JP2005318389A - オフセット調節機能付き比較回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電源電圧に応じて比較回路のオフセット電圧やヒステリシス幅を自動的に補正することにより、正確な判定結果が得られるオフセット調節機能付き比較回路を提供する。
【解決手段】 比較器CMP1と、その比較器CMP1の入力端子に外部からの信号を導くための信号供給端子IN1、IN2とを設け、比較器CMP1の一方の入力端子(+)と信号供給端子IN1の間にコンデンサC1を設ける。このような構成とした比較回路に対し、コンデンサC1の端子間電圧が供給信号に生じた電源電圧Vccの変動に基づく変化分をキャンセルするような値になるように充電時間を制御するオフセット制御回路OFC1と、オフセット制御回路OFC1からの充電制御信号Schに応じてコンデンサC1の充電電流をオン、オフすることが可能な定電流源SC1を追加して設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電源電圧に依存した値を持つ信号を処理するのに好適な比較器の構成に関するものであり、電源電圧に応じて比較器のオフセット電圧やヒステリシス幅を自動的に補正できるようにするための技術に関するものである。
比較器や誤差増幅器にオフセットが生じることは良く知られている。このオフセットを除去する(キャンセルする)方法には様々なものが有るが、オフセットのキャンセル対象が比較器である場合、一例として、次のようなオフセットキャンセル技術が存在する。
すなわち、一時的に比較器の入力端子への信号供給を停止し、コンデンサが比較器の入力端子間に接続された回路構成になるよう切り換える。この状態で比較器の出力信号の状態が変化するまでコンデンサを充電する。再び回路状態を切り換えて、比較器の一方の入力端子に充電状態のコンデンサを介して信号を印加するようにすれば、丁度オフセットがキャンセルされる。ここで例示したオフセットキャンセル技術は、このような動作過程を基礎としている。(例えば、特許文献1を参照)
特開平06−232706号
最近の電子回路は、電源電圧の低電圧化のため、信号の最大値を電子回路に供給される電源電圧値に等しくし、最小値をグランドと同じゼロにする、いわゆるレイル・ツー・レイル(raile to raile)方式を採用しているものが多い。このようなレイル・ツー・レイル方式では、電源電圧が変動すると信号のレベルも本来のレベルから電源電圧の変化率に比例して変化してしまう。比較器に供給される非デジタル信号のレベルがこのように変化すると、2つの信号の大小関係の判定結果である比較器の出力信号には、仮令比較器のオフセットがキャンセルされていても、オフセットが生じている時と同じようなズレが生じてしまう。
例えば、比較器の一方の入力端子に供給される信号が、時間の経過と共にレベルが上昇して行き、一定の時間でゼロから最大値に達するものであって、その最大値が電源電圧によって決まるものとする。具体的には、電源電圧が3.0Vの時には供給開始から時間Tが経過した時点でその最大値3.0Vに達し、電源電圧が2.8Vの時には供給開始から時間Tが経過した時点で最大値2.8Vに達する信号とする。ここで比較器の他方の入力端子に供給される基準電圧が1.5Vで一定であったとすると、電源電圧が3.0Vの時と2.8Vの時では、信号がゼロから1.5Vに達するまでの時間は異なってくる。このため、比較器が信号のレベルが基準電圧の1.5Vを越えた時に出力がハイレベルに転換するものであれば、比較器の出力信号がハイレベルになる時間は電源電圧が2.8Vの時の方が3.0Vの時よりも遅れることになる。
