JP2005326938A - 情報入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作者の視覚を用いずに触覚を用いて文字の手書き入力及びその入力確認、また修正を精度良く行える情報入力装置を提供する。
【解決手段】基板12と、基板12の上方に配置された収縮性の高い繊維状の収縮膜20と、基板12と収縮膜20の間に封入された粘性の高い粘性流体13と、収縮膜20の基板12と向い合う主面にマトリクス状に貼り付けられた複数のマグネット体141〜14mと、基板12の収縮膜20に対向する主面上の複数のマグネット体141〜14mと対向する位置にそれぞれ装着された複数の磁気検出素子151〜15mとを有し、操作者による収縮膜20への手書き入力操作に応じて、入力部分の収縮膜20及びマグネット体141〜14mが磁気検出素子151〜15mへ向かって移動し、磁気検出素子151〜15mは、入力部分のマグネット体141〜14mが押し圧移動されたことを検出する。
【選択図】図3
【解決手段】基板12と、基板12の上方に配置された収縮性の高い繊維状の収縮膜20と、基板12と収縮膜20の間に封入された粘性の高い粘性流体13と、収縮膜20の基板12と向い合う主面にマトリクス状に貼り付けられた複数のマグネット体141〜14mと、基板12の収縮膜20に対向する主面上の複数のマグネット体141〜14mと対向する位置にそれぞれ装着された複数の磁気検出素子151〜15mとを有し、操作者による収縮膜20への手書き入力操作に応じて、入力部分の収縮膜20及びマグネット体141〜14mが磁気検出素子151〜15mへ向かって移動し、磁気検出素子151〜15mは、入力部分のマグネット体141〜14mが押し圧移動されたことを検出する。
【選択図】図3
Description
本発明は情報入力装置に関し、特に、手書き入力を行う入力操作面を有する情報入力装置に関する。
車両に搭載された情報機器の代表例として自動車用ナビゲーションシステムがある。この自動車用ナビゲーションシステムにおいて、システム内に記憶されていない目的地を設定する場合、目的地の電話番号を入力したり、目的地の地名をアルファベットや50音で入力していく方式が頻繁に用いられている。電話番号を入力する場合テンキー(10キー)を利用し、また、50音やアルファベットを入力する場合キーボードやタッチスクリーン上に表示された擬似キーボードを利用することが一般的である。
しかしながら、テンキーやキーボードを用いることで機器の占有面積が大きくなり、車内スペースの有効活用が困難となる。また、タッチスクリーンによる50音、アルファベット、テンキー入力についても表示部分と入力部分とを共有するため所定の大きさの画面が必要となり、また設置位置も視認性と操作性との両方を満足させる位置に限られてしまう。運転者は、その視覚を車両の運転のために車両前方へ注視させていることが必要であり、安全性の観点から表示部分は上方に、操作部分は表示部分と分離してできるだけ運転者の手元に配置することが望ましい。しかしながら、運転者の手元近くには十分なスペースが無いことが多い。
そこで、指先の2次元の動作を検出することによって、数字、アルファベット、50音を手書き文字として入力できる入力装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の入力装置は、小型携帯端末(電子手帳)が備えるペン入力装置またはタブレット入力装置に適用されている。
特開平9-223194号公報
しかし、上述したタブレット入力装置では、圧力感知式抵抗体等で構成された平面状の2次元位置検出デバイスの表面を指でなぞる方式を採用しているため、入力ミスが生じたとき、どのような形状を入力したことによって入力ミスが生じたかを後から確認することが困難である。また、入力の途中で入力作業を中断し、しばらくしてから再開するとき、途中まで入力した内容に新たな情報を付加することも困難である。入力した形状(情報)を画面に表示して視覚的に確認することは可能ではあるが、視覚を車両前方へ注視させていることが必要な運転者にとって、あまり好ましくない。
本発明の特徴は、基板と、基板の上方に配置された収縮性の高い繊維状の保護膜と、基板と保護膜の間に封入された粘性の高いゲル状流体と、保護膜の基板と向い合う主面にマトリクス状に貼り付けられた複数のマグネット体と、基板の保護膜に対向する主面上の複数のマグネット体と対向する位置にそれぞれ装着された複数の磁気検出素子とを有する情報入力装置であって、操作者による保護膜への手書き入力操作に応じて、入力部分の保護膜及びマグネット体が磁気検出素子へ向かって移動し、磁気検出素子は、入力部分のマグネット体が押し圧移動されたことを検出することを要旨とする。
