JP2005334525A - スティック型塵埃除去具及び軽量物品の吸着移送具 - Google Patents

スティック型塵埃除去具及び軽量物品の吸着移送具

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JP2005334525A JP2004160604A JP2004160604A JP2005334525A JP 2005334525 A JP2005334525 A JP 2005334525A JP 2004160604 A JP2004160604 A JP 2004160604A JP 2004160604 A JP2004160604 A JP 2004160604A JP 2005334525 A JP2005334525 A JP 2005334525A
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Abstract

【課題】 従来技術では、長期間使用していると、粘着ゴムの部分が磨耗し、粘着力も低下する。また、台座と粘着ゴムの接着面が少ないため、粘着ゴムが折れて台座から取れてしまうことが多々ある。すると、粘着ゴムのゴム台座のネジを緩め、本体から外し新しい粘着ゴムと交換する必要がある。しかし、ネジにより接続されているために、交換に時間と手間が掛り、また、ゴミが付着しやすい接触角の保持に常に気をかけながら作業をしなければならない。
そこで、本願発明では、スティック形状の導電性を有する本体の先端の係合部に導電性を有する粘着ゴムを着脱自在に嵌合できるようにしたので、静電気によるゴミの付着が防止できるスティック型塵埃除去具を提供することを目的とする。
【解決手段】 スティック形状の導電性を有する本体2の先端部に着脱自在で覆うように導電性を有する粘着ゴム3を嵌合したスティック型塵埃除去具及び軽量物品の吸着移送具。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶パネル等の組み立て工程中の偏光板、あるいは各種精密機器の狭隘部、角部等の表面上に付着するゴミ等を取り除く導電性を有する材料からなるスティック型塵埃除去具に関するものである。
近年、液晶パネルがブラウン管方式のテレビモニターに代わって普及している。その液晶パネルを製造している各メーカーの部品組み立て現場ではクリーンな環境下で作業を行っているにも拘わらず、各種素材(例えば、偏光板、導光板、各種フィルム、バックライト自体等)に残存するゴミ取りに多大な労力を費やしていた。中でも、製品の手が届き難い場所にスポット的に散在するゴミを取り去る苦労は並大抵ではなかった。従来は、このスポットゴミを除去する方法の1つとして粘着ゴムを消しゴム付鉛筆のような形状物を使用し、鉛筆の消しゴム側を粘着性を持たせたゴムにした物が広く使用されている。
これは、製品に付着していたゴミを前記粘着ゴムに付着させ除去し、その付着したゴミを別途用意した粘着ゴムよりも強い粘着力を有する転写用のゴム板に付着させゴミを除去するという作業を繰り返すものである。なお、この粘着ゴム部分は取り外し可能な台座に付いており、本体とはネジにより接続されていて、交換ができるものである(図2参照)。
また、シャープペンシル形状の本体に設けられている鉛筆芯用空部に相当する部位に粘着ゴムを挿入し、前記本体の上部には、前記粘着ゴム上部に空隙を形成するように空隙部を設け、該空隙部に重しを上下動自在に挿入したペンシル型塵埃除去具(例えば、特許文献1参照)が存在している。
特開2002−177910号公報(特許請求の範囲の欄、実施例の欄の段落{0010}、{0015}〜{0020}、図1〜図3を参照)
しかしながら、前記従来技術においては、長期間使用していると、粘着ゴムの部分が磨耗し、粘着力も低下する。また、台座と粘着ゴムの接着面が少ないため、粘着ゴムが折れて台座から取れてしまうことが多々ある。すると、粘着ゴムのゴム台座のネジを緩め、本体から外し新しい粘着ゴムと交換する必要がある。しかし、ネジにより接続されているために、交換に時間と手間が掛るという問題がある。また、ゴミが付着しやすい接触角の保持に常に気をかけながら作業をしなければならないという問題があった。
また、従来技術である特許文献1のペンシル型塵埃除去具及び軽量物品の吸着移送具は、確かに前記従来技術の問題である「長期間使用していると、粘着ゴムの部分が磨耗し、粘着力も低下する。また、台座と粘着ゴムの接着面が少ないため、粘着ゴムが折れて台座から取れてしまうことが多々ある。すると、粘着ゴムのゴム台座のネジを緩め、本体から外し新しい粘着ゴムと交換する必要がある。」点は解消されたが、ゴミを除去する際に剥離帯電を伴い、折角ゴミ除去に成功したとしても残存帯電の影響により、ゴミの再付着が生じ易いという問題があった。
そこで、本発明はこのような事情に鑑み、従来のものとは違って、スティック形状の導電性を有する本体の先端部に着脱自在で覆うように導電性を有する粘着ゴムを着脱自在に嵌合できるようにしたので、静電気によるゴミの付着が防止できると共に、簡単に粘着ゴムを交換できるスティック型塵埃除去具を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載された通りのスティック型塵埃除去具であり、次のようなものである。
スティック形状の導電性を有する本体の先端部に着脱自在で覆うように導電性を有する粘着ゴムで嵌合する構成である。
上記課題を解決するための本発明の第2発明は、請求項2に記載された通りの軽量物品の吸着移送具であり、次のようなものである。
スティック形状の導電性を有する本体の先端部に着脱自在で覆うように導電性を有する粘着ゴムで嵌合する構成である。
本発明に係るスティック型塵埃除去具及び軽量物品の吸着移送具は、上記説明のような構成を有するので、以下に記載する効果を奏する。