更にもう一つ具体的な例を挙げて説明すると、比較器の一方の入力端子に供給される非デジタル信号が、ピーク時には電源電圧と同じ値で標準値は3.0V、ボトム時には0.0Vで、周期がTミリ秒の連続発生する三角波であったと仮定する。ここで、比較器の他方の入力端子に供給される基準電圧を単純な値、先の例と同様に信号のピーク時電圧の半分である1.5Vだとすると、比較器の出力側にはデューティサイクルが50%の連続パルスが発生する。
比較器に信号を供給する前段の電子回路がレイル・ツー・レイル方式であれば、比較器に供給される非デジタル信号のレベルは電源電圧に比例して変化してしまう。しかし基準電圧を発生させる回路は、通常、電源電圧が変化しても基準電圧の値は一定になるように構成されている。このため、電源電圧の変化に伴って信号のピーク値が3.0Vから2.8Vになったとすると、この非デジタル信号の供給を受けた比較器の出力側には、本来ならばデューティサイクルが50%の連続パルスが出力されるべき場面で、デューティサイクルが50%ではない(約46%の)連続パルスが発生することになる。
ちなみに、もし比較器がヒステリシスコンパレータであった場合には、やはり出力信号に同様な現象が発生し、あたかもヒステリシス幅にオフセットが生じている時と同様なパルス幅の変化が生じることになる。
本発明は、以上の問題を鑑み、電源電圧に応じて比較回路のオフセット電圧やヒステリシス幅を自動的に補正することにより、正確な判定結果が得られるオフセット調節機能付き比較回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、外部から信号を取り込むための第1と第2の信号供給端子と、少なくとも2つの入力端子を有する第1の比較器と、第1の比較器の第1の入力端子と第1の信号供給端子との間に接続された第1のコンデンサとを有し、第1のコンデンサの端子間電圧で電圧オフセットを調節するようにしたオフセット調節機能付き比較回路において、 第1のコンデンサに接続され、充電制御信号の状態に応じて第1のコンデンサに流れる電流をオフするように構成された第1の定電流源と、 その内部に電源電圧に応じた参照電圧信号を生成する電圧検出回路を有し、第1のコンデンサの端子間電圧が電源電圧に応じて変化するように、参照電圧信号に応じて第1の定電流源による第1のコンデンサの充電時間を制御する充電制御信号を発生させるオフセット制御回路と、 を具備することを特徴とする。
ここで、具体的なオフセット制御回路は、第2のコンデンサと、第2のコンデンサの一端に接続された第2の定電流源と、第2のコンデンサに並列接続された第1のスイッチとを具備し、第2のコンデンサの一端の電圧と前記参照電圧信号の大きさに応じて第1の定電流源に供給する充電制御信号の状態を変化させるように構成する。ここで比較器をヒステリシスコンパレータとする場合には、前記オフセット制御回路に更に、第3のコンデンサと第2のスイッチの直列回路を第2のコンデンサに並列接続し、ここで該第2のスイッチは前記比較器の出力信号に応じてオン状態あるいはオフ状態となるように構成する。
オフセット制御回路は、第2のコンデンサの一端の電圧と電源電圧に応じた参照電圧信号を比較することによって充電制御信号を発生させる。この充電制御信号は、第1のコンデンサの充電が開始してから電源電圧に応じた時間の経過後に当該第1のコンデンサを充電するための第1の定電流源をオフさせる。このような動作の結果、第1のコンデンサの端子間電圧、すなわち比較回路のオフセットは信号の変化分を補償するように電源電圧に応じて補正され、正確な判定結果が得られる比較回路を提供することが可能になる。
なお、オフセット制御回路の内部に第3のコンデンサと第2のスイッチの直列回路を追加して設置した場合、そのオフセット制御回路を持つ比較回路はヒステリシスコンパレータとして機能することが可能となる。ここで、第2のスイッチがオンの時、第3のコンデンサと第2のコンデンサは並列接続の状態となる。充電制御信号は、この2つのコンデンサの合成容量の一端の電圧と電源電圧に応じた参照電圧信号の比較動作によって発生し、第1のコンデンサの充電が開始してから電源電圧に応じた時間の経過後に第1の定電流源をオフさせる。このような動作の結果、比較回路のヒステリシス幅は信号の変化分をキャンセルするように電源電圧に応じて補正される。
