JP2005330274A - 植物糸状菌病防除剤、植物糸状菌病の防除方法および肥料 - Google Patents

植物糸状菌病防除剤、植物糸状菌病の防除方法および肥料 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来の毒性の強い農薬散布を抑制し、安全性の高い植物糸状菌病防除剤を提供し、植物病原性糸状菌による野菜類の枯死の問題点を解決する。
【解決手段】 植物病原性糸状菌に対して抗菌性を有する植物ポリフェノールを有効成分として含有することを特徴とする植物糸状菌病防除剤。
【選択図】 なし

Description

本発明は、野菜栽培において害となるフザリウム(Fusarium)属等の植物病原性糸状菌に有効な植物糸状菌病防除剤、植物糸状菌病の防除方法および肥料に関するものである。
野菜類の露地栽培や養液栽培におけるフザリウム属等の植物病原性糸状菌の繁殖は、野菜類の導管を閉塞させて、野菜類を全滅させることが知られている。植物病原性微生物、特にフザリウム属の糸状菌は、一旦繁殖が始まるとそれを抑制する手だてはなく、植物病原性糸状菌が繁殖した野菜類を摘出して病原性糸状菌の拡散を抑えるしか方法がないのが実情である。
そのため、ベンレート水和剤(商品名、住友化学工業(株)製)等の毒性の強い農薬が病原性糸状菌による病害発生時や予防措置として一般的に使用されている。
また、病原性糸状菌に抗菌性を示すシュードモナス属細菌を用いた微生物農薬が知られている(特許文献1)。
特開平11−187866号公報。
従来の毒性の強い農薬を利用した病原性糸状菌の防除方法では、農薬の散布に際して当該農薬を吸入しないよう作業に留意することはもとより、散布後の野菜類においては残留農薬の測定を行い、その安全性を確認する必要があった。従って、残留農薬を低減させるためには、農薬の散布時期が制限され、出荷直前に毒性の強い農薬を散布することができなかった。
そのため、毒性の強い農薬散布にあたっては細心の注意が必要となり作業が繁雑であり、健康上の危険を伴うという問題点を有している。
また特許文献1の微生物農薬は、安全性が高いが、シュードモナス属細菌の菌株を培養しなければならず、大量生産には不向きである。
本発明が解決しようとする課題は、従来の毒性の強い農薬散布を抑制し、安全性の高い植物糸状菌病防除剤を提供し、植物病原性糸状菌による野菜類の枯死の問題点を解決することにある。
本発明者らは鋭意、病原性糸状菌に抗菌性を示す安全性の高い天然由来の化合物を探索した結果、植物ポリフェノールが有効であることを見出し、本発明を完成するに到った。
すなわち、上記課題を解決するための本発明は、下記内容を要旨とするものである。
(1)植物病原性糸状菌に対して抗菌性を有する植物ポリフェノールを有効成分として含有することを特徴とする植物糸状菌病防除剤。
(2)前記植物ポリフェノールがリンゴ由来であることを特徴とする1項に記載の植物糸状菌病防除剤。
(3)前記植物病原性糸状菌がフザリウム属に属する糸状菌であることを特徴とする1項または2項に記載の植物糸状菌病防除剤。
(4)植物病原性糸状菌に対して抗菌性を有する植物ポリフェノールを有効成分として含有する植物糸状菌病防除剤により土壌および/または植物を処理することを特徴とする植物糸状菌病の防除方法。
(5) 前記植物ポリフェノールがリンゴ由来であることを特徴とする4項に記載の植物糸状菌病の防除方法。
(6)前記植物病原性糸状菌がフザリウム属に属する糸状菌であることを特徴とする4項または5項に記載の植物糸状菌病の防除方法。
(7)植物病原性糸状菌に対して抗菌性を有する植物ポリフェノールおよび肥料を有効成分として含有することを特徴とする植物糸状菌病防除効果を有する肥料。
(8)前記植物ポリフェノールがリンゴ由来であることを特徴とする7項に記載の植物糸状菌病防除効果を有する肥料。
(9)前記植物病原性糸状菌がフザリウム属に属する糸状菌であることを特徴とする7項または8項に記載の植物糸状菌病防除効果を有する肥料。
植物より抽出された植物ポリフェノールを主体とする抽出物は、食品添加物としても認められたものも多く、安全性の高い天然由来の化合物である。従って、従来の毒性の強い農薬を使用する場合に比べて、極めて安全に植物糸状菌病を効率的に防除することができる。また、リンゴポリフェノール等の植物ポリフェノールは安全性の高い天然由来の化合物であるため、植物ポリフェノールが残留した野菜を食べても人体に悪影響を及ぼすことがない。
また、本発明の肥料は植物糸状菌病の防除効果を有するので、施肥と同時に植物糸状菌病を効率的に防除することができる。
