JP2005339287A - プログラム実行システム、中央装置、プログラム実行方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 グリッドコンピュータを構成するコンピュータの使用状態を、ダミープログラムを実行させることによる実行時間の相違に応じて的確に把握しつつプログラム実行用のコンピュータを選択することができるプログラム実行システム、中央装置、プログラム実行方法及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】 中央装置と、該中央装置と通信手段を介して接続してある複数の端末装置とを備え、中央装置は、実行させるプログラムより処理負荷の小さいダミープログラムを複数の端末装置に対して定期的又は不定期に配布し、配布したダミープログラムの実行完了を示す実行完了信号を端末装置から受信し、ダミープログラムの配布時点から実行完了信号を受信した時点までの実行時間を算出して記憶し、記憶した実行時間に応じて、プログラムを実行させる一又は複数の端末装置を選択する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、通信手段を介して接続されている端末装置上で実行させることが可能なプログラムを、実行時間が短くなるように配布することができるプログラム実行システム、中央装置、プログラム実行方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年のコンピュータによる処理能力の急速な向上、及びインターネット等の通信環境の普及によって、一般家庭も含めて高性能のCPUを搭載したコンピュータが広く配布された状況となっている。それに伴い、コンピュータに搭載したCPUの演算処理能力を使い切ることができないコンピュータが急激に増加しており、このような、いわゆる休眠状態にあるコンピュータのCPUを如何に活用するかが大きな課題となりつつある。
すなわち、演算処理対象となるプログラムには、比較的単純な演算処理を繰り返し実行する、メモリへのアクセス頻度が過大である等により演算処理負荷が膨大になっているプログラムも存在する。斯かるプログラムの実行をより短時間で完了させるためには、CPUの性能向上による演算処理時間の短縮を図る必要があり、コンピュータの大型化に伴う各種の費用増大の一因となっていた。
そこで、ネットワークを介して接続してある複数のコンピュータで並列処理することにより、高性能かつ高価なコンピュータを用いる場合と同様の演算処理能力を、安価なコンピュータを大量に用いて性能向上を図るグリッドコンピュータを用いることが多くなってきた。グリッドコンピュータとは、複数のコンピュータをネットワーク等の通信手段を介して接続し、仮想的な1台のコンピュータとして用いるコンピュータシステムの総称である。
例えば、特許文献1には、ネットワークで結合された複数の計算機で構成するクライアントサーバシステムにおいて、動的な計算資源情報、例えば計算機負荷、障害発生の有無等の情報を収集して、負荷の分散が適切になるよう制御することができる分散計算機システム管理方式が開示されている。本分散計算機システム管理方式では、クライアント計算機の負荷分散を制御することにより、クライアントサーバシステム全体のスループットの向上を図っている。
また、特許文献2には、グリッドの各コンピュータのCPU利用率を常時監視し、各コンピュータ間のCPU利用率のバラツキを抑制するよう制御することができるグリッドコンピューティングシステムが開示されている。本グリッドコンピューティングシステムでは、CPU利用率の低いCPUに対してワークロードを割当てるよう制御する、例えば実行対象となるプログラムを複数のコンピュータに配布することにより、グリッドコンピュータ全体のスループットの向上を図っている。
特開平6−274432号公報 特開2004−038972号公報
上述した従来のグリッドコンピューティング環境では、ワークロードの割当て対象となるコンピュータの処理負荷を略リアルタイム的に収集して、各コンピュータの処理負荷の均等化を図っている。したがって、各コンピュータのCPU使用率を均等にすることはできるが、各コンピュータ毎に相違しているメモリ使用状況等を考慮してワークロードの割当先を選択することができず、グリッドコンピュータのスループットの向上を保証することができないという問題点があった。
すなわち、グリッドコンピュータでは、ネットワークを介して接続されている各コンピュータの導入環境が均一でないことを前提としている。したがって、たとえCPU使用率が低い状態であっても、メモリ搭載容量が過小であるコンピュータでは、他のワークロードが割り当てられた場合に演算処理の速度の向上は期待できない。したがって、CPU使用率とグリッドコンピュータ全体のスループットとは必ずしも比例するものではなく、各コンピュータの使用状態を正確に把握し、適切なコンピュータを選択する必要が生じる。
また、一旦ネットワークに接続されたコンピュータであっても、ネットワーク構成が変更される、内蔵メモリの増設又は取り外し、CPUのアップグレード等、あるいは新規コンピュータの増設、ネットワークからの取り外し等に応じて、グリッドコンピューティング環境は、日々刻々と変動する。斯かる変動をCPU使用率に基づいて把握することは困難であり、必要な全ての情報を略リアルタイム的に収集することも、ネットワーク負荷、CPU負荷の観点から、グリッドコンピューティング環境を構築した趣旨に反し、望ましくない。
さらに、1つのコンピュータ上でも、使用する時間帯によっては演算処理負荷の大小が生じうる。例えば、出勤直後と退社直前に負荷が集中する出退勤管理コンピュータ、日報作成コンピュータ等では、演算処理負荷が一定時間帯に集中することが容易に予想できる。演算処理負荷の偏在は、1日の時間帯別だけでなく、例えば1週間では何曜日に演算処理が集中するか、1ヶ月では何日に演算処理が集中するか、1年では何月に演算処理が集中するか等、それぞれ演算処理が集中する時期が変動する。斯かる変動を考慮に入れつつ適切なコンピュータを選択する必要があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、グリッドコンピュータを構成するコンピュータの使用状態を、ダミープログラムを実行させることによる実行時間の相違に応じて的確に把握し、適切なコンピュータをプログラム実行用のコンピュータを選択することができるプログラム実行システム、中央装置、プログラム実行方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1発明に係るプログラム実行システムは、中央装置と、該中央装置と通信手段を介して接続してある複数の端末装置とを備え、前記中央装置は、一又は複数の端末装置を選択し、選択した一又は複数の端末装置に対して実行させるプログラムを配布し、選択された一又は複数の端末装置は、配布されたプログラムを実行するプログラム実行システムにおいて、前記中央装置は、実行させるプログラムより処理負荷の小さいダミープログラムを前記複数の端末装置に対して定期的又は不定期に配布するダミープログラム配布手段と、該ダミープログラム配布手段で配布した前記ダミープログラムの実行完了を示す実行完了信号を前記端末装置から受信する実行完了信号受信手段と、ダミープログラムの配布時点から実行完了信号を受信した時点までの実行時間を算出して記憶する実行時間記憶手段と、該実行時間記憶手段で記憶した実行時間に応じて、前記プログラムを実行させる一又は複数の端末装置を選択する端末装置選択手段とを備えることを特徴とする。
