JP2005341525A - ビデオウォーターマーキング方法及び装置と、ビデオウォーターマーキングを用いたビデオコンテンツの保護方法及び装置 - Google Patents

ビデオウォーターマーキング方法及び装置と、ビデオウォーターマーキングを用いたビデオコンテンツの保護方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005341525A
JP2005341525A JP2004332407A JP2004332407A JP2005341525A JP 2005341525 A JP2005341525 A JP 2005341525A JP 2004332407 A JP2004332407 A JP 2004332407A JP 2004332407 A JP2004332407 A JP 2004332407A JP 2005341525 A JP2005341525 A JP 2005341525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
watermark
video
image complexity
scene
coefficient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004332407A
Other languages
English (en)
Inventor
Yeong-Kyeong Seong
英慶 成
Yoon-Hee Choi
ヨン−ヒー・チョイ
Tae-Sun Choi
テ−スン・チョイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2005341525A publication Critical patent/JP2005341525A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/913Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T1/00General purpose image data processing
    • G06T1/0021Image watermarking
    • G06T1/0085Time domain based watermarking, e.g. watermarks spread over several images
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T1/00General purpose image data processing
    • G06T1/0021Image watermarking
    • G06T1/0028Adaptive watermarking, e.g. Human Visual System [HVS]-based watermarking
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2201/00General purpose image data processing
    • G06T2201/005Image watermarking
    • G06T2201/0052Embedding of the watermark in the frequency domain
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2201/00General purpose image data processing
    • G06T2201/005Image watermarking
    • G06T2201/0202Image watermarking whereby the quality of watermarked images is measured; Measuring quality or performance of watermarking methods; Balancing between quality and robustness

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】 ビデオウォーターマーキング方法及び装置と、ビデオウォーターマーキングを用いたビデオコンテンツの保護方法及び装置を提供する。
【解決手段】 ビデオシーケンスの場面転換を検出する段階と、前記検出された場面の1つまたはそれ以上のフレームで場面のイメージ複雑度を計算して場面単位のウォーターマークの挿入強度を決定する段階、及び前記決定された挿入強度によってビデオシーケンスにウォーターマークを挿入する段階を含むビデオウォーターマーキング方法。
【選択図】 図1

Description

本発明はビデオウォーターマーキングに係り、より詳細には、ビデオウォーターマーキング方法及び装置と、ビデオウォーターマーキングを用いたビデオコンテンツの保護方法及び装置に関する。
デジタル技術の発展につれて膨大な量のデジタルマルチメディアデータが利用しやすくなった。デジタル情報は、アナログ情報とは違って品質の損失なしに安価で大量コピー可能な特徴を有する。デジタル情報のこのような特徴は著作権の保護という観点からは問題になりうる。デジタルコンテンツに関する著作権の保護方案として議論されている技術の1つが、デジタルウォーターマーキング(Digital Water marking)技術である。
ウォーターマーキング技法は、デジタルコンテンツにユーザのID(Identification)や自分だけの情報を挿入することによって、デジタルコンテンツの不法な複製を防止し、デジタルコンテンツに関する著作権を保護し、所有権を主張できる根拠を提示可能にする技術である。
このようなウォーターマーキング技法は、不法な複製や配布から所有権を証明でき、ウォーターマークを除去しようとする攻撃がある場合にも、本当の機能を発揮しようとするならば、次のような条件を満たさねばならない。
・非可視性(Invisibility)
ウォーターマークを挿入した後にも原本コンテンツの変化がほとんどなく、ウォーターマークの挿入如何を感知できなくすべきである。これはコンテンツの品質を低下させないというウォーターマークの特性を意味するが、挿入されたウォーターマークが視覚的に見えなくすべきである。一部の応用分野では可視的なウォーターマーキング技法を使用することもある。一方、イメージではない、一般のコンテンツの場合には非可視性は非認知性(Imperceptibility)と呼ばれる。
・強じん性(Robustness)
ウォーターマークを信号の重要な部分に挿入して転送や保存のために圧縮する時にウォーターマークの歪曲が発生してはならない。そして、転送中に生じうるノイズや色々な形の変形と攻撃があっても挿入されたウォーターマークを抽出できる特性を強じん性という。強じん性の場合も応用分野によって意図的に弱い(fragile)ウォーターマーキング技法を使用する時がある。これは主に認証用として多用され、Semi-Fragil技法を用いて不法操作の正確な位置なども探し出せる。
