JP2005316685A - プログラム管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プログラムのチェックイン時にプログラムの品質管理を自動的に実行するプログラム管理装置を得ること。
【解決手段】プログラムの品質管理を行うプログラム管理装置2において、プログラムのチェックイン前に、プログラムの品質管理を行うための品質条件定義情報に基づいてプログラムの品質チェックを行う品質チェック部40と、プログラムのチェックインを実行するチェックイン実行部14と、プログラムおよび品質チェック部40の品質チェック結果を記憶するリポジトリ15と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プログラムのチェックイン時にプログラムの品質管理を行うプログラム管理装置に関するものである。
近年、ソフトウェアシステムの大規模化に伴い、ソフトウェア開発におけるソフトウェアプログラムを効率よく管理することが望まれている。ソフトウェア開発においてはバージョン管理システム(版管理システム)を用いてソフトウェアプログラムが管理されている。従来のバージョン管理システムでは、ソフトウェアの変更履歴を記録する機能や競合編集を防止する機能を備えており、これによりソフトウェアの変更履歴を調査することやソフトウェアが競合して編集されることの防止を行っていた。また、ソフトウェアプログラムが作成や変更された際には、このソフトウェアプログラムの品質計測を行う必要がある。
特許文献1に記載のソフトウェア品質計測システムは、ソースコードの品質を計測する手段、設計書の品質を計測する手段、仕様書の品質を計測する手段によって構成されている。そして、ソフトウェア品質計測の対象(成果物)の計測を開始する日時、この成果物が保存されるディレクトリに基づいて、ソフトウェア品質計測システムを制御し、成果物の品質計測を実行している。
特開平5−35533号公報
上記従来の技術によればソフトウェアプログラムの品質計測を実行することはできるが、バージョン管理システムにプログラムをチェックインする際にプログラムの品質チェックが行われない。そのため、プログラムの変更によって生じたバグがプログラムに埋め込まれたままバージョン管理システムに登録される可能性があるといった問題があった。また、プログラムの品質チェックに対する記録が残されていない場合がある。このため、過去に作成、変更されたプログラムの品質を調べる必要が生じた場合に、プログラムの品質チェックに対する記録が残されていないと、過去のプログラムをバージョン管理システムから取り出して再度品質チェックをしなければならないといった問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、プログラムのチェックイン時にプログラムの品質管理を自動的に実行するプログラム管理装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、プログラムの品質管理を行うプログラム管理装置において、前記プログラムのチェックイン前に、前記プログラムの品質管理を行うための品質条件に基づいて前記プログラムの品質チェックを行う品質チェック部と、前記プログラムのチェックインを実行するチェックイン実行部と、前記プログラムおよび前記品質チェック部の品質チェック結果を記憶する記憶部と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、プログラムのチェックイン時にプログラムの品質チェックを行うので、プログラムのチェックイン時にバグを含むプログラムが登録されることを防止できる。
この発明によれば、プログラムのチェックイン時にプログラムの品質チェックを行うので、プログラムのチェックイン時にバグを含むプログラムが登録されることを防止できるとともに、プログラムの品質チェックの履歴を容易に把握することが可能となる。したがって、プログラムの品質管理を高めることが可能なプログラム管理装置を得ることができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかるプログラム管理装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態
図1は、本発明の実施の形態に係るプログラム管理装置の構成を示すブロック図である。プログラム管理装置2は、コンピュータ(パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ)等であり、ソースプログラムの品質チェックを行うとともに、プログラムの格納を行う。
