JP2005321550A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 内部温度の過剰な上昇を防止し、良好な画像品質及び構造上の品質を保つことが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 電源コンセントを挿入した状態でメインスイッチ投入後一定時間は強制的に室内温度を上昇させ、結露除去制御を行うメイン制御手段6を備えた画像形成装置において、メイン制御手段6は、結露が発生しない条件時には結露除去制御を停止する。
【選択図】 図1
【解決手段】 電源コンセントを挿入した状態でメインスイッチ投入後一定時間は強制的に室内温度を上昇させ、結露除去制御を行うメイン制御手段6を備えた画像形成装置において、メイン制御手段6は、結露が発生しない条件時には結露除去制御を停止する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複写機、プリンタなどの画像形成装置に関し、特に品質保持技術に関するものである。
画像形成装置において、製品出荷時やしばらく電源コンセントを抜いていた状態から再度使用する場合などに、十分に結露を除去できない場合があり、この影響で画像異常、紙詰まりを発生させることがある。製品出荷時にこのような現象が発生すると、消費者の不審を招き、製品の大きなイメージダウンにつながることになる。
このような不具合を回避するために、例えば、特許文献1に示した画像形成装置では、電源コンセント挿入後一定時間は強制的に内部温度を上昇させる技術が提案されている。
特開2003−287994公報
このような不具合を回避するために、例えば、特許文献1に示した画像形成装置では、電源コンセント挿入後一定時間は強制的に内部温度を上昇させる技術が提案されている。
しかし上記特許文献1に開示されている従来技術は、内気、外気の状況や結露の状態に関係なく画像形成装置の内部温度を上昇させるため、現像ユニット部でのトナー固着などの問題を引き起こす可能性が高くなり、結果としてやはり消費者の不審を招く結果となる可能性がある。
そこで本発明は、内部温度の過剰な上昇を防止し、良好な画像品質及び構造上の品質を保つことが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
そこで本発明は、内部温度の過剰な上昇を防止し、良好な画像品質及び構造上の品質を保つことが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、電源コンセントを挿入した状態でメインスイッチ投入後一定時間は強制的に室内温度を上昇させ、結露除去制御を行うメイン制御手段を備えた画像形成装置において、メイン制御手段は、結露が発生しない条件時には結露除去制御を停止する画像形成装置を最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1の画像形成装置において、前記メイン制御手段は、電源コンセントオフ時、かつメインスイッチオフ時も一定時間毎に装置内外の温度差をモニタして結露が発生しない条件を判定する結露条件判定手段を備え、該結露条件判定手段により判定した結果、結露が発生しない条件時には結露除去制御を停止することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2の画像形成装置において、結露除去制御を行うか否かを設定する操作部を備えた画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1の画像形成装置において、前記メイン制御手段は、電源コンセントオフ時、かつメインスイッチオフ時も一定時間毎に装置内外の温度差をモニタして結露が発生しない条件を判定する結露条件判定手段を備え、該結露条件判定手段により判定した結果、結露が発生しない条件時には結露除去制御を停止することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2の画像形成装置において、結露除去制御を行うか否かを設定する操作部を備えた画像形成装置を主要な特徴とする。
本発明によれば、結露が発生しない条件と判定した場合は、強制的に内部温度を上昇させる制御を実施しないようにすることで、内部温度の過剰な上昇を防止し、良好な画像品質と構造上の品質を保つことができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の要部ブロック図である。その構成を動作と併せて説明する。電源コンセントからAC電源がメインスイッチ1を介してPSU2に入力され、そこでDC電源に変換されて、各制御基板や各負荷に分配されていくが、これとは別にAC入力でOFF/ONするACリレー3に電源コンセントからのAC電源を接続する。
また、AC電源を使用した結露ヒータ4をノーマルクローズのリレー5を介して接続する。CPUを有するメイン制御部6は、電源が入力されていない時も、リチウム電池などで全体もしくは一部を制御できるようにしておく。ACリレー3例えば電源コンセントが商用電源に未挿入時はLレベル、挿入時はHレベルとなるように接続し、メイン制御部6にてレベルの確認ができるようにする。
上記のような構成とした上で、まずメイン制御部6は、AC電源が入力されていなくても、リチウム電池等で少なくとも電源コンセントからAC電源が投入されているかどうかの監視の制御を行えるようにする。
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の要部ブロック図である。その構成を動作と併せて説明する。電源コンセントからAC電源がメインスイッチ1を介してPSU2に入力され、そこでDC電源に変換されて、各制御基板や各負荷に分配されていくが、これとは別にAC入力でOFF/ONするACリレー3に電源コンセントからのAC電源を接続する。
