JP2005337871A - 位置情報受信装置、形状マッチング方法 - Google Patents

位置情報受信装置、形状マッチング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 道路や場所等のデジタル地図上の位置を示す形状データを用いた形状マッチングの処理負荷を低減し、前記位置を迅速に表示または提示すること。
【解決手段】 車載端末110では、交通情報センタ100からの道路位置情報を位置情報受信部111で受信すると、受信した道路位置情報を形状マッチング部112へ渡す。地図階層選択部113は、デジタル地図表示部114から画面に表示しているデジタル地図の表示縮尺を取得し、縮尺階層関連記憶部116を参照して、その表示縮尺に対応する形状マッチング用地図データベース115の階層を選択し、形状マッチング部112へ出力する。形状マッチング部112では、受信した道路位置情報のうちの道路形状データと、前記選択した階層の形状マッチング用地図データとで形状マッチング処理を実行し、事象位置をデジタル地図表示部114に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、交通情報等を提供するシステムなどにおいて、渋滞や事故等が発生しているデジタル地図上の位置や道路、建物等を示す形状データを位置情報として受信して形状マッチングを行うカーナビ等の位置情報受信装置、およびかかる形状マッチング方法に係り、特に、デジタル地図上における位置を的確かつ迅速に表示または提示できるようにした位置情報受信装置、形状マッチング方法に関する。
近年、ナビゲーション車載機を搭載した車両が急激に増加している。当該ナビゲーション車載機が利用する車載ナビゲーションシステムでは、デジタル地図データベースを保持し、GPS受信機で受信する緯度・経度データに基づいて、自車位置周辺の地図を画面に表示したり、走行軌跡や目的地までの経路探索結果を地図上に併せて表示したりすることができる。
但し、デジタル地図データベースは、縮尺地図の宿命として誤差を含む。誤差の程度はデジタル地図データベースにより異なるが、例えば縮尺1/25000の市販されているデジタル地図データベースには、場所によりおおよそ50m程度の誤差が含まれているものもある。
また、当該ナビゲーション車載機では、交通情報提供システムから提供される渋滞情報や事故情報などの交通情報を受信して、渋滞や事故位置を地図上に表示したり、それらの情報を条件に加えて経路探索を実施している。
上記交通情報提供システムは、図10に示すように、地域を管轄する管制センター1101から交通情報提供センター1102に交通情報が供給され、各メディア(FM放送、路上ビーコン、携帯電話等)用に編集された交通情報が各メディアを通じて送信される。なお、管制センター1101は、他の地域の管制センター1103と交通情報を交換し、周辺地域を含む広い圏内の交通情報を収集する。
当該交通情報提供システムで供給される交通情報において、例えば、渋滞位置や事故位置を伝えるためにその位置の緯度・経度データを単独で提示した場合、前述したように、ナビゲーション車載機が保持するデジタル地図データベースは種類に応じて異なる誤差を有しているため、交通情報の提供元と提供先とで異なる種類のデジタル地図データベースが用いられると、提供先のナビゲーション車載機で異なる道路上の位置を事故位置として識別してしまう恐れがあった。
こうした情報伝達または情報表示の不正確さを改善するため、車載ナビゲーションシステムでは、図11に示すような地図情報が用いられている。同図(a)に一例を示すように、道路網の交差点a,bをノード、ノード間の道路cをリンクとして、各ノードにはそのノードを一意に表すノード番号(a=1111,b=3333)を設定し、各リンクにはそのリンクを一意に表すリンク番号(c=11113333)を設定している。そして、各社のデジタル地図データベースには、各交差点及び道路に対して設定されたノード番号及びリンク番号が対応付けて記憶されている。
また、渋滞位置や事故位置等を示す交通情報では、道路上の位置を表すためにリンク番号を特定し、当該リンク番号が示す道路の先頭から何メートルといった表現で道路上の地点を示している。例えば「リンク番号=“11113333”の道路の先頭から200mの位置」といった交通情報であれば、ナビゲーション車載機がどのようなデジタル地図データベースを使用しても、リンク番号“11113333”の道路のノード番号“1111”のノードから200mの地点を辿ることによって、同一道路上の位置、すなわち交通情報が示す地点を求めることが可能になる。
しかし、道路網に定義されたノード番号やリンク番号は、図11(b)に示すように、道路dが新設されたり、道路が変更されると、新しい番号に付け替える必要が生じるが、ノード番号やリンク番号が変更されると各社のデジタル地図データを更新しなければならない。
道路の新設や変更は将来にわたって継続して行われるため、従来のようなノード番号やリンク番号による道路位置表示方法を利用する限り、デジタル地図データベースのメンテナンスのために多大の作業量とそれに伴う費用とを永続的に投入しなければならず、そのメンテナンスは大きく負担になるという問題点があった。
こうした点を改善するため、交通情報提供センター1102から提供された交通情報に基づき形状マッチング方式(マップマッチング方式ともいう。)によって道路を特定する方法が提案されている(例えば、特許文献1または特許文献2参照。)。
しかし、この方法では、受信側のナビゲーション車載機、特に、ナビゲーション等を行うデコーダ等の処理性能に大きく依存するため、形状マッチング処理の負荷低減が要求されている。つまり、従来のナビゲーション車載機で行われるマップマッチングは、自車位置周辺の限られたエリア(通常、数百m四方程度)中の1箇所のマップマッチングで良いため、1秒に1回程度の処理で良いが、交通情報提供システムで対象とされる路線(道路)は、通常、高速道路や国道、主要地方道など多数あり、さらに都市部では、一般都道府県道や市道の一部が含まれ、形状マッチング対象が増えるため、形状マッチング処理の負荷がとても大きかった。
また、既存のリンク以外にも情報収集路線が増える可能性もある。このため、従来のナビゲーション車載機程度の処理能力では、受け取った交通情報に基づいて形状マッチングを行うことにより道路を特定し、交通情報を表示するまで、多大の時間を要するという問題点があった。
そこで、交通情報等の道路に関する情報の表示または提示を迅速に行うために、形状マッチング用データベースおよび形状マッチング装置が提案された(例えば、特許文献3参照。)。
この形状マッチング装置では、形状マッチング用データを、例えば、図12に示すように最も重要な道路を表現するノードとリンクを有する最上位階層Aの形状マッチング用データ911(図12の階層A)と、道路を表現する前記ノードとリンクの重要度により、前記最上位階層より次の階層の形状マッチング用データ912(階層B)、下位の階層の形状マッチング用データ913(階層C)といように各階層に分けて構成している。なお、図12において、901は、渋滞個所等のデジタル地図上の位置を示す形状データを含む道路位置情報901である。ノードとリンクの重要度とは、例えば、道路種別であったり、道路幅員である。図12では、道路幅員の大きな道路を重要度の高い道路を例にしている。これにより、ノード、リンクを絞り、全体の処理の速度を早くするようにした。
