JP2005318804A - 自動給餌システム - Google Patents

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【課題】 ロールパックサイレージをセットすることができるようにすると共に、該ロールパックサイレージをセットすることによって省スペース化を図り、且つ、サイレージの変質を防止できるようにした自動給餌システムを提供する。
【解決手段】 走行レール12を走行する自動給餌機13と、該自動給餌機13にサイレージを投入するエレベータ14とを備えた自動給餌システム11に於いて、前記エレベータ14の基端部近傍にロールパックサイレージ15を細断するためのロールパックサイレージ細断機16を設けると共に、該ロールパックサイレージ細断機16にロールパックサイレージ用カッター17を設け、該ロールパックサイレージ用カッター17によってロールパックサイレージ15を細断し、細断したサイレージを前記エレベータ14の基端部に供給するように構成した自動給餌システムを提供する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、走行レールを走行する自動給餌機と、該自動給餌機にサイレージを投入するエレベータとを備えた自動給餌システムであって、ロールパックサイレージをセットできる自動給餌システムに関する。
従来の此種自動給餌システムの一例を図4及び図5を用いて説明する。図4及び図5に於いて、1は自動給餌システムであり、該自動給餌システム1は、牛舎に設置された走行レール2に懸架されて走行する自動給餌機3と、該自動給餌機3にサイレージ(図示せず)を投入するエレベータ4と、サイレージを貯蔵すると共に、該サイレージを該エレベータ4に供給するサイレージストッカー(サイレージ貯蔵装置)5とを備えている。そして、前記エレベータ4はサイレージ搭載制御盤6Aで制御されるモータ7で駆動され、前記サイレージストッカー5は該サイレージ搭載制御盤6Aで制御されるモータ8で駆動されるように構成されている。尚、図に於いて、9は前記自動給餌機3内のサイレージが所定量になったことを検知するセンサであり、6Bは前記自動給餌機3を制御する給餌機本体制御盤である。
従来、一般にサイレージにはバンカーサイロサイレージと、ロールパックサイレージの2つの種類があり、該バンカーサイロサイレージは、草を圃場であらかじめ細かく切断し、それを牛舎近くのバンカーサイロに積み上げ、全体をビニールで包んで作成したサイレージである。該バンカーサイロサイレージは、予め細断されているので自動給餌機を利用するときには、ビニールの中からサイレージを取り出し、そのままサイレージストッカーに投入すれば良い。
又、前記ロールパックサイレージは草を細かく切断せずに、長いまま円柱状に巻きつけて保存するタイプのサイレージであり、円柱状の草はビニールで梱包する。該ロールパックサイレージは、草が長いままであるため、そのままでは給餌が不可能であり、給餌前に細断する必要がある。
従って、前記サイレージストッカー5にサイレージを投入する時、前記バンカーサイロサイレージを用いる場合は、該バンカーサイロサイレージのビニールの中からサイレージを取り出してそのまま投入し、前記ロールパックサイレージを用いる場合は、ビニールを取り除いた後、投入前に細断して投入する。
而して、前記サイレージストッカー5に前記バンカーサイロサイレージのサイレージ又は前記ロールパックサイレージを細断したサイレージの1日分を投入しておくと、前記サイレージ搭載制御盤6Aによって制御されたモータ8,7によって、設定された時刻に、サイレージストッカー5、エレベータ4が夫々自動的に駆動されてサイレージを自動給餌機3に搭載し、前記センサ9によって該自動給餌機3内に所定量のサイレージが搭載されたことが検知されると前記サイレージストッカー5、エレベータ4の駆動が停止し、次に、該自動給餌機3が走行レール2に案内されて走行し、各牛の前まで移動して自動給餌する。
尚、前記ロールパックサイレージを使用する場合に於いて、該ロールパックサイレージを細断するためのカッター(図示せず)はトラクターの駆動源を用いたトラクター駆動によって作動するように構成されている。
又、特許文献1にも飼料の給餌量の算出と払出しが容易に行える自動給餌装置が記載されている。
特開平9−275840号公報
