JP2005334913A - 板材ローダ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 第1,第2ローダで板材の搬送方向両端をグリップして搬送する板材ローダに対して、搬送中に板材を引っ張ることがないようにして、グリップ箇所の傷や折れを防止することができる板材ローダ制御装置を提供する。
【解決手段】 第1ローダ11の移動を制御する第1ローダ制御手段21と、第2ローダ12の移動を制御する第2ローダ制御手段22と、間隔規制手段31とを備える。間隔規制手段31は、第1ローダ11と第2ローダ12の間隔を、板材Wをグリップして移動させる前よりも板材搬送途中で少なくとも狭くなるように、第1ローダ制御手段21と第2ローダ制御手段22による制御の関係を設定した手段である。
【選択図】 図1

Description

この発明は、パンチプレス等の板材加工機に対してワークを搬入する板材ローダの制御装置に関する。
従来、板材ローダとして、板材の搬送方向の一端をグリップする第1ローダと他端をグリップする第2ローダとを有し、両ローダを2軸補完により搬入座標まで同じ距離を移動させて搬入するものがある。
第1,第2のローダを2軸補完で移動させているが、移動に多少のバラツキが生じるために、移動中に板材を引っ張ってしまい、グリップする箇所に傷や折れが発生するという問題があった。前記移動のバラツキは、ローダの案内系で生じる抵抗の変動や、動伝達系で生じるトルク等により、避けることが難しい。
この発明の目的は、第1,第2のローダで板材の搬送方向両端をグリップして搬送する板材ローダに対して、搬送中に板材を引っ張ることがないようにして、グリップ箇所の傷や折れを防止することができる板材ローダ制御装置を提供することである。
この発明の他の目的は、簡単な制御で済むようにすることである。
この発明のさらに他の目的は、搬送途中で確実に距離を狭めることができるものとすることである。
この発明の板材ローダ制御装置(1)は、板材(W)の搬送方向(X)の一端をグリップする第1ローダ(11)と他端をグリップする第2ローダ(12)とを有する板材ローダ(2)の前記第1,第2ローダ(11,12)を略同時に移動させて板材(W)を他端側にある板材加工機(3)に搬入するように制御する御装置である。この板材ローダ制御装置(1)は、第1ローダ(11)の移動を制御する第1ローダ制御手段(21)と、第2ローダ(12)の移動を制御する第2ローダ制御手段(22)と、前記第1ローダ(11)と第2ローダ(12)との間隔を、板材(W)をグリップして移動させる前よりも板材搬送途中で少なくとも狭くなるように、前記第1ローダ制御手段(21)と第2ローダ制御手段(22)による制御の関係を設定した間隔規制手段(31)とを備えることを特徴とする。
この構成によると、間隔規制手段(31)に従って第1ローダ制御手段(21)および第2ローダ制御手段(22)の制御の関係が設定されていることにより、前記第1ローダ(11)と第2ローダ(12)との間隔が、板材(W)をグリップして移動させる前よりも板材搬送途中で少なくとも狭くなるように規制される。そのため、第1,第2ローダ(11,12)の位置関係に移動途中で多少のバラツキが生じても、搬送中に板材(W)を引っ張ることがない。そのため、グリップ箇所の傷や折れを防止することができる。なお第1,第2ローダ(11,12)の間隔が多少狭まっても、板材(W)が撓むことで吸収でき、第1,第2ローダ(11,12)のグリップ箇所で傷等を発生することがない。
前記間隔規制手段(31)は、第2ローダ(12)の移動距離を第1ローダ(11)の移動距離よりも短くするものであっても良い。
移動距離の設定によると、簡単な制御で、第1,第2ローダ(11,12)の間隔が板材搬送途中で少なくとも狭くなるように制御することができる。
前記間隔規制手段(31)は、第2ローダ(12)の加速度または最高速度を第1ローダ(11)の加速度または最高速度よりも低く設定したものであっても良い。
加速度または最高速度のいずれを異ならせるようにしても、第1,第2ローダ(11,12)が同時に移動開始し、同時に到着し、かつ搬送途中で確実に間隔が狭まるように制御することができる。
この発明の板材ローダ制御装置は、板材の搬送方向の一端をグリップする第1ローダと他端をグリップする第2ローダとを有する板材ローダの前記第1,第2ローダを略同時に移動させて板材を他端側にある板材加工機に搬入するように制御する板材ローダ制御装置であって、第1ローダの移動を制御する第1ローダ制御手段と、第2ローダの移動を制御する第2ローダ制御手段と、前記第1ローダと第2ローダとの間隔を、板材をグリップしてローダを移動させる前よりも板材搬送途中で少なくとも狭くなるように第1ローダ制御手段と第2ローダ制御手段による制御の関係を設定した間隔規制手段とを備えるため、第1,第2のローダで板材の搬送方向両端をグリップして搬送する板材ローダに対して、搬送中に板材を引っ張ることがないようにして、グリップ箇所の傷や折れを防止することができる。
