JP2005328118A - 耳掛け式ワイヤレスヘッドセット - Google Patents

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Abstract

【課題】装着時のヘッドセット本体の傾きやぐらつきを抑えて携帯電話などの快適なハンズフリー通話をワイヤレスで実現する機能性に優れた耳掛け式ワイヤレスヘッドセットを提供する。
【解決手段】ヘッドセット本体2のイヤホン部6が耳珠の内側窪み部に嵌り込むインナー型になっており、このイヤホン部6に対して耳掛けハンガー3の形状が耳殻4の付け根部分の形に沿って偏芯し、耳殻4の付け根部分上部から下部にかけて厚みが増すように形成し、装着時、耳殻4の付け根部分に対して隙間が殆どできずフィットする耳掛けハンガー3とインナー型のイヤホン部6とで耳殻4を挟み込み、装着時のヘッドセット本体2の傾きやぐらつきを抑え、装着安定性を向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話などのハンズフリー通話を実現するためのヘッドセットに関する。詳しくは、携帯電話などとワイヤレスで接続し、データ・音声の送受信を行うワイヤレスヘッドセットの中で、特に、耳掛けハンガーによりヘッドセット本体を耳に装着して使用する耳掛け式ワイヤレスヘッドセットに関する。
携帯電話などのハンズフリー通話を実現するには、ヘッドセットを携帯電話などと接続する必要があるが、従来のヘッドセットでは接続コードで携帯電話などと接続されていた。このコード付きヘッドセットの中には、インナー型のイヤホンにマイク、耳掛けハンガーを一体に備えた耳掛け式のものがある。この耳掛け式コード付きヘッドセットでは、構造上、装着時の傾きやぐらつきといった問題はなく、装着安定性に優れているが、コード付きのために、他のコード付きヘッドセットと同様に、動きが制限されるといったハンズフリー通話では致命的な問題がある。一方、携帯電話などのハンズフリー通話をワイヤレス化することを目的に開発されたワイヤレスヘッドセットもあり、この中に耳掛けハンガーによりヘッドセット本体を耳に装着して使用するものがある(例えば、「特許文献1」参照。)。
実用新案登録第3078858号公報
ワイヤレスヘッドセットでは、ケースにイヤホン、マイク、充電池、送受信機などを内蔵してヘッドセット本体を構成する必要があり、コード付きヘッドセットに比べて形も大きく、重量も重くなるため、特に耳掛け式のものでは、装着安定性を確保することが難しくなり、装着時にヘッドセット本体が傾いたりぐらつくといった問題が発生する。加えて、ヘッドセット本体が目立つためにデザインを重視する傾向にあり、ヘッドセット本体が水滴状に形成された従来の耳掛け式ワイヤレスヘッドセットでは、イヤホン部がヘッドセット本体の一端円弧部の中心に配備され、マイク部がヘッドセット本体の他端尖端部に配備され、耳掛けハンガーは、ヘッドセット本体に軸受けされるハンガー軸部からヘッドセット本体の他端円弧部に沿って円弧状に一体延出され、中心にイヤホン部が配備されたヘッドセット本体の一端円弧部の内面側にその外形より飛び出ないように取り付けられているが、耳掛けハンガーを耳に掛けることによりヘッドセット本体を耳の外側に片持ち状態で支えるだけの構造でありながら、耳掛けハンガーの形状が中心にイヤホン部が配備されたヘッドセット本体の他端円弧部に沿って円弧状に形成され、しかも耳の上部から下部にかけての厚みが薄く均一に形成されているため、耳に対して隙間ができフィットしないため、ヘッドセット本体を耳の外側に吊り下げるといった感じに近くなり、少し頭を振るとヘッドセット本体が傾いたりぐらついてしまい、装着安定性に欠けていた。このように、携帯電話などのハンズフリー通話を耳掛け式ワイヤレスヘッドセットで実現した場合は快適なハンズフリー通話を実現できなかった。
本発明の主たる目的は、装着時のヘッドセット本体の傾きやぐらつきを抑えて携帯電話などの快適なハンズフリー通話をワイヤレスで実現する機能性に優れた耳掛け式ワイヤレスヘッドセットを提供することにある。
上記の目的を達成するため本発明の耳掛け式ワイヤレスヘッドセットは、ヘッドセット本体のイヤホン部が耳珠の内側窪み部に嵌り込むインナー型になっており、このイヤホン部に対して耳掛けハンガーの形状が耳殻の付け根部分の形に沿って偏芯し、耳殻の付け根部分上部から下部にかけて厚みが増すように形成したことを特徴とする。
これにより、耳掛けハンガーとインナー型のイヤホン部とで耳殻を挟み込むことができ、しかも耳掛けハンガーが耳殻の付け根部分に対して隙間が殆どできずフィットするため、装着時のヘッドセット本体の傾きやぐらつきが抑えられ、装着安定性が向上する。
本発明では、イヤホン部の先端放音部と耳掛けハンガーは、ヘッドセット本体に対して上部より下部が接近するような傾斜平面に沿って配備され、ヘッドセット本体下端のマイク部がイヤホン部の先端放音部と耳掛けハンガーの傾斜方向に配備されることが望ましい。これにより、ヘッドセット本体が耳殻の外側から頬にかけて三次元的にフィットし、装着時のヘッドセット本体の傾きやぐらつきが抑えられ、ヘッドセット本体の装着安定性が向上する。またイヤホン部がインナー型で耳珠の内側窪み部に嵌り込み、かつヘッドセット本体下端のマイク部が口元に向き、ヘッドセット本来の通話機能が向上する。
本発明では、インナー型のイヤホン部の先端放音部が耳掛けハンガーより突出していることが望ましい。これにより、インナー型のイヤホン部を耳珠の内側窪み部に嵌め込む方向に付勢することができ、装着時のヘッドセット本体の傾きやぐらつきが抑えられ、ヘッドセット本体の装着安定性が向上する。
本発明では、耳掛けハンガーは、耳珠の前部から耳殻の付け根部分の上部を経て下部に到るように略つの字状に形成されたハンガー本体部と、ハンガー本体部の一端から耳孔と口元を結ぶ線に対して略直交するように耳珠の前斜め下部に一直線状に一体延出されたハンガー軸部とを有し、ハンガー軸部をヘッドセット本体に対してイヤホン部より下部で左側方又は右側方から差し込み固定することによりハンガー本体部がインナー型のイヤホン部を囲うように取り付けられることが望ましい。これにより、耳掛けハンガーがヘッドセット本体の重心近傍を支えるため、耳掛けハンガーにかかる回転モーメントが小さくなり、装着時のヘッドセット本体の傾きやぐらつきが抑えられ、ヘッドセット本体の装着安定性が向上する。
本発明では、ハンガー本体部における耳殻の付け根部分上部から下部にかけての断面形状をU字状に形成し、耳殻の付け根部分上部から下部にかけての厚みに応じてU字溝の深さが増すように形成することが望ましい。これにより、耳掛けハンガー成形時のヒケ防止を図ることができ、ハンガー本体部の耳殻の付け根部分上部から下部にかけての厚み形状を適正に得ることができる。
本発明では、ハンガー本体部とハンガー軸部とを硬質樹脂で一体形成し、ハンガー本体部の始端部から終端部を軟質樹脂で被覆することが望ましい。これにより、被覆が、滑り止めの役目を果たし、装着時のヘッドセット本体の傾きやぐらつきが抑えられ、ヘッドセット本体の装着安定性が向上する。また肌触りを軟らかくし、装着時の時間経過に伴って感ずる痛みや疲労感などを軽減する役目も果たし、装着感が向上する。
本発明では、ハンガー本体部における耳殻の付け根部分上部の湾曲部を弾性的に曲げ変形可能とし、使用者の耳の形や大きさなどの個人差に対応してハンガー本体部の大きさを調節可能に構成することが望ましい。これにより、使用者の耳の形や大きさなどの個人差を吸収して、耳掛けハンガーが耳殻の付け根部分に対して隙間が殆どできずフィットするため、装着時のヘッドセット本体の傾きやぐらつきが抑えられ、装着安定性が向上する。また耳掛けハンガーの掛け外しも容易に行うことができる。
本発明では、ヘッドセット本体の内面におけるイヤホン部より下部にヘッドセット本体を左右に横切るような溝状の窪み部を備え、この窪み部の中央部にヘッドセット本体の左右何れからでも耳掛けハンガーのハンガー軸部が差し込み可能な貫通孔を有するハンガー取り付け部を備え、耳掛けハンガーの差し替えによりヘッドセット本体を左右何れの耳にも装着可能に構成することが望ましい。これにより、装着できる耳が左右何れか一方に限定されることなく、使用者が自由に選択でき、利便性が向上する。