第1発明に係るプログラム実行システムでは、中央装置は、端末装置で実行させるプログラムよりも処理負荷の小さいダミープログラムを実行させた実行時間を、複数の端末装置毎に算出して記憶しておき、記憶してある実行時間に応じて、該プログラムを実行させる一又は複数の端末装置を選択する。これにより、ダミープログラムの実行時間を中央装置に記憶しておき、中央装置が実行対象であるプログラムの配布先となる端末装置を選択する場合、端末装置でのプログラムの実行開始時刻に基づいて、中央装置に記憶してある実行時間を抽出する。そして、抽出した実行時間の大小に応じて、実行対象であるプログラムの実行完了時間を推定し、推定した実行完了時間が短くなるようにプログラムの配布先を選択することができることから、グリッドコンピュータのスループットを確実に向上させることが可能となる。
また、第2発明に係るプログラム実行システムは、第1発明において、前記端末装置選択手段は、記憶してある実行時間に応じて、前記ダミープログラムの実行時間が最短となる一又は複数の端末装置を選択するようにしてあることを特徴とする。
第2発明に係るプログラム実行システムでは、記憶してあるダミープログラムの実行時間に応じて、ダミープログラムの実行時間が最も短くなるよう、実行対象となるプログラムの配布先となる端末装置を選択する。これにより、ダミープログラムの実行時間を実行対象となるプログラムの実行完了時間であると想定することで、実際に実行しなければ正確に把握することができないプログラムの実行時間を推定することなく、容易に把握することができるダミープログラムの実行時間に応じて、グリッドコンピュータのスループットを最大とする端末装置を選択することが可能となる。
また、第3発明に係る中央装置は、一又は複数の送信先を選択し、一又は複数の送信先に対してプログラムを配布する中央装置において、実行させるプログラムより処理負荷の小さいダミープログラムを前記複数の送信先に対して定期的又は不定期に配布するダミープログラム配布手段と、該ダミープログラム配布手段で配布した前記ダミープログラムの実行完了を示す実行完了信号を前記複数の送信先から受信する実行完了信号受信手段と、ダミープログラムの配布時点から実行完了信号を受信した時点までの実行時間を算出して記憶する実行時間記憶手段と、該実行時間記憶手段で記憶した実行時間に応じて、前記プログラムを実行させる一又は複数の送信先を選択する送信先選択手段とを備えることを特徴とする。
第3発明に係る中央装置では、中央装置は、送信先である端末装置で実行させるプログラムよりも処理負荷の小さいダミープログラムを実行させた実行時間を、複数の端末装置毎に算出して記憶しておき、記憶してある実行時間に応じて、該プログラムを実行させる一又は複数の端末装置を送信先として選択する。これにより、ダミープログラムの実行時間を中央装置に記憶しておき、中央装置が実行対象であるプログラムの配布先となる端末装置を選択する場合、端末装置でのプログラムの実行開始時刻に基づいて、中央装置に記憶してある実行時間を抽出する。そして、抽出した実行時間の大小に応じて、実行対象であるプログラムの実行完了時間を推定し、推定した実行完了時間が短くなるようにプログラムの配布先を選択することができることから、グリッドコンピュータのスループットを確実に向上させることが可能となる。
第4発明に係るプログラム実行方法は、中央装置と、該中央装置と通信手段を介して接続してある複数の端末装置とを備え、前記中央装置は、一又は複数の端末装置を選択し、選択した一又は複数の端末装置に対して実行させるプログラムを配布し、選択された一又は複数の端末装置は、配布されたプログラムを実行するプログラム実行方法において、前記中央装置は、実行させるプログラムより処理負荷の小さいダミープログラムを前記複数の端末装置に対して定期的又は不定期に配布し、配布した前記ダミープログラムの実行完了を示す実行完了信号を前記端末装置から受信し、ダミープログラムの配布時点から実行完了信号を受信した時点までの実行時間を算出して記憶し、記憶した実行時間に応じて、前記プログラムを実行させる一又は複数の端末装置を選択することを特徴とする。
第4発明に係るプログラム実行方法では、中央装置は、端末装置で実行させるプログラムよりも処理負荷の小さいダミープログラムを実行させた実行時間を、複数の端末装置毎に算出して記憶しておき、記憶してある実行時間に応じて、該プログラムを実行させる一又は複数の端末装置を選択する。これにより、ダミープログラムの実行時間を中央装置に記憶しておき、中央装置が実行対象であるプログラムの配布先となる端末装置を選択する場合、端末装置でのプログラムの実行開始時刻に基づいて、中央装置に記憶してある実行時間を抽出する。そして、抽出した実行時間の大小に応じて、実行対象であるプログラムの実行完了時間を推定し、推定した実行完了時間が短くなるようにプログラムの配布先を選択することができることから、グリッドコンピュータのスループットを確実に向上させることが可能となる。
第5発明に係るコンピュータプログラムは、一又は複数の送信先を選択し、選択した一又は複数の送信先に対して前記プログラムを配布する中央装置で実行することが可能なコンピュータプログラムにおいて、実行させるプログラムより処理負荷の小さいダミープログラムを前記複数の送信先に対して定期的又は不定期に配布するダミープログラム配布手段と、該ダミープログラム配布手段で配布した前記ダミープログラムの実行完了を示す実行完了信号を前記送信先から受信する実行完了信号受信手段と、ダミープログラムの配布時点から実行完了信号を受信した時点までの実行時間を算出して記憶する実行時間記憶手段と、該実行時間記憶手段で記憶した実行時間に応じて、前記プログラムを実行させる一又は複数の送信先を選択する送信先選択手段とを含むことを特徴とする。
第5発明に係るコンピュータプログラムでは、中央装置は、送信先である端末装置で実行させるプログラムよりも処理負荷の小さいダミープログラムを実行させた実行時間を、複数の端末装置毎に算出して記憶しておき、記憶してある実行時間に応じて、該プログラムを実行させる一又は複数の端末装置を送信先として選択する。これにより、ダミープログラムの実行時間を中央装置に記憶しておき、中央装置が実行対象であるプログラムの配布先となる端末装置を選択する場合、端末装置でのプログラムの実行開始時刻に基づいて、中央装置に記憶してある実行時間を抽出する。そして、抽出した実行時間の大小に応じて、実行対象であるプログラムの実行完了時間を推定し、推定した実行完了時間が短くなるようにプログラムの配布先を選択することができることから、グリッドコンピュータのスループットを確実に向上させることが可能となる。
第1発明、第3発明、第4発明及び第5発明によれば、ダミープログラムの実行時間を中央装置に記憶しておき、中央装置が実行対象であるプログラムの配布先となる端末装置を選択する場合、端末装置でのプログラムの実行開始時刻に基づいて、中央装置に記憶してある実行時間を抽出する。そして、抽出した実行時間の大小に応じて、実行対象であるプログラムの実行完了時間を推定し、推定した実行完了時間が短くなるようにプログラムの配布先を選択することができることから、グリッドコンピュータのスループットを確実に向上させることが可能となる。