前述したように、サイレージにはバンカーサイロサイレージと、ロールパックサイレージの2つの種類があり、特に、ロールパックサイレージを用いる時、人手で給餌する場合、ロールパックサイレージを荒切りすればよいため、切断にそれ程、時間が掛からないが、上述した自動給餌システムを利用する場合は、自動給餌機が目詰まり等を起さないようにサイレージをかなり細かく切断する必要がある。そして、細かく切れば切るほど切断に時間を要するという問題があり、細断に時間がかかれば自動給餌システムによる省力効果は半減する。
このため、従来、ロールパックサイレージは自動給餌システムには向かないとされていた。
然しながら、ロールパックサイレージを自動給餌システムにセットできれば、ロールパックサイレージはコンパクトであるため、省スペース化が図れると共に、サイレージストッカーが不要となり、牛舎の天井高さを低くできる等の利点がある。
又、一日分のサイレージを細断して放置すると、サイレージが空気と触れて再醗酵する虞があるが、ロールパックサイレージのまま保存し、必要時に必要な分だけ細断すればサイレージの変質の虞が少なくなる利点がある。
以上の現状に鑑み、本発明の目的は、ロールパックサイレージをセットすることができるようにすると共に、該ロールパックサイレージをセットすることによって省スペース化を図り、且つ、サイレージの変質を防止できるようにした自動給餌システムを提供する。
上記の課題を解決すべく、本発明は以下の構成を提供する。
請求項1に係る発明は、走行レールを走行する自動給餌機と、該自動給餌機にサイレージを投入するエレベータとを備えた自動給餌システムに於いて、前記エレベータの基端部近傍にロールパックサイレージを細断するためのロールパックサイレージ細断機を設けると共に、該ロールパックサイレージ細断機にロールパックサイレージ用カッターを設け、該ロールパックサイレージ用カッターによってロールパックサイレージを細断し、細断したサイレージを前記エレベータの基端部に供給するように構成したことを特徴とする自動給餌システムを提供するものである。
請求項2に係る発明は、上記ロールパックサイレージ細断機の上部にはロールパックサイレージを固定するための固定バーが設けられていることを特徴とする請求項1記載の自動給餌システムを提供するものである。
請求項3に係る発明は、上記エレベータの基端部にサイレージ貯留槽を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の自動給餌システムを提供するものである。
請求項4に係る発明は、上記エレベータの先端部近傍にサイレージの塊をくずすためのサイレージくずし棒が設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の自動給餌システムを提供するものである。
請求項5に係る発明は、上記エレベータの先端部にサイレージをほぐすためのサイレージほぐし用ドラムが回転自在に設けられていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の自動給餌システムを提供するものである。
本発明の請求項1記載の発明によれば、エレベータの基端部近傍にロールパックサイレージを細断するためのロールパックサイレージ細断機を設けると共に、該ロールパックサイレージ細断機にロールパックサイレージ用カッターを設け、該ロールパックサイレージ用カッターによってロールパックサイレージを細断し、細断したサイレージを前記エレベータの基端部に供給するように構成した自動給餌システムを提供するので、前記自動給餌システムは、ロールパックサイレージ細断機を備えていることにより、ロールパックサイレージを細断できると共に、ロールパックサイレージをセットできることにより、サイレージストッカーを不要として、省スペース化を可能にし、且つ、該ロールパックサイレージは必要分だけ細断することができるのでサイレージの変質を防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、上記ロールパックサイレージ細断機の上部にはロールパックサイレージを固定するための固定バーが設けられているので請求項1記載の発明の効果に加え、固定バーによってロールパックサイレージを固定することができる。
請求項3記載の発明によれば、上記エレベータの基端部にサイレージ貯留槽を形成したので請求項1又は2記載の発明の効果に加え、所定量のサイレージを前記サイレージ貯留槽に貯留することができる。
