JP2005315579A - 計量コンベヤ装置及びこれを具備した計量装置 - Google Patents

計量コンベヤ装置及びこれを具備した計量装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 正確に計量された被計量物品を連続して得ることのできる計量コンベヤ装置及びこれを具備した計量装置を提供すること。
【解決手段】 計量装置1は、無端ベルト3上に載置された粘着性を有した被計量物品2を当該無端ベルト3の走行により放出するベルトコンベヤ装置4及び無端ベルト3上に載置された被計量物品2を計量する計量器5とを具備している複数の計量コンベヤ装置6と、計量すべき被計量物品2を複数の無端ベルト3上に夫々供給する供給手段7と、複数の計量コンベヤ装置6による計量によって得られた各被計量物品2の計量値の組み合わせを選択する選択部8を有していると共に選択部8における選択結果に基づいて複数の計量コンベヤ装置6の夫々による被計量物品2の放出を制御する制御手段9と、複数の計量コンベヤ装置6から夫々放出される被計量物品2を集合させる集合手段10とを具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、被計量物品、特に粘着性を有した佃煮昆布等からなる被計量物品を計量する計量コンベヤ装置及びこの計量コンベヤ装置を具備した計量装置に関する。
特開平5−126618号公報
例えば特許文献1においては、佃煮昆布等の粘着性を有した被計量物品を計量すると共に計量した被計量物品をその自重に基づいて落下させる計量器としての複数の計量ホッパを有した計量装置が提案されている。
ところで、斯かる計量装置では、計量した被計量物品をその自重に基づいて落下させる計量ホッパにより粘着性を有した被計量物品を計量するために、計量ホッパに被計量物品が付着してそのまま残存する虞があり、而して、正確に計量された被計量物品を連続して得ることが困難である。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、正確に計量された被計量物品を連続して得ることのできる計量コンベヤ装置及びこれを具備した計量装置を提供することにある。
本発明の第一の態様の計量コンベヤ装置は、粘着性を有した被計量物品が載置される走行自在な無端ベルトを有していると共にこの無端ベルト上に載置された被計量物品を当該無端ベルトの走行により放出するベルトコンベヤ装置と、このベルトコンベヤ装置を支持していると共に無端ベルト上に載置された被計量物品を計量する計量器とを具備している。
第一の態様の計量コンベヤ装置によれば、特に被計量物品を無端ベルトの走行により放出するベルトコンベヤ装置を具備しているために、計量器により計量した被計量物品を無端ベルトから放出する際に、当該被計量物品を無端ベルトから剥離させるように被計量物品に無端ベルトの走行に基づく慣性力を与えることができて、被計量物品が無端ベルトに付着してそのまま残存する虞を低減させることができ、而して、正確に計量された被計量物品を連続して得ることができる。尚、被計量物品は、例えば佃煮昆布等の集合体からなる。
本発明においては、その第二の態様の計量コンベヤ装置のように、無端ベルトの被計量物品に接する面には、シリコンが含まれていてもよい。
第二の態様の計量コンベヤ装置によれば、上述の構成を具備しているために、被計量物品が無端ベルトに付着する虞を低減させ得る。
本発明においては、その第三の態様の計量コンベヤ装置のように、ベルトコンベヤ装置は、無端ベルトを走行自在に張設している駆動ドラム及び従動ドラムを具備していてもよく、ベルトコンベヤ装置の下流端側に配されている駆動ドラム又は従動ドラムの径は、被計量物品を無端ベルトから剥離させることができる程度に小さくてもよい。
本発明においては、その第四の態様の計量コンベヤ装置のように、ベルトコンベヤ装置の下流端側に配された駆動ドラム又は従動ドラムの径は、10mm以下であってもよい。
第三又は第四の態様の計量コンベヤ装置によれば、上述の構成を具備しているために、被計量物品の無端ベルトからの剥離をより確実に行うことができる。
本発明においては、その第五の態様の計量コンベヤ装置のように、ベルトコンベヤ装置は、無端ベルトを走行自在に張設している駆動ドラム及び従動ドラムと、無端ベルトを走行させるべく駆動ドラムを回転駆動させる駆動力を生じる駆動源と、この駆動源からの駆動力を駆動ドラムに伝達することができるように駆動源と駆動ドラムとを分離自在に連結する連結機構とを具備していてもよい。