第2発明によれば、ダミープログラムの実行時間を実行対象となるプログラムの実行完了時間であると想定することで、実際に実行しなければ正確に把握することができないプログラムの実行時間を推定することなく、容易に把握することができるダミープログラムの実行時間に応じて、グリッドコンピュータのスループットを最大とする端末装置を選択することが可能となる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1に係るプログラム実行システムについて図面に基づいて具体的に説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係るプログラム実行システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態1に係るプログラム実行システムは、中央装置1にLAN3を介して通信することが可能となるよう接続されている複数の端末装置2、2、・・・、及びインターネット4を介して通信することが可能となるよう接続されている複数の端末装置2、2、・・・で、1つのグリッドコンピュータを構成している。なお、中央装置1と端末装置2、2、・・・とを接続する通信手段は、これらに限定されるものではない。
図2は、本発明の実施の形態1に係るプログラム実行システムの中央装置1の構成を示すブロック図である。中央装置1は、少なくとも、CPU(中央演算装置)11、記憶手段12、RAM13、LAN3、インターネット4等の外部の通信手段と接続する通信インタフェース14、入力手段15、出力手段16及びDVD、CD等の可搬型記録媒体18を用いる補助記憶手段17で構成される。
CPU11は、内部バス19を介して中央装置1の上述したようなハードウェア各部と接続されており、上述したハードウェア各部を制御するとともに、記憶手段12に記憶されている処理プログラム、例えばプログラムローダとして、プログラムをロードして実行するプログラムに従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。
記憶手段12は、内蔵される固定型記憶装置(ハードディスク)、ROM等で構成され、通信インタフェース14を介した外部のコンピュータ、又はDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体18から取得した、中央装置1として機能させるために必要な処理プログラムを記憶している。記憶手段12は、処理プログラムだけではなく、LAN3、インターネット4等のネットワークを介して接続してある端末装置2、2、・・・を識別する情報に対応付けて、ダミープログラムを実行した場合の実行時間を記憶するダミープログラム実行時間データベース121を記憶してある。
RAM13は、DRAM、フラッシュメモリ等で構成され、ソフトウェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。通信インタフェース14は内部バス18に接続されており、LAN3、インターネット4等と通信することができるよう接続することにより、処理に必要とされるデータを送受信する。
入力手段15は、画面上に表示された単語を選択するマウス等のポインティングデバイス、又は画面上でテキストデータを打鍵により入力するキーボード等である。出力手段16は、画像を表示出力する液晶表示装置(LCD)、表示ディスプレイ(CRT)等の表示装置である。
補助記憶手段17は、CD、DVD等の可搬型記録媒体18を用い、記憶手段12へ、CPU11が処理するプログラム、データ等をダウンロードする。また、CPU11が処理したデータをバックアップすべく書き込むことも可能である。
図3は、本発明の実施の形態1に係るプログラム実行システムの端末装置2の構成を示すブロック図である。端末装置2は、少なくとも、CPU(中央演算装置)21、記憶手段22、RAM23、LAN3、インターネット4等の外部の通信手段と接続する通信インタフェース24、入力手段25、出力手段26で構成される。
CPU21は、内部バス27を介して端末装置2の上述したようなハードウェア各部と接続されており、上述したハードウェア各部を制御するとともに、記憶手段22に記憶されている処理プログラム、例えば中央装置1から転送されてきたプログラムを記憶し、記憶したプログラムに対するローダとして、プログラムをロードして実行するプログラムに従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。
記憶手段22は、内蔵される固定型記憶装置(ハードディスク)、ROM等で構成され、通信インタフェース24を介した外部のコンピュータ、又はDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体から取得した、端末装置2として機能させるために必要な処理プログラムを記憶している。また、中央装置1から配布された実行対象となるプログラムを記憶し、該プログラムをCPU21により実行させる起動プログラムも記憶してある。
RAM23は、DRAM、フラッシュメモリ等で構成され、ソフトウェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。通信インタフェース24は内部バス27に接続されており、LAN3、インターネット4等と通信することができるよう接続することにより、処理に必要とされるデータ、プログラムを送受信する。
入力手段25は、画面上に表示された単語を選択するマウス等のポインティングデバイス、又は画面上でテキストデータを打鍵により入力するキーボード等である。出力手段26は、画像を表示出力する液晶表示装置(LCD)、表示ディスプレイ(CRT)等の表示装置である。
以下、上述した構成の中央装置1を用いたプログラム実行システムの動作について説明する。図4は、本発明の実施の形態1に係るプログラム実行システムで用いる中央装置1のCPU11の処理手順を示すフローチャートである。
中央装置1のCPU11は、一定期間毎、例えば1時間毎に、LAN3、インターネット4等の通信手段を介して接続してある各端末装置2、2、・・・の状態を検知すべく、テスト用のダミープログラムを各端末装置2、2、・・・へ配布する(ステップS401)。テスト用のダミープログラムは、記憶手段12に記憶しておく。そして、CPU11は、タイマ等の計時手段を用いて、テスト用のダミープログラムを各端末装置2、2、・・・へ配布した時点からの時間を計測する。
テスト用のダミープログラムは、実際に端末装置2、2、・・・で実行の対象となるプログラムよりも規模の小さなプログラムであり、演算処理負荷も小さい。本実施の形態1では、3種類のダミープログラムを準備した。
1つは、CPU21の処理負荷が大きいダミープログラム(以下、ダミープログラムAという)である。ダミープログラムAは、例えば内部に多くのループ処理を組込み、CPU21に必要以上の処理負荷が生じるよう工夫したプログラムである。ダミープログラムAを配布して各端末装置2、2、・・・での実行時間を抽出することで、CPU使用率に余裕のある端末装置2、2、・・・を特定することが可能となる。
