JP2005330451A - 廃プラスチック、廃ゴムの油化分解リサイクル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】分解して再利用することが様々な状況下で異なり一様な処理が困難であった廃ゴム及び廃プラスチック類を、環境を害せず変性活用が可能で、環境に悪影響の無い物質(炭化物、コークス、軽質油、重質油など)として分解再活用できるようにする。
【解決手段】廃ゴム及び廃プラスチック等を本パッケージ装置の破砕機1の部分から挿入し、蓄熱石及び雲母石に熱を与える事によって生成するα線と、その熱と触媒反応により、安全に分離分解させ、水冷コンデンサ(チラー等)をつかい、複数の純粋な物質を生成しうる。又、ラジアントチューブ3内にCa(カルシウム)を螺旋状にコーティングすると共に炭素及び金属系電極18をバーナー2から出る炎の内炎で使用することによって断続放電され有害物質を処理するのでクリーンである。
【選択図】図1
【解決手段】廃ゴム及び廃プラスチック等を本パッケージ装置の破砕機1の部分から挿入し、蓄熱石及び雲母石に熱を与える事によって生成するα線と、その熱と触媒反応により、安全に分離分解させ、水冷コンデンサ(チラー等)をつかい、複数の純粋な物質を生成しうる。又、ラジアントチューブ3内にCa(カルシウム)を螺旋状にコーティングすると共に炭素及び金属系電極18をバーナー2から出る炎の内炎で使用することによって断続放電され有害物質を処理するのでクリーンである。
【選択図】図1
Description
本発明は、廃プラスチック、廃ゴム等炭化水素の含有する廃棄物を効率よくガス分解しガスは油分に、スラッジは炭化物(コークス)に再活用しようというものである。
従来、廃プラスチック、廃ゴム等の分解は容易ではなく、環境汚染に大きな問題を与えていた。
本発明は、分解して再利用することが困難であった炭化水素系含有物、廃プラスチック、廃ゴム等をクリーンな形で再活用でき、環境に悪影響の無い物質ごとに分解し再活用できるようにしたものである。
従来は、分解の困難であった廃プラスチック及び廃ゴム等炭化水素含有物を分解する方法として雲母から出るα線を活用し、この雲母から発生するα線により触媒の促進効果を高め廃プラスチック、廃ゴム等を分解し、ガス化させ混合物を炭化させ炭化物として活用出来るよう、また反面炭化水素は油として活用出来るように触媒とα線の相乗効果で極めて低温で反応を起こし有害なダイオキシン、二酸化炭素等の発生を阻止し、良質のコークスと炭化水素を仕分けして回収可能な物として回収するリサイクル装置。
始めに廃ゴム及び廃プラスチック等が分解(炭化水素、炭化物)しやすいように破砕機1によって適度な大きさ即ち処理に必要な大きさに破砕する。小さなものは破砕機をそのまま通過する為に一次投入してもよい。
熱供給バーナーまたは電気ヒーター、IHヒーター2によって熱せられたラジアントチューブ3が雲母石または蓄熱石4に特定の熱を与えることによって赤外線(雲母石についてはα線)が発生する。
このα線と遠赤熱と分解室にセットした触媒供給装置(雰囲気調節バルブ5)によって廃ゴム及び廃プラスチック等が分解される。
このα線と遠赤熱と分解室にセットした触媒供給装置(雰囲気調節バルブ5)によって廃ゴム及び廃プラスチック等が分解される。
この熱化学分解時に用いる蓄熱石及び雲母石4、またはそれに相当する物を、ラジアントチューブ3周辺に敷き詰めてセットする為、接触有効面積を大幅に多く取ることが出来ると共に化学分解面積を拡大することが出来る。
廃ゴム及び廃プラスチック中に混入していた残留物質(炭素即ちコークス)等を取る方法は図4の様な分解室でブロー管6によって不活性ガスブロー(運転時)し残留物質を排出する。
その後冷却してエアー大気を加圧式ブロアーにより集塵機7を通し循環しないように残留物質及び炭化物、灰、スラッジ等を仕分けする。又、2次フィルタを付けるがこれを削除する場合もある。本操作は発火点以下にて行うが、雰囲気不活性ガスを使用して加温時でも可能にした。
図4のような構造で残渣、炭化物、金属片等の混入が処理物にあっても問題にならないようにする。
この時、装置が高熱になるので水冷ジャケット8で装置を冷やし水冷ジャケット8で高熱になった水は加熱排気管を経由して水蒸気となりボイラー蒸気タンク9を通りタービン10をエネルギー転化し。タービン10によって可動可能な発電機11で電気が生成され、モーター、冷凍機、制御用電源等として活用する。
タービン10に入った水蒸気は熱交換器12を通り冷凍機13で冷やされ水になり水冷ジャケット8に送って強制循環させる。
ラジアントチューブ3により加熱された蓄熱石及び雲母石4からα線が発生し、このα線と熱によって廃ゴム及び廃プラスチックが分解され炭素とガスになり、ガスは断熱物14を通りウォーターチラー15によって温度差をつけた断層でナフサ類、(ガソリン分、軽質油、重質油等)、酸、電解質などに分けられる。
また、この時に残ったガスはブロワー16で燃やされ熱に変え分解用エネルギーとして再使用する。
ここで摂取できた重質油はバーナー2に戻し燃料として使うこともできる。
この装置は発電機で電力を発生させ変換機を通しモーターなどで自己活用しながら作動するので、電力消費を抑え極めて高い省エネ効果が得られる。
水冷コンデンサ15の層からさまざまな物質が採取できるが、この時発生したガスはバーナー2で燃やして活用する。