また、AC電源を使用した結露ヒータ4をノーマルクローズのリレー5を介して接続する。CPUを有するメイン制御部6は、電源が入力されていない時も、リチウム電池などで全体もしくは一部を制御できるようにしておく。ACリレー3例えば電源コンセントが商用電源に未挿入時はLレベル、挿入時はHレベルとなるように接続し、メイン制御部6にてレベルの確認ができるようにする。
上記のような構成とした上で、まずメイン制御部6は、AC電源が入力されていなくても、リチウム電池等で少なくとも電源コンセントからAC電源が投入されているかどうかの監視の制御を行えるようにする。
図2に示すように電源コンセントにAC電源が投入された時に、ACリレー3が動作し、レベルがLからHになる。その後メインスイッチ1をONした時に、Lレベルの時間、つまり電源コンセントにAC電源が投入されていなかった時間をメイン制御部6にて確認し、一定時間T以上電源コンセントにAC電源が入力されていなかった場合は、結露を除去する制御を実行する。
ここで結露を除去する(結露除去制御)には、定着ユニットの熱を排出する排風ファン7をあらかじめ設定した一定時間停止させることにより、一時的に機内の温度を全体的に上昇させるのが一般的である。その後は排風ファン7を通常の制御状態に移行させる。このフローチャートを図3(S1〜S8)に示す。即ち、ACを入力し(S1)、その入力を検知すると(S2)、メインSWをONする(S3)。そしてACを入力した間隔tをチェックし(S4)、t>Tであれば(S5でYESの場合)、排風ファンをOFFして立ち上げ動作を行い(S6)、一定時間後排風ファンをONする(S7)。ステップS5でNOの場合、通常立ち上げ動作を行う(S8)。
また、さらに、通常はメインスイッチ1のON時にOFFとなる制御を実施している結露ヒータ4を一定時間の間ONのままにしておくことにより、機械のウォーミングアップによる暖気の他に、結露が生じると不具合が大きい感光体ドラムユニット8(感光体ドラム8−1、モータ8−2)や読取ユニット9は特に重点的に温度を上昇させることにより、より確実に結露を除去する技術もある。このフローチャートを図4(S11〜S20)に示す。即ち、ACを入力し(S11)、除湿ヒータをONし(S12)、AC入力を検知すると(S13)、メインSWをONする(S14)。そしてACを入力した間隔tをチェックし(S15)、t>Tであれば(S16でYESの場合)、立ち上げ動作を行い(S17)、一定時間後除湿ヒータをONする(S18)。ステップS16でNOの場合、除湿ヒータをOFFして(S19)、通常立ち上げ動作を行う(S20)。
ここで結露を除去する(結露除去制御)には、定着ユニットの熱を排出する排風ファン7をあらかじめ設定した一定時間停止させることにより、一時的に機内の温度を全体的に上昇させるのが一般的である。その後は排風ファン7を通常の制御状態に移行させる。このフローチャートを図3(S1〜S8)に示す。即ち、ACを入力し(S1)、その入力を検知すると(S2)、メインSWをONする(S3)。そしてACを入力した間隔tをチェックし(S4)、t>Tであれば(S5でYESの場合)、排風ファンをOFFして立ち上げ動作を行い(S6)、一定時間後排風ファンをONする(S7)。ステップS5でNOの場合、通常立ち上げ動作を行う(S8)。
また、さらに、通常はメインスイッチ1のON時にOFFとなる制御を実施している結露ヒータ4を一定時間の間ONのままにしておくことにより、機械のウォーミングアップによる暖気の他に、結露が生じると不具合が大きい感光体ドラムユニット8(感光体ドラム8−1、モータ8−2)や読取ユニット9は特に重点的に温度を上昇させることにより、より確実に結露を除去する技術もある。このフローチャートを図4(S11〜S20)に示す。即ち、ACを入力し(S11)、除湿ヒータをONし(S12)、AC入力を検知すると(S13)、メインSWをONする(S14)。そしてACを入力した間隔tをチェックし(S15)、t>Tであれば(S16でYESの場合)、立ち上げ動作を行い(S17)、一定時間後除湿ヒータをONする(S18)。ステップS16でNOの場合、除湿ヒータをOFFして(S19)、通常立ち上げ動作を行う(S20)。
このような制御を実施している画像形成装置において、本発明では、機内と機外の適切な位置に温度センサ10、11を設置し、以下の制御を実施する。メイン制御部6にてAC投入前から一定時間毎にタイマ割込み制御等を行い、あらかじめ設置している機内温度センサ10と機外温度センサ11の温度をモニタする。
モニタの結果、機械内部の温度Aより外部の温度Bのほうが高い場合はカウントを行い、低い場合はカウントした値をクリアする制御を行う。このフローチャートを図5(S21〜S23)示す。ここで機器内部の温度が外部の温度より一定時間の間低い状態になると結露が発生すると予測されるので、この結露発生時間となるカウント数をRとする。
このような状態でメインスイッチ1をONした時に一定時間毎にカウントしたカウント数rがRより大きい場合は、電源コンセント未挿入時間のチェックを行うようにし、Rより小さい場合は結露が発生していないと判断されたことになるので、電源コンセント未挿入時間のチェックは行わず、通常の立ち上げ制御を実施する。このフローチャートを図6(S31〜S39)に示す。即ち、ACを入力し(S31)、その入力を検知すると(S32)、メインSWをONする(S33)。r>Rであれば(S34でYESの場合)、ACを入力した間隔tをチェックし(S35)、t>Tであれば(S36でYESの場合)、排風ファンをOFFして立ち上げ動作を行い(S37)、一定時間後排風ファンをONする(S38)。ステップS34でr>Rでなく、あるいはステップS36でt>Tでなければ、通常立ち上げ動作を行う(S39)。
このように制御することで、結露が発生していない状態で機内温度を上昇させてしまうことによる不具合を回避することができる。