・明確性(Unambiguity)
抽出されたウォーターマークが確実な所有権を主張できるように攻撃などに対して正確性を保持すべきである。
・原本なしに抽出(Blindness)
原本映像なしにウォーターマーキングされた映像のみでウォーターマークを検出しなければならない。これはウォーターマーキング技法をオンライン上や多様な応用分野への適用において、正しい所有権者を区別せねばならない現実性を考慮する時、必要な機能である。
・保安性(Security)
関連したキー値等を知っている場合にウォーターマークを確認できなければならない。
この他にも挿入される情報の量(Capacity)、多重ウォーターマーキング(multiple watermarking)など多くの要求条件を満たさねばならない。
一方、最近では、デジタル放送受信機にハードディスクを内蔵した新たなフラットフォームが登場した。ユーザはこのような機器を用いて個人的な目的でテレビ放送を時間変換再生(Time-shift play)のために保存して使用できるが、現在、このような行為は許容される行為範ちゅうに含まれる。しかし、著作権保護のために一度保存された放送データは、その後には他の装置に複製されてはならない。
このように保存される放送データに複製制御情報を挿入し、これを検出するのにウォーターマーキング技法が用いられる。例えば、ウォーターマークに含まれるコピー制御情報として‘copy never’と‘copy freely’を置き、前者が含まれた放送データの場合には他の装置へのコピーを禁止し、後者の場合には他の装置へのコピーを許容しうる。すなわち、デジタル放送受信機は放送データに含まれたコピー制御情報を確認し、その情報が‘copy never’である場合には他の装置、例えばコンピュータやPVRなどの装置への放送データのコピーを禁止する。
デジタル放送プログラムまたはVODサービスで提供される映画についてはリアルタイム(または準リアルタイム)でウォーターマーキングできる方法が必要である。現在までリアルタイムビデオウォーターマーキングを具現するためにいろいろな方法が提案された。例えば、非特許文献1では、圧縮領域でVLC(Variable Length Coding)のコードワードを変更してウォーターマークを挿入する方法が提案されている。しかし、VLC領域でウォーターマークを挿入すれば、不法な攻撃に脆弱な短所がある。非特許文献2では、多解像度ビデオ分析を用いた場面単位のウォーターマークが提案されている。この方式はビデオシーケンスを場面単位に分割し、それぞれの場面に対して時間軸に対するウェーブレット(Wavelet)変換を行う。この方法は場面に基づいてウォーターマークを挿入する方法である。しかし、この方式は計算の複雑性のために現実的にはリアルタイム処理に難点がある。
これにより、少ない計算によるリアルタイムビデオウォーターマーキングの必要性が台頭されている。
「Watermarkng Digital Image and Video Data」( G.C.Langelaarら) 「Multiresolution Scene-Based Video Watermarking Using Perceptual Models」( M.K.Swanson )
本発明は前述した必要性によって案出されたものであって計算上の効率の高いリアルタイム(または準リアルタイム)ビデオウォーターマーキングの方法及び装置を提供することをその目的とする。
また本発明は、リアルタイムビデオウォーターマーキング技法を用いたビデオコンテンツの保護方法及び装置を提供することを他の目的とする。
本発明の目的は前述した目的によって制限されず、言及されていないさらに他の目的は下記の記載より当業者に明確に理解されるものであろう。
前記目的を達成するために、本発明の一実施例によるビデオウォーターマーキング方法は、ビデオシーケンスの場面転換を検出する段階と、前記検出された場面の1つまたはそれ以上のフレームで場面のイメージ複雑度を計算して場面単位のウォーターマークの挿入強度を決定する段階と、前記決定された挿入強度によってビデオシーケンスにウォーターマークを挿入する段階と、を含む。
前記目的を達成するために、本発明の他の実施例によるビデオウォーターマーキング方法は、ビデオシーケンスの場面転換を検出する段階と、前記検出された場面の1つまたはそれ以上のフレームで場面のイメージ複雑度を計算して場面単位のウォーターマークの挿入強度を決定する第1係数を得る段階と、前記ビデオシーケンスのインターフレームの動きベクトルを大きさによってウォーターマークの挿入強度を決定する第2係数を得る段階と、イントラフレームに対しては前記第1係数によって決定された挿入強度によってビデオシーケンスにウォーターマークを挿入し、インターフレームに対しては前記第1係数及び第2係数によって決定された挿入強度によってウォーターマークを挿入する段階と、を含む。
前記目的を達成するために、本発明の一実施例によるビデオウォーターマーキング装置は、ビデオシーケンスの場面転換を検出する場面転換検出部と、前記検出された場面の1つまたはそれ以上のフレームでウォーターマークの挿入強度を決定するのに用いる場面のイメージ複雑度を計算するイメージ複雑度計算部と、前記決定された挿入強度によってビデオシーケンスにウォーターマークを挿入するウォーターマーク挿入部と、を含む。
前記目的を達成するために、本発明の一実施例によるウォーターマーキングを用いたビデオコンテンツの保護方法は、入力されたビデオシーケンスに関する権限によってウォーターマークに含まれるウォーターマークメッセージを決定する段階と、前記ビデオシーケンスの各場面の最初イントラフレームのイメージ複雑度を用いて場面単位でウォーターマークの挿入強度を決定する段階と、決定された挿入強度によってビデオシーケンスにウォーターマークを挿入する段階と、前記ビデオシーケンスに挿入されたウォーターマークを検出し、検出されたウォーターマークに含まれたメッセージによって前記ビデオシーケンスを取扱う段階と、を含む。
前記目的を達成するために、本発明の一実施例によるウォーターマーキングを用いたビデオコンテンツの保護装置は、入力されたビデオシーケンスの権限によってウォーターマークに含まれるウォーターマークメッセージを決定するメッセージ決定部と、前記ビデオシーケンスの場面転換を検出し、検出された各場面の最初イントラフレームのイメージ複雑度を用いて場面単位でウォーターマークの挿入強度を決定し、前記決定された挿入強度によってビデオシーケンスにウォーターマークを挿入するウォーターマーク挿入部と、前記ビデオシーケンスに挿入されたウォーターマークを検出するウォーターマーク検出部と、前記検出されたウォーターマークに含まれたメッセージによって前記ビデオシーケンスを取扱うビデオコンテンツ管理部と、を含む。