本発明において用いられる植物ポリフェノールとは、リンゴ、ブドウ、茶、ハーブ類、香辛料等の植物を由来とするものである。
特にリンゴポリフェノールとは、リンゴの果実中に含まれる多価の芳香族ヒドロキシ化合物の総称であり、リンゴポリフェノール中にはプロアントシアニジン類、カテキン類、クロロゲン酸、カフェ酸、p−クマル酸等のフェノールカルボン酸類、ケルセチン配糖体
やカルコン配糖体等のフラボノイド等が含まれている。
リンゴポリフェノールを調製する方法は、特に限定されるものではないが、圧搾または遠心分離をすることにより、果実ポリフェノールを含む果汁が容易に得られる。この搾汁果汁、抽出液を吸着剤で処理することによってポリフェノール画分の精製を行うことができる。すなわち、リンゴ果実を圧搾または遠心分離して清澄化し、スチレンジビニルベンゼン系の合成吸着樹脂へ通液してポリフェノール成分を吸着させ、これを水で洗浄し、糖類や有機酸類を完全除去するようにしてから、含水エタノールによって溶出させることによりリンゴポリフェノール画分を精製することができる。
精製されたポリフェノール画分を濃縮処理することにより、リンゴポリフェノールが濃縮された濃縮液を得ることができる。さらにこの濃縮液を噴霧乾燥もしくは凍結乾燥することにより、粉末上のリンゴポリフェノールを得ることができる。
なお、植物ポリフェノールとしては、市販品を用いてもよい(リンゴ、ブドウ種子、茶、ミント、月見草、各抽出物等)。
リンゴポリフェノールの原料となるリンゴは、品種を問わず使用することができる。また、原料となるリンゴは、剪定された未熟リンゴ、等級外のリンゴ、落下等による傷のついたリンゴであってもよい。なお、未成熟のリンゴ果実には成熟したリンゴ果実と比べて約50倍のリンゴポリフェノールが含まれているので、未成熟果実を原料とすることが好ましい。
本発明の植物糸状菌病防除剤の対象となる病原性植物糸状菌を例示すると、例えばFusarium solani f. sp phaseoli、Fusarium anguioides、Fusarium avenaceum、Fusarium bulbigenum、Fusarium caucasicum、Fusarium chlamydosporum、Fusarium coccophilum、Fusarium crookwellense、Fusarium culmorum、Fusarium decemcellulare、Fusarium equiseti、Fusarium graminearum、Fusarium lateritium、Fusarium lini、Fusarium merismoides、Fusarium moniliforme、Fusarium nivale、Fusarium oxysporum、Fusarium pallidoroseum、Fusarium roseum、Fusarium semitectum、Fusarium solani、Fusarium splendens、Fusarium vasinfectum、Fusarium acuminatum、Fusarium anthophilum、Fusarium aquaeductuum、Fusarium arthrosporioides、Fusarium beomiforme、Fusarium buharicum、Fusarium camptoceras、Fusarium chlamydosporum、Fusarium ciliatum、Fusarium coccidicola、Fusarium coeruleum、Fusarium compactum、Fusarium concolor、Fusarium dimerum、Fusarium dlamini、Fusarium episphaeria、Fusarium episphaeropsis、Fusarium epistromum、Fusarium flocciferum、Fusarium fusarioides、Fusarium heterosporum、Fusarium inflexum、Fusarium javanicum、Fusarium lunulosporum、Fusarium melanochlorum、Fusarium napiforme、Fusarium nygamai、Fusarium orthoceras、Fusarium poae、Fusarium polyphialidicum、Fusarium proliferatum、Fusarium redolens、Fusarium rigidiuscula、Fusarium sacchari、Fusarium sambucinum、Fusarium scirpi、Fusarium semitectum、Fusarium sporotrichiella、Fusarium sporotrichioides、Fusarium stilboides、Fusarium subglutinans、Fusarium sulphureum、Fusarium tabacinum、Fusarium trichothecioides、Fusarium tricinctum、Fusarium ventricosum、Fusarium verticillioides、Fusarium xylarioides、Fusarium zonatumを挙げることができる。
