JP2005327253A - 管理装置、通信端末およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 新たなユーザのチャットへの参加の可否を、そのチャットに参加している全てのユーザの意図を反映して決定する。
【解決手段】 チャットに参加している参加者との間に通信リンクを確立し該参加者間の通信を中継する管理装置に、上記チャットへの参加を要求する旨のメッセージを受信した場合に、上記通信リンクの数に基づいて上記チャットに参加している参加者の数をカウントさせ、カウント結果が第1の閾値未満である場合には、上記メッセージの送信元と上記参加者との間の通信の中継を開始させ、そのカウント結果が上記第1の閾値以上である場合には、上記送信元が新たに参加することを許可するか否かを上記参加者の各々へ問合せ、参加を許可する旨の許可回答の受信数が予め定められた第2の閾値に達した場合に、上記送信元と上記参加者との間の通信の中継を開始させる。
【選択図】 図9
【解決手段】 チャットに参加している参加者との間に通信リンクを確立し該参加者間の通信を中継する管理装置に、上記チャットへの参加を要求する旨のメッセージを受信した場合に、上記通信リンクの数に基づいて上記チャットに参加している参加者の数をカウントさせ、カウント結果が第1の閾値未満である場合には、上記メッセージの送信元と上記参加者との間の通信の中継を開始させ、そのカウント結果が上記第1の閾値以上である場合には、上記送信元が新たに参加することを許可するか否かを上記参加者の各々へ問合せ、参加を許可する旨の許可回答の受信数が予め定められた第2の閾値に達した場合に、上記送信元と上記参加者との間の通信の中継を開始させる。
【選択図】 図9
Description
チャットへの参加者を管理する技術に関する。
電子掲示板に意見を書き込んだり、その電子掲示板に書き込まれた意見を閲覧することによって他者と意見交換を行うチャットが普及している(例えば、特許文献1)。
特開2002−158659号公報
ところで、上述したチャットによる意見交換には、基本的に、誰でも自由に参加することができるが、チャットに参加し意見交換を行っているユーザ(以下、参加者)が新たなユーザの参加を拒否したい場合もある。その一例としては、他のチャットにおいて、その参加者を不愉快にさせるような発言を繰り返すなど、マナーに反する行為を過去に行っていたユーザから参加を要求された場合や、友人同士でプライベートな話題についての意見交換を行っている場合などである。
このようなニーズに応えるための方策として、特定の参加者(例えば、最初にチャットへ参加した参加者)に新たなユーザの参加の可否を決定させるようにすることなどが提案されている。しかしながら、このような方策では、他の参加者がその新たなユーザの参加を望んでいても、その意図が反映されないといった問題点がある。また、上記特定の参加者に対してわだかまりが生じ、人間関係を損なってしまう虞もある。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、新たなユーザがチャットへ参加することの可否を決定する際に、そのチャットに参加している全てのユーザの意図を反映させることを可能にする技術を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、チャットに参加している参加者との間に通信リンクを確立し該参加者間の通信を中継する中継手段と、前記チャットへの参加を要求する旨のメッセージを受信する受信手段と、前記通信リンクの数に基づいて前記チャットに参加している参加者の数をカウントするカウント手段と、前記カウント手段のカウント結果が予め定められた第1の閾値未満である場合には、前記メッセージの送信元と前記参加者との間の通信の中継を開始するように前記中継手段を制御し、前記カウント手段のカウント結果が前記第1の閾値以上である場合には、前記送信元が前記チャットへ参加することを許可するか否かを前記参加者の各々へ問合せ、参加を許可する旨の許可回答の受信数が予め定められた第2の閾値に達した場合に、前記送信元と前記参加者との間の通信の中継を開始するように前記中継手段を制御する制御手段とを有する管理装置を提供する。
また、上記課題を解決するために、本発明は、コンピュータ装置に、チャットに参加している参加者との間に通信リンクを確立し該参加者間の通信を中継する中継機能と、前記チャットへの参加を要求する旨のメッセージを受信する受信機能と、前記通信リンクの数に基づいて前記チャットに参加している参加者の数をカウントするカウント機能と、前記カウント機能によるカウント結果が予め定められた第1の閾値未満である場合には、前記メッセージの送信元と前記参加者との間の通信の前記中継機能による中継を開始させ、前記カウント機能によるカウント結果が前記第1の閾値以上である場合には、前記送信元が前記チャットへ参加することを許可するか否かを前記参加者へ問合せ、参加を許可する旨の許可回答の受信数が予め定められた第2の閾値に達した場合に、前記送信元と前記参加者との間の通信の前記中継機能による中継を開始させる制御機能とを実現させるプログラムを提供する。
このような管理装置およびプログラムによれば、チャットへの参加を要求する旨のメッセージが受信された場合に、そのチャットに参加している参加者の数が上記第1の閾値未満である場合には、そのメッセージの送信元と上記参加者との間の通信の中継が開始され、その参加者の数が上記第1の閾値以上である場合には、上記送信元が上記チャットへ参加することの可否を上記参加者の各々へ問合せ、参加を許可する旨の許可回答の受信数が上記第2の閾値に達した場合に、上記送信元と上記参加者との間の通信の中継が開始される。
また、本発明は、上記課題を解決するために、チャットに参加している他の参加者の発言内容を表す発言内容データおよび該チャットへ新たなユーザを参加させることの可否を問い合わせる旨の問合せメッセージを受信する受信手段と、前記発言内容データに応じて前記他の参加者の発言内容を再生する再生手段と、前記問合せメッセージに基づいて前記新たなユーザの参加の可否を自端末のユーザに投票させるためのユーザインタフェイスを提供し、その投票結果を前記問合せメッセージの送信元へ返信する回答手段とを有する通信端末を提供する。
また、本発明は、上記課題を解決するために、コンピュータ装置に、チャットに参加している他の参加者の発言内容を表す発言内容データおよび該チャットへ新たなユーザを参加させることの可否を問合せる旨の問合せメッセージを受信する受信機能と、前記受信機能により受信された発言内容データに応じて前記他の参加者の発言内容を再生する再生機能と、前記問合せメッセージに基づいて、前記新たなユーザの参加の可否を当該コンピュータ装置のユーザに投票させるためのユーザインタフェイスを提供し、その投票結果を前記問合せメッセージの送信元へ返信する回答機能とを実現させるプログラムを提供する。
このような通信端末およびプログラムによれば、他の参加者の発言内容に応じた発言内容データが受信された場合には、その発言内容データに応じて上記他の参加者の発言内容が再生され、新たなユーザを参加させることの可否を問合せる旨の問合せメッセージが受信された場合には、その参加の可否を上記通信端末又はコンピュータ装置のユーザに投票させ、その投票結果が上記問合せメッセージの送信元へ返信される。
本発明によれば、新たなユーザがそのチャットへ参加することの可否を決定する際に、チャットに参加している全ての参加者の意図を反映させることが可能になるといった効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しつつ説明する。
[A.構成]
(A−1:システム構成)
図1は、本発明の1実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。図1の通信網10は、例えばインターネットであり、所定の通信プロトコル(例えば、IP:Internet Protocol)に準拠した通信を仲介するためのものである。この通信網10には、管理装置20と、通信端末30A、30Bおよび30Cとが接続されており、管理装置20、通信端末30A、30Bおよび30Cの各々には、それぞれ固有の通信アドレス(例えば、IPアドレス)が予め割り当てられている。以下では、通信端末30Aには“アドレスA”が、通信端末30Bには“アドレスB”が、通信端末30Cには“アドレスC”が、割り当てられているものとする。なお、図1には、3台の通信端末が例示されているが、本通信システムに含まれる通信端末の数が3に限定されるものではないことは言うまでもない。また、以下では、通信端末30A、30Bおよび30Cの各々を区別する必要がない場合には、単に「通信端末30」と表記する。