そして、この形状マッチング装置は、図13のフローチャートに示すように、前記階層化した形状マッチング用地図データベースを用いて、最上位層から形状マッチングを行い(S1001)、最上位階層で形状マッチングが成功すれば(S1002“Yes”)、特定された道路区間内の事象位置を相対位置より特定して(S1004)、処理を終了し、成功しなかった場合には(S1002“No”)、一つ下位の階層に移行して(S1003)、再度形状マッチングを行い成功するか否かを判断する(S1002)、というように、順次下位の階層に形状マッチングの対象を移行しながら道路区間を特定するようにしている。これにより形状マッチングすべきノード、リンクを絞り、全体の処理速度を早くするようにしている。
特開2001−41757号公報 特開2001−66146号公報 特開2003−295765号公報
しかし、前記従来の形状マッチング装置では、上位層で形状マッチングが失敗すると、移行した下位層では、上位層で成功していた道路形状データも含めて最初から形状マッチング処理を実行するようにしていたため、上位層で成功した形状マッチング処理が無駄になり、処理時間の増加を招く、という課題があった。
また、例えば、階層化により高速道と国道データで構成される階層に対しても、高速道、国道、主要地方道、一般道、細街路等の全ての道路種別の道路形状データを形状マッチングしていたため、その階層に存在しないノードやリンクに対応する道路形状データまで形状マッチングを試みることになり、この点でも、無駄な処理が発生し、処理時間の増加を招く、という課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、渋滞や事故等が発生している道路や場所等のデジタル地図上の位置を示す形状データを用いた形状マッチングの処理負荷を低減し、前記位置を迅速に表示または提示することのできる位置情報受信装置、形状マッチング方法を提供することを目的とする。
本発明に係る位置情報受信装置は、デジタル地図上の位置を示す形状データを位置情報として受信し、前記形状データと複数の階層で構成された形状マッチング用地図データとの間で形状マッチングを行って前記位置を特定し、デジタル地図表示部に表示する位置情報受信装置であって、前記デジタル地図表示部に表示するデジタル地図の表示縮尺と、前記形状マッチング用地図データの階層とを関連付けて記憶する縮尺階層関連記憶手段と、前記デジタル地図表示部に表示するデジタル地図の表示縮尺に応じて、前記形状マッチング用地図データの階層を選択する地図階層選択手段と、階層を選択された前記形状マッチング用地図データと、前記形状データとを用いて形状マッチングを行う形状マッチング手段と、を備える構成を採る。
この構成によれば、デジタル地図の表示縮尺が決定されれば、形状マッチングを行う形状マッチング用地図データの階層が決まるので、形状マッチングの際に、形状マッチング用地図データの階層間の移動を無くすことができ、形状マッチング処理の速度を早くして、前記位置を迅速に表示することができる。
また、本発明に係る位置情報受信装置は、デジタル地図上の位置を示す形状データを位置情報として受信し、前記形状データと複数の階層で構成された形状マッチング用地図データとの間で形状マッチングを行って前記位置を特定し、デジタル地図表示部に表示する位置情報受信装置であって、前記形状マッチング用地図データにおける前記形状マッチングの処理負荷に関連する値と、受信した前記形状データにおける前記値とを比較して、前記値の小さいデータから大きいデータの方向へ形状マッチングを実行する方向を決定するマッチング方向決定手段と、前記値の小さいデータに含まれるマッチング要素の重要度を検出し、検出された重要度を持つ前記マッチング要素について前記決定された方向で形状マッチングを行う形状マッチング手段と、を備える構成を採る。
この構成によれば、形状マッチング用地図データにおける形状マッチングの処理負荷に関連する値と、受信した位置情報における形状マッチングの処理負荷に関連する値とを比較し、その値の小さいデータに含まれるマッチング要素の重要度に限定した上でその値の大きいデータに対し形状マッチングを行うので、重要度が異なるマッチング要素については形状マッチングを行う必要がなくなり、無駄なマッチング処理回数を削減することができ、形状マッチング処理の速度を早くして、前記位置を迅速に表示することができる。
また、本発明に係る位置情報受信装置は、デジタル地図上の位置を示す形状データを位置情報として受信し、前記形状データと複数の階層で構成された形状マッチング用地図データとの間で形状マッチングを行って前記位置を特定し、デジタル地図表示部に表示する位置情報受信装置であって、前記デジタル地図表示部に表示するデジタル地図の表示縮尺と、前記形状マッチング用地図データの階層とを関連付けて記憶する縮尺階層関連記憶手段と、前記デジタル地図表示部に表示するデジタル地図の表示縮尺に応じて、前記形状マッチング用地図データの階層を選択する地図階層選択手段と、階層を選択された前記形状マッチング用地図データにおける前記形状マッチングの処理負荷に関連する値と、受信した前記形状データにおける前記値とを比較して、前記値の小さいデータから大きいデータの方向へ形状マッチングを実行する方向を決定するマッチング方向決定手段と、前記値の小さいデータに含まれるマッチング要素の重要度を検出し、検出された重要度を持つ前記マッチング要素について前記決定された方向で形状マッチングを行う形状マッチング手段と、を備える構成を採る。
この構成によれば、デジタル地図の表示縮尺が決定されれば形状マッチングを行う形状マッチング用地図データの階層が決まるので、形状マッチングを行う際の形状マッチング用の階層が決まる間の移動を無くすことができると共に、形状マッチングの処理負荷に関連する値の小さいデータにおける形状データの重要度に限定した上でその値の大きいデータに対し形状マッチングを行うので、重要度が異なるマッチング要素については形状マッチングを行う必要がなくなり、無駄なマッチング処理回数を削減することができ、形状マッチング処理の速度を早くして、前記位置を迅速に表示することができる。
また、本発明に係る位置情報受信装置は、前記構成において、前記マッチング要素の重要度として、道路種別、道路幅員または道路番号のうち、少なくとも一つを用いる、構成を採る。
この構成によれば、マッチング要素の重要度として、道路種別、道路幅員または道路番号のうち、少なくとも一つが用いられるので、より確実に無駄なマッチング処理回数を削減することができる。
また、本発明に係る位置情報受信装置は、前記構成において、前記形状マッチングの処理負荷に関連する値として、交差点で区切られる道路線分の数、道路総延長、またはデータサイズのうち、少なくとも一つを用いる、構成を採る。
