JP2005343710A - ランプ用ガラス組成物およびこれを用いたランプ - Google Patents

ランプ用ガラス組成物およびこれを用いたランプ Download PDF

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Abstract

【課題】 安価かつ強度に優れ、溶融炉を浸食する虞がなく、加工性に優れ、しかもアルカリ溶出量の少ないランプ用ガラス組成物を提供することを主たる目的とし、当該ガラス組成物を用いたランプを提供することを他の目的とする。
【解決手段】 ランプ用ガラス組成物は、SiO(二酸化ケイ素)を主成分とし、NaO(酸化ナトリウム)が12〜17wt%、MgO(酸化マグネシウム)が2.5〜4wt%、CaO(酸化カルシウム)が5.3〜7.3wt%、MgOとCaOとが合計で8〜11wt%含有されていることを特徴とし、ランプは、前記ガラス組成物から形成されたガラスバルブを備えていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ランプ用ガラス組成物およびこれを用いたランプに関する。
蛍光ランプの発光管には、曲げ加工、接続加工あるいは封止加工を行いやすい加工性に優れたガラスが用いられる。ガラスの加工性を向上させるためには、Li2O(酸化リチウム)、Na2O(酸化ナトリウム)およびK2O(酸化カリウム)等のアルカリ金属酸化物の含有率を上げればよく、特に、含有率の調整が容易で安価なNa2Oの含有率を上げるとよいが、発光管に用いるガラスの場合は、以下の理由により、Na2Oの含有率を上げることが容易でない。
すなわち、Na2Oの含有率を上げると、ガラス中のNa(ナトリウム)の量が増加する。Naは、アルカリ金属の中でも特にガラスから溶出しやすい金属であり、溶出したNaが発光管内のHg(水銀)と反応してアマルガムが生じると、当該アマルガムが発光管の内壁面に付着して当該発光管の外観が悪くなったり、当該内壁面が劣化したりする。また、アマルガムが生成する際には発光管内のHgが消費されるため、ランプの発光効率が低下して当該ランプが短寿命化する。さらに、前記消費分を見越して、発光管にHgを過剰に封入しておく必要が生じる。このような問題を引き起こすアマルガム生成を極力抑えるために、Na2Oの含有率はなるべく低いことが望ましい。
そこで、従来の発光管には、Na2O以外のガラス原料によって加工性を向上させたガラスが用いられている。このようなガラスとして、例えば、PbO(酸化鉛)を含有する所謂鉛ガラスが広く知られている。また、特許文献1および2には、SrO(酸化ストロンチウム)やBaO(酸化バリウム)を多量に含有させたガラスが開示されている。
特開平9−12332号公報 特開2003−40643号公報
ところが、近年、前記鉛ガラスは、公的規制の対象となり使用が控えられている。一方、特許文献1および2のガラスに用いられるSrOやBaOは、天然鉱石から得ることのできない高価なガラス原料であるため、当該ガラスは高コストである。また、SrOやBaOを含有するガラスは脆く、製造工程中での歩留まり低下や、製品ランプの強度的信頼性の低下を引き起こす。さらに、SrOやBaOは溶融炉の炉壁を浸食するため、SrOやBaOが多量に含まれるガラスを溶融すると、溶融炉のメンテナンス費用などが嵩む。
本発明は、上記の課題に鑑み、加工性に優れ、アルカリ溶出量が少なく、しかも安価かつ強度に優れ、溶融炉を浸食する虞がないランプ用ガラス組成物を提供することを主たる目的とする。本発明の他の目的は、そのようなガラス組成物を用いたランプを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のランプ用ガラス組成物は、SiO2(二酸化ケイ素)を主成分とし、Na2Oが12〜17wt%、MgO(酸化マグネシウム)が2.5〜4wt%、CaO(酸化カルシウム)が5.3〜7.3wt%、MgOとCaOとが合計で8〜11wt%含有されていることを特徴とする。