本発明によれば、少ない計算量によりリアルタイムビデオウォーターマーキングが可能である。また、本発明によれば、リアルタイムビデオウォーターマーキング技法を用いたビデオコンテンツ保護機能を有する放送受信機やビデオ再生装置の生産が可能である。
以下、添付された図面を参照してより詳細な実施例を説明する。
・ウォーターマーキング方法の応用実施例
図1は、本発明の一実施例に係るコピー防止機能を有する放送受信機の構成を示すブロック図である。
放送受信機100はMPEG方式でコーディングされた放送信号を受信し、これをデコーディングして放送コンテンツを再生可能にする。
ネットワークインターフェース部102は受信された放送信号を復調してデジタル信号に変換させる。デジタル信号には複数のプログラムが含まれうる。逆多重化部104はこのように複数のプログラムが多重化されたデジタル信号からユーザが選択したプログラムを抽出する。一方、有料放送プログラムの場合にスクランブルされた状態で放送されて有料ユーザのみが視聴可能にする。スクランブル解除部(descrambler)106はスクランブルされたプログラムのスクランブルを解除する。
逆多重化及びスクランブル解除されたプログラムはMPEGデコーダ108を通じてデコーディングされる。デコーディングされたビデオ情報はビデオ信号生成部110を通じてビデオ信号として出力され、デコーディングされたオーディオ情報はオーディオ信号生成部112を通じてオーディオ信号として出力される。
放送受信機100は受信されたプログラムをハードディスクのような不揮発性保存媒体である保存部122に保存して、ユーザをして放送時間でなくてもプログラムを視聴可能にする。プログラムに対する正当な権利を有するユーザがプログラムを一時的にあるいは永久的に保存し、これを再生することは許容される行為であるが、保存されたプログラムを他の装置にコピーする行為は著作権と関連して問題になる。
したがって、放送受信機100はプログラムを保存する時に付加的な情報を挿入してプログラムに関する権限によってプログラムへの接近を制限することもある。この実施例で付加情報は放送プログラムにプログラムに関する権限を意味するウォーターマークを挿入する。例えば、スクランブルされて受信される有料チャンネルのプログラムに対しては“コピー防止”を意味するウォーターマークを挿入し、自由に使用可能なプログラムについては“コピー可能”を意味するウォーターマークを挿入する。もし、プログラムに関する権限が3回再生である場合、プログラムに“3回再生”を意味するウォーターマークを挿入する。もし、3回再生可能なプログラムを一回再生した場合には再び“2回再生”を意味するウォーターマークを挿入する。一方、望ましくは不法なコピーなどの著作権侵害行為の発生時に、著作権侵害を誘発した行為者が誰であるかが分かるようにウォーターマークに放送受信機100が有する固有一キーを含める。
一方、放送プログラムに対するウォーターマーキングはリアルタイム(または準リアルタイム)で行われる必要があるが、リアルタイムウォーターマーキングの場合に多くの計算時間を必要とする。すなわち、動映像プログラムのあらゆるフレームに対していちいちウォーターマーク挿入強度を演算する場合にはあまりにも多くの計算量を必要とする。本発明の実施例は場面(scene)転換を検出して場面単位でウォーターマークの挿入強度を決定する。このために、場面転換検出部118は逆多重化されたプログラムの場面転換如何を決定する。場面転換如何が決定されれば、ウォーターマーク挿入部120はプリバッファ116に臨時に保存されているプログラムにウォーターマークを挿入する。ウォーターマーキングされたプログラムは保存部122に保存される。
ウォーターマーキングされたプログラムを実行しようとすれば、臨時にビットバッファ124に保存してMPEGデコーダ108でデコーディングする。この時、ウォーターマーク検出部114はプログラムに挿入されたウォーターマークを検出する。検出されたウォーターマークに含まれたメッセージはビデオコンテンツ管理部126に伝えられる。もし、これ以上再生できないプログラムであれば、ビデオコンテンツ管理部126は放送受信機100でプログラムを再生不能にする。もし、再生可能なプログラムであれば、ビデオコンテンツ管理部126は放送受信機100でプログラムを再生することを妨害しない。一方、他の装置にプログラムをコピーしようとする時、コピー防止状態の場合にビデオコンテンツ管理部126は放送受信機100の他の装置へのプログラムのコピーをできなくする。
一方、この実施例では放送受信機100毎に固有メッセージをウォーターマークに含めるが、かかる場合にユーザが故意で放送受信機100を変更させてコピー防止されたプログラムを他の装置にコピーする場合でも、不法コピーされたプログラムに挿入されたウォーターマークを検出して不法流出させたユーザを探し出せる。
ウォーターマーキングを用いてビデオコンテンツを保護できる装置の例として放送受信機を説明したが、これは例示的なものであって、ウォーターマーキングを用いてビデオコンテンツを保護する如何なる装置でも本発明の技術的範囲に含まれると解釈せねばならない。
・ウォーターマーク挿入装置
図2は、本発明の一実施例に係るウォーターマーク挿入装置の構成を示すブロック図である。この実施例ではDCT基盤のビデオコーディングされたビデオストリームに関するウォーターマーキングを中心に説明する。
ウォーターマーク挿入装置200はDCT基盤のビデオコーディング方式、例えばMPEG-2コーディング方式でコーディングされた元のビデオストリームを入力されてウォーターマークされたビデオストリームを出力する。
まず、元のビデオストリームが入力されれば、可変長逆符号化部210は可変長符号化されたビデオストリームを可変長逆符号化する。可変長逆符号化を経てマクロブロック(Macro Block;以下、MBと称する)タイプ情報と、動きベクトル及び量子化されたDCT映像を得られる。
場面転換検出部240はビデオシーケンスの場面転換如何を判断する。この実施例ではMBタイプを用いてビデオシーケンスの場面転換如何を判断するが、これについては後述する。場面転換如何に関する情報はイメージ複雑度計算部230に伝えられる。
逆量子化部220は量子化されたDCT映像を逆量子化してDCT映像を得る。
イメージ複雑度計算部230はDCT映像の複雑度を計算する。計算されたイメージ複雑度はウォーターマーク挿入部250に伝えられてウォーターマーク挿入強度を決定するのに用いられる。イメージ複雑度は場面単位で類似した特性を有するが、この実施例ではこれを用いて場面単位で場面を代表する1つまたは一部のフレームを用いてイメージ複雑度を計算する。
ウォーターマーク挿入部250は動きベクトル大きさとイメージ複雑度とを受け取ってウォーターマーク挿入強度を決定し、決定されたウォーターマーク挿入強度によってDCT映像をウォーターマーキングする。ウォーターマークされたDCT映像は量子化部260を経て量子化されて可変長符号化部270を経て可変長符号化されてウォーターマークビデオストリームに含まれる。ウォーターマーク挿入部250については図3を通じて後述する。