今1つは、メモリ(RAM)23へのアクセス頻度が高いダミープログラム(以下、ダミープログラムBという)である。ダミープログラムBを、十分な容量のRAM23を搭載している端末装置2、2、・・・で実行した場合、ダミープログラムBの実行時間に影響は出ないのに対し、不十分な容量のRAM23しか搭載していない端末装置2、2、・・・で実行する場合は、ページング等が頻繁に生じることによりダミープログラムBの実行時間が長くなる。これにより、端末装置2、2、・・・のどれが十分なRAM23を搭載しているコンピュータであるか否かを判別することが可能となる。
今1つは、大容量のデータ、例えばイメージデータの入出力を行うダミープログラム(以下、ダミープログラムCという)である。ダミープログラムCを、十分な転送速度を得ることができるLAN3、インターネット4等の通信手段を介して接続してある端末装置2、2、・・・で実行した場合、ダミープログラムCの実行時間に影響は出ないのに対し、不十分な転送速度しか得ることができないLAN3、インターネット4等の通信手段を介して接続してある端末装置2、2、・・・で実行する場合は、通信手段がボトルネックとなりダミープログラムCの実行時間が長くなる。これにより、端末装置2、2、・・・のどれが十分な転送速度を得ることができるLAN3、インターネット4等の通信手段を介して接続してあるコンピュータであるか否かを判別することが可能となる。
なお、ダミープログラムは、上述した3種類に限定されるものではなく、コンピュータの実行環境を特定することが可能な演算要素が組み込まれたプログラムであり、かつ大きさが過大でないプログラムであれば何でも良い。
ダミープログラムを受信した端末装置2、2、・・・は、受信したダミープログラムを記憶手段22に記憶し、CPU21により起動する。ダミープログラム起動のトリガは、受信完了時点からの経過時間に応じた自動起動であっても良いし、端末装置2の入力手段25からの起動信号入力であっても良い。CPU21は、ダミープログラムの実行の完了を検知した時点で、通信インタフェース24を介して、中央装置1に対してダミープログラム実行完了信号を送信する。
中央装置1のCPU11は、端末装置2、2、・・・から送信されてきたダミープログラム実行完了信号を受信し(ステップS402)、ダミープログラムを配布した時点からの経過時間を、配布したダミープログラムの実行時間として算出し(ステップS403)、算出したダミープログラムの実行時間を記憶手段12のダミープログラム実行時間データベース121に記憶する(ステップS404)。
図5は、ダミープログラム実行時間データベース121のデータ構成の例示図である。図5に示すように、ダミープログラム実行時間データベース121では、ダミープログラムの識別情報であるプログラムID、及び実行した端末装置2の識別情報である端末IDとをキー情報として、端末装置2、2、・・・毎に実行時間を秒単位で記憶している。
CPU11は、記憶手段12に準備してあるすべてのダミープログラムについて実行時間を算出したか否かを判断し(ステップS405)、CPU11が、実行時間を算出していないダミープログラムが存在すると判断した場合(ステップS405:NO)、CPU11は、実行時間を算出していないダミープログラムのうち1つを端末装置2、2、・・・へ配布し(ステップS406)、ステップS402へ戻す。
CPU11が、すべてのダミープログラムについて実行時間を算出したと判断した場合(S405:YES)、CPU11は、ユーザにより入力されたダミープログラムを識別する情報であるプログラムID及び実行対象となるプログラムを識別する識別情報を受け付ける(ステップS407)。
なお、プログラムID及び実行対象となるプログラムを識別する識別情報は、ユーザがプログラムを実行する際に端末装置2の入力手段25を介して入力され、通信インタフェース24を介して中央装置1へ送信される。したがって、CPU11は、受け付けたプログラムIDに基づいてダミープログラム実行時間データベース121を照会して、実行対象となるプログラムの実行時間を最短とすべく、ダミープログラムの実行時間が最も短い端末装置2を選択する(ステップS408)。
例えば、ユーザにより入力されたプログラムID「A」を受け付けた場合、CPU11は、図5に示すダミープログラム実行時間データベース121を照会して、プログラムIDが「A」であるダミープログラムの実行時間を抽出する。そして、CPU11は、ダミープログラムの実行時間が「3秒」と最も短い端末ID「P01」を、実行対象となるプログラムの実行時間が最短となる端末IDとして選択する。
プログラムの実行時間が最も短い端末装置2の選択方法は、上述した方法に限定されるものではなく、例えば、端末装置2毎に、CPU11が算出した実行時間の平均値を算出して記憶しておき、記憶してある平均実行時間が最も短い端末装置2を選択する方法であっても良い。この場合、ユーザにより入力されたプログラムID「A」を受け付けた場合、CPU11は、ダミープログラム実行時間データベース121を照会して、プログラムIDが「A」であるダミープログラムの実行時間の平均値を抽出して、平均値の最も短い端末IDを選択して、端末IDに対応した端末装置2を選択する。このようにすることで、プログラムを実行する時間帯等による生じる演算処理負荷の大小、ネットワーク負荷の大小等を均し、より客観的な数値に基づいて、グリッドコンピュータのスループットを最大とする端末装置を選択することが可能となる。
CPU11は、選択した端末装置2に対して、受け付けた識別情報に対応するプログラムを実行対象となるプログラムを送信し(ステップS409)、実行結果を端末装置2から受信する(ステップS410)。これにより、実行対象となるプログラムを最短時間で実行し、結果を収集することが可能となる。
なお、実行時間に基づいて選択する端末装置2は1つに限定されるものではなく、複数の端末装置2、2、・・・を選択するものであっても良い。例えば実行対象となるプログラムが複数に分割することが可能である場合、あるいは並列して実行することが可能であるプログラム構造である場合等は、CPU11は、分割可能な数、あるいは並列処理することが可能な数だけ実行時間が短い順に端末装置2、2、・・・を選択し、実行対象となるプログラムを選択した端末装置2、2、・・・へ配布することにより、グリッドコンピュータ全体のスループットを向上することが可能となる。
また、ユーザにより入力されたダミープログラムを識別する情報であるプログラムIDを受け付けることに限定されるものではなく、実行対象となるプログラムが、全体としてどのような特徴点を有しているか判別することができさえすれば足りる。例えば、実行対象となるプログラムのソースコードを解析しておき、実行対象となるプログラムの有する特徴点、例えばループ処理の回数が平均値よりも多い、メモリアクセス頻度が平均値よりも高い、等の特徴点に基づいてダミープログラム実行時間データベース121を照会するプログラムIDを事前に定めておくものであっても良い。あるいは、実行対象となるプログラムの実行時に、ダミープログラム実行時間データベース121を照会するプログラムIDを判断する手段を有するものであっても良い。
