JP2005337836A - 位置情報提供装置及び位置情報利用端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 POIの位置を表現するためのデータ総量を減少させることのできる位置情報提供装置及び位置情報利用端末装置を提供する。
【解決手段】 位置情報提供側である位置情報提供装置10は、POIが接する道路区間を、例えば道路形状として複数のノード1〜ノードPの経度・緯度で特定するための道路形状データと、POIの位置を例えばノードP+1により特定するための仮想形状データとを含む位置情報提供データを生成して位置情報受信側に送信する。位置情報受信側である位置情報利用端末装置は、受信した位置情報提供データと自装置に備える地図データとを用いて、道路形状をマップマッチングさせることでPOIが接する道路区間を特定し、仮想形状に基づいてPOI位置を特定する。これにより、伝送する位置情報提供データのデータ総量を減少させつつ、ナビゲーション装置等の地図表示画面上にPOI位置を精度良く表すことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、POI(Point Of Interest )に関する位置情報を提供する位置情報提供装置、及び、この位置情報提供装置から提供される位置情報に基づいてPOIの位置を特定して表示等を行って利用する位置情報利用端末装置に関する。
ユーザ端末からの要求に応じてユーザ端末にネットワークを介して地点情報等を配信する情報処理システムは知られている(例えば、特許文献1参照)。
店舗や駐車場、施設などの利用者にとって興味のある特定対象の場所であるPOI(Point Of Interest )の位置を緯度経度で表現した場合、緯度経度の測位誤差や地図の誤差によって道路や川に対して反対側に位置してしまう可能性がある。この問題は、付近の地物(道路や川)に対する相対関係をあわせて示すことにより解決できる。
図19は地物利用で記述した例を示す図である。ここでは、点Dの位置を表現しようとするものである。点Aは形状点かつ基準点であり、点Bは形状点、点Cは補助点である。 図19中の矢印の方向に向って点Dは点Cの左側にある。ここで、送信するデータは次のとおりである。「点Aの座標及び種別(交差点)、点Bの座標、道のり距離L、左側」。次に点Dの位置表現のメカニズムを説明する。まず、点Aにより基準点が定義される。点Aの種別は交差点であり、情報の受信側(解釈側)は点Aの座標付近の交差点を自分がもっている地図などのデータベースを利用して検索する。もし、精度の違いにより、自分の地図上の交差点座標と送られてきた点Aの座標が一致していなくてもマッチングさせることができる。この交差点からは4本の道路がつながっている。次にこの4本の道路のうち1本を特定する。点A,Bは形状点であり(点Aは基準点もかねる)、この点A,Bにより道路及び道路上の方向が定義される。点Bの座標は自分がもっている地図上の道路上に誤差無く位置するとは限らないが、その道路上近傍にあるはずなので、道路を特定できる。また、点A→点Bの方向を正とする道路上の方向も定められる。次に道のり距離Lを用いて、特定した道路上を特定した方向に向って基準点Aから補助点Cの位置を求めることができる。さらに、補助点Cの位置から特定した方向に向って「左側」という情報で点Dを定めることができる(非特許文献1参照)。
また、絶対位置を道路との相対位置データとして提供する位置情報提供システム及び位置情報提供装置は知られている。情報センタは、端末から駐車場などの施設位置についての情報が要求された場合に、位置情報を近接する道路等の特徴物を用いて相対位置データとして端末に供給する。端末は、マップマッチング演算部において受信した特徴物の位置と自己の地図データベースにおける特徴物の位置からのずれを計算し、施設位置を補正する(特許文献2参照)。
特開2002−310681号公報 国際公開WO98/12688号パンフレット 「位置情報表現形式ガイドライン POIX_EX(ITS FORUM RC-001)」第2.0版、ITS情報通信システム推進会議、平成15年4月28日
上記従来例のように、POIの位置を道路との相対位置データとして提供する場合、相対位置を表現する分だけデータ量が増加する。また、道のり距離を用いる場合は、道のり距離の演算処理が必要であるため、処理量が増加する。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、POIの位置を表現するためのデータ総量を減少させることのできる位置情報提供装置及び位置情報利用端末装置を提供することを目的とする。
本発明の位置情報提供装置は、地図データに対応するPOIに関する位置情報を提供する位置情報提供装置であって、前記POIの位置の近傍の道路を特定するための道路位置データを生成する道路位置データ生成手段と、前記POIの位置の近傍の道路上の位置から前記POIの位置または前記POIの存在する方向を明示するための仮想形状データを生成する仮想形状データ生成手段とを有し、前記道路位置データ及び前記仮想形状データを含む位置情報提供データを生成するデータ生成部と、前記位置情報提供データを出力するデータ出力部と、を備えるものである。