本発明では、ハンガー軸部と貫通孔との嵌合面間で軸方向の位置決めを行うハンガー差し込み位置固定機構を備え、このハンガー差し込み位置固定機構は、嵌合面の一方に形成された係止溝と他方に形成されて係止溝に弾性的に係止する係止突起とからなり、この係止溝と係止突起の一方が軸方向に複数設けられ、使用者の耳の形や大きさなどの個人差に対応して耳掛けハンガーの差し込み固定位置を調節可能に構成することが望ましい。これにより、使用者の耳の形や大きさなどの個人差に対応して、耳掛けハンガーが耳殻の付け根部分に対して隙間が殆どできずフィットするため、装着時のヘッドセット本体の傾きやぐらつきが抑えられ、装着安定性が向上する。
本発明では、ハンガー取り付け部の貫通孔をスリーブにより形成し、このスリーブは、ハンガー軸部の軸方向の摺動を許容して周方向の回転を規制し、ハンガー軸部と一体に回転可能にハンガー取り付け部に挿通保持され、耳掛けハンガーをハンガー軸部を中心にヘッドセット本体に対して回動(開閉)可能に取り付け、このスリーブとハンガー取り付け部との間で周方向の位置決めを行うハンガー回動位置固定機構を備えることが望ましい。これにより、耳掛けハンガーの取り付け/取り外し及び差し替えがインナー型のイヤホン部が邪魔にならない姿勢、すなわちヘッドセット本体に対して略直角に立つ姿勢で容易に行うことができる。また耳掛けハンガーをヘッドセット本体に対して略直角に立つ姿勢で取り付け、この状態で耳掛けハンガーを耳殻の付け根部分に掛けた後、ヘッドセット本体をハンガー軸部を中心に回動させてインナー型のイヤホン部が耳珠の内側窪み部に嵌り込み、かつヘッドセット本体下端のマイク部が口元に向くように装着することも行え、ヘッドセット本体の装着が容易に行うことができる。さらには耳の形や大きさなどの個人差に対応して、装着時の耳掛けハンガーの取り付け角度を調節することも適宜実施可能となる。
本発明では、ハンガー回動位置固定機構は、ハンガー取り付け部に設けられてスリーブの外周面に常時押し付けられる板バネと、スリーブの外周面に所定の角度を持って連続形成される複数の平らな係止平面とからなり、1つの係止平面に対する板バネの押し付けにより耳掛けハンガーを所定の回動位置に固定可能に構成することが望ましい。これにより、耳掛けハンガーの回動(開閉)時、クリック感(感触)を伴って位置固定でき、操作性が向上する。
本発明では、ヘッドセット本体は、細長の楕円形の第1ケース部と、この第1ケース部の長径側縁が第1ケース部の一端側に延ばされて一点に接続された略V字状の第2ケース部とを有し、第1ケース部と第2ケース部との間に略三角形の貫通部を有する全体として水滴状に形成された本体ケースを備え、第1ケース部の内面上部にインナー型のイヤホン部を備えると共に、第1ケース部の内面下部にヘッドセット本体を左右に横切るような溝状の窪み部を備え、この窪み部の中央部にヘッドセット本体の左右何れからでも耳掛けハンガーのハンガー軸部が差し込み可能な貫通孔を有するハンガー取り付け部を備え、第2ケース部の先端部にマイク部を備えることが望ましい。これにより、耳掛けハンガーから口元に向かって突出するヘッドセット本体下部の軽量化を図ることができるため、装着時のヘッドセット本体の傾きやぐらつきが抑えられ、ヘッドセット本体の装着安定性が向上する。
本発明では、本体ケースは樹脂製の内ケース及び外ケースと、内ケースの一部を開閉可能に構成する電池蓋と、外ケースの第1ケース部表面を覆う樹脂製の化粧板とからなり、内ケース及び外ケースと電池蓋を同一色とし、化粧板を内ケース及び外ケースと電池蓋の色と同じ色又は異なる色にすることが望ましい。これにより、化粧板を内ケース及び外ケースと電池蓋の色と同じ色とした場合は、ヘッドセット本体に一体感を出すことができ、異なる色にした場合は、化粧板部をより強調することができるなど、外観の向上に寄与する。
本発明では、化粧板を色の異なる他の化粧板と交換可能に構成することが望ましい。これにより、使用者の好みに応じた色の化粧板を取り付けることができ、ヘッドセット本体の色のバリエーションを全体的に変えるのに比べて多くすることができ、消費者の購買欲を刺激し、販促効果を得ることができる。
本発明では、ヘッドセット本体には、Bluetooth送受信機を構成する回路基板と、回路基板上に実装するアンテナと、充電池などを内蔵することが望ましい。これにより、Bluetooth対応機器であれば携帯電話やPCなど端末を選ばず使用できるBluetooth対応のヘッドセットを得ることができる。
本発明では、ヘッドセット本体に配備されるスイッチ類は、ヘッドセット本体のハンガー取り付け部より上部に配置されていることが望ましい。これにより、スイッチ操作時のヘッドセット本体の傾きやぐらつきが抑えられ、スイッチの操作性が向上する。
本発明では、ヘッドセット本体の外表面に配備されるスイッチ類は、ヘッドセット本体の長手方向中心線上で上下方向に一列状に配置され、ヘッドセット本体が左右何れの耳に装着されても位置関係が変わらないように構成することが望ましい。これにより、ヘッドセット本体が左右何れの耳に装着されても、ヘッドセット本体の外表面に配備されるスイッチの位置関係は同じであるため、通話中でもスイッチを見ずに片手で容易に操作できると共に、スイッチを間違いなく迅速に操作することができ、スイッチの操作性が向上する。
本発明では、ヘッドセット本体の外表面に配備されるスイッチ類は、スイッチ表面がヘッドセット本体の外表面に飛び出ないように、ヘッドセット本体の外表面に形成された窪み部の中で露出されていることが望ましい。これにより、誤ってスイッチを操作する誤動作を防止できる。
本発明では、ヘッドセット本体の外表面に配備される表示灯は、ヘッドセット本体の外表面に配備されたスイッチ類と同じヘッドセット本体の長手方向中心線上で一列状に配置されていることが望ましい。これにより、スイッチと表示灯とを明確に判別できるため、通話中でもスイッチを見ずに片手で容易に操作できると共に、スイッチを間違いなく迅速に操作することができ、スイッチの操作性が向上する。
本発明では、ヘッドセット本体の外周側面に配備されるスイッチ類は、スイッチ表面がヘッドセット本体の外周側面より飛び出ないように、ヘッドセット本体の外周側面に形成された窪み部の中で露出されていることが望ましい。これにより、誤ってスイッチを操作する誤動作を防止できる。
本発明では、ヘッドセット本体の外周側面に配備される表示灯は、ヘッドセット本体の長手方向中心線上に配備されていることが望ましい。これにより、ヘッドセット本体をテーブルなどの平らな面に載置した場合、表示灯がインナー型のイヤホン部で載置面から最も高く持ち上げられて見やすい位置で各種表示を行うため、表示灯の機能を十分に発揮させることができる。
本発明は、ヘッドセット本体に充電用端子を配備し、この充電用端子は、ヘッドセット本体のハンガー取り付け部より上部の外周側面に形成されて端子キャップにより開閉される孔部の中に収容されていることが望ましい。これにより、充電用端子に対する相手端子の挿抜がヘッドセット本体の太い部分を手で持った状態で容易に行うことができる。
本発明は、ヘッドセット本体にストラップ取り付け孔を配備し、このストラップ取り付け孔は、ヘッドセット本体のハンガー取り付け部より上部の外周側面に配置されていることが望ましい。これにより、ヘッドセット本体にストラップなどが取り付けられた場合でも、ヘッドセット本体の下部に重心が移るのを防止でき、装着安定性を確保する。
以上のように本発明によれば、耳掛けハンガーによりヘッドセット本体を耳の外側に片持ち状態で支えるだけでなく、耳殻の付け根部分との間に隙間が殆どできない耳掛けハンガーとインナー型のイヤホン部とで耳殻を挟み込むため、装着時のヘッドセット本体の傾きやぐらつきを抑えて携帯電話などの快適なハンズフリー通話をワイヤレスで実現する機能性に優れた耳掛け式ワイヤレスヘッドセットを提供できるという顕著な効果を奏する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態による耳掛け式ワイヤレスヘッドセットの斜視図、図2は同耳掛け式ワイヤレスヘッドセットの正面図、図3は同耳掛け式ワイヤレスヘッドセットの背面図、図4は同耳掛け式ワイヤレスヘッドセットの左側面、図5は同耳掛け式ワイヤレスヘッドセットの右側面図、図6は同耳掛け式ワイヤレスヘッドセットの平面図、図7は同耳掛け式ワイヤレスヘッドセットの底面図、図8は同耳掛け式ワイヤレスヘッドセットを耳に装着した状態を示す斜視図である。