請求項4に係る発明は、上記エレベータの先端部近傍にサイレージの塊をくずすためのサイレージくずし棒が設けられているので、請求項1、2又は3記載発明の効果に加え、該サイレージくずし棒によってエレベータを上昇するサイレージの塊をくずすことができる。
請求項5記載の発明によれば、上記エレベータの先端部にサイレージをほぐすためのサイレージほぐし用ドラムが回転自在に設けられているので請求項1,2,3又は4記載発明の効果に加え、該サイレージほぐし用ドラムの回転によってサイレージを細かくほぐすことができる。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
図1及び図2に於いて、11は牛舎内等に設置される本発明の自動給餌システムであり、該自動給餌システム11は、牛舎内に設置された走行レール12に懸架されて走行し、各牛の前まで移動して自動給餌するよう構成された自動給餌機13と、該自動給餌機13がサイレージ搭載位置に移動した時、該自動給餌機13の上端のサイレージ供給口13aから該自動給餌機13にサイレージ(図示せず)を投入するエレベータ14とを備えると共に、該エレベータ14の基端部近傍に、ロールパックサイレージ15を細断するためのロールパックサイレージ細断機16が設けられ、該ロールパックサイレージ細断機16にロールパックサイレージ用カッター17が設けられている。
そして、前記ロールパックサイレージ細断機16の側部には該ロールパックサイレージ用カッター17で細断したサイレージを前記エレベータ14の基端部に排出できるように該エレベータ14に向かって突出するスロープ状の排出部16aが形成されている。
又、前記ロールパックサイレージ細断機16の上部にはロールパックサイレージ15を固定するための固定バー18A,18Bが回転自在に設けられている。
更に、図3に示すように、前記エレベータ14の基端部には、水平部分の丈を高くして所定量のサイレージを貯留可能なサイレージ貯留槽19が形成され、該エレベータ14の先端部近傍にはサイレージの塊をくずすためのサイレージくずし棒20が設けられ、該エレベータ14の先端部に、所定間隔離間する2枚の円盤に複数の棒が架設されてドラム状に形成されたサイレージをほぐすためのサイレージほぐし用ドラム21が回転自在に設けられている。
更に又、前記エレベータ14及びロールパックサイレージ用カッター17は夫々第1モータ22、第2モータ23によって駆動され、該モータ22,23は給餌時間等に合わせたプログラムが搭載されたサイレージ搭載拡張制御盤24Aによって制御されるように構成されている。又、給餌機本体制御盤24Bは前記自動給餌機13を制御するように構成されている。
そして、該サイレージ搭載拡張制御盤24Aには、前記走行レール12に設置され、該自動給餌機13内のサイレージの量を検知するセンサ25が接続されている。尚、該自動給餌機13には別に重量計(図示せず)を搭載し、該重量計によってもサイレージ量を測定できるように構成することもできる。
又、前記給餌機13の上端には前記走行レール12に懸架して走行するための走行ユニット13b,13bが設けられ、該給餌機13内は区画されてサイレージタンク13cと、配合飼料タンク13dと、計量・排出ユニット13eとが形成されている。
而して、前記自動給餌システム11のロールパックサイレージ細断機16にロールパックサイレージ15を載置し、固定バー18A,18Bで固定しておく。そして、給餌時間になると、前記サイレージ搭載拡張制御盤24A内に予めセットされたプログラム、即ち、牛の給餌時間に合わせて設定された各機器の駆動プログラムに基づきサイレージが搭載される。
即ち、該サイレージ搭載拡張制御盤24Aからの指令信号により、前記第2モータ23が駆動されて、前記ロールパックサイレージ用カッター17が起動し、ロールパックサイレージ15を必要分だけ、例えば、前記自動給餌機13の一回の給餌量分だけ細断する。細断されたサイレージは該ロールパックサイレージ細断機16に形成された排出部16aを滑り落ちて前記サイレージ貯留槽19内に貯留される。
そして、前記自動給餌機13がサイレージ搭載位置で停止している時、前記サイレージ搭載拡張制御盤24Aからの指令信号により、前記第1モータ22が駆動されて、前記エレベータ14が起動し前記サイレージ貯留槽19に貯留されたサイレージが該エレベータ14によって上方に搬送される。
