JP2005342479A - エアーサウンドリング - Google Patents

Abstract

【課題】野球の素振り練習は、自分のバットスウイングが良いのか、悪いのかを判断しにくく、単調なので飽きやすい。
【解決手段】内部が空洞（３）で、側面に複数の穴（２）を設けたゴム製リング（１）をバット（４）に装着することにより、バットスウイング時に音を発生させることを可能とするエアーサウンドリングを提供する。
【選択図】図１

Description

この発明は、スポーツ練習に用いる、内部が空洞のリングに穴を設けたエアーサウンドリングに関するものである。

従来の野球のバットスイング練習は、ただバットを振るだけ、又はバットにおもりのリングを取り付けるだけのものであった。

これには次のような欠点があった。
（イ）自分のスウイングが良いのか、悪いのか、自分ではなかなか判断できない。
（ロ）正しくない素振り練習を繰り返すことで、悪い癖が身に付いてしまう。
（ハ）自分に合ったバットスウイングを、探す手段が少ない。
（ニ）単調にバットを振るだけでは飽きやすい。
本発明は、この欠点を解決することを課題とする。

以上の課題を解決するために、第一発明は、内部が空洞（３）となっているゴム製リング（１）に穴を設ける（２）ことを特徴とするエアーサウンドリングである。
また、第二発明は、リングの側面に２個以上の穴（２）を設け、エアー導入、排出により音を出すことを可能とする構成のエアーサウンドリングである。
これをバットの芯の部分に装着して素振りを行うことにより、音を発生させる。

これには次のような効果がある。
（イ）音を聞きながら素振り練習をするので、自分に合ったバットスウイングを判断できる。
（ロ）指導者がいなくても、自分の考えで色々なバットスウイングを試すことができる。
（ハ）スウイングの結果が音で直ぐにわかり、よりよい音を出すように頑張るので、練習が飽きない。
（ニ）穴の個数の調整で、小さい子供でも素振りで音を出すことができる。

この発明の一実施形態を、図３に示す。
エアーサウンドリングをバットのグリップ部分より通し、バットの芯の辺りで留める。リングの穴の部分がバットスイングの際に正面を向くようにバットを握り、スイングを行う。スイング時にリングの正面から空気が入り、空洞を通って側面、又は背面の穴から排出することにより、音が発生する。音をたよりに色々なスウイングを、考えながら試すことができ、自分に合った、理想のバットスウイングを探し出すことできる。音を高く鳴らすには、鋭いスイングが必要となる。

スイング練習をする人のレベルにより、穴の個数を調節する。例えば、まだ非力な子供の場合は穴の多いリングを使用することにより、音を出やすくする。逆にレベルの高い人は穴の個数を最低２個にし、鋭いスイングでなければ音が出ないようにする。

「実施形態の効果」
この実施形態によれば、スイング時の音を判断基準として、よいスイングか悪いスイングかの判断ができる。又、どのような音が出るのか、いろいろなスイングを試してみることも出来る。音が出るので、ただバットを振るのに比べて飽きがこない。

「他の実施形態」
手で直接エアーサウンドリングを持ち、ピッチング練習に用いる。手の振りが早いほどよい音が出る。又、テニスのラケットに取り付けることで、バットスイングと同様に素振り練習の効果がある。

この発明の斜視図である。 この発明の底面図である。 この発明の一実施形態を示す側面図である。

符号の説明

１ サウンドリング本体
２ エアー導入用の穴
３ リングの内部は空洞
４ 野球バット

Claims (2)

1. 内部が空洞（３）となっているゴム製リング（１）にエアー導入用の穴（２）を設けたスポーツ練習用のエアーサウンドリング。
2. 前記の穴（２）は、ゴム製リング（１）の外部側面に複数の円形の穴を設けていることを特徴とする請求項１記載のエアーサウンドリング。

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