以上のように本実施の形態1によれば、実行対象となるプログラムを端末装置2で実行することなく、ダミープログラムの実行結果に基づいて選択すべき端末装置2を選択することができ、通信手段を介して接続されている端末装置2、2、・・・の状態に応じてグリッドコンピュータ全体のスループットを向上させることが可能となる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2に係るプログラム実行システムについて図面に基づいて具体的に説明する。図6は、本実施の形態2に係るプログラム実行システムのダミープログラム実行時間データベース121に記憶してあるデータ構成の例示図である。本実施の形態2に係るプログラム実行システムは、ダミープログラム実行時間データベース121に、端末装置2毎に、時間帯別、日別、曜日別、月別のダミープログラムの実行時間を記憶してある点に特徴を有する。なお、中央装置1、端末装置2、2、・・・の構成は実施の形態1と同様であることから、同一の符号を付することで詳細な説明は省略する。
図6に示すように、本実施の形態2では、ダミープログラム実行時間データベース121に、ダミープログラムの識別情報であるプログラムID、及び実行した端末装置2の識別情報である端末IDをキー情報として、端末装置2、2、・・・毎に実行時間を秒単位で記憶している点では実施の形態1と相違しない。しかし、ダミープログラムを端末装置2で実行した時間帯毎に実行時間を記憶しておく実行時間帯テーブル、ダミープログラムを端末装置2で実行した日毎に実行時間を記憶しておく実行日テーブル、ダミープログラムを端末装置2で実行した曜日毎に実行時間を記憶しておく実行曜日テーブル、及びダミープログラムを端末装置2で実行した月毎に実行時間を記憶しておく実行月テーブルの4つのテーブルを、プログラムIDと端末IDとの組み合わせ毎に、夫々備えている。図6は、プログラムIDが「A」の場合の端末ID毎の4つのテーブル構成を示している。
中央装置1のCPU11が、端末装置2からダミープログラムのダミープログラム実行完了信号を受信し、実行時間を算出した時点で、CPU11は、実行時間帯テーブル、実行日テーブル、実行曜日テーブル、及び実行月テーブルの4つのテーブルに対して、プログラムIDと端末IDとの組み合わせ毎に実行時間を記憶する。
なお、上述した4つのテーブルは必須ではなく、少なくとも1つ備えていれば良い。また、これらのテーブルに限定されるものではなく、端末装置2、2、・・・の使用状況に応じて選択することを補助することが可能なテーブルであればどのようなテーブルであっても良い。
以下、上述したデータ構成を有するダミープログラム実行時間データベース121を用いたプログラム実行システムの動作について説明する。図7は、本発明の実施の形態2に係るプログラム実行システムで用いる中央装置1のCPU11でのダミープログラム実行時間データベース121への実行時間を記憶する処理手順を示すフローチャートである。
中央装置1のCPU11は、一定期間毎、例えば1時間毎に、LAN3、インターネット4等の通信手段を介して接続してある各端末装置2、2、・・・の状態を検知すべく、テスト用のダミープログラムを各端末装置2、2、・・・へ配布する(ステップS701)。テスト用のダミープログラムは、記憶手段12に記憶しておく。そして、CPU11は、タイマ等の計時手段を用いて、テスト用のダミープログラムを各端末装置2、2、・・・へ配布した時点からの時間を計測する。
テスト用のダミープログラムは、実施の形態1と同様、ダミープログラムA、ダミープログラムB、ダミープログラムCの3種類を記憶手段12に記憶しておく。もちろん、ダミープログラムは、上述した3種類に限定されるものではなく、コンピュータの実行環境を特定することが可能な演算要素が組み込まれたプログラムであり、かつ大きさが過大でないプログラムであれば何でも良い。
ダミープログラムを受信した端末装置2、2、・・・は、受信したダミープログラムを記憶手段22に記憶し、CPU21により起動する。CPU21は、ダミープログラムの実行の完了を検知した時点で、通信インタフェース24を介して、中央装置1に対してダミープログラム実行完了信号を送信する。
中央装置1のCPU11は、端末装置2、2、・・・から送信されてきたダミープログラム実行完了信号を受信し(ステップS702)、ダミープログラムを配布した時点からの経過時間を、配布したダミープログラムの実行時間として算出し(ステップS703)、算出したダミープログラムの実行時間を記憶手段12のダミープログラム実行時間データベース121の実行時間帯テーブル、実行日テーブル、実行曜日テーブル、及び実行月テーブルの4つのテーブルに、プログラムIDと端末IDとの組み合わせ毎に記憶する(ステップS704)。
CPU11は、記憶手段12に準備してあるすべてのダミープログラムについて実行時間を算出したか否かを判断し(ステップS705)、CPU11が、実行時間を算出していないダミープログラムが存在すると判断した場合(ステップS705:NO)、CPU11は、実行時間を算出していないダミープログラムのうち1つを端末装置2、2、・・・へ配布し(ステップS706)、ステップS702へ戻す。
CPU11が、すべてのダミープログラムについて実行時間を算出したと判断した場合(S705:YES)、ダミープログラム実行時間データベース121への実行時間の記憶が完了する。
図8は、本発明の実施の形態2に係るプログラム実行システムで用いる中央装置1のCPU11の端末装置2を選択する処理手順を示すフローチャートである。CPU11は、ユーザにより入力されたダミープログラムを識別する情報であるプログラムID、実行対象となるプログラムを識別する識別情報に加えて、実行予定時間を受け付ける(ステップS801)。そして、CPU11は、受け付けたプログラムID及び実行予定時間に基づいてダミープログラム実行時間データベース121の照会テーブルを特定し(ステップS802)、ダミープログラムの実行時間が最も短い端末IDを、実行対象となるプログラムの実行時間が最短である端末装置2として選択する(ステップS803)。
例えば、ユーザにより入力されたプログラムID「A」、予定実行時間「1時間」を受け付けた場合、CPU11は、図6に示すダミープログラム実行時間データベース121を照会して、プログラムIDが「A」であるダミープログラムの実行時間を、時間帯別テーブルから抽出する。そして、CPU11は、最近の実行時間が最も短い端末ID、又は実行時間の平均値が最も短い端末IDを選択する。
また、実行対象となるプログラムの実行開始時刻が23時である場合、上述した処理により端末ID「P01」が選択されたとき、CPU11は、実行時間帯テーブルより、端末ID「P01」に対応する端末装置2は電源が投入されていないことを認識することができる。したがって、電源が投入されていて、しかも次に短い実行時間が記憶されている端末IDを選択する。このように、時間帯別テーブルを有することにより、単純にダミープログラムの実行時間が短い端末装置2を選択するのではなく、プログラムの実行に支障が出ない範囲内で最も短い実行時間が期待できる端末装置2を選択することが可能となる。