前記間隔規制手段が、第2ローダの移動距離を第1ローダの移動距離よりも短くするものである場合は、制御が簡単となる。
前記間隔規制手段が、第2ローダの加速度または最高速度を第1ローダの加速度または最高速度よりも低く設定したものである場合は、搬送途中で確実に距離を狭めることができる。
この発明の一実施形態を図面と共に説明する。この板材ローダ制御装置1の制御対象となる板材ローダ2は、板材Wの搬送方向の一端をグリップする第1ローダ11と他端をグリップする第2ローダ12とを有し、第1,第2のローダ11,12を略同時に移動させて板材Wを他端側にある板材加工機3のテーブル3aに搬入可能なものである。板材加工機3は、例えばパンチプレスやレーザ加工機等である。
板材ローダ2は、搬送テーブル4と、上記第1,第2のローダ11,12とを有するものである。第1,第2のローダ11,12は、搬送テーブル4の両側に沿って設けられたフレーム5に両端が走行自在に設置され、自走用の走行装置6を搭載したものである。走行装置6は、モータ7およびエンコーダ等の位置検出器8を有している。第1,第2のローダ11,12は、それぞれ板材Wの端部を把持するグリッパ9が、搬送方向と直交する方向に並んで複数設けられている。グリッパ9は、その内部に板材Wの端部が所定深さまでしか入らない構成のものとされている。
第1,第2のローダ11,12は、図2のように上記フレーム5に設けられたレール5aに案内される走行案内用のローラ10を有し、上記モータ7で駆動されるピニオン13がラック5bに噛み合いながら回転することで走行する。ラック5bは上記フレーム5に設けられる。
搬送テーブル4は、例えば図3に示すように、回転自在な多数の搬送ボール14が上面に分布して設けられたボールテーブル、またはローラテーブル等からなる。板材加工機2のテーブル2aも、搬送ボール15が設けられている。搬送テーブル4および板材加工機2のテーブル2aは、この他に、ブラシにより搬送面を構成したものであっても良い。
なお、第1,第2のローダ11,12は、上記のような両側部のフレーム5で案内される形式のものの他に、搬送テーブル4の上方に沿って設けられた架設レール(図示せず)に沿って走行するものであっても良い。
また、板材ローダ2に対して、その待機側端(図1の位置)で板材Wを搬入する搬入装置(図示せず)が設けられている。この搬入装置は、例えば2枚の板材Wを順次搬入して積み重ねるものとされる。その場合、第1,第2ローダ11,12は、板材Wを2枚重ねの状態でグリッパ9によりグリップして板材加工機3へ搬送する。
図1において、板材ローダ制御装置1は、板材ローダ2の第1,第2のローダ11,12を略同時に移動させて板材Wを他端側にある板材加工機3に搬入するように制御する装置であり、例えばコンピュータによる数値制御形式の装置とされている。板材ローダ制御装置1は、第1ローダ11の移動を制御する第1ローダ制御手段21と、第2ローダ12の移動を制御する第2ローダ制御手段22と、間隔規制手段31とを備える。間隔規制手段31は、第1ローダ11と第2ローダ12との間隔を、板材Wをグリップしてローダ11,12を移動させる前よりも、板材搬送途中で少なくとも狭くなるように、第1ローダ制御手段21と第2ローダ制御手段22による制御の関係を設定した手段である。
第1ローダ制御手段21および第2ローダ制御手段22は、それぞれ目標値設定手段23,24と、移動制御手段25,26とを有している。目標値設定手段23,24は、移動距離または移動先の座標値を設定した手段である。この目標値設定手段23,24に設定する目標値を、第2ローダ12の移動距離が第1ローダ11の移動距離よりも所定距離ΔXだけ短くなるように設定することで、間隔規制手段31が構成されている。
なお、板材ローダ制御装置1は、ローダ制御プログラム(図示せず)によって制御されるものとする場合、ローダ制御プログラムの目標距離を第1ローダ制御手段21の目標値設定手段23に設定し、第2ローダ制御手段22の目標値設定手段24は、その目標距離よりも所定距離ΔXだけ短い距離を自動設定するものとしても良い。また、これとは逆に、第2ローダ制御手段22の目標値設定手段24にローダ制御プログラムの目標距離を設定し、第1ローダ制御手段21の目標値設定手段23は、その目標距離よりも所定距離ΔXだけ長い値を自動設定するものとしてもよい。
移動制御手段25,26は、目標値設定手段23,24に設定された目標位置に各ローダ11,12が移動するように制御する手段であり、指令生成部27,28およびフィードバック制御部29,30を有している。