第五の態様の計量コンベヤ装置によれば、特に駆動源と駆動ドラムとを分離自在に連結する連結機構を具備しているために、例えば、無端ベルト上の被計量物品を放出する場合には連結機構により駆動源と駆動ドラムとを連結させることができる一方、無端ベルト上の被計量物品を計量する場合には駆動源と駆動ドラムとの連結を解除すべくこれらを分離させることができ、而して、被計量物品をより正確に計量することができる。
本発明においては、その第六の態様の計量コンベヤ装置のように、連結機構は、駆動源及び駆動ドラムに連結された一対の回転軸と、一対の回転軸に夫々固着されていると共に一対の回転軸の回転方向に関して夫々互いに係合する一対の係合部材とを具備していてもよく、駆動源側の係合部材の一の回転方向における回転により駆動源側の係合部材と駆動ドラム側の係合部材とを互いに係合させる一方、駆動源側の係合部材の他の回転方向における回転により駆動源側の係合部材と駆動ドラム側の係合部材との係合を解除させるようになっていてもよい。
本発明においては、その第七の態様の計量コンベヤ装置のように、一対の係合部材の夫々は、カップリングからなっていてもよい。
本発明の第一の態様の計量装置は、上述の各態様の複数の計量コンベヤ装置と、計量すべき被計量物品を複数の計量コンベヤ装置の無端ベルト上に夫々供給する供給手段と、複数の計量コンベヤ装置による計量によって得られた各被計量物品の計量値を組み合わせた値が予め設定された目標値と同一となるように当該組み合わせを選択する選択部を有していると共にこの選択部における選択結果に基づいて複数の計量コンベヤ装置の夫々による被計量物品の放出を制御する制御手段と、複数の計量コンベヤ装置から夫々放出される被計量物品を集合させる集合手段とを具備している。
第一の態様の計量装置によれば、上述の構成を具備しているために、複数の計量コンベヤ装置による被計量物品の正確な計量に基づいて、所望量の被計量物品を連続して得ることができる。
本発明においては、その第二の態様の計量装置のように、各無端ベルトは、計量された一の被計量物品が無端ベルト上から放出されないように且つ供給手段により一の被計量物品の位置とは別の位置に他の被計量物品が供給されるように、走行されるようになっていてもよく、各計量器は、一の被計量物品の計量値に対する増加分を他の被計量物品の計量値とするようになっていてもよい。
本発明においては、第三の態様の計量装置のように、選択部は、各計量コンベヤ装置による計量によって得られた一の被計量物品の計量値の組み合わせを選択し、当該選択により選択されなかった組み合わせを構成する一の被計量物品の計量値と各計量コンベヤ装置による計量によって得られた他の被計量物品の計量値の組み合わせを選択するようになっていてもよい。
第二又は第三の態様の計量装置によれば、上述の構成を具備しているために、一つの計量器により複数の被計量物品を計量することができ、従って、計量器の数を減少させることができて装置の設置スペースを縮小させ得ると共に計量効率をも向上させ得る。
本発明によれば、正確に計量された被計量物品を連続して得ることのできる計量コンベヤ装置及びこれを具備した計量装置を提供し得る。
次に、本発明の実施の形態の例を、図に示す例に基づいて更に詳細に説明する。尚、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
図1から図7において、本例の計量装置1は、粘着性を有した被計量物品2が載置されるA方向に走行自在な無端ベルト3を有していると共に無端ベルト3上に載置された被計量物品2を当該無端ベルト3のA方向の走行により放出するベルトコンベヤ装置4及びベルトコンベヤ装置4を支持していると共に無端ベルト3上に載置された被計量物品2を計量する計量器5とを具備している複数の計量コンベヤ装置6と、計量すべき被計量物品2を複数の計量コンベヤ装置6の無端ベルト3上に夫々供給する供給手段7と、複数の計量コンベヤ装置6による計量によって得られた各被計量物品2の計量値を組み合わせた値が予め設定された目標値と同一となるように当該組み合わせを選択する選択部8を有していると共に選択部8における選択結果に基づいて複数の計量コンベヤ装置6の夫々による被計量物品2の放出を制御する制御手段9と、複数の計量コンベヤ装置6から夫々放出される被計量物品2を集合させる集合手段10とを具備している。
被計量物品2は、粘着性を有した食品の単体又は集合体からなっていてもよく、本例では、佃煮昆布等の集合体からなる。
本例ではX方向で夫々互いに並んで配されている複数の計量コンベヤ装置6は、夫々同様に構成されているので、以下、一つの計量コンベヤ装置6について詳細に説明し、他の計量コンベヤ装置6については、図面に適宜同符号を付してこれらの詳細な説明を省略する。