植物ポリフェノール抽出物は水溶性であるため、水で希釈して、病原性糸状菌を防除することができる。すなわち、病原性糸状菌が繁殖した野菜類に、植物ポリフェノール水溶液を散布あるいは塗布したり、予防的に未発病の野菜類に散布すればよい。また、植物ポリフェノール水溶液に、野菜類の苗の根部を浸漬して植物糸状菌病を防除することができる。さらに、野菜類の種子を植物ポリフェノール水溶液に浸漬して植物糸状菌を防除することができる。さらにまた、育苗土壌、栽培圃場へ植物ポリフェノール水溶液を散布あるいは潅注することにより植物糸状菌病を予防的に防除することができる。
なお、粉末状の植物ポリフェノールを育苗土壌に添加混合して、土壌中の植物病原性糸状菌を防除してもよい。
なお、植物ポリフェノールと肥料を組み合わせることにより、施肥と同時に植物糸状菌病を効率的に防除できるので、より好ましい。植物ポリフェノールと組み合わせる肥料としては、例えば「くみあい化成肥料」(くみあい化成(株)製)などの化成肥料、あるいは「有機配合肥料」(サカタのタネ(株)製)などの有機肥料、あるいは「ハイポネックス野菜液」(ハイポネックスジャパン社製)などの液肥、「カルプラス」(大塚化学(株)製)などの葉面散布剤等を挙げることができる。
また野菜や花卉類の養液栽培において、使用する養液や培地に植物ポリフェノールを添加して用いることにより、養液栽培における植物糸状菌病を効率的に防除することができる。
土壌に本発明の植物糸状菌病防除剤を散布しても、土壌中の有用微生物や昆虫を殺すことがないので、環境に負荷を与えることがない。
さらに、植物ポリフェノールはほとんど臭いがなく安全であるため、人家の近くで散布してもよい。
本発明の植物糸状菌病防除剤の有効成分である植物ポリフェノールは、食品添加物として認められた天然由来の化合物であるため、散布に際しては、従来の農薬の用にゴム手袋を装着して取り扱ったり、防毒マスクを装着して作業をする必要がない。
また、本発明の植物糸状菌病防除剤が野菜類に残留したとしても、無害であるため、本発明の植物糸状菌病防除剤の散布時期に制限はなく、出荷直前の野菜に散布してもよい。
水溶液として散布する場合、植物ポリフェノールの濃度は特に限定されず、使用目的に応じて適宜希釈して用いればよい。
本発明の効果を阻害しない範囲で、「アプローチBI」(丸和バイオケミカル(株)製)などの展着剤、あるいは酵母由来の発根促進剤等の補助剤を添加してもよい。
本発明の植物糸状菌病への防除の機序は不明であるが、植物ポリフェノールによる糸状菌の菌糸成長阻害や菌核形成阻害、または発芽阻害などが考えられる。
以下、本発明を実施例により詳細に説明するが、本発明はなんら実施例に限定されるものではない。
リンゴポリフェノール(リンゴ抽出物:商品名「アップルフェノン」、アサヒビール(株)製、粉末状)を用いて、植物病原性糸状菌に対する抗菌性を測定した。植物病原性糸状菌としてインゲン根腐れ病菌(Fusarium solani f. sp phaseoli)を用いて、リンゴポリフェノールの抗菌性を測定した。
まず、リンゴポリフェノールを滅菌水に溶かし、4wt%リンゴポリフェノール水溶液を調製した。96穴マイクロプレートを用い、各ウェルに4wt%リンゴポリフェノール水溶液を入れ順次滅菌水で希釈した。10個/mlになるようにインゲン根腐れ病菌(Fusarium solani f. sp phaseoli)の胞子を加えた2倍濃度のPD培地を入れ、30℃で培養した。24時間および48時間後に顕微鏡で胞子発芽の有無を観察して抗菌活性を評価した。その結果を表1に示す。なお、比較のため、抗菌剤を添加しない系をコントロールとし、一般的な糸状菌である麹菌(Aspergillus oryzae AOK12-2)を比較区としてた。
Figure 2005330274
評価基準 ++ : 抗菌活性が強い(胞子発芽がほとんどない)
− : 抗菌活性がない(胞子発芽がある)