本発明によれば、操作者の視覚を用いずに触覚を用いて文字の手書き入力及びその入力確認、また修正を精度良く行える情報入力装置を提供することが出来る。
以下図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図面の記載において同一あるいは類似の部分には同一あるいは類似な符号を付している。
図1は、本発明の実施の形態に係わる情報入力装置を用いたナビゲーションシステムを示す。ナビゲーションシステムは、実施の形態に係わる情報入力装置の一例としてのX−Yマトリクス入力装置1と、X−Yマトリクス入力装置1のX座標の出力端子及びY座標の出力端子に接続されたX−Y座標算出装置2と、X−Y座標算出装置2に接続された操作軌跡算出装置3と、操作軌跡算出装置3に接続された判定装置4と、判定装置4に接続された記憶装置5及びカーナビゲーション装置6とを有する。
X−Yマトリクス入力装置1は、操作者の指先による押し圧の操作軌跡を検出する。X−Y座標算出装置2は、X−Yマトリクス入力装置1の出力から操作者の指先のX−Y座標を算出する。操作軌跡算出装置3は、X−Y座標算出装置2の出力の時間経過から操作指の操作軌跡を算出する。記憶装置5は、所定の文字パターンを記憶する。判定装置4は、操作軌跡算出装置3により算出された操作指の操作軌跡と記憶装置5に記憶されている所定の文字パターンとを比較して、もっとも近似する文字パターンを判定する。カーナビゲーション装置6は、判定装置4により判定された文字パターンに対応する文字コードを受信する。このようにして、X−Yマトリクス入力装置1を介してカーナビゲーション装置6などの車載情報機器へ操作者が情報を入力することが出来る。
図2に示すように、図1のX−Yマトリクス入力装置1の入力パッド部は、操作指23が接触する略四角形の保護膜20(以後、「収縮膜」と呼ぶ)と、収縮膜20の内側に注入されたゲル状流体13(以後、「粘性流体」と呼ぶ)と、収縮膜20の内側にマトリクス状に配置された複数のマグネット体14と、収縮膜20の外周を取り囲むケース11と、ケース11上の対向する角部分に配置されたクリアボタン21及び確定ボタン22とを有する。収縮膜20の表面は、X−Yマトリクス入力装置1の入力パッド面を構成する。
操作指23によって数字、アルファベットなどの手書き文字が入力されると、操作指23はこのマトリクス状に設置されたマグネット体14を押し込みながら収縮膜20の上を滑走する。図4及び図5を参照して後述するように、操作者が滑走させた操作指23の軌跡は 収縮膜20上に凹凸の操作軌跡24として保持することができる。確定ボタン22は、手書き入力操作によって入力した情報を確定する操作者の意志を伝える。クリアボタン21は、情報の再入力を行う操作者の意志を伝える。したがって、確定ボタン22により入力された情報が確定され、クリアボタン21により入力した軌跡を一旦クリアして再度新しい入力を始めることが出来る。
なお、図2では、n行m列に配置されたマグネット体14の一例として、10行12列に配置されたマグネット体14を示している。マグネット体14の直径は5mmであり、マグネット体14の間隔は3mmで配置している。操作指23の大きさに対して、図2に示す程度の密度にマグネット体14を配置することにより、文字、アルファベットなどの比較的複雑な入力情報を認識することが出来る。
図3に示すように、図1のX−Yマトリクス入力装置は、平板状の基板12と、基板12の上方に配置された収縮性の高い繊維状の収縮膜20と、基板12と収縮膜20の間に封入された粘性の高い粘性流体13と、収縮膜20の基板12と向い合う主面(裏面)にマトリクス状に貼り付けられた複数のマグネット体141、142、143、・・・、14m-1、14mと、基板12の収縮膜20に対向する主面(表面)上の複数のマグネット体141〜14mと対向する位置にそれぞれ装着された複数の磁気検出素子(例えば、ホール素子)151、152、153、・・・、15m-1、15mと、ホール素子151〜15mのそれぞれに隣接して配置された磁気発生部(電磁機構)161、162、163、・・・、16m-1、16mとを有する。
基板12の外周は、ケース11と結合されている。基板12の上方にドーム状の収縮膜20が配置され、基板12と収縮膜20で囲まれた領域が粘性流体13で満たされている。また、収縮膜20はケース11の内側に配置されている。収縮膜20の基板12と向い合う主面、つまり収縮膜20の内面に、図2に示した複数のマグネット体141〜14mがマトリクス状に接着されている。基板12の収縮膜20に対向する主面上の、図2に示した複数のマグネット体141〜14mと同じ位置に、各マグネット体141〜14mと組を成す複数のホール素子151〜15m及び複数の磁気発生部161〜16mが互いに隣接して配置されている。複数のホール素子151〜15mは、リード線18a及び貫通端子17aを介して、プリント基板19上に構成された検出回路に接続されている。同様に、複数の磁気発生部161〜16mは、リード線18b、貫通端子17bを介して、プリント基板19上に構成された制御回路に接続されている。
