JP2005318910A - 飲料抽出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コーヒー等の飲料を容易に抽出でき、且つ、長時間おいても本来のコーヒー等の旨みが持続し、さらに保温時の消費電力も低減できるとともに、手軽に持ち運びできる飲料抽出器を提供すること。
【解決手段】 容器本体と、内容器と、該内容器を加熱する加熱手段と、前記内容器の内容液を揚水する電動ポンプと、抽出通路を介して内容液を前記容器本体内で循環させる抽出モードと、吐出通路を介して内容液を前記容器本体外に吐出させる吐出モードと、前記抽出通路と前記吐出通路とを切り換える切替弁と、前記内容器の上方に設けられる飲料抽出部とを備え、抽出時には、内容液を、前記内容器、前記切替弁、前記抽出通路、前記飲料抽出部、前記内容器の順に循環させて飲料を抽出し、吐出時には、内容液を、前記内容器、前記切替弁、前記吐出通路の順に循環させて前記容器本体外に吐出する飲料抽出器。
【選択図】 図3

Description

本願発明は、飲料抽出器に関し、さらに詳しくは、電気ポット等の加熱と保温機能を併せ持つ飲料抽出器に関するものである。
飲料抽出器の一例としてコーヒーメーカがある。このコーヒーメーカは、家庭等で気楽にコーヒーを作ることができる機器として広く普及しており、従来から知られているドリップ式コーヒーメーカとして図7に示すものがある。
この従来のものを概説すると、図に示すようにコーヒーメーカの本体aは、載置部b、庇部c及び支柱部dからなる断面コ字状を呈し、前記載置部b上には、サーバーfが載置され、更にその上方には、コーヒー粉が入れられる抽出器eが載せられる。
また、前記支柱部dには底部にヒータgを具備した加熱容器hが設けられ、該加熱容器hは導水パイプiを介して前記庇部cに設けられる水タンクjと連通される。そして、加熱容器hの上面には吐出パイプkが設けられ、該吐出パイプkの先端の排出口mは前記抽出器eの上部に開口されるとともに、前記排出口mの下部近傍には、複数個の穴nを有する断面半円弧状の散水蓋pが設けられる。
そして、前記水タンクjより導水パイプiを介して加熱容器h内に導入された水はヒータgにより加熱され、吐出パイプk先端の排出口mより散水蓋pに設けられる複数個の穴nより前記抽出器eの上部に吐出され、抽出器e内においてコーヒーを抽出し、抽出したコーヒーをサーバーf内に貯留する。そして、サーバーf内に貯留したコーヒーは、載置部bに設けられる保温ヒータg1で加熱保温される(例えば、特許文献1参照。)。
このように、従来のコーヒーメーカは、お湯からコーヒーを良好に抽出することができ、また、抽出されたコーヒーがすぐに飲まれなかった場合に備え、保温ヒータが設けられ、この保温ヒータにより抽出後コーヒーを長時間暖かい状態で貯留できる等、従来のコーヒーメーカは、それなりに利便性の高い機器である。
しかしながら、従来のコーヒーメーカは、手軽に持ち運びができなく、また、例え保温ヒータを有していたとしても、サーバーf自体は外気に直接触れるため、保温ヒータを常時通電しておかなければならず、それだけ消費電力が嵩むとともに、保温ヒータで長時間加熱するとコーヒーの臭いが飛び、更には煮立つことにより苦みも増すというように本来のコーヒーの旨みを持続することができなかった。
特公昭64−3493号公報
本願発明の目的は、このような課題を解決するもので、コーヒー等の飲料を容易に抽出でき、且つ、長時間おいても本来のコーヒー等の旨みが持続し、さらに保温時の消費電力も低減できるとともに、手軽に持ち運びできる飲料抽出器を提供することである。
上記目的を達成するため、本願発明は以下の構成を採用する。