また、本発明の一態様として、上記の位置情報提供装置であって、前記近傍の道路として、POI内の道路、POIに接する道路、POIへの入口に接する道路、或いはこれらに近接する道路の少なくともいずれかを選出することとする。
これにより、情報利用側では、道路形状データと仮想形状データとでPOIの位置を特定することができ、POIの位置を表現するためのデータ総量を減少させることが可能となる。
また、本発明の一態様として、上記の位置情報提供装置であって、前記道路位置データは、対象道路区間の形状を表す複数のノードを有してなる形状データを用いて生成される前記POIの位置に近接する道路位置を特定する道路形状データを含んで構成されるものとする。
これにより、複数のノードを有してなる形状データを用いて、道路形状データと仮想形状データとでPOIの位置を特定可能な位置情報提供データを生成できる。
また、本発明の一態様として、上記の位置情報提供装置であって、前記道路位置データは、交差点または道路上の地点により対象道路区間を特定する位置参照データを用いて生成される前記POIの位置に近接する道路位置を特定する道路区間コードを含んで構成されるものとする。
これにより、交差点または道路上の地点により対象道路区間を特定する位置参照データを用いて、道路形状データと仮想形状データとでPOIの位置を特定可能な位置情報提供データを生成できる。
また、本発明の一態様として、上記の位置情報提供装置であって、前記仮想形状データは、前記道路位置データにおける特定地点情報を用いて、前記POIの位置に近接する道路上の位置と、この道路上の位置からの前記POIの位置または前記POIの存在する方向とを表す位置情報を含んで構成されるものとする。
これにより、少ないデータ量でPOIの位置を表現可能となる。
また、本発明の一態様として、上記の位置情報提供装置であって、前記道路位置データは、前記POIの近傍に存在する交差点を曲る道路を含んで構成されるものとする。
これにより、POIの位置が交差点に近い場合でも、POIが交差点のどちら側にあるかなど、交差点に対するPOIの位置を正確に表現でき、情報利用側での誤認識を防止することが可能となる。
本発明の位置情報利用端末装置は、提供される位置情報に基づいて地図データに対応するPOIの位置を特定して利用する位置情報利用端末装置であって、前記POIの位置の近傍の道路を特定するための道路位置データと前記POIの位置の近傍の道路上の位置から前記POIの位置または前記POIの存在する方向を明示するための仮想形状データとを含む位置情報提供データを取得するデータ取得部と、前記道路位置データに基づいてマップマッチング処理を行って前記POIの位置に近接する道路を特定する道路特定手段と、前記仮想形状データに基づいて前記POIの位置を特定するPOI位置特定手段とを有し、前記位置情報提供データを処理するデータ処理部と、前記POIの位置情報を活用するPOI情報活用部と、を備えるものである。
なお、近傍の道路として、POI、POIへの入口に接する道路或いは近接する道路などが用いられる。
これにより、少ないデータ量の位置情報提供データによって、POIの位置を特定でき、POIの位置を地図画面上に表示したり、音声案内を行ったり、目的地の設定に利用したりなど、種々の用途に活用できる。また、仮想形状データに基づいてPOIの位置またはPOIの存在する方向を特定するので、演算の処理量が少なくてすむ。
また、本発明は、コンピュータに、上記いずれかに記載の位置情報提供装置における各手段の機能を実現させるためのプログラムを提供する。
また、本発明は、コンピュータに、上記の位置情報利用端末装置における各手段の機能を実現させるためのプログラムを提供する。
これらのプログラムにより、POIの位置を正確に特定できるとともに、POIの位置を表現するためのデータ総量の減少、位置情報提供データの生成時または処理時における処理量の削減等を図ることができる。
本発明によれば、POIの位置を表現するためのデータ総量を減少させることのできる位置情報提供装置及び位置情報利用端末装置を提供できる。
本実施形態では、車両等に設けられるカーナビゲーション装置や携帯電話装置を主な対象として利用される位置情報提供システムにおいて、本発明に係る位置情報提供装置及び位置情報利用端末装置を適用した例を示す。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る位置情報提供装置のブロック図、図2は本発明の第1の実施形態に係る位置情報利用端末装置のブロック図である。図1に示す位置情報提供装置10と図2に示す位置情報利用端末装置30とは、図示しない通信網等を介してデータ通信を行う。位置情報提供装置10の具体例として、ネットワークに接続された位置情報提供サーバを挙げることができる。位置情報利用端末装置30の具体例として、車両等で利用されるナビゲーション装置及び携帯電話装置やPDA等の情報端末装置を挙げることができる。第1の実施形態では、位置参照用の位置情報提供データに相当する位置コードの一例として、対象道路区間を表す複数のノードを有する形状データを用いて、位置情報を伝達する場合の構成例を説明する。