この構成によれば、形状マッチングの処理負荷に関連する値として、交差点で区切られる道路線分の数や、道路総延長、またはデータサイズのうち少なくとも一つが用いられるので、形状マッチングの処理負荷に関連する値の小さいデータを適応的に選択することができる。
以上のように本発明は、表示画面に表示する縮尺から形状マッチング用の階層を一意に決定した上で形状マッチングを行うことにより、形状マッチング用地図データの階層間の移動を無くすことができ、また、マッチング対象となる2つのデータについて、形状マッチングの処理負荷に関連する値を比較し、その値の小さいデータに含まれるマッチング要素の重要度に限定した上でその値の大きいデータに対し形状マッチングを行ことにより、重要度が異なるマッチング要素については形状マッチングを省略して無駄なマッチング処理回数を削減することができ、形状マッチング処理の速度を早くして、前記位置を迅速に表示することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に、本発明の実施の形態1に係る位置情報受信装置、形状マッチング方法を採用した交通情報提供システムを示す。
図1において、交通情報提供システムは、交通情報等の事象位置を示す位置情報を提供する交通情報センタ100と、本発明の実施の形態1に係る位置情報受信装置として複数台(ここでは、説明の便宜上、1台のみ示す。)のカーナビ等の車載端末110とから構成されている。
交通情報センタ100は、事象情報蓄積部101、位置情報変換部102、位置情報送信部103、デジタル地図データベース104とを有している。
事象情報蓄積部101は、交通事故や道路工事、渋滞、降雨、降雪、取り締まり等の事象の内容と、その事象が発生する道路や地域等の事象位置とを事象情報として蓄積するものである。
位置情報変換部102は、事象情報蓄積部101の事象情報が示す事象位置を含む所定長の道路区間を、デジタル地図データベース104に蓄積されているノードとリンクから対象となる道路形状を表す道路形状データで表現すると共に、道路区間内の事象位置の相対位置情報を抽出して、これらをまとめて道路位置情報として生成するものである。
位置情報送信部103は、位置情報変換部102からの道路位置情報を車載端末110へ送信するものである。
デジタル地図データベース104は、道路や川、橋、建物などを示すデジタル地図データを、ノードという「点」と、リンクという「線分」とにより蓄積するものである。
車載端末110は、位置情報受信部111と、形状マッチング部112と、地図階層選択部113と、デジタル地図表示部114と、形状マッチング用地図データベース115と、縮尺階層関連記憶部116と、デジタル地図データベース117とを有している。
位置情報受信部111は、交通情報センタ100からの位置情報を受信するものである。
形状マッチング部112は、地図階層選択部113に対して、前記形状マッチング用地図データベースの各階層のうち、形状マッチングで使用する階層を選択するように処理を渡すものである。
地図階層選択部113は、デジタル地図表示部114から画面に表示する、または表示しているデジタル地図の表示縮尺を取得し、縮尺階層関連記憶部116を参照して、デジタル地図表示部114から取得したデジタル地図の表示縮尺に対応する形状マッチング用地図データベース115の階層を選択するものである。
デジタル地図表示部114は、デジタル地図データベース117に記憶されたデジタル地図データを読み出してディスプレイに表示するものである。
形状マッチング用地図データベース115は、道路データ等の形状マッチング用地図データを、例えば、多層(ここでは、説明の便宜上、3層(階層A,階層B,階層C)とする。)の構成に分けて格納するものである。
また、縮尺階層関連記憶部116は、デジタル地図表示部114におけるデジタル地図の表示縮尺と、形状マッチング用地図データベース115における形状マッチング用地図データの階層との対応を記憶したもの、デジタル地図データベース117は、デジタル地図データを予め記憶したものである。
図2に、車載端末110にて受信する道路位置情報と、形状マッチング用地図データベース115に格納された各階層の形状マッチング用地図データとを示す。
図2に示すように、本実施の形態1では、形状マッチング用地図データベース115は、道路データ等の形状マッチング用地図データを、例えば、表示縮尺1〜3のそれぞれに対応して3層(階層A,階層B,階層C)に分けて格納している。広域地図である表示縮尺1に対応する階層Aの形状マッチング用地図データ911には、例えば、幅員13m以上の道路を示すノードとリンクが格納されている。また、中域地図である表示縮尺2に対応する階層Bの形状マッチング用地図データ912には、例えば、幅員が5〜13mの道路と、幅員が13m以上の道路を示すノードとリンクが格納されている。また、詳細地図である表示縮尺3に対応する階層Cの形状マッチング用地図データ913には、例えば、幅員5m未満の道路、幅員5〜13mの道路、幅員13m以上の道路というように全ての道路のノードとリンクが格納されている。
なお、交通情報センタ100から送信され車載端末110にて受信される道路位置情報901は、幅員5m未満の道路、幅員5〜13mの道路、幅員13m以上の道路という全ての道路を含む階層Cの場合を示しており、図2では、道路位置情報901を各表示縮尺1〜3に合わせてそれぞれ3つ示している。
ここで、本実施の形態1の形状マッチング用地図データベース115は、道路の幅員により道路データ等の形状マッチング用地図データを3層に分けて格納しているが、これ以上、以下の層に分けても勿論良く、また道路幅員ではなく、例えば、道路種別等によりデータを階層に分けて格納するようにしても良い。具体的には、階層Aには、国道、主要地方道、警察の主導で設置された道路情報収受装置である光ビーコンの設置してある道路やその他の主要道路を示すノードとリンクが格納され、階層Bには、県道や市町村道など、10万分の1の地図に示される程度の道路を示すノードとリンクが格納され、階層Cには、5000分の1の地図に示される程度の道路を示すノードとリンクが格納されるようにしても良い。
図3に、縮尺階層関連記憶部116に蓄積されているデータの一例を示す。縮尺階層関連記憶部116には、表示縮尺に対応する形状マッチング用地図データベース115の階層が記憶されており、本実施の形態の場合、縮尺1には階層A、縮尺2には階層B、縮尺3には階層Cがそれぞれ対応している。
次に、本実施の形態の動作である形状マッチング方法の詳細について、図4を参照して説明する。
図4(a)は、道路位置情報を送信する交通情報提供センタ100側の動作を示すフローチャートである。
交通情報センタ100では、まず、位置情報変換部102が交通事故や道路工事、渋滞、降雨、降雪、取り締まり等の事象情報が蓄積された事象情報蓄積部101からその事象情報を読み出して(S401)、事象情報が示す事象位置を含む所定長の道路区間を表す緯度・経度列で構成される道路形状データを生成する(S402)。