請求項1に係る発明では、容器本体と、内容器と、該内容器を加熱する加熱手段と、前記内容器の内容液を揚水する電動ポンプと、抽出通路を介して内容液を前記容器本体内で循環させる抽出モードと、吐出通路を介して内容液を前記容器本体外に吐出させる吐出モードと、前記抽出通路と前記吐出通路とを切り換える切替弁と、前記内容器の上方に設けられる飲料抽出部とを備え、抽出時には、内容液を、前記内容器、前記切替弁、前記抽出通路、前記飲料抽出部、前記内容器の順に循環させて飲料を抽出し、吐出時には、内容液を、前記内容器、前記切替弁、前記吐出通路の順に循環させて前記容器本体外に吐出する構成。そしてこのような構成により、そしてこのような構成により、コーヒー等の飲料が容易に抽出でき、且つ、長時間おいても本来のコーヒー等の旨みが持続する。さらに保温時の消費電力が低減できるとともに、手軽に持ち運びできる。
請求項2に係る発明では、前記吐出通路の最高位置は前記抽出通路より上方に設けられ、前記抽出通路は前記両モードの切り変えに応じて開閉され、前記吐出通路は常時開放される構成。そしてこのような構成により、通路の切り換え構造が簡略化される。
請求項3に係る発明では、前記切替弁は、非電気的手段により自動で切り変わる構成。そしてこのような構成により、請求項1、2に係る発明の作用に加え、ランニングコストが低減される。
請求項4に係る発明では、前記非電気的手段とは、液通路を流れる内容液の液圧であり、請求項5に係る発明では、前記内容液の液圧は、前記抽出モード時より前記吐出モード時の方が高い構成。そしてこのような構成により、通路の切り換え構造が簡単になるとともに、切替弁の切り換えがより確実に行われ、且つ、ランニングコストが低減される。
請求項1に係る発明では、抽出時には、内容液を、内容器、切替弁、抽出通路、飲料抽出部、内容器の順に循環させて飲料を抽出し、吐出時には、内容液を、内容器、切替弁、吐出通路の順に循環させることにより、容器本体外に吐出するコーヒー等を容易に抽出することができるとともに、内容器内に抽出した飲料を貯留し、且つ、必要に応じて吐出することができるため、飲料抽出器自体を必要に応じて手軽に持ち運びすることができる。また、容器本体内に収納される内容器内に抽出した飲料を貯留しておくことができるため保温時の消費電力を低減することができ、省エネに資することができる。さらに、長時間おいても本来のコーヒーの旨みを持続させることができるため、利便性を向上させることができる。
請求項2に係る発明では、吐出通路の最高位置を抽出通路より上方にし、抽出通路を吐出モードと抽出モードとの切り変えに応じて開閉し、吐出通路を常時開放することにより、切替弁により抽出通路の切り換えのみ行えばよいため、通路の切り換え構造を簡略化することができるとともに、生産コストを低減することができ、且つ、飲料抽出器の信頼性を高めることができる。
請求項3に係る発明では、切替弁を非電気的手段により自動で切り変わるようにすることにより、消費電力を低減することができ、その分ランニングコストを低減することができるとともに、省エネに資することができる。
請求項4に係る発明では、非電気的手段として液通路を流れる内容液の液圧を利用し、請求項5に係る発明では、内容液の液圧を抽出モード時より吐出モード時の方を高くすることにより、通路の切り換え構造を簡略化することができるとともに、生産コストを低減することができ、更に、切替弁の切り換えをより確実に行うことができ、且つ、ランニングコストを低減することができる。
図1に飲料抽出器の全体概略斜視図を示し、図2に蓋部材を取り外した状態を上方から見た図を示し、図3に切替弁が取り付けられる容器本体の上方部のみで、且つ、抽出モードが選定されているときの内容液の流れを概略的に示した断面図を示し、図4に図3と同じ部分の図で吐出モードが選定されているときの内容液の流れを概略的に示した断面図を示す。以下、図1及び図3の左側の排出口側を前方側、右側のヒンジ側を後方側と呼ぶ。
本発明の飲料抽出器Aは、内容液である例えばお湯からコーヒー、紅茶及びお茶等を抽出するもので、抽出器内でお湯を循環させてコーヒー等を抽出するとともに、抽出したコーヒー等を抽出器内で断熱状態で貯留し、必要に応じて取り出してそのコーヒー等を楽しむものであり、その全体は、従来の電気ポットとほぼ同様な構造を有している。