[A.構成]
(A−1:システム構成)
図1は、本発明の1実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。図1の通信網10は、例えばインターネットであり、所定の通信プロトコル(例えば、IP:Internet Protocol)に準拠した通信を仲介するためのものである。この通信網10には、管理装置20と、通信端末30A、30Bおよび30Cとが接続されており、管理装置20、通信端末30A、30Bおよび30Cの各々には、それぞれ固有の通信アドレス(例えば、IPアドレス)が予め割り当てられている。以下では、通信端末30Aには“アドレスA”が、通信端末30Bには“アドレスB”が、通信端末30Cには“アドレスC”が、割り当てられているものとする。なお、図1には、3台の通信端末が例示されているが、本通信システムに含まれる通信端末の数が3に限定されるものではないことは言うまでもない。また、以下では、通信端末30A、30Bおよび30Cの各々を区別する必要がない場合には、単に「通信端末30」と表記する。
管理装置20は、上記通信プロトコルにしたがって通信端末30との間に通信リンクを確立し、その通信端末30を利用しているユーザに前述したチャットによる意見交換を行わせるためのものである。この管理装置20は、図2に示す管理テーブルを記憶しており、この管理テーブルには、管理装置20との間に通信リンクを確立している通信端末を識別する端末識別子(例えば、通信端末30の通信アドレス)と、その通信端末を利用しているユーザを識別するユーザ識別子(例えば、ハンドルネームなど)と、そのユーザが参加しているチャットを識別するチャット識別子と、が格納されている。なお、以下では、互いに対応付けられて管理テーブルに格納されている端末識別子とユーザ識別子とチャット識別子とをレコードとも呼ぶ。例えば、図2に例示されている管理テーブルには、通信端末30A、30Bおよび30Cが管理装置20と通信リンクを確立していること、上記3台の通信端末のユーザのユーザ識別子がそれぞれ“userA"、“userB"および“userC”であること、この3人のユーザがチャット識別子“01”で識別されるチャットに参加していることを表している3つのレコードが格納されている。なお、以下では、ユーザ識別子が“userA"であるユーザを「ユーザA」と称し、ユーザ識別子が“userB"であるユーザを「ユーザB」と称し、ユーザ識別子が“userC"であるユーザを「ユーザC」と称する。
この管理装置20は、上記管理テーブルの格納内容に基づいて、以下に述べるようにしてチャットによる意見交換を実現する。すなわち、あるチャットに参加しているユーザの利用している通信端末30から、そのユーザの発言内容を表すデータ(以下、「発言内容データ」)を受信した場合に、そのチャットに参加している他のユーザの利用している通信端末30を上記管理テーブルの格納内容を参照して特定し、その通信端末30へ上記発言内容データを転送する。なお、上記他のユーザが複数である場合には、管理装置20は受信した発言内容データのコピーをその他のユーザの数分だけ生成して転送する。例えば、ユーザA、ユーザBおよびユーザCが同一のチャットに参加している状況下で、図3に示すように通信端末30Aから上記発言内容データを受信した場合には、管理装置20は、その発言内容データをコピーし、通信端末30Bおよび30Cの各々へ転送する。ユーザBおよびユーザCは、このようにして転送されてくる発言内容データに基づいてユーザAの発言内容を把握することができる。
通信端末30は、例えばパーソナルコンピュータであり、自端末のユーザに上記チャットによる意見交換を音声で行わせる機能を備えている。より詳細に説明すると、この通信端末30は、管理装置20から各種データを取得し、各チャットの活動状況をユーザに把握させたり、ユーザを所望のチャットへ参加させるためのユーザインタフェイス(以下、「UI」)を提供したりすることができる。例えば、通信端末30は、あるチャットへの参加を要求する旨の指示が上記UIを介して入力されると、そのチャットへの参加を要求する旨のメッセージ(以下、「参加要求メッセージ」)を生成し管理装置20へ送信する。なお、上記参加要求メッセージには、上記チャットのチャット識別子と上記ユーザのユーザ識別子と上記通信端末30の端末識別子とが書き込まれている。また、通信端末30は、通信網10を介して転送されてくる発言内容データを受信しその発言内容データに対応する音声を再生したり、自端末のユーザの音声を集音しその音声に対応する発言内容データを生成して送信することができる。なお、本実施形態では、チャットによる意見交換を音声データの送受信で実現する場合について説明するが、テキストデータの送受信で実現するとしても良いことは勿論である。
図1に示す通信システムが、従来の通信システムと異なっている点は、新たなユーザのチャットへの参加の可否を、そのチャットの参加者全員の意図を反映して決定するようにした点である。具体的には、図1の管理装置20は、上記参加要求メッセージを受信した場合に、その参加要求メッセージに内包されているチャット識別子で識別されるチャットの参加者数に応じて、以下に述べる2つの態様の何れかでその送信元であるユーザの参加の可否を決定する。すなわち、上記参加者数が予め定められた第1の閾値(例えば、2)未満である場合には、上記送信元である新たなユーザを無条件にそのチャットへ参加させる。逆に、上記参加者数が上記第1の閾値以上である場合には、管理装置20は、その参加の可否を上記参加者の各々へ問合せ、その参加を許可する旨の許可回答の受信数が予め定められた第2の閾値に達した場合に、上記新たなユーザをそのチャットへ参加させる。
このように、本実施形態によれば、新たなユーザのチャットへの参加の可否を、そのチャットに参加している特定の参加者の意図のみに基づいて決定するのではなく、そのチャットに参加している全ての参加者の意図を反映して決定することが可能になる。加えて、参加を拒否された場合であっても、その新たなユーザは何れの参加者の意図に基づいてその決定が為されたかを把握することができないため、上記参加者と上記新たなユーザとの間にわだかまりが生じる虞もない。以下、管理装置20と通信端末30について詳細に説明する。
(A−2:管理装置20の構成)
まず、管理装置20の構成を図4を参照しつつ説明する。
図4は、管理装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。図4に示されているように、管理装置20は、制御部100と、通信インターフェイス(以下、「IF」)部110と、記憶部120と、これら構成要素間のデータ授受を仲介するバス130とを有している。
まず、管理装置20の構成を図4を参照しつつ説明する。
図4は、管理装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。図4に示されているように、管理装置20は、制御部100と、通信インターフェイス(以下、「IF」)部110と、記憶部120と、これら構成要素間のデータ授受を仲介するバス130とを有している。
制御部100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)であり、管理装置20の各部を制御するためのものである。通信IF部110は、通信網10に接続されており、通信網10から送信されくるデータを受信し制御部100へ引渡す一方、制御部100から引渡されたデータを通信網10へ送出するものである。
記憶部120は、図4に示されているように、揮発性記憶部120aと不揮発性記憶部120bとを含んでいる。揮発性記憶部120aは、例えばRAM(Random Access Memory)であり、後述する各種ソフトウェアにしたがって作動している制御部100によってワークエリアとして利用される。不揮発性記憶部120bは、例えばハードディスクであり、前述した管理テーブル(図2参照)や、前述した第1および第2の閾値に対応するデータを格納している。また、この不揮発性記憶部120bには、オペレーティングシステム(Operating System:以下、OS)を制御部100に実現させるためのOSソフトウェアや、本発明に係る管理装置に特有な機能を制御部100に実現させるためのサーバソフトウェアが格納されている。以下では、これらソフトウェアを実行することにより制御部100に付与される機能について説明する。