プログラム管理装置2は、プログラム入出力部11、表示部12、チェックアウト実行部13、チェックイン実行部14、リポジトリ15(記憶部)、品質チェック指示部16、品質条件入力部18、品質チェック部40からなる。
プログラム入出力部11は、マウス、キーボード、プリンタ、記録媒体の読み込み装置、記録媒体への書込み装置等を備えて構成され、プログラム(ソフトウェア)の入出力を行う。表示部12は、液晶ディスプレイ等を備えて構成され、リポジトリ15が格納するプログラムの品質チェック結果、プログラムの品質チェック結果の履歴等を表示する。
チェックアウト実行部13は、リポジトリ15に格納しているプログラムやプログラムの品質チェック結果履歴を取り出す(チェックアウト(checkout))。チェックアウト実行部13は、取り出したプログラムやプログラムの品質チェック結果履歴をプログラム入出力部11に出力させる。チェックイン実行部14は、プログラム入出力部11から入力されたプログラムを品質チェック結果に応じてリポジトリ15へ格納させる。リポジトリ15は、プログラムの変更履歴、プログラムの品質チェック結果、プログラムの品質チェック結果履歴等の情報を格納する。
品質チェック指示部16は、品質チェック部40にチェックイン実行部14から送信されるプログラムの品質のチェックを行わせる。品質チェック指示部16は、品質チェック部40が行ったプログラムの品質チェック結果をチェックイン実行部14に送信する。
品質チェック部40は、文法チェック部19、メトリクス計測部20、テスト実行部21からなる。文法チェック部19、メトリクス計測部20、テスト実行部21は、品質条件入力部18から入力される品質条件に基づいて、プログラムの品質のチェックを行う。文法チェック部19はプログラムの文法をチェックし、メトリクス計測部20はプログラムのメトリクスを計測し、テスト実行部21はプログラムのテストを実行する。
文法チェック部19は、プログラムの文法のチェックを行うツール(ソフトウェア)を備えており、例えばプログラムのエラーの個数、プログラムのワーニングの個数のチェックを行う。文法チェック部19は、例えばJava(登録商標)言語用のツールとして文法チェックを行うJlintによってプログラムの文法のチェックを行う。
メトリクス計測部20は、プログラムのメトリクス計測を行うツールを備えており、例えばプログラムの複雑度、1関数当たりの非コメント行数、プログラム全体に占めるコメント行数の割合、プログラム中の注意事項の個数等の計測を行う。メトリクス計測部20は、例えばメトリクス計測を行うツールのJCSCによってプログラムのメトリクス計測を行う。
テスト実行部21は、プログラムの実行テストを行うツールを備えており、例えばプログラム内の全てのテストパスの実行を行う。テスト実行部21は、例えば単体テストフレームワークであるJunitによってプログラムの実行テストを行う。品質条件入力部18は、プログラムのチェックインのために要求される品質条件を定義した情報(後述する品質条件定義情報30)を入力する。
つぎに、プログラム管理装置の動作手順について説明する。図2−1はチェックイン実行部の処理手順を示すフローチャートであり、図2−2は品質チェック部の処理手順を示すフローチャートである。
プログラム管理装置2の使用者(プログラムの品質管理者)は、プログラムのチェックインのために要求される品質条件定義情報30を品質条件入力部18へ入力する。プログラム入出力部11からプログラムを入力すると、チェックイン実行部14はプログラム入出力部11からこのプログラムを読み込む(ステップS100)。
チェックイン実行部14は、読み込んだプログラムとともにこのプログラムの品質チェックを行うための指示情報を品質チェック指示部16に送信する。品質チェック指示部16は、品質条件入力部18から入力された品質条件定義情報30に基づいて、品質チェック部40にチェックイン実行部14から送信されたプログラムの品質のチェックを行わせる。
品質チェック部40は、チェックイン実行部14から送信されたプログラムの品質のチェックを行うと、この品質チェックのチェック結果を品質チェック指示部16に送信する。品質チェック指示部16は、品質チェック部40からの品質チェックのチェック結果をチェックイン実行部14に送信する。チェックイン実行部14は、品質チェック指示部16から品質チェックのチェック結果を受信し(ステップS110)、この品質チェック結果が品質条件を満たしたものであるか否かを判断する(ステップS120)。