指令生成部27,28は、第1,第2のローダ制御手段21,22における目標値設定手段23,24に設定された目標値に従って移動させる場合に、第1,第2のローダ11,12が同時に移動開始して同時に到着するように、速度曲線を生成する手段である。この速度曲線は、例えば図4(A)に示すように台形制御の曲線とするが、第1ローダ11の速度曲線a1における最高速度V1よりも、第2ローダ12の速度曲線a2の最高速度V2を低くすることで、第2ローダ12の移動距離が前記所定距離ΔXだけ短くなるようにする。なお、図4(A)において、各速度曲線a1,a2による台形内の面積が、移動距離となる。
指令生成部27,28により生成する速度曲線a1,a2は、上記のように最高速度を変える代わりに、図4(B)のように、発進時と停止時の加速度を両ローダ11,12で変えることで、第2ローダ12の移動距離が前記所定距離ΔXだけ短くなるようにしても良い。
これら目標値設定手段23,24と、指令生成部27,28とで、上記間隔規制手段31が構成される。
フィードバック制御手段29,30は、指令生成部27,28で生成された速度曲線に従って第1,第2ローダ11,12が移動するように、各ローダ11,12の位置検出器8の検出値を用いてモータ7のフィードバック制御を行う手段である。
この構成の板材ローダ制御装置1によると、間隔規制手段31によって、上記のように第1ローダ制御手段21および第2ローダ制御手段22の目標値に差が与えられているため、第1ローダ11と第2ローダ22との間隔が、板材Wをグリップしてローダ11,12の移動を開始するときよりも、板材搬送途中で少なくとも狭くなるように規制される。そのため、第1,第2ローダ11,12の位置関係に移動途中で多少のバラツキが生じても、搬送中に板材Wを引っ張ることがない。そのため、グリッパ9によるグリップ箇所の傷や折れを防止することができる。第1,第2ローダ11,12の間隔が狭まるが、多少狭まっても、板材Wが図3のように撓むことで吸収でき、第1,第2ローダ11,12のグリップ箇所で傷等を発生することがない。
間隔規制手段31は、上記のように第2ローダ12の移動距離を第1ローダ11の移動距離よりも短くするものであるため、簡単な制御で、第1,第2ローダ11,12の間隔が板材搬送途中で少なくとも狭くなるように制御することができる。
また、間隔規制手段31は、図4と共に前述したように、第2ローダ12の加速度または最高速度のいずれかを、第1ローダ11の加速度または最高速度よりも低く設定したものであるため、第1,第2ローダを同時に移動開始させ、同時に到着するように制御しながら、搬送途中で確実に間隔が狭まるように制御することができる。
この発明の一実施形態にかかる板材ローダ制御装置の概念構成を示すブロック図である。 その第1ローダとレールの関係を示す側面図である。 第1,第2ローダの移動の状態を示す説明図である。 第1,第2ローダを移動させる速度曲線の各例を示す説明図である。
符号の説明
1…板材ローダ制御装置
2…板材ローダ
3…板材加工機
4…搬送テーブル
9…グリッパ
11…第1ローダ
12…第2ローダ
21…第1ローダ制御手段
22…第2ローダ制御手段
23,24…目標値設定手段
27,28…指令生成部
31…間隔規制手段
a1,a2…速度曲線
V1,V2…最高速度
W…板材
ΔX…所定距離

Claims (3)

  1. 板材の搬送方向の一端をグリップする第1ローダと他端をグリップする第2ローダとを有する板材ローダの前記第1,第2ローダを略同時に移動させて板材を他端側にある板材加工機に搬入するように制御する板材ローダ制御装置であって、第1ローダの移動を制御する第1ローダ制御手段と、第2ローダの移動を制御する第2ローダ制御手段と、前記第1ローダと第2ローダとの間隔を、板材をグリップして移動させる前よりも板材搬送途中で少なくとも狭くなるように第1ローダ制御手段と第2ローダ制御手段による制御の関係を設定した間隔規制手段とを備えることを特徴とする板材ローダ制御装置。
  2. 前記間隔規制手段は、第2ローダの移動距離を第1ローダの移動距離よりも短くするものである請求項1記載の板材ローダ制御装置。
  3. 前記間隔規制手段は、第2ローダの加速度または最高速度を第1ローダの加速度または最高速度よりも低く設定したものである請求項1または請求項2記載の板材ローダ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015205352A (ja) * 2014-04-17 2015-11-19 キヤノン株式会社 搬送システム及び加工システム

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JP2015205352A (ja) * 2014-04-17 2015-11-19 キヤノン株式会社 搬送システム及び加工システム

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