JP2005337840A - 超音波流量計 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】到達時間の測定毎に、超音波送信の遅延時間を変える。1回目は、基準クロックのエッジからτだけ遅延させて送信を開始し、複数回の送受信を繰り返して最後受信までの到達時間を測る。2回以降、順に遅延を2τ、3τ、・・・と増加させる。遅延時間の終了時点が基準クロックの次のエッジより後になったら、遅延時間をτに戻す。図2では、11回目に測定時に遅延時間をτに戻している。こうして、遅延を何回かの測定に当って均等に散らばるようにする。
【選択図】図2
Description
到達時間計測用の基準クロックとは違う周波数で、かつ基準クロック周波数の整数倍ではない周波数の第2のクロック例えば時計用クロックにより送信タイミングを基準クロックに対して毎回ずらす方式である。時計用クロックに同期させて基準クロックの発振をONして、その時点から時計用クロックの一定クロック数後に超音波の送信(発信)を行う。そして毎回の送信毎に前記一定クロック数を変更する(1ずつ増やす)ことで、送信タイミングを基準クロックに対して毎回位相的にずらす。こうして基準クロックを計数して得る到達時間の複数の値の平均から高い分解能で到達時間を求める。こうすることで、基準クロックの周期よりも小さい時間分解能が得られるとしている。
この従来技術も、第1の従来技術と同様に、超音波の到達時間の平均レベルで目標の(期待する)高い分解能を得ることを狙ったものということができる。送受信を複数回続けて繰り返すことによる計測を1計測セットとし、この計測セットで順方向の計測を行い、次に逆方向の計測セットを行う。このようにして、何回かの計測セットを行い、順方向の到達時間と逆方向の到達時間の各総和に基づいて流量を演算するが、計測セットの開始から終了までの間の任意の位置に遅延時間を入れている。遅延時間は計測セット毎に変化させるようにしている。例えば、基準クロックの1周期の1/10を1単位とし、毎回、その0倍(遅延なし)から、次は1倍、次は2倍と、少しずつ遅延時間を増加させ、9倍の次は再び0倍に戻るようにする。こうして、10計測セットの測定で、基準クロック周期の1/10の分解能での到達時間測定が可能となるとしている。実際には到達時間毎に流量に換算し、流量レベルでの平均化を行っている。
(1×7+2×4)/11=1.36≒1.4
値の1.3から離れた値となっている。
請求項1に発明は、流体の上流と下流に対向配置した超音波送受波器間で相互に超音波の送受信を行い、その到達時間より流速さらには流量を求める超音波流量計において、
最初の送信から最後の受信までの到達時間、つまり到達時間の測定開始から終了までを基準クロックを計数して測定するもので、
基準クロックのカウントエッジから遅延をおいて最初の送信を行い、
前記遅延を基準クロックの1周期より小さい一定時間の整数倍となるようにし、
前記一定時間の1倍から始め、毎回片方の測定毎に倍数を1つずつ増やすようにして、
送信タイミングが、基準クロックの次のカウントエッジより後になったら、次回の測定遅延時間を前記一定時間の1倍に戻すようにしたことを特徴とする超音波流量計である。
最初の送信から最後の受信までの到達時間、つまり到達時間の測定開始から終了までを基準クロックを計数して測定するもので、
基準クロックのカウントエッジから遅延をおいて最初の送信を行い、
前記遅延を基準クロックの1周期より小さい一定時間の整数倍となるようにし、
前記一定時間の1倍から始め、毎回片方の測定毎に倍数を1つずつ増やすようにして、
遅延時間が、基準クロックの1周期の一定整数倍を超えたら、次回の測定は遅延時間を前記一定時間の1倍に戻すようにしたことを特徴とする超音波流量計である。
最初の送信から最後の受信までの到達時間、つまり到達時間の測定開始から終了までを基準クロックを計数して測定するもので、
基準クロックのカウントエッジから遅延をおいて最初の送信を行い、
前記遅延を基準クロックの1周期より小さい一定の基本時間の積み重ねるである整数倍となるようにして、
前記カウントエッジより、遅延を開始し前記基本時間を積み重ねる形で遅延を行い、
遅延時間が、基準クロックの一定整数倍を超えたら測定を開始して、
