JP2005327226A - 防犯用感圧マットスイッチ - Google Patents

Abstract

【課題】 泥棒などがガラス窓や戸から侵入したとき、いち早く感知する防犯用感圧マットスイッチを提供する。
【解決手段】 平常時は絶縁性で圧力を加えると導電性となる感圧導電性シートの上面と下面を、導電性シートあるいは金網等を電極として挟んで、外観を一枚のマット状に保護化粧し、圧力の有る無しにより感知した入り切り信号を、外部に取り出す端子を設けた、防犯用感圧マットスイッチ。
【選択図】図３

Description

本発明は、泥棒などがガラス窓や、戸から侵入した場合いち早く感知する防犯用の感圧マットに関するものである。

従来より、ガラス窓や戸から室内に侵入するのを防ぐのに、鍵を頑丈にしたり、ガラス窓や戸を頑丈にして防いでいた。
あるいは赤外線装置や、カメラなどを設置して防ぐ方法も取られていた。

そのために、次のような問題点があった。
ガラス窓や戸それから鍵などを頑丈にしても、特殊な方法を使ってガラスを割られたり鍵を開けられたりした。
赤外線装置も取り付けるのが複雑で犬猫でも動作したり、誤動作も多かった、カメラも取り付け場所や管理も大変だった。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。

問題を解決するための手段

ガラス窓や戸の内側に、感圧導電性マットを敷いておき、泥棒が侵入して其のマットに足を乗せて体重が掛かったとき、感圧導電性部が通電して防犯装置を動作させる防犯用感圧マットスイッチである。

発明の効果

本発明は、泥棒が侵入するには絶対床に体重が掛かるので、その床に感圧導電性マットを 敷くだけで侵入を感知出来、確実である。

以下本発明の実施の形態を説明する。
（イ）圧力を掛けると導電性となるゴムなどで作った平面薄板状の感圧導電性シート（４）を適当な大きさのマット状に切る。
（ロ）このマット状に切った感圧導電性シート（４）の上面と下面を導電性のある金網又は導電性シート（２）と（３）でサンドイッチのように密着させて挟み三層の板状のマットにし、このマットに体重が乗るか乗らないかで、電気回路が入り切りする、感圧マット部（１）を作る。
（ハ）出来上がった感圧マット部（１）の表面を保護材やジュウタン等の保護化粧外装（５）で仕上げそのマットの適当な箇所に外部に信号を取り出す電極端子（６）を設け外部に感知信号を送れる一枚の防犯用感圧マットスイッチとする。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明を使用するときは、上記の防犯用感圧マットスイッチを直接窓や戸の室内側の床に直接敷くか、あるいは目立たないようジュウタンの下に敷いておき、泥棒が室内に侵入し防犯用感圧マットスイッチに乗ったとき、外部に感知信号を送る事が出来る。
またこの防犯用感圧マットスイッチを二枚組にして少し離して敷いて置くことにより別に設置された防犯装置の制御盤にて、内部家人の出入りか、外部からの侵入かを判断させ、防犯装置をロックしたり、ロック解除したり、あるいは外部からの侵入と判断して、警報させることも出来る。

本発明の斜視図 本発明の平面図 本発明の断面図 本発明の感圧部と弾性復元部の角形混合配置例の平面図 本発明、図４のＡ〜Ａ’断面図 本発明の感圧部と弾性復元部の円形混合配置例の平面図 本発明、図６の Ｂ〜Ｂ’断面図

符号の説明

１ 感圧マット部
２ 上面導電性電極
３ 下面導電性電極
４ 感圧導電性シート
５ 保護化粧外装
６ 電極端子
７ 感圧導電材
８ 弾性復元材
９ 電極材
１０ 感圧導電材
１１ 弾性復元材
１２ 電極材

Claims (2)

1. 平面板状の感圧導電性のシートの上面と下面を導電性のシート、又は導電性の金網などでサンドイッチ状に挟んで電極とし、その電極から外部に接続する端子を設けて、マット状に仕上げた、侵入者を感知するための防犯用感圧マットスイッチ。
2. 請求項１の感圧導電性のシートを適当に分割して空間を設け、その空間の隙間に弾力性のある物質を埋めた、復元性のある防犯用感圧マット。

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