JP2005315816A - アクティブターゲット装置を用いた遮蔽体検出方法およびプログラム - Google Patents

アクティブターゲット装置を用いた遮蔽体検出方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 遮蔽体の有無のみならず、遮蔽体の相対距離、相対速度および方向の検出も可能とする。
【解決手段】 主通信装置と従通信装置との間の通信路で決定される監視空間における遮蔽体を検出する。各従通信装置に対して無線通信動作とレーダ動作を時分割で順に行う。無線通信動作において、従通信装置の1つにパケットを送信する場合、当該1つの従通信装置の局IDをパケットに収容して送信する。各従通信装置がパケットを受信した場合、パケットが当該従通信装置宛である場合、受信したパケットを含む受信信号を増幅して応答信号として送り返す。応答信号のパケットに当該従通信装置の局IDが含まれるか否かを判断する。応答信号が送られてこない場合、当該従通信装置との通信路に遮蔽体が存在すると判断し、レーダ動作で得た情報から遮蔽体との相対距離および相対速度を求め、かつ当該従通信装置に関係付けて記憶していた方向の情報を得る。
【選択図】図3A

Description

本発明は、屋内または屋外において通信統合レーダ装置とアクティブターゲット装置を配設して形成される検出または監視領域に侵入した遮蔽体を検知する技術に関する。
出願人は、通信統合レーダ装置から送信されたレーダ波をアクティブターゲット(AT)が変調して送り返すことによりATを検出する技術を開示した(特許文献1)。また、拡散する波動を検知領域に照射し、反射された反射波を利用して、進入物体を検出する技術も開示されている(特許文献2)。
特願平15−182262号公報 特開2002−228744号公報
特許文献1では通信統合レーダ装置とAT装置(目標物)が対となり、目標物の位置、速度、目標物自体の特定を主眼としている。従って、通信統合レーダ装置とAT装置(目標物)以外の物体(異物)を認識することはできない。また、異物の認識ができないため、異物の位置、速度、形状等も判別できない。
特許文献2の従来技術では、特定反射体に波動を照射しそこからの反射波の有無により遮蔽体有無を判定している。しかし、特定反射体が反射しやすい構造を持つというだけで、そこからの反射波が確実に受信可能である保証はない。例えば、特定反射体の近傍に、たまたま別の遮蔽体が現れ、それ自身が反射波を発生させた場合、それが特定反射体からの反射波であるかを見分けることができない。また、レーダ装置と特定反射体の設置環境が良好でない場合(例えば、周囲に複雑な構造物がある環境や、屋内などの閉じた空間)では、安定した反射波が得られない場合もある。
レーダ装置と特定反射体の設置関係も、上記理由から特定反射体同士をあまり近づけたり、レーダ装置から見て同一距離に設置したりすることができない。
以上のように、レーダ装置を活用しての物体監視・検出は、センサの設置環境に制約があり、また遮蔽体の有無の指標となる特定反射体の設置位置も自由度がないなど、制約があり、システムの適用場面が限定されていた。
本発明は、遮蔽体の有無のみならず、遮蔽体の相対距離、相対速度および方向も検出できる遮蔽体検出方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、一面において、主通信装置と少なくとも1つの従通信装置との間の通信路で決定される監視空間における遮蔽体を検出するシステムにおいて監視空間における遮蔽体を検出する方法を提供する。本発明の遮蔽体検出方法は、各従通信装置に対して無線通信動作とレーザ動作を時分割で順に行うステップ、無線通信動作において、前記の少なくとも1つの従通信装置の1つにパケットを送信する場合、当該1つの従通信装置の局IDをパケットに収容して送信するステップ、各従通信装置がパケットを受信した場合、パケットが当該従通信装置宛である場合、続く所定の期間にわたり、受信したパケットを含む受信信号を増幅して送り返す応答信号を受信するステップ、応答信号を成功裏に受信した場合、応答信号のパケットに当該従通信装置の局IDが含まれるか否かを判断するステップ、応答信号のパケットに従通信装置の局IDが含まれる場合、当該従通信装置との通信路に遮蔽体が存在する可能性は無いと判断するステップ、および応答信号が送られてこない場合、当該従通信装置との通信路に遮蔽体が存在すると判断し、レーザ動作で得た情報から遮蔽体との相対距離および相対速度を求め、かつ当該従通信装置に関係付けて記憶していた方向の情報を得るステップを含み、主通信装置により実行されることを特徴とする。