本実施形態の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット1は、ヘッドセット本体2と耳掛けハンガー3とからなり、図8に示す如く、耳掛けハンガー3を耳殻4の付け根部分に掛けることにより、ヘッドセット本体2が耳殻4の外側から頬にかけて前下がり傾斜姿勢で装着される。このヘッドセット本体2は、下窄まりの水滴状に形成された本体ケース5により外殻が構成され、Bluetooth(2.4GH帯域の電波を使用し、PC、PDA、携帯電話、デジタルカメラといった電子機器間で、音声・データのワイヤレス通信を、半径10メートル以内の狭い範囲で実現する短距離無線通信の規格・技術)送受信機を構成する回路基板、この回路基板上に実装するアンテナ、充電池(バッテリー)などが内蔵されると共に、装着時において、耳殻4に対向する内面上部にイヤホン部6が配備され、耳殻4の外側より前斜め下方に突出する下部の端部にマイク部7が配備され、外表面に押しボタン式のフックスイッチ8及びプラス・マイナス一対のボリュームスイッチ9,10、電源用の表示灯(LED)11が配備され、外周側面にスライド式の電源スイッチ12、充電端子キャップ13、充電用の表示灯(LED)14、ストラップ取り付け孔15が配備されており、電源スイッチ12をオン位置にスライド操作して電源を入れると、電源用の表示灯11が点灯すると共に、携帯電話などとBluetoothで接続され、電話がかかるとイヤホン部6に内蔵されたスピーカーから着信音が鳴り、フックスイッチ8を押すことで電話に出ることができ、イヤホン部6から相手の声が聞こえ、こちらの声はマイク部7から先方に伝わり、携帯電話などのハンズフリー通話をワイヤレスで実現する。そして、再度フックスイッチ8を押すことで電話を切ることができる。またスピーカー音は、プラス・マイナス一対のボリュームスイッチ9,10を押すことで調節することができる。さらに充電地に充電する場合は、充電アダプタの電源プラグを家庭用の交流100Vコンセントに差し込むと共に、充電端子キャップ13を開け、充電端子キャップ13で塞がれていた孔の中に収容されている充電用端子(ジャック)に充電アダプタの充電用端子(プラグ)を差し込むことで、充電用の表示灯14が、例えば赤く点灯し、充電が開始される。充電が終わると充電用の表示灯14が、例えば緑の点灯になり、ジャックからプラグを抜き去ると充電用の表示灯14は消灯する。
次に、本実施形態の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット1の各部の具体構成について説明する。図1乃至図8に示す如く、本体ケース5は、細長の楕円形の第1ケース部16と、この第1ケース部16の長径側縁が第1ケース部16の下端側に延ばされて一点に接続された略V字状の第2ケース部17とを有し、第1ケース部16と第2ケース部17との間に略三角形の貫通部18を有する全体として下窄まりの水滴状に形成される。この本体ケース5は、樹脂材料よりなり、やや深い内ケース19と、内ケース19に嵌合されるやや浅い外ケース20と、内ケース19における第1ケース部16の下部を開閉可能に構成するビス止めの電池蓋21と、外ケース20における第1ケース部16の表面を覆う細長の楕円形の化粧板22とで構成される。
そして、本体ケース5における、第1ケース部16に、Bluetooth送受信機を構成する回路基板、この回路基板上に実装するアンテナ、充電池などが内蔵される。イヤホン部6は、内ケース19における第1ケース部16の上部から中間部が括れた円筒状(鼓状)で突出形成される胴部23と、この胴部23の先端部に形成されてスピーカーが内蔵される胴部23よりやや径大な円盤状の先端放音部24とで構成され、インナー型(差し込み型)になっており、平らに近い球面状に形成された先端放音部24の表面に多数のイヤホン音孔25が形成される。第2ケース部17の頂部に、マイクロフォンが内蔵され、内ケース19における第2ケース部17の頂部にマイク音孔26が形成され、第2ケース部17の頂部がマイク部7になっている。
このようにして、ヘッドセット本体2が下窄まりの水滴状に形成され、ヘッドセット本体2の下部の軽量化が図られ、そのヘッドセット本体2の下部、具体的には第1ケース部16と第2ケース部17との間に、さらなる軽量化のための貫通部18を備える。またヘッドセット本体2の内面上部、具体的には第1ケース部16の内面上部にイヤホン部6を備え、このイヤホン部6が耳珠の内側に嵌り込むインナー型になっている。さらにヘッドセット本体2の下端部、具体的には第2ケース部17の頂部にマイク部7を備える。
また、内ケース19における第1ケース部16の電池蓋21の下部には、該部を左右に横切るような断面略U字形の溝状に形成される窪み部27を備える。この窪み部27の中央部に、耳掛けハンガー3を取り付けるためのハンガー取り付け部28を備える。
このようにして、ヘッドセット本体2の内面におけるイヤホン部6より下部、具体的には第1ケース部16の内面下部に、ヘッドセット本体2を横切るような溝状の窪み部27を備え、この窪み部27の中央部にハンガー取り付け部28を備える。
そして、外ケース20における化粧板11の表面に、フックスイッチ8及びボリュームスイッチ9,10、電源用の表示灯11が配備され、このうち、フックスイッチ8及びボリュームスイッチ9,10が、ハンガー取り付け部28より上部に配備される。フックスイッチ8とボリュームスイッチ9,10、電源用の表示灯11は、この順に上から下に向かってヘッドセット本体2の長手方向中心線上で一列状に配置され、上部のフックスイッチ8は、細長の上向きV字形状に形成され、下部の電源用の表示灯11は、短い下向きV字形状に形成され、フックスイッチ8と電源用の表示灯11間のボリュームスイッチ9,10は、それぞれ米粒よりやや大きい細長の楕円形状に形成される。フックスイッチ8及びボリュームスイッチ9,10は、それぞれの表面が、化粧板22の表面に形成された浅い窪み部29,30の中で露出される。
このようにして、ヘッドセット本体2の外表面に配備されるスイッチ8,9、10類は、ヘッドセット本体2のハンガー取り付け部28より上部に配置される。またヘッドセット本体2が左右何れの耳に装着されても位置関係が変わらないように、ヘッドセット本体2の長手方向中心線上で上下方向に一列状に配置される。さらにスイッチ8,9、10表面がヘッドセット本体2の外表面に飛び出ないように、ヘッドセット本体2の外表面に形成された窪み部29,30の中で露出される。ヘッドセット本体2の外表面に配備される表示灯11は、ヘッドセット本体2の外表面に配備されたスイッチ8,9、10類と同じヘッドセット本体2の長手方向中心線上で一列状に配置される。
また、ハンガー取り付け部28より上部となる本体ケース5の外周側面に、電源スイッチ12、充電端子キャップ13、充電用の表示灯14、ストラップ取り付け孔15が配備され、このうち、電源スイッチ12は、本体ケース7のケース横幅が最も広くなる部分の外周側面に配備され、充電用の表示灯14は、本体ケース7の長手方向中心線上となる上端中央部の外周側面に配備され、充電用端子キャップ13は、本体ケース5の電源スイッチ12と充電用の表示灯14との間の外周側面に配備され、ストラップ取り付け孔15は、本体ケース7の充電用の表示灯14を挟んで充電端子キャップ13と反対側の外周側面に配備される。電源スイッチ12は、表面が本体ケース7の外周側面に形成された窪み部31の中で露出される。
このようにして、ヘッドセット本体2の外周側面に配備されるスイッチ12類は、ヘッドセット本体2のハンガー取り付け部28より上部に配置される。またスイッチ12表面がヘッドセット本体2の外周側面より飛び出ないように、ヘッドセット本体2の外周側面に形成された窪み部31の中で露出される。さらにヘッドセット本体2の外周側面に配備される表示灯14は、ヘッドセット本体2の長手方向中心線上に配備される。ヘッドセット本体2に充電用端子を配備し、この充電用端子は、ヘッドセット本体2のハンガー取り付け部28より上部の外周側面に形成されて端子キャップ13により開閉される孔部の中に収容される。またヘッドセット本体2にストラップ取り付け孔15を配備し、このストラップ取り付け孔15は、ヘッドセット本体2のハンガー取り付け部28より上部の外周側面に配置される。