図2のウォーターマーク挿入装置200はMPEG方式(MPEG-2またはMPEG-4)でコーディングされたビデオストリームに対してウォーターマーキングすることを例示として説明した。しかし、ビデオコーディングされていないビデオに対してもウォーターマーキングすることも可能である。この場合にはビデオをMPEG方式でコーディングする過程で得られたDCT映像にウォーターマーキングする。
一方、図2の実施例はMPEG方式でコーディングされたビデオストリームについてのウォーターマーキングを説明したが、これは例示的なものである。すなわち、ウェーブレット基盤のビデオコーディング方式でコーディングされたビデオストリームの場合にも場面転換を検出して場面の代表フレームに関するイメージ複雑度を計算してウォーターマーク挿入強度を決定することも可能である。
図3は、ウォーターマーク挿入部の構成をさらに詳細に示すブロック図である。
ウォーターマーク挿入部300は、ウォーターマークメッセージを決定するメッセージ決定部310と、ウォーターマーク挿入部300の固有一キー値であるウォーターマークキーを保存するウォーターマークキー保存部320と、ウォーターマーク生成部330と、ウォーターマーク挿入強度決定部340と、乗算器350及び加算器360を含む。
ウォーターマークメッセージ決定部310はウォーターマークに含まれたウォーターマークメッセージを決定する。本発明の実施例でウォーターマークに含まれたウォーターマークメッセージはビデオに関する権限によって決定される。例えば、“再生1回”や“コピー可能”を意味するウォーターマークメッセージなどがありえる。
ウォーターマーク生成部330はウォーターマークキー値でウォーターマークメッセージを帯域拡散してウォーターマークを生成する。例えば、ウォーターマークメッセージとウォーターマークキー値とをモジュラス演算してウォーターマークを生成する。
ウォーターマーク挿入強度決定部340はウォーターマーク挿入強度を決定するが、動きベクトル大きさ及びイメージ複雑度などを入力されてウォーターマーク挿入強度を決定する。ウォーターマーク挿入強度の決定に関するさらに詳細な説明は後述する。
ウォーターマークはウォーターマーク挿入強度と乗算器350で乗算される。次いで、DCT映像及び加算器360で加算される。
・ウォーターマーク挿入過程
ビデオシーケンスに関するウォーターマーク挿入過程については図4を通じて説明する。
まず、ビデオシーケンスの場面転換を検出する(S410)。次いで、場面を代表する1つまたは一部のフレームを用いて映像の複雑度を計算する(S420)。映像の複雑度を計算した後、映像の複雑度を用いてウォーターマーク挿入強度を決定する第1係数を決定する(S430)。そして、各フレームがインターフレームであるか否かを判断し(S440)、インターフレームである場合には動きベクトル大きさによって第2係数を決定する(S450)。インターフレームは第1係数及び第2係数でウォーターマーク挿入強度を決定してウォーターマークを挿入し、インターフレームでない場合には第1係数でウォーターマーク挿入強度を決定してウォーターマークを挿入する(S460)。インターフレームはビデオシーケンスの他のフレームを参照してコーディングされるフレームを意味し、MPEG方式のビデオコーディングにおけるPフレームまたはBフレームがこれに該当する。インターフレームでないフレームはイントラフレームともいい、他のフレームを参照せずにコーディングされるフレームを意味する。MPEG方式のビデオコーディングでIフレームがイントラフレームに該当する。
・場面転換検出過程
図5は、本発明の一実施例に係る場面転換検出過程を示す図面である。図5の実施例で場面転換検出は計算を簡略化するためにBフレームのMBタイプを使用する。(a)のように場面S2及びS2の転換がB1フレームより生じた場合にB1及びB2フレームの大部分のMBタイプは逆方向動き補償になる。なぜなら、B1、I2またはP2の場合にほぼ類似した映像であるからである。(b)のように場面S1及びS2の転換がB2フレームより生じた場合にB1フレームの大部分のMBタイプは順方向動き補償になり、B2フレームの大部分のMBタイプは逆方向動き補償になる。(c)のように場面S1とS2の転換がI2またはP2で発生した場合にB1とB2フレームの大部分のMBタイプは逆方向動き補償になる。
もし、場面転換が発生しない場合であれば、(a)、(b)、(c)のようにB1及びB2フレームの大部分のMBタイプが特定の動き補償にはならない。すなわち、MBタイプの動き補償方向を判断して容易に場面転換如何を判断しうる。
・ウォーターマーク挿入強度
図6は、本発明の一実施例に係る挿入強度を決定するパラメータを説明するための図面である。(a)はイメージ複雑度を計算する領域を示し、(b)は動きベクトルの大きさ領域によって第2係数値を決定することを示す。
場面単位によってウォーターマーク挿入強度が決定されるが、各場面を代表する1つまたは一部フレームから場面のイメージ複雑度を計算する。例えば、場面に含まれた最初イントラフレームからイメージ複雑度を計算する。(a)は場面の最初イントラフレームのDCTブロックを示す。DCTブロックで(0,0)はDC成分であってイメージ複雑度計算では除き、AC成分だけでイメージ複雑度を計算する。実際に、あらゆるAC成分でイメージ複雑度を計算してもよく、(a)のように一部のAC成分だけでイメージ複雑度を計算しても良い。イメージ複雑度は多様な方式で決定しても良いが、この実施例では計算を簡単にするために絶対値の和で数学式1のように計算する。
Figure 2005341525
ICはイメージ複雑度を意味し、Aはイメージ複雑度を計算する領域を意味する。DCT(i,j)はDCTブロックの(i,j)ブロックピクセルのDCT係数を意味する。
図6でA={(0,1),(0,2),(0,3),(1,0),(1,1),(1,2),(2,0),(2,1),(3,0)}である。
場面でイメージ複雑度は数式1のようにDCTブロック毎に異ならせて計算できるが、数式2のようにフレーム全体に対して1つに決定することもできる。
Figure 2005341525
kはDCTブロックの番号を意味し、nは1フレームに含まれたDCTブロックの数を意味する。
イメージ複雑度が計算されれば、ウォーターマーク挿入強度を決定する第1係数(α)は次のように決定されうる。
If 場面転換発生
映像の複雑度(IC)計算;
If(IC>最小複雑度)
α=定数×IC;
Else
α=定数×最小複雑度;
Else
既に計算されたα使用
End
イントラフレームの場合に第1係数(α)だけで挿入強度を決定するが、インターフレームの場合には動きベクトルの大きさによってウォーターマーク挿入強度を増加させうる。(b)では動きベクトルの大きさを示しており、動きベクトルの大きさによって領域を二領域に分離した。領域1は動きベクトルが小さいことを意味し、領域2は動きベクトルが大きいことを意味する。もし、動きベクトルが(4,5)であれば、領域2に属する。動きベクトルが大きい場合には大きな第2係数(β)を与え、動きベクトルが小さい場合には小さな第2係数(β)を与える。すなわち、動きベクトルの大きさが決まった場合に第2係数は数式3のように計算されうる。