即ち、飲料抽出器Aは、貯湯用の内容器12を備えた容器本体10と、該容器本体10を開閉する蓋部材11と、前記内容器12を加熱する加熱手段である電気ヒータ13と、前記内容器12内の湯を揚水するための揚水パイプ101と、該揚水パイプ101を介して湯を送り出す電動ポンプ100とを備えて構成される。
前記容器本体10は、外周面を構成する合成樹脂製の外ケース14と、内周面を構成する前記内容器12と、前記外ケース14と内容器12とを結合する合成樹脂製の環状の肩部材15等からなる。その全体を図1に示す。
前記内容器12は、ステンレス製の有底円筒形状の内筒16とステンレス製の外筒17との間に真空空間を形成してなる真空二重構造体からなり、その底部は、内筒16のみからなるとともに、その内筒16の底部には、雲母板に発熱体を貯留させてなるマイカヒータ等の電気ヒータ13が取り付けられる。また、内筒16の底部には、内容器12内の湯温を検出する温度センサー18が当接されており、該温度センサー18の検出信号等により前記電気ヒータ13への通電制御が行われ、内容器12内の水を所定温度に加熱するとともに、必要に応じて加熱したお湯、或いは抽出したコーヒー等を保温加熱する。このように内容器12を真空二重構造体から形成することにより、抽出したコーヒー等を内容器12内に長時間にわたって貯留することができるため、消費電力をより低減することができる。なお、外ケース14の前面には、図1に示すように内容液の量を目視できる液表示部28が設けられる。
前記蓋部材11は、合成樹脂製の上板19と該上板19に対して外周縁が結合された合成樹脂製の下板20とからなり、上板19と下板20との間の空間には、断熱材21が設けられ、内容器12内の上方への熱の逃げを極力低減する。また、両板19、20の間の空間には、蒸気通路22が形成され、内容器12内の水の加熱時に発生する蒸気を図3で白抜きの矢印で示すように該蒸気通路22を介して前記上板19の後方側に設けられる蒸気口23より大気に放出する。
また、前記上板19の前方側には、ロック部材24が設けられるとともに、前記肩部材15の後方側には、ヒンジ部25が形成され、ロック部材24の係合を解除することにより、蓋部材11はヒンジ部25に対して開閉且つ着脱自在に支持される。
更に、前記上板19は、図1に示すように、その前方側に後記の吐出パイプ87の先端に形成される排出口89よりも前方側にまで突出した略くちばし状の膨出部26が一体形成されており、蓋部材11を開放した際、図2に示すように吐出パイプ87の全体が露出し、該吐出パイプ87等を上方へ引き上げる際の取り外しを容易にしている。
符号30は前記肩部材15の前方上面に形成される各種スイッチ類を備えた操作パネル部であり、該操作パネル部30には、図1及び図2に示すように、後記の電動ポンプ100による揚水を行うための揚水スイッチ31、抽出モードと吐出モードとの切り替えを行い、かつ電気的ロック機構を有したロック解除・モード切換スイッチ32、沸騰と保温との切換を行うための沸騰/保温選択スイッチ33、朝起きた時にポットにお湯ができる時間を設定するためのおやすみタイマースイッチ34及び液晶表示装置35等が設けられている。
図6に、本実施例の飲料抽出器Aにおける制御系のブロック図を示す。制御手段を構成するマイクロコンピュータユニット36には、温度センサー18、揚水スイッチ31、抽出モードと吐出モードとの切換を行い、かつ電気的ロック機構を有したロック解除・モード切換スイッチ32、沸騰と保温との切換を行うための沸騰/保温選択スイッチ33、朝起きた時にポットにお湯ができる時間を設定するためのおやすみタイマースイッチ34等の諸スイッチからの信号が人力され、各種演算処理を行い、その結果を制御信号として電気ヒータ13、液晶表示装置35及びポンプ出力変更手段37を介して電動ポンプ100に出力する。
そして、電気ヒータ13により設定した温度での内容液の加熱或いは保温が行われ、その温度等が液晶表示装置35に表示される。また、ロック解除・モード切換スイッチ32で吐出モードが選択されると、ポンプ出力変更手段37は出力100%での運転指令信号を電動ポンプ100に出力し、その結果、電動ポンプ100は出力100%での運転を行い、抽出モードが選択されると、ポンプ出力変更手段37は例えば出力70%での運転指令信号を電動ポンプ100に出力し、その結果、電動ポンプ100は出力70%での運転を行う。
