JP2005325478A - 生地の処理装置およびそれを用いた生地の処理方法 - Google Patents

生地の処理装置およびそれを用いた生地の処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】装置の入り口から出口までテンションが殆どかからない状態で生地を移送することができ、生地にダメージやメヨレを与えることなくリラックスさせることのできる、優れた生地の処理装置と、それを用いた生地の処理方法を提供する。
【解決手段】処理槽10と、上記処理槽10の生地導入部11に設けられた予備浸漬槽12と、上記処理槽10の生地取り出し部13に設けられた後処理槽14とを備え、上記予備浸漬槽12において、自然落下する生地の位置を光電センサ16で計測し、上記生地のテンションが特定の値よりも大きくならないよう生地の送り速度を制御するとともに、上記後処理槽14において、後処理槽内の液面付近に滞留する生地の量に応じて、上記ダンサーロール30の位置が変化して、上記生地のテンションが特定の値よりも大きくならないよう生地の引き上げ速度を制御するようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、生地を拡布状で処理する処理装置およびそれを用いた生地の処理方法に関するものである。
従来から、織物や編物等の生地に対し、最終製品が洗濯等によって収縮しないようリラックスさせることや、織成、編成等の工程で生じた生地の歪み等の解消を目的として、生地を、できるだけテンションをかけることなく移送しながら処理することが行われている。
しかしながら、例えば、従来のリラックス処理用の装置(いわゆる「リラクサー」等)では、生地を滞留状態で略水平に移動させて処理を行うタイプが多いが、水平移動部ではテンションフリーを実現できても、生地を装置内に投入する際と、装置内から引き出す際には、どうしても生地にテンションがかかってしまい、生地が十分に収縮しなかったり、生地がダメージを受けたり、メヨレ等が発生したりすることが問題となっている。
これに対し、縦型の処理装置として、例えば、図5に示す縦型リラクサーをあげることができる(特許文献1参照)。このものは、編み生地に対してリラックス処理を施すもので、互いにピッチをずらして立設された波板1〜4によって、ジグザグ状の下行き通路5と上行き通路6が形成され、底部に、編み生地Wを滞留状態でUターンさせて移送するUターン路7が形成されている。そして、上記通路5,6内を垂れ下げ状で通過する編み生地Wに対し、千鳥配置状に設けたノズル8からジェット流が噴射され、編み生地Wが揺動によってリラックスされるようになっている。
特開平11−302969号公報
上記縦型リラクサーは、編み生地Wの上行き移動時に、ジェット流を上向きに吹き上げることにより、編み生地Wに対しテンションフリーに近い形を実現し、リラックス効果を高めるようにしたものであるが、重力がかかる編み生地Wに対し、大量のジェット流を噴射する必要があり、エネルギーコストがかかるだけでなく、設備コストも高くなる。また、編み生地Wの生地表面がダメージを受けたり、伸びたりするおそれもある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、装置の入り口から出口までテンションが殆どかからない状態で生地を移送することができ、生地にダメージやメヨレを与えることなくリラックスさせることのできる、優れた生地の処理装置と、それを用いた生地の処理方法の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、生地を、拡布状で装置内に導入して、滞留させながら移動させ、その移動中に処理流体と接触させることにより処理を行ったのち、装置外に拡布状で取り出す処理装置であって、処理槽と、上記処理槽の生地導入部に設けられた予備浸漬槽と、上記処理槽の生地取り出し部に設けられた後処理槽とを備え、上記予備浸漬槽内に生地が、そのテンションが特定の値よりも大きくならないよう制御された状態で導入され、上記後処理槽から生地が、そのテンションが特定の値よりも大きくならないよう制御された状態で引き上げられるようになっている生地の処理装置を第1の要旨とする。