Na2Oは、アルカリ金属酸化物であって、ガラス中のSiO2の結合を切断して、当該ガラスの粘度を下げる成分である。当該Na2Oは、粘度を低下させる効果が他のガラス原料よりも大きく、かつ安価であるために、ガラスの加工性向上に有用である。その含有率は12〜17wt%の範囲内である。Na2Oの含有率が12wt%よりも低いと、ガラスの粘度が高くなって加工性が低下する。一方、Na2Oの含有率が17wt%よりも高いと、ガラスの耐水性が悪くなる。
MgOおよびCaOは、アルカリ土類金属酸化物であって、ガラス中のSiO2の結合を切断して当該ガラスの粘度を下げるとともに、ガラスの耐水性を向上させる成分である。また、MgOおよびCaOは、ガラスの化学的耐久性や、失透性、結晶化などの特性にも影響を及ぼす。それらの含有率は、MgOが2.5〜4wt%の範囲内、CaOが5.3〜7.3wt%の範囲内であって、MgOおよびCaOとの合計が8〜11wt%の範囲内である。
MgOおよびCaOに関する含有率が前記下限値よりも低いと、ガラスの化学的耐久性が悪くなる。一方、MgOおよびCaOに関する含有率が前記上限値よりも高いと、ガラスの粘度曲線の傾きが大きくなる、即ち加工時にガラスが早冷めし易くなるため、ガラスの加工性が低下し、ランプ製造の歩留まりが低下する。
本発明のランプ用ガラス組成物の特定の局面では、SiO2が65〜74wt%、Al23(酸化アルミニウム)が1.2〜2.4wt%、B23(酸化ホウ素)が0.3〜1.5wt%、K2Oが0.9〜1.9wt%、Sb23(酸化アンチモン)が0〜1wt%含有されていることを特徴とする。
SiO2は、ガラスの網目構造を形成する主成分であって、その含有率は65〜74wt%の範囲内である。SiO2の含有率が65wt%より低いと、ガラスの耐水性が悪くなり、当該含有率が74wt%より高いと、ガラスの高温時の粘度が高くなって当該ガラスの加工性が著しく低下する。
Al23は、ガラスの網目構造を形成する成分であって、その含有率は1.2〜2.4wt%の範囲内である。Al23の含有率が1.2wt%より低いと、ガラスの耐水性が悪くなる。一方、Al23の含有率が2.4wt%より高いと、ガラスに失透が起こったり、ガラスに脈理不良が生じたり、ガラスの高温時の粘度が高くなって当該ガラスの加工性が低下したりする。
23は、ガラスの網目構造を形成するとともに、ガラスの化学的耐久性を向上させ、ガラスの高温時の粘度を低下させる成分であって、その含有率は0.3〜1.5wt%の範囲内である。B23の含有率が0.3wt%より低いと、化学的耐久性を向上させる効果や粘度を低下させる効果を十分に発揮しない。一方、B23の含有率が1.5wt%より高いと、化学的耐久性が低下したり、溶融炉が侵食されたりする。
2Oは、ガラス中のSiO2の結合を切断して、当該ガラスの粘度を下げる成分である。その含有率は0.9〜1.9wt%の範囲内である。K2Oの含有率が0.9wt%よりも低いと、ガラスの粘度が高くなって加工性が低下する。一方、K2Oの含有率が1.9wt%よりも高いと、ガラスの耐水性が悪くなる。
Sb23は、ガラス溶融時に清澄剤としての作用する成分であり、その含有率は0〜1wt%の範囲内である。その含有率が1wt%よりも高いと、ガラス管をバーナーで曲げ加工等する際にガラスが黒化を起こしやすい。
なお、本発明のランプ用ガラス組成物の他の特定の局面では、PbO、SrOおよびBaOが実質的に含有されていない。
また、本発明のランプは、上記のガラス組成物から形成されたガラスバルブを備えている。
さらに、本発明のランプの特定の局面では、当該ランプは、低圧水銀放電ランプである。
さらにまた、本発明のランプの他の特定の局面では、前記ガラスバルブは、屈曲ガラスバルブである。