品質チェック指示部16からの品質チェック結果が品質条件を満たしたものであれば(ステップS120、Yes)、チェックイン実行部14は品質チェック結果と品質チェックの対象となったプログラムをリポジトリ15へ格納させる(ステップS130)。そして、チェックイン実行部14は、リポジトリ15へ格納させた品質チェック結果を表示部12に表示させる(ステップS140)。
一方、品質チェック指示部16からの品質チェック結果が品質条件を満たしたものでない場合(ステップS120、No)、チェックイン実行部14は、この品質チェック結果とともに品質チェックが品質条件を満たさなかった旨の警告メッセージを表示部12に表示させる(ステップS150)。
その後、プログラム管理装置2の使用者は、必要に応じてリポジトリ15が格納しているプログラムをチェックアウトさせるための指示情報をプログラム入出力部11から入力し、チェックアウト実行部13にプログラムのチェックアウトを行わせる。
また、プログラム管理装置2の使用者は、必要に応じてリポジトリ15が格納している品質チェック結果や品質チェック履歴を表示させるための指示情報をプログラム入出力部11から入力し、表示部12に品質チェック結果や品質チェック履歴を表示させる。
つぎに、図2−2に示すフローチャートに従って品質チェック指示部の処理手順を説明する。図2−2に示すフローチャートは品質チェック指示部16が、チェックイン実行部14からプログラムの品質チェックを指示されてチェックイン実行部14に品質チェック結果を返すまでの処理の流れを示している。
プログラム管理装置2の使用者は、予めプログラムのチェックインのために要求される品質条件定義情報30を品質条件入力部18へ入力しておく。プログラム入出力部11からプログラムを入力すると、チェックイン実行部14はプログラム入出力部11からこのプログラムを読み込み、品質チェック指示部16はチェックイン実行部14からプログラムを受け取る(ステップS300)。品質チェック指示部16は、品質条件入力部18から品質条件定義情報30を読み込む(ステップS310)。
ここで、品質条件定義情報30について説明する。図3は、品質条件定義情報の一例を示す図である。品質条件定義情報30は、プログラムの品質チェックを行う項目名を示す「品質チェック項目」、この品質チェック項目を起動させるコマンドを示す「起動コマンド」、プログラムの品質条件を示す「品質条件」が含まれる。
品質条件定義情報30はプログラムの品質管理者によって任意に変更可能である。品質条件定義情報30を変更する場合、プログラムの品質管理者はプログラムの品質チェックを行う前に、品質条件入力部18を介して変更後の品質条件定義情報30を入力しておく。
ここでは、「品質チェック項目」に文法チェック、メトリクス計測、テスト実行が含まれている場合を示している。文法チェックは、プログラムの文法をチェックすることを表している。ここでは、文法チェックの「品質条件」のチェックとしてプログラムのエラーの個数、プログラムのワーニングの個数が5個以下であるか否かのチェックを行う。この文法チェックは、「起動コマンド」として例えばC:¥jlint¥jlint.exeを用いる。
メトリクス計測は、プログラムの品質の尺度や測定の基準(工数、バグ数、規模)に従ったプログラムの特性を測定することを表している。ここでは、メトリクス計測の「品質条件」のチェックとしてプログラムの複雑度が20以下であるか否か、1関数当たりの非コメント行数が100以下であるか否か、プログラム全体に占めるコメント行数の割合が30%以上であるか否か、プログラム中の注意事項の個数が10以下であるか否かのチェックを行う。このメトリクス計測は、「起動コマンド」として例えばC:¥jcsc¥jcsc.batを用いる。
テスト実行は、プログラムの実行処理をチェックすることを表している。ここでは、テスト実行の「品質条件」のチェックとしてプログラム内の全てのテストパスが通過したか否かのチェックを行う。このテスト実行は、「起動コマンド」として例えばC:¥junit¥junit.batを用いる。なお、品質条件定義情報30の「品質チェック項目」は、文法チェック、メトリクス計測、テスト実行に限られず、これら以外の「品質チェック項目」を追加する構成としてもよい。
品質チェック指示部16が、チェックイン実行部14からプログラムを受け取り、品質条件入力部18から品質条件定義情報30を読み込むと、品質チェック部40はチェックイン実行部14から受け取ったプログラムの品質チェックを開始する。