応答信号のパケットに従通信装置の局IDが含まれ、かつ従通信装置までの距離が実質的に変化している場合、故障であると判断する故障判断ステップをさらに含む。
応答信号に含まれるパケットに各従通信装置における受信強度の情報が含まれ、各従通信装置における正常な受信強度を局IDと関係付けて収容するテーブルを保持するステップ、および受信した応答信号のパケットに含まれる情報とテーブルのデータを比較することにより故障の判断を行うステップをさらに含むことが好ましい。
前記の少なくとも1つの従通信装置の各々に対し、2つ1組の従通信装置を用い、各組の従通新装置の情報を管理する管理テーブルを保持するステップ、および任意の従通信装置が故障した場合、管理テーブルを更新することにより、前記の故障した従通信装置を以降は使用しないこととするステップをさらに含むことが好ましい。
また、本発明は、別の面では、主通信装置と少なくとも1つの従通信装置との間の通信路で決定される監視空間における遮蔽体を検出するシステムにおいて監視空間における遮蔽体を検出するプログラムを提供する。本発明の遮蔽体検出プログラムは、上記の方法と同様のステップからなる。
本発明によれば、無線通信機能とレーダ機能とを組み合わせることにより、遮蔽体の有無、相対距離、相対速度および方向を求めることが可能となる。
監視領域内に通信統合レーダ装置とAT装置を設置することで、遮蔽体がない限り常にAT装置の局識別番号と距離が観測可能である。
AT装置から折返される情報から容易にレーダ統合通信装置、AT装置の故障が検知可能であり、多重化構成であっても簡易に切替えることが可能な仕組みを有する。
以下、本発明の実施形態と添付図面とにより本発明を詳細に説明する。なお、複数の図面に同じ要素を示す場合には同一の参照符号を付ける。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の種々の実施形態において使用される通信レーダ装置(主通信装置とも言う)とアクティブターゲット(AT)装置(従通信装置とも言う)との構成を概念的に示すブロック図である。図1の通信統合レーダ装置1およびAT装置2の基本的な構成および通信方式などは、出願人による特許文献1に記載の通信統合レーダ装置およびAT装置と同じである。図1において、通信統合レーダ装置1は、制御部10,変調部11,搬送波発振器12,増幅器13,送信用アンテナ14,レーダ回路15、無線受信部16,および受信用アンテナ17から構成される。変調部11と増幅器13は無線送信部を形成し、搬送波発信器12、増幅器13およびレーダ回路15はレーダ部を形成する。制御部10は、周知のようにCPU(中央情報処理装置)のほか、プログラムやデータを格納するROM18およびRAM19を含む。
アクティブターゲット(AT)装置2は、制御部20,受信アンテナ21,無線受信部22,搬送波発振器23,増幅器24、および送信アンテナ25からなる。制御部20は、周知のようにCPUのほか、プログラムやデータを格納するROM28およびRAM29を含む。上記のRAM19および29は、不揮発性であることが好ましい。
通信統合レーダ装置1は、このように無線通信機能とレーダ機能とを兼ね備え、各AT装置2に対し無線通信動作とレーダ動作を時分割で順に行う。
無線通信モードでは、通信統合レーダ装置1の制御部10は、AT装置2を識別する局IDおよびその他の情報を1つのパケットデータPDとして変調部11に送出することにより、変調部11と増幅器13による無線送信機能を動作させる。変調部11は、パケットデータPDから、例えばIF(中間周波数)帯域のサブキャリア信号を生成する回路である。増幅器13は、例えばミリ波帯の増幅器であり、搬送波発振器12からの信号を増幅するとともに変調部11の出力で振幅変調する。変調方法としては、振幅変調、周波数変調、PSK(phase shift keying)変調などの適切な任意の変調方式でよい。以下においては、説明の都合上、振幅変調による例を用いる。
AT装置2は、通信統合レーダ装置1から受信した信号を2つに分岐させ、無線受信部22と増幅器24に入力させる。無線受信部22は、受信信号からパケットデータPDを抽出し制御部20に渡す。制御部20は、受け取ったPDを調べて、自局を指定する局IDを検出した場合、一定の時間、搬送波発振器23を動作させて所定の周波数の信号を増幅器24に供給させる。増幅器24は、受信波を増幅するとともに搬送波発振器23からの信号で振幅変調して、通信統合レーダ装置1に向けて折り返し送信する。このように、AT装置2は自分宛のパケットを受信した場合に限り、受信したパケットと後続の受信信号を増幅して通信統合レーダ装置1に送り返す。