また、本発明は、そのなかでも、特に、上記予備浸漬槽に水もしくは湯が貯留され、その液面から外周面の一部を露出させた状態で案内ロールが設けられ、上方から供給され略垂直に自然落下する生地を、上記案内ロールの液面から露出した外周面で受け、その外周面に沿って移動させて上記処理槽内に導入するようになっているとともに、上記後処理槽に水もしくは湯が貯留され、処理槽から略垂直に自然落下する生地を液面で受けて滞留させながら、後処理槽上方に設けられた引き上げロールによって引き上げるようになっており、上記予備浸漬槽において、案内ロール外周面に自然落下する生地にかかるテンションを経時的に測定し、上記生地のテンションが特定の値よりも大きくならないよう生地の送り速度を制御するとともに、上記後処理槽において、後処理槽内の液面付近に滞留する生地の量に応じて、上記ダンサーロールの位置が変化して上記引き上げロールとなす角度が変わるよう設定し、上記生地のテンションが特定の値よりも大きくならないよう生地の引き上げ速度を制御するようになっている生地の処理装置を第2の要旨とする。
さらに、本発明は、上記第1または第2の要旨である生地の処理装置を用いて生地の処理を行う方法を第3の要旨とする。
すなわち、本発明の生地の処理装置は、装置の入り口から出口までテンションレスで生地を移送することができ、生地にダメージやメヨレを与えることなく、処理を行うことができる。特に、通常、高温で処理される処理槽から、一旦生地を後処理槽にフリーテンションで落下・冷却し、冷却後に引き上げる構造になっているため、生地が伸びることがなく、高い寸法安定性を与えることができる。そして、本発明の処理装置は、複雑な構成を必要としていないため、余分な設備コストが殆どかからないという利点を有する。
そして、上記処理装置を用いて生地の処理を行うと、寸法安定性に優れ、メヨレ等のない高品質の生地を得ることができる。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
まず、図1は、本発明の一実施の形態である生地の処理装置を示している。この装置は、生地を、滞留状態で略水平方向に移送しながら処理を行う処理槽10と、上記処理槽10の生地導入部11の上流側に付設された予備浸漬槽12と、上記処理槽10の生地取り出し部13の下流側に付設された後処理槽14とを備えている。
上記予備浸漬槽12には、水が貯留され、その液面から外周面の一部を露出させた状態で案内ロール15が設けられている。そして、上方から供給されガイドロール9を介して略垂直に自然落下する生地が、上記案内ロール15の液面から露出した外周面15aに当接し、その外周面15aに沿って移動して上記処理槽10内に導入されるようになっている。
なお、上記自然落下する生地は、処理槽10の生地導入部11に設けられた駆動Sロール17の回転駆動によって、生地の送り速度と同期して回転する案内ロール15の回転に伴い、その外周面15aに沿って予備浸漬槽12内の水中を移動し、自分自身の浮力により、テンションが殆どかからない状態で、処理槽10側に引き出されるようになっている。
そして、引き出された生地は、駆動Sロール17から自然落下し、処理槽10の生地導入部11内に設けられたシャワリング手段18と、オーバーフローノズル19と、スクレー20とを経由して、処理槽10の滞留移動部21に導入されるようになっている。
上記シャワリング手段18は、自然落下する生地の表裏両面近傍において、生地を横切るように設けられた2本のシャワーノズルで構成されており、所定間隔で形成されたノズル口から、生地に向かって、斜め下方向にシャワーが噴射され、その力によって、生地の落下速度が調整されるようになっている。
また、上記オーバーフローノズル19は、断面V字状になっており、その底に設けられたスリット部から、水とともに生地を落下させるようになっている。そして、その下のスクレー20は、生地のダメージやシワをやわらげるために設置されたもので、生地を真下にではなく、下流側に滑り落すようにして、つぎに述べる第1のコンベア22上に供給するようになっている。