管理装置20の電源(図示省略)が投入されると、制御部100は即座にOSソフトウェアを不揮発性記憶部120bから読み出し実行する。OSソフトウェアにしたがって作動している制御部100には、管理装置20の各部を制御する機能、他のソフトウェアを不揮発性記憶部120bから読み出し実行する機能などが付与される。そして、OSソフトウェアの実行を完了しOSの制御下にある制御部100は、上記サーバソフトウェアを不揮発性記憶部120bから読み出しその実行を開始する。このサーバソフトウェアにしたがって作動している制御部100には、以下に述べる5つの機能が付与される。
第1に、各チャットの参加者数を管理テーブルの格納内容を参照してカウントするカウント機能である。第2に、通信端末30からの要求に応じて、各チャットの活動状況を表す活動状況データ(例えば、チャット識別子とそのチャット識別子で識別されるチャットの参加者数のリスト)や、各チャットの活動状況を詳細に表す詳細データ(例えば、各チャットの参加者のユーザ識別子のリスト)を管理テーブルの格納内容を参照して生成し送信する送信機能である。
第3に、チャットに参加している参加者間の発言内容データの送受信を中継する中継機能である。より詳細に説明すると、制御部100は、あるチャットの参加者から送信された発言内容データを受信した場合に、そのチャットの他の参加者を管理テーブルの格納内容に基づいて特定しその発言内容データを転送する。
第4に、通信端末30から送信されてくる参加要求メッセージを受信する受信機能である。そして、第5に、上記参加要求メッセージで参加を要求されたチャットの参加者数に応じて前述した2つの態様の何れかでその参加要求メッセージの送信元が上記チャットへ参加することの可否を決定し、参加を許可した場合には上記送信元と上記チャットの参加者との間の通信の中継を開始するように制御する制御機能である。より詳細に説明すると、制御部100は、上記参加者数が上記第1の閾値未満である場合には、上記参加要求メッセージの内容に基づいて管理テーブルの格納内容を更新する。逆に、上記参加者数が上記第1の閾値以上である場合には、制御部100は、新たなユーザの参加の可否を問合せる旨のメッセージ(以下、問合せメッセージ)に上記送信元のユーザ識別子を書き込んで上記参加者の各々へ送信する。そして、制御部100は、許可回答の受信数が上記第2の閾値に達した場合に、上記参加要求メッセージの内容に基づいて管理テーブルの格納内容を更新する。
以上に説明したように、本実施形態では、本発明に係る管理装置に特徴的な機能をソフトウェアモジュールで実現する場合について説明したが、これらソフトウェアモジュールと同一の機能を担っているハードウェアモジュールで管理装置20を構成しても良いことは勿論である。
(A−3:通信端末30の構成)
次いで、通信端末30のハードウェア構成について図5を参照しつつ説明する。図5に示されているように、通信端末30のハードウェア構成が管理装置20のハードウェア構成(図4参照)と異なっている点は、表示部140と、操作部150と、音声入出力部160とを有している点である。
次いで、通信端末30のハードウェア構成について図5を参照しつつ説明する。図5に示されているように、通信端末30のハードウェア構成が管理装置20のハードウェア構成(図4参照)と異なっている点は、表示部140と、操作部150と、音声入出力部160とを有している点である。
表示部140は、例えば液晶ディスプレイとその駆動回路であり、制御部100から引渡されたデータに応じた画像を表示するものである。操作部150は、テンキーやカーソルキーなどの操作子を備えており、これら操作子の操作内容に応じたデータ(以下、操作内容データ)を制御部100へ引渡すものである。そして、音声入出力部160は、詳細な図示は省略したが、マイクロホンやスピーカ、音声CODECなどを含んでおり、上記マイクロホンによって集音した音声に対応する音声データを制御部100へ引渡す一方、制御部100から引渡された音声データに応じた音声を再生するものである。制御部100は、この音声入出力部160から引渡された音声データを発言内容データとして通信IF部110を介して送出する一方、通信IF部110を介して受信した発言内容データを音声入出力部160へ引渡し、その発言内容データに応じた音声を再生させる。
通信端末30の不揮発性記憶部120bには、前述した第1および第2の閾値に対応するデータに代えて、自端末の端末識別子や、自端末のユーザのユーザ識別子が格納されている。また、この不揮発性記憶部120bには、前述したサーバプログラムに代えて、本発明に係る通信端末に特有な機能を制御部100に実現させるためのクライアントソフトウェアが格納されている。以下、このクライアントソフトウェアにしたがって作動している制御部100に付与される4つの機能について説明する。
第1に、管理装置20へアクセスし自端末のユーザを所望のチャットへ参加させるためのUIを提供するUI提供機能である。例えば、上記クライアントソフトウェアの実行を開始すると制御部100は、即座に上記活動状況データの送信を管理装置20へ要求し、管理装置20から送信されてくる活動状況データに基づいて、後述する状況表示画面を表示部140に表示させる。第2に、チャットに参加している他の参加者から送信された発言内容データや上述した問合せメッセージを受信する受信機能である。第3に、上記受信機能により受信された発言内容データに応じて他の参加者の発言内容を再生する再生機能である。第4に、上記問合せメッセージに基づいて、新たなユーザの参加の可否を自端末のユーザに投票させ、その投票結果を表すメッセージ(以下、回答メッセージ)を管理装置20へ返信する回答機能である。
次いで、制御部100が表示部140に表示させる各種画面について詳細に説明する。
図6は、上述した活動状況データを管理装置20から受信した場合に、制御部100が表示部140に表示させる活動状況画面の画面フォーマットの一例を示す図である。図6に示されるように、この活動状況画面には、識別子表示欄610と、状況表示欄620と、詳細ボタンB1とが設けられている。識別子表示欄610は、上記活動状況データに含まれているチャット識別子を表示するための領域であり、状況表示欄620は、そのチャットの参加者数に応じて定まるデータを表示するための領域である。本実施形態では、制御部100は、参加者数が“0”である場合には、文字列“休止中”を状況表示欄620に表示し、参加者数が1以上である場合には、文字列“活動中”を表示する。この活動状況画面を視認したユーザは、その表示内容に基づいて各チャットが活動しているか否かを把握することができる。そして、上記詳細ボタンB1が押下されると、制御部100は、その詳細ボタンB1に対応するチャットの詳細データの送信を管理装置20へ要求し、管理装置20から送信されてくる詳細データに応じた詳細表示画面を表示部140に表示させる。
図6は、上述した活動状況データを管理装置20から受信した場合に、制御部100が表示部140に表示させる活動状況画面の画面フォーマットの一例を示す図である。図6に示されるように、この活動状況画面には、識別子表示欄610と、状況表示欄620と、詳細ボタンB1とが設けられている。識別子表示欄610は、上記活動状況データに含まれているチャット識別子を表示するための領域であり、状況表示欄620は、そのチャットの参加者数に応じて定まるデータを表示するための領域である。本実施形態では、制御部100は、参加者数が“0”である場合には、文字列“休止中”を状況表示欄620に表示し、参加者数が1以上である場合には、文字列“活動中”を表示する。この活動状況画面を視認したユーザは、その表示内容に基づいて各チャットが活動しているか否かを把握することができる。そして、上記詳細ボタンB1が押下されると、制御部100は、その詳細ボタンB1に対応するチャットの詳細データの送信を管理装置20へ要求し、管理装置20から送信されてくる詳細データに応じた詳細表示画面を表示部140に表示させる。
図7は、上記詳細表示画面の画面フォーマットの一例を示す図である。図7に示されているように、この詳細表示画面には、参加者表示欄710と、参加ボタンB2と、が設けられている。参加者表示欄710は、上記詳細データに含まれているユーザ識別子のリストを表示するための領域である。この詳細表示画面を視認したユーザは、チャットに誰が参加しているのかを把握することができる。そして、上記参加ボタンB2が押下されると、制御部100は、そのチャットへの参加を要求する旨の参加要求メッセージを生成し管理装置20へ送信する。