通信統合レーダ装置1では、AT装置2から信号を受信すると、無線受信部16はこの受信した信号からパケットデータを抽出して制御部10に渡す。これにより、制御部10は、詳細に後述するような処理により、AT装置2との間の遮蔽体の有無などを検出する。
レーダモードでは、搬送波発振器12からの信号は増幅器13で変調されずに単に増幅されて送信される。送信した信号がAT装置2で折り返し送信されて帰ってくると、通信統合レーダ装置1は、これを受信し、レーダ回路15と制御部10において、周知のFM−CW(frequency modulated-continuous wave)レーダ方式により遮蔽体との相対距離および相対速度を計算する。FM−CWレーダ方式などの詳細については特許文献1に記載した。
なお、本発明によれば、上述のように、まず通信モードにおいて、パケットにAT装置2の局IDを含めて送ることにより、その時の通信相手であるAT装置2を特定できるので、予め各AT装置2の方向を記憶しておくことにより、その通信で検出された遮蔽体の方向も知ることができる。したがって、通信機能とレーダ機能とを組み合わせることにより、遮蔽体の相対距離、相対速度および方向を求めることが可能となる。
図2は、本発明による遮蔽体検出システムの設置および検出の原理を示す図である。図3は、図1に示した通信統合レーダ装置1の制御部10が実行する遮蔽体検出動作のフローチャートである。図2および3を用いて本発明による遮蔽体検出方法を説明する。図3において、制御部10は、まずステップ102において、上述のように、現在の通信相手であるAT装置2に対し上記の無線通信動作とレーダ動作を行う。続いて、判断ステップ104において、上述の無線通信動作とレーダ動作において、AT装置2から折り返し波を受信したか否かを判断する。折り返し波を受信していなければ(NOの場合)、ステップ106において、図2(b)に示すように通信統合レーダ装置1とAT装置2の通信路に遮蔽体が存在すると判断する。そして、ステップ108において、遮蔽体が存在することを上位のシステムまたは通信統合レーダ装置1の傍の者に報告する。この報告は、音、光または電気信号として出力するものとする。ステップ108が終了すると、ステップ102に戻り、図3Aの処理を繰り返す。
判断ステップ104において、折り返し波を受信した場合、さらなる判断ステップ110において、ステップ102でパケットPDを送信したAT装置2(「現在のAT装置2」と称する)の局IDが折り返し波の受信パケットに含まれているか否かを判断する。AT装置2の局IDが検出できなかった場合、ステップ112において故障と判断し、ステップ108において、既に述べた要領でその旨を報告して、ステップ102に戻る。
なお、ステップ112において特定のAT装置2の局IDのみが受信できない場合、その局IDが受信できないAT装置2が故障であると判断することができる。また、ステップ112において総てのAT装置2の局IDが受信できない場合、通信統合レーダ装置1が故障であると判断することができる。
判断ステップ110において、現在のAT装置2の局IDが検出できた場合、判断ステップ114において、ステップ102のレーダ動作で測定した距離の値が予め記憶しておいた現在のAT装置2までの距離の値と比較することにより、AT装置2までの距離が変化したか否かを判断する。このため、制御部10のRAM19には、図3Bに示すようなテーブルを保持することが好ましい。即ち、図2には、AT装置2を1つしか示していないが、複数のAT装置2を使用する場合もあり得る。このような場合、各AT装置2の局IDとそのAT装置2までの距離とを関係付けて、記憶しておくようにする。図3Bの例では、AT装置2のIDが1,2,...,nであり、各AT装置2までの距離が、それぞれr1,r2,...,rnである。
判断ステップ114において距離が変化した場合、ステップ116で故障と判断し、ステップ108において、上述のようにその旨を上位相違または近くの者に報告する。判断ステップ116において距離が変化していないと判断した場合、ステップ118において、図2(a)に示すように遮蔽体なしと判断して、ステップ102に戻る。
なお、ステップ116において特定のAT装置2までの距離のみが変動した場合、その距離が変動したAT装置2が故障であると判断することができる。また、ステップ112においてAT装置2までの距離が総て変動している場合、通信統合レーダ装置1が故障であると判断することができる。
本発明によれば、通信統合レーダ装置1とAT装置2との通信路に遮蔽体が存在するか否かの判断ができるほか、故障しているか否かの判断も可能となる。複数のAT装置2を用いた遮蔽体検出システムの場合は、各AT装置2に対して順次同様の処理を行う。