品質チェック指示部16は、文法チェック部19、メトリクス計測部20、テスト実行部21に対し、品質条件定義情報30に基づいてプログラムの品質チェックをさせる。例えば、品質チェック指示部16は文法チェック部19、メトリクス計測部20、テスト実行部21の順にプログラムのテスト処理を行わせる。
品質チェック指示部16は、まず文法チェック部19に文法チェックを行わせるか否かを判断する(ステップS320)。品質条件定義情報30の「品質チェック項目」に文法チェックが含まれていない場合やプログラム管理装置2の使用者によってプログラム入出力部11を介して文法チェックを行わせないための指示情報が入力されている場合、品質チェック指示部16は、文法チェック部19に対して文法チェックを行わせない(ステップS320、No)。
一方、品質条件定義情報30の「品質チェック項目」に文法チェックが含まれている場合やプログラム管理装置2の使用者によってプログラム入出力部11を介して文法チェックを行わせない指示情報が入力されていない場合、品質チェック指示部16は、文法チェック部19に対して文法チェックを行わせる(ステップS320、Yes)。文法チェック部19は、品質条件定義情報30に基づいてプログラムの文法チェックを行う。文法チェック部19は、この文法チェックのチェック結果を品質チェック指示部16に送信し、品質チェック指示部16がこのチェック結果を受信する(ステップS330)。文法チェック部19から品質チェック指示部16に送信されるチェック結果には、文法チェック部19がチェックを行ったプログラムが品質条件を満たすものであるか否かの情報(文法チェック結果OKまたは文法チェック結果NG)が含まれる。
ここでは、品質条件定義情報30の「品質条件」がエラー個数0、ワーニング個数5個以下であるため、文法チェックのエラー個数が0で、文法チェックのワーニング個数が5個以下の場合に、文法チェック結果OKとなる。また、文法チェックのエラー個数が1以上または、文法チェックのワーニング個数が6個以上の条件の少なくとも一方に該当する場合、文法チェック結果NGとなる。
品質チェック指示部16は、文法チェック部19から受信したチェック結果が文法チェック結果OKであるか否かを判断する(ステップS340)。品質チェック指示部16は、文法チェック部19から文法チェック結果OKのチェック結果を受信すると(ステップS340、Yes)、メトリクス計測部20にメトリクス計測を行わせるか否かを判断する(ステップS350)。品質条件定義情報30の「品質チェック項目」にメトリクス計測が含まれていない場合やプログラム管理装置2の使用者によってプログラム入出力部11を介してメトリクス計測を行わせないための指示情報が入力されている場合、品質チェック指示部16は、メトリクス計測部20に対してメトリクス計測を行わせない(ステップS350、No)。
一方、品質条件定義情報30の「品質チェック項目」にメトリクス計測が含まれている場合やプログラム管理装置2の使用者によってプログラム入出力部11を介してメトリクス計測を行わせない指示情報が入力されていない場合、品質チェック指示部16は、メトリクス計測部20に対してメトリクス計測を行わせる(ステップS350、Yes)。メトリクス計測部20は、品質条件定義情報30に基づいてプログラムのメトリクス計測を行う。メトリクス計測部20は、このメトリクス計測のチェック結果を品質チェック指示部16に送信し、品質チェック指示部16がこのチェック結果を受信する(ステップS360)。メトリクス計測部20から品質チェック指示部16に送信されるチェック結果には、メトリクス計測部20が計測を行ったプログラムが品質条件を満たすものであるか否かの情報(メトリクス計測結果OKまたはメトリクス計測結果NG)が含まれる。
ここでは、品質条件定義情報30の「品質条件」が複雑度20以下、1関数当たりの非コメント行数100以下、全体に占めるコメント行数の割合30%以上、注意事項個数10以下であるため、プログラムのメトリクス計測において複雑度20以下、プログラムのメトリクス計測において1関数当たりの非コメント行数100以下、プログラムのメトリクス計測において全体に占めるコメント行数の割合30%以上、プログラムのメトリクス計測において注意事項個数10以下である場合に、メトリクス計測結果OKとなる。また、プログラムのメトリクス計測において複雑度21以上、プログラムのメトリクス計測において1関数当たりの非コメント行数101以上、プログラムのメトリクス計測において全体に占めるコメント行数の割合30%より大きい場合、プログラムのメトリクス計測において注意事項個数11以上の条件の少なくとも1つに該当する場合に、メトリクス計測結果NGとなる。