この飲料抽出器Aは、内容器12内に内容液が入れられた後、内容器12の上端開口部に中蓋40が着脱自在に取り付けられる。中蓋40は、金属製の平板を皿状にした部材であり、その大部分が内容器12内に嵌入する形態で取り付けられ、その上方に後記の飲料抽出用パッケージ50等が収納される空間44を形成する。中蓋40を内容器12に取り付けるに際しては、中蓋40の外周端にリング状のパッキン41が予め取り付けられ、蓋部材11の閉蓋時には、蓋部材11がパッキン41を押圧し、内容器12と中蓋40とが密封される。
また、中蓋40には、後記の飲料抽出用パッケージ50用の第1貫通孔42、同じく後記のバルブユニット70用の第2貫通孔43、及び図示しない複数の蒸気排出用の孔が設けられている。
本発明の飲料抽出用パッケージ50及びバルブユニット70について説明する。飲料抽出用パッケージ50及びバルブユニット70は、蓋部材11と中蓋40との間に形成される空間44内にバルブユニット70を前方側に飲料抽出用パッケージ50を後方側に置く形態で取り付けられる。
飲料抽出用パッケージ50は、飲料抽出部を構成し、下方の受け皿部51及び上方の蓋部52からなり、図2に示すように平面視円形状の樹脂製部材である。受け皿部51は、その内部にコーヒー、紅茶或いはお茶等のパック部材53を入れ、その上方からお湯を注ぎ、コーヒー等を抽出するためのもので、その下部中央には、中蓋40の第1貫通孔42に嵌入されるパイプ状突出部54が形成される。そして、その内部には、複数の放射状リブ55が形成され、該放射状リブ55上にパック部材53を載置することにより該パック部材53から抽出された飲料は、パイプ状突出部54へ円滑に流れ出る。
また、受け皿部51内には、上方に延設され、お湯がパック部材53上に流れ込むのを防止する環状壁56が形成される。さらに、該環状壁56には、複数のスリット57が一定の間隔毎に設けられるとともに、これらスリット57の幅の長さは、図3に示すように受け皿部51の最も前方側のものが最も狭く、例えばhとされ、後方側にかけてその幅が順次広くなる、例えばHになるように形成されている。
受け皿部51の前方側底部には、バルブユニット70を介して飲料抽出のためのお湯が供給される連通口58が設けられており、この連通口58を介して飲料抽出用パッケージ50内にお湯が供給されると、そのお湯は、黒塗りの矢印で示すようにほぼ均等に分散され、各スリット57からパック部材53の全上面に渡ってほぼ均一に注がれるようになる。即ち、スリット57は整流機能を有するように形成されている。
前記蓋部52は、皿状の円板部材であり、その外端内周面に形成される螺旋ネジにより受け皿部51と着脱自在にされる。蓋部52の閉蓋時には、両部材51、52間にはシール材59が介在され、両部材51、52を液密にするとともに、内部に前記連通口58からパイプ状突出部54に至る抽出通路60を形成する。
また、蓋部52の中央部には、第1開口61が設けられ、更に該第1開口61を囲んだ蓋部52の上面には、内部に放射方向で且つ等間隔に配置される傾斜リブを有する弁支持部62が形成されるとともに、該弁支持部62には断面台形状の第1転倒止水弁63が載置される。弁支持部62に第1転倒止水弁63が載置された状態で、その上部には皿状のカバー部材64が被せられ、該カバー部材64の下端と蓋部52の上端とは超音波溶着等の手段で一体に結合される。
カバー部材64の上方中央には第2開口65が形成される。また、蓋部材11の下板20には、蒸気通路22に連通するシリコン製の中空パッキン66が取り付けられており、蓋部材11の閉鎖時、前記中空パッキン66は、カバー部材64に強く当接され、カバー部材64を下方へ押圧するとともに、第2開口65と中空パッキン66との間をシールする。