比較器と、その比較器の入力端子に外部からの信号を導くための第1と第2の信号供給端子を設け、当該比較器の一方の入力端子と第1の信号供給端子の間に第1のコンデンサを接続する。このような構成とした比較回路に対し、第1のコンデンサの端子間電圧が供給信号に生じた電源電圧の変動に基づく変化分をキャンセルするような値になるように充電時間を制御するオフセット制御回路と、オフセット制御回路からの充電制御信号に応じて第1のコンデンサの充電電流をオン、オフすることが可能な第1の定電流源を追加して設ける。
このような機能を持つオフセット制御回路は、第2の比較器と、第2のコンデンサと第2の定電流源の直列回路と、第2のコンデンサに並列接続された第1のスイッチと、電源電圧に応じた参照電圧信号を発生する電圧検出回路とにより構成する。
第1のスイッチはオン状態となることにより、オフセット制御回路内の第2のコンデンサを第1のコンデンサと同様に初期状態とする。第1のスイッチがオフ状態となると、第2のコンデンサは第1のコンデンサが第1の定電流源によって充電されるのと同様に第2の定電流源によって充電される。
第2の比較器の一方の入力端子には、この第2のコンデンサの端子間電圧と逆に変化する第2のコンデンサの一端に現れる電圧信号が入力され、第2の比較器の他方の入力端子には、電圧検出回路から電源電圧に応じた参照電圧信号が入力される。このため、第2のコンデンサの一端の電圧信号が参照電圧信号を越えて変化すると、第2の比較器の出力が変化し、第1の定電流源は第2の比較器の出力の変化に応じて第1のコンデンサの充電電流の流通をオフする。この時、第1のコンデンサの端子間電圧は、参照電圧信号によって暗示される電源電圧に応じた大きさとなる。これにより信号供給端子を介して供給される信号に生じた電源電圧に基づく変化分は、第1のコンデンサの端子間電圧、すなわち比較回路のオフセットによりキャンセルすることが可能になる。
図1は、本発明による正確な判定結果が得られるオフセット調節機能付き比較回路の実施例の構成を示す回路図である。
図1において、IN1とIN2はそれぞれ外部から信号を受信するための比較回路の信号供給端子で、OUTは比較判定結果を暗示する信号を出力するための比較回路の信号出力端子である。信号供給端子IN1はスイッチ回路網SWNとコンデンサC1を介して比較器CMP1の一方の入力端子に接続され、信号供給端子IN2はスイッチ回路網SWNを介して比較器CMP1の他方の入力端子に接続されている。
ここでスイッチ回路網SWNは定期的に状態変化を繰り返すクロック信号を受信するようにクロック入力端子IN3に接続されており、比較器CMP1の内部の回路構成によっては、更にコンデンサC1の比較器CMP1側の一端に接続されている。
比較器CMP1の出力端子は信号出力端子OUTに接続されている。コンデンサC1と比較器CMP1の一方の入力端子の共通接続点は定電流源SC1を介してグランドに接続されている。そして、この定電流源SC1の動作をオン、オフするためのオフセット制御回路OFC1が定電流源SC1に接続されている。
オフセット制御回路OFC1は、電源電圧Vccで充電された電源ラインPLとグランドの間に接続された電圧検出回路DETとしての抵抗R1とR2の直列回路と、電源ラインPLとグランドの間に接続されたコンデンサC2と定電流源SC2の直列回路と、一方の入力端子がコンデンサC2と定電流源SC2の共通接続点に接続され、他方の入力端子が抵抗R1とR2の共通接続点に接続され、出力端子が定電流源SC1に接続された比較器CMP2と、主電流路がコンデンサC2に並列接続され、ゲートがインバータINV1を介してトリガ入力端子IN4に接続されたトランジスタQ1とによって構成されている。