次に、位置情報変換部102は、前記道路区間内の事象位置の相対位置を取得すると(S403)、これをデジタル地図データベース104に蓄積されているノードとリンクとから対象となる道路形状等を示す道路形状データに変換し、道路位置情報として位置情報送信部103へ出力する(S404)。
すると、位置情報送信部103は、位置情報変換部102からの道路位置情報を、車載端末110へ送信する(S405)。これにより交通情報センタ100側の処理を終了する。
図5に、交通情報センタ100から車載端末110へ送信される道路位置情報の一例を示す。
図5に示す道路位置情報の一例は、図2に示すように幅員5m未満の道路、幅員5〜13mの道路、幅員13m以上の道路というように全ての道路を含む階層Cの道路位置情報が送信される場合の送信フレームを示している。
つまり、この送信フレームには、「幅13m以上の道路形状データへのインデックス」、「幅5〜13m以上の道路形状データへのインデックス」、「幅5m未満の道路形状データへのインデックス」、というように送信すべき道路のうちで重要な道路のインデックスから送信フレームの先頭に設定されている。
そして、全ての道路のインデックスの後には、インデックスと同様に道路の重要な順、すなわちこの場合には「幅13m以上の道路形状データ」、「幅5〜13m以上の道路形状データ」、「幅5m未満の道路形状データ」の順に送信フレームに道路形状データが格納されている。
具体的には、図5に示す通り、幅13m以上の道路形状データについては、「形状ベクトルID(1)」から「形状ベクトルID(N)」の道路形状データまで、それぞれ、「形状ベクトルID(1)」、「道路種別」、「道路幅員(18m)」、「形状ベクトル内ノード総数n」、「ノード番号1」、「ノード1X方向絶対座標(経度)」、「ノード1Y方向絶対座標(緯度)」、・・・、「ノード番号n」、「ノードnX方向相対座標(経度)」、「ノードnY方向相対座標(緯度)」が設定されており、幅5〜13m以上の道路形状データについては「形状ベクトルID(N+1)」から「形状ベクトルID(M)」の道路形状データまで、同様に「道路種別」、「道路幅員(10m)」等が、幅5m未満の道路形状データについては「形状ベクトルID(M+1)」の道路形状データから同様に「道路種別」、「道路幅員(4m)」等の道路形状データが設定されている。
このように、交通情報センタ100から車載端末110へ送信される道路位置情報の送信フレームには、送信フレームの先頭から重要な道路形状データのインデックスが設定され、しかも、そのインデックスの後には、インデックスと同様に重要な順に道路形状データが格納されるため、道路形状データよりそのインデックスが、そして重要な道路のインデックや道路形状データ程、送信フレームの最初の方で送信されるので、受信側である車載端末110では、重要な情報、すなわち各道路形状データのインデックスから順に道路位置情報を受信することが可能となる。
図4(b)は、交通情報提供センタ100から道路位置情報を受信する車載端末110側の動作である形状マッチング方法のフローチャートを示している。
車載端末110では、交通情報センタ100からの道路位置情報を位置情報受信部111で受信すると、受信した道路位置情報を形状マッチング部112へ渡す(S406)。
形状マッチング部112は、地図階層選択部113へ処理を渡すと、地図階層選択部113は、デジタル地図表示部114からその画面に表示するまたは表示しているデジタル地図の表示縮尺を取得する(S407)。
続いて、地図階層選択部113は、縮尺階層関連記憶部116を参照して、デジタル地図表示部114から取得したデジタル地図の表示縮尺に対応する形状マッチング用地図データベース115の階層を選択し、選択した階層を形状マッチング部112へ出力する(S408)。例えば、S407において地図階層選択部113がデジタル地図表示部114から“縮尺1”を取得したとすれば、地図階層選択部113は、縮尺階層関連記憶部116を参照して形状マッチング用地図データベース115の“階層A”を選択し、形状マッチング部112へ出力する。
形状マッチング用地図データベース115の階層が選択され、選択された階層が形状マッチング部112へ出力されると、形状マッチング部112は、表示縮尺と、デジタル地図表示部114の表示面積から算出した形状マッチング対象範囲、もしくは、2次メッシュ(約10km四方)などの所定の範囲について、受信した道路位置情報のうちの道路形状データと、前記決定した形状マッチング用地図データベース115の階層とを利用して形状マッチング処理を実行する(S409)。つまり、受信した道路位置情報に含まれるノードおよびリンクの道路要素からなる道路形状データと、形状マッチング用地図データ上の道路要素との間で形状マッチング処理を行う。
そして、形状マッチング部112は、受信した道路位置情報に含まれる全ての道路形状データについて形状マッチング処理を実行したかどうかを判断し(S410)、終了していなければ(S410“No”)、S409の処理へ戻る一方、終了していれば(S410“Yes”)、形状マッチング処理により特定した道路区間内の交通情報等の事象位置を相対位置により特定し(S411)、事象位置をデジタル地図表示部114に表示して(S412)、処理を終了する。
このように、実施の形態1によれば、車載端末110の形状マッチング部112は、交通情報センタ100から事象位置を含む道路位置情報を受信して形状マッチングを行う際、地図階層選択部113がデジタル地図表示部114におけるデジタル地図の表示縮尺に対応した階層の形状マッチング用データとの間でのみ形状マッチングを行うので、形状マッチングの際に形状マッチング用データの階層間の移動を無くすことができ、形状マッチング処理の速度を早くして、事象位置を迅速に表示することができる。
なお、形状マッチング部112は、交通情報センタ100から受信した道路形状データについて形状マッチングを行い、デジタル地図表示部114が表示するデジタル地図上にその事象位置を表示できなかった場合や、表示した場合でも、一定期間、あるいはユーザによってクリアされるまでの間、さらには次の新しい道路位置情報が交通情報センタ100から送信されるまでの間等一定期間、交通情報センタ100から受信した道路形状データを記憶しておき、デジタル地図表示部114に表示するデジタル地図の表示縮尺が切り替わった際に、再度、記憶しておいた形状データを用いて形状マッチング処理を実行して、デジタル地図表示部114に表示しているデジタル地図上にその事象位置を表示するようにしても良い。
このようにすれば、例えば、交通情報センタ100から受信した道路位置情報が示す事象位置が幅員5m未満の道路の場合で、車載端末110のデジタル地図表示部114におけるデジタル地図の表示縮尺が縮尺1の場合に形状マッチング処理をしても、すぐにデジタル地図表示部114に表示されているデジタル地図上には表示されないが、交通情報センタ100から同じ道路位置情報が繰り返し放送される次のタイミングまでの間等に、デジタル地図表示部114がデジタル地図の表示縮尺を縮尺3に切り替えた場合、形状マッチング部112が再度その縮尺3に対応した階層Cの形状マッチング用データを読み出して、記憶しておいた幅員5m未満の道路の事象位置を示す道路位置情報により形状マッチングを行うことにより、その事象位置をデジタル地図上に表示することが可能となり、デジタル地図表示部114におけるデジタル地図の表示縮尺に応じて事象位置を確実かつ迅速に表示することが可能となる。このことは、デジタル地図の縮尺を参照して形状マッチング用の階層を決定する以下に説明する実施の形態3でも同様である。