図8は、通信端末30のユーザがチャットを行っている状況下で、上述した問合せメッセージを受信した場合に、制御部100が表示部140に表示させる投票画面の画面フォーマットの一例を示す図である。図8に示されているように、この投票画面には、参加希望者欄810と、許可ボタンB3と、拒否ボタンB4とが設けられている。参加希望者欄810は、上記チャットへの参加を希望するユーザのユーザ識別子を表示するための領域である。そして、通信端末30のユーザは、上記許可ボタンB3を押下することにより、そのチャットへの参加を許可する旨の回答メッセージを制御部100に送信させたり、上記拒否ボタンB4を押下することにより、その参加を拒否する旨の回答メッセージを制御部100に送信させることができる。
以上に説明したように、本実施形態では、本発明に係る通信端末に特徴的な機能をソフトウェアモジュールで実現する場合について説明したが、これらソフトウェアモジュールと同一の機能を担っているハードウェアモジュールで通信端末30を構成しても良いことは勿論である。
[B.動作]
次いで、管理装置20や通信端末30が行う動作のうち、その特徴を顕著に示す動作について図面を参照しつつ説明する。以下では、ユーザA、ユーザBおよびユーザCが、この順にチャット識別子が“01”であるチャット(以下、チャット01)へ参加し、意見交換を行う場合について説明する。なお、ユーザAが参加する時点では、チャット01は休止中であるとする。
次いで、管理装置20や通信端末30が行う動作のうち、その特徴を顕著に示す動作について図面を参照しつつ説明する。以下では、ユーザA、ユーザBおよびユーザCが、この順にチャット識別子が“01”であるチャット(以下、チャット01)へ参加し、意見交換を行う場合について説明する。なお、ユーザAが参加する時点では、チャット01は休止中であるとする。
ユーザAが通信端末30Aの操作部150を適宜操作し、上述したクライアントソフトウェアの実行を指示すると、通信端末30Aの制御部100は、このクライアントソフトウェアを記憶部120から読み出しその実行を開始する。上記クライアントソフトウェアにしたがって作動している制御部100は、まず、上述した活動状況データを管理装置20から取得し、その活動状況データに応じた活動状況画面(図6参照)を表示部140に表示させる。本動作例の開始時点では、チャット01の参加者数は“0”であるため、そのチャット01についての状況表示欄620には、文字列“休止中”が表示される。
上記活動状況画面を視認したユーザAは、状況表示欄620の表示内容に基づいて、チャット01が休止中であることを把握する。そして、ユーザAが操作部150を適宜操作してチャット01に対応する詳細ボタンB1を押下すると、制御部100はそのチャット01についての詳細データを管理装置20から取得し、その詳細データに応じた詳細表示画面(図7参照)を表示部140に表示させる。本動作例の開始時点では、チャット01の参加者数は“0”であるため、参加者表示欄710は空白のままになる。そして、ユーザAが上記参加ボタンB2を押下すると、制御部100は、上記チャット01のチャット識別子と、ユーザAのユーザ識別子と、自端末の端末識別子とを書き込んだ参加要求メッセージを生成し管理装置20へ送信する。以下、この参加要求メッセージを受信した場合に、管理装置20が行う参加者受け入れ動作について図9を参照しつつ説明する。
図9は、管理装置20の制御部100が行う参加者受け入れ動作の流れを示すフローチャートである。図9に示されているように、制御部100は、通信IF部110を介して参加要求メッセージを受信(ステップSA1)すると、その参加要求メッセージに内包されているチャット識別子で識別されるチャットの参加者数を管理テーブルの格納内容を参照してカウントする(ステップSA2)。そして、制御部100は、上記ステップSA2にてカウントした参加者数が前述した第1の閾値未満であるか否かを判定し(ステップSA3)、その判定結果が“Yes”である場合には、後述するステップSA7以降の処理を行い、逆に、その判定結果が“No”である場合には、後述するステップSA4以降の処理を行う。本動作例では、通信端末30Aから送信された参加要求メッセージを受信した時点では、チャット01は休止中であり、チャット識別子が“01”であるレコードは管理テーブルに格納されていない。つまり、チャット01の参加者数は“0”である。また、本実施形態では、上記第1の閾値の値は“2”であるから、ステップSA3の判定結果は“Yes”になり、ステップSA7以降の処理が行われる。
ステップSA3の判定結果が“Yes”である場合に後続して実行されるステップSA7では、制御部100は、ステップSA1にて受信した参加要求メッセージの内容に基づいて管理テーブルの格納内容を更新する。具体的には、制御部100は、参加要求メッセージに内包されているチャット識別子とユーザ識別子と端末識別子とを対応付けて管理テーブルへ書き込む。そして、制御部100は、上記管理テーブルの格納内容の更新が完了すると、その旨を表す参加許可メッセージを生成し、上記参加要求メッセージの送信元へ通信IF部110を介して送信する(ステップSA8)。
一方、通信端末30Aの制御部100は、上記参加許可メッセージを受信すると、その旨を表示部140に表示させるとともに、ユーザAの音声が音声入出力部160へ入力されることや、管理装置20から発言内容データが送信されてくることを待ち受ける。なお、本動作例では、チャット01にユーザAが参加した時点では、そのチャット01には他の参加者はいないため、ユーザAは、他のユーザがチャット01へ参加してくることを待ち受ける。
次いで、ユーザAが上記チャット01に参加している状況下で、ユーザBが通信端末30Bの操作部150を操作し、そのチャット01への参加を要求する旨の操作を行う場合について説明する。なお、チャット01への参加を要求する旨の参加要求メッセージを送信するまでに通信端末30Bの制御部100が行う動作については、状況表示画面(図6参照)のチャット01に対応する状況表示欄620に文字列“活動中”を表示する点と、詳細表示画面(図7参照)の参加者表示欄710にユーザAのユーザ識別子を表示する点と、を除いて通信端末30Aの制御部100が参加要求メッセージを送信するまでに行う動作と同一であるため説明を省略する。これら2つの相違点は、既にユーザAがチャット01に参加していることに起因するものである。
一方、通信端末30Bから送信された参加要求メッセージを受信した場合に管理装置20の制御部100の動作が、通信端末30Aから送信された参加要求メッセージを受信した場合に管理装置20の制御部100の動作と異なっている点は、前述したステップSA2にて、チャット01の参加者数として“1”がカウントされる点である。このように、ステップSA2にてカウントされる参加者数が異なっているものの、そのカウント結果は上記第1の閾値未満であるため、ステップSA3の判定結果は“Yes”になり、ステップSA7以降の処理が行われることになる。その結果、管理装置20から通信端末30Bへ参加許可メッセージが送信され、ユーザAとユーザBとは、管理装置20を介して意見交換を行うことが可能になる。例えば、管理装置20は、通信端末30Aから送信された発言内容データを受信すると、その転送先が通信端末30Bであることを管理テーブルの格納内容に基づいて特定し、その発言内容データを通信端末30Bへ転送する。
次いで、ユーザAおよびユーザBがチャット01に参加している状況下で、ユーザCが通信端末30Cの操作部150を操作し、そのチャット01への参加を要求する旨の操作を行う場合について説明する。なお、チャット01への参加を要求する旨の参加要求メッセージを送信するまでに通信端末30Cの制御部100が行う動作については、状況表示画面(図6参照)のチャット01に対応する状況表示欄620に文字列“活動中”を表示する点と、詳細表示画面(図7参照)の参加者表示欄710にユーザAおよびユーザBのユーザ識別子を表示する点と、を除いて通信端末30Aの制御部100が上記参加要求メッセージを送信するまでに行う動作と同一であるため説明を省略する。これら2つの相違点は、ユーザAおよびユーザBがチャット01に参加していることに起因するものである。