なお、比較器CMP2は、コンデンサC1とコンデンサC2の充電開始のタイミングを合わせるため、トリガ信号の供給を受けるようにトリガ入力端子IN4に接続され、外部トリガ入力端子IN4からの信号がトランジスタQ1をオンにする状態の時にはその動作を停止させるものとする。
また、スイッチ回路網SWNは、供給されたクロック信号が第1の状態の時には少なくともコンデンサC1の充電を可能とする回路構成に切り換えられ、クロック信号が第2の状態の時には、信号供給端子IN1の信号をコンデンサC1を介して比較器CMP1の一方の入力端子(+)に供給し、信号供給端子IN2の信号を比較器CMP1の他方の入力端子(−)に供給する回路構成に切り換えられるものとする。
以上のような構成とした比較回路では、以下のような動作により、供給信号に生じた電源電圧の変化に基づく変化分をキャンセルするようにオフセット、すなわちコンデンサC1の端子間電圧を調整する。なお、信号供給端子IN1、IN2には、それぞれ外部から所定の非デジタル信号が供給されているものとする。
先ず、クロック入力端子IN3に供給されるクロック信号(S3)がハイレベルの時、スイッチ回路網SWNの内部は信号供給端子IN1、IN2の信号を比較器CMP1に供給する回路構成となっている。
時間t1においてクロック信号S3がローレベルに転換するとトリガ入力端子IN4に供給される外部トリガ信号S4がハイレベルになる。
クロック信号S3がローレベルに転換すると、スイッチ回路網SWMは、一端、その端子間電圧をほぼゼロにするようにコンデンサC1を放電させた後、直ちに(時間t2以前に)コンデンサC1の充電が可能な状態に切り替えられる。
一方、外部トリガ信号S4がハイレベルになると、オフセット制御回路OFC1の内部に設けられたトランジスタQ1がオン状態となる。すると、コンデンサC2はその端子間電圧がゼロになるように放電し、比較器CMP2の一方の入力端子(+)に供給される信号(V+)は、そのレベルがほぼ電源電圧Vccに等しい値なる。
このような動作の結果、時間t1以降は、図2に示すように、コンデンサC1の端子間電圧VC1はほぼゼロ、比較器CMP2の一方の入力端子(+)に供給される信号(V+)はほぼ電源電圧Vc に等しい値となる。なお、比較器CMP2の他方の入力端子(−)に供給される参照電圧信号としての信号(V-)は、抵抗R1とR2の分圧作用により電源電圧Vccよりも低い値となる。
ここで、外部トリガ信号S4がハイレベルである間、比較器CMP2は停止状態とされる。このため、信号(V+)と信号(V-)の大きさに関わらず、比較器CMP2から出力される充電信号Schはローレベルとなる。
時間t1から所定時間の経過後、すなわち時間t2になると、外部トリガ信号S4はローレベルに転換する。外部トリガ信号S4がローレベルに転換すると、オフセット制御回路OFC1内に設けられたトランジスタQ1はオフ状態になる。また、比較器CMP2は動作状態となる。
トランジスタQ1がオフすると、定電流源SC2はコンデンサC2を介して電源ラインPLから電流を吸い込み、コンデンサC2は一定の電流で充電される。また、比較器CMP2が動作状態となると、時間t2の直後においては、一方の入力端子(+)に供給される信号(V+)の方が他方の入力端子(−)に供給される信号(V-)よりも大きいため、そこから定電流源CS1に供給される充電制御信号Schはハイレベルに転換する。充電制御信号Schがハイレベルになると定電流源SC1はコンデンサC1を介して一定の大きさの電流を吸い込み、これによりコンデンサC1の充電が開始される。
時間t2以降、コンデンサC1とコンデンサC2の端子間電圧は共に直線的に増加して行く。コンデンサC2の端子間電圧が増加すると、比較器CMP2の一方の入力端子(+)に供給される信号(V+)は、図2の3段目に示すように、電源電圧Vccからゼロに向かって直線的に減少して行くことになる。