ところで、本体ケース5を構成している内ケース19、外ケース20、電池蓋21、化粧板22のうち、内ケース19、外ケース20、電池蓋21を同一色、例えば黒とし、化粧板22を内ケース19、外ケース20、電池蓋21と同じ色又は異なる色、例えばシルバーにする。この化粧板22は、外ケース20における第1ケース部16の表面に着脱自在に取り付けられる。
このようにして、本体ケース5は、樹脂製の内ケース19及び外ケース20と、内ケース19の一部を開閉可能に構成する電池蓋21と、外ケース20の第1ケース部表面を覆う樹脂製の化粧板22とからなり、内ケース19及び外ケース20と電池蓋21を同一色とし、化粧板22を内ケース19及び外ケース20と電池蓋21の色と同じ色又は異なる色にする。また化粧板22は色の異なる他の化粧板22と交換可能となる。
ヘッドセット本体2における内面、具体的には内ケース19におけるハンガー取り付け部28の表面とこれより上部の電池蓋21の表面とに、シール状の名盤32,33が貼り付けられる。
図9は耳掛けハンガー全体の縦断面図、図10は耳掛けハンガーの耳殻上部から下部にかけての断面形状を示す断面図、図11は耳掛けハンガーのハンガー軸部の斜視図、図12はヘッドセット本体のハンガー取り付け部の断面図である。
図1乃至図8及び図9乃至図11に示す如く、耳掛けハンガー3は、樹脂材料よりなり、耳珠の前部から耳殻4の付け根部分の上部を経て下部に到るように略つの字状に形成されたハンガー本体部34と、ハンガー本体部34の一端から耳孔と口元を結ぶ線に対して略直交するように耳珠の前斜め下部に一直線状に一体延出されたハンガー軸部35とを有する。一方、図3及び図12に示す如く、上記のように、ヘッドセット本体2の内面におけるイヤホン部6より下部、具体的には第1ケース部16の内面下部に、ヘッドセット本体2を横切るような溝状の窪み部27を備えて、この窪み部27の中央部に備えたハンガー取り付け部28は、窪み部27の中央部に一体形成される軸受け部36と、この軸受け部36により周方向の動き(回転)が許容されて軸方向の動き(摺動)が規制された状態で、窪み部27の中央底部に左右横向きに軸支されるスリーブ37とで構成され、ハンガー取り付け部28より左側の窪み部27と右側の窪み部27とが、スリーブ37の貫通孔38により連通される。耳掛けハンガー3は、ハンガー軸部35を、ヘッドセット本体2の左側方又は右側方から窪み部27に沿って、ハンガー取り付け部28におけるスリーブ37の貫通孔38に差し込むことにより、後述するハンガー差し込み位置固定機構39により軸方向の位置決めを行い、また後述するハンガー回動位置固定機構40により図13における仮想線に示すハンガー差し替え位置(開位置)とセット装着位置(閉位置)との2位置にて周方向の動き(回転)を規制し、ヘッドセット本体2にハンガー差し替え位置(開位置)とセット装着位置(閉位置)の間で回動(開閉)可能に、かつその2位置で位置固定可能に取り付けられる。
図9、図11、図12に示す如く、ハンガー軸部35とスリーブ37の相対的な軸方向の動き(摺動)を許容して、周方向の動き(回転)を規制するような軸と孔の結合手段41を備える。この結合手段41としては、慣用されるキーやスプライン、断面多角形の軸とこれに嵌合する孔との組み合わせ、などが採用できるが、本実施形態では、ハンガー軸部35の断面形状をD形状に形成すると共に、このハンガー軸部35と嵌合するようにスリーブ37の孔形状(貫通孔38の形状)もD形状に形成し、これにより、スリーブ37とハンガー軸部35は一体に回転することとなる。
また、ハンガー差し込み位置固定機構39は、ハンガー軸部35とスリーブ37との嵌合面、すなわちハンガー軸部35の外周面とスリーブ37の内周面(貫通孔38の周壁)との間で、ハンガー軸部35の軸方向の位置決めを行うもので、ハンガー軸部35の外周面に形成される係止溝42と、スリーブ37の内周面(貫通孔38の周壁)に突出形成されて係止溝42に弾性的に係止する係止突起43とからなり、係止溝42がハンガー軸部35の軸方向に所定の間隔で複数(本実施形態では3本)並んて設けられ、図3に示すように、使用者の耳の形や大きさなどの個人差に対応して耳掛けハンガー3におけるハンガー軸部35の差し込み固定位置が数段階(本実施形態では3段階)で調節可能に構成される。なお、ハンガー軸部35の外周面に係止突起42を形成し、スリーブ37の内周面に複数の係止溝41を形成してもよい。また係止突起42を複数設け、係止溝41を1つにしてもよい。
さらに、ハンガー回動位置固定機構40は、結合手段41によりハンガー軸部35と一体回転するようにしたスリーブ37とハンガー取り付け部28との間でそのスリーブ37の周方向の位置決めを行うもので、ハンガー取り付け部28に両端が保持されてスリーブ37の外周接線方向に張設され、スリーブ37の外周面に中間部を常時押し付ける板バネ44と、スリーブ37の外周面に所定の角度を持って連続形成されて、耳掛けハンガー3がハンガー差し替え位置に回動したときに板バネ44に重ね合わされる第1の係止平面45及び耳掛けハンガー3がセット装着位置に回動したときに板バネ44に重ね合わされる第2の係止平面46とからなり、耳掛けハンガー3をハンガー差し替え位置とセット装着位置の2つの回動位置で固定可能に構成する。なお、第1の係止平面45と第2の係止平面46の間をさらに他の係止平面でつなぐことで、ハンガー差し替え位置とセット装着位置の2つの回動位置の間の回動位置でも耳掛けハンガー3を固定できるようになる。
そして、図13の仮想線に示す如く、ハンガー差し替え位置は、耳掛けハンガー3のハンガー本体部34が、ヘッドセット本体2に対して略直角に立つような回動位置に設定されており、ヘッドセット本体2に対する耳掛けハンガー3の取り付け/取り外し及び差し替え、すなわちハンガー取り付け部28のスリーブ37に対するハンガー軸部35の挿抜が、イヤホン部6とハンガー本体部34とが干渉しない姿勢で容易に行えることとなる。また図13の実線及び図4に示す如く、セット装着位置は、耳掛けハンガー3のハンガー本体部34が、ヘッドセット本体2に対して上部に行くに連れて離反する開き角度θ1(本実施形態では約10度)が付く傾斜姿勢で、イヤホン部6における胴部23の周囲に位置して、先端放音部24がハンガー本体部34より突出するような回動位置に設定される。
また、図4に示す如く、イヤホン部6の先端放音部24は、セット装着位置での耳掛けハンガー3におけるハンガー本体部34に沿って突出するように、ヘッドセット本体3に対して略同じ開き角θ2が付く傾斜姿勢で胴部23の先端部に形成される。これにより、ヘッドセット本体2下端のマイク部7が、イヤホン部6の先端放音部24と耳掛けハンガーの傾斜方向に配備されることとなる。これにより、ヘッドセット本体2は、装着時には、耳殻4の外側に前下がり傾斜姿勢で、しかもヘッドセット本体2の下部が内側に振られた状態で装着され、マイク部7は顔面から離れることなく口元に向くこととなる。
このようにして、耳掛けハンガー3は、耳珠の前部から耳殻4の付け根部分の上部を経て下部に到るように略つの字状に形成されたハンガー本体部34と、ハンガー本体部34の一端から耳孔と口元を結ぶ線に対して略直交するように耳珠の前斜め下部に一直線状に一体延出されたハンガー軸部35とを有し、ハンガー軸部35をヘッドセット本体2に対してイヤホン部6より下部で左側方又は右側方から差し込み固定することにより、ハンガー本体部34がインナー型のイヤホン部6を囲うように取り付けられる。またイヤホン部6の先端放音部24と耳掛けハンガー3は、ヘッドセット本体2に対して上部より下部が接近するような傾斜平面に沿って配備され、ヘッドセット本体2下端のマイク部7がイヤホン部6の先端放音部24と耳掛けハンガー3の傾斜方向に配備される。さらにイヤホン部6の先端放音部24が耳掛けハンガー3より突出する。
