JP2005321875A - ネットワークシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明を実施することにより、システム間PCの接続状態を意識しないで、全PCの同一データ保有が可能となる。さらに、本機能を実現するプログラムもファイル複写処理と、ファイル参照処理の追加のみで簡単に実現可能である。
【解決手段】本発明においては、複数のパーソナルコンピュータから構成されるネットワークシステムにおいて、第一のパーソナルコンピュータ内にはデータを生成する作業用フォルダを有し、該作業用フォルダ内で生成されたデータを他のパーソナルコンピュータへ転送するためのファイル転送用フォルダを有し、前記生成されたデータをファイル転送用フォルダへ複写し、前記複写されたデータをネットワーク接続している他のパーソナルコンピュータへ転送することにより、課題を解決している。
【選択図】図1
【解決手段】本発明においては、複数のパーソナルコンピュータから構成されるネットワークシステムにおいて、第一のパーソナルコンピュータ内にはデータを生成する作業用フォルダを有し、該作業用フォルダ内で生成されたデータを他のパーソナルコンピュータへ転送するためのファイル転送用フォルダを有し、前記生成されたデータをファイル転送用フォルダへ複写し、前記複写されたデータをネットワーク接続している他のパーソナルコンピュータへ転送することにより、課題を解決している。
【選択図】図1
Description
本発明は、サーバーを有さないネットワーク利用システム用の各クライアントPC(パーソナルコンピュータ)用プログラムの機能であり、各クライアントPCで生成されたデータをシステム内全クライアントPC上で使用可能にさせる機能に関するものである。
従来の手法としては、第一にサーバーを有してのサーバー内でデータの一元管理を行い、各クライアントPCがサーバーへアクセスしデータを取り出すシステムが挙げられるが、このようなシステムでは、必ずサーバーが必要となる。小規模システムの場合サーバーを有さないシステム構成も多く、前記のようなサーバーでデータの一元管理を行うことはできない。
前記第一の手法のようなサーバを有したネットワークシステムの例として、特開2003−99609号公報が挙げられる。
特開2003−99609号公報
第二の手法として、サーバーを有さないネットワークシステムにおいて、各PCがデータ生成時に、システム内全PCに対してデータ送信(もしくはファイル転送)を実施することでの実現方法があるが、本手法の問題点としては、非接続PCがその間生成されたデータを受け取れないため、データ生成時に全PCが起動かつネットワーク接続されていることが必須条件となる。
本問題点の回避策としては、送信履歴の管理を行い、他PC接続時にまとめて転送する方法はあるが、生成データ量が多い場合やシステムのPC台数が多い場合、送信状態を管理するプログラムが複雑となる、ネットワークに集中負荷がかかる等問題が多い。
本発明の目的は、従来技術の問題点である全クライアントPCについて、電源状態やネットワーク接続状態によりデータの非保有の状態を極力無くすことができるネットワークシステムを提供することにある。
複数のパーソナルコンピュータから構成されるネットワークシステムにおいて、第一のパーソナルコンピュータ内にはデータを生成する作業用フォルダを有し、該作業用フォルダ内で生成されたデータを他のパーソナルコンピュータへ転送するためのファイル転送用フォルダを有し、前記生成されたデータをファイル転送用フォルダへ複写し、前記複写されたデータをネットワーク接続している他のパーソナルコンピュータへ転送することを特徴としたネットワークシステム。
本発明を実施することにより、システム間PCの接続状態を意識しないで、全PCの同一データ保有が可能となる。さらに、本機能を実現するプログラムもファイル複写処理と、ファイル参照処理の追加のみで簡単に実現可能である。
本発明は、サーバを有さないネットワークシステムにおいて、簡単な構成で相互間におけるファイルの転送を実現できる。
本発明を実現するシステム構成例を図1に示す。図1に示されるように、本システムは、HUB10を介し複数のクライアントPC1〜nより構成されている。図2及び図3に各PCがデータ(ファイル)を生成する際の処理の流れを示す。図2〜図3に示すように、各PCがデータを生成する際に、生成データを一度自分のPCの作業用フォルダ(ディレクトリ)内にデータを生成する。その後、あらかじめ全接続PC分用意してある各PC用のファイル転送用フォルダに、作業用フォルダに生成したデータを複写する。この複写処理は、生成データの作成終了時点(何がしかの終了の旨PCへ指示する)で自動的に全PC用のファイル転送用フォルダへ複写することも可能であるし、或いは、生成データを希望の転送先PC用のファイル転送用フォルダへ手作業にて複写してもよい。
次にそれぞれのPCがネットワーク接続している全PC内の自己PC用のファイル転送フォルダを参照しにいき、データがあれば自己PCのデータ管理フォルダにデータを移動させる。(図4)この監視及びファイル移動動作を定期的に各々のPCが実施することにより、ネットワーク接続していないPC等への転送がリアルタイムに実施できなくとも、ネットワーク接続したPC間の同一データ保持が可能となる。
更に具体的に説明すると、例えば今ネットワークに接続されているPCが5台あり、データを生成したPCをPC1とし、データを転送される側のPCをPC2、PC3、PC4、PC5とする。まず、PC1内の作業用フォルダでデータを作成し、作成が終ったら、自PC内のファイル転送用フォルダのPC2用、PC3用、PC4用、PC5用へ作成データを転記(コピー)する。以上はデータ作成した側のPCの動作である。