ベルトコンベヤ装置4は、上述の無端ベルト3と、無端ベルト3をA方向に走行自在に張設している駆動ドラム15及び従動ドラム16と、無端ベルト3の張力を調整する張力調整ドラム19と、無端ベルト3をA方向に走行させるべく駆動ドラム15を回転駆動させる駆動力を生じる駆動源としての電動モータ17と、電動モータ17からの駆動力を駆動ドラム15に伝達することができるように電動モータ17と駆動ドラム15とを分離自在に連結する連結機構18とを具備している。無端ベルト3、駆動ドラム15、従動ドラム16及び張力調整ドラム19は、支持板20を介して計量器5に取り付けられている。
可撓性を有していると共に水平方向に伸びた無端ベルト3は、二つの被計量物品2が間隔12をもって載置される程度の長さを有しており、本例では100mm程度の長さを有している。無端ベルト3の被計量物品2に接する外側の面21には、シリコンが含まれている。無端ベルト3の内側の面22は、駆動ドラム15、従動ドラム16及び張力調整ドラム19に当接している。無端ベルト3は、計量された被計量物品2aが無端ベルト3上から放出されないように且つ供給手段7により被計量物品2aの位置とは別の位置に被計量物品2bが供給されるように、走行されるようにもなっている。
駆動ドラム15は、本例ではベルトコンベヤ装置4の上流端側に配されており、従動ドラム16は、本例ではベルトコンベヤ装置4の下流端側に配されている。
従動ドラム16の径は、被計量物品2を無端ベルト3から剥離させることができる程度に小さい。従動ドラム16は、10mm以下の径を有していてもよく、例えば8mmの径を有していてもよい。
張力調整ドラム19は、その位置が適宜調節されることにより無端ベルト3の張力を調整するようになっている。
連結機構18は、電動モータ17に連結された回転軸25と、駆動ドラム15に歯車機構24を介して連結された回転軸26と、回転軸25及び26に夫々固着されていると共に回転軸25及び26の回転方向に関して夫々互いに係合する一対の係合部材27及び28とを具備している。
回転軸25及び26の夫々の一端は、当該回転軸25及び26の軸方向において夫々互いに対向している。回転軸25の他端は、電動モータ17の出力回転軸に固着されており、回転軸26の他端は、駆動ドラム15の一端に固着されている。
電動モータ17側に配された係合部材27は、本例では回転軸25の一端に固着されたカップリング29からなる。駆動ドラム15側に配された係合部材28は、本例では回転軸26の一端に固着されたカップリング30からなる。
カップリング29は、環状本体31と、環状本体31に一体的に設けられていると共にカップリング30に向かって突出した複数の突部32とを具備している。環状本体31の中空部には、回転軸25の一端が配されている。
カップリング30は、環状本体33と、環状本体33に一体的に設けられていると共にカップリング29に向かって突出している複数の突部34とを具備している。環状本体33の中空部には、回転軸26の一端が配されている。
複数の突部32は、カップリング29及び30の回転方向、本例ではR1方向及びR2方向において間隔35をもって複数の突部34に対向している。
以上の連結機構18は、電動モータ17の作動に基づくカップリング29のR1方向の回転により図7に示すように複数の突部32を複数の突部34に当接させてカップリング29及び30を互いに係合させることで、カップリング29及び30、回転軸25及び26並びに歯車機構24を介して電動モータ17と駆動ドラム15とを連結させるようになっている一方、図7に示すようにカップリング30と係合状態にあるカップリング29のR2方向の回転により図4に示すようにカップリング29とカップリング30との係合を解除させることで、電動モータ17と駆動ドラム15とを機械的に分離させるようになっている。尚、回転軸25の回転軸26に対するR2方向の回転に基づく電動モータ17と駆動ドラム15との分離は、計量器5による被計量物品2の計量の直前に行われる。
計量器5は、無端ベルト3上に載置された被計量物品2a並びに無端ベルト3、駆動ドラム15、従動ドラム16、張力調整ドラム19及び支持板20の総重量を測定する測定部としてのロードセル(図示せず)と、このロードセルにより測定した総重量から予め測定された無端ベルト3、駆動ドラム15、従動ドラム16、張力調整ドラム19及び支持板20の重量を差し引いて被計量物品2の計量値を算出する算出部(図示せず)とを具備している。計量器5は、本例では、既に計量された被計量物品2aに加えて被計量物品2bが無端ベルト3上に載置された場合には、ロードセルにより被計量物品2a及び2bと無端ベルト3、駆動ドラム15、従動ドラム16、張力調整ドラム19及び支持板20との総重量を測定し、算出部において当該測定された総重量から既に測定されていた被計量物品2a並びに無端ベルト3、駆動ドラム15、従動ドラム16、張力調整ドラム19及び支持板20の総重量を差し引いて得た増加分を被計量物品2bの計量値として算出するようにもなっている。