Figure 2005341525
ここで、β1及びβ2は各々領域1及び領域2の第2係数であり、β2の値がβ1の値より大きい。
一方、図6では領域を2つに分けたが、領域をさらに細分化することも可能である。
第1係数と第2係数とが決定されれば、ウォーターマーキングされたDCT映像は数式4により決定されうる。
Figure 2005341525
Iは映像のDCT領域での係数を意味し、I’はウォーターマークされた映像のDCT領域での係数を意味する。変更されるDCT領域の係数はAC成分のうち1つ以上の領域を使用する。α及びβは各々第1係数と第2係数とを意味し、Wはウォーターマークを意味する。イントラフレームの場合にも数式4によりウォーターマーキングされたDCT映像を決定できるが、第1係数だけを用いて数式5によりウォーターマーキングされたDCT映像を決定することもできる。前者の場合には第2係数はβ1値を有する。
Figure 2005341525
図7は、本発明の一実施例によってビデオシーケンスにウォーターマーキングを適用することを示す図面である。
ビデオシーケンスがある時、場面1と場面2との転換が検出された場合に場面1のイメージ複雑度は場面1の最初のイントラフレーム710で計算し、場面2のイメージ複雑度は場面2の最初イントラフレーム720で計算しうる。
ウォーターマーク挿入強度の場合、イントラフレームは場面のイメージ複雑度(IC)だけで挿入強度を決定できるが、インターフレームの場合には場面のイメージ複雑度(IC)と動きベクトル(MV)との大きさを何れも考慮して挿入強度を決定する。
-シミュレーション
シミュレーションは本発明に係る実施例の性能をテストするために行われた。シミュレーションは標準イメージシーケンスに対して行われ、実際に放送ビデオシーケンスを受信して行った。シミュレーションされたビデオシーケンスは2309個の352X288サイズのフレームを有する9個の標準イメージシーケンスより構成される。イメージはMPEG-2方式でコーディングされたイメージである。実際放送されたビデオシーケンスは320X240の大きさを有するMPEG-2方式でコーディングされた3000個のフレームである。図8の(a)はAC係数により計算されたイメージ複雑度を示す。ラインプロット(Lined-plot)は第1係数(α)を意味する。(b)は動きベクトルの大きさによって分類された領域を示す。(b)で動きベクトルは大きさによって4つの領域に分け、明るい色の場合に動きベクトルが大きい領域である。
図9Aないし図9Cは、各々ウォーターマークされたイメージと各種攻撃がある時のウォーターマークの検出結果を示す。
本発明は、デジタルコンテンツの不法な複製を防止し、デジタルコンテンツに関する著作権を保護し、所有権を主張可能にするウォーターマーキング技法が用いられる全ての分野に好適に適用されうる。
本発明の一実施例に係るコピー防止機能を有する放送受信機の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るウォーターマーク挿入装置の構成を示すブロック図である。 ウォーターマーク挿入部の構成をさらに詳細に示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るウォーターマーク挿入過程を示すフローチャートである。 本発明の一実施例に係る場面転換検出過程を示す図面である。 本発明の一実施例に係る挿入強度を決定するパラメータを説明するための図面である。 本発明の一実施例によってビデオシーケンスにウォーターマーキングを適用することを示す図面である。 本発明の実施例によって計算されたイメージ複雑度及び動きベクトルの大きさに係るフレームの領域分類の実験結果を示す図面である。 本発明の実施例によってウォーターマーキングされたイメージに対する多様な攻撃がある場合のウォーターマーク検出結果を示す図面である。 本発明の実施例によってウォーターマーキングされたイメージに対する多様な攻撃がある場合のウォーターマーク検出結果を示す図面である。 本発明の実施例によってウォーターマーキングされたイメージに対する多様な攻撃がある場合のウォーターマーク検出結果を示す図面である。
符号の説明
102 チューナ
104 逆多重化部
106 スクランブル解除部
108 MPEGデコーダ
110 ディスプレイ信号生成部
112 オーディオ信号生成部
114 ウォーターマーク検出部
116 プリバッファ
118 場面転換検出部
120 ウォーターマーク挿入部
122 保存部
124 ビットバッファ
126 ビデオコンテンツ管理部

Claims (31)

  1. ビデオシーケンスの場面転換を検出する段階と、
    前記検出された場面の1つまたはそれ以上のフレームで場面のイメージ複雑度を計算して場面単位のウォーターマークの挿入強度を決定する段階と、
    前記決定された挿入強度によってビデオシーケンスにウォーターマークを挿入する段階と、を含むビデオウォーターマーキング方法。
  2. 前記イメージ複雑度計算に用いられるフレームは各場面の最初のイントラフレームである請求項1に記載のビデオウォーターマーキング方法。
  3. 前記イメージ複雑度はDCT領域のAC係数のうち一部の係数により決定される請求項2に記載のビデオウォーターマーキング方法。
  4. 前記イメージ複雑度は前記AC係数のうち一部の係数の絶対値の和で決定される請求項3に記載のビデオウォーターマーキング方法。
  5. 前記イメージ複雑度が最小イメージ複雑度を超える時に前記係数は、前記イメージ複雑度に所定の比例定数値を乗算して得られ、前記イメージ複雑度が最小イメージ複雑度以下である時に前記係数は、最小イメージ複雑度に前記比例定数値を乗算して得られる請求項1に記載のビデオウォーターマーキング方法。
  6. 前記場面転換如何はBフレームのマクロブロックタイプの動き補償方向によって判断される請求項1に記載のビデオウォーターマーキング方法。
  7. ビデオシーケンスの場面転換を検出する段階と、
    前記検出された場面の1つまたはそれ以上のフレームで場面のイメージ複雑度を計算して場面単位のウォーターマークの挿入強度を決定する第1係数を得る段階と、
    前記ビデオシーケンスのインターフレームの動きベクトルを大きさによってウォーターマークの挿入強度を決定する第2係数を得る段階と、
    イントラフレームに対しては前記第1係数によって決定された挿入強度によってビデオシーケンスにウォーターマークを挿入し、インターフレームに対しては前記第1係数及び第2係数によって決定された挿入強度によってウォーターマークを挿入する段階と、を含むビデオウォーターマーキング方法。