一方のデータを受け取る側であるPC2からPC5側のPC2では、まずPC1へアクセスし、自己(PC2)用のファイル転送フォルダ内にデータがあるか否か調べる。データがあれば、自PC内のデータ管理フォルダにファイルを移動させる。次にPC3へアクセスし、同様に自分(PC2)用のファイル転送フォルダ内にデータがあるか否か判断する。なければ何もせず、PC4へアクセスし、同様の処理をPC5まで行う。このような処理を全PCが行うことにより、システム間PCの接続を意識しないで、全PCの同一データ保持が可能となる。なお、アクセスするタイミングは各PC毎に異ならせる(同時期にアクセスしない)方が良い。
別の実施例として、ファイル転送用フォルダを一つとし、各PCからネットワーク接続した旨の情報を受信した際にその情報を送信してきたPCへ生成データを転送し、該PCへデータ転送した旨を記憶しておき、全てのPCへデータ転送が終ったか否かを判断し、終っていれば、ファイル転送用フォルダ内の生成データを消去する。このような処理を行う事により、各PCでは、ファイル転送用フォルダは一つ備えていれば良いこととなる。
また、更に別の処理方法として、各PCからネットワーク接続した旨の情報を受信した際にその情報を送信してきたPCへ生成データを転送し、各PCから転送が終った旨の情報を受信したらファイル転送フォルダ内の生成データを消去するということも可能である。
本発明の活用例として、サーバーを有さないネットワーク利用システム用の各クライアントPC(パーソナルコンピュータ)用プログラムの機能であり、各クライアントPCで生成されたデータをシステム内全クライアントPC上で使用可能にさせることが可能となる。
10 HUB
11 クライアントPC No.1
12 クライアントPC No.2
21 作業用フォルダ
22 ファイル転送用フォルダ
23 データ管理フォルダ
11 クライアントPC No.1
12 クライアントPC No.2
21 作業用フォルダ
22 ファイル転送用フォルダ
23 データ管理フォルダ
Claims (1)
- 複数のパーソナルコンピュータから構成されるネットワークシステムにおいて、第一のパーソナルコンピュータ内にはデータを生成する作業用フォルダを有し、該作業用フォルダ内で生成されたデータを他のパーソナルコンピュータへ転送するためのファイル転送用フォルダを有し、前記生成されたデータをファイル転送用フォルダへ複写し、前記複写されたデータをネットワーク接続している他のパーソナルコンピュータへ転送することを特徴としたネットワークシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004137492A JP2005321875A (ja) | 2004-05-06 | 2004-05-06 | ネットワークシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004137492A JP2005321875A (ja) | 2004-05-06 | 2004-05-06 | ネットワークシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005321875A true JP2005321875A (ja) | 2005-11-17 |
Family
ID=35469138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004137492A Pending JP2005321875A (ja) | 2004-05-06 | 2004-05-06 | ネットワークシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005321875A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009111758A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Nippon Telegraph & Telephone East Corp | 転送システム及び転送装置 |
KR100928243B1 (ko) * | 2009-07-28 | 2009-11-24 | 엑스투커머스 주식회사 | 리눅스를 기반으로 하는 트리구조의 네트워크 하드 디스크 복사 시스템 |
JP2011204244A (ja) * | 2011-04-19 | 2011-10-13 | Kenwood Corp | コンテンツ蓄積サーバ、コンテンツ再生システム及び制御方法 |
JP2012160800A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 情報処理装置および情報処理方法 |
-
2004
- 2004-05-06 JP JP2004137492A patent/JP2005321875A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011013891A1 (ko) * | 2009-07-28 | 2011-02-03 | 엑스투씨앤씨(주) | 리눅스를 기반으로 하는 트리구조의 네트워크 하드 디스크 복사 시스템 |
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