さらには、ヘッドセット本体2の内面におけるイヤホン部6より下部にヘッドセット本体2を左右に横切るような溝状の窪み部27を備え、この窪み部27の中央部にヘッドセット本体2の左右何れからでも耳掛けハンガー3のハンガー軸部35が差し込み可能な貫通孔38を有するハンガー取り付け部28を備え、耳掛けハンガー3の差し替えによりヘッドセット本体2を左右何れの耳にも装着可能に構成する。図1乃至図8、図13及び図14は、ヘッドセット本体2を左の耳に装着する場合の耳掛けハンガー3の差し込み状態を示し、図15にヘッドセット本体を右の耳に装着する場合の耳掛けハンガー3の差し替え状態を示す。またハンガー軸部35と貫通孔38との嵌合面間で軸方向の位置決めを行うハンガー差し込み位置固定機構39を備え、このハンガー差し込み位置固定機構39は、嵌合面の一方に形成された係止溝42と他方に形成されて係止溝42に弾性的に係止する係止突起43とからなり、この係止溝42と係止突起43の一方が軸方向に複数設けられ、使用者の耳の形や大きさなどの個人差に対応して耳掛けハンガー3の差し込み固定位置を調節可能に構成する。さらにハンガー取り付け部28の貫通孔38をスリーブ37により形成し、このスリーブ37は、ハンガー軸部35の軸方向の摺動を許容して周方向の回転を規制し、ハンガー軸部35と一体に回転可能にハンガー取り付け部28に挿通保持され、耳掛けハンガー3をハンガー軸部35を中心にヘッドセット本体2に対して回動可能に取り付け、このスリーブ37とハンガー取り付け部28との間で周方向の位置決めを行うハンガー回動位置固定機構40を備える。ハンガー回動位置固定機構40は、ハンガー取り付け部28に設けられてスリーブ37の外周面に常時押し付けられる板バネ44と、スリーブ37の外周面に所定の角度を持って連続形成される複数の平らな係止平面45,46とからなり、1つの係止平面45又は46に対する板バネ44の押し付けにより耳掛けハンガー3をハンガー差し替え位置とセット装着位置など所定の回動位置に固定可能に構成する。
ところで、図3、図9及び図10に示す如く、耳掛けハンガー3は、セット装着位置に取り付けたとき、ハンガー本体部34がイヤホン部6に対して、耳殻4の付け根部分に沿うように偏芯し、歪んだ円弧形状に形成される。詳しくはハンガー本体部34の先端部がイヤホン部6に対して、耳掛けハンガー3をヘッドセット本体2に差し込むときの配設側(ヘッドセット本体2の左右一側方)と反対側に回り込み、かつハンガー本体部34とイヤホン部6との間隔が、ハンガー本体部34の先端部で最も狭くなるように、ハンガー本体部34がイヤホン部6を囲うように、イヤホン部6に対して耳掛けハンガー3をヘッドセット本体2に差し込むときの配設側(ヘッドセット本体2の左右一側方)に偏った形態で略つの字状に形成される。
また、ハンガー本体部34において、耳殻4の付け根部分上部に掛かる頂部湾曲部47より一側のハンガー軸部35につながる基部48は、丸棒状のアーム形態に形成される一方、頂部湾曲部47より他側の先端部49は、耳殻4の付け根部分上部から下部にかけて、径方向の厚み並びに耳殻4の付け部分の頭部との隙間に対応する厚みが共に増して行くようにパッド形態に形成され、しかもこの先端部49の断面形状は、成形時のヒケを防止するため、内周側より外周側が若干肉厚となるような上向きに開いた断面U字状形成され、耳殻4の付け根部分上部から下部にかけての厚みに応じてU字溝50の大きさ及び深さが増すように形成される。ハンガー本体部34はこの薄肉部分となる頂部湾曲部47にて弾性的に曲げ変形可能となり、使用者の耳の形や大きさなどの個人差に対応して大きさが調節可能となる。
さらに、耳掛けハンガー3は、ハンガー本体部34及びハンガー軸部35を硬質樹脂で一体形成し、ハンガー本体部34の基部48の途中から先端部49の表面を軟質樹脂で被覆51する。
このようにして、ヘッドセット本体2のイヤホン部6が耳珠の内側窪み部に嵌り込むインナー型になっており、このイヤホン部6に対して耳掛けハンガー3の形状が耳殻4の付け根部分の形に沿って偏芯し、耳殻4の付け根部分上部から下部にかけて厚みが増すように形成する。またハンガー本体部34における耳殻4の付け根部分上部から下部にかけての断面形状をU字状に形成し、耳殻4の付け根部分上部から下部にかけての厚みに応じてU字溝50の深さが増すように形成する。ハンガー本体部34における耳殻4の付け根部分上部の湾曲部47を弾性的に曲げ変形可能とし、使用者の耳の形や大きさなどの個人差に対応してハンガー本体部の大きさを調節可能に構成する。さらにハンガー本体部34とハンガー軸部35とを硬質樹脂で一体形成し、ハンガー本体部34の始端部から終端部を軟質樹脂で被覆する。
次に、本実施形態の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット1の装着方法について説明する。まず、ヘッドセット本体2と耳掛けハンガー3とを分離した状態から左の耳に装着する場合について説明すると、ヘッドセット本体2を内面が顔面に向くように左手で保持し、耳掛けハンガー3をハンガー軸部35の先端が左側に向くように右手で保持する。この状態からハンガー本体部34がヘッドセット本体2に対して直角になる姿勢で、ハンガー軸部35を窪み部27に沿ってハンガー取り付け部28のスリーブ37に差し込む。これにより、耳掛けハンガー3が、ハンガー差し込み位置固定機構39とハンガー回動位置固定機構40の働きにより、図13の仮想線に示すハンガー差し込み位置でヘッドセット本体2に取り付けられる。この状態から、ハンガー本体部34をイヤホン部6側に倒すことにより、ハンガー軸部35とスリーブ37が共に回転し、ハンガー回動位置固定機構40の第1係止平面45に押し付けられていた板バネ44が第2係止平面46に押し付けられ、耳掛けハンガー3が、図13の実線に示すセット装着位置でヘッドセット本体2に取り付けられると共に、この際、第1係止平面45と第2係止平面46との間の角部が板バネ44を外側に撓ませて乗り越えるため、良好なクリック感(感触)を伴って、耳掛けハンガー3がセット装着位置でヘッドセット本体2に取り付けられ、耳掛け式ワイヤレスヘッドセット1が、図1乃至図7に示す左仕様の状態に組み立てられる。そして、組み立て状態の左仕様の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット1を左手で保持し、ハンガー本体部34を左の耳殻4の付け根部分に掛けると共に、インナー型のイヤホン部6の先端放音部24を耳珠の内側窪み部に嵌め込むことにより、図8に示す如く、このハンガー本体部34とインナー型のイヤホン部6とで耳殻4を挟み込んだ状態で、ヘッドセット本体2が、左の耳殻4の外側から頬にかけて前下がり傾斜姿勢で、かつ下端部が内側に振られてマイク部7が口元に向く姿勢で装着される。
そして、耳掛け式ワイヤレスヘッドセット1を左の耳から右の耳に付け替える場合は、左手で耳掛け式ワイヤレスヘッドセット1を左の耳から取り外してヘッドセット本体2の内面が顔面に向くように保持する。この状態から、ヘッドセット本体2を左手で保持し、右手でハンガー本体部34をヘッドセット本体2に対して略直角に立たせるように起こすことにより、ハンガー軸部35とスリーブ37が共に逆回転し、ハンガー回動位置固定機構40の第2係止平面46に押し付けられていた板バネ44が第1係止平面45に押し付けられ、耳掛けハンガー3が、再び図13の仮想線に示すハンガー差し込み位置でヘッドセット本体2に取り付けられると共に、この際、第1係止平面45と第2係止平面46との間の角部が板バネ44を外側に撓ませて乗り越えるため、良好なクリック感(感触)を伴って、耳掛けハンガー3がハンガー差し込み位置でヘッドセット本体2に取り付けられる。このハンガー差し込み位置にて、耳掛けハンガー3を左側方に引っ張り、ハンガー軸部35を、窪み部27に沿ってハンガー取り付け部28のスリーブ37から抜き去り、ヘッドセット本体2と耳掛けハンガー3とを分離する。この分離状態からヘッドセット本体2を内面が顔面に向くように右手で保持し、耳掛けハンガー3をハンガー軸部35の先端が右側に向くように左手で保持するように、持ち手を左右逆にし、上記と同様の操作を行い、耳掛けハンガー3をヘッドセット本体2に対して差し替えることにより、耳掛け式ワイヤレスヘッドセット1が図15に示す右仕様の状態に組み立てられる。そして、組み立て状態の右仕様の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット1を右手で保持し、ハンガー本体部34を右の耳殻4の付け根部分に掛けると共に、インナー型のイヤホン部6の先端放音部24を耳珠の内側窪み部に嵌め込むことにより、このハンガー本体部34とインナー型のイヤホン部6とで耳殻4を挟み込んだ状態で、ヘッドセット本体2が、右の耳殻4の外側から頬にかけて前下がり傾斜姿勢で、かつ下端部が内側に振られてマイク部7が口元に向く姿勢で装着される。