図4は、図1のX−Yマトリクス入力装置1を制御するための回路構成を示す。X−Yマトリクス入力装置1の制御回路は、リード線18a及び貫通端子17aを介してホール素子33に接続された検出回路34と、検出回路34に接続された判定回路35と、リード線18b及び貫通端子17bを介して磁気発生部161に接続された駆動回路36と、判定回路35に接続されたデコーダ37とを有する。磁気発生部161は、コイル32と、コイル32の内側及び外側に配置されたコア31とを有する。駆動回路36は、判定回路35及びコイル32に接続されている。判定回路35は、クリアボタン21及び確定ボタン22に接続されている。
図5を参照して、図2乃至図4に示したX−Yマトリクス入力装置1の動作を説明する。
(イ)図2に示したように、操作者が操作指23で収縮膜20の表面に所定の押し圧を加えると、内部の粘性流体13が移動することで、図5に示すように、収縮膜20の押し圧が加えられた部分(入力部分)24だけが基板12側へ押し下げられる。これに伴い、入力部分24に位置するマグネット体143も、ホール素子153側へ移動(接近)する。このように、操作者による収縮膜20の表面への手書き入力操作に応じて、入力部分24に位置する収縮膜20及びマグネット体143がホール素子153へ向かって収縮膜20の抗力に反して移動する。
(ロ)ホール素子151〜15mは、所定の値以上の磁界強度を検出するとその抵抗値が変化する。ホール素子153は、組を成すマグネット体143の移動(接近)により生じる磁場強度の変化を抵抗値の変化により検出することで、マグネット体143の移動(接近)を検出する。即ち、入力部分24に位置するマグネット体143が組を成すホール素子153の所定の検出領域内にまで接近したことをホール素子153が検出することで、X−Yマトリクス入力装置1は、マトリクス状に配置された複数のマグネット体141〜14mのどの位置のマグネット体143が押し下げられたかを判断することができる。
(ハ)ホール素子153がマグネット体143が押し圧移動されたことを検出したとき、組を成す磁気発生部163は、磁界を発生させてマグネット体143に吸着することによって、マグネット体143及び入力部分24の収縮膜20を基板12に向かって付勢した状態で保持する。具体的には、図4の検出回路34は、ホール素子33の抵抗値の変化を増幅し、所定の閾値以上の磁界を検出した時に判定回路35へ電気的信号を送出する。判定回路35はクリアボタン21及び確定ボタン22の押し下げを監視している。クリアボタン21及び確定ボタン22の押し下げが行われていない場合には、判定回路35は、駆動回路36に対して吸着を指示する信号を送出する。そして、駆動回路36は、磁気発生部163の中のコイル32に所定の電流を通電する。コイル32に通電されると磁性体で構成されたコア31には磁界(電磁引力)が発生してマグネット体143を吸着した状態で保持する。即ち、磁気発生部163によって入力部分24の収縮膜20が付勢して凹み状の表面形状が生成されている状態が持続される。
(ニ)なお、磁気発生部163の電磁引力による付勢は、入力情報を確定するための確定ボタン22が押し下げられるか、入力を一旦キャンセルするためにクリアボタン21が押し下げられるまで継続する。クリアボタン21及び確定ボタン22の押し下げが行われた場合には、判定回路35は、駆動回路36に対して吸着を解除する信号を送出する。そして、駆動回路36は、コイル32への通電を停止して、マグネット体143を吸着した状態は解除され、図3に示した状態に戻る。また、操作指23による入力が所定時間見られなかったとき、それまでの操作指23の操作軌跡24から判定可能な入力文字を音声応答によって操作者に伝達し、操作者が音声内容を確認してから確定ボタン22を押し下げることによって情報の入力を確定する。
以上説明したように、図2に示したように操作者が操作指23によって収縮膜20上をなぞるような動作を伴って手書き文字入力操作を行うと、操作指23の軌跡上にあるマグネット体14が次々と磁気発生部に吸着され、操作軌跡24が図5に示すような凹み状の形状(入力部分24)となって呈示される。操作者は、X−Yマトリクス入力装置1の収縮膜20を見ることなく、入力部分24の凹み状の形状を指先で触知することによって、入力した形状を再確認することができる。