なお、図2中に信号(V+)と同一軸上に示す信号(V-)は、電源電圧Vccを抵抗R1とR2で分圧して得ているため、そのレベルは電源電圧Vccよりも小さくなる。また、信号(V-)は電源電圧Vccの特性を引き継いでいるため、クロック信号S3の周期相当の時間の間は一定の大きさとなる。
時間t2以後、信号(V+)のレベルは直線的に低下して行き、やがて時間t3において信号(V-)のレベルと等しくなる。この時間t2−t3間の間、比較器CNP2から出力される充電制御信号Schはハイレベルを維持することになる。
時間t3において信号(V+)と信号(V-)が同じレベルになり、時間t3の直後に信号(V+)が信号(V-)よりも少しでも小さくなると、比較器CMP2から出力される充電制御信号Schはローレベルに転換する。すると定電流回路SC1は電流の流通をオフし、コンデンサC1の充電を停止させる。この時、コンデンサC1の端子間電圧は電源電圧Vccに応じた大きさとなっている。(その理由は以下で別途説明する。)
時間t3以後、コンデンサC2の端子間電圧は更に上昇し、やがて、ほぼ電源電圧Vccに等しい値となる。これに応じて比較器CMP2の一方の入力端子に供給される信号(V+)は低下して行き、いずれはほぼゼロになる。ここで、信号(V+)は信号(V-)よりも小さいことから、比較器CMP2から出力される充電制御信号Schは、時間t3以降、ローレベルを継続する。
時間t3から時間が経過し、やがて時間t4になるとクロック信号S3がハイレベルに転換する。するとスイッチ回路網SWNは、信号供給端子IN1の信号をコンデンサC1を介して比較器CMP1の一方の入力端子(+)に供給し、信号供給端子IN2の信号を比較器CMP1の他方の入力端子(−)に供給するように回路構成を切り換える。これにより比較器CMP1は、信号供給端子IN1、IN2を介して供給される信号の大小関係に応じた信号を信号出力端子OUTに出力することになる。
ところで、コンデンサC1とコンデンサC2の端子間電圧は充電期間が同じであるため相関した大きさを持つ。コンデンサC2の端子間電圧は比較器CMP2の各入力端子に供給される信号(V+)と(V-)の関係によって決まり、信号(V-)は参照電圧信号として電源電圧Vccに応じた大きさを持つ。このため、コンデンサC1の端子間電圧は電源電圧Vccに応じた大きさを持つことになる。
具体的に、図3の左側に示すように、電源電圧Vccが低い時には比較器CMP2の他方の入力端子に供給される信号(V-)のレベルは相対的に低くなる。すると、外部トリガ信号S3がローレベルに転換し、信号(V+)のレベル低下が開始してから信号(V+)のレベルが信号(V-)よりも低くなるまでの時間(t2−t3間の時間)は相対的に長くなる。定電流源SC1の作用によりコンデンサC1の端子間電圧の上昇率は一定で、定電流源SC2の作用により信号(V+)のレベルの低下率は一定である。このため、電源電圧Vccが低いとコンデンサC1の充電期間が相対的に長くなり、コンデンサC1の端子間電圧は高くなる。
一方、図3の右側に示すように、電源電圧Vccが高い時には比較器CMP2の他方の入力端子に供給される信号(V-)のレベルは相対的に高くなる。すると、外部トリガ信号S3がローレベルに転換し、信号(V+)のレベル低下が開始してから信号(V+)のレベルが信号(V-)よりも低くなるまでの時間(t6−t7間の時間)は相対的に短くなる。このため、電源電圧Vccが高いとコンデンサC1の充電期間が相対的に短くなり、コンデンサC1の端子間電圧は低くなる。
このように図1の回路は、その回路動作によってコンデンサC1の端子間電圧を電源電圧Vccに応じて変化させる。このため、各コンデンサC1とC2の静電容量値、電圧検出回路を構成する抵抗R1とR2の抵抗値、そして定電流源SC1とSC2の電流値を適切な値に設定することにより、コンデンサC1の端子間電圧を、信号供給端子IN1、IN2を介して外部から供給される信号に生じた電源電圧Vccの変動に基づく変化分をキャンセルするような大きさに設定することが可能となる。