また、本実施の形態では、デジタル地図の縮尺を参照して形状マッチング用の階層を決定するように説明したが、本発明では、これに限らず、交通情報センタ100から送信される道路位置情報に、その道路位置情報に応じた地図縮尺または形状マッチング用の階層を含めるようにしても勿論よい。このようにすれば、車載端末110では、交通情報センタ100から送信される道路位置情報を受信した時に、その道路位置情報に含まれる事象位置に対応した地図縮尺または階層の形状マッチング用データを自動的に選択することが可能となり、より確実かつ早期に形状マッチング処理を実行することができる。このことは、以下に説明する実施の形態3でも同様である。
また、本実施の形態では、デジタル地図上の位置を示す形状データを含む位置情報として、道路形状データを含む道路位置情報を例にして説明したが、本発明はこれに限らず、道路形状データを含む道路位置情報以外に、デジタル地図上において形状データにより表せる建物や、河川、山、田畑等は、全て含まれるものである。このことは、以下に説明する実施の形態2,3でも同様である。
また、本実施の形態では、車載端末110に、形状マッチング用地図データベース115、デジタル地図データベース117等のデータベースを設けて説明したが、本発明では、車載端末110に、これらが常に設けられている必要は必ずしもなく、例えば、これらのデータベースが、車載端末110以外の別の装置、あるいはCDやDVD等の記録媒体、さらにはネットワークを介してサーバに設けられていて、これらのデータをダウンロードないしは受信して使用するようにしても勿論良い。このことは、以下に説明する実施の形態2,3でも同様である。
また、本実施の形態では、交通情報センタ100や車載端末110をブロック図によりハードウエア的に構成して示したが、本発明では、これに限らず、交通情報センタ100や車載端末110が、それぞれ、各装置の機能をCPU等の情報処理部がプログラムの実行により果たすようにしても良く、またこのようなプログラムは、CD等の記録媒体からの各装置にインストール、あるいはネットワーク等を介して各装置にダウンロードするようにしても勿論良い。このことは、以下に説明する実施の形態2,3でも同様である。
(実施の形態2)
実施の形態2は、形状マッチング用地図データの道路要素数と、受信した道路位置情報に含まれる道路形状データの要素数とを比較して、形状マッチングの処理負荷に関連する値の小さいデータの各道路要素を構成するノードとリンクの重要度に限定した上で形状マッチングを行い、無駄なマッチング処理回数を削減して、形状マッチング処理の速度を早くするようにしたものである。
図6に、本発明の実施の形態2に係る位置情報受信装置、形状マッチング方法を採用した交通情報提供システムを示す。
図6において、実施の形態2の交通情報提供システムは、実施の形態1と同様の交通情報センタ100と、本発明の実施の形態2に係る位置情報受信装置として複数台(ここでは、説明の便宜上、1台のみ示す。)のカーナビ等の車載端末210とから構成されている。
実施の形態2の車載端末210は、位置情報受信部211と、形状マッチング部212と、マッチング方向決定部213と、デジタル地図表示部214と、形状マッチング用地図データベース215と、デジタル地図データベース216とを有している。
マッチング方向決定部213は、表示縮尺とデジタル地図表示部214の表示面積とから形状マッチング対象範囲、もしくは2次メッシュ(約10km四方)等の所定の範囲を算出して、前記形状マッチング用地図データベース215の前記所定範囲内に含まれる道路要素数mと、受信した道路位置情報に含まれる道路形状データについて形状マッチング対象範囲内に含まれる道路要素数nを算出すると共に、要素数mとnの大小を比較し、比較の結果、道路要素数の少ないデータから、道路要素数の多いデータに対して形状マッチングを行うように、マッチングの方向を決定するものである。
次に、図面を参照して、動作を説明する。
図7(a)は、道路位置情報を送信する交通情報提供センタ100側の動作を示すフローチャートである。
交通情報センタ100では、まず、位置情報変換部102が交通事故や道路工事、渋滞、降雨、降雪、取り締まり等の事象情報が蓄積された事象情報蓄積部101からその事象情報を読み出して(S401)、事象情報が示す事象位置を含む所定長の道路区間を表す緯度・経度列で構成される道路形状データを生成し(S402)、前記道路区間内の事象位置の相対位置を取得すると(S403)、これをデジタル地図データベース104に蓄積されているノードとリンクから対象となる道路形状等を示す道路形状データに変換し、道路位置情報として位置情報送信部103へ出力し(S404)、位置情報送信部103がこの道路位置情報を車載端末210へ送信して処理を終了する(S405)。ここまでは、図4に示す実施の形態1の交通情報センタ100の動作と同じである。
図7(b)は、交通情報提供センタ100から道路位置情報を受信する車載端末210側のフローチャートを示している。
車載端末210では、交通情報センタ100から送信された道路位置情報を位置情報受信部211が受信すると、形状マッチング部212へ渡す(S501)。
形状マッチング部212は、まず、形状マッチング用地図データベース215の階層を最上位層に設定し(S502)、マッチング方向決定部213に処理を渡す。
マッチング方向決定部213は、まず、形状マッチングを実行する方向を決定するため、形状マッチング用地図データと、交通情報センタ100から受信した道路位置情報に含まれる道路形状データとの間で、形状マッチングの処理負荷に関連する値の大小を比較する。
つまり、マッチング方向決定部213は、デジタル地図表示部214における表示縮尺と、デジタル地図表示部214の表示面積とから形状マッチング対象範囲、もしくは2次メッシュ(約10km四方)等の所定の範囲を算出して形状マッチング用地図データにおけるその所定範囲内に含まれる道路要素数mと、受信した道路位置情報に含まれる道路形状データにおけるその所定範囲に含まれる道路要素数nとを算出して、算出した要素数mとnとの大小を比較する(S503)。比較の結果、所定範囲における道路要素数の小さいデータから道路要素数の多いデータに対して形状マッチングを行うようにマッチングの方向を決定する。なお、ここでは、比較対象である形状マッチングの処理負荷に関連する値として、前記所定範囲における交差点と交差点で区切られた道路線分の本数である道路要素数を用いたが、前記所定範囲における道路総延長や、前記所定範囲におけるデータサイズのいずれか、あるいは組み合わせを比較対象として選定しても良い。このようにすれば、比較対象を適応的に選択することができ、形状マッチングの処理負荷に関連する値の小さいデータを適応的に選択することが可能となる。