図4は、1つの通信統合レーダ装置1とその周囲にnのAT装置2を配置した例を示す。図中、Rは通信統合レーダ装置1を示し、ATはAT装置2を示す。nのAT装置2が通信統合レーダ装置1から見て狭い角度範囲に配置されている場合は、通信統合レーダ装置1として、広いビーム幅のものを使用すればよい。図4のように、広い角度範囲にAT装置2が配置されている場合は、通信統合レーダ装置1は送信ビームを検出範囲または監視領域にわたって走査することになる。
図5は、本発明の遮蔽体検出システムを屋内に適用した例を示す。図5Aは、矩形の検出領域(または監視空間)において通信統合レーダ装置1を角に設置し、多数のAT装置2を3つの辺に沿って配置した例である。図5Bは、矩形の監視空間において通信統合レーダ装置1を中央に設置し、多数のAT装置2を4つの辺に沿って配置した例である。
図6は、本発明の遮蔽体検出システムを踏切に設置した例を示す。
図6(a)は、1つの通信統合レーダ装置1と3つのAT装置2を配置した例である。
図6(b)は、3つの通信統合レーダ装置1と3つのAT装置2をそれぞれ対向して配置した例である。図6(b)では、通信統合レーダ装置1とAT装置2が1対1の通信を行うのではなく、各通信統合レーダ装置1が3つのAT装置2と通信を行うことにより検出精度と信頼性を高めた例である。この場合、通信統合レーダ装置1も複数存在するので、使用するパケットにはAT装置2の局IDのみならず、通信統合レーダ装置1の局IDも含める必要がある。
このように、踏切内を監視領域とした場合に、その領域内に車両等の遮蔽体が進入すると、通信統合レーダ装置がAT装置を観測できなくなる。踏切の遮断機が動作し電車が通過する前のタイミングでこの状態を観測した場合、上位装置に通報することで、踏切の安全確保をなすことができる。
図7は、レーダ装置と多数のATとの通信路で形成される座標により遮蔽体の位置、移動の速度及び方向を求める場合のシステム配置を示す図である。図7Bは、図7Aに示す通信路の交点の座標テーブルである。図7Cは、遮蔽体の移動方向を求める図である。図7に示した遮蔽体検出システムは、監視空間の1辺の両端に通信統合レーダ装置RAおよびRBをそれぞれ設置し、RAとRBを結ぶ辺以外の監視空間境界線に沿って多数(M+N−2)のAT装置2を配置したものである。説明を簡単にするため、監視空間をほぼ矩形であるとし、通信統合レーダ装置RAおよびRBを結ぶ辺に対向する辺にNのAT装置2を配置し、その他の2辺にそれぞれMのAT装置2を配置することにより合計M+N−2のAT装置2を配置するものとする。通信統合レーダ装置RAおよびRBの各々は、自分を含む辺以外の辺に配置されたAT装置2に対して独自に局IDを付けることにする。即ち、通信統合レーダ装置RAは、右辺と上辺に配置されたAT装置2(RAの相手AT装置2と言う)にA1,A2,..,AM+N-2と局IDを割り当て、通信統合レーダ装置RBは、左辺と上辺に配置されたAT装置2(RBの相手AT装置2と言う)にB1,B2,..,BM+N-2と局IDを割り当てる。したがって、上辺のAT装置2は2つの通信統合レーダ装置1に対してそれぞれ別の局IDを持つことになる。
このように配置した場合、通信統合レーダ装置RAとその相手AT装置2との通信路と、通信統合レーダ装置RBとその相手AT装置2との通信路検とは互いに交差させることができる。したがって、監視空間にXY座標を設定し、各通信統合レーダ装置とAT装置との間の通信路の交点を設定したXY座標で表現することができる。例えば、通信統合レーダ装置RAはAT装置A2からだけはパケットを受信できないが他の相手AT装置からはパケットが受信でき、通信統合レーダ装置RBはAT装置B1からだけはパケットを受信できないが他の相手AT装置からはパケットが受信でたとすると、P1,2に遮蔽体が存在すると認識することができる。
図7Bは、このようにして出来る交点の交点座標テーブルである。図7Bにおいて、横の行は通信統合レーダ装置RBの相手AT装置2の局IDであり、縦の列は通信統合レーダ装置RAの相手AT装置2の局IDであり、表の各セル(表記の都合上、Pi,jで表す)は、対応するAT装置を通る通信路の交点の座表である。したがって、実際には、Pi,jは(Xi,j,Yi,j)と表せるので、後者が図7Bの交点座標テーブルの各セルに収容されている。
このようにすることにより、時刻T1の時の遮蔽物の位置を(Xi1,j1,Yi1,j1)=(X1,Y1)、時刻T2(T1<T2)の時の遮蔽物の位置を(Xi2,j2,Yi2,j2)=(X2,Y2)とすると、遮蔽体の移動速度は、次式で表される。