本発明のランプ用ガラス組成物は、ガラスの粘度を低下させる原料であるNa2Oの含有率が高いため、加工性に優れている。したがって、曲げ加工、接続加工および封止加工を容易に行うことができ、発光管用のガラスとして好適である。特に、複雑な曲げ加工が必要となる屈曲ガラスバルブを備えた発光管用のガラスとして好適である。なお、本願において屈曲ガラスバルブとは、ストレート状のガラス管を曲げ加工して形成される非直線状のガラスバルブであって、例えば、環状ガラスバルブ、U字形ガラスバルブ、スパイラル形のガラスバルブなどをいう。
また、本発明のランプ用ガラス組成物は、MgO、CaO等の各ガラス原料の含有率を所定範囲内に収めることによってガラスのアルカリ溶出量を抑制しているため、低圧水銀放電ランプなど発光管内にHgが封入されたランプに使用してもアマルガムが生成し難い。したがって、発光管の外観が悪化したり、光束維持率が低下したり、ランプが短寿命化したりすることがなく、Hgの封入量を増やす必要もない。
なお、Na2Oの含有率が高いにも拘わらずアルカリ溶出量を抑えることができるのは、MgOやCaO等の各ガラス原料を、ピンスポット的な範囲の組み合わせで作用する相乗効果により、ガラスの網目構造や原子半径の効果がガラス中でのNaの移動を阻止するからであると推測される。本発明に係るガラスの構造は、SiO2のネットワーク中でNaの移動を抑制するとともに、蛍光体の焼付け工程において蛍光体へのアルカリ金属の拡散量が少ない。
そして、以上の効果は、SiO2、Al23、B23、Na2O、K2O、MgO、CaOおよびSb23のみからなる組成のガラス組成物であっても奏することができ、当該組成であってもガラスの耐水性、溶融性、失透性、化学的耐久性、絶縁性、清澄性等の点において何ら支障がない。むしろ、ガラス原料の点数が少なくて済むため、生産性がよく製造コストも安い。また、含有率の調整が難しくて高価なLi2Oや、化学的耐久性を低下させるとともに含有率の調整が難しいP25(五酸化リン)や、ガラスが着色するTi2O(酸化チタン)を使用しなくて済む。
さらに、PbO、SrOおよびBaOを実質的に含有しないガラス組成物とした場合、ガラスが公的規制の対象となったり、高価になったり、脆くなったりすることがなく、当該ガラスが溶融炉を侵食することもない。
本発明のランプは、上述のガラス組成物から形成されたガラスバルブを備えているため、安価に製造できて破損し難い。特に、ランプが低圧水銀放電ランプの場合は、アマルガムが生成しにくいため、従来のランプよりも寿命が長く環境にやさしい。
また、屈曲したガラスバルブを備えていてもガラスの加工性がよいため、曲げ加工が容易に行え生産性がよい。また、曲げ加工の際にはガラスが加熱されるためアルカリが溶出しやすいが、本発明のランプはそのような条件下で製造されてもアマルガムが生成し難い。
本発明の実施の形態に係るガラス組成物およびランプについて、図面に基づいて説明する。
(ランプの説明)
図1は、本発明の一実施形態に係るランプを示す側面図である。本発明の実施の形態に係るランプは、図1に示すように、所謂コンパクト形蛍光ランプ1であって、発光管2と口金3とを備えている。発光管2は、U字形に曲げ加工したガラス管4を複数本ブリッジ接続してなるガラスバルブ5を備え、当該ガラスバルブ5は、本発明に係るガラス組成物から形成されている。
なお、本発明のランプは、コンパクト形蛍光ランプに限定されず、直管形蛍光ランプ、環形蛍光ランプおよび電球形蛍光ランプなど各種蛍光ランプや放電ランプなどであってもよい。また、ランプの構成や各部材の形状、大きさ等も前記実施の形態のものに限定されない。
(ガラス組成物の説明)
本発明に係るガラス組成物は、図2におけるNo.4〜No.10に示すような組成からなる。なお、当該ガラス組成物の組成は、上記組成に限定されるものではないが、実験の結果から、ランプ用としての特性を保つためには、Na2Oが12〜17wt%、MgOが2.5〜4wt%、CaOが5.3〜7.3wt%、MgOとCaOとが合計で8〜11wt%含有されていることが望ましいとわかった。さらに、SiO2が65〜74wt%、Al23が1.2〜2.4wt%、B23が0.3〜1.5wt%、K2Oが0.9〜1.9wt%、Sb23が0〜1wt%含有されていることがより望ましいとわかった。