排気ボイラー17から排気されるガスは、ラジアントチューブ3又は電気ヒーターチューブ内にCa(カルシウム)を螺旋状にコーティングすると共に炭素及びタングステン電極18をバーナー2から出る炎の内炎で使用することによって反復放電され有害物質を処理するのでクリーンである。
また、燃焼させないのでダイオキシン、二酸化炭素等の環境有害物質は生成しない。
本発明は有害物質及び二酸化炭素を発生させないで、現在問題となっているダイオキシン、二酸化炭素等の公害環境問題にも対応し、今まで再利用の困難であった廃プラスチック、廃ゴム等を、ほとんど完全に二次資源として再活用でき環境汚染と環境変化を改善することが出来る。
パッケージタイプなので専用車及び汎用トラック等に搭載して処理しながら移動できる。また工場内に設置してその場で処理が出来る。
二次汚染の可能性が無くメンテナンスが簡単であり処理された油分や炭化物(コークス)等が飽和状態なのでそのまま使用が可能である。
取りだし部分に活性炭素等を附属設置し臭気公害等も無い。
一定場所に複数設置すると処理能力を向上することが出きる。
メンテナンス性が容易で維持費が安価である。
コンベアー、破砕機その他の装置との結合が極度に簡単である。
廃ゴム及び廃プラスチック等の種類別処理を行う場合複数セットして行えば安全で設置が極めて簡単である。
本原理に計装センター等を併用設置して本原理と他の原理との共存共有処理が極めて簡単にできる。
1破砕機 2バーナー 3ラジアントチューブ 4雲母石/蓄熱石 5雰囲気整正バブル 6ブロー管 7集塵機 8水冷ジャケット 9ボイラー蒸気タンク 10タービン 11発電機 12熱交換器 13冷凍機 14断熱物 15水冷コンデンサ 16ブロワー 17排気ボイラー 18炭素電極
Claims (15)
- 雲母から発生するα線による炭化水素系油化物に成るプラスチックの反応熱分解。
- ブロー管、集塵機による塵などの混合物質の分離。
- ガス化または、分解した物質の化学触媒による熱分解と飽和炭化水素に対する電磁場通過方式を活用した。
- 不活性雰囲気と、一酸化炭素化合物炭化水素の高いアンチノック効果の炭化水素合成物と、ナトリウムを分解室にセットした方式。
- 不活性雰囲気を一時的に形成し安全を確認した後、内部スラッジを集塵回収する。
- 触媒によるモノマー、ポリマーに対しての分解を促進する為同一系統重合物を基材とした分離方式。
- 温度勾配を活用した凝縮温度分布配列。
- 種々の炭化水素と高アルカリを重合して、触媒として使用した反応の早い同時分離方式。
- ラジアントチューブにセラミック及び内面にカルシウムを形成し熱間勾配をもたせ、万一ダイオキシンの放出があるとそれを阻止するよう施工したラジアントチューブを使用する。
- 耐熱鋳鋼ラジアントチューブに、請求項9同様内面にカルシウムコーティングまたは密着形成した物。
- 分解油分が排出口より排出せしめた油分とガスの分離装置を設け、ガスは再燃料としてリターンをラジアントチュウブ内に行いダイオキシンの無公害化を容易にした。
- ガス誘引管については、内部にセットされた高熱ラジアントチューブより逆火を防止するため逆火防止エリアを設け、例えばマイクロメッシュを複数セットする。
- 油化された油の臭いまたガスの臭いを吸収するために、12項同様リターン内に活性炭吸収部を設ける事。
- 機器全体の安全と寿命を確保するが故、電子吸収装置を施した。
- クリーン排気筒または本体から発熱した熱を直接的、間接的に応用しタービンを廻し発電を図る電力としては、自己エネルギーとし省エネを図るため運転に活用するようセットされた物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004174816A JP2005330451A (ja) | 2004-05-17 | 2004-05-17 | 廃プラスチック、廃ゴムの油化分解リサイクル装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112724993A (zh) * | 2020-12-15 | 2021-04-30 | 山东省环境保护科学研究设计院有限公司 | 一种用于含油污泥裂解的系统及方法 |
KR102318389B1 (ko) * | 2021-02-04 | 2021-10-27 | 창조이앤이 주식회사 | 순환형 터널방식을 활용한 폐기물원료 열분해 시스템 |
CN114806613A (zh) * | 2021-01-28 | 2022-07-29 | 柯世苑 | 废弃物处理炉及具有该废弃物处理炉的处理设备 |
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2004
- 2004-05-17 JP JP2004174816A patent/JP2005330451A/ja active Pending
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CN114806613B (zh) * | 2021-01-28 | 2024-03-15 | 柯世苑 | 废弃物处理炉及具有该废弃物处理炉的处理设备 |
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