また、一定時間入力が停止したときに音声応答によって判別された入力文字が呈示される。このときに間違った応答が行われた場合には即時に自分が入力した操作軌跡を指先で確認することができ、修正動作をしやすくなったり、学習が早くなったりする。また、運転を続けながら文字入力操作を一旦中断した後も、前回の入力を指先で確認することによって容易に入力を継続して行うことが可能になる。
更に、操作者は自らの操作軌跡を触覚によって確認した後、不足している入力操作を付け加えて、確定ボタン22を操作することによって入力を確実なものとすることができる。また、クリアボタン21を操作することによって入力軌跡および入力データをクリアすることができ、新たな入力を開始することができる。
このように、操作者の視覚を用いずに触覚と聴覚によって文字の入力、その入力の確認及び修正を精度良く行えるX−Yマトリクス入力装置1を用いることによって、視覚への負担が少ない自動車用ナビゲーションシステムなどの車載情報機器を提供することができる。
(第2の実施の形態)
図2では、n行m列に配置されたマグネット体14の一例として、10行12列に配置されたマグネット体14を示したが、本発明は、これに限定されるものではない。入力される情報が数字のみである場合(テンキー入力)など、X−Yマトリクス入力装置1が比較的単純な入力情報を認識するだけでよい場合には、マグネット体14、ホール素子15及び磁気発生部16の組み合わせ(以後、「マグネット体組み合わせ」という)の配置密度を低く設定しても構わない。
図2では、n行m列に配置されたマグネット体14の一例として、10行12列に配置されたマグネット体14を示したが、本発明は、これに限定されるものではない。入力される情報が数字のみである場合(テンキー入力)など、X−Yマトリクス入力装置1が比較的単純な入力情報を認識するだけでよい場合には、マグネット体14、ホール素子15及び磁気発生部16の組み合わせ(以後、「マグネット体組み合わせ」という)の配置密度を低く設定しても構わない。
例えば、図6に示すように、収縮膜20及びケース11の大きさが図2のそれらと同じであるとした場合、マグネット体組み合わせを5行6列に配置してマグネット体組み合わせの配置間隔を広げ、各マグネット体14の大きさを図2のそれよりも大きくする。なお、図6に示すX−Yマトリクス入力装置のクリアボタン21、確定ボタン22、収縮膜20及び粘性流体13は、図2と同じであり、説明を省略する。
図6に示すX−Yマトリクス入力装置によれば、操作者の視覚を用いずに触覚と聴覚によって数字などの比較的単純な入力情報の入力、その入力の確認及び修正を精度良く行える。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は、第1及び第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
上記のように、本発明は、第1及び第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
本発明に係わる情報入力装置は、図3に示した断面構造に限定されない。例えば、図7に示すように、ホール素子33のそれぞれに隣接して配置された磁気発生部(電磁機構)が、平板状の基板12を貫通する棒状の磁性体38と、基板12の裏面側において磁性体38の端部に巻かれたコイル32とを備えていても構わない。この場合、隣接する磁性体38の長さは異なり、長い磁性体38と短い磁性体38が交互に繰り返し配置されている。コイル32は、長い磁性体38及び短い磁性体38の端部に巻かれているため、磁性体38に巻かれたコイル32を図3に比して大きく形成することが出来、また、コイル32を互いに接触することなく、高密度に配置することが出来る。そのほか、平板状の基板12、収縮膜20、粘性流体13、複数のマグネット体14、及び複数のホール素子33は、図3と同じであり、説明を省略する。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ限定されるものである。
以上説明したように、手書き入力を行う入力操作面に粘性の高いゲル状の液体13をその中に封入した収縮性の高い収縮膜20で構成した入力パッドを備えている。入力パッドの収縮膜20の裏面にはマトリクス状に位置検出センサー機構が備えられており、このマトリクス状の位置検出センサー部分を指でなぞって手書き入力を行っていく。位置検出センサー部分には入力パッドの厚み方向に付勢する機構が備えられており、この付勢機構は電子的にオン/オフの制御が可能な構造となっている。このような構成によって、手書き文字入力を行った軌跡上に入力パッドの厚み方向に付勢された凹み状の形状を作成することができる。操作者は、このようにして作成された凹みを指先で触知することによって自らが入力した文字入力の形状を再確認することができ、操作の上達度が向上していくことが期待される。また、一旦入力を中断した後でも、前回の入力軌跡を触覚で探ることができるため、識別しやすくすることができ、視覚を使わずに再度続行することも行える。