表1に示した結果から明らかなように、リンゴポリフェノールを0.5wt%添加した系
はFusarium solani f. sp phaseoliの胞子発芽を抑制することができ、リンゴポリフェノールはフザリウム属の病原性糸状菌に対する抗菌活性が高く、植物糸状菌病を防除することができることが分かる。
実施例1のリンゴポリフェノールをプロシアニジン画分、フロレチン配糖体画分、フェノールカルボン酸画分に分画、精製し、各画分を実施例1と同様の方法で、植物病原性糸状菌に対する抗菌性を測定した。植物病原性糸状菌としてホウレンソウ萎ちょう病菌(Fusarium oxysporum f.sp. spinaciae)、チューリップ球根腐敗病菌(Fusarium oxysporum f.sp. tulipae)、ダイコン萎黄病菌インゲン(Fusarium oxysporum f.sp. raphani)、アスパラガス立枯病菌(Fusarium oxysporum f.sp. asparagi)、樫山農園罹病トマト地際部より分離菌(Fusarium sp.)、インゲン根腐れ病菌(Fusarium solani f.sp. phaseoli)、植物病原菌拮抗菌(Trichoderma virde)を用いた。
まず、実施例1のリンゴポリフェノール、プロシアニジン画分、フロレチン配糖体画分、フェノールカルボン酸画分を各々を滅菌水に溶かし、10wt%サンプル水溶液を調製した。96穴マイクロプレートを用い、各ウェルに10wt%サンプル水溶液を入れ順次滅菌水で希釈した。10個/mlになるように各糸状菌の胞子を加えた2倍濃度のPD培地を入れ、30℃で培養した。24時間および48時間後の顕微鏡で胞子発芽の有無を観察して抗菌活性を評価した。その結果を表2〜5に示す。なお、比較のため、一般的な糸状菌である麹菌(Aspergillus oyzae)を比較区とした。
表中のサンプル濃度(wt%)の希釈系列は下記のとおり。
1 5.0
2 2.5
3 1.25
4 0.625
5 0.313
6 0.156
7 0.078
8 0.039
9 0.0195
10 0.0098
11 0.0049
12 無添加
また、評価基準は下記のとおり。
++:活性が強い(胞子発芽がほとんどない)
+ :抗菌活性がある(ごくわずか胞子発芽がある)
± :弱い抗菌活性がある(わずかに胞子発芽がある)
− :抗菌活性がない(胞子発芽がある)
表2〜5の結果からリンゴポリフェノール中のプロシアニジン画分がもっとも抗菌活性が強いことがわかった。
Figure 2005330274
Figure 2005330274
Figure 2005330274
Figure 2005330274
本発明の植物糸状菌病防除剤の有効成分であるリンゴポリフェノール等の植物ポリフェノールは、食品添加物としても認められた安全性の高い天然由来の化合物である。従って、従来の毒性の強い農薬を使用する場合に比べて、極めて安全に植物糸状菌病を効率的に防除することができる。また、植物ポリフェノールは安全性の高い天然由来の化合物であるため、植物ポリフェノールが残留した野菜を食べても人体に悪影響を及ぼすことがない。

Claims (9)

  1. 植物病原性糸状菌に対して抗菌性を有する植物ポリフェノールを有効成分として含有することを特徴とする植物糸状菌病防除剤。
  2. 前記植物ポリフェノールがリンゴ由来であることを特徴とする請求項1に記載の植物糸状菌病防除剤。
  3. 前記植物病原性糸状菌がフザリウム属に属する糸状菌であることを特徴とする請求項1または2に記載の植物糸状菌病防除剤。
  4. 植物病原性糸状菌に対して抗菌性を有する植物ポリフェノールを有効成分として含有する植物糸状菌病防除剤により土壌および/または植物を処理することを特徴とする植物糸状菌病の防除方法。
  5. 前記植物ポリフェノールがリンゴ由来であることを特徴とする請求項4に記載の植物糸状菌病の防除方法。
  6. 前記植物病原性糸状菌がフザリウム属に属する糸状菌であることを特徴とする請求項4または5に記載の植物糸状菌病の防除方法。
  7. 植物病原性糸状菌に対して抗菌性を有する植物ポリフェノールおよび肥料を有効成分として含有することを特徴とする植物糸状菌病防除効果を有する肥料。
  8. 前記植物ポリフェノールがリンゴ由来であることを特徴とする請求項7に記載の植物糸状菌病防除効果を有する肥料。
  9. 前記植物病原性糸状菌がフザリウム属に属する糸状菌であることを特徴とする請求項7または8に記載の植物糸状菌病防除効果を有する肥料。
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