図1に示すように位置情報提供装置10は、POIデータベース11、POI決定部12、デジタル地図データベース(A)13、データ出力部の一例に相当する位置情報送信部14、及びデータ生成部の一例に相当する位置コード生成部20を有して構成される。位置コード生成部20は、対象道路特定部21、道路区間抽出部22、道路形状生成部23、POI入口位置決定部24、仮想形状生成部25及び道路形状仮想形状接続部26を備える。
POIデータベース11には、各種POI(例えば、駐車場、レストラン、銀行、コンビニエンスストア等)の位置及びPOIに近接する道路を特定するデータ、各種POIに関するデータ(例えば、住所、電話番号、営業時間、駐車場の空車情報等)が格納されている。
POI決定部12は、位置情報利用端末装置30に対してPOIを検索するためのメニュー等を提供し、位置情報利用端末装置30から供給されるリクエスト情報等に基づいて少なくとも1つのPOIを特定し、特定したPOIのデータを位置コード生成部20へ供給する。なお、図1では、位置情報利用端末装置30に対してメニュー等を送信する手段及び位置情報利用端末装置30からのリクエスト情報等を受信する手段の図示を省略している。また、位置情報提供装置10が、FM放送やデジタル放送等を用いて、放送型の情報提供を行っている場合は、保持するPOIの全てを情報提供する、ないしは駐車場の満空状況や、POIでのイベント発生状況等を勘案して、提供するPOIを決定する。
位置コード生成部20は、デジタル地図データベース(A)13を参照して、POIの位置に近接する道路を特定するための道路位置データの一例である道路形状データと、POIの入口または出口等のPOIに近接する道路上の位置(POI接点位置)からPOIの位置またはPOIの存在する方向を明示するための仮想形状データとを生成し、生成した各データを位置情報送信部14へ供給する。
具体的には、対象道路特定部21によって対象道路を特定し、道路区間抽出部22によって道路区間を抽出し、道路形状生成部23によって抽出した道路区間の道路形状データを生成する。また、POI入口位置決定部24によってPOIが接する道路上の位置に対応する特定地点情報としてPOI接点位置を決定し、仮想形状生成部25によって仮想形状データを生成する。さらに、道路形状仮想形状接続部26によって後述するデータ構成例(1)〜(3)に示す位置情報提供データ(位置参照用データ)を生成する。POIに近接する道路とは、POI内の道路、POIの入口に接する道路、POIへの誘導道路、またはこれらにアクセス可能な近傍道路を含む。
なお、各POI毎に位置情報提供データを予め作成しておき、その位置情報提供データをPOIとの対応を付けてPOIデータベース11に格納する構成をとる場合には、デジタル地図データベース(A)13及び位置コード生成部20を設ける必要はない。また、位置情報提供装置10が例えばレストラン等の事業者等によって運営されているサーバであって、そのレストラン等の位置情報を提供するものである場合には、POIデータベース11及びPOI決定部12は不要である。このような場合は、位置情報利用端末装置20側からの要求に応じて、予め作成しておいた位置情報提供データを提供すればよい。
位置情報送信部14は、生成された位置情報提供データをデータ通信に適したフォーマットのデータまたは符号に変換してPOI位置参照情報として送信する。これにより、図示しない通信網等を介して位置参照情報を位置情報利用端末装置30側へ供給することができる。
図2に示すように、位置情報利用端末装置30は、データ取得部の一例に相当する位置情報受信部31、形状マッチング部32、デジタル地図データベース(B)33、仮想線特定部34、POI位置特定部35及びPOI活用部36を有して構成される。上記形状マッチング部32、仮想線特定部34、及びPOI位置特定部35は、データ処理部の機能を実現するものである。なお、図2では、位置情報提供装置10からのメニュー情報等を受信するための手段、及び、位置情報提供装置10に対してリクエスト情報等を送信するための手段の図示を省略している。
位置情報受信部31は、通信網等を介して位置情報提供装置10側から送信された位置情報提供データ(POI位置参照情報)を受信し、受信した位置情報提供データを形状マッチング部32に供給する。
形状マッチング部32は、受信した位置情報提供データの内容を解釈し、仮想形状データを除く道路形状データを認識し、デジタル地図データベース(B)33に格納されている道路とのマップマッチング処理を行ってPOIが接する道路を特定する。
仮想線特定部34は、形状マッチング部32によって特定された道路(POIが接する道路)と形状マッチング部32を介して供給される仮想形状データ(POIが接する道路上の位置からPOIの位置を明示するための仮想形状データまたはPOIが接する道路上の位置からPOIの存在方向を明示するための仮想形状データ)とに基づいて、仮想形状を認識するとともに特定された道路(POIが接する道路)と仮想形状との接続関係を特定する。
POI位置特定部35は、仮想線特定部34によって特定された仮想形状と特定された道路との接続関係に基づいてPOIの位置を特定する。
POI情報活用部35は、POI位置特定部35によって特定されたPOIを位置を活用する。具体的には、POIの位置を地図画面上に表示したり、音声案内を行ったり、経路探索の目的地として設定したりする。