また、遮蔽体の移動方向を図7Cのように表した場合、tanθ=(Y2-Y1)/(X2-X1)であるから、θ=atan{(Y2-Y1)/(X2-X1)}と表すことができる。
なお、遮蔽体の大きさによっては、1つの交点ではなく複数の連続する交点として検出される場合もある。このような場合は、例えばX、Y座標ごとに平均を取るなどして重心位置を決定した後、上述の要領で移動の速度及び方向を求めることが可能である。
図8は、多数のTAを用いて遮蔽体の大きさを知るシステム配置の例を示す図である。図8のように多数のAT装置2を比較的密に等間隔に配置することにより、応答信号が受信できないAT装置2の数と配置間隔から、遮蔽体の大きさを検出することができる。例えば、AT装置2を横方向に並べた場合、幅を検出することができ、垂直方向に並べた場合、高さを検出することができる。
図9は、多数のTAを二次元的に配列した例を示す図である。図9において、本発明の遮蔽体検出システムは、縦長の支持体に複数のAT装置2を配置したものを水平方向に配置することにより、AT装置2を通信統合レーダ装置1から見て二次元的に配列することができる。これにより、遮蔽体の大きさや大まかな形状を把握することができる。
図10は、各AT装置2を二重化して使用する例を示す。図10Aにおいて、各支持体に2つずつAT装置(ATia、ATibとする、図10Aの例ではi=5である)を固定したものを配置する。この場合、2とおりの二重化方法が可能である。1つは、通常は、AT装置2の各組の一方(例えば、ATia)のみを使用し、これが故障した場合、通信統合レーダ装置1は保存しているAT装置の情報テーブルにおいて、故障したAT装置と同じ組の他方のAT装置(ATib)を使用する旨の登録を行い、以降、その登録した(ATib)の局IDを用いて通信動作を行う方法である(図10B)。もう1つは、通信統合レーダ装置Rが常に全てのAT装置2と通信を行い、故障のAT装置(例えば、ATia)を発見した場合、通信統合レーダ装置1は、そのAT装置ATiaは故障している旨の登録または削除を行い、以降、その故障したAT装置ATiaの局IDを通信動作に使用しないようにする方法である(図10C)。この技術は、図3のステップ112および116において故障を発見した場合、適用することができる。
これにより、信頼性を高めることが可能となる。
図11は、故障を発見する別の他の方法を示す図である。即ち、各AT装置2が通信統合レーダ装置1からパケットを受信した場合、図11Aに示すように、応答パケットに受信強度を入れて、通信統合レーダ装置1に送り返す。通信統合レーダ装置1の制御部10は、図11Bに示すような標準受信強度表を保持する。この表には、各AT装置2の局IDとそのAT装置2における正常時の受信強度とを関係付けて格納されている。通信統合レーダ装置1の制御部10は、各AT装置2から受け取った受信強度を図11Bの表の受信強度を比較して、受信強度が異常な場合、故障と判断することができる。受信強度が異常かどうかの判断は、例えば、各AT装置2から受け取った受信強度を図11Bの表の受信強度との差を所定の閾値と比較して決定するなど、種々の方法が考えられる。
なお、故障検出の方法としては、複数あるAT装置2が通信統合レーダ装置1で全く計測できなくなった場合、通信統合レーダ装置1の故障と判断する方法がある。また、複数あるAT装置2側でレーダ波の受信状況を監視することでAT装置側の故障を容易に判断することができる。
以上は、本発明の説明のために実施例を掲げたに過ぎない。したがって、本発明の技術思想または原理に沿って上述の実施例に種々の変更、修正または追加を行うことは、当業者には容易である。
例えば、図7Aに示した実施形態ではXY座標を用いたが、これに限らず適切な任意の座標を使用することができる。
(付記1)主通信装置と少なくとも1つの従通信装置との間の通信路で決定される監視空間における遮蔽体を検出する遮蔽体検出システムにおいて、
前記主通信装置が、各従通信装置に対して無線通信動作とレーザ動作を時分割で順に行うステップ、
前記無線通信動作において、前記主通信装置が、前記の少なくとも1つの従通信装置の1つにパケットを送信する場合、当該1つの従通信装置の局IDをパケットに収容して送信するステップ、
各従通信装置が、前記パケットを受信した場合、前記パケットが自分宛である場合、続く所定の期間にわたり、受信したパケットを含む受信信号を増幅して前記主通信装置に応答信号として送り返すステップ、
前記主通信装置が、前記の少なくとも1つの従通信装置の1つから前記応答信号を受信し、かつ前記応答信号のパケットに当該従通信装置の局IDが含まれる場合、当該従通信装置との通信路に遮蔽体が存在する可能性は無いと判断するステップ、および