本発明は、車両に搭載された機器、例えば自動車用ナビゲーションシステムに利用することができる。
1…X−Yマトリクス入力装置
2…X−Y座標算出装置
3…操作軌跡算出装置
4…判定装置
5…記憶装置
6…カーナビゲーション装置
11…ケース
12…基板
13…ゲル状流体(粘性流体)
141〜14m…マグネット体
151〜15m…磁気検出素子(ホール素子)
161〜16m…磁気発生部
17a、17b…貫通端子
18a、18b…リード線
19…プリント基板
20…保護膜(収縮膜)
21…クリアボタン
22…確定ボタン
23…操作指
24…操作軌跡(入力部分)
31…コア
32…コイル
33…ホール素子
34…検出回路
35…判定回路
36…駆動回路
37…デコーダ
38…磁性体
2…X−Y座標算出装置
3…操作軌跡算出装置
4…判定装置
5…記憶装置
6…カーナビゲーション装置
11…ケース
12…基板
13…ゲル状流体(粘性流体)
141〜14m…マグネット体
151〜15m…磁気検出素子(ホール素子)
161〜16m…磁気発生部
17a、17b…貫通端子
18a、18b…リード線
19…プリント基板
20…保護膜(収縮膜)
21…クリアボタン
22…確定ボタン
23…操作指
24…操作軌跡(入力部分)
31…コア
32…コイル
33…ホール素子
34…検出回路
35…判定回路
36…駆動回路
37…デコーダ
38…磁性体
Claims (5)
- 基板と、
前記基板の上方に配置された収縮性の高い繊維状の保護膜と、
前記基板と前記保護膜の間に封入された粘性の高いゲル状流体と、
前記保護膜の前記基板と向い合う主面にマトリクス状に貼り付けられた複数のマグネット体と、
前記基板の前記保護膜に対向する主面上の前記複数のマグネット体と対向する位置にそれぞれ装着された複数の磁気検出素子とを有し、
操作者による前記保護膜への手書き入力操作に応じて、入力部分の前記保護膜及び前記マグネット体が前記磁気検出素子へ向かって移動し、前記磁気検出素子は、前記入力部分の前記マグネット体が押し圧移動されたことを検出することを特徴とする情報入力装置。 - 前記磁気検出素子のそれぞれに隣接して配置された磁気発生部を更に有し、
前記磁気検出素子が前記入力部分の前記マグネット体が押し圧移動されたことを検出したとき、前記磁気発生部は、磁界を発生させて前記入力部分の前記マグネット体に吸着することによって、前記入力部分の前記マグネット体及び前記保護膜を前記基板に向かって付勢した状態で保持することを特徴とする請求項1記載の情報入力装置。 - 前記手書き入力操作によって入力した情報を確定する前記操作者の意志を伝える確定ボタンと
前記情報の再入力を行う前記操作者の意志を伝えるクリアボタン
とを更に有することを特徴とする請求項2記載の情報入力装置。 - 前記手書き入力操作が所定時間行われなかったとき、それまでの前記手書き入力操作の操作軌跡から判定可能な入力文字を音声応答によって前記操作者に伝達し、前記操作者が音声内容を確認してから前記確定ボタンを押し下げることによって入力した情報を確定することを特徴とする請求項3記載の情報入力装置。
- 前記磁気発生部のそれぞれは、前記基板を貫通する棒状の磁性体と、前記磁性体に巻かれたコイルとを備え、前記磁性体は、交互に配置された長い磁性体と短い磁性体とからなり、前記コイルは、前記長い磁性体及び前記短い磁性体の端部に巻かれていることを特徴とする請求項2記載の情報入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013543184A (ja) * | 2010-10-20 | 2013-11-28 | タクタス テクノロジー | ユーザインタフェースシステム |
JP2020169881A (ja) * | 2019-04-03 | 2020-10-15 | Tdk株式会社 | 物理量センサ素子、圧力センサ、マイクロフォン、超音波センサおよびタッチパネル |
-
2004
- 2004-05-12 JP JP2004142239A patent/JP2005326938A/ja active Pending
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JP7234750B2 (ja) | 2019-04-03 | 2023-03-08 | Tdk株式会社 | 物理量センサ素子、圧力センサ、マイクロフォン、超音波センサおよびタッチパネル |
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