なお、上記予備浸漬槽12において、案内ロール15に向かって自然落下する生地の移動路途中には、図2に示すように,光電センサ16が設けられており、センサ検知部と生地表面との距離を常時計測するようになっている。これは、駆動Sロール17(図1参照)による生地の送り速度が速すぎて、生地が引っ張られ、案内ロール15の外周面15aに押し付けられた状態で移動した場合に、図2において鎖線で示すように、生地の移動方向に傾きが生じて光電センサ16から生地表面が遠ざかることから、センサ検知部と生地表面との距離が、予め設定された値よりも大きくなった場合に、駆動Sロール17の回転速度を遅くして、生地にテンションがかからないよう制御しているのである。
一方、処理槽10の滞留移動部21(図1に戻る)は、スクレー20から導入される生地を引き取って、進行方向に向かって下り傾斜で搬送するよう設定された第1のコンベア22と、上記第1のコンベア22の下流端から落下する生地を引き取って、まず水平に水中を所定距離だけ搬送し、ついで、進行方向に向かって上り傾斜で搬送するよう設定された第2のコンベア23とで構成されている。このように、コンベアを2つに分け、両者の搬送速度を調整することにより、第2のコンベア23上で、生地にとって最適な滞留状態を作り出すことができるようになっている。また、第2のコンベア23で、水中の生地を、上り傾斜で空気中に搬送するため、この搬送中に、液を含んだ生地の液切りを行うことができ、後処理槽14内に生地が落下する際、生地にテンションがかからないようになっている。
なお、処理槽10には、対象となる生地のガラス転移点以上に加熱された温水が貯留されるようになっており、この温水に生地を接触させることにより、生地をリラックスさせることができるようになっている。そして、上記温水は、処理槽10の底部に設けられた吸い込み口24に吸い込まれ、ポンプおよび熱交換器(図示せず)を備えた温水循環配管25を経由して、移動する生地の上方から温水を散布するシャワーノズル26,27に、循環供給されるようになっている。また、生地導入部11のシャワリング手段18とオーバーフローノズル19にも循環供給されるようになっている。
そして、上記処理槽10の生地取り出し部13の下流側に付設される後処理槽14には、水を貯留した第1の冷却槽14aと第2の冷却槽14bとが設けられており、高温で処理槽10から取り出された生地を、上記2つの冷却槽14a、14bを順次通過させることにより、冷却するようになっている。そして、第1の冷却槽14aの液面下には、図3に示すように、3本一組のダンサーロール30が設けられている。
上記ダンサーロール30は、軸31を中心に、図示のように揺動自在に取り付けられており、冷却槽14a内に滞留する生地の量によって、その高さが変化するようになっている。すなわち、コンベア23から冷却槽14a内に落下して滞留する生地は、引き上げロール32によって順次引き上げられるが、コンベア23からの落下スピードより引き上げロール32による引き上げスピードの方が速くなると、冷却槽14a内での生地滞留量が減り、ダンサーロール30は、鎖線で示すように高い位置に上がるよう設定されている。逆に、コンベア23からの落下スピードより引き上げロール32による引き上げスピードが速くなると、冷却槽14a内での生地滞留量が増え、ダンサーロール30は、実線で示すように低い位置になるよう設定されている。
そして、ダンサーロール30が高い位置にくると、引き上げロール32の回転速度が遅くなり、ダンサーロール30が低い位置にくると、引き上げロール32の回転速度が速くなることで、引き上げられる生地に対するテンションが、常に制御されている。なお、33はバランスをとるためのウエイトで、この重量を変えるか、取り付け位置を移動させることにより、制御するテンションを適宜に調整することができる。
そして、上記引き上げロール32によって冷却槽14a内から引き上げられる生地には、その途中に設けられた2本一対のシャワーノズル34により、生地の表裏に向かって水が噴射され、生地の冷却・洗浄が充分に行われるようになっている。