一方、管理装置20においては、上述したステップSA2にてカウントされる参加者数が2になり、上記第1の閾値と等しくなる。このため、ステップSA3の判定結果は“No”になり、ステップSA4が実行される。このステップSA4では、制御部100は、まず、新たなユーザ(すなわち、ユーザC)の参加を許可するか否かを問合せるための問合せメッセージをそのチャットに参加している他の参加者(すなわち、ユーザAおよびユーザB)の各々へ送信する。以下、この問合せメッセージを受信した場合に通信端末30Aおよび30Bの制御部100が各々行う投票動作について図10を参照しつつ説明する。
図10は、上記投票動作の流れを示すフローチャートである。図10に示されているように、通信端末30の制御部100は、上記問合せメッセージを受信(ステップSB1)すると、その問合せメッセージの内容に応じた投票画面(図8参照)を表示部140に表示させる(ステップSB2)。本動作例では、上記問合せメッセージには、ユーザCのユーザ識別子が含まれており、このユーザ識別子が上記投票画面の参加希望者欄810に表示される。
上記投票画面を視認したユーザAおよびユーザBは、許可ボタンB3を押下しユーザCの参加を許可すること、又は、拒否ボタンB4を押下しユーザCの参加を拒否することの何れかの操作を行うことができる。そして、上記許可ボタンB3又は拒否ボタンB4の何れかが押下されると、通信端末30の制御部100は、その操作内容に応じた操作内容データを操作部150から受け取り(ステップSB3)、その操作内容データに基づいて、ユーザCのチャット01への参加が許可されたのか否かを判定する(ステップSB4)。具体的には、制御部100は、上記ステップSB3にて受け取った操作内容データが許可ボタンB3の押下に対応するデータである場合には、参加が許可されたと判定し、逆に、拒否ボタンB4の押下に対応するデータである場合には、参加が拒否されたと判定する。
そして、通信端末30の制御部100は、ステップSB4の判定結果が“Yes”である場合には、ユーザCの参加を許可する旨の回答メッセージを生成して管理装置20へ送信し(ステップSB5)、逆に、ステップSB4の判定結果が“No”である場合には、ユーザCの参加を拒否する旨の回答メッセージを生成して管理装置20へ送信する(ステップSB6)。以下、図9に戻って、上記回答メッセージを受信した場合に管理装置20の制御部100が行う動作について説明する。
管理装置20の制御部100は、上記回答メッセージを受信(ステップSA5)すると、その回答メッセージの内容毎にその受信回数を集計し、新たなユーザ(すなわち、ユーザC)の参加を許可する旨の回答メッセージの受信数が前述した第2の閾値に達したか否かを判定する(ステップSA6)。制御部100は、ステップSA6の判定結果が“Yes”である場合には、前述したステップSA7以降の処理を行い、逆に、その判定結果が“No”である場合には、参加を許可しない旨のメッセージを通信端末30Cへ送信する(ステップSA9)。
このように、本実施形態に係る管理装置20によれば、チャットの参加者全員の意図に基づいて新たなユーザの参加を許可するか否かを決定することが可能になる。なお、本実施形態では、2人目のユーザまでは無条件にチャットへ参加することが可能である場合について説明したが、上記第1の閾値の値を1に設定して、2人目のユーザについてもその参加の可否を1人目の参加者に問合せるとしていても良いことは勿論である。また、上述した実施形態では、第2の閾値としてチャットの参加者数の半分の値を設定する場合について説明したが、その参加者数と同一の値を設定するとしても良く、また、その参加者数の3分の2や3分の1など任意の値を設定するとしても勿論良い。また、チャットの参加者数が10以下である場合には、その半分の値を第2の閾値として設定し、その参加者数が10を超えた場合には、その3分の2の値を設定するなど、チャットの参加者数に応じて第2の閾値の値を更新するようにしても良い。このようにすると、参加者数が少ない間は、新たなユーザが参加し易くなるようにし、参加者数が多くなるにつれて、新たなユーザが参加しにくくなるようにすることが可能になり、チャットに参加している参加者の数が意見交換に好適な人数に維持されるようにすることが可能になる。なお、上記第2の閾値として、回答メッセージの受信数に対する許可回答の割合を設定するとしても良い。また、拒否回答についての第3の閾値を設け、拒否回答の受信数がこの第3の閾値に達した時点で、上記ステップSA9の処理を行うとしても勿論良い。
[C.変形]
以上、本発明の1実施形態について説明したが、係る実施形態に以下に述べるような変形を加えても良いことは勿論である。
以上、本発明の1実施形態について説明したが、係る実施形態に以下に述べるような変形を加えても良いことは勿論である。
(C−1:変形例1)
上述した実施形態では、あるチャットの参加者から送信された発言内容データを管理装置20が受信した場合に、その発言内容データを他の参加者へ転送するPUSH型の通信でチャットによる意見交換を実現する場合について説明した。しかしながら、チャットによる意見交換を実現するための通信態様は上記PUSH型の通信に限定されるものではなく、PULL型の通信であっても勿論良い。なお、PULL型の通信とは、例えば、受信した発言内容データを管理装置20に記憶させ、通信端末30から発言内容データの送信を要求されたことを契機として、その発言内容データをその要求元へ送信する通信態様である。
上述した実施形態では、あるチャットの参加者から送信された発言内容データを管理装置20が受信した場合に、その発言内容データを他の参加者へ転送するPUSH型の通信でチャットによる意見交換を実現する場合について説明した。しかしながら、チャットによる意見交換を実現するための通信態様は上記PUSH型の通信に限定されるものではなく、PULL型の通信であっても勿論良い。なお、PULL型の通信とは、例えば、受信した発言内容データを管理装置20に記憶させ、通信端末30から発言内容データの送信を要求されたことを契機として、その発言内容データをその要求元へ送信する通信態様である。
(C−2:変形例2)
上述した実施形態では、各チャットの参加者数を管理テーブル(図2参照)の格納内容を参照してカウントする場合について説明したが、他の態様で参加者数をカウントするとしても勿論良い。具体的には、通信リンクを確立している全ての通信端末30へ宛ててその通信端末30のユーザが参加しているチャットを問合せる旨のメッセージを管理装置20に同報送信させ、各チャットの参加者数をその同報送信に対するレスポンスに基づいてカウントさせるとしても良い。このような態様で参加者数をカウントする場合には、上記管理テーブルを管理装置20に記憶させておく必要はない。
上述した実施形態では、各チャットの参加者数を管理テーブル(図2参照)の格納内容を参照してカウントする場合について説明したが、他の態様で参加者数をカウントするとしても勿論良い。具体的には、通信リンクを確立している全ての通信端末30へ宛ててその通信端末30のユーザが参加しているチャットを問合せる旨のメッセージを管理装置20に同報送信させ、各チャットの参加者数をその同報送信に対するレスポンスに基づいてカウントさせるとしても良い。このような態様で参加者数をカウントする場合には、上記管理テーブルを管理装置20に記憶させておく必要はない。
(C−3:変形例3)
上述した実施形態では、チャットの参加者の数が第1の閾値以上である状況下で、新たにそのチャットへの参加を要求された場合には、そのチャットの参加者の各々の意図を反映してその参加の可否を決定する場合について説明した。しかしながら、その新たなユーザの参加の可否が確定するまでは、そのチャットで交わされている発言の傍聴のみを上記新たなユーザに許可するとしても勿論良い。このようなことは、上記参加要求メッセージを受信した時点で、その参加要求メッセージに含まれているチャット識別子やユーザ識別子および端末識別子を管理テーブル(図2参照)へ格納し、そのユーザの参加の可否が確定するまで、他の参加者から送信された発言内容データを上記新たなユーザへ転送するようにすることで実現される。このようにすると、参加の可否が確定するまでに為された発言の内容を上記新たなユーザに把握させることが可能になるといった効果を奏する。また、チャットの参加者数が上記第1の閾値以上である場合には、傍聴者としての参加のみを許容するようにしても勿論良い。