予定実行時間として、例えば「2日」を受け付けた場合、CPU11は、図6に示すダミープログラム実行時間データベース121を照会して、プログラムIDが「A」であるダミープログラムの実行時間を、曜日別テーブル又は日別テーブルから抽出する。また、予定実行時間「3ヶ月」を受け付けた場合、CPU11は、図6に示すダミープログラム実行時間データベース121を照会して、プログラムIDが「A」であるダミープログラムの実行時間を、月別テーブルから抽出する。そして、CPU11は、時間帯別テーブルから実行時間を抽出した場合の処理と同様に、プログラムの実行に支障が出ない範囲内で最も短い実行時間が期待できる端末装置2を選択する。
CPU11は、選択した端末装置2に対して、実行対象となるプログラムを送信し(ステップS804)、実行結果を端末装置2から受信する(ステップS805)。これにより、実行対象となるプログラムを最短時間で実行し、結果を収集することが可能となる。
なお、実行時間に基づいて選択する端末装置2は1つに限定されるものではなく、複数の端末装置2、2、・・・を選択するものであっても良い。例えば実行対象となるプログラムが複数に分割することが可能である場合、あるいは並列して実行することが可能であるプログラム構造である場合等は、CPU11は、分割可能な数、あるいは並列処理することが可能な数だけ実行時間が短い順に端末装置2、2、・・・を選択し、実行対象となるプログラムを選択した端末装置2、2、・・・へ配布することにより、グリッドコンピュータ全体のスループットを向上することが可能となる。
また、ユーザにより入力されたダミープログラムを識別する情報であるプログラムIDを受け付けることに限定されるものではなく、実行対象となるプログラムが、全体としてどのような特徴点を有しているか判別することができさえすれば足りる。例えば、実行対象となるプログラムのソースコードを解析しておき、実行対象となるプログラムの有する特徴点、例えばループ処理の回数が平均値よりも多い、メモリアクセス頻度が平均値よりも高い、等の特徴点に基づいてダミープログラム実行時間データベース121を照会するプログラムIDを事前に定めておくものであっても良い。あるいは、実行対象となるプログラムの実行時に、ダミープログラム実行時間データベース121を照会するプログラムIDを判断する手段を有するものであっても良い。
以上のように本実施の形態2によれば、例えば時間帯別、日別、曜日別、月別にダミープログラムの実行時間にバラツキが存在する場合であっても、実際にプログラムを実行する時間帯、日、曜日、月に合わせてダミープログラムの実行時間を抽出することにより、実行対象であるプログラムの実行完了時間をより正確に推定することができる。そして、推定した実行完了時間が短くなるようにプログラムの配布先を選択することにより、グリッドコンピュータのスループットを確実に向上させることが可能となる。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3に係るプログラム実行システムについて図面に基づいて具体的に説明する。本実施の形態3に係るプログラム実行システムは、中央装置1、端末装置2、2、・・・の構成は実施の形態1と同様であることから、同一の符号を付することで詳細な説明は省略する。
図9は、本実施の形態3に係るプログラム実行システムのダミープログラム実行時間データベース121に記憶してある実行時間の例示図である。図9では、所定の端末ID、所定のプログラムID、所定の時間帯に対する、1日毎のダミープログラム実行時間の推移を例示している。すなわち、所定の端末装置2について、例えば0:00〜1:00のダミープログラムの実行時間が、4月2日から順次記憶されている。
図10は、本発明の実施の形態3に係るプログラム実行システムで用いる中央装置1のCPU11でのダミープログラム実行時間データベース121への実行時間を記憶する処理手順を示すフローチャートである。基本的な処理は実施の形態2と同様であるが、図7のステップS702以降に算出したダミープログラム実行時間の判断処理が挿入してある点に特徴を有する。
ステップS702にて、CPU11がダミープログラムの実行完了信号を端末装置2、2、・・・から受信した場合、CPU11は、既に記憶してある同一条件下での実行時間の平均値及び分散に基づいて、正規分布曲線を算出し(ステップS1001)、その後、CPU11はダミープログラムの実行時間を算出する(ステップS1002)。そして、CPU11は、新たに算出したダミープログラムの実行時間が、信頼度95%以上の範囲内に属するか否かを判断する(ステップS1003)。
CPU11が、新たに算出したダミープログラムの実行時間が、信頼度95%以上の範囲内に属すると判断した場合(ステップS1003:YES)、CPU11は、ダミープログラム実行時間データベース121に最後に記憶された実行時間に削除制御フラグが付与されているか否かを判断する(ステップS1004)。
CPU11が、ダミープログラム実行時間データベース121に最後に記憶された実行時間に削除制御フラグが付与されていると判断した場合(ステップS1004:YES)、記憶してある実行時間はイレギュラーに発生した特異点であると判断し、削除制御フラグが付与されている実行時間をダミープログラム実行時間データベース121から削除して(ステップS1005)、ステップS704で算出した実行時間を記憶する。
CPU11が、ダミープログラム実行時間データベース121に最後に記憶された実行時間に削除制御フラグが付与されていると判断した場合(ステップS1004:NO)、ステップS704で算出した実行時間を記憶する。
例えば図9で、4月2日から4日まで既に実行時間が記憶されていた場合に、4月5日の実行時間が「31秒」と算出されたときは、新たに算出した4月5日の実行時間が信頼度95%以上の範囲内に属すると判断する。そして、4月4日の実行時間には削除制御フラグが付与されていないことから、4月5日の実行時間を、削除制御フラグを付与することなく、ダミープログラム実行時間データベース121に記憶する。
また、仮に4月4日の実行時間には削除制御フラグが付与されていた場合、4月4日の実行時間の算出時に、端末装置2に停電等の不慮の事態が生じた等の特殊状況下での算出値であると判断し、4月4日の実行時間を削除し、4月5日の実行時間を、削除制御フラグを付与することなく、ダミープログラム実行時間データベース121に記憶する。
CPU11が、新たに算出したダミープログラムの実行時間が、信頼度95%以上の範囲内に属さないと判断した場合(ステップS1003:NO)、算出した実行時間に削除制御フラグを付与し(ステップS1006)、CPU11は、ダミープログラム実行時間データベース121に最後に記憶された実行時間に削除制御フラグが付与されているか否かを判断する(ステップS1007)。
CPU11が、ダミープログラム実行時間データベース121に最後に記憶された実行時間に削除制御フラグが付与されていると判断した場合(ステップS1007:YES)、2回連続して信頼度95%以上の範囲内に属さない実行時間が算出されたことから、コンピュータの交換、CPUのアップグレード、メモリの増設、ネットワーク環境の更新等の端末装置2のコンピュータ環境が大きく変動したものと判断することができる。したがって、CPU11は、ダミープログラム実行時間データベース121から、削除フラグが付与されていない実行時間を削除し(ステップS1008)、ステップS704で算出した実行時間を削除制御フラグを付与して記憶する。