図4には本発明によるオフセット調節機能付き比較回路に適用されるオフセット制御回路の一例の回路図を示した。図4のオフセット制御回路は次のような回路構成となっている。
電源ラインPLとグランドとの間に電圧検出回路DETとしての抵抗R1とR2の直列回路を接続し、更に電源ラインPLとグランドとの間にコンデンサC2と定電流源SC2の直列回路を接続する。コンデンサC2に対して並列にトランジスタQ1の主電流路を接続し、トランジスタQ1のゲートをインバータINV1を介してトリガ入力端子IN4に接続する。
差動対を形成するようにトランジスタQ2とQ3の各ソースを共通接続し、各ソースの共通接続点を電流源SC3を介して電源ラインPLに接続する。トランジスタQ2のドレインはトランジスタQ4の主電流路を介してグランドに接続し、トランジスタQ3のドレインはトランジスタQ5の主電流路を介してグランドに接続する。トランジスタQ4とQ5の各ゲートは共通接続し、トランジスタQ4のドレイン、ゲート間を接続する。トランジスタQ2のゲートはコンデンサC2と定電流源SC2の共通接続点に接続し、トランジスタQ3のゲートは抵抗R1とR2の共通接続点に接続する。
トランジスタQ3とトランジスタQ5の各ドレインの共通接続点とグランドの間にトランジスタQ6の主電流路を接続し、トランジスタQ6のゲートをトリガ入力端子IN4に接続する。各ドレインの共通接続点を更にトランジスタQ7のゲートに接続する。トランジスタQ7のソースはグランドに接続し、トランジスタQ7のドレインは電流源SC4を介して電源ラインPLに接続する。トランジスタQ7と電流源CS4の共通接続点はインバータINV2の入力端子に接続し、インバータINV2の出力端子は図4の回路外に設けられる定電流源(図1のCS1に相当するもの)に接続する。
以上のように構成された図4の回路において、抵抗R1とR2の直列回路、コンデンサC2と定電流源CS2の直列回路、トランジスタQ1とインバータINV1の回路部分については図1中に示すオフセット制御回路OFC1と同一である。一方、Q2からQ7までの各トランジスタとCS3、CS4の各電流源、そしてインバータINV2からなる回路部分は図1中の比較器CMP2に相当する比較器を構成している。なお、トランジスタQ6は外部トリガ信号S4がトランジスタQ1をオンにする状態の時、トランジスタQ2他から成る比較器を停止状態にするための回路要素となっている。
この図4に示すオフセット制御回路は、図1中に示したオフセット制御回路OFC1の比較器CMP2の内部構成を具体的に示したものである。従って、このオフセット制御回路の動作と、これが組み込まれたオフセット調節機能付き比較回路の動作は、実質的に図1の回路と同じとなる。従って、その詳細な動作の説明は割愛する。
図5には本発明によるオフセット調節機能付き比較回路に適用されるオフセット制御回路の他の例の回路図を示した。
この図5の回路は、電源ラインPLとグランドとの間にトランジスタQ9とQ10の主電流路を直列に接続し、トランジスタQ9のゲートを基準電圧源VREFに接続して電流源回路を構成する。そして、コンデンサC2の一端とグランドの間、すなわち図4の回路では電流源SC2が設置されている位置、にトランジスタQ11を接続し、トランジスタQ11のゲートをトランジスタQ10のゲートに共通接続する。なおトランジスタQ10はカレントミラー回路の基準側トランジスタとするため、そのドレイン、ゲート間を接続する。