また、結露発生時間は実機を使用したデータから算出されるが、湿度、気流などの環境によって実際の値と異なり、結露が発生しているにもかかわらず、結露が発生していないと判断してしまい、結露を除去する制御を回避してしまうことが考えられる。
このような環境下において、ACコンセントのON/OFFを繰り返す場合は、サービスマンもしくはユーザーが操作部12から、本制御を行うか否かの選択をできるようにすることで実際の使用条件に合った制御にすることができる。
モニタの結果、機械内部の温度Aより外部の温度Bのほうが高い場合はカウントを行い、低い場合はカウントした値をクリアする制御を行う。このフローチャートを図5(S21〜S23)示す。ここで機器内部の温度が外部の温度より一定時間の間低い状態になると結露が発生すると予測されるので、この結露発生時間となるカウント数をRとする。
このような状態でメインスイッチ1をONした時に一定時間毎にカウントしたカウント数rがRより大きい場合は、電源コンセント未挿入時間のチェックを行うようにし、Rより小さい場合は結露が発生していないと判断されたことになるので、電源コンセント未挿入時間のチェックは行わず、通常の立ち上げ制御を実施する。このフローチャートを図6(S31〜S39)に示す。即ち、ACを入力し(S31)、その入力を検知すると(S32)、メインSWをONする(S33)。r>Rであれば(S34でYESの場合)、ACを入力した間隔tをチェックし(S35)、t>Tであれば(S36でYESの場合)、排風ファンをOFFして立ち上げ動作を行い(S37)、一定時間後排風ファンをONする(S38)。ステップS34でr>Rでなく、あるいはステップS36でt>Tでなければ、通常立ち上げ動作を行う(S39)。
このように制御することで、結露が発生していない状態で機内温度を上昇させてしまうことによる不具合を回避することができる。
また、結露発生時間は実機を使用したデータから算出されるが、湿度、気流などの環境によって実際の値と異なり、結露が発生しているにもかかわらず、結露が発生していないと判断してしまい、結露を除去する制御を回避してしまうことが考えられる。
このような環境下において、ACコンセントのON/OFFを繰り返す場合は、サービスマンもしくはユーザーが操作部12から、本制御を行うか否かの選択をできるようにすることで実際の使用条件に合った制御にすることができる。
6 メイン制御部(メイン制御手段)
12 操作部
12 操作部
Claims (3)
- 電源コンセントを挿入した状態でメインスイッチ投入後一定時間は強制的に室内温度を上昇させ、結露除去制御を行うメイン制御手段を備えた画像形成装置において、前記メイン制御手段は、結露が発生しない条件時には前記結露除去制御を停止することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1の画像形成装置において、前記メイン制御手段は、電源コンセントオフ時、かつメインスイッチオフ時も一定時間毎に装置内外の温度差をモニタして結露が発生しない条件を判定する結露条件判定手段を備え、該結露条件判定手段により判定した結果、結露が発生しない条件時には結露除去制御を停止することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1または2の画像形成装置において、前記結露除去制御を行うか否かを設定する操作部を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004138990A JP2005321550A (ja) | 2004-05-07 | 2004-05-07 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004138990A JP2005321550A (ja) | 2004-05-07 | 2004-05-07 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005321550A true JP2005321550A (ja) | 2005-11-17 |
Family
ID=35468902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004138990A Pending JP2005321550A (ja) | 2004-05-07 | 2004-05-07 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005321550A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016031485A (ja) * | 2014-07-30 | 2016-03-07 | キヤノンファインテック株式会社 | 画像形成装置及び画像形成システム |
US10310426B2 (en) * | 2017-06-30 | 2019-06-04 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus having switching circuit |
-
2004
- 2004-05-07 JP JP2004138990A patent/JP2005321550A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016031485A (ja) * | 2014-07-30 | 2016-03-07 | キヤノンファインテック株式会社 | 画像形成装置及び画像形成システム |
US10310426B2 (en) * | 2017-06-30 | 2019-06-04 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus having switching circuit |
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