前記主通信装置が、前記の少なくとも1つの従通信装置の1つから前記応答信号が送られてこない場合、当該従通信装置との通信路に遮蔽体が存在すると判断し、前記レーザ動作で得た情報から前記遮蔽体との相対距離および相対速度を求め、かつ当該従通信装置に関係付けて記憶していた方向の情報を得るステップからなる
ことを特徴とする監視空間における遮蔽体を検出する方法。
(付記2)主通信装置と少なくとも1つの従通信装置との間の通信路で決定される監視空間における遮蔽体を検出する遮蔽体検出システムにおいて、
各従通信装置に対して無線通信動作とレーザ動作を時分割で順に行うステップ、
前記無線通信動作において、前記の少なくとも1つの従通信装置の1つにパケットを送信する場合、当該1つの従通信装置の局IDをパケットに収容して送信するステップ、
各従通信装置が前記パケットを受信した場合、前記パケットが当該従通信装置宛である場合、続く所定の期間にわたり、受信したパケットを含む受信信号を増幅して送り返す応答信号を受信するステップ、
前記応答信号を成功裏に受信した場合、前記応答信号のパケットに当該従通信装置の局IDが含まれるか否かを判断するステップ、
前記応答信号のパケットに前記従通信装置の局IDが含まれる場合、当該従通信装置との通信路に遮蔽体が存在する可能性は無いと判断するステップ、および
前記応答信号が送られてこない場合、当該従通信装置との通信路に遮蔽体が存在すると判断し、前記レーザ動作で得た情報から前記遮蔽体との相対距離および相対速度を求め、かつ当該従通信装置に関係付けて記憶していた方向の情報を得るステップを含み、前記主通信装置により実行される
ことを特徴とする監視空間における遮蔽体を検出する方法。
(付記3)前記応答信号のパケットに前記従通信装置の局IDが含まれ、かつ前記従通信装置までの距離が実質的に変化していない場合、当該従通信装置との通信路に遮蔽体は存在しないと判断するステップをさらに含む
ことを特徴とする付記2記載の監視空間における遮蔽体を検出する方法。
(付記4)前記応答信号のパケットに前記従通信装置の局IDが含まれ、かつ前記従通信装置までの距離が実質的に変化している場合、故障であると判断する故障判断ステップをさらに含む
ことを特徴とする付記2記載の監視空間における遮蔽体を検出する方法。
(付記5)前記応答信号のパケットに前記従通信装置の局IDが含まれない場合、故障であると判断する故障判断ステップをさらに含む
ことを特徴とする付記2記載の監視空間における遮蔽体を検出する方法。
(付記6)前記故障判断ステップにより、前記の少なくとも1つの従通信装置の特定の従通信装置に対して故障であると判断した場合、前記特定の従通信装置が故障であると判断するステップをさらに含む
ことを特徴とする付記4または5記載の監視空間における遮蔽体を検出する方法。
(付記7)前記故障判断ステップにより、前記の少なくとも1つの従通信装置の総てに対して故障であると判断した場合、前記主通信装置が故障であると判断するステップをさらに含む
ことを特徴とする付記4または5記載の監視空間における遮蔽体を検出する方法。
(付記8)前記の少なくとも1つの従通信装置を横または縦の方向に等間隔に配置するステップ、および
前記応答信号を受信できない従通信装置の数および前記配置の間隔から前記遮蔽体の幅または高さを検出するステップをさらに含む
ことを特徴とする付記2記載の監視空間における遮蔽体を検出する方法。
(付記9)前記の少なくとも1つの従通信装置を二次元に配置するステップ、および
前記応答信号を受信できない従通信装置の配置および配置間隔から前記遮蔽体の大きさ、形状、またはこれら両方を検出するステップをさらに含む
ことを特徴とする付記2記載の監視空間における遮蔽体を検出する方法。
(付記10)前記の少なくとも1つの従通信装置を二次元に配置するステップが、
指示体に複数の従通信装置を配置したものを直線的に配列するステップからなる
ことを特徴とする付記9記載の監視空間における遮蔽体を検出する方法。
(付記11)監視空間の1辺の両端に第1の主通信装置と第2の主通信装置を設置し、前記第1および第2の主通信装置を結ぶ辺以外の監視空間境界線に沿って多数の従通信装置を配置するステップと、
前記第1の主通信装置を含まない前記監視空間の辺上の従通信装置に第1のIDを割り当て、前記第2の主通信装置を含まない前記監視空間の辺上の従通信装置に第2のIDを割り当てるステップ、
前記監視空間に座標系を設定し、各主通信装置と各従通信装置との間の通信路の交差点の位置を前記座標系の座標で表し、前記交差点の前記座標を前記第1のIDと前記第2のIDとで形成される表として保持するステップ、