位置情報利用端末装置30側のデジタル地図データベース(B)33の縮尺や精度は、位置情報提供装置10側のデジタル地図データベース(A)13の縮尺や精度と異なっていてもよい。各形状データ(道路形状データ及び仮想形状データ)によってPOIの位置を特定するので、縮尺や精度が異なっていても、位置情報利用端末装置30側ではPOIの位置を正確に認識できる。道路とPOIとの位置関係は仮想形状データで表現されているので、POIの位置が道路の反対側に認識されることはない。各形状データ(道路形状データ及び仮想形状データ)によってPOIの位置を特定するので、道のり距離等の演算処理によって、POIの位置を決定することも不要である。
図3〜図5は第1の実施形態における位置参照情報のデータ構成例を示す図である。図3に示すデータ構成例(1)は、POIの種別や内容等を示すPOIのヘッダ、POIの経度及び緯度、形状データの道路属性、形状データノード総数、各ノードの絶対座標(緯度,経度)、ノード間リンクの本線・仮想線の識別情報を有してなる位置情報提供データを示している。データ構成例(1)では、本線・仮想線の識別情報によってノード間のリンクが道路形状であるかPOIの位置を明示するための仮想形状であるかを識別できるようにしている。ノードは、道路形状を特定するために設定した道路地図上の点、及び、POIが接する道路上の位置に対応する特定地点情報としての点、並びに、仮想線の形状を特定するための点である。道路地図上の点には交差点が含まれていてもよい。仮想線の形状を特定するための点の位置は、POIが道路のどちら側にあるかを明示できる位置であればよく、例えばPOIの中心位置やPOIの接点位置等であってもよい。
図4に示すデータ構成例(2)は、POIのヘッダ、POIの経度及び緯度、形状データの道路属性、形状データノード総数、各ノードの絶対座標(緯度,経度)、特定地点情報に相当する仮想線のノード番号、仮想線が伸びる方向(絶対角度または偏角)を有してなる位置情報提供データを示している。データ構成例(2)では、各ノードによって道路形状を表現し、仮想線のノード番号によって指定されたノード(POIが接する道路上の位置)とそのノードから仮想線が伸びる方向によってPOIの位置を明示するようにしている。POIが道路のどちら側にあるかを表現するには、距離概念は無くてもよいので、仮想線の伸びる方向(方位)のみでもよい。また、仮想線は途中の任意のノードや最終ノードなどに設定でき、仮想線が最終ノードNから伸びる場合には、仮想線のノード番号の指定を省略してもよい。また、仮想線が伸びる方向が記述された直前または直後のノードを仮想線のノード番号であると定義することで、仮想線のノード番号の指定を省略してもよい。ノードは、道路形状を特定するために設定した道路地図上の点であって、交差点が含まれていてもよい。
図5に示すデータ構成例(3)は、POIのヘッダ、POIの経度及び緯度、形状データの道路属性、形状データノード総数、各ノードの絶対座標(緯度,経度)、特定地点情報に相当する仮想線の開始点ノード番号及び仮想線の終了点ノード番号を有してなる位置情報提供データを示している。仮想線の開始点ノード番号及び仮想線の終了点ノード番号を定義することで、仮想形状と道路形状とを区別できるようにしている。ノードは、道路形状を特定するために設定した道路地図上の点、及び、仮想線の形状を特定するための点である。道路地図上の点には交差点が含まれていてもよい。仮想線の開始ノードは道路地図上の点である。仮想線の終了ノードは、POIが道路のどちら側にあるかを明示できる位置であればよく、例えばPOIの中心位置やPOIの接点位置等であってもよい。
なお、上記各データ構成例(1)〜(3)では、POIの経度及び緯度を含めているが、これは位置情報利用端末装置30側で道路特定ができない場合に、POIの位置を特定できるようにするためのものである。
図6〜図8は各データ構成例に基づいて表現される道路形状及び仮想形状の具体例を示す図である。図6は、上記データ構成例(1)に対応した道路形状及び仮想形状の具体例を示している。ノード1からノードPまでの複数のノード間のリンクによってPOIに接する道路の形状(道路区間)が特定される。ノードPはPOIが接する道路上の位置である。ノードPからノードP+1間のリンクによってPOIの位置・方向を示す仮想形状が特定される。ここでは仮想形状を矢印線で示している。位置情報利用端末装置30では、ノードP+1の位置にPOIを示すマークだけを表示してもよいし、POIを示すマークと仮想形状を合せて表示してもよいし、POIの位置・方向を示す仮想形状だけを表示してもよい。また、マップマッチングを行った道路形状(道路区間)を表示してもよい。仮想形状や道路形状(道路区間)を表示する際の表現(線種または形状及び表示色等)は任意である。
図7は、上記データ構成例(2)に対応した道路形状及び仮想形状の具体例を示している。ノード1からノードNまでの複数のノード間のリンクによってPOIに接する道路の形状(道路区間)が特定される。ノードN−1は仮想線のノード番号であり、POIが接する道路上の位置である。矢印線は仮想形状を示している。ここでは、北上表示で仮想形状がノードN−1から西方向へ伸びる例を示している。位置情報利用端末装置30では、ノードN−1の西側の適宜な位置にPOIを示すマークだけを表示してもよいし、POIを示すマークと仮想形状を合せて表示してもよいし、POIの位置・方向を示す仮想形状だけを表示してもよい。また、マップマッチングを行った道路形状(道路区間)を表示してもよい。仮想形状や道路形状(道路区間)を表示する際の表現(線種または形状及び表示色等)は任意である。