CPU11が、ダミープログラム実行時間データベース121に最後に記憶された実行時間に削除制御フラグが付与されていないと判断した場合(ステップS1007:NO)、ステップS704で算出した実行時間を削除制御フラグを付与して記憶する。
例えば図9で、4月2日から5日まで既に実行時間が記憶されていた場合に、4月6日の実行時間が「1秒」と算出されたときは、新たに算出した4月6日の実行時間が信頼度95%以上の範囲内に属さないと判断して、4月6日の実行時間に削除制御フラグを付与した上でダミープログラム実行時間データベース121に記憶する。
そして、4月7日の実行時間が「2秒」と算出されたときは、新たに算出した4月7日の実行時間が、4月2日から4月5日までの実行時間で算出した正規分布曲線に対して信頼度95%以上の範囲内に属さないと判断して、4月7日の実行時間に削除制御フラグを付与した上でダミープログラム実行時間データベース121に記憶し、削除制御フラグの付与されていない4月2日から4月5日までの実行時間を削除する。これにより、直近2回分の算出した実行時間を、端末装置2の現在の状態に対応している実行時間としてダミープログラム実行時間データベース121に記憶することが可能となる。
以上のように本実施の形態3では、記憶されているダミープログラムの実行時間と、取得したダミープログラムの実行時間とが、大きく相違するような実行時間を2回連続して取得した場合、該端末装置に何らかの変動、例えば機器の故障、CPUのアップグレード、メモリの増設等があったものと判断し、それ以前に記憶されていた実行時間を削除することができる。これにより、実際の端末装置の状態に即した実行時間のみを記憶しておくことができ、実情に沿わない状態での実行時間も考慮に入れた平均値等に基づいてプログラム配布の送信先を選択することを未然に防止することができる。したがって、グリッドコンピュータのスループットを確実に向上させることが可能となる。
以下、付記する。
(付記1)
中央装置と、該中央装置と通信手段を介して接続してある複数の端末装置とを備え、
前記中央装置は、一又は複数の端末装置を選択し、選択した一又は複数の端末装置に対して実行させるプログラムを配布し、選択された一又は複数の端末装置は、配布されたプログラムを実行するプログラム実行システムにおいて、
前記中央装置は、
実行させるプログラムより処理負荷の小さいダミープログラムを前記複数の端末装置に対して定期的又は不定期に配布するダミープログラム配布手段と、
該ダミープログラム配布手段で配布した前記ダミープログラムの実行完了を示す実行完了信号を前記端末装置から受信する実行完了信号受信手段と、
ダミープログラムの配布時点から実行完了信号を受信した時点までの実行時間を算出して記憶する実行時間記憶手段と、
該実行時間記憶手段で記憶した実行時間に応じて、前記プログラムを実行させる一又は複数の端末装置を選択する端末装置選択手段とを備えることを特徴とするプログラム実行システム。
(付記2)
前記端末装置選択手段は、記憶してある実行時間に応じて、前記ダミープログラムの実行時間が最短となる一又は複数の端末装置を選択するようにしてあることを特徴とする付記1記載のプログラム実行システム。
(付記3)
前記実行時間記憶手段は、前記ダミープログラムの実行時間の平均値を端末装置毎に算出して記憶するようにしてあり、記憶した平均値に基づいて一又は複数の端末装置を選択するようにしてあることを特徴とする付記1又は2記載のプログラム実行システム。
(付記4)
前記実行時間記憶手段は、前記ダミープログラムを実行させた時間帯別、日別、曜日別、月別の少なくともいずれか1つに対応付けて前記実行時間を記憶するようにしてあり、前記端末装置選択手段は、プログラムの実行開始時刻、実行開始日、実行開始曜日、実行開始月の少なくともいずれか1つに応じて前記実行時間記憶手段を照会することで一又は複数の端末装置を選択するようにしてあることを特徴とする付記1乃至3のいずれか一つに記載のプログラム実行システム。
(付記5)
前記実行時間記憶手段は、
取得した第1の実行時間と既に記憶されている実行時間との差が所定値よりも大きいか否か判断する第1の判断手段と、
該第1の判断手段で、前記第1の実行時間と既に記憶されている実行時間との差が所定値よりも大きいと判断した場合、次に取得した第2の実行時間と既に記憶されている実行時間との差が所定値よりも大きいか否かを判断する第2の判断手段と、
該第2の判断手段で、前記第2の実行時間と前記既に記憶されている実行時間との差が所定値よりも大きいと判断したとき、前記第1の実行時間を取得した時点以前の実行時間を削除する手段とを備えることを特徴とする付記1乃至4のいずれか一つに記載のプログラム実行システム。
(付記6)
一又は複数の送信先を選択し、一又は複数の送信先に対してプログラムを配布する中央装置において、
実行させるプログラムより処理負荷の小さいダミープログラムを前記複数の送信先に対して定期的又は不定期に配布するダミープログラム配布手段と、
該ダミープログラム配布手段で配布した前記ダミープログラムの実行完了を示す実行完了信号を前記複数の送信先から受信する実行完了信号受信手段と、
ダミープログラムの配布時点から実行完了信号を受信した時点までの実行時間を算出して記憶する実行時間記憶手段と、
該実行時間記憶手段で記憶した実行時間に応じて、前記プログラムを実行させる一又は複数の送信先を選択する送信先選択手段とを備えることを特徴とする中央装置。
(付記7)
前記送信先選択手段は、前記実行時間に応じて、前記ダミープログラムの実行時間が最短となる一又は複数の送信先を選択するようにしてあることを特徴とする付記6記載の中央装置。
(付記8)
前記実行時間記憶手段は、前記ダミープログラムの実行時間の平均値を送信先毎に算出して記憶するようにしてあり、記憶した平均値に基づいて一又は複数の送信先を選択するようにしてあることを特徴とする付記6又は7記載の中央装置。
(付記9)
前記実行時間記憶手段は、前記ダミープログラムを実行させた時間帯別、日別、曜日別、月別の少なくともいずれか1つに対応付けて前記実行時間を記憶するようにしてあり、前記送信先選択手段は、プログラムの実行開始時刻、実行開始日、実行開始曜日、実行開始月の少なくともいずれか1つに応じて前記実行時間記憶手段を照会することで一又は複数の送信先を選択するようにしてあることを特徴とする付記6乃至8のいずれか一つに記載の中央装置。
(付記10)
前記実行時間記憶手段は、
取得した第1の実行時間と既に記憶されている実行時間との差が所定値よりも大きいか否か判断する第1の判断手段と、
該第1の判断手段で、前記第1の実行時間と既に記憶されている実行時間との差が所定値よりも大きいと判断した場合、次に取得した第2の実行時間と既に記憶されている実行時間との差が所定値よりも大きいか否かを判断する第2の判断手段と、
該第2の判断手段で、前記第2の実行時間と前記既に記憶されている実行時間との差が所定値よりも大きいと判断したとき、前記第1の実行時間を取得した時点以前の実行時間を削除する手段とを備えることを特徴とする付記6乃至9のいずれか一つに記載の中央装置。
(付記11)
中央装置と、該中央装置と通信手段を介して接続してある複数の端末装置とを備え、
前記中央装置は、一又は複数の端末装置を選択し、選択した一又は複数の端末装置に対して実行させるプログラムを配布し、選択された一又は複数の端末装置は、配布されたプログラムを実行するプログラム実行方法において、