上述した実施形態では、チャットの参加者の数が第1の閾値以上である状況下で、新たにそのチャットへの参加を要求された場合には、そのチャットの参加者の各々の意図を反映してその参加の可否を決定する場合について説明した。しかしながら、その新たなユーザの参加の可否が確定するまでは、そのチャットで交わされている発言の傍聴のみを上記新たなユーザに許可するとしても勿論良い。このようなことは、上記参加要求メッセージを受信した時点で、その参加要求メッセージに含まれているチャット識別子やユーザ識別子および端末識別子を管理テーブル(図2参照)へ格納し、そのユーザの参加の可否が確定するまで、他の参加者から送信された発言内容データを上記新たなユーザへ転送するようにすることで実現される。このようにすると、参加の可否が確定するまでに為された発言の内容を上記新たなユーザに把握させることが可能になるといった効果を奏する。また、チャットの参加者数が上記第1の閾値以上である場合には、傍聴者としての参加のみを許容するようにしても勿論良い。
(C−4:変形例4)
上述した実施形態では、参加者の各々の意図を反映して新たなユーザのチャットへの参加の可否を決定する場合について説明した。しかしながら、一度参加を拒否したユーザが再度参加を要求してきた場合についてまで、その参加の可否を各参加者に問合せてしまうと、その問合せによりチャットによる意見交換が妨げられてしまう虞がある。そこで、チャットへの参加を拒否されたユーザについては、例えば所定の時間が経過するまで、或いは、そのチャットが休止状態になるまで、再度そのチャットへの参加を要求する旨の参加要求メッセージが送信されてきても、その参加要求メッセージを管理装置20に破棄させ、そのチャットへの参加を無条件に拒否させるようにしても良い。このようにすると、一度参加を拒否されたユーザが再度チャットへの参加を要求してきても、チャットによる意見交換が妨げられることが回避されるといった効果を奏する。
上述した実施形態では、参加者の各々の意図を反映して新たなユーザのチャットへの参加の可否を決定する場合について説明した。しかしながら、一度参加を拒否したユーザが再度参加を要求してきた場合についてまで、その参加の可否を各参加者に問合せてしまうと、その問合せによりチャットによる意見交換が妨げられてしまう虞がある。そこで、チャットへの参加を拒否されたユーザについては、例えば所定の時間が経過するまで、或いは、そのチャットが休止状態になるまで、再度そのチャットへの参加を要求する旨の参加要求メッセージが送信されてきても、その参加要求メッセージを管理装置20に破棄させ、そのチャットへの参加を無条件に拒否させるようにしても良い。このようにすると、一度参加を拒否されたユーザが再度チャットへの参加を要求してきても、チャットによる意見交換が妨げられることが回避されるといった効果を奏する。
(C−5:変形例5)
上述した実施形態では、問合せメッセージに書き込まれているユーザ識別子を投票画面(図8参照)の参加希望者欄810に表示させ、そのユーザ識別子で識別されるユーザの参加の可否を決定する際の指標とする場合について説明した。しかしながら、過去に参加したチャットや過去に参加を要求して拒否されたチャット、強制的に退出させられたチャットなどを表す履歴データを各ユーザ毎に管理装置20に記憶させておき、その履歴データを上記問合せメッセージに書き込んで送信し、上記ユーザ識別子とともに上記参加希望者欄810に表示させるとしても勿論良い。このようにすると、新たに参加を要求してきたユーザの過去の活動状況を参考にしてそのユーザの参加の可否を決定することが可能になるといった効果を奏する。
上述した実施形態では、問合せメッセージに書き込まれているユーザ識別子を投票画面(図8参照)の参加希望者欄810に表示させ、そのユーザ識別子で識別されるユーザの参加の可否を決定する際の指標とする場合について説明した。しかしながら、過去に参加したチャットや過去に参加を要求して拒否されたチャット、強制的に退出させられたチャットなどを表す履歴データを各ユーザ毎に管理装置20に記憶させておき、その履歴データを上記問合せメッセージに書き込んで送信し、上記ユーザ識別子とともに上記参加希望者欄810に表示させるとしても勿論良い。このようにすると、新たに参加を要求してきたユーザの過去の活動状況を参考にしてそのユーザの参加の可否を決定することが可能になるといった効果を奏する。
(C−6:変形例6)
上述した実施形態では、通信端末30の不揮発性記憶部120bに格納されているクライアントソフトウェアを制御部100に実行させることにより、状況表示画面(図6参照)や詳細表示画面(図7参照)を表示部140に表示させる場合について説明した。しかしながら、これらの画面に対応するHTML(HyperText Markup Language)データやXML(eXtensible Markup Language)データを管理装置20に記憶させておき、これらのデータを適宜通信端末30に取得させることにより上記各種画面を表示させるようにしても勿論良い。
上述した実施形態では、通信端末30の不揮発性記憶部120bに格納されているクライアントソフトウェアを制御部100に実行させることにより、状況表示画面(図6参照)や詳細表示画面(図7参照)を表示部140に表示させる場合について説明した。しかしながら、これらの画面に対応するHTML(HyperText Markup Language)データやXML(eXtensible Markup Language)データを管理装置20に記憶させておき、これらのデータを適宜通信端末30に取得させることにより上記各種画面を表示させるようにしても勿論良い。
(C−7:変形例7)
上述した実施形態では、本発明に係る管理装置や通信端末に特有な機能を実現させるためのソフトウェアを管理装置20や通信端末30に予め記憶させておく場合について説明した。しかしながら、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)などのコンピュータ装置読み取り可能な記録媒体に上記ソフトウェアを記録させておき、係る記録媒体を用いて上記ソフトウェアを一般的なコンピュータ装置にインストールして本発明に係る管理装置や通信端末と同一の機能をそのコンピュータ装置に付与するとしても良いことは勿論である。
上述した実施形態では、本発明に係る管理装置や通信端末に特有な機能を実現させるためのソフトウェアを管理装置20や通信端末30に予め記憶させておく場合について説明した。しかしながら、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)などのコンピュータ装置読み取り可能な記録媒体に上記ソフトウェアを記録させておき、係る記録媒体を用いて上記ソフトウェアを一般的なコンピュータ装置にインストールして本発明に係る管理装置や通信端末と同一の機能をそのコンピュータ装置に付与するとしても良いことは勿論である。
(C−8:変形例8)
上述した実施形態では、活動中のチャットへの参加を希望するユーザがそのチャットへの参加を希望する旨の入力操作を行った場合に、そのユーザのユーザ識別子を書き込んだ参加要求メッセージを通信端末30の制御部100に送信させる場合について説明した。しかしながら、活動中のチャットへの参加を希望するユーザに、そのユーザのプロフィールや自己アピールなど入力させ、それらプロフィールや自己アピールを表す付加データを上記参加要求メッセージにさらに書き込んで送信するようにしても良い。このようにすると、上記付加データが書き込まれた参加要求メッセージを受信した管理装置に、上記活動中のチャットへ既に参加しているユーザの通信端末へ問合せメッセージを送信させる際に、その付加データを書き込んで送信させ、その問合せメッセージを受信した通信端末に上記付加データを表示させ、その付加データの表すプロフィールや自己アピールを参考に新たなユーザについての参加の可否を投票させることが可能になる。
上述した実施形態では、活動中のチャットへの参加を希望するユーザがそのチャットへの参加を希望する旨の入力操作を行った場合に、そのユーザのユーザ識別子を書き込んだ参加要求メッセージを通信端末30の制御部100に送信させる場合について説明した。しかしながら、活動中のチャットへの参加を希望するユーザに、そのユーザのプロフィールや自己アピールなど入力させ、それらプロフィールや自己アピールを表す付加データを上記参加要求メッセージにさらに書き込んで送信するようにしても良い。このようにすると、上記付加データが書き込まれた参加要求メッセージを受信した管理装置に、上記活動中のチャットへ既に参加しているユーザの通信端末へ問合せメッセージを送信させる際に、その付加データを書き込んで送信させ、その問合せメッセージを受信した通信端末に上記付加データを表示させ、その付加データの表すプロフィールや自己アピールを参考に新たなユーザについての参加の可否を投票させることが可能になる。