そして、比較の結果、形状マッチング用地図データの道路要素数mが交通情報センタ100から受信した道路位置情報に含まれる道路形状データ要素数nより大きい場合には(S503“m>n”)、道路要素数が少ないのは受信した道路位置情報に含まれる道路形状データ要素数nの方であるため、交通情報センタ100から受信した道路位置情報に含まれるマッチング要素である道路要素(リンクとノード)の重要度を検出し、検出された重要度の道路要素に限定、すなわち重要度が異なる道路要素は無視して、形状マッチング用地図データの道路要素に対し形状マッチング処理を実行する(S504)。このため、重要度が異なる道路要素については形状マッチングを行う必要がなくなり、無駄な形状マッチング処理を削減することができる。
なお、ここでは、マッチング要素である道路要素の重要度として、道路種別や、道路幅員、あるいはこれらのうち両方を用いるようにしてもよいし、また、形状マッチング用地図データを階層分けて構成する場合の基準とした道路幅員や道路種別と対応させるようにしてもよい。このようによれば、より確実に無駄なマッチング処理回数を削減することができることになる。
なお、このm>nの場合は、形状マッチング用地図データベース215の形状マッチング対象範囲内に含まれる道路要素数mが交通情報センタ100から受信した道路位置情報に含まれる道路形状データについて形状マッチング対象範囲内に含まれる道路要素数nより大きい場合であるので、表示縮尺が詳細地図である場合に、例えば、図2においては階層Cの場合に発生することが多い。
次に、形状マッチングが成功したかどうかを調べ(S505)、形状マッチングが失敗した場合には(S505“No”)、形状マッチング対象の地図階層を一つ下げて(S506)、S503の要素数mとnの比較処理へ戻る。例えば、図2において、最上位の階層Aの形状マッチング用データを用いて形状マッチングを行っていた場合には、地図階層を一つ下げた階層Bの形状マッチング用データを用いて、要素数mとnの比較処理を行うようにする。
一方、形状マッチングが成功した場合には(S505“Yes”)、受信した道路位置情報に含まれる道路形状データの要素数n個について、階層Cの地図上の道路データに対して形状マッチング処理を実行したかどうかを調べ(S507)、受信した道路位置情報に含まれる道路形状データの要素数n個について全て形状マッチング処理が終了している場合には(S507“Yes”)、S511の処理へ進む。なお、処理が全て終了していない場合は(S507“No”)、S504の処理へ戻る。
これに対し、ステップ503において要素数mとnの比較した結果、形状マッチング用地図データの道路要素数mが交通情報センタ100から受信した道路位置情報に含まれる道路形状データ要素数n以下の場合には(S503“m≦n”)、道路要素数が少ないのは形状マッチング用地図データの道路要素数mの方であるため、道路要素数mの形状マッチング用地図データに含まれる各道路要素(リンクとノード)の重要度を検出し、検出された重要度の道路要素に限定し、重要度が異なる道路要素は無視して、受信した道路位置情報に含まれる道路形状データの道路要素に対して形状マッチング処理を実行する(S508)。このため、この場合にも、重要度が異なる道路要素については、形状マッチングを行う必要がなくなるので、無駄な形状マッチング処理を削減することができる。
なお、このm≦nの場合は、受信した道路位置情報に含まれる道路形状データについて形状マッチング対象範囲内に含まれる道路要素数nが形状マッチング用地図データベース215の形状マッチング対象範囲内に含まれる道路要素数mより大きい場合であるので、表示縮尺が広域地図である場合、例えば、図2においては表示縮尺1の階層Aの場合に発生することが多い。
次に、この場合も、形状マッチングが成功したかどうかを調べ(S509)、形状マッチングが失敗した場合には(S509“No”)、形状マッチング対象の地図階層を一つ下げて(S506)、S503の要素数mとnの比較処理へ戻る。
一方、形状マッチングが成功した場合には(S509“Yes”)、その階層の地図上の道路データの要素数m個について、受信した道路位置情報に含まれる道路形状データに対して形状マッチング処理を実行したかどうかを調べ(S510)、その階層の地図上の道路データの要素数m個について全て形状マッチング処理が終了している場合には(S510“Yes”)、S511の処理へ進む。なお、処理が全て終了していない場合は(S510“No”)、S508の処理へ戻る。
そして、S511の処理へ進んだ場合は、前述のようにして特定した道路区間内の事象位置を相対位置により特定し(S511)、事象位置をデジタル地図表示部214に表示して(S512)、処理を終了する。
このように、実施の形態2によれば、車載端末210では、交通情報センタ100から事象位置を含む道路位置情報を受信すると、マッチング方向決定部213が形状マッチング用地図データにおける形状マッチングの処理負荷に関連する道路要素数等の値と、受信した道路位置情報に含まれる道路形状データにおけるその値とを比較して、その値の小さいデータに含まれる道路要素を構成するノードとリンクの重要度に限定した上で形状マッチングを行うようにしたので、重要度が異なる道路要素については形状マッチングを行う必要がなくなり、無駄なマッチング処理回数を削減することができ、形状マッチング処理の速度を早くして、事象位置を迅速に表示することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3は、前述の実施の形態1と実施の形態2とを組合わせたものである。
図8に、本発明の実施の形態3に係る位置情報受信装置、形状マッチング方法を採用した交通情報提供システムを示す。
図8において、実施の形態3の交通情報提供システムは、実施の形態1と同様の交通情報センタ100と、本発明の実施の形態3に係る位置情報受信装置として複数台(ここでは、説明の便宜上、1台のみ示す。)のカーナビ等の車載端末310とから構成されている。
車載端末310は、位置情報受信部311と、形状マッチング部312と、地図階層選択部313と、マッチング方向決定部314と、デジタル地図表示部315と、縮尺階層関連記憶部316と、形状マッチング用地図データベース317と、デジタル地図データベース318とを有している。
次に、図面を参照して、動作を説明する。
図9(a)は、道路位置情報を送信する交通情報提供センタ100側の動作を示すフローチャートである。
交通情報センタ100では、まず、位置情報変換部102が交通事故や道路工事、渋滞、降雨、降雪、取り締まり等の事象情報が蓄積された事象情報蓄積部101からその事象情報を読み出して(S401)、事象情報が示す事象位置を含む所定長の道路区間を表す緯度・経度列で構成される道路形状データを生成し(S402)、前記道路区間内の事象位置の相対位置を取得すると(S403)、これをデジタル地図データベース104に蓄積されているノードとリンクから対象となる道路形状等を示す道路形状データに変換し、道路位置情報として位置情報送信部103へ出力し(S404)、位置情報送信部103がこの道路位置情報を車載端末310へ送信して処理を終了する(S405)。ここまでは、前記実施の形態1,2の場合と同様である。