品質チェック指示部16は、メトリクス計測部20から受信した計測結果がメトリクス計測結果OKであるか否かを判断する(ステップS370)。品質チェック指示部16は、メトリクス計測部20からメトリクス計測結果OKのチェック結果を受信すると(ステップS370、Yes)、メトリクス計測部20にテスト実行を行わせるか否かを判断する(ステップS380)。品質条件定義情報30の「品質チェック項目」テスト実行が含まれていない場合やプログラム管理装置2の使用者によってプログラム入出力部11を介してテスト実行を行わせないための指示情報が入力されている場合、品質チェック指示部16は、テスト実行部21に対してテスト実行を行わせない(ステップS380、No)。
一方、品質条件定義情報30の「品質チェック項目」にテスト実行が含まれている場合やプログラム管理装置2の使用者によってプログラム入出力部11を介してテスト実行を行わせない指示情報が入力されていない場合、品質チェック指示部16は、テスト実行部21に対してテスト実行を行わせる(ステップS380、Yes)。テスト実行部21は、品質条件定義情報30に基づいてプログラムのテスト実行を行う。テスト実行部21は、このテスト実行の実行結果を品質チェック指示部16に送信し、品質チェック指示部16がこの実行結果を受信する(ステップS390)。テスト実行部21から品質チェック指示部16に送信されるチェック結果には、テスト実行部21がチェックを行ったプログラムが品質条件を満たすものであるか否かの情報(テスト実行結果OKまたはテスト実行結果NG)が含まれる。
ここでは、品質条件定義情報30の「品質条件」がすべてのテストパスを通過することであるため、プログラムがすべてのテストパスを通過するとテスト実行結果OKとなる。また、プログラムがすべてのテストパスを通過しない場合はテスト実行結果NGとなる。
品質チェック指示部16は、テスト実行部21から受信した実行結果がテスト実行結果OKであるか否かを判断するとともに(ステップS400)、プログラムの総合品質条件を満たしているか否かを判断する(ステップS410)。プログラムの総合品質条件は、文法チェック結果、メトリクス計測結果、テスト実行結果に基づいて決定され、例えば文法チェック結果OK、メトリクス計測結果OK、テスト実行結果OKの場合に、総合品質条件OKとなる。品質チェック指示部16が総合品質条件OKと判断すると、チェックイン実行部14にプログラムが品質条件を満たしている旨の情報を送信する(ステップS430)。
品質チェック指示部16が、文法チェック部19から文法チェック結果NGのチェック結果を受信した場合(ステップS340、No)、品質チェック指示部16はそれ以降の「品質チェック項目」のチェックを行わず、チェックイン実行部14にプログラムが品質条件を満たしていない旨のチェック結果を送信する(ステップS420)。
品質チェック指示部16が、メトリクス計測部20からメトリクス計測結果NGのメトリクス計測結果を受信した場合(ステップS370、No)、品質チェック指示部16はそれ以降の「品質チェック項目」のチェックを行わず、チェックイン実行部14にプログラムが品質条件を満たしていない旨のチェック結果を送信する(ステップS420)。
品質チェック指示部16が、テスト実行部21からテスト実行結果NGのテスト実行結果を受信した場合(ステップS400、No)、品質チェック指示部16はそれ以降の「品質チェック項目」のチェックを行わず、チェックイン実行部14にプログラムが品質条件を満たしていない旨のチェック結果を送信する(ステップS420)。
品質チェック指示部16が総合品質条件NGと判断した場合(ステップS410、No)、チェックイン実行部14にプログラムが品質条件を満たしていない旨のチェック結果を送信する(ステップS420)。
品質チェック指示部16からの品質チェック結果が品質条件を満たしたものであれば、チェックイン実行部14は品質チェック結果と品質チェックの対象となったプログラムをリポジトリ15へ格納させる。そして、チェックイン実行部14は、リポジトリ15へ格納させた品質チェック結果としてプログラムが品質条件を満たしている旨のメッセージを表示部12に表示させる。
一方、品質チェック指示部16からの品質チェック結果が品質条件を満たしたものでない場合、チェックイン実行部14は、この品質チェック結果とともに品質チェックが品質条件を満たさなかった旨の警告メッセージを表示部12に表示させる。