毎回片方の測定毎に、前記基準クロックの一定整数倍を超えた時の、基本時間の整数倍の倍数を1つずつ増やすようにして、
遅延時間が、基準クロックの前記一定整数倍より大きな所定の一定整数倍を超えたら、次回の測定は、再び遅延時間が基準クロックの前記一定整数倍を超えたら開始するようにしたことを特徴とする超音波流量計である。
3 流管
13 基準クロック発生部
15 遅延部
14,14A,14B カウンタ
τ 一定時間(基本の遅延時間)
Claims (3)
- 流体の上流と下流に対向配置した超音波送受波器間で相互に超音波の送受信を行い、その到達時間より流速さらには流量を求める超音波流量計において、
最初の送信から最後の受信までの到達時間、つまり到達時間の測定開始から終了までを基準クロックを計数して測定するもので、
基準クロックのカウントエッジから遅延をおいて最初の送信を行い、
前記遅延を基準クロックの1周期より小さい一定時間の整数倍となるようにし、
前記一定時間の1倍から始め、毎回片方の測定毎に倍数を1つずつ増やすようにして、
送信タイミングが、基準クロックの次のカウントエッジより後になったら、次回の測定は遅延時間を前記一定時間の1倍に戻すようにしたことを特徴とする超音波流量計。 - 流体の上流と下流に対向配置した超音波送受波器間で相互に超音波の送受信を行い、その到達時間より流速さらには流量を求める超音波流量計において、
最初の送信から最後の受信までの到達時間、つまり到達時間の測定開始から終了までを基準クロックを計数して測定するもので、
基準クロックのカウントエッジから遅延をおいて最初の送信を行い、
前記遅延を基準クロックの1周期より小さい一定時間の整数倍となるようにし、
前記一定時間の1倍から始め、毎回片方の測定毎に倍数を1つずつ増やすようにして、
遅延時間が、基準クロックの1周期の一定整数倍を超えたら、次回の測定は遅延時間を前記一定時間の1倍に戻すようにしたことを特徴とする超音波流量計。 - 流体の上流と下流に対向配置した超音波送受波器間で相互に超音波の送受信を行い、その到達時間より流速さらには流量を求める超音波流量計において、
最初の送信から最後の受信までの到達時間、つまり到達時間の測定開始から終了までを基準クロックを計数して測定するもので、
基準クロックのカウントエッジから遅延をおいて最初の送信を行い、
前記遅延を基準クロックの1周期より小さい一定の基本時間の積み重ねるである整数倍となるようにして、
前記カウントエッジより、遅延を開始し前記基本時間を積み重ねる形で遅延を行い、
遅延時間が、基準クロックの一定整数倍を超えたら測定を開始して、
毎回片方の測定毎に、前記基準クロックの一定整数倍を超えた時の、基本時間の整数倍の倍数を1つずつ増やすようにして、
遅延時間が、基準クロックの前記一定整数倍より大きな所定の一定整数倍を超えたら、次回の測定は、再び遅延時間が基準クロックの前記一定整数倍を超えたら開始するようにしたことを特徴とする超音波流量計。
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JP2004155729A JP4476022B2 (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | 超音波流量計 |
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JP2005337840A true JP2005337840A (ja) | 2005-12-08 |
JP2005337840A5 JP2005337840A5 (ja) | 2007-06-21 |
JP4476022B2 JP4476022B2 (ja) | 2010-06-09 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012127654A (ja) * | 2010-12-13 | 2012-07-05 | Panasonic Corp | 超音波計測装置 |
-
2004
- 2004-05-26 JP JP2004155729A patent/JP4476022B2/ja not_active Expired - Fee Related
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