図9(b)は、交通情報提供センタ100から道路位置情報を受信する実施の形態3の車載端末310側のフローチャートを示している。
車載端末310では、位置情報受信部311が交通情報センタ100からの道路位置情報を受信すると、受信した道路位置情報を形状マッチング部312へ渡す(S601)。
形状マッチング部312は、道路位置情報を受けると、まず、地図階層選択部313に対して、前記形状マッチング用地図データベースの各階層のうち、形状マッチングで使用する階層を選択するように処理を渡す。すると、実施の形態1と同様に、地図階層選択部313は、デジタル地図表示部315から画面に表示する、または表示しているデジタル地図の表示縮尺を取得して(S602)、縮尺階層関連記憶部316を参照しデジタル地図表示部315における表示縮尺に対応する形状マッチング用地図データベース317の階層を選択し(S603)、形状マッチング部312へ送信する。
前記実施の形態1と同様に形状マッチング用地図データベース317の階層が決定されて、マッチング方向決定部314に送られると、マッチング方向決定部314は、その決定された階層の形状マッチング用地図データを用いて形状マッチングを実行する際の方向を決定するため、その階層の形状マッチング用地図データと、交通情報センタ100から受信した道路位置情報に含まれる道路形状データとの間で、前記実施の形態2と同様に形状マッチングの処理負荷に関連する値の大小を比較する。つまり、マッチング方向決定部314は、表示縮尺とデジタル地図表示部315の表示面積から形状マッチング対象範囲を算出し、もしくは2次メッシュ(約10km四方)等の所定の範囲を算出して、決定された階層について形状マッチング対象範囲内に含まれる道路要素数mと、受信した道路位置情報に含まれる道路形状データについて形状マッチング対象範囲内に含まれる道路要素数nを算出すると共に、要素数mとnの大小を比較する(S604)。なお、実施の形態2のところで説明したように、比較対象である形状マッチングの処理負荷に関連する値として、前記所定範囲における交差点と交差点で区切られた道路線分の本数である道路要素数以外に、前記所定範囲における道路総延長や、前記所定範囲におけるデータサイズのいずれか、あるいは組み合わせを比較対象として選定しても良い。このようにすれば、比較対象を適応的に選択することができ、形状マッチングの処理負荷に関連する値の小さいデータを適応的に選択することが可能となる。
そして、道路要素数mとnの比較の結果、形状マッチング用地図データの道路要素数mが交通情報センタ100から受信した道路位置情報に含まれる道路形状データ要素数nより大きい場合には(S604“m>n”)、交通情報センタ100から受信した道路位置情報に含まれるマッチング要素である道路要素(リンクとノード)の重要度を検出して、その重要度の道路要素に限定、すなわち重要度が異なる道路要素は無視して、形状マッチング用地図データの道路要素に対し形状マッチング処理を実行する(S605)。このため、実施の形態2と同様に、重要度が異なる道路要素については形状マッチングを行う必要がなくなり、無駄な形状マッチング処理を削減することができる。
そして、受信した道路位置情報に含まれる道路形状データの要素数n個について階層Cの地図上の道路データに対して形状マッチング処理が終了したか否かを判断し(S606)、終了していない場合には(S606“No”)、S605の処理に戻り、受信した道路位置情報に含まれる道路形状データの要素数n個について階層Cの地図上の道路データに対して形状マッチング処理を継続する一方、終了した場合には(S606“Yes”)、S609の処理へ進む。
これに対し、ステップ604において要素数mとnの比較した結果が、形状マッチング用地図データの道路要素数mが交通情報センタ100から受信した道路位置情報に含まれる道路形状データ要素数n以下の場合には(S604“m≦n”)、道路要素数が少ないのは形状マッチング用地図データの道路要素数mの方であるため、道路要素数mの形状マッチング用地図データに含まれる各道路要素(リンクとノード)の重要度を検出し、検出された重要度の道路要素に限定し、重要度が異なる道路要素は無視して、受信した道路位置情報に含まれる道路形状データの道路要素に対して形状マッチング処理を実行する(S607)。このため、この場合にも、重要度が異なる道路要素については、形状マッチングを行う必要がなくなるので、無駄な形状マッチング処理を削減することができる。
そして、階層Aの地図上の道路データの要素数m個について、受信した道路位置情報に含まれる道路形状データに対して形状マッチング処理が終了したか否かを判断し(S608)、終了していない場合には(S608“No”)、S607の処理に戻り、階層Aの地図上の道路データの要素数m個について受信した道路位置情報に含まれる道路形状データに対して形状マッチング処理を継続する一方、終了した場合には(S608“Yes”)、S609の処理へ進む。
S609の処理へ進むと、特定した道路区間内の交通情報等の事象位置を相対位置により特定し(S609)、事象位置をデジタル地図表示部315に表示して(S610),処理を終了する。
このように、実施の形態3によれば、車載端末310では、実施の形態1と同様にデジタル地図の表示縮尺に応じて形状マッチングを行う形状マッチング用地図データの階層を決めるので、形状マッチングの際に、形状マッチング用地図データの階層間の移動を無くすことができると共に、実施の形態2と同様に形状マッチング用地図データにおける形状マッチングの処理負荷に関連する値と、受信した道路位置情報に含まれる道路形状データにおけるその値とを比較して、その値の小さいデータに含まれる道路要素を構成するノードとリンクの重要度に限定した上で形状マッチングを行うようにしたので、重要度が異なる道路要素については形状マッチングを行う必要がなくなり、無駄なマッチング処理回数を削減することができ、形状マッチング処理の速度を早くして、事象位置を迅速に表示することができる。
本発明に係る位置情報受信装置、および形状マッチング方法は、交通事故や道路工事、渋滞、取り締まり等の交通情報等の事象情報や、レストラン、駐車場等のPOI(Point Of Interest)情報といった、デジタル地図上の位置に関する位置情報を的確かつ迅速に伝達するための装置または方法であり、交通情報等を収集・生成・伝達する交通管制システムにおける交通情報センタ等が生成した位置情報を受信するシステムとして、カーナビゲーションシステムのような車載端末や、携帯電話、PDA、パソコンのようなモバイル端末に有用である。