(C−9:変形例9)
上述した実施形態では、所定の閾値以上の人数のユーザが既に参加しているチャットへ新たなユーザの通信端末から参加要求メッセージが送信されてきた場合に、その参加の可否を上記既存の参加者へ問い合わせる場合について説明した。しかしながら、ある参加者が、他の参加者間の会話を妨害するような発言をしたり、他の参加者を中傷するような発言または公序良俗に反するような発言をした場合には、その参加者がチャットへ参加し続けることを許可するか否かを他の参加者に投票させ、その投票結果に応じてその参加者を退去させるようにしても良い。具体的には、上記投票結果に応じて、その参加者の通信端末との間の通信リンクを管理装置に切断させるようにすれば良い。
上述した実施形態では、所定の閾値以上の人数のユーザが既に参加しているチャットへ新たなユーザの通信端末から参加要求メッセージが送信されてきた場合に、その参加の可否を上記既存の参加者へ問い合わせる場合について説明した。しかしながら、ある参加者が、他の参加者間の会話を妨害するような発言をしたり、他の参加者を中傷するような発言または公序良俗に反するような発言をした場合には、その参加者がチャットへ参加し続けることを許可するか否かを他の参加者に投票させ、その投票結果に応じてその参加者を退去させるようにしても良い。具体的には、上記投票結果に応じて、その参加者の通信端末との間の通信リンクを管理装置に切断させるようにすれば良い。
(C−10:変形例10)
上述した実施形態では、投票画面(図8参照)に設けられている許可ボタンB3または拒否ボタンB4の何れかを押下させることによって、参加の可否を投票させる場合について説明した。しかしながら、上記ボタン操作に替えて音声で参加の可否を投票させるようにしても勿論良い。具体的には、参加の可否の問合せを通信端末30の制御部100に行わせている状況下(すなわち、通信端末30の制御部100が、投票画面(図8参照)を表示部140に表示させている状況下)で、参加を許可する旨の音声(例えば、「いいよ」や「OK」などの音声)か、または、参加を拒否する旨の音声(例えば、「だめ」や「NO」などの音声)が通信端末30の音声入出力部160へ入力された場合に、その入力内容に応じて参加許可メッセージまたは参加拒否メッセージを通信端末30の制御部100に生成させ送信させるようにすれば良い。
上述した実施形態では、投票画面(図8参照)に設けられている許可ボタンB3または拒否ボタンB4の何れかを押下させることによって、参加の可否を投票させる場合について説明した。しかしながら、上記ボタン操作に替えて音声で参加の可否を投票させるようにしても勿論良い。具体的には、参加の可否の問合せを通信端末30の制御部100に行わせている状況下(すなわち、通信端末30の制御部100が、投票画面(図8参照)を表示部140に表示させている状況下)で、参加を許可する旨の音声(例えば、「いいよ」や「OK」などの音声)か、または、参加を拒否する旨の音声(例えば、「だめ」や「NO」などの音声)が通信端末30の音声入出力部160へ入力された場合に、その入力内容に応じて参加許可メッセージまたは参加拒否メッセージを通信端末30の制御部100に生成させ送信させるようにすれば良い。
(C−11:変形例11)
上述した実施形態では、所定の閾値を超える人数のユーザが既に参加しているチャットへ新たなユーザが参加を希望する場合には、それら既存の参加者の投票結果に応じてその参加の可否を決定する場合について説明した。しかしながら、そのチャットに対して過去に参加を許可されたユーザについては無条件に参加を許可するようにしても良く、逆に、過去に参加を拒否されたユーザ、または、過去に退去させられたユーザについては無条件に参加を拒否するようにしても勿論良い。このようなことを実現するためには、チャットへの参加を無条件に許可するユーザを表す無条件許可テーブルを管理装置に記憶させておき、チャットへの参加を許可する際に、そのチャットを一意に識別するチャット識別子と参加を許可されたユーザのユーザ識別子とを対応付けて上記無条件許可テーブルへ登録し、参加要求メッセージに書き込まれているユーザ識別子とチャット識別子との組が上記無条件許可テーブルに格納されている場合には、参加の可否を他の参加者へ問い合わせることなく参加許可メッセージを管理装置に返信させるようにすれば良い。逆に、チャットへの参加を無条件に拒否するユーザを表す無条件拒否テーブルを管理装置に記憶させておき、チャットへの参加が拒否された場合、または、チャットから退去させられた場合に、そのチャットを一意に識別するチャット識別子と参加を拒否されたユーザまたは退去させられたユーザのユーザ識別子とを対応付けて上記無条件拒否テーブルへ登録し、参加要求メッセージに書き込まれているユーザ識別子とチャット識別子との組が上記無条件拒否テーブルに格納されている場合には、参加の可否を他の参加者へ問い合わせることなく参加拒否メッセージを管理装置に返信させるようにすれば良い。
上述した実施形態では、所定の閾値を超える人数のユーザが既に参加しているチャットへ新たなユーザが参加を希望する場合には、それら既存の参加者の投票結果に応じてその参加の可否を決定する場合について説明した。しかしながら、そのチャットに対して過去に参加を許可されたユーザについては無条件に参加を許可するようにしても良く、逆に、過去に参加を拒否されたユーザ、または、過去に退去させられたユーザについては無条件に参加を拒否するようにしても勿論良い。このようなことを実現するためには、チャットへの参加を無条件に許可するユーザを表す無条件許可テーブルを管理装置に記憶させておき、チャットへの参加を許可する際に、そのチャットを一意に識別するチャット識別子と参加を許可されたユーザのユーザ識別子とを対応付けて上記無条件許可テーブルへ登録し、参加要求メッセージに書き込まれているユーザ識別子とチャット識別子との組が上記無条件許可テーブルに格納されている場合には、参加の可否を他の参加者へ問い合わせることなく参加許可メッセージを管理装置に返信させるようにすれば良い。逆に、チャットへの参加を無条件に拒否するユーザを表す無条件拒否テーブルを管理装置に記憶させておき、チャットへの参加が拒否された場合、または、チャットから退去させられた場合に、そのチャットを一意に識別するチャット識別子と参加を拒否されたユーザまたは退去させられたユーザのユーザ識別子とを対応付けて上記無条件拒否テーブルへ登録し、参加要求メッセージに書き込まれているユーザ識別子とチャット識別子との組が上記無条件拒否テーブルに格納されている場合には、参加の可否を他の参加者へ問い合わせることなく参加拒否メッセージを管理装置に返信させるようにすれば良い。
(C−12:変形例12)
上述した実施形態では、所定の閾値を超える人数のユーザが既に参加しているチャットへ新たなユーザが参加を希望する場合には、既存の参加者に「参加許可」または「参加拒否」の何れかを投票させる場合について説明したが、例えば、0〜10点までなど所定の範囲内で参加を許可する度合いが高いほど高い点数を各参加者に入力させ、それら点数の累計値が所定の値を超えた場合に参加を許可するようにしても良い。また、各参加者の投票動向がわかるように、各参加者により入力された点数を管理装置が受信し上記累計値を更新する毎に、その時点の累計値を表すデータを全ての参加者の通信端末へ送信しその累計値を表示させるようにしても良く、また、上記点数を管理装置が受信する度毎にその点数を表すデータを全ての参加者の通信端末へ送信しその点数を表示させたり、その点数に応じた音声を出力させるようにしても良い。なお、「参加許可」または「参加拒否」の何れかで投票を行わせる場合についても、各々の投票数を表すデータを各参加者の通信端末へ送信し各参加者に他の参加者の投票動向を把握させるようにしても良いことは勿論である。