そのため、受け皿部51内にコーヒー等のパック部材53を入れ、蓋部52で閉鎖した飲料抽出用パッケージ50を、受け皿部51の下部に形成されるパイプ状突出部54を中蓋40に形成される第1貫通孔42に嵌入する形態で空間44内に収納し、蓋部材11を閉鎖すると、飲料抽出用パッケージ50は下方へ押圧され、第2開口65と中空パッキン66との間がシールされるとともに、パイプ状突出部54の外面と第1貫通孔42の外面との間でも面シールされ、蓋部材11の閉鎖後には、飲料抽出用パッケージ50は蓋部材11と中蓋40とで強固に狭持される。そして、飲料抽出器Aが転倒等した場合には、第1転倒止水弁63は、第2開口65を閉鎖し、この第2開口65から内容液が排出されるのを防止する。
次いで、バルブユニット70について説明する。バルブユニット70は、下部材71及び上部材72からなり、図2に示すように平面視円形状の樹脂製部材である。下部材71には、第1バルブ室73及び第2バルブ室74が形成され、第1バルブ室73には、断面十字上の支持用リブ76に一体に形成される棒状のバルブ支持部材75が設けられ、第2バルブ室74には、傾斜リブ77が設けられる。
そして、第1バルブ室73には、金属、セラミック或いは樹脂製のボール状の切替弁78が収納され、第2バルブ室74には、同じく金属、セラミック或いは樹脂製の台形状の第2転倒止水弁79が収納される。ボール状の切替弁78は、吐出モードが選択され、電動ポンプ100による全出力運転が行われると、その水量による液圧を受け上動し、抽出通路60へのお湯の流れを阻止するが、抽出モードが選定され、電動ポンプによる70%の出力運転が行われると、その水量による液圧では上動されないよう設定されており、抽出通路60へのお湯の流れを許容する。また、第2転倒止水弁79は、第1転倒止水弁63と同様に飲料抽出器Aが転倒等した場合に吐出通路90を閉鎖し、内容液が外部へ流出するのを防止する。
また、下部材71の下部には、中蓋40に形成される第2貫通孔43に挿通される連結管80が下方へ垂下する形態で一体に形成されており、下部材71を空間44に取り付ける際、連結管80を第2貫通孔43に嵌入し、下部材71と中蓋40とをリベット81により一体に結合する。
前記上部材72は、下部材71全体を覆うカバー部材であり、その側面には図2に示すようにバルブユニット70を脱着するときにつかむための摘み72aが形成され、またその上方の前方側には、内部に吐出口82を有する吐出管83が立設した状態で一体に形成されており、後方側には、内部に抽出口84を有する抽出管85が同じく立設した状態で一体に形成されている。なお、抽出口84の径は、吐出口82の径より小さくされており、飲料抽出用パッケージ50内に流れ込むお湯の流速を早め前記各スリット57での分散効果を助ける機能を奏させるとともに、小さく且つ軽量の切替弁78の使用を可能にしている。
そして、上部材72が下部材71にカバーされることにより、その内部に前記した第1バルブ室73と第2バルブ室74が完全な形で形成されるとともに、両バルブ室73、74とを連通する連通路86が形成される。上部材72が下部材71にカバーされた後、両部材の端部は超音波溶着等の固定手段により結合される。即ち、バルブユニット70は、組み立てられた後においては中蓋40と一体化され、中蓋40とともに摘み72aをつかむことにより着脱自在にされる。
バルブユニット70が組み立てられた中蓋40に前記飲料抽出用パッケージ50を取り付ける際には、受け皿部51のパイプ状突出部54が中蓋40の第1貫通孔42に嵌入されるとともに、受け皿部51の前方側に形成される連通口58に抽出管85が圧入され、第1バルブ室73と抽出通路60とが連通される。
前記上部材72に形成される吐出管83には、吐出パイプ87の一端が着脱自在に圧入され、吐出パイプ87の他端には、断面略く字状の管部材88の一端が同様に着脱自在に圧入されるとともに、管部材88の他端は排出口89を形成し、外部に開口する。そして、これら吐出パイプ87及び管部材88等により吐出通路90を構成している。