電源ラインPLとグランドとの間にトランジスタQ13とQ12の主電流路を直列に接続し、グランド側のトランジスタQ12のゲートをトランジスタQ10のゲートに共通接続する。トランジスタQ2とQ3のソース同士の共通接続点と電源ラインPLの間、すなわち図4の回路では電流源SC3が設置されている位置、にトランジスタQ14を接続し、トランジスタQ7のドレインと電源ラインPLの間、すなわち図4の回路では電流源SC4が設置されている位置、にトランジスタQ15を接続する。そして、トランジスタQ14とQ15の各ゲートをトランジスタQ13のゲートに共通接続する。
コンデンサC2に対して並列にトランジスタQ8とコンデンサC3の直列回路を接続し、トランジスタQ8のゲートを図5の回路外に設けられる比較器の出力端子に接続する。なお、ここで言う回路外に設けられる比較器とは、図1の比較器CMP1に相当するものであるが、クロック入力端子IN3からクロック信号S3の供給を受け、クロック信号S3がローレベルの時には、直前のハイレベルの時の出力信号の状態をラッチする機能を有するものとする。
以上に説明した回路部分以外に付いては図5と図4の回路は同一の構成となっている。
この図5に示す回路において、Q9からQ15までの各トランジスタは図4中に示す定電流源SC2、電流源SC3および電流源SC4を具体化したものである。したがって、その回路動作は明らかであり、詳しい説明は省略する。
一方、トランジスタQ8とコンデンサC3の直列回路をコンデンサC2に並列に接続したことにより、この図5のオフセット制御回路を組み込んだオフセット調整機能付き比較回路をヒステリシスコンパレータとして動作させることが可能となる。
例えば、回路外の比較器(図1のCMP1に相当)の出力信号がハイレベルであった場合、その比較器のラッチされたハイレベルの出力信号によってトランジスタQ8はオフ状態となる。すると、トリガ入力端子IN4から供給される外部トリガ信号S4によってトランジスタQ1がオン状態からオフ状態に転換した時、コンデンサC2のみがトランジスタQ11を通過する電流によって充電される。この場合における図5の回路の動作は図1、図4の回路と同じである。
一方、回路外の比較器の出力信号がローレベルであった場合、その比較器のラッチされたローレベルの出力信号によってトランジスタQ8はオン状態となる。すると、外部トリガ信号S4によってトランジスタQ1がオンからオフ状態に転換した時、コンデンサC2と共にコンデンサC3も充電されることになる。
ここで、トランジスタQ11に流入する電流の総量がコンデンサC2のみの時と同じにもかかわらず、静電容量がコンデンサC3の分だけ増加するので、比較器の一方の入力端子であるトランジスタQ2のゲートに供給される信号(V+)の降下率はコンデンサC2のみの時よりも小さくなる。すると、信号(V+)が信号(V-)と同じレベルまで低下するのに余計に時間が掛かり、その結果、回路外のコンデンサ(図1のC1に相当するもの)の端子間電圧はコンデンサC3が存在しない時よりも高くなる。このため、回路外の比較器(図1のCMP1に相当するもの)の出力信号をローレベルからハイレベルにするために必要な一方の入力端子(+)の位置の信号レベルは高レベル側にシフトすることになる。
ここで、コンデンサC3が加わっても回路外のコンデンサの端子間電圧は電源電圧Vccに応じた値となるので、回路外のコンデンサのそれぞれの状態の時の端子間電圧の差、すなわちコンデンサC2のみの時の端子間電圧とコンデンサC3が付加された時の端子間電圧との差は電源電圧Vccに応じて変化する。これはつまり、信号レベルのシフト量も電源電圧Vccに応じて変化するということを意味する。このため、コンデンサC3の静電容量を適正な値に設定しておくことで、外部から信号供給端子IN1を介して供給される信号の電源電圧Vccの変動に基づく変化分をキャンセルするようなシフト量とすることができ、図5のオフセット制御回路を組み込んだヒステリシスコンパレータのヒステリシス幅を電源電圧Vccに応じて自動的に補正することが可能となる。