  8. 前記イメージ複雑度計算に用いられるフレームは各場面の最初のイントラフレームである請求項7に記載のビデオウォーターマーキング方法。
  9. 前記イメージ複雑度はDCT領域のAC係数のうち一部の係数により決定される請求項8に記載のビデオウォーターマーキング方法。
  10. 前記イメージ複雑度は前記AC係数のうち一部の係数の絶対値の和で決定される請求項9に記載のビデオウォーターマーキング方法。
  11. 前記イメージ複雑度が最小イメージ複雑度を超える時に前記第1係数は、前記イメージ複雑度に所定の比例定数値を乗算して得られ、前記イメージ複雑度が最小イメージ複雑度以下である時に前記第1係数は、最小イメージ複雑度に前記比例定数値を乗算して得られる請求項7に記載のビデオウォーターマーキング方法。
  12. 前記第2係数は前記インターフレームの動きベクトルの大きさ区間別に決定される請求項7に記載のビデオウォーターマーキング方法。
  13. 場面転換はBフレームのマクロブロックタイプの動き補償方向によって決定される請求項7に記載のビデオウォーターマーキング方法。
  14. 前記挿入されるウォーターマークはウォーターマークメッセージをウォーターマークキーを通じて帯域拡散させて得られる請求項7に記載のビデオウォーターマーキング方法。
  15. ビデオシーケンスの場面転換を検出する場面転換検出部と、
    前記検出された場面の1つまたはそれ以上のフレームでウォーターマークの挿入強度を決定するのに用いる場面のイメージ複雑度を計算するイメージ複雑度計算部と、
    前記決定された挿入強度によってビデオシーケンスにウォーターマークを挿入するウォーターマーク挿入部と、を含むビデオウォーターマーキング装置。
  16. 前記ウォーターマーク挿入部は、ビデオシーケンスにウォーターマークを挿入する時の挿入強度を前記イメージ複雑度と前記ビデオシーケンスのインターフレームの動きベクトルの大きさとを考慮して決定し、前記挿入強度によって前記ビデオシーケンスにウォーターマークを挿入する請求項15に記載のビデオウォーターマーキング装置。
  17. 前記イメージ複雑度計算部は前記イメージ複雑度計算に各場面の最初イントラフレームを使用する請求項15に記載のビデオウォーターマーキング装置。
  18. 前記イメージ複雑度はDCT領域のAC係数のうち一部の係数により決定される請求項17に記載のビデオウォーターマーキング装置。
  19. 前記イメージ複雑度は前記AC係数のうち一部の係数の絶対値の和で決定される請求項18に記載のビデオウォーターマーキング装置。
  20. 前記イメージ複雑度が最小イメージ複雑度を超える時に前記イメージ複雑度計算部は前記イメージ複雑度に所定の比例定数値を乗算して前記イメージ複雑度を計算し、前記イメージ複雑度が最小イメージ複雑度以下である時に前記イメージ複雑度は最小イメージ複雑度に前記比例定数値を乗算して得られる請求項15に記載のビデオウォーターマーキング装置。
  21. 場面転換検出部はBフレームのマクロブロックタイプの動き補償方向によって場面転換如何を決定する請求項15に記載のビデオウォーターマーキング装置。
  22. 前記ウォーターマーク挿入部は、ウォーターマークメッセージをウォーターマークキーを通じて帯域拡散させてビデオシーケンスに挿入されるウォーターマークを得る請求項15に記載のビデオウォーターマーキング装置。
  23. 入力されたビデオシーケンスに関する権限によってウォーターマークに含まれるウォーターマークメッセージを決定する段階と、
    前記ビデオシーケンスの各場面の最初イントラフレームのイメージ複雑度を用いて場面単位でウォーターマークの挿入強度を決定する段階と、
    決定された挿入強度によってビデオシーケンスにウォーターマークを挿入する段階と、
    前記ビデオシーケンスに挿入されたウォーターマークを検出し、検出されたウォーターマークに含まれたメッセージによって前記ビデオシーケンスを取扱う段階と、を含むウォーターマーキングを用いたビデオコンテンツの保護方法。
  24. 前記ウォーターマークの挿入強度を決定する段階は、各場面の最初イントラフレームで場面単位のイメージ複雑度を計算して第1係数を得る段階と、各インターフレームの動きベクトルの大きさによって第2係数を得る段階、イントラフレームに対しては前記第1係数によって挿入強度を決定し、インターフレームに対しては前記第1係数及び第2係数によって挿入強度を決定する請求項23に記載のウォーターマーキングを用いたビデオコンテンツの保護方法。
  25. 前記イメージ複雑度はDCT領域のAC係数のうち一部の係数を用いて計算する請求項24に記載のウォーターマーキングを用いたビデオコンテンツの保護方法。
  26. 前記ビデオシーケンスの各場面はBフレームのマクロブロックタイプの動き補償方向によって区別する請求項23に記載のウォーターマーキングを用いたビデオコンテンツの保護方法。
  27. 前記挿入されるウォーターマークは前記決定されたウォーターマークメッセージをウォーターマークキーを通じて帯域拡散させて得られる請求項23に記載のウォーターマーキングを用いたビデオコンテンツの保護方法。
  28. 入力されたビデオシーケンスの権限によってウォーターマークに含まれるウォーターマークメッセージを決定するメッセージ決定部と、
    前記ビデオシーケンスの場面転換を検出し、検出された各場面の最初イントラフレームのイメージ複雑度を用いて場面単位でウォーターマークの挿入強度を決定し、前記決定された挿入強度によってビデオシーケンスにウォーターマークを挿入するウォーターマーク挿入部と、
    前記ビデオシーケンスに挿入されたウォーターマークを検出するウォーターマーク検出部と、
    前記検出されたウォーターマークに含まれたメッセージによって前記ビデオシーケンスを取扱うビデオコンテンツ管理部と、を含むウォーターマーキングを用いたビデオコンテンツの保護装置。
  29. 前記ウォーターマークの挿入部は各場面の最初イントラフレームで場面単位のイメージ複雑度を計算して第1係数を得、各インターフレームの動きベクトルの大きさによって第2係数を得、イントラフレームに対しては前記第1係数による挿入強度でウォーターマークを挿入し、インターフレームに対しては前記第1係数及び第2係数による挿入強度でウォーターマークを挿入する請求項28に記載のウォーターマーキングを用いたビデオコンテンツの保護装置。
  30. 前記ビデオシーケンスでBフレームのマクロブロックタイプの動き補償方向によって場面転換如何を検出する場面転換検出部をさらに含む請求項28に記載のウォーターマーキングを用いたビデオコンテンツの保護装置。
  31. 請求項1ないし14と、請求項23ないし27のうち何れか1項に記載の方法を実行するためのコンピュータ可読プログラムを記録した記録媒体。