そして、引き上げロール32で引き上げられた生地は、第2の冷却槽14bを通過して、さらに冷却・洗浄された状態で引き上げられる(図1に戻る)。このとき、生地は完全にリラックス処理された状態となっており、温度も低いため、これを垂直に引き上げても、生地が延びることはない。
そして、引き上げられた生地は、図1に示すように、生地の表裏に向かって水を噴射する2本一対のシャワーノズル35によって、さらに冷却・洗浄されながら、上下2本のスクリューロール36で左右方向に拡げられながら引き上げられる。そして、周面が円周方向に分割され各分割部が側方にスライドして拡布動作が与えられるよう構成された拡布ロール37を経由して、充分に拡布状に拡げられた状態となる。そして、図4に示すように、振り落とし手段40を経由して、前後に振り落とされて、所定幅に折り畳まれるようになっている。
上記処理装置によれば、処理槽10への導入側に予備浸漬槽12を設け、この槽12内に生地を自然落下させ、テンションコントロールされた状態で処理槽10内に導入するようになっているため、生地の導入をテンションレスで行うことができる。また、処理槽10の取り出し側に後処理槽14を設け、この槽14内に生地を自然落下させ、冷却させてリラックス状態を固定してから生地を取り出すようになっているため、生地の取り出しもテンションレスで行うことができる。したがって、処理装置の入り口から出口までテンションレスで生地を移送することができ、生地にダメージやメヨレを与えることなく、処理を行うことができる。そして、上記処理装置は、複雑な構成を必要としていないため、余分な設備コストが殆どかからないという利点を有する。
なお、上記の例では、予備浸漬槽12および後処理槽14に水を貯留させたが、生地の種類や処理の種類等に応じて、貯留させる水の温度は、適宜に設定される。ただし、後処理槽14においては、生地に対し冷却効果を与えることが必要であり、処理槽10内での処理温度よりも低温に設定しなければならない。そして、水(もしくは湯)には、必要に応じて、適宜の薬剤等を添加することができる。
上記の例では、予備浸漬槽12への生地の導入をテンションレスで行うために、光電センサ16を設けて、生地との距離を計測して駆動Sロール17の回転速度制御を行っているが、センサの種類、設置位置等は適宜変更することができる。例えば、センサを生地の反対側に設けて、生地が一定距離以内に接近すると信号を出力するよう設定してもよい。
さらに、上記の例では、生地を、予備浸漬槽12から処理槽10に導入する際、オーバーフローノズル19、スクレー20を経由させて、生地にできるだけダメージを与えないようにしているが、これらの設置は必ずしも必要ではない。
また、上記の例では、処理槽10内において、第1のコンベア22と第2のコンベア23とを組み合わせて生地を移送しているが、コンベアの数、種類、傾斜方向、傾斜角度等は、特に限定されるものではなく、適宜に設定することができる。ただし、上記の例のように2つのコンベアを設ける場合、第1のコンベア22は、進行方向に向かって0〜45°の下り傾斜に設定し、第2のコンベア23は、その下流側を、進行方向に向かって0〜45°の上り傾斜に設定することが好適である。
そして、上記の例では、処理槽10内に温水を貯留させ、これを温水循環配管25を経由してシャワーノズル26,27、シャワリング手段18、オーバーフローノズル19に循環供給するようにしているが、温水と生地との接触態様は、上記の例に限らず、処理内容に応じて適宜に設定することができる。また、温水として、必要に応じて、各種の処理剤等を添加したものを用いることができる。さらに、温水に変えて、水蒸気等の気体を用いることもできる。
さらに、後処理槽14は、2つの冷却槽14a、14bで構成されているが、槽の数は、特に限定されるものではない。そして、ダンサーロール30の組み合わせ本数も、特に限定されるものではない。