なお、吐出通路90の最高位置Rは、図に示すように抽出管85の上端部より高さSだけ高くなるように設定されており、抽出モード時、抽出通路60及び吐出通路90とも開放状態にあり、電動ポンプ100により揚水されるお湯は、第2バルブ室74にも流れ込むが、吐出通路90の最高位置Rは、抽出管85の上端部より高さSだけ高く設定されているため、お湯の全ては抽出通路60に流れ込むことになる。
図4は、吐出モード時の抽出されたコーヒー等の流れを示す。即ち、吐出モード時には電動ポンプ100は100%出力運転がなされるため、コーヒー等の流量が最大となり、その液圧により切替弁78は持ち上げられ、抽出口84を閉鎖する。そのため、電動ポンプ100により揚水されるコーヒー等は、 連通路86、第2バルブ室74、吐出口82を介して吐出通路90に流れ、排出口89より吐出される。
飲料抽出用パッケージ50及びバルブユニット70は、上記した構成を有しており、内容器12内のお湯を循環させることにより、パック部材53からコーヒー等を抽出し、内容器12内に貯留させ、必要に応じて取り出して飲料することができるが、コーヒー等により内部が汚れるため洗浄する必要が生じる。その場合には、蓋部材11を開放した図2に示す状態において、まず、飲料抽出用パッケージ50を上方へ取り外し、次いで、バルブユニット70の側面に形成される摘み72aをつかんで吐出パイプ87、管部材88及び中蓋40を上方へ取り外し、飲料抽出用パッケージ50は、蓋部52を外してその内部を洗浄し、次いで、バルブユニット70から吐出パイプ87及び管部材88を取り外し、それらを洗浄するとともに、バルブユニット70と中蓋40も同様に洗浄することになる。
次に、図5に示す揚水構造について説明する。符号101は、揚水パイプであり、内容器12内に垂下される形態で取り付けられる。揚水パイプ101の上端は、図3及び図4に示すように、中蓋40の第2貫通孔43を挿通して内容器12内に垂下されるバルブユニット70下部に形成される連結管80に取り外し自在に圧入され、その下端には、電動ポンプ100が同じく取り外し自在に圧入される。
電動ポンプ100は、内容器12の底部近傍に配置され、その外郭は、樹脂製のハウジング102と該ハウジング102の底部をカバーする同じく樹脂製のハウジングカバー103とからなる。前記ハウジング102は、上下開放の中空状部材であり、その上端部に揚水パイプ101の下端が圧入される管状部104及び上部軸受105が一体に形成される。なお、ハウジング102及びハウジングカバー103は、長期使用に耐えるように例えば、PP樹脂、SPS樹脂、PSU樹脂等が用いられる。
前記ハウジングカバー103は、皿状部材であり、ハウジング102の底部をカバーするとともに、ハウジング102の底部にヘリコイド結合等の手段により取り外し自在に取り付けられる。また、該ハウジングカバー103の中央内面には、下部軸受106が一体に形成され、さらにその外周には内容器12内のお湯を取り入れるための環状の吸水口107が穿設される。
ハウジング102にハウジングカバー103が取り付けられると内部にポンプ室108が形成され、該ポンプ室108には回転体109が回動自在に取り付けられる。回転体109は、軸部材110、インペラ112及び第1磁石113からなる。前記軸部材110は、棒状を呈しておりその上端はハウジング102に形成される上部軸受105に軸支され、その下端はハウジングカバー103に形成される下部軸受106に軸支される。
また、軸部材110のほぼ中央部には円盤体111が一体に形成され、さらに円盤体111の下部には、軸部材110及び円盤体111と一体に複数枚のインペラ112が形成されるとともに、インペラ112の下端には第1磁石113が取り付けられる。そしてインペラ112及び第1磁石113は、軸部材110とともに回動可能とされる。