図8は、上記データ構成例(3)に対応した道路形状及び仮想形状の具体例を示している。仮想線の終了点ノードk+1を除く各ノード間のリンクによってPOIに接する道路の形状が特定される。仮想線の開始点ノードkと終了点ノードk+1間のリンクによって仮想形状が特定される。ここでは仮想形状を矢印線で示している。位置情報利用端末装置30では、仮想線の終了点ノードk+1の位置にPOIを示すマークだけを表示してもよいし、POIを示すマークと仮想形状を合せて表示してもよいし、POIの位置・方向を示す仮想形状だけを表示してもよい。また、マップマッチングを行った道路形状(道路区間)を表示してもよい。仮想形状や道路形状を表示する際の表現(線種または形状及び表示色等)は任意である。
図9は本発明の第1の実施形態に係る位置情報提供装置の動作例(エンコード処理例)を示すフローチャートである。位置情報提供装置10内のPOI設定部12は、位置情報利用端末装置30側から供給されたリクエスト情報等に基づいて、位置情報を提供するPOIを抽出する(ステップS11)。位置コード生成部20は、抽出されたPOIに接する道路を抽出して、その道路を特定するための道路形状データを生成し(ステップS12)、POIの入口(POI接点位置)までの道路の形状を取得し(ステップS13)、道路入口からPOIまでの仮想形状データを生成する(ステップS14)。位置情報送信部14は、位置コード生成部20によって生成された位置情報提供データ(道路形状データと仮想形状データとを含んでなる)を送信データ形式に変換して、POI位置参照情報として位置情報利用端末装置30側へ送信する(ステップS15)。
図10は本発明の第1の実施形態に係る位置情報利用端末装置の動作例(デコード処理例)を示すフローチャートである。位置情報提供装置10側から送信された位置情報提供データ(POI位置参照情報)は、位置情報利用端末装置30内の位置情報受信部31によって受信される(ステップS31)。形状マッチング部32は、仮想形状を除いた道路形状に基づいてマップマッチング処理を施して、対象道路(POIに接する道路)を特定する(ステップS32)。ステップS33で、マップマッチング処理に基づく対象道路の位置特定が成功したか否かが判断される。
対象道路の位置特定に成功した場合(YES)には、仮想線特定部34によって受信側の道路との不一致箇所からPOIの入口(POI接点位置)が特定され(ステップS34)、POI位置特定部35によって仮想形状データの伸びる方向からPOIの存在方向(道路左右)が特定される(ステップS35)。そして、POI情報活用部36によって、POI位置の画面表示や目的地設定等の情報の活用処理がなされる(ステップS36)。ステップS33で対象道路の位置特定に成功しなかった場合(NO)には、形状データを用いずにPOI位置のみでPOI位置の特定がなされ(ステップS37)、情報の活用処理がなされる(ステップS36)。
このように第1の実施形態によれば、POIに接する道路地点を含む道路形状データと、この道路地点からPOIが存在する位置または方向(左右など)等を示す仮想形状データとを用いて、POIの位置を表現するための位置参照情報を構成することによって、位置参照情報のデータ総量を減少させることが可能となる。
(第2の実施形態)
図11は本発明の第2の実施形態に係る位置情報提供装置のブロック図、図12は本発明の第2の実施形態に係る位置情報利用端末装置のブロック図である。第2の実施形態では、位置参照用の位置情報提供データに相当する位置コードの一例として、対象道路区間を表す複数のノードを有する形状データ、或いは、2交差点(ないしは、道路上の地点)を特定後、その間の最短経路をもって道路区間を特定する位置参照データなどを用いる場合の構成例を説明する。
図11に示す位置情報提供装置50は、POIデータベース11、POI決定部12、デジタル地図データベース(A)13、位置情報送信部14及び位置コード生成部60を有して構成される。位置コード生成部60は、対象道路特定部61、道路区間抽出部62、POI入口位置決定部63、交差点先情報必要性判定部64及びコード生成部65を備える。
対象道路特定部61は、POI入口位置決定部63によって決定されたPOIの入口(POI接点位置)に接する道路及びこの道路に交差点を介して接続される道路を特定する。交差点先情報必要性判定部64は、POI接点位置(またはPOI位置)が交差点に近いか否かを判定する。具体的には、POI接点位置(またはPOI位置)から予め設定した所定距離以内に交差点が存在するか判定する。交差点先情報必要性判定部64は、POI接点位置(またはPOI位置)が交差点に近い場合には、交差点を越えてその交差点を曲る方向の道路を含めて道路区間を抽出することを、道路区間抽出部62に要求する。
道路区間抽出部62は、交差点先情報必要性判定部64によって交差点を曲る方向の道路を含めて道路区間を抽出することが要求された場合には、POIに接する道路区間だけでなく、交差点部分における先の曲る方向の道路区間をも抽出する。