本発明の実施例によるオフセット調節機能付き比較回路の回路図。 図1の回路に供給されるクロック、トリガの両信号と、図1の回路内に発生する各種信号のタイミングチャート。 電源電圧が異なる場合の図1の回路内に発生する各種信号のタイミングチャート。 本発明のオフセット調節機能付き比較回路に適用されるオフセット制御回路の一例の回路図。 本発明のオフセット調節機能付き比較回路に適用されるオフセット制御回路の他の例の回路図。
符号の説明
IN1、IN2:信号供給端子
IN3:クロック入力端子
IN4:トリガ入力端子
OUT:信号出力端子
C1:コンデンサ(第1のコンデンサ)
C2:コンデンサ(第2のコンデンサ)
C3:コンデンサ(第3のコンデンサ)
CMP1:比較器(第1の比較器)
CMP2:比較器(第2の比較器)
DET:電圧検出回路
OFC1:オフセット制御回路
Q1:トランジスタ(第1のスイッチ)
Q8:トランジスタ(第2のスイッチ)
R1、R2:抵抗
S3:クロック信号
S4:トリガ信号
Sch:充電制御信号
SC1:定電流源(第1の定電流源)
SC2:定電流源(第2の定電流源)
SWC:スイッチ回路網
V+:信号
V-:信号(参照電圧信号信号)

Claims (4)

  1. 外部から信号を取り込むための第1と第2の信号供給端子と、少なくとも2つの入力端子を有する第1の比較器と、該第1の比較器の第1の入力端子と該第1の信号供給端子との間に接続された第1のコンデンサとを有し、該第1のコンデンサの端子間電圧で電圧オフセットを調節するようにしたオフセット調節機能付き比較回路において、
    該第1のコンデンサに接続され、充電制御信号の状態に応じて該第1のコンデンサに流れる電流をオフするように構成された第1の定電流源と、
    その内部に電源電圧に応じた参照電圧信号を生成する電圧検出回路を有し、該第1のコンデンサの端子間電圧が該電源電圧に応じて変化するように該参照電圧信号に応じて該第1の定電流源による該第1のコンデンサの充電時間を制御する充電制御信号を発生させるオフセット制御回路と、
    を具備することを特徴とするオフセット調節機能付き比較回路。
  2. 前記オフセット制御回路が更に、第2のコンデンサと、該第2のコンデンサの一端に接続された第2の電流源と、該第2のコンデンサに並列接続された第1のスイッチとを具備し、該第2のコンデンサの一端の電圧と前記参照電圧信号の大きさに応じて前記第1の定電流源に供給する前記充電制御信号の状態を変化させることを特徴とする、請求項1に記載したオフセット調節機能付き比較回路。
  3. 前記オフセット制御回路が更に、前記第2のコンデンサに並列接続された、第3のコンデンサと第2のスイッチの直列回路を具備し、ここで該第2のスイッチは前記比較器の出力信号に応じてオン状態あるいはオフ状態となることを特徴とする、請求項2に記載したオフセット調節機能付き比較回路。
  4. 前記第1、第2の信号供給端子、前記第1のコンデンサの一端および前記比較器の第2の入力端子に接続され、該第1の信号供給端子の信号を該第1のコンデンサを介して該比較器の第1の入力端子に供給し、該第2の信号供給端子の信号を該比較器の第2の入力端子に供給するように、該第1のコンデンサの一端と該第2の入力端子をそれぞれ該第1の信号供給端子と第2の信号供給端子に接続する第1の状態と、該第1のコンデンサを充電するために該第1のコンデンサの一端と該第2の入力端子をそれぞれ該第1、第2の信号供給端子から切り離す第2の状態を有するスイッチ回路網と、
    を具備することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載したオフセット調節機能付き比較回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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