なお、本発明に係るガラス組成物には、上記組成の範囲を逸脱しない限度において、他のガラス原料を含有させることも可能であるが、加工性に優れ、アルカリ溶出量が少なく、しかも安価かつ強度に優れ、溶融炉を浸食する虞がない当該ガラス組成物の特性をより顕著にするためには、上記ガラス原料のみからなる組成のガラス組成物とすることが望ましい。ここで、上記ガラス原料のみからなる組成のガラス組成物とは、SiO2、Al23、B23、Na2O、K2O、MgO、CaOおよびSb23以外のガラス原料が実質的に含まれないガラス組成物をいい、不純物レベルで他のガラス原料が含有されていてもよい。
(実験の説明)
CaOおよびMgOの含有率を種々変更したガラスを作製し、当該含有率がガラスの特性に及ぼす影響について検討した。図2は、ガラスの組成と特性を示す表である。
図2において、No.1は、従来のSrOおよびBaOを含有するガラスを示す。また、No.2〜No.11は、Na2Oの含有率が従来のガラスよりも高い本発明のガラスを示し、Na2Oの含有率は、No.1のガラスが7wt%であるのに対して、No.2〜No.11のガラスは、14wt%以上である。また、No.2〜No.11のうち、No.2、No.3およびNo.11は、本発明の比較例のガラスを示し、No.4〜No.10は、本発明の実施例に係るガラスを示す。
実験においては、No.1〜No.11のガラス、または、それらガラスから形成されたガラスバルブを備えたランプを作製し、それらガラスまたはランプの特性を種々評価した。具体的には、ガラスの特性として、軟化温度および作業温度によりガラスの加工性を評価するとともに、導電率によりガラスのアルカリ溶出量を評価した。また、ランプの特性として、ランプ点灯によるHg消費量および光束の経時的な変化を観察した。
軟化温度は、ガラスの粘度が107.6dPa・sになる温度であり、当該粘度でガラスは流動性を得る。軟化温度は、ガラスが発光管用としては、670〜700℃の範囲内であることが望ましい。軟化温度が670℃よりも低いと、蛍光体の焼付け工程において、蛍光体懸濁液のバインダーを揮発させるため加熱した際にガラスバルブがその熱で変形してしまう。一方、軟化温度が700℃よりも高いと、曲げ加工する際にガラス管を高温にしなければならず、加工設備の燃焼能力を上げなければならないなどの問題がある。
作業温度は、ガラスの粘度が104dPa・sになる温度であり、当該温度以下でガラスを加工する。作業温度は、発光管用としては、960〜1000℃の範囲内であることが望ましい。作業温度が960℃より低いと、作業温度域が狭くなるため加工性が悪い。一方、作業温度が1000℃よりも高いと、ガラスが溶融する温度も高いため溶融工程のコストが高くなる。
導電率は、ガラスのアルカリ溶出量を間接的に示す数値であって、発光管用として好適なガラスであるためには、25℃において160μS/cm以下であることが望ましい。導電率が160μS/cmより高いと、アマルガムの生成に起因する種々の問題が顕著になる。なお、導電率160μS/cmをアルカリ溶出量に換算すると400μg/gである。なお、導電率とアルカリ溶出量の関係および導電率の測定方法等についての詳細は後述する。
Hg消費量は、各ガラスを用いて、環形蛍光ランプ(JIS C 7601 FCL40/38)(定格電力38W、ガラス管外径29mm、ランプ環外径381mm、色温度5000K)を作製し、それら蛍光ランプを点灯させた際のHg消費量を経時的に測定した。
光束は、各ガラスを用いて、2本管をブリッジ接続したコンパクト形蛍光ランプ(JIS C 7601 FPL27)(定格電力27W、ガラス管外径20mm、ランプ全長247mm、色温度5000K)を作製し、それら蛍光ランプを点灯させた際の光束を経時的に測定した。