検出された遮蔽体の位置、移動速度、移動方向の少なくとも1つを求めるステップをさらに含む
ことを特徴とする付記2記載の監視空間における遮蔽体を検出する方法。
(付記12)前記応答信号に含まれるパケットが各従通信装置における受信強度の情報を含み、
各従通信装置における正常な受信強度を局IDと関係付けて収容するテーブルを保持するステップ、および
受信した応答信号のパケットに含まれる前記情報と前記テーブルのデータを比較することにより故障の判断を行うステップをさらに含む
ことを特徴とする付記2記載の監視空間における遮蔽体を検出する方法。
(付記13)前記の少なくとも1つの従通信装置の各々に対し、2つ1組の従通信装置を用い、
各組の従通新装置の情報を管理する管理テーブルを保持するステップ、および
任意の従通信装置が故障した場合、前記管理テーブルを更新することにより、前記の故障した従通信装置を以降は使用しないこととするステップをさらに含む
ことを特徴とする付記4乃至7および12の何れか一項に記載の監視空間における遮蔽体を検出する方法。
(付記14)前記遮蔽体検出システムを屋内に設置することを特徴とする付記2乃至13の何れか一項に記載の監視空間における遮蔽体を検出する方法。
(付記15)前記遮蔽体検出システムを踏切に設置することを特徴とする付記2乃至14の何れか一項に記載の監視空間における遮蔽体を検出する方法。
(付記16)主通信装置と少なくとも1つの従通信装置との間の通信路で決定される監視空間における遮蔽体を検出する遮蔽体検出システムにおいて、
各従通信装置に対して無線通信動作とレーザ動作を時分割で順に行うステップ、
前記無線通信動作において、前記の少なくとも1つの従通信装置の1つにパケットを送信する場合、当該1つの従通信装置の局IDをパケットに収容して送信するステップ、
各従通信装置が前記パケットを受信した場合、前記パケットが当該従通信装置宛である場合、続く所定の期間にわたり、受信したパケットを含む受信信号を増幅して送り返す応答信号を受信するステップ、
前記応答信号を首尾よく受信し、かつ前記応答信号のパケットに当該従通信装置の局IDが含まれる場合、当該従通信装置との通信路に遮蔽体が存在する可能性は無いと判断するステップ、および
前記応答信号が送られてこない場合、当該従通信装置との通信路に遮蔽体が存在すると判断し、前記レーザ動作で得た情報から前記遮蔽体との相対距離および相対速度を求め、かつ当該従通信装置に関係付けて記憶していた方向の情報を得るステップを含み、前記主通信装置により実行される
ことを特徴とする監視空間における遮蔽体を検出するプログラム。
(付記17)主通信装置と少なくとも1つの従通信装置との間の通信路で決定される監視空間における遮蔽体を検出するシステムにおいて主通信装置として用いられる通信レーダ装置であり、
各従通信装置に対して無線通信動作とレーザ動作を時分割で順に行う手段、
前記無線通信動作において、前記の少なくとも1つの従通信装置の1つにパケットを送信する場合、当該1つの従通信装置の局IDをパケットに収容して送信する手段、
各従通信装置が前記パケットを受信した場合、前記パケットが当該従通信装置宛である場合、続く所定の期間にわたり、受信したパケットを含む受信信号を増幅して送り返す応答信号を受信する手段、
前記応答信号を首尾よく受信し、かつ前記応答信号のパケットに当該従通信装置の局IDが含まれる場合、当該従通信装置との通信路に遮蔽体が存在する可能性は無いと判断する手段、および
前記応答信号が送られてこない場合、当該従通信装置との通信路に遮蔽体が存在すると判断し、前記レーザ動作で得た情報から前記遮蔽体との相対距離および相対速度を求め、かつ当該従通信装置に関係付けて記憶していた方向の情報を得る手段を備えた
ことを特徴とする監視空間における遮蔽体を検出する通信レーダ装置。
本発明の通信統合レーダ装置1およびAT装置2の基本的な構成をしめすブロック図である。 本発明の遮蔽体検出システムの設置および検出の原理を示す図である。 図1Aの制御部10による遮蔽体検出動作のフローチャートである。 図3Aのステップ114で用いるATまでの距離のテーブルである。 複数のAT装置を設置するシステム構成の例を示す図である。 本発明の遮蔽体検出システムを室内に応用した例を示す図である。 本発明の遮蔽体検出システムを室内に応用した例を示す図である。 本発明の遮蔽体検出システムを踏切に設置した例を示す図である。 レーダ装置と多数のATとの通信路で形成される座標により遮蔽体の位置、移動の速度及び方向を求める場合のシステム配置を示す図である。 図7Aに示す通信路の交点の座標テーブルである。 遮蔽体の移動方向を求める図である。 多数のTAを用いて遮蔽体の大きさを知るシステム配置の例を示す図である。 多数のTAを二次元的に配列した例を示す図である。 ATを2重化して用いるシステム配置を示す図である。 二重化の方法を示すフローチャートである。 二重化の方法を示すフローチャートである。 ATが受信強度を報告する場合の応答パケットの例を示す図である。 レーダ装置が保持する標準受信強度表の構造を示す図である。