前記中央装置は、
実行させるプログラムより処理負荷の小さいダミープログラムを前記複数の端末装置に対して定期的又は不定期に配布し、
配布した前記ダミープログラムの実行完了を示す実行完了信号を前記端末装置から受信し、
ダミープログラムの配布時点から実行完了信号を受信した時点までの実行時間を算出して記憶し、
記憶した実行時間に応じて、前記プログラムを実行させる一又は複数の端末装置を選択することを特徴とするプログラム実行方法。
(付記12)
一又は複数の送信先を選択し、選択した一又は複数の送信先に対して前記プログラムを配布する中央装置で実行することが可能なコンピュータプログラムにおいて、
実行させるプログラムより処理負荷の小さいダミープログラムを前記複数の送信先に対して定期的又は不定期に配布するダミープログラム配布手段と、
該ダミープログラム配布手段で配布した前記ダミープログラムの実行完了を示す実行完了信号を前記送信先から受信する実行完了信号受信手段と、
ダミープログラムの配布時点から実行完了信号を受信した時点までの実行時間を算出して記憶する実行時間記憶手段と、
該実行時間記憶手段で記憶した実行時間に応じて、前記プログラムを実行させる一又は複数の送信先を選択する送信先選択手段とを含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
本発明の実施の形態1に係るプログラム実行システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るプログラム実行システムの中央装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るプログラム実行システムの端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るプログラム実行システムで用いる中央装置のCPUの処理手順を示すフローチャートである。 ダミープログラム実行時間データベースのデータ構成の例示図である。 本実施の形態2に係るプログラム実行システムのダミープログラム実行時間データベースに記憶してあるデータ構成の例示図である。 本発明の実施の形態2に係るプログラム実行システムで用いる中央装置のCPUでのダミープログラム実行時間データベースへの実行時間を記憶する処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係るプログラム実行システムで用いる中央装置のCPUの端末装置を選択する処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態3に係るプログラム実行システムのダミープログラム実行時間データベースに記憶してある実行時間の例示図である。 本発明の実施の形態3に係るプログラム実行システムで用いる中央装置のCPUでのダミープログラム実行時間データベースへの実行時間を記憶する処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 中央装置
2 端末装置
11、21 CPU
12、22 記憶手段
13、23 RAM
14、24 通信インタフェース
15、25 入力手段
16、26 出力手段
17 補助記憶手段
121 ダミープログラム実行時間データベース

Claims (5)

  1. 中央装置と、該中央装置と通信手段を介して接続してある複数の端末装置とを備え、
    前記中央装置は、一又は複数の端末装置を選択し、選択した一又は複数の端末装置に対して実行させるプログラムを配布し、選択された一又は複数の端末装置は、配布されたプログラムを実行するプログラム実行システムにおいて、
    前記中央装置は、
    実行させるプログラムより処理負荷の小さいダミープログラムを前記複数の端末装置に対して定期的又は不定期に配布するダミープログラム配布手段と、
    該ダミープログラム配布手段で配布した前記ダミープログラムの実行完了を示す実行完了信号を前記端末装置から受信する実行完了信号受信手段と、
    ダミープログラムの配布時点から実行完了信号を受信した時点までの実行時間を算出して記憶する実行時間記憶手段と、
    該実行時間記憶手段で記憶した実行時間に応じて、前記プログラムを実行させる一又は複数の端末装置を選択する端末装置選択手段とを備えることを特徴とするプログラム実行システム。
  2. 前記端末装置選択手段は、記憶してある実行時間に応じて、前記ダミープログラムの実行時間が最短となる一又は複数の端末装置を選択するようにしてあることを特徴とする請求項1記載のプログラム実行システム。
  3. 一又は複数の送信先を選択し、一又は複数の送信先に対してプログラムを配布する中央装置において、
    実行させるプログラムより処理負荷の小さいダミープログラムを前記複数の送信先に対して定期的又は不定期に配布するダミープログラム配布手段と、
    該ダミープログラム配布手段で配布した前記ダミープログラムの実行完了を示す実行完了信号を前記複数の送信先から受信する実行完了信号受信手段と、
    ダミープログラムの配布時点から実行完了信号を受信した時点までの実行時間を算出して記憶する実行時間記憶手段と、
    該実行時間記憶手段で記憶した実行時間に応じて、前記プログラムを実行させる一又は複数の送信先を選択する送信先選択手段とを備えることを特徴とする中央装置。
  4. 中央装置と、該中央装置と通信手段を介して接続してある複数の端末装置とを備え、
    前記中央装置は、一又は複数の端末装置を選択し、選択した一又は複数の端末装置に対して実行させるプログラムを配布し、選択された一又は複数の端末装置は、配布されたプログラムを実行するプログラム実行方法において、
    前記中央装置は、
    実行させるプログラムより処理負荷の小さいダミープログラムを前記複数の端末装置に対して定期的又は不定期に配布し、
    配布した前記ダミープログラムの実行完了を示す実行完了信号を前記端末装置から受信し、
    ダミープログラムの配布時点から実行完了信号を受信した時点までの実行時間を算出して記憶し、
    記憶した実行時間に応じて、前記プログラムを実行させる一又は複数の端末装置を選択することを特徴とするプログラム実行方法。
  5. 一又は複数の送信先を選択し、選択した一又は複数の送信先に対して前記プログラムを配布する中央装置で実行することが可能なコンピュータプログラムにおいて、
    実行させるプログラムより処理負荷の小さいダミープログラムを前記複数の送信先に対して定期的又は不定期に配布するダミープログラム配布手段と、
    該ダミープログラム配布手段で配布した前記ダミープログラムの実行完了を示す実行完了信号を前記送信先から受信する実行完了信号受信手段と、
    ダミープログラムの配布時点から実行完了信号を受信した時点までの実行時間を算出して記憶する実行時間記憶手段と、
    該実行時間記憶手段で記憶した実行時間に応じて、前記プログラムを実行させる一又は複数の送信先を選択する送信先選択手段とを含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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