なお、POI接点位置(またはPOI位置)から交差点までの距離にかかわらず交差点を曲る方向の道路区間をも抽出するようにしてもよい。この場合には、交差点先情報必要性判定部64は不要である。またこの場合、道路区間抽出部62は、POIに接する道路区間と少なくとも次の交差点を曲る道路区間とを抽出する。
コード生成部65は、抽出した道路区間を表現するための道路位置データの一例である道路区間コード、及び、POIの接点位置(POIの入口等のPOIに接する道路上の位置)を示すマーカデータまたはPOIの存在方向を示す仮想形状データを有してなる位置情報提供データを生成する。
位置コード生成部60以外の各部11〜14の構成は、図1に示した第1の実施形態に係る位置情報提供装置10と同じである。
図12に示す位置情報利用端末装置70は、位置情報受信部31、デジタル地図データベース(B)33、位置参照処理部71、POI位置特定部72及びPOI情報活用部36とを有して構成される。位置情報受信部31、デジタル地図データベース(B)33及びPOI情報活用部36の構成は、図2に示した第1の実施形態に係る位置情報利用端末装置30と同じである。
位置参照処理部71は、位置情報受信部31によって受信された位置情報提供データに基づいて、POIに接する道路区間及び交差点を曲った道路区間を特定する。この位置参照処理部71は、デジタル地図データベース(B)33に格納されている道路データと位置情報提供データで表現されている道路形状(道路区間)とに基づいて、自地図での対象道路区間を特定する。
POI位置特定部72は、形状データの曲り位置(交差点位置)とPOI接点位置との関係から自地図上でのPOI接点位置を特定する。また、POI位置特定部72は、仮想形状の伸びる方向からPOIの存在方向(道路左右)を特定する。なお、POI位置特定部72は、位置参照処理部71によって対象道路区間の特定ができなかった場合には、POI位置(絶対位置)のみでPOI位置を特定する。
図13及び図14は第2の実施形態における位置参照情報のデータ構成例を示す図である。図13に示すデータ構成例(4)は、POIのヘッダ、POIの経度及び緯度、形状データの道路属性、形状データノード総数、各ノードの絶対座標(緯度,経度)、POI接点位置のノード番号及び方向(左右)を有してなる位置情報提供データを示している。データ構成例(4)では、各ノードによって、POIに接する道路区間及び交差点を曲る方向の道路区間を表現している。また、POI接点位置のノード番号と方向(左右)とによって、POIが存在する位置を表現している。方向(左右)は、各ノードの記述順序に沿った方向に対する左右方向を示すようにしている。方向(左右)に替えて絶対方位を用いてもよい。また、交差点を曲る方向とPOI接点位置からPOIの存在する方向が同じ場合には、方向(左右)のデータの記述を省略するようにしてもよい。
図14に示すデータ構成例(5)は、POIのヘッダ、POIの経度及び緯度、形状データの道路属性、形状データノード総数、各ノードの絶対座標(緯度,経度)、POI仮想形状データ開始位置のノード番号、仮想形状データノード数及び各仮想形状ノードの絶対位置(経度、緯度)を有してなる位置情報提供データを示している。データ構成例(5)では、各ノードによって、POIに接する道路区間及び交差点を越えて曲る方向の道路区間を表現している。POI仮想形状データ開始位置のノード番号、仮想形状データノード数及び各仮想形状ノードの絶対位置(経度、緯度)によって、POIの位置を表現するための仮想形状を表現している。POIが接する道路上の位置からPOIの位置までの経路が複雑な場合、POIが接する道路上の位置からPOIの位置までが私道である場合、または、幅員の狭い道路で一般的な道路地図では存在しない場合等では、多数の仮想形状ノードを用いて仮想形状を表現することで、POIの位置をより正確に表示させたり、経路誘導を的確に行ったりすることができる。このような場合、位置情報利用端末装置70では仮想形状の区間を新設道路等を同様に扱って地図画面上に表示させるようにしてもよい。
なお、上記各データ構成例(4)及び(5)では、POIの経度及び緯度を含めているが、これは位置情報利用端末装置70側で道路特定ができない場合に、POIの位置を特定できるようにするためのものである。
図15及び図16は各データ構成例に基づいて表現される道路形状及び仮想形状の具体例を示す図である。図15は、データ構成例(4)に基づいて表現される道路形状及びPOI位置を示している。ここでは、POIが駐車場であるものとし、POI位置に駐車場を示すマーク(P)を示している。ノードK−1はPOI接点位置(POIに接する道路上の位置)、ノード1からノードKはPOIに接する道路区間である。ノードKはノードK−1に最も近い交差点、ノードK+1は次の交差点である。ノードKからノードNは、最初の交差点Kを曲った後の道路区間である。点線で示した矢印は、POIの存在方向を示す仮想形状である。なお、POIの存在方向を示すには、距離(仮想形状の長さ)の概念はなくてもよく、方位のみで指定することができる。また、位置情報利用端末装置70において画面表示された地図上にPOI位置を表示するに際して、仮想形状を表示してもよいし表示しなくてもよい。
図16は、データ構成例(5)に基づいて表現される道路形状及びPOI位置を示している。ノードK−1(POI接点位置)は仮想形状データ開始位置ノードであり、点線で示した矢印は、仮想形状データ開始位置ノードK−1から各仮想形状ノードV1,VN,VMによって特定される。
