正面図である。 異物除去装置の空気源装置及び制御装置の回路図である。 異物除去装置の変形例のリトライ動作噴射ルーチンのタイムチャート図である。 異物除去装置の変形例のリトライ動作噴射ルーチンの一部を示すフローチャートである。
符号の説明
1 2 配管ユニット
3 4 ノズル部
5 空気源装置 6 電磁切換弁
7a 7b 基本レール
8a 8b トングレール
20 空気圧縮機
21 空気溜
40 制御部

Claims (1)

  1. 軌道分岐部の基本レールとトングレールとの間に落下した異物を、前記基本レールとトングレールとの間を圧縮空気または水を噴射することによって除去する軌道分岐部の異物除去装置において、
    前記軌道分岐部は、前記トングレールの位置を定位から転位へ切換時にポイント切換不良となった際に、前記トングレールが反転して前記定位に戻り、再度前記転位に切り換えられるリトライ動作を行い、
    前記リトライ動作において、前記定位に前記トングレールが戻る途中または前記定位に移動完了後に、前記圧縮空気または水を噴射する軌道分岐部の異物除去装置。
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