まず、各ガラスの加工性について説明する。図2に示すように、No.1のガラス(SrOおよびBaOを多量に含有させて加工性を向上させたガラス)は、軟化温度が670℃に満たず、作業温度は1000℃を超えるため、ランプ用として加工性に劣る。
一方、No.2〜No.11のガラス(Na2Oを多量に含有させて加工性を向上させたガラス)について、No.3〜No.10のガラスは、作業温度が670〜700℃の範囲内、かつ、作業温度が960〜1000℃の範囲内であるため、加工性に優れたガラスといえる。No.2のガラスは、作業温度が960℃に満たず加工性に劣る。No.11のガラスは、軟化温度が700℃を超えるため加工性に劣る。以上の結果から、ランプ用としての加工性を十分に発揮するガラスは、CaOとMgOの含有率の合計が7.8wt%以上かつ11wt%以下のガラスであることがわかる。
なお、No.3〜No.10のガラスを用いてガラスバルブを形成したところ、各ガラスとも、曲げ加工、接続加工および封止加工において良好な加工性を示し、残留歪による強度低下等の問題が生じることもなかった。また、これらガラスを用いて種々のランプを作製したところ、加工上何ら異常を生じることはなかった。一方、No.1のガラスは、SrOおよびBaOを含有しているため、ガラスバルブの加工時に、歪やクラックが発生する等の異常を生じる場合があった。なお、No.2〜No.11のガラスは、高価な原料であるSrO、BaOおよびLi2O(酸化リチウム)を含有していないため、原料原価がNo.1のガラスの半分程度であった。
次に、各ガラスの導電率について説明する。図2に示すように、No.1のガラス(SrOおよびBaOを含有しているためNa2Oの含有率が低い従来のガラス)は、導電率が160μS/cm以下であり、アルカリ溶出量は十分に抑えられているといえる。
一方、No.2〜No.11のガラス(Na2Oの含有率の高いガラス)について、CaOとMgOの含有率の合計が8wt%以上であるNo.4〜No.11のガラスは、導電率が160μS/cm以下であり、アルカリ溶出量は十分に抑えられているといえる。しかし、CaOとMgOの含有率の合計が8wt%よりも低いNo.2およびNo.3のガラスは、導電率が160μS/cm以上であり、アルカリ溶出量が十分に抑えられているとはいえない。したがって、ガラスのアルカリ溶出量を十分に抑制するためには、CaOとMgOの含有率の合計を8wt%以上にする必要があることがわかる。
次に、ランプのHg消費量について説明する。Hg消費量は、ランプを6000時間点灯させたのち測定した。図2に示すように、導電率が160μS/cm以下であったNo.1およびNo.4〜No.11のランプのHg消費量は、2.4mg以下であった。一方、導電率が160μS/cm以上であったNo.2およびNo.3のランプのHg消費量は、2.7mg以上であった。この結果からも、ガラスのアルカリ溶出量を十分に抑制するためには、CaOとMgOの含有率の合計を8wt%以上にする必要があることがわかる。
図3は、ランプのHg消費量の経時的変化を示すグラフであり、No.1〜No.4、No.10およびNo.11のランプの1500時間および6000時間点灯後のHg消費量を示している。なお、No.5〜No.9のランプのHg消費量については、No.4のランプのHg消費量とNo.10のランプのHg消費量との間に収まるため表示を省略した。図3から明らかなように、No.2および3のランプのHg消費量は、それ以外のランプのHg消費量と比べて多く、それらHg消費量の差は時間の経過とともに広がっていた。
次に、ランプの光束について説明する。図2に示すように、導電率が160μS/cm以下であったNo.1およびNo.4〜No.11のランプの光束は、1500lmを超えていた。一方、導電率が160μS/cm以上であったNo.2およびNo.3のランプの光束は、1500lmに満たなかった。この結果からも、ガラスのアルカリ溶出量を十分に抑制するためには、CaOとMgOの含有率の合計を8wt%以上にする必要があることがわかる。
