JP2005319244A - 光学繊維をｌｅｄにより発光させて頭髪に取り付けるアクセサリー - Google Patents

Abstract

【課題】暗所においても対応可能な頭髪装飾品の発明。頭部宝飾品ではなく、頭髪と一体化した装置とすること。電飾につきものの過度な派手さを避け、抑制の効いた華やかさが一定の品位を保持する装置とすること。
【解決手段】極小ＬＥＤと極細光学繊維を組み合わせ、繊維に切り込みを入れることによって光源を分散、また繊維に染色を施すことで頭髪との同化を促進させた。
【選択図】図２

Description

本発明は光学繊維をＬＥＤにより発光させ、暗所においても愉しめるよう工夫した頭髪用アクセサリーである。

従来からある頭部アクセサリーは貴金属や宝石により光を反射させて輝くもので、自ら光源となって輝くものではなく、夜間の屋外などで愉しむには不向きであった。さらに、本発明は厳密に言うならば、頭部のアクセサリーではなく頭髪のアクセサリーであり、毛染めの延長とも捉えることのできるものである。

従来から幼児や少女向けの玩具や舞台衣装としては、頭部に電飾を施すものは存在したが、頭髪を飾るものではない。頭髪を装飾するには小型軽量化を徹底させるとともに、光源の分散化が求められる。

小型電池の普及、ＬＥＤの発明、光学繊維の開発が小型軽量の電飾アクセサリーの創造を可能にした。また、光学繊維の随所に切り込みを入れ、光源を分散させることによって、頭髪と一体化した斬新なアクセサリーを誕生させることが可能となった。

女性の美しい髪を脇役に貶めるほどに豪華な宝石や派手な電飾とは異なり、美しい髪を引き立たせ同化するような装置とすることができた。

ＬＥＤ、電池およびスイッチを格納するケース部にクリップを取り付け頭髪に挟む。１０本程の光学繊維の束の先端部にＬＥＤの光が当たるように設置する。光学繊維の随所に切り込みを入れ光源を分散させる。光学繊維は黒や栗色、金色等に染色する。

本発明の平面図である。 本発明の使用状態を示す図である。

符号の説明

１ 光学繊維の束（１０本程度：随所に切り込み、染色）
２ ＬＥＤ
３ 電池
４ スイッチ
５ クリップ付きケース

Claims (3)

1. 本発明の主たる要素は頭髪に光学繊維を装着させ、ＬＥＤにより点灯させる点にある。電源となる電池およびスイッチの格納場所は頭髪部に限らず、導線によって他所に設けることも特許請求の範囲とする。
2. 光学繊維の頭髪への装着方法は頭髪にクリップやピンで挟むことに限らず、冠状や帯状の頭部装飾品等に光学繊維を取り付けることも特許請求の範囲とする。
3. 頭髪ではなく、耳部に光学繊維を装着させ、イヤリングの代用とすることも特許請求の範囲とする。

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