該エレベータ14の先端近傍にはサイレージくずし棒20が設けられ、先端部にはサイレージほぐし用ドラム21が設けられているので、該エレベータ14によって上方に搬送されるサイレージは塊がある場合、該サイレージくずし棒20によってくずされ、更に、前記サイレージほぐし用ドラム21の回転によりサイレージがほぐされ、該サイレージは該エレベータ14の上端から前記自動給餌機13のサイレージ供給口13aを介してサイレージタンク13c内に投入される。
そして、該自動給餌機13内に所定量のサイレージが投入されると前記センサ25、或いは、前記重量計によって検知され、該センサ25、或いは、重量計の検知信号は前記サイレージ搭載拡張制御盤24Aに送信されて該サイレージ搭載拡張制御盤24Aは前記エレベータ14に停止信号を出力する。
一方、前記給餌機13は該エレベータ14によるサイレージの投入が終了した後、給餌時間等の特定時間に前記給餌機本体制御盤24Bによる制御により前記走行レール12に懸架されて走行し、該走行中に、サイレージタンク13c内のサイレージと、予め、前記配合飼料タンク13d内に貯留された配合飼料とが、前記計量・排出ユニット13eによって所定の割合に計量され、前記給餌機13が牛の前に停止した時、該計量・排出ユニット13eから計量されたサイレージと配合飼料とが牛の前に排出され自動給餌される。
更に、同様の走行と、計量と、排出とが繰り返され、各牛に自動給餌がなされ、全ての牛への給餌が終了した時、或いは、前記給餌機13内のサイレージがなくなった時、該給餌機13はサイレージ搭載位置に戻ってくる。
そして、前記自動給餌機13の作動は、前記給餌機本体制御盤24Bのプログラムに基づき繰り返される。
斯くして、前記自動給餌システム11は、ロールパックサイレージ15をロールパックサイレージ細断機16に載置して(セットして)そのまま処理するよう構成されているから、下記の効果を奏する。
即ち、ロールパックサイレージ15を円柱状のまま必要分だけ細断するのでサイレージストッカーを設ける必要がない。
従来のサイレージストッカーは大きなスペースを必要とするが、サイレージストッカーがなければその分省スペース化が図れる。又、従来サイレージストッカーは背の高い施設となるが、サイレージストッカーへのサイレージ投入はサイレージストッカー上部から行うため、更に投入するスペースを加えた高さが必要となる。
然しながら、前記自動給餌システム11は、ロールパックサイレージ15をロールパックサイレージ細断機16に載置して、そのままの状態で処理できるので、サイレージストッカーを設置する必要がなく、又、サイレージストッカーへの投入スペースも不要であるため、牛舎を天井高にする必要がない。
又、前記自動給餌システム11は、ロールパックサイレージ15を給餌する直前に細断するよう構成されているので、下記の効果を奏する。
即ち、機械スペースだけでなく、サイレージの容量自体が小さくて済む。つまり、ロールパックサイレージは草がきつく巻かれているので密度も高く場所をとらない。そして、給餌直前に細断するため、コンパクトなロールパックサイレージのメリットを生かせる。然しながら、従来のように1日分をまとめて細断したり、バンカーサイロサイレージを利用する場合は、細断したサイレージは空気を含んで膨張しており、場所をとることになる。
更に、従来のように1日分のサイレージを細断し放置すると、サイレージが空気と触れて再発酵する虞があるが、本発明は必要時に必要分だけ細断するのでサイレージが変質する虞がない。
又、前記ロールパックサイレージ細断機16によって、ロールパックサイレージ15が自動的に細断されるよう構成されているから、下記の効果を奏する。
即ち、ロールパックサイレージ15を自動給餌機13で給餌する場合は、サイレージの切断長は2cm程度に細断する必要がある。
自動給餌機13を利用しない場合のロールパックサイレージ15のサイレージ切断長は10〜20cmの荒切断で良いが、この場合は、1回の給餌分の切断にかかる時間は15分程度である。
しかし、ロールパックサイレージ15を自動給餌機13で利用するためには2cm程度に細断する必要があり、1回の給餌分の切断時間は1時間程度必要となる。
即ち、省力化のために導入した自動給餌機13を使う準備のために、逆に長時間を要することになり、省力効果が相殺されてしまう。
然しながら、前記自動給餌システム11はロールパックサイレージ15をロールパックサイレージ細断機16にセットしておくだけで良く、例えば、1回の給餌分を2cm程度に細断するのに1時間かかっても、給餌時間に合わせて予めその時間を前記サイレージ搭載拡張制御盤24Aに設定しておけば給餌時間前に細断が終了するため、ロールパックサイレージ細断機16の細断時間は前記自動給餌システム11の省力化に支障を来たさない。