図15及び図16に示したように、POI位置が交差点に近い場合であっても、交差点部分の曲った形状を参考道路として入れることで、POI位置が交差点の前後どちらに存在するか明示することができる。
図17は本発明の第2の実施形態に係る位置情報提供装置の動作例(エンコード処理例)を示すフローチャートである。位置情報提供装置50内のPOI設定部12は、位置情報利用端末装置70側から供給されたリクエスト情報等に基づいて、位置情報を提供するPOIを抽出する(ステップS51)。位置コード生成部60は、POIに接する道路を抽出し、POI接点位置までの形状データを取得する(ステップS52)。位置コード生成部60は、POI接点位置が交差点に近いか判断する(ステップS53)。具体的には、POI接点位置から所定距離以内に交差点が存在するか判断する。POI接点位置が交差点に近い場合、POIに接する道路から交差点を越えて曲がる方向の形状データを取得する(ステップS54)。位置コード生成部60は、POI接点位置のマーカまたはPOIまでの仮想形状データを生成する(ステップS55)。これにより、データ構成例(4)または(5)で示した位置情報提供データ(位置参照用データ)が生成される。
そして、生成された位置情報提供データ(位置参照用データ)は、位置情報送信部14によって送信データ形式に変換されて送信される(ステップS56)。ステップS53でPOI近傍に交差点が存在しないことが判定された場合には、交差点を越えて曲る方向の形状データを取得することなく、位置情報提供データが生成され(ステップS55)、送信される(ステップS56)。これにより、図示しない通信網等を介して位置情報提供データ(位置参照用データ)が位置情報利用端末装置30側へ供給される。
図18は本発明の第2の実施形態に係る位置情報利用端末装置の動作例(デコード処理例)を示すフローチャートである。位置情報提供装置50側から送信された位置情報提供データ(位置参照用データ)は、位置情報利用端末装置70内の位置情報受信部31によって受信される(ステップS71)。位置参照処理部71によって、位置参照用データに基づいて自地図での対象物(POIに接する道路及び交差点から曲がる道路)が特定される(ステップS72)。
次いで、対象物の位置特定が成功したか否かが判断される(ステップS73)。位置特定に成功した場合(YES)には、POI位置特定部72によって形状データの曲り位置とPOI接点位置との関係から自地図上でのPOI接点位置が特定される(ステップS74)。また、仮想形状データの伸びる方向からPOIの存在方向(道路左右)が特定される(ステップS75)。そして、POI情報活用部36によって、POI位置の画面表示や目的地設定等の情報の活用処理がなされる(ステップS76)。ステップS73で対象物の位置特定に成功しなかった場合(NO)には、POI位置のみでPOI位置の特定がなされ(ステップS77)、情報の活用処理がなされる(ステップS76)。
このように第2の実施形態によれば、POIに接する道路地点を含む道路形状データと、この道路地点からPOIが存在する位置または方向(左右など)等を示す仮想形状データとを用いる際、交差点先の曲る方向の道路を含めて道路区間を抽出し、POIの位置を表現するための位置参照情報を構成することによって、第1の実施形態のデータ総量を減少できる効果に加えて、POIが交差点に近い場合であっても、交差点に対するPOIの位置関係の誤認識を防止することが可能となる。
本発明は、POIの位置を表現するためのデータ総量を減少させることができるという効果を有し、POIに関する位置情報を提供する位置情報提供装置、及び、この位置情報提供装置から提供される位置情報に基づいてPOIの位置を表示等して利用する位置情報利用端末装置等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係る位置情報提供装置のブロック図 本発明の第1の実施形態に係る位置情報利用端末装置のブロック図 第1の実施形態における位置参照情報のデータ構成例(1)を示す説明図 第1の実施形態における位置参照情報のデータ構成例(2)を示す説明図 第1の実施形態における位置参照情報のデータ構成例(3)を示す説明図 データ構成例(1)に基づいて表現される道路形状及び仮想形状の具体例を示す説明図 データ構成例(2)に基づいて表現される道路形状及び仮想形状の具体例を示す説明図 データ構成例(3)に基づいて表現される道路形状及び仮想形状の具体例を示す説明図 本発明の第1の実施形態に係る位置情報提供装置の動作例(エンコード処理例)を示すフローチャート 本発明の第1の実施形態に係る位置情報利用端末装置の動作例(デコード処理例)を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る位置情報提供装置のブロック図 本発明の第2の実施形態に係る位置情報利用端末装置のブロック図 第2の実施形態における位置参照情報のデータ構成例(4)を示す説明図 第2の実施形態における位置参照情報のデータ構成例(5)を示す説明図 データ構成例(4)に基づいて表現される道路形状及びPOI位置を具体例を示す説明図 データ構成例(5)に基づいて表現される道路形状及びPOI位置を具体例を示す説明図 本発明の第2の実施形態に係る位置情報提供装置の動作例(エンコード処理例)を示すフローチャート 第2の実施形態に係る位置情報利用端末装置の動作例(デコード処理例)を示すフローチャート POI位置を地物利用で記述した例を示す説明図