図4は、ランプの光束の経時的変化を示すグラフであり、No.1〜No.4、No.10およびNo.11のランプの点灯開始時、100時間点灯後、500時間点灯後、1000時間点灯後および2000時間点灯後の光束を示している。なお、No.5〜No.9のランプの光束については、No.4のランプの光束とNo.10のランプの光束との間に収まるため表示を省略した。No.5〜No.9のランプの光束については、No.4またはNo.10のランプの光束と大差がなかったため表示を省略した。図4からも明らかなように、No.2および3のランプの光束は、それ以外のランプの光束と比べて小さく、それら光束の差は時間の経過とともに広がっていた。
なお、光束については、各ガラスを用いてU字形のガラスバルブを備えたコンパクト形蛍光ランプ(JIS C 7601 FPL27)を作製し、同様の実験を行ったところ、図4の結果とほぼ同等の結果を得た。
以上、ガラスの加工性およびアルカリ溶出量について検討した結果、十分な加工性を得るためには、CaOとMgOの含有率の合計が7.8wt%以上11wt%以下でなければならず、アルカリ溶出量を十分に抑制するためには、CaOとMgOの含有率の合計が8wt%以上でなければならないことがわかる。したがって、ランプ用としてふさわしいガラス組成物であるためには、CaOとMgOの含有率の合計が8wt%以上11wt%以下の範囲内でなければならない。
(アルカリ溶出量の測定方法の説明)
ガラスのアルカリ溶出量を測定する方法としては、JISに基づく化学分析用ガラス器具の試験方法(日本工業規格JIS R−3502)が挙げられる。JISに基づく試験方法を簡単に説明すると、まず、ガラス試料を、乳鉢などを用いて粉末状(粒径250〜420μm)に粉砕し、当該ガラス粉砕物をエチルアルコールで洗浄して、当該ガラス粉砕物からガラス微粉末を取り除く。次に、洗浄後のガラス粉砕物を沸騰水浴中で60分間加熱し、当該ガラス粉砕物のアルカリを溶出させてアルカリ溶出液を得る。そして、当該アルカリ溶出液を硫酸で中和滴定し、得られた滴定値から換算してアルカリ溶出量を導き出す。
しかし、JISに基づく試験方法は、エチルアルコールによる洗浄が不十分であると、前記ガラス粉砕物中に前記ガラス微粉末が残留するため、当該微粉末の存在により蒸留水中のガラスの総表面積が大幅に増大して、正確なアルカリ溶出量を測定することができない。また、ガラス試料を粉末状に粉砕したり、洗浄してガラス微粉末を取り除いたり、中和滴定したりするなど煩雑な作業が必要である。そのため、より高精度で簡便なアルカリ溶出量の測定方法が望まれている。
そこで、発明者は、JISに基づく試験方法よりも高精度かつ簡便なアルカリ溶出量の測定方法を新たに確立した。本願に係る測定方法は、ブロック状のガラス試料を蒸留水中に浸漬させ、当該ガラス試料から当該溶媒中にアルカリを溶出させてアルカリ溶出液を得た後、当該アルカリ溶出液の導電率を測定して、その測定値から換算しアルカリの量を導き出すことを特徴とする。
本願に係る測定方法の具体的な手順を以下に説明する。図5は、本願に係るアルカリ溶出量の測定方法を説明するための図である。
まず、ガラス試料をブロック状にカットし、温度を75〜85℃、湿度を85〜95%に保った恒温恒湿槽内に45〜50時間放置して含湿処理する。なお、測定精度を上げるためには、含浸処理における温度、湿度および放置時間は、前記各範囲の中心付近の値である80℃、90%、48時間であることがより望ましい。
次に、図5に示すように、水槽11内に70〜80℃の蒸留水12を100ml溜めて、当該蒸留水12中に含湿処理を終えたガラス試料13を1時間浸漬させる。本願に係る測定方法では、70〜80℃という比較的低温度の蒸留水12中でアルカリを溶出させるため、沸騰させた蒸留水中でアルカリを強制的に溶出させるJISに基づく試験方法よりも、より実際のガラスの使用形態に即したアルカリ溶出量を測定することができる。