また、本実施形態の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット1は、ヘッドセット本体2に対して耳掛けハンガー3をハンガー差し込み位置に取り付けた状態で、まずハンガー本体部34を耳殻4の付け根部分に掛け、その後、ヘッドセット本体2をハンガー軸部35回りで回動させて、インナー型のイヤホン部6の先端放音部24を耳珠の内側窪み部に嵌め込む方法でも装着することができる。この場合、インナー型のイヤホン部6の先端放音部24が耳珠の内側窪み部に嵌り込むと、耳掛けハンガー3がセット装着位置でヘッドセット本体2に取り付けられる。換言すれば、ヘッドセット本体2がセット装着位置で耳掛けハンガー3に固定される。この装着方法では、ハンガー本体部34を耳殻4の付け根部分に掛けるときには、この内側にインナー型のイヤホン部6が存在しないため、ハンガー本体部34を耳殻4の付け根部分に容易に掛けることができる。
ところで、耳殻4の付け根部分における、輪郭は、耳孔を中心としたきれいな円弧形状ではなく、耳孔に対しては偏芯し、歪んだ円弧形状であり、また頭部との隙間も、上部から下部の耳朶にかけて略一定ではなく、上部が狭く下部の耳朶にかけて大きくなっている。そして、耳掛けハンガー3のハンガー本体部4の形状がイヤホン部6を中心としたきれいな円弧形状で、しかも厚みも薄く略一定している場合には、耳殻4の付け根部分との間に隙間ができ、フィットしないため、少し頭を振るとヘッドセット本体2が傾いたりぐらついたりして、装着安定性に欠けることとなる。
これに対して、本実施形態の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット1は、ヘッドセット本体2のイヤホン部6が耳珠の内側窪み部に嵌り込むインナー型になっており、このイヤホン部6に対して耳掛けハンガー3の形状が耳殻4の付け根部分の形に沿って偏芯し、耳殻4の付け根部分上部から下部にかけて厚みが増すように形成したことにより、装着時、耳掛けハンガー3とインナー型のイヤホン部6とで耳殻4を挟み込むことができ、しかも耳掛けハンガー3が耳殻4の付け根部分に対して隙間が殆どできずフィットするため、装着時のヘッドセット本体2の傾きやぐらつきが抑えられ、装着安定性に優れる。また安定した装着は、通話機能を十分に発揮できるうえ、使用者の動きも制限されず、快適なハンズフリー通話を実現する。さらに使用者に良好な装着感を与えると共に、装着時の時間経過に伴って感ずる痛みや疲労感なども軽減する。加えて、ヘッドセット本体2に配備されるフックスイッチ8やボリュームスイッチ9,10など、装着状態で操作する必要のあるスイッチ類も良好に操作できる。
また、イヤホン部6の先端放音部24と耳掛けハンガー3が、ヘッドセット本体2に対して上部より下部が接近するような傾斜平面に沿って配備され、ヘッドセット本体2下端のマイク部7がイヤホン部6の先端放音部24と耳掛けハンガー3の傾斜方向に配備されたことにより、ヘッドセット本体2が耳殻4の外側から頬にかけて三次元的にフィットする点、インナー型のイヤホン部6の先端放音部24が耳掛けハンガー3より突出し、ヘッドセット本体2を、インナー型のイヤホン部6が耳珠の内側窪み部に嵌り込む方向、すなわちヘッドセット本体2を耳殻4に押し付ける方向に付勢する点、耳掛けハンガー3が、耳珠の前部から耳殻4の付け根部分の上部を経て下部に到るように略つの字状に形成されたハンガー本体部34と、ハンガー本体部34の一端から耳孔と口元を結ぶ線に対して略直交するように耳珠の前斜め下部に一直線状に一体延出されたハンガー軸部35とを有し、ハンガー軸部35をヘッドセット本体2に対してイヤホン部6より下部で左側方又は右側方から差し込み固定することによりハンガー本体部34がインナー型のイヤホン部6を囲うように取り付けたことにより、耳掛けハンガー3がヘッドセット本体2の重心近傍を支えるため、耳掛けハンガー3にかかる回転モーメントが小さくなる点、耳掛けハンガー3のハンガー本体部34における耳殻34の付け根部分上部から下部にかけての断面形状をU字状に形成し、耳殻4の付け根部分上部から下部にかけての厚みに応じてU字溝50の深さが増すように形成したことにより、耳掛けハンガー3成形時のヒケ防止を図ることができ、優れた装着安定性を得るためのハンガー本体部34の耳殻4の付け根部分上部から下部にかけての厚み形状を適正に得ることができる点、耳掛けハンガー3のハンガー本体部34とハンガー軸部35とを硬質樹脂で一体形成し、ハンガー本体部34の始端部から終端部を軟質樹脂で被覆51したことにより、被覆51が、滑り止めの役目を果たす点、耳掛けハンガー3のハンガー本体部34における耳殻4の付け根部分上部の湾曲部47を弾性的に曲げ変形可能とし、使用者の耳の形や大きさなどの個人差に対応してハンガー本体部34の大きさを調節可能に構成したことにより、使用者の耳の形や大きさなどの個人差を吸収して、耳掛けハンガー3が耳殻4の付け根部分に対して隙間が殆どできずフィットする点、ハンガー軸部35と貫通孔38との嵌合面間で軸方向の位置決めを行うハンガー差し込み位置固定機構39を備え、このハンガー差し込み位置固定機構39が、嵌合面の一方に形成された係止溝42と他方に形成されて係止溝42に弾性的に係止する係止突起43とからなり、この係止溝42と係止突起43の一方が軸方向に複数設けられ、使用者の耳の形や大きさなどの個人差に対応して耳掛けハンガーの差し込み固定位置を調節可能に構成したことにより、使用者の耳の形や大きさなどの個人差に対応して、耳掛けハンガー3が耳殻4の付け根部分に対して隙間が殆どできずフィットする点、ヘッドセット本体2が、細長の楕円形の第1ケース部16と、この第1ケース部16の長径側縁が第1ケース部16の一端側に延ばされて一点に接続された略V字状の第2ケース部17とを有し、第1ケース部16と第2ケース部17との間に略三角形の貫通部18を有する全体として水滴状に形成された本体ケース5を備え、第1ケース部16の内面上部にインナー型のイヤホン部6を備えると共に、第1ケース部16の内面下部にヘッドセット本体2を左右に横切るような溝状の窪み部27を備え、この窪み部27の中央部にヘッドセット本体2の左右何れからでも耳掛けハンガー3のハンガー軸部35が差し込み可能な貫通孔38を有するハンガー取り付け部28を備え、第2ケース部17の先端部にマイク部7を備えたことにより、耳掛けハンガー3から口元に向かって突出するヘッドセット本体2下部の軽量化を図ることができる点など、それぞれの構成がそれぞれ装着時のヘッドセット本体2の傾きやぐらつきを抑え、ヘッドセット本体2の装着安定性を向上する。
さらに、ヘッドセット本体2が耳殻4の外側から頬にかけて三次元的にフィットする点では、イヤホン部6がインナー型で耳珠の内側窪み部に嵌り込み、かつヘッドセット本体2下端のマイク部7が確実に口元に向くようになるため、ヘッドセット本体2の通話機能がより十分に発揮できるようになる。耳掛けハンガー3の被覆51は、肌触りを軟らかくし、装着時の時間経過に伴って感ずる痛みや疲労感などを軽減する役目も果たし、使用者により良好な装着感を与える。使用者の耳の形や大きさなどの個人差に対応してハンガー本体部34の大きさを調節可能に構成した点では、耳殻4の付け根部分に対する耳掛けハンガー3の掛け外しも容易に行うことができ、取り扱い性に優れる。
また。
また、本実施形態の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット1は、ヘッドセット本体2の内面におけるイヤホン部6より下部にヘッドセット本体2を左右に横切るような溝状の窪み部27を備え、この窪み部27の中央部にヘッドセット本体2の左右何れからでも耳掛けハンガー3のハンガー軸部35が差し込み可能な貫通孔38を有するハンガー取り付け部28を備え、耳掛けハンガー3の差し替えによりヘッドセット本体2を左右何れの耳にも装着可能に構成したことにより、装着できる耳が左右何れか一方に限定されることなく、使用者が自由に選択でき、利便性に優れる。