供給手段7は、被計量物品2を収容する収容皿41と、収容皿41からの被計量物品2をベルトコンベヤ装置4の作動に応じて待機させる待機ホッパ42と、収容皿41から送り出される被計量物品2を待機ホッパ42に向かって間欠的に移動させるベルトコンベヤ装置43とを具備している。収容皿41には、未だ一定の分量に分けられていない被計量物品2が収容されている。
ベルトコンベヤ装置43は、駆動ドラム44及び従動ドラム45と、駆動ドラム44と従動ドラム45とにより走行自在に張設された無端ベルト46と、駆動ドラム44、従動ドラム45及び無端ベルト46を収容皿41に取り付けている取付板47と、駆動ドラムを回転駆動させる回転駆動手段(図示せず)とを具備している。回転駆動手段は、電動モータ等の出力回転軸の回転に基づいて駆動ドラム44を間欠的に回転駆動させるようになっている。斯かるベルトコンベヤ装置43は、駆動ドラム44の回転駆動による無端ベルト46の間欠的なB方向の走行により無端ベルト46上に載置された被計量物品2を待機ホッパ42に向かって移動させ、この移動の結果、一定量の被計量物品2を待機ホッパ42に供給するようになっている。
待機ホッパ42は、ベルトコンベヤ装置43からの被計量物品2を保持するシャッタ48と、シャッタ48を電動モータ等の作動により開閉させる開閉機構49とを具備している。開閉機構49は、ベルトコンベヤ装置4の作動により無端ベルト3がA方向に走行した後に、シャッタ48の開放動作を行って被計量物品2を落下させることにより当該被計量物品2を無端ベルト3上に供給するようになっている。尚、開閉機構49は、被計量物品2を無端ベルト3上に供給した後にシャッタ48の閉鎖動作を行うようになっている。
制御手段9は、上述の選択部8と、選択部8における選択結果に基づいて選択された被計量物品2が載置されたベルトコンベヤ装置4を作動させるように電動モータ17に命令する命令部51とを具備している。斯かる制御手段9は、例えばいわゆるパーソナルコンピュータによって具体化され得る。
選択部8は、各計量コンベヤ装置6による計量によって得られた各被計量物品2aの計量値の組み合わせを選択するようになっている。選択部8は、被計量物品2aの計量値の組み合わせの選択により選択されなかった組み合わせを構成する被計量物品2aの計量値と各計量コンベヤ装置6による計量によって得られた被計量物品2bの計量値の組み合わせをも選択するようになっている。尚、選択部8は、本例では組み合わせた値と目標値とが同一か否かの判定に関して、目標値の許容誤差分をも同一とみなして判定する。
集合手段10は、本例では複数のベルトコンベヤ装置4の無端ベルト3の下流端の下方に配されていると共にX方向に伸びた集合コンベヤ装置55と、集合コンベヤ装置55の下流端の下方に配されていると共に当該下流端から落下される各被計量物品2を受けて集合させる集合受け部(図示せず)とを具備している。集合コンベヤ装置55は、無端ベルト3の下流端から落下される被計量物品2を無端ベルト56の走行により集合受け部に向かって搬送して当該被計量物品2を集合受け部に移行させるようになっている。
以下、本例の計量装置1により被計量物品2a及び2bを計量する場合について説明する。まず、図5に示すように、開閉機構49の作動により一定量の被計量物品2aを保持しているシャッタ48の開放動作を行って当該被計量物品2aを無端ベルト3上に落下させることで、無端ベルト3の部位P1に被計量物品2aを供給する。
次に、計量器5により無端ベルト3の部位P1における被計量物品2aを計量し、当該計量後、図6に示すように、電動モータ17の作動により回転軸25をR1方向に回転させ、回転軸25の回転により互いに係合されたカップリング29及び30を介して回転軸26をR1方向に回転させ、回転軸26の回転により歯車機構24を介して駆動ドラム15を回転駆動させることで、無端ベルト3をA方向に走行させ、この走行により被計量物品2aを部位P1よりもベルトコンベヤ装置4の下流端側の部位P2に配する。ここで、選択部8は、上述のように各被計量物品2aの計量値の組み合わせを選択する第一の選択を行う。また、供給手段7は、被計量物品2aの供給後、開閉機構49の作動によりシャッタ48の閉鎖動作を行い、その後、ベルトコンベヤ装置43の間欠的な作動により待機ホッパ42に一定量の被計量物品2bを供給し、このように供給された被計量物品2を図6に示すように待機ホッパ42で待機させ、被計量物品2aが部位P2に配された後、供給手段7により部位P1に被計量物品2aとは別の集合体である被計量物品2bを供給する。