なお、本発明は、繊維製品を拡布状で連続またはエンドレス処理する各種の処理、例えばリラックス加工、精錬、洗浄等に広く適用することができる。そして、処理対象となる繊維の種類は、特に限定するものではないが、例えば、ポリエステル、ポリアミド、アクリル等、各種の合成繊維、その混紡品、交織品、交編品、あるいは、綿、レーヨン、麻等のセルローズ系繊維、その混紡品、交織品、交編品等があげられる。そして、上記繊維製品の形状、形態は、織生地、編生地、不織布、製品(ガーメント)等、どのようなものであっても差し支えない。
つぎに、本発明の実施例を、比較例と併せて説明する。
〔実施例1〕
織生地(ポリエステル芯地:33dtex/12f)に対し、図1に示す装置を用いて、リラックス処理を施した。なお、処理条件は下記のとおりである。
・生地送り込み速度 …30m/分
・予備浸漬槽12内の水の温度…98℃
・処理槽10内の温水の温度 …98℃
・後処理槽14内の水の温度 …(a)60℃、(b)20℃
・第1のコンベア22の送り速度 … 6m/分
・第2のコンベア23の送り速度 … 3m/分
〔実施例2〕
織生地(ポリエステル芯地:56dtex/36f)に対し、図1に示す装置を用いて、リラックス処理を施した。なお、処理条件は下記のとおりである。
・生地送り込み速度 …30m/分
・予備浸漬槽12内の水の温度…98℃
・処理槽10内の温水の温度 …98℃
・後処理槽14内の水の温度 …(a)60℃、(b)20℃
・第1のコンベア22の送り速度 … 6m/分
・第2のコンベア23の送り速度 … 3m/分
上記実施例1、2で得られた各生地について、その収縮率を測定した。その結果を下記の表1に示す。なお、対照例として、従来のリラックス加工機(芯地加工工場の生産機)にて同様の生地に対し処理を行ったものの収縮率を併せて示した。
上記の結果から、実施例1、2品はいずれも優れた寸法安定性を備えていることがわかる。
本発明の一実施例の処理装置を示す説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 上記実施例の部分的な説明図である。 従来の処理装置の一例を示す説明図である。
符号の説明
10 処理槽
11 生地導入部
12 予備浸漬槽
13 生地取り出し部
14 後処理槽
16 光電センサ
30 ダンサーロール

Claims (3)

  1. 生地を、拡布状で装置内に導入して、滞留させながら移動させ、その移動中に処理流体と接触させることにより処理を行ったのち、装置外に拡布状で取り出す処理装置であって、処理槽と、上記処理槽の生地導入部に設けられた予備浸漬槽と、上記処理槽の生地取り出し部に設けられた後処理槽とを備え、上記予備浸漬槽内に生地が、そのテンションが特定の値よりも大きくならないよう制御された状態で導入され、上記後処理槽から生地が、そのテンションが特定の値よりも大きくならないよう制御された状態で引き上げられるようになっていることを特徴とする生地の処理装置。
  2. 上記予備浸漬槽に水もしくは湯が貯留され、その液面から外周面の一部を露出させた状態で案内ロールが設けられ、上方から供給され略垂直に自然落下する生地を、上記案内ロールの液面から露出した外周面で受け、その外周面に沿って移動させて上記処理槽内に導入するようになっているとともに、上記後処理槽に水もしくは湯が貯留され、処理槽から略垂直に自然落下する生地を液面で受けて滞留させながら、後処理槽上方に設けられた引き上げロールによって引き上げるようになっており、上記予備浸漬槽において、案内ロール外周面に自然落下する生地にかかるテンションを経時的に測定し、上記生地のテンションが特定の値よりも大きくならないよう生地の送り速度を制御するとともに、上記後処理槽において、後処理槽内の液面付近に滞留する生地の量に応じて、上記ダンサーロールの位置が変化して上記引き上げロールとなす角度が変わるよう設定し、上記生地のテンションが特定の値よりも大きくならないよう生地の引き上げ速度を制御するようになっている請求項1記載の生地の処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の生地の処理装置を用いて生地の処理を行うことを特徴とする生地の処理方法。
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