また、ハンガー取り付け部28の貫通孔38をスリーブ37により形成し、このスリーブ37は、ハンガー軸部35の軸方向の摺動を許容して周方向の回転を規制し、ハンガー軸部35と一体に回転可能にハンガー取り付け部28に挿通保持され、耳掛けハンガー3をハンガー軸部35を中心にヘッドセット本体2に対して回動(開閉)可能に取り付け、このスリーブ37とハンガー取り付け部28との間で周方向の位置決めを行うハンガー回動位置固定機構40を備えたことにより、耳掛けハンガー3の取り付け/取り外し及び差し替えがインナー型のイヤホン部6が邪魔にならない姿勢、すなわちヘッドセット本体に対して略直角に立つ姿勢(ハンガー差し替え位置)で容易に行うことができ、取り扱い性に優れる。また耳掛けハンガー3をヘッドセット本体2に対して略直角に立つ姿勢(ハンガー差し替え位置)で取り付け、この状態で耳掛けハンガー3を耳殻4の付け根部分に掛けた後、ヘッドセット本体2をハンガー軸部35を中心に回動させてインナー型のイヤホン部6が耳珠の内側窪み部に嵌り込み、かつヘッドセット本体2下端のマイク部7が口元に向くように装着することも行え、ヘッドセット本体2の装着が容易に行うことができ、取り扱い性に優れる。さらには耳の形や大きさなどの個人差に対応して、装着時の耳掛けハンガー3の取り付け角度を調節することも適宜実施可能となる。
また、ハンガー回動位置固定機構40は、ハンガー取り付け部28に設けられてスリーブ37の外周面に常時押し付けられる板バネ44と、スリーブ37の外周面に所定の角度を持って連続形成される複数の平らな係止平面45,46とからなり、1つの係止平面45又は46に対する板バネ44の押し付けにより耳掛けハンガー3をハンガー差し込み位置とセット装着位置などの所定の回動位置に固定可能に構成したことにより、耳掛けハンガー3の回動(開閉)時、クリック感(感触)を伴って位置固定でき、操作性・取り扱い性に優れ、質感も向上する。
また、本体ケース5は樹脂製の内ケース19及び外ケース20と、内ケース19の一部を開閉可能に構成する電池蓋21と、外ケース20の第1ケース部16表面を覆う樹脂製の化粧板22とからなり、内ケース19及び外ケース20と電池蓋21を同一色とし、化粧板22を内ケース19及び外ケース20と電池蓋21の色と同じ色又は異なる色にしたことにより、化粧板22を内ケース19及び外ケース20と電池蓋21の色と同じ色とした場合は、ヘッドセット本体2に一体感を出すことができ、異なる色にした場合は、化粧板22部をより強調することができるなど、外観の向上に寄与し、意匠性に優れる。
また、本体ケース5の化粧板22を色の異なる他の化粧板22と交換可能に構成したことにより、使用者の好みに応じた色の化粧板22を取り付けることができ、ヘッドセット本体2の色のバリエーションを全体的に変えるのに比べて多くすることができ、消費者の購買欲を刺激し、販促効果を得ることができる。
また、ヘッドセット本体2には、Bluetooth送受信機を構成する回路基板と、回路基板上に実装するアンテナと、充電池などを内蔵したことにより、Bluetooth対応機器であれば携帯電話やPCなど端末を選ばず使用できるBluetooth対応のヘッドセットを得ることができる。
また、ヘッドセット本体2に配備されるスイッチ8,9,10,12類が、ヘッドセット本体2のハンガー取り付け部28より上部に配置されたことにより、スイッチ操作時のヘッドセット本体2の傾きやぐらつきが抑えられる点、ヘッドセット本体2の外表面に配備されるスイッチ8,9,10類が、ヘッドセット本体2の長手方向中心線上で上下方向に一列状に配置され、ヘッドセット本体2が左右何れの耳に装着されても位置関係が変わらないように構成したことにより、ヘッドセット本体2が左右何れの耳に装着されても、ヘッドセット本体2の外表面に配備されるスイッチ8,9,10の位置関係が同じであるため、通話中でもスイッチ8,9,10を見ずに片手で容易に操作できると共に、スイッチ8,9,10を間違いなく迅速に操作することができる点、ヘッドセット本体2の外表面に配備されるスイッチ8,9,10類が、スイッチ8,9,10表面がヘッドセット本体2の外表面に飛び出ないように、ヘッドセット本体2の外表面に形成された窪み部29,30の中で露出されたことにより、誤ってスイッチ8,9,10を操作する誤動作を防止できる点、ヘッドセット本体2の外表面に配備される表示灯11が、ヘッドセット本体2の外表面に配備されたスイッチ8,9,10類と同じヘッドセット本体2の長手方向中心線上で一列状に配置されたことにより、スイッチ8,9,10と表示灯11とを明確に判別できるため、通話中でもスイッチ8,9,10を見ずに片手で容易に操作できると共に、スイッチ8,9,10を間違いなく迅速に操作することができる点、ヘッドセット本体2の外周側面に配備されるスイッチ12類が、スイッチ12表面がヘッドセット本体2の外周側面より飛び出ないように、ヘッドセット本体2の外周側面に形成された窪み部31の中で露出されたことにより、誤ってスイッチ12を操作する誤動作を防止できる点など、それぞれの構成がそれぞれスイッチ類の操作性を向上する。
また、ヘッドセット本体2の外周側面に配備される表示灯14が、ヘッドセット本体2の長手方向中心線上に配備されたことにより、ヘッドセット本体2をテーブルなどの平らな面に載置した場合、表示灯14がインナー型のイヤホン部6で載置面から最も高く持ち上げられて見やすい位置で各種表示を行うため、表示灯14の機能を十分に発揮させることができる。
また、ヘッドセット本体2に充電用端子を配備し、この充電用端子が、ヘッドセット本体2のハンガー取り付け部28より上部の外周側面に形成されて端子キャップ13により開閉される孔部の中に収容されたことにより、充電用端子に対する相手端子の挿抜がヘッドセット本体2の太い部分を手で持った状態で容易に行うことができ、操作性・取り扱い性に優れる。
また、ヘッドセット本体2にストラップ取り付け孔15を配備し、このストラップ取り付け孔15が、ヘッドセット本体2のハンガー取り付け部28より上部の外周側面に配置されたことにより、ヘッドセット本体2にストラップなどが取り付けられた場合でも、ヘッドセット本体2の下部に重心が移るのを防止でき、装着安定性を確保する。
本発明の実施形態による耳掛け式ワイヤレスヘッドセットの斜視図である。 同耳掛け式ワイヤレスヘッドセットの正面図である。 同耳掛け式ワイヤレスヘッドセットの背面図である。 同耳掛け式ワイヤレスヘッドセットの左側面図である。 同耳掛け式ワイヤレスヘッドセットの右側面図である。 同耳掛け式ワイヤレスヘッドセットの平面図である。 同耳掛け式ワイヤレスヘッドセットの底面図である。 同耳掛け式ワイヤレスヘッドセットを耳に装着した状態を示す斜視図である。 耳掛けハンガー全体の縦断面図である。 耳掛けハンガーの耳殻上部から下部にかけての断面形状を示す断面図である。 耳掛けハンガーのハンガー軸部の斜視図である。 ヘッドセット本体のハンガー取り付け部の断面図である。 耳掛けハンガーの回動状態を示す同耳掛け式ワイヤレスヘッドセットの左側面図である。 ヘッドセット本体と耳掛けハンガーの分離状態を示す同耳掛け式ワイヤレスヘッドセットの背面図である。 耳掛けハンガーの差し替え状態を示す同耳掛け式ワイヤレスヘッドセットの正面図である。
符号の説明
1 耳掛け式ワイヤレスヘッドセット
2 ヘッドセット本体
3 耳掛けハンガー
4 耳殻
5 本体ケース
6 イヤホン部
7 マイク部
8 フックスイッチ
9,10 ボリュームスイッチ
11 電源用の表示灯
12 電源スイッチ
13 充電端子キャップ
14 充電用の表示灯
15 ストラップ取り付け孔
16 第1ケース部
17 第2ケース部
18 貫通部
19 内ケース
20 外ケース
21 電池蓋
22 化粧板
24 先端放音部
27 窪み部
28 ハンガー取り付け部
29,30 窪み部
31 窪み部
34 ハンガー本体部
35 ハンガー軸部
37 スリーブ
38 貫通孔
39 ハンガー差し込み位置固定機構
40 ハンガー回動位置固定機構
41 結合手段
42 係止溝
43 係止突起
44 板バネ
45 第1の係止平面
46 第2の係止平面
50 U字溝
51 被覆
θ1 開き角度
θ2 開き角度

Claims (23)