上述した実施形態では、所定の閾値を超える人数のユーザが既に参加しているチャットへ新たなユーザが参加を希望する場合には、既存の参加者に「参加許可」または「参加拒否」の何れかを投票させる場合について説明したが、例えば、0〜10点までなど所定の範囲内で参加を許可する度合いが高いほど高い点数を各参加者に入力させ、それら点数の累計値が所定の値を超えた場合に参加を許可するようにしても良い。また、各参加者の投票動向がわかるように、各参加者により入力された点数を管理装置が受信し上記累計値を更新する毎に、その時点の累計値を表すデータを全ての参加者の通信端末へ送信しその累計値を表示させるようにしても良く、また、上記点数を管理装置が受信する度毎にその点数を表すデータを全ての参加者の通信端末へ送信しその点数を表示させたり、その点数に応じた音声を出力させるようにしても良い。なお、「参加許可」または「参加拒否」の何れかで投票を行わせる場合についても、各々の投票数を表すデータを各参加者の通信端末へ送信し各参加者に他の参加者の投票動向を把握させるようにしても良いことは勿論である。
また、チャットへ参加しているユーザの発言内容に対しても、例えば、−10〜10点などの所定の範囲内で点数を投票できるようにし(例えば、他人の質問に親切に答えるなど好ましい行動をとったユーザに対しては高い点数を投票するなど)、その累計値が所定の値を超えたユーザについては、そのチャットへの参加条件を緩めたり(例えば、参加許可についての閾値の値を引き下げる)、新たな参加希望者に対して投票を行う際の点数の最大値を引き上げたりするようにしても良い。逆に、その累計値が所定の値を下回ったユーザについては、そのチャットへの参加条件を厳しくしたり(例えば、参加許可についての閾値の値を引き上げる)、新たな参加希望者に対して投票を行う際の点数の最大値を引き下げたりするようにしても良い。なお、このようなことを実現するためには、各チャットを識別するチャット識別子と各ユーザを識別するユーザ識別子に対応づけて上記累計ポイントを表すデータを管理装置に記憶させておくようにすれば良い。
10…通信網、20…管理装置、30、30A、30B、30C…通信端末、100…制御部、110…通信IF部、120…記憶部、120a…揮発性記憶部、120b…不揮発性記憶部、130…バス、140…表示部、150…操作部、160…音声入出力部。
Claims (7)
- チャットに参加している参加者との間に通信リンクを確立し該参加者間の通信を中継する中継手段と、
前記チャットへの参加を要求する旨のメッセージを受信する受信手段と、
前記通信リンクの数に基づいて前記チャットに参加している参加者の数をカウントするカウント手段と、
前記カウント手段のカウント結果が予め定められた第1の閾値未満である場合には、前記メッセージの送信元と前記参加者との間の通信の中継を開始するように前記中継手段を制御し、
前記カウント手段のカウント結果が前記第1の閾値以上である場合には、前記送信元が前記チャットへ参加することを許可するか否かを前記参加者の各々へ問合せ、参加を許可する旨の許可回答の受信数が予め定められた第2の閾値に達した場合に、前記送信元と前記参加者との間の通信の中継を開始するように前記中継手段を制御する制御手段と
を有する管理装置。 - 前記制御手段は、
前記送信元が前記チャットへ参加することを拒否する旨の拒否回答の受信数が予め定められた第3の閾値に達するまで、前記参加者から送信されたデータを前記送信元へ中継するように前記中継手段を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。 - 前記制御手段は、
前記拒否回答の受信数が前記第3の閾値に達した場合には、その時点から所定の時間が経過するまでの間、前記メッセージが前記受信手段により再度受信されても、該メッセージを破棄する
ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。 - 参加したチャット又は参加を拒否されたチャットの履歴を表す履歴データがユーザ毎に記憶された記憶手段を備え、
前記受信手段により前記メッセージが受信された場合に、該メッセージの送信元であるユーザについての前記履歴データを前記参加者へ送信する送信手段を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。 - チャットに参加している他の参加者の発言内容を表す発言内容データおよび該チャットへ新たなユーザを参加させることの可否を問合せる旨の問合せメッセージを受信する受信手段と、
前記発言内容データに応じて前記他の参加者の発言内容を再生する再生手段と、
前記問合せメッセージに基づいて前記新たなユーザの参加の可否を自端末のユーザに投票させるためのユーザインタフェイスを提供し、その投票結果を前記問合せメッセージの送信元へ返信する回答手段と
を有する通信端末。 - コンピュータ装置に、
チャットに参加している参加者との間に通信リンクを確立し該参加者間の通信を中継する中継機能と、
前記チャットへの参加を要求する旨のメッセージを受信する受信機能と、
前記通信リンクの数に基づいて前記チャットに参加している参加者の数をカウントするカウント機能と、
前記カウント機能によるカウント結果が予め定められた第1の閾値未満である場合には、前記メッセージの送信元と前記参加者との間の通信の前記中継機能による中継を開始させ、
前記カウント機能によるカウント結果が前記第1の閾値以上である場合には、前記送信元が前記チャットへ参加することを許可するか否かを前記参加者へ問合せ、参加を許可する旨の許可回答の受信数が予め定められた第2の閾値に達した場合に、前記送信元と前記参加者との間の通信の前記中継機能による中継を開始させる制御機能と
を実現させるプログラム。 - コンピュータ装置に、
チャットに参加している他の参加者の発言内容を表す発言内容データおよび該チャットへ新たなユーザを参加させることの可否を問合せる旨の問合せメッセージを受信する受信機能と、
前記受信機能により受信された発言内容データに応じて前記他の参加者の発言内容を再生する再生機能と、
前記問合せメッセージに基づいて、前記新たなユーザの参加の可否を当該コンピュータ装置のユーザに投票させるためのユーザインタフェイスを提供し、その投票結果を前記問合せメッセージの送信元へ返信する回答機能と
を実現させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005080293A JP2005327253A (ja) | 2004-04-16 | 2005-03-18 | 管理装置、通信端末およびプログラム |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004121527 | 2004-04-16 | ||
JP2005080293A JP2005327253A (ja) | 2004-04-16 | 2005-03-18 | 管理装置、通信端末およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005327253A true JP2005327253A (ja) | 2005-11-24 |
Family
ID=35473532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005080293A Withdrawn JP2005327253A (ja) | 2004-04-16 | 2005-03-18 | 管理装置、通信端末およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005327253A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009294880A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Yahoo Japan Corp | 対話記事投稿装置、システム、及び方法 |
JP2010067189A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 情報共有化システム |
JP2016184314A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 株式会社ぐるなび | メッセージ管理サーバにおけるメッセージ管理方法 |
JP7020580B1 (ja) * | 2021-09-29 | 2022-02-16 | 凸版印刷株式会社 | 翻訳提供管理システム、および翻訳提供管理方法 |
-
2005
- 2005-03-18 JP JP2005080293A patent/JP2005327253A/ja not_active Withdrawn
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