JP2004332407A 2004-05-27 2004-11-16 ビデオウォーターマーキング方法及び装置と、ビデオウォーターマーキングを用いたビデオコンテンツの保護方法及び装置 Pending JP2005341525A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR20040037756A KR100643273B1 (ko) 2004-05-27 2004-05-27 비디오 워터마킹 방법 및 장치와, 비디오 워터마킹을 이용한 비디오 콘텐츠 보호방법 및 장치

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005341525A true JP2005341525A (ja) 2005-12-08

Family

ID=35425298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004332407A Pending JP2005341525A (ja) 2004-05-27 2004-11-16 ビデオウォーターマーキング方法及び装置と、ビデオウォーターマーキングを用いたビデオコンテンツの保護方法及び装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20050265576A1 (ja)
JP (1) JP2005341525A (ja)
KR (1) KR100643273B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013150058A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 映像表示装置
WO2014002896A1 (ja) * 2012-06-29 2014-01-03 ソニー株式会社 符号化装置および符号化方法、復号装置および復号方法

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2894759A1 (fr) * 2005-12-12 2007-06-15 Nextamp Sa Procede et dispositif de tatouage sur flux
KR101018389B1 (ko) * 2009-02-26 2011-03-02 고려대학교 산학협력단 워터마크 삽입 영상 제작 장치 및 방법
KR101240467B1 (ko) 2009-06-30 2013-03-11 한국전자통신연구원 동영상 저작권 보호 장치, 동영상 저작권 보호 방법 및 기록매체
KR101490686B1 (ko) * 2010-10-29 2015-02-06 에스케이플래닛 주식회사 비디오 인코딩 장치 및 방법
KR20120060350A (ko) * 2010-12-02 2012-06-12 삼성전자주식회사 영상처리장치 및 그 제어방법
JP5760438B2 (ja) * 2010-12-28 2015-08-12 富士通株式会社 電子透かし埋め込み装置、電子透かし埋め込み方法及び電子透かし埋め込み用コンピュータプログラムならびに電子透かし検出装置
KR20130112313A (ko) 2012-04-03 2013-10-14 삼성전자주식회사 영상에 관련된 정보를 영상에 임베딩하기 위한 방법 및 장치
DK2905970T3 (en) * 2014-02-05 2016-11-28 Nagravision Sa Method and receiving apparatus arranged for marking digital media content
KR101756759B1 (ko) 2016-01-07 2017-07-12 주식회사 마크애니 화질 손상을 방지하는 동영상 스트림에 대한 부가 데이터 삽입 방법 및 장치
US10972807B2 (en) 2018-04-06 2021-04-06 Deluxe One Llc Dynamic watermarking of digital media content at point of transmission
KR102110163B1 (ko) * 2018-09-07 2020-05-14 주식회사 비지트 블록체인을 이용한 vr 컨텐츠의 워터마크 관리 시스템 및 방법
US10783377B2 (en) * 2018-12-12 2020-09-22 Sap Se Visually similar scene retrieval using coordinate data
US10958926B2 (en) 2019-01-03 2021-03-23 International Business Machines Corporation Digitally watermarked compressed video image sequences
CN115278314B (zh) * 2022-07-08 2023-10-13 南京大学 一种多值数字视频水印嵌入及盲提取方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5479211A (en) * 1992-04-30 1995-12-26 Olympus Optical Co., Ltd. Image-signal decoding apparatus
JP2581421B2 (ja) * 1993-11-25 1997-02-12 日本電気株式会社 動画像圧縮符号化方法
KR100213015B1 (ko) * 1994-03-31 1999-08-02 윤종용 양자화 방법 및 회로
US7224819B2 (en) * 1995-05-08 2007-05-29 Digimarc Corporation Integrating digital watermarks in multimedia content
US6201879B1 (en) * 1996-02-09 2001-03-13 Massachusetts Institute Of Technology Method and apparatus for logo hiding in images
US6101276A (en) * 1996-06-21 2000-08-08 Compaq Computer Corporation Method and apparatus for performing two pass quality video compression through pipelining and buffer management
JP3109575B2 (ja) * 1996-09-30 2000-11-20 日本電気株式会社 画像データ処理装置
EP0860997B1 (en) * 1997-02-24 2008-12-10 Nec Corporation Digital data encode system
US6473516B1 (en) * 1998-05-22 2002-10-29 Asa Systems, Inc. Large capacity steganography