電動ポンプ100が配置される位置は、平面視で見て電気ヒータ13が設けられる位置より外周側であり、且つその配置される箇所の内筒16の底面は、図で示すように窪み120が形成され、さらにその底面には複数個の凸部114が形成されており、電動ポンプ100は、窪み120内のこれら凸部114上に内筒16の底面との間に隙間115を有して載置される。そして、この隙間115を介して内容器12内のお湯或いはコーヒー等がホンプ室108内に導入される。
符号116は円板状の遮蔽板であり、内筒16の底面と容器本体10の底面との間に設けられ、電気ヒータ13からの熱が容器本体10へ向かうのを遮蔽する。この遮蔽板116の容器本体10の底面側であって、且つ電動ポンプ100の直下の位置には、モータ117が回転軸118を遮蔽板116より上方に突き出す形態で取り付けられ、さらに回転軸118の先端には、第2磁石119が取り付けられる。
この第2磁石119は、内筒16の底面との間にわずかの隙間を有するとともに、第1磁石113に対向する形態で取り付けられる。そのため、第1磁石113と第2磁石119とはお互い引き合うようになり、モータ117により第2磁石119が回動されると第1磁石113が連れ回され、同様に回動する。その結果、無接触状態で回転体109が回動され、インペラ112の回動により内容器12内のお湯或いはコーヒー等は、黒塗りの矢印で示すように隙間115及び吸水口107を介してポンプ室108内に導入され、揚水パイプ101を経て前記バルブユニット70に揚水される。
電動ポンプ100は、内筒16の底面に形成される窪み120にその底面より隙間115を有して配置されるため、内容器12内のお湯或いはコーヒー等のほとんどをより確実に揚水することができる。そして、飲料抽出後においては前記飲料抽出用パッケージ50等と同様に電動ポンプ100も洗浄することになる。その洗浄は、電動ポンプ100から揚水パイプ101を取り外し、ハウジング102とハウジングカバー103との係合を解除して回転体109を取り出し、そしてそれらを別個洗浄する。洗浄した後は逆の順序で組み立てることになる。
飲料抽出器Aでのコーヒー等の抽出について説明する。内容器12に水を入れ、飲料抽出用パッケージ50内にパック部材53を入れ、バルブユニット70及び飲料抽出用パッケージ50を中蓋40の上方の空間44にセット後、蓋部材11を閉蓋する。次いで、ロック解除・モード切換スイッチ32で抽出モードを選定し、揚水スイッチ31をオンする。
すると、内容器12内の水が沸騰しお湯になる。内容器12の水が沸騰しお湯になると電動ポンプ100が70%の出力で駆動され、その出力に応じたお湯が揚水パイプ101よりバルブユニット70内の第1バルブ室73に導入される。この場合、切替弁78は図3で示す位置のままであり、お湯は、抽出通路60及び第2バルブ室74に流入するが、吐出通路90の方が高い位置にあるためお湯の全量は抽出口84より抽出通路60内に流入する。
抽出通路60内に流入したお湯は、環状壁56に至り、該環状壁56に形成されたスリット57よりパック部材53上に流れ込む。この場合、前方側より後方側に行くに従ってスリット57の幅は順次大きくなるように形成されているため、前方側にその多くが流れ込むことなくその全体にわたってほぼ均等にパック部材53上に流れ込む。パック部材53上に流れ込んだお湯は、コーヒー等を抽出し、抽出された飲料はパイプ状突出部54から内容器12内に戻される。
そしてこの経路でのお湯の循環が所定時間繰り返され、所定時間後にこの抽出モードが終了し、必要に応じて保温工程が実施される。なお、上記ではお湯を沸かす工程と抽出モードの工程を一回のスイッチ操作で行う制御について説明したが、それぞれ別々の操作で行うようにしても良い。
その後、吐出モードに切り替えた後、揚水スイッチ31をオンすると、電動ポンプ100が100%の出力で駆動され、その出力に応じたコーヒー等が揚水パイプ101よりバルブユニット70内の第1バルブ室73に導入される。この場合、切替弁78は液圧により上昇され抽出口84を閉鎖する。そのため、コーヒー等は、連通路86を介して第2バルブ室74に導入され、その後、吐出口82及び吐出通路90を介して排出口89より外部に吐出される。なお、上記吐出モードへの切り替えは、抽出モード終了時に自動的に吐出モードへ切り替わるようにしても良い。飲料抽出後、上記した手順で各部材を分解し、各部材を洗浄し、分解した手順と逆の手順で各部材を元通りに組み立てる。