ガラス試料13は、表面積の総和が4500〜5500mm2の範囲内に収まるように、好ましくは約5000mm2になるように調整し浸漬させる。例えば、約15×15×2.5mmの直方体形状にカットしたガラス試料13を8個浸漬させる。
その後、蒸留水12からガラス試料13を取り除きアルカリ溶出液を得る。そして、当該アルカリ溶出液を25℃に安定させ、市販のハンディタイプのセンサー式液体浸漬形導電率測定機14(商品名:ツインコンド B−173)を用いて導電率を測定する。
図6は、JISに基づく試験方法により測定したアルカリ溶出量と、本願に係る試験方法により測定した導電率との相関関係を示すグラフである。前記アルカリ溶出量と導電率とは、図6に示すような相関関係にある。一般に、発光管には、アルカリ溶出量が400μg/g以下のガラスが適していると考えられているが、図6からわかるように、400μg/gのアルカリ溶出量に対応する導電率は160μS/cmである。したがって、導電率が160μS/cm以下のガラスが発光管用のガラスとして適しているといえる。
本願に係る測定方法は、ブロック状のガラス試料を用いるため、蒸留水に浸漬させるガラスの表面積の総和を制御し易い。したがって、JISによる試験方法よりも高い精度でアルカリ溶出量を測定することができる。また、本願の測定方法は導電率によってアルカリ溶出量を測定するため、アルカリ溶出量が多くなっても測定精度が落ちるようなことはない。
また、本願に係る測定方法は、カットしたブロック状のガラス試料を蒸留水に浸漬させるため、ガラス試料を粉末状に粉砕したり、ガラス粉砕物を洗浄したりする作業が不要である。また、アルカリ溶出液の導電率の測定は、導電率測定機14の電極を当該アルカリ溶出液に漬けるだけの簡単な操作で行うことができ、煩雑な中和滴定作業が不要である。したがって、JISに基づく測定方法よりも操作が簡易である。
本発明のガラス組成物は、各種蛍光ランプ、白熱電球および放電ランプなどに利用できる。特に、低圧水銀放電ランプなど発光管内にHgが封入されるランプに適している。さらには、環形蛍光ランプ、U形蛍光ランプおよびコンパクト形蛍光ランプなど屈曲したガラスバルブを備えたランプにより適している。
本発明の一実施形態に係るランプを示す側面図である。 ガラスの組成と特性を示す表である。 ランプのHg消費量の経時的変化を示すグラフである。 ランプの光束の経時的変化を示すグラフである。 本発明に係るアルカリ溶出量の測定方法を説明するための図である。 JIS規定のアルカリ溶出試験法により測定したアルカリ溶出量と、本願に係るアルカリ溶出試験法により測定した導電率との相関関係を示すグラフである。
符号の説明
1 ランプ
5 ガラスバルブ

Claims (6)

  1. SiO2を主成分とし、Na2Oが12〜17wt%、MgOが2.5〜4wt%、CaOが5.3〜7.3wt%、MgOとCaOとが合計で8〜11wt%含有されていることを特徴とするランプ用ガラス組成物。
  2. SiO2が65〜74wt%、Al23が1.2〜2.4wt%、B23が0.3〜1.5wt%、K2Oが0.9〜1.9wt%、Sb23が0〜1wt%含有されていることを特徴とする請求項1記載のランプ用ガラス組成物。
  3. PbO、SrOおよびBaOが実質的に含有されていないことを特徴とする請求項1または2記載のランプ用ガラス組成物。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のガラス組成物から形成されたガラスバルブを備えていることを特徴とするランプ。
  5. 低圧水銀放電ランプであることを特徴とする請求項4記載のランプ。
  6. 前記ガラスバルブは、屈曲ガラスバルブであることを特徴とする請求項4または5記載のランプ。
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