US6522769B1 (en) * 1999-05-19 2003-02-18 Digimarc Corporation Reconfiguring a watermark detector
US7346776B2 (en) * 2000-09-11 2008-03-18 Digimarc Corporation Authenticating media signals by adjusting frequency characteristics to reference values
JP2004513586A (ja) * 2000-11-07 2004-04-30 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 透かしを情報信号に埋め込む方法及び装置
KR100778468B1 (ko) * 2000-12-12 2007-11-21 엘지전자 주식회사 움직임 추정 최적화 방법 및 장치
US7366909B2 (en) * 2002-04-29 2008-04-29 The Boeing Company Dynamic wavelet feature-based watermark
KR100794797B1 (ko) * 2002-10-14 2008-01-21 삼성전자주식회사 디지털 a/v 데이터의 기록/재생 장치 및 그 제어방법
US7406123B2 (en) * 2003-07-10 2008-07-29 Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. Visual complexity measure for playing videos adaptively

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013150058A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 映像表示装置
WO2014002896A1 (ja) * 2012-06-29 2014-01-03 ソニー株式会社 符号化装置および符号化方法、復号装置および復号方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20050112634A (ko) 2005-12-01
US20050265576A1 (en) 2005-12-01
KR100643273B1 (ko) 2006-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050265576A1 (en) Video watermarking method and apparatus, and video content protecting method and apparatus using video watermarking
KR100553469B1 (ko) 전자 워터마크 데이터 삽입 장치 및 전자 워터마크 데이터 검출 장치
US8995711B2 (en) Efficient watermarking approaches of compressed media
Doerr et al. A guide tour of video watermarking
KR100290330B1 (ko) 디지탈데이터용식별데이터삽입및검출시스템
US7920713B2 (en) Recorded video broadcast, streaming, download, and disk distribution with watermarking instructions
KR101168500B1 (ko) 멀티미디어 컨텐츠에 워터마크 정보를 동적으로 임베딩하는 방법, 장치 및 시스템
EP1164543A2 (en) Digital information embedding/extracting
JP3137022B2 (ja) 動画像エンコード装置
US20060107056A1 (en) Techniques to manage digital media
Su et al. A practical design of digital video watermarking in H. 264/AVC for content authentication
Du et al. Lossless authentication of MPEG-2 video
US20060133477A1 (en) Combined video decoder and watermark creator
JP4035257B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JPH11284843A (ja) ウォ―タマ―クをディジタル画像シ―ケンスのビットストリ―ム表現に組み込むための方法及び装置
KR19980071869A (ko) 디지털 데이터 인코드 시스템
Mareen et al. A novel video watermarking approach based on implicit distortions
JP2008522522A (ja) ビデオフィンガープリントのシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品
Biswas et al. MPEG-2 digital video watermarking technique
Linnartz et al. MPEG PTY-marks: Cheap detection of embedded copyright data in DVD-video
Simitopoulos et al. Encryption and watermarking for the secure distribution of copyrighted MPEG video on DVD
Seong et al. Scene-based watermarking method for copy protection using image complexity and motion vector amplitude
JP3269442B2 (ja) 画像データの不正流用防止システム
Setyawan et al. Extended Differential Energy Watermarking (XDEW) algorithm for low bit-rate video watermarking
KR101067145B1 (ko) 워터마킹 삽입/추출 장치 및 그 방법과 그를 이용한디지털 저작권 관리 시스템 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080408

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091006