  1. 耳掛け式ワイヤレスヘッドセットにおいて、ヘッドセット本体のイヤホン部が耳珠の内側窪み部に嵌り込むインナー型になっており、このイヤホン部に対して耳掛けハンガーの形状が耳殻の付け根部分の形に沿って偏芯し、耳殻の付け根部分上部から下部にかけて厚みが増すように形成したことを特徴とする耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  2. イヤホン部の先端放音部と耳掛けハンガーは、ヘッドセット本体に対して上部より下部が接近するような傾斜平面に沿って配備され、ヘッドセット本体下端のマイク部がイヤホン部の先端放音部と耳掛けハンガーの傾斜方向に配備される請求項1に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  3. イヤホン部の先端放音部が耳掛けハンガーより突出している請求項2に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  4. 耳掛けハンガーは、耳珠の前部から耳殻の付け根部分の上部を経て下部に到るように略つの字状に形成されたハンガー本体部と、ハンガー本体部の一端から耳孔と口元を結ぶ線に対して略直交するように耳珠の前斜め下部に一直線状に一体延出されたハンガー軸部とを有し、ハンガー軸部をヘッドセット本体に対してイヤホン部より下部で左側方又は右側方から差し込み固定することによりハンガー本体部がインナー型のイヤホン部を囲うように取り付けられる請求項1に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  5. ハンガー本体部における耳殻の付け根部分上部から下部にかけての断面形状をU字状に形成し、耳殻の付け根部分上部から下部にかけての厚みに応じてU字溝の深さが増すように形成する請求項4に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  6. ハンガー本体部とハンガー軸部とを硬質樹脂で一体形成し、ハンガー本体部の始端部から終端部を軟質樹脂で被覆する請求項4に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  7. ハンガー本体部における耳殻の付け根部分上部の湾曲部を弾性的に曲げ変形可能とし、使用者の耳の形や大きさなどの個人差に対応してハンガー本体部の大きさを調節可能に構成する請求項4に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  8. ヘッドセット本体の内面におけるイヤホン部より下部にヘッドセット本体を左右に横切るような溝状の窪み部を備え、この窪み部の中央部にヘッドセット本体の左右何れからでも耳掛けハンガーのハンガー軸部が差し込み可能な貫通孔を有するハンガー取り付け部を備え、耳掛けハンガーの差し替えによりヘッドセット本体を左右何れの耳にも装着可能に構成する請求項1に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  9. ハンガー軸部と貫通孔との嵌合面間で軸方向の位置決めを行うハンガー差し込み位置固定機構を備え、このハンガー差し込み位置固定機構は、嵌合面の一方に形成された係止溝と他方に形成されて係止溝に弾性的に係止する係止突起とからなり、この係止溝と係止突起の一方が軸方向に複数設けられ、使用者の耳の形や大きさなどの個人差に対応して耳掛けハンガーの差し込み固定位置を調節可能に構成する請求項8に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  10. ハンガー取り付け部の貫通孔をスリーブにより形成し、このスリーブは、ハンガー軸部の軸方向の摺動を許容して周方向の回転を規制し、ハンガー軸部と一体に回転可能にハンガー取り付け部に挿通保持され、耳掛けハンガーをハンガー軸部を中心にヘッドセット本体に対して回動可能に取り付け、このスリーブとハンガー取り付け部との間で周方向の位置決めを行うハンガー回動位置固定機構を備える請求項8に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  11. ハンガー回動位置固定機構は、ハンガー取り付け部に設けられてスリーブの外周面に常時押し付けられる板バネと、スリーブの外周面に所定の角度を持って連続形成される複数の平らな係止平面とからなり、1つの係止平面に対する板バネの押し付けにより耳掛けハンガーを所定の回動位置に固定可能に構成する請求項8に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  12. ヘッドセット本体は、細長の楕円形の第1ケース部と、この第1ケース部の長径側縁が第1ケース部の一端側に延ばされて一点に接続された略V字状の第2ケース部とを有し、第1ケース部と第2ケース部との間に略三角形の貫通部を有する全体として水滴状に形成された本体ケースを備え、第1ケース部の内面上部にインナー型のイヤホン部を備えると共に、第1ケース部の内面下部にヘッドセット本体を左右に横切るような溝状の窪み部を備え、この窪み部の中央部にヘッドセット本体の左右何れからでも耳掛けハンガーのハンガー軸部が差し込み可能な貫通孔を有するハンガー取り付け部を備え、第2ケース部の先端部にマイク部を備える請求項1に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  13. 本体ケースは樹脂製の内ケース及び外ケースと、内ケースの一部を開閉可能に構成する電池蓋と、外ケースの第1ケース部表面を覆う樹脂製の化粧板とからなり、内ケース及び外ケースと電池蓋を同一色とし、化粧板を内ケース及び外ケースと電池蓋の色と同じ色又は異なる色にする請求項12に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  14. 化粧板を色の異なる他の化粧板と交換可能に構成する請求項13に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  15. ヘッドセット本体には、Bluetooth送受信機を構成する回路基板と、回路基板上に実装するアンテナと、充電池などを内蔵する請求項1に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  16. ヘッドセット本体に配備されるスイッチ類は、ヘッドセット本体のハンガー取り付け部より上部に配置されている請求項1に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  17. ヘッドセット本体の外表面に配備されるスイッチ類は、ヘッドセット本体の長手方向中心線上で上下方向に一列状に配置され、ヘッドセット本体が左右何れの耳に装着されても位置関係が変わらないように構成する請求項1に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  18. ヘッドセット本体の外表面に配備されるスイッチ類は、スイッチ表面がヘッドセット本体の外表面に飛び出ないように、ヘッドセット本体の外表面に形成された窪み部の中で露出されている請求項1に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  19. ヘッドセット本体の外表面に配備される表示灯は、ヘッドセット本体の外表面に配備されたスイッチ類と同じヘッドセット本体の長手方向中心線上で一列状に配置されている請求項17に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  20. ヘッドセット本体の外周側面に配備されるスイッチ類は、スイッチ表面がヘッドセット本体の外周側面より飛び出ないように、ヘッドセット本体の外周側面に形成された窪み部の中で露出されている請求項1に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  21. ヘッドセット本体の外周側面に配備される表示灯は、ヘッドセット本体の長手方向中心線上に配備されている請求項1に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  22. ヘッドセット本体に充電用端子を配備し、この充電用端子は、ヘッドセット本体のハンガー取り付け部より上部の外周側面に形成されて端子キャップにより開閉される孔部の中に収容されている請求項1に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
  23. ヘッドセット本体にストラップ取り付け孔を配備し、このストラップ取り付け孔は、ヘッドセット本体のハンガー取り付け部より上部の外周側面に配置されている請求項1に記載の耳掛け式ワイヤレスヘッドセット。
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