本願発明は、前記実施例の構成に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能である。
本発明の飲料抽出器の全体を示す概略斜視図 本発明の飲料抽出器の蓋部材を取り外した状態を上方から見た図 本発明の飲料抽出器上方の抽出モード時の概略断面図 本発明の飲料抽出器上方の吐出モード時の概略断面図 本発明の飲料抽出器下方の電動ポンプ周りの概略断面図 本発明の飲料抽出器の概略制御ブロック図 従来の飲料抽出器の概略断面図
符号の説明
A 飲料抽出器 10 容器本体
11 蓋部材 12 内容器
13 電気ヒータ 14 外ケース
15 肩部材 16 内筒
17 外筒 18 温度センサー
19 上板 20 下板
21 断熱材 22 蒸気通路
23 蒸気口 24 ロック部材
25 ヒンジ部 26 膨出部
27 取手 28 液表示部
30 操作パネル部 31 揚水スイッチ
32 ロック解除・モード切換スイッチ 33 沸騰/保温選択スイッチ
34 おやすみタイマースイッチ 35 液晶表示装置
36 マイクロコンピュータユニット 37 ポンプ出力変更手段
40 中蓋 41 パッキン
42 第1貫通孔 43 第2貫通孔
44 空間 50 飲料抽出用パッケージ
51 受け皿部 52 蓋部
53 パック部材 54 パイプ状突出部
55 放射状リブ 56 環状壁
57 スリット 58 連通口
59 シール材 60 抽出通路
61 第1開口 62 弁支持部
63 第1転倒止水弁 64 カバー部材
65 第2開口 66 中空パッキン
70 バルブユニット 71 下部材
72 上部材 72a 摘み
73 第1バルブ室 74 第2バルブ室
75 バルブ支持部材 76 支持用リブ
77 傾斜リブ 78 切替弁
79 第2転倒止水弁 80 連結管
81 リベット 82 吐出口
83 吐出管 84 抽出口
85 抽出管 86 連通路
87 吐出パイプ 88 管部材
89 排出口 90 吐出通路
100 電動ポンプ 101 揚水パイプ
102 ハウジング 103 ハウジングカバー
104 管状部 105 上部軸受
106 下部軸受 107 吸水口
108 ポンプ室 109 回転体
110 軸部材 111 円盤体
112 インペラ 113 第1磁石
114 凸部 115 隙間
116 遮蔽板 117 モータ
118 回転軸 119 第2磁石
120 窪み

Claims (5)

  1. 容器本体と、内容器と、該内容器を加熱する加熱手段と、前記内容器の内容液を揚水する電動ポンプと、抽出通路を介して内容液を前記容器本体内で循環させる抽出モードと、吐出通路を介して内容液を前記容器本体外に吐出させる吐出モードと、前記抽出通路と前記吐出通路とを切り換える切替弁と、前記内容器の上方に設けられる飲料抽出部とを備え、抽出時には、内容液を、前記内容器、前記切替弁、前記抽出通路、前記飲料抽出部、前記内容器の順に循環させて飲料を抽出し、吐出時には、内容液を、前記内容器、前記切替弁、前記吐出通路の順に循環させて前記容器本体外に吐出することを特徴とする飲料抽出器。
  2. 前記吐出通路の最高位置は前記抽出通路より上方に設けられ、前記抽出通路は前記両モードの切り変えに応じて開閉され、前記吐出通路は常時開放されることを特徴とする請求項1記載の飲料抽出器。
  3. 前記切替弁は、非電気的手段により自動で切り変わることを特徴とする請求項1、2記載の飲料抽出器。
  4. 前記非電気的手段とは、液通路を流れる内容液の液圧であることを特徴とする請求項3記載の飲料抽出器。
  5. 前記内容液の液圧は、前記抽出モード時より前記吐出モード時の方が高いことを特徴とする請求項4記載の飲料抽出器。
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