(1)液晶パネルや精密機器に付着したゴミを確実に除去でき、しかも先端の導電性を有する粘着ゴムが交換自在なので、安価に、効率良くゴミを取り除くことができる。
(2)スティック形状の本体と、先端の粘着ゴムは導電性を有する材料にすることにより、押し付け等の摩擦によって絶縁物の表面に静電気が生じるのを防止し、静電気によるゴミの吸引を防止するように、外部からの静電結合を除去でき、他からのゴミの再付着の防止ができるので、クリーン化を極めて良好に行うことができる。
(3)粘着ゴムが交換自在であるので、粘着ゴムの形状は種々自由に選択でき、また、取換え時も粘着ゴムだけを交換すれば良いので、環境に優しく、コストダウンにもつながる。
スティック形状の導電性を有する本体の先端部を覆うように導電性を有する粘着ゴムで着脱自在に嵌合できるようにしたスティック型塵埃除去具及び軽量物品の吸着移送具である。
以下、本発明の一実施例を添付図面で詳細に説明する。
先ず、スティック型塵埃除去具1の構造について説明する。
本発明で採用した丸棒状、四角棒状、八角棒状、六角棒状(図示したもの)の導電性を有する本体2の一先端に導電性を有する本体2と一体的に係合部4を設け、この係合部4に導電性を有する粘着ゴム3を着脱自在に嵌合できるように設けてある。
前記導電性を有する本体2としては、ステンレス鋼、アルミニウム、黄銅等の導電性を有する金属や、導電性を有するポリスチレン、ABS(アクリロニトリルブタジェンスチレン)、ポリプロピレン等のプラスチックを採用することができる。また、導電性を有する粘着ゴム3としては、導電性を有するポリウレタンゴムやブチルゴム、シリコンゴム等が採用できる。
以上では、導電性を有する粘着ゴム3を導電性を有する本体2の一先端に嵌合したものについて説明したが、両端に先端形状が同一の粘着ゴム3を嵌合したり、先端形状の違う、例えばペンシル型とヘラ型を採用したり、その被清浄物に合わせて選択でき、それによって、使い勝手が良く、導電性を有する粘着ゴム3の交換時期を2倍に延長することができる。また、導電性を有する本体2の先端の係合部4については、導電性を有する本体2と一体のものについて説明したが、導電性を有する材料で形成した別体のものを導電性を有する本体2に固定、または着脱自在に設けたり、導電性を有する粘着ゴム3で覆うようにするので、導電性を有さない材料で形成したものでも良いことはいうまでもない。
さらに、導電性を有する粘着ゴム3を導電性を有する本体2の先端係合部4に嵌合した際、脱落を防止する上で、より固着力を高めるために先端係合部4の全面または一部に溝・切り欠き等の凹凸を形成することで摩擦面積を大きくして固着することにより確実に導電性を有する粘着ゴム3を導電性を有する本体2に固定することができる。
また、導電性を有する粘着ゴム3は、微細なゴミ等を付着保持する粘着力を有し、しかもその粘着力の強さで、被清浄物へ何ら粘着ゴム自体からゴム質の転移などの影響を及ぼすことが無い純粋なゴム質のみで被覆されている。
なお、導電性を有する粘着ゴム3を覆うようにキャップを設けることも可能である。
以上のように、導電性を有する本体2と導電性を有する粘着ゴム3が着脱自在にセパレートタイプになっているので、ゴミの吸着力が落ちた場合は、導電性を有する粘着ゴム3を取り除いて、新しい導電性を有する粘着ゴム3に取り替えることで導電性を有する本体2は半永久的に使用できるので、経済的である。
なお、念のために記述するが、導電性を有する本体2の先端に設けた係合部4が導電性を有していない材料で形成した場合は、導電性を有する粘着ゴム3によって全体を覆って、導電性を有さない係合部4を完全に覆うようにすることがより良いことはいうまでもない。
次に、導電性を有する粘着ゴム3についてさらに具体的に詳細に説明する。
導電性を有する粘着ゴム3は材質をウレタンゴム、シリコンゴム、あるいはブチルゴムを主成分としたものが大半であり、その粘着力は仕上がり硬度と反比例の関係を持っている。なお、接着剤は含有されていない。
すなわち、重合度が増すと、硬度が高くなり、同時に粘着力は低下する。つまり、ゴミは付着するが、そのゴミが付着している媒体(例えば、テープ、シート、偏光板、ガラス板)とは簡単に剥離すると共に、その媒体にゴム成分が移行しないように、その粘着力の調整が導電性を有する粘着ゴム3の機能保持のポイントになる。
さらに、粘着ゴム3の両端に先端形状が同一の粘着ゴム3を嵌合したり、先端形状の違う、例えばペンシル型とヘラ型を採用したり、その被清浄物に合わせて選択できる。
また、市販されている粘着ゴムの大半はゴミの付着が確認をし易いように淡青色、淡緑色、淡灰色等を呈するように顔料の添加を行ったものを採用している。しかし、一方ではその顔料の存在が好ましくなく、無添加の透明なものの方がよいとの考えもある。
また、導電性を有する粘着ゴム3の吸着作用によって軽量物品をA地点からB地点に移送することにも利用できる。
液晶パネルや精密機器に付着したゴミの除去だけではなく、一般家庭での電気機器等の掃除にも利用できる。
本発明のスティック型塵埃除去具及び軽量物品の吸着移送具を示す斜視図である。 従来の塵埃除去具を示す斜視図である。
符号の説明
1・・・・スティック型塵埃除去具
2・・・・導電性を有する本体
3・・・・導電性を有する粘着ゴム
4・・・・係合部

Claims (2)

  1. スティック形状の導電性を有する本体の先端部に着脱自在で覆うように導電性を有する粘着ゴムで嵌合したことを特徴とするスティック型塵埃除去具。
  2. スティック形状の導電性を有する本体の先端部に着脱自在で覆うように導電性を有する粘着ゴムで嵌合したことを特徴とする軽量物品の吸着移送具。
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