実施の形態1における交通情報提供システムの構成を示す図 車載端末にて受信する道路位置情報と、形状マッチング用地図データベースに格納される各階層のデータとを示す図 縮尺階層関連記憶部に蓄積されているデータの構造を示す図 実施の形態1の動作を示すフローチャート 交通情報センタから車載端末へ送信される道路位置情報の一例を示す図 実施の形態2における交通情報提供システムの構成を示す図 実施の形態2の動作を示すフローチャート 実施の形態3における交通情報提供システムの構成を示す図 実施の形態3の動作を示すフローチャート 従来技術における交通情報センタを示す図 従来技術におけるノード、リンクを示す図 従来技術における形状マッチング用の階層が決まる構造と、形状マッチング方法を説明する図 従来技術における形状マッチング処理を示すフローチャート
符号の説明
100 交通情報センタ
101 事象情報蓄積部
102 位置情報変換部
103 位置情報送信部
104 デジタル地図データベース
110,210,310 車載端末
111 位置情報受信部
112,212,312 形状マッチング部
113,313 地図階層選択部
114 デジタル地図表示部
115 形状マッチング用地図データベース
116,316 縮尺階層関連記憶部
117 デジタル地図データベース
213,314 マッチング方向決定部

Claims (10)

  1. デジタル地図上の位置を示す形状データを位置情報として受信し、前記形状データと複数の階層で構成された形状マッチング用地図データとの間で形状マッチングを行って前記位置を特定し、デジタル地図表示部に表示する位置情報受信装置であって、
    前記デジタル地図表示部に表示するデジタル地図の表示縮尺と、前記形状マッチング用地図データの階層とを関連付けて記憶する縮尺階層関連記憶手段と、
    前記デジタル地図表示部に表示するデジタル地図の表示縮尺に応じて、前記形状マッチング用地図データの階層を選択する地図階層選択手段と、
    階層を選択された前記形状マッチング用地図データと、前記形状データとを用いて形状マッチングを行う形状マッチング手段と、
    を備えることを特徴とする位置情報受信装置。
  2. デジタル地図上の位置を示す形状データを位置情報として受信し、前記形状データと複数の階層で構成された形状マッチング用地図データとの間で形状マッチングを行って前記位置を特定し、デジタル地図表示部に表示する位置情報受信装置であって、
    前記形状マッチング用地図データにおける前記形状マッチングの処理負荷に関連する値と、受信した前記形状データにおける前記値とを比較して、前記値の小さいデータから大きいデータの方向へ形状マッチングを実行する方向を決定するマッチング方向決定手段と、
    前記値の小さいデータに含まれるマッチング要素の重要度を検出し、検出された重要度を持つ前記マッチング要素について前記決定された方向で形状マッチングを行う形状マッチング手段と、
    を備えることを特徴とする位置情報受信装置。
  3. デジタル地図上の位置を示す形状データを位置情報として受信し、前記形状データと複数の階層で構成された形状マッチング用地図データとの間で形状マッチングを行って前記位置を特定し、デジタル地図表示部に表示する位置情報受信装置であって、
    前記デジタル地図表示部に表示するデジタル地図の表示縮尺と、前記形状マッチング用地図データの階層とを関連付けて記憶する縮尺階層関連記憶手段と、
    前記デジタル地図表示部に表示するデジタル地図の表示縮尺に応じて、前記形状マッチング用地図データの階層を選択する地図階層選択手段と、
    階層を選択された前記形状マッチング用地図データにおける前記形状マッチングの処理負荷に関連する値と、受信した前記形状データにおける前記値とを比較して、前記値の小さいデータから大きいデータの方向へ形状マッチングを実行する方向を決定するマッチング方向決定手段と、
    前記値の小さいデータに含まれるマッチング要素の重要度を検出し、検出された重要度を持つ前記マッチング要素について前記決定された方向で形状マッチングを行う形状マッチング手段と、
    を備えることを特徴とする位置情報受信装置。
  4. 前記マッチング要素の重要度として、道路種別、道路幅員または道路番号のうち、少なくとも一つを用いる、
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の位置情報受信装置。
  5. 前記形状マッチングの処理負荷に関連する値として、交差点で区切られる道路線分の数、道路総延長、またはデータサイズのうち、少なくとも一つを用いる、
    ことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかの請求項に記載の位置情報受信装置。
  6. デジタル地図上の位置を示す形状データを受信し、前記形状データと複数の階層で構成された形状マッチング用地図データとの間で形状マッチングを行って前記位置を特定する形状マッチング方法であって、
    表示縮尺に応じて形状マッチングで使用する形状マッチング用地図データの階層を選択するステップと、
    階層を選択された前記形状マッチング用地図データと、前記形状データとを用いて形状マッチングを行うステップと、
    を有することを特徴とする形状マッチング方法。
  7. デジタル地図上の位置を示す形状データを受信し、前記形状データと複数の階層で構成された形状マッチング用地図データとの間で形状マッチングを行って前記位置を特定する形状マッチング方法であって、
    前記形状マッチング用地図データにおける前記形状マッチングの処理負荷に関連する値と、受信した前記形状データにおける前記値とを比較して、前記値の小さいデータから大きいデータの方向へ形状マッチングを実行する方向を決定するステップと、
    前記値の小さいデータに含まれるマッチング要素の重要度を検出し、検出された重要度を持つ前記マッチング要素について前記決定された方向で形状マッチングを行うステップと、
    を有することを特徴とする形状マッチング方法。
  8. デジタル地図上の位置を示す形状データを受信し、前記形状データと複数の階層で構成された形状マッチング用地図データとの間で形状マッチングを行って前記位置を特定する形状マッチング方法であって、
    表示縮尺に応じて形状マッチングで使用する形状マッチング用地図データの階層を選択するステップと、
    階層を選択された前記形状マッチング用地図データにおける前記形状マッチングの処理負荷に関連する値と、受信した前記形状データにおける前記値とを比較して、前記値の小さいデータから大きいデータの方向へ形状マッチングを実行する方向を決定するステップと、
    前記値の小さいデータに含まれるマッチング要素の重要度を検出し、検出された重要度を持つ前記マッチング要素について前記決定された方向で形状マッチングを行うステップと、
    を有することを特徴とする形状マッチング方法。
  9. 請求項6〜請求項8のいずれかの一の請求項に記載の形状マッチング方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  10. 請求項6〜請求項8のいずれかの一の請求項に記載の形状マッチング方法をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記憶媒体。
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