逆に言えば、時間を気にせずに充分短く細断することができるので、機械トラブルを起こす心配がない。
このように、前記自動給餌システムは、ロールパックサイレージをセットしてトラブル無く用いることができると共に、ロールパックサイレージを用いることにより、省スペース化を可能にし、且つ、サイレージの変質を防止することができる。
又、前記ロールパックサイレージ細断機16の上部にはロールパックサイレージ15を固定するための固定バー18が回転自在に設けられているので、固定バー18を回転させて該ロールパックサイレージ15を確実に固定することができる。
更に、前記エレベータ14の基端部にサイレージ貯留槽19を形成したので所定量のサイレージ、例えば、1回の給餌分のサイレージを前記サイレージ貯留槽19に貯留させることができる。
更に又、該サイレージ貯留槽19によって、ロールパックサイレージ15を細断した後、新しいロールパックサイレージ15をセットするまでの時間の余裕がもてると共に、自動給餌機13が給餌中に、ロールパックサイレージ15の細断ができる。このため時間の無駄がなく、効率的な給餌が可能となる。
そして、エレベータ14の先端部近傍にサイレージの塊をくずすためのサイレージくずし棒20が設けられているので該サイレージくずし棒20によってエレベータ14を上昇するサイレージの塊をくずすことができる。従って、サイレージが塊で自動給餌機13に搭載されるのを防ぐことができる。
又、エレベータ14の先端部にサイレージをほぐすためのサイレージほぐし用ドラム21が回転自在に設けられているので該サイレージほぐし用ドラム21の回転によってサイレージを細かくほぐすことができる。
尚、前記サイレージ搭載拡張制御盤24Aに、前述のロールパックサイレージ15を細断終了した時点で、ユーザの携帯電話へその旨通知する機能を搭載することも可能であり、或いは、前記自動給餌システム11の各機器の異常発生時に携帯電話にその旨を通知する機能を搭載することも可能である。そして、その通知機能は、予め録音された音声メッセージ等を音声によって通知するものであっても良く、予め作成されたメールをメール送信によって通知するものであっても良い。
本発明の一実施の形態を示し、自動給餌システムの平面図。 本発明の一実施の形態を示し、自動給餌システムの正面図。 図1に示すエレベータとサイレージ貯留槽の側面図。 従来例を示し、自動給餌システムの平面図。 従来例を示し、自動給餌システムの正面図。
符号の説明
11 自動給餌システム
12 走行レール
13 自動給餌機
14 エレベータ
15 ロールパックサイレージ
16 ロールパックサイレージ細断機
17 ロールパックサイレージ用カッター
18A,18B 固定バー
19 サイレージ貯留槽
20 サイレージくずし棒
21 サイレージほぐし用ドラム

Claims (5)

  1. 走行レールを走行する自動給餌機と、該自動給餌機にサイレージを投入するエレベータとを備えた自動給餌システムに於いて、前記エレベータの基端部近傍にロールパックサイレージを細断するためのロールパックサイレージ細断機を設けると共に、該ロールパックサイレージ細断機にロールパックサイレージ用カッターを設け、該ロールパックサイレージ用カッターによってロールパックサイレージを細断し、細断したサイレージを前記エレベータの基端部に供給するように構成したことを特徴とする自動給餌システム。
  2. 上記ロールパックサイレージ細断機の上部にはロールパックサイレージを固定するための固定バーが設けられていることを特徴とする請求項1記載の自動給餌システム。
  3. 上記エレベータの基端部にサイレージ貯留槽を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の自動給餌システム。
  4. 上記エレベータの先端部近傍にサイレージの塊をくずすためのサイレージくずし棒が設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の自動給餌システム。
  5. 上記エレベータの先端部にサイレージをほぐすためのサイレージほぐし用ドラムが回転自在に設けられていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の自動給餌システム。
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