符号の説明
1 通信統合レーダ装置
2 アクティブターゲット(AT)装置
10、20 制御部
11 変調部
12、23 搬送波発振器
13、24 増幅器
14、25 送信用アンテナ
15 レーダ回路
16、22 無線受信部
17、21 受信用アンテナ
18、28 ROM
19、29 RAM

Claims (5)

  1. 主通信装置と少なくとも1つの従通信装置との間の通信路で決定される監視空間における遮蔽体を検出する遮蔽体検出システムにおいて、
    各従通信装置に対して無線通信動作とレーザ動作を時分割で順に行うステップ、
    前記無線通信動作において、前記の少なくとも1つの従通信装置の1つにパケットを送信する場合、当該1つの従通信装置の局IDをパケットに収容して送信するステップ、
    各従通信装置が前記パケットを受信した場合、前記パケットが当該従通信装置宛である場合、続く所定の期間にわたり、受信したパケットを含む受信信号を増幅して送り返す応答信号を受信するステップ、
    前記応答信号を成功裏に受信した場合、前記応答信号のパケットに当該従通信装置の局IDが含まれるか否かを判断するステップ、
    前記応答信号のパケットに前記従通信装置の局IDが含まれる場合、当該従通信装置との通信路に遮蔽体が存在する可能性は無いと判断するステップ、および
    前記応答信号が送られてこない場合、当該従通信装置との通信路に遮蔽体が存在すると判断し、前記レーザ動作で得た情報から前記遮蔽体との相対距離および相対速度を求め、かつ当該従通信装置に関係付けて記憶していた方向の情報を得るステップを含み、前記主通信装置により実行される
    ことを特徴とする監視空間における遮蔽体を検出する方法。
  2. 前記応答信号のパケットに前記従通信装置の局IDが含まれ、かつ前記従通信装置までの距離が実質的に変化している場合、故障であると判断する故障判断ステップをさらに含む
    ことを特徴とする請求項1記載の監視空間における遮蔽体を検出する方法。
  3. 前記応答信号に含まれるパケットが各従通信装置における受信強度の情報を含み、
    各従通信装置における正常な受信強度を局IDと関係付けて収容するテーブルを保持するステップ、および
    受信した応答信号のパケットに含まれる前記情報と前記テーブルのデータを比較することにより故障の判断を行うステップをさらに含む
    ことを特徴とする請求項2記載の監視空間における遮蔽体を検出する方法。
  4. 前記の少なくとも1つの従通信装置の各々に対し、2つ1組の従通信装置を用い、
    各組の従通新装置の情報を管理する管理テーブルを保持するステップ、および
    任意の従通信装置が故障した場合、前記管理テーブルを更新することにより、前記の故障した従通信装置を以降は使用しないこととするステップをさらに含む
    ことを特徴とする請求項2または3記載の監視空間における遮蔽体を検出する方法。
  5. 主通信装置と少なくとも1つの従通信装置との間の通信路で決定される監視空間における遮蔽体を検出する遮蔽体検出システムにおいて、
    各従通信装置に対して無線通信動作とレーザ動作を時分割で順に行うステップ、
    前記無線通信動作において、前記の少なくとも1つの従通信装置の1つにパケットを送信する場合、当該1つの従通信装置の局IDをパケットに収容して送信するステップ、
    各従通信装置が前記パケットを受信した場合、前記パケットが当該従通信装置宛である場合、続く所定の期間にわたり、受信したパケットを含む受信信号を増幅して送り返す応答信号を受信するステップ、
    前記応答信号を首尾よく受信し、かつ前記応答信号のパケットに当該従通信装置の局IDが含まれる場合、当該従通信装置との通信路に遮蔽体が存在する可能性は無いと判断するステップ、および
    前記応答信号が送られてこない場合、当該従通信装置との通信路に遮蔽体が存在すると判断し、前記レーザ動作で得た情報から前記遮蔽体との相対距離および相対速度を求め、かつ当該従通信装置に関係付けて記憶していた方向の情報を得るステップを含み、前記主通信装置により実行される
    ことを特徴とする監視空間における遮蔽体を検出するプログラム。
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