符号の説明
10、50 位置情報提供装置
11 POIデータベース
12 POI位置決定部
13 デジタル地図データベース(A)
14 位置情報送信部
20、60 位置コード生成部
21、61 対象道路特定部
22、62 道路区間特定部
23 道路形状生成部
24、63 POI入口位置決定部
25 仮想形状生成部
26 道路形状仮想形状接続部
30、70 位置情報利用端末装置
31 位置情報受信部
32 形状マッチング部
33 デジタル地図データベース(B)
34 仮想線特定部
35、72 POI位置特定部
36 POI情報活用部
64 交差点先情報必要性判定部
71 位置参照処理部

Claims (9)

  1. 地図データに対応するPOI(Point Of Interest )に関する位置情報を提供する位置情報提供装置であって、
    前記POIの位置の近傍の道路を特定するための道路位置データを生成する道路位置データ生成手段と、前記POIの位置の近傍の道路上の位置から前記POIの位置または前記POIの存在する方向を明示するための仮想形状データを生成する仮想形状データ生成手段とを有し、前記道路位置データ及び前記仮想形状データを含む位置情報提供データを生成するデータ生成部と、
    前記位置情報提供データを出力するデータ出力部と、
    を備える位置情報提供装置。
  2. 請求項1に記載の位置情報提供装置であって、
    前記近傍の道路として、POI内の道路、POIに接する道路、POIへの入口に接する道路、或いはこれらに近接する道路の少なくともいずれかを選出することを特徴とする位置情報提供装置。
  3. 請求項1に記載の位置情報提供装置であって、
    前記道路位置データは、対象道路区間の形状を表す複数のノードを有してなる形状データを用いて生成される前記POIの位置に近接する道路位置を特定する道路形状データを含んで構成される位置情報提供装置。
  4. 請求項1に記載の位置情報提供装置であって、
    前記道路位置データは、交差点または道路上の地点により対象道路区間を特定する位置参照データを用いて生成される前記POIの位置に近接する道路位置を特定する道路区間コードを含んで構成される位置情報提供装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の位置情報提供装置であって、
    前記仮想形状データは、前記道路位置データにおける特定地点情報を用いて、前記POIの位置に近接する道路上の位置と、この道路上の位置からの前記POIの位置または前記POIの存在する方向とを表す位置情報を含んで構成される位置情報提供装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の位置情報提供装置であって、
    前記道路位置データは、前記POIの近傍に存在する交差点を曲る道路を含んで構成される位置情報提供装置。
  7. 提供される位置情報に基づいて地図データに対応するPOIの位置を特定して利用する位置情報利用端末装置であって、
    前記POIの位置の近傍の道路を特定するための道路位置データと前記POIの位置の近傍の道路上の位置から前記POIの位置または前記POIの存在する方向を明示するための仮想形状データとを含む位置情報提供データを取得するデータ取得部と、
    前記道路位置データに基づいてマップマッチング処理を行って前記POIの位置に近接する道路を特定する道路特定手段と、前記仮想形状データに基づいて前記POIの位置を特定するPOI位置特定手段とを有し、前記位置情報提供データを処理するデータ処理部と、
    前記POIの位置情報を活用するPOI情報活用部と、
    を備える位置情報利用端末装置。
  8. コンピュータに、請求項1〜6のいずれかに記載の位置情報提供装置における各手段の機能を実現させるためのプログラム。
  9. コンピュータに、請求項7に記載の位置情報利用端末装置における各手段の機能を実現させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1788482A2 (en) 2005-11-22 2007-05-23 Hitachi, Ltd. Storage control device, and error information management method for storage control device
JP2017021032A (ja) * 2016-07-19 2017-01-26 トムトム ポルスカ エスペー・ゾオTomTom Polska Sp.z.o.o. 着目地点の属性を評価する方法および装置
JP2018504585A (ja) * 2014-12-02 2018-02-15 トムトム トラフィック ベスローテン フエンノートシャップTomtom Traffic B.V. 注目点情報を提供する方法および装置

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