プログラム管理装置2の使用者が、品質チェック結果の履歴を確認する場合は、プログラム入出力部11から品質チェック結果の履歴を取得するための指示情報を入力する。チェックアウト実行部13は、この指示情報に基づいてリポジトリ15から品質チェック結果の履歴を取り出し、表示部12に品質チェック結果の履歴を表示させる。
なお、本実施の形態ではプログラム管理装置2がプログラム入出力部11、表示部12、チェックアウト実行部13、チェックイン実行部14、リポジトリ15、品質チェック指示部16、品質条件入力部18、品質チェック部40(文法チェック部19、メトリクス計測部20、テスト実行部21)を備える構成としたが、これらの構成要素を別々のコンピュータ等に配置して、ネットワークで通信することによってプログラムの管理を行う構成としてもよい。
なお、本実施の形態においては、文法チェック結果OK、メトリクス計測結果OK、テスト実行結果OKの場合に、総合品質条件OKとしたが、総合品質条件はプログラム管理装置2の使用者によって任意に設定可能であり、品質チェック指示部16はプログラム管理装置2の使用者によって設定された総合品質条件に基づいてプログラムの総合的な品質を判断する。
このように実施の形態によれば、プログラムのチェックイン時にプログラムの品質チェックを行うとともに、変更したプログラムが品質条件を満たした場合のみ、リポジトリ15へプログラムを登録するので、プログラム管理装置2へのプログラムのチェックイン時にバグを含むプログラムが登録されることを防止できる。また、チェックイン時にリポジトリ15に品質チェック結果を登録しておくので、プログラムの品質チェックの履歴を容易に把握することが可能となる。したがって、プログラムの品質を高めることができる。また、品質チェック指示部16が、品質チェック部40に対し品質条件定義情報30に基づいて品質チェック項目を実行させるので独自の品質チェック項目を容易に追加することが可能となる。
以上のように、本発明にかかるプログラム管理装置は、作成や変更されたプログラムの管理に適している。
本発明の実施の形態に係るプログラム管理装置の構成を示すブロック図である。 チェックイン実行部の処理手順を示すフローチャートである。 品質チェック部の処理手順を示すフローチャートである。 品質条件定義情報の一例を示す図である。
符号の説明
2 プログラム管理装置
11 プログラム入出力部
12 表示部
13 チェックアウト実行部
14 チェックイン実行部
15 リポジトリ
16 品質チェック指示部
18 品質条件入力部
19 文法チェック部
20 メトリクス計測部
21 テスト実行部
30 品質条件定義情報
40 品質チェック部

Claims (6)

  1. プログラムの品質管理を行うプログラム管理装置において、
    前記プログラムのチェックイン前に、前記プログラムの品質管理を行うための品質条件に基づいて前記プログラムの品質チェックを行う品質チェック部と、
    前記プログラムのチェックインを実行するチェックイン実行部と、
    前記プログラムおよび前記品質チェック部の品質チェック結果を記憶する記憶部と、
    を備えることを特徴とするプログラム管理装置。
  2. 前記チェックイン実行部は、前記品質チェック部の品質チェック結果に基づいて前記記憶部への前記プログラムのチェックインを実行するか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載のプログラム管理装置。
  3. 前記品質条件を入力する品質条件入力部をさらに備え、
    前記品質チェック部は、前記品質条件入力部に入力された品質条件に基づいて前記プログラムの品質チェックを行うことを特徴とする請求項1または2に記載のプログラム管理装置。
  4. 前記品質チェック部は、前記プログラムの文法チェックを行う文法チェック手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のプログラム管理装置。
  5. 前記品質チェック部は、前記プログラムの品質の尺度に基づいた前記プログラムの特性をメトリクス計測するメトリクス計測手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のプログラム管理装置。
  6. 前記品質チェック部は、前記プログラムの実行処理テストを行うテスト実行手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のプログラム管理装置。




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