次に、図1及び図2に示すように部位P1に配された被計量物品2bを計量器5によって計量する。ここで、選択部8は、第一の選択により選択されなかった被計量物品2aの計量値と各被計量物品2bの計量値との組み合わせを選択する第二の選択を行い、続いて、第二の選択により選択されなかった各被計量物品2bの計量値の組み合わせを選択する第三の選択を行う。
次に、ベルトコンベヤ装置4は、選択部8の選択結果に基づく命令部51からの命令に従い、第一の選択により選択された組み合わせの対象となる被計量物品2aが載置されている無端ベルト3の夫々をA方向に走行させて当該被計量物品2aを下流端側から放出し、当該放出により落下される各被計量物品2aは無端ベルト56上に載置される。無端ベルト56上の各被計量物品2aは、集合コンベヤ装置55の作動により集合受け部に移行されて互いに混合される。尚、被計量物品2aを放出したベルトコンベヤ装置4の無端ベルト3の部位P1には、供給手段7により新たな被計量物品2が供給される。
次に、ベルトコンベヤ装置4は、命令部51からの命令に従い、第二の選択により選択された組み合わせの対象となる被計量物品2a及び2bが載置されている無端ベルト3の夫々をA方向に走行させて当該被計量物品2a及び2bを下流端側から放出する。当該放出により落下されて無端ベルト56上に載置された被計量物品2a及び2bは、集合コンベヤ装置55の作動により集合受け部に移行されて互い混合される。尚、被計量物品2a及び2bが混合されてなる被計量物品2と、先に混合された被計量物品2aからなる被計量物品2とは夫々別個の集合体とされる。
次に、ベルトコンベヤ装置4は、命令部51からの命令に従い、第三の選択により選択された組み合わせの対象となる被計量物品2bが載置されている無端ベルト3の夫々をA方向に走行させて当該被計量物品2bを下流端側から放出する。当該放出により落下されて無端ベルト56上に載置された被計量物品2bは、集合コンベヤ装置55の作動により集合受け部に移行されて互いに混合される。尚、被計量物品2b同士が混合されてなる被計量物品もまた、被計量物品2a及び2bが混合されてなる被計量物品2と被計量物品2a同士が混合されてなる被計量物品2とは夫々別個の集合体とされる。本例の計量装置1は、上述のようにして被計量物品2a及び2bを計量する。
以上の計量装置1によれば、粘着性を有した被計量物品2が載置される走行自在な無端ベルト3を有していると共に無端ベルト3上に載置された被計量物品2を当該無端ベルト3の走行により放出するベルトコンベヤ装置4と、ベルトコンベヤ装置4を支持していると共に無端ベルト3上に載置された被計量物品2を計量する計量器5とを具備しているために、計量器5により計量した被計量物品2を無端ベルト3から放出する際に、当該被計量物品2を無端ベルト3から剥離させるように被計量物品2に無端ベルト3のA方向の走行に基づくA方向の慣性力を与えることができて、被計量物品2が無端ベルト3に付着して残存する虞を低減させることができ、而して、正確に計量された被計量物品2を連続して得ることができる。
計量装置1によれば、無端ベルト3の被計量物品2に接する面21には、シリコンが含まれているために、被計量物品2が無端ベルト3に付着する虞を低減させ得る。
計量装置1によれば、ベルトコンベヤ装置4の下流端側に配されている駆動ドラム15又は従動ドラム16の径は、被計量物品2を無端ベルト3から剥離させることができる程度に小さいために、被計量物品2の無端ベルト3からの剥離をより確実に行うことができる。
計量装置1によれば、ベルトコンベヤ装置4は、無端ベルト3を走行自在に張設している駆動ドラム15及び従動ドラム16と、無端ベルト3を走行させるべく駆動ドラム15を回転駆動させる駆動力を生じる駆動源としての電動モータ17と、電動モータ17からの駆動力を駆動ドラム15に伝達することができるように電動モータ17と駆動ドラム15とを分離自在に連結する連結機構18とを具備しているために、無端ベルト3上の被計量物品2を放出する場合には連結機構18により電動モータ17と駆動ドラム15とを連結させることができる一方、無端ベルト3上の被計量物品2を計量する場合には電動モータと駆動ドラム16との連結を解除すべくこれらを分離させることができ、而して、被計量物品2をより正確に計量することができる。
計量装置1によれば、各無端ベルト3は、計量された被計量物品2aが無端ベルト3上から放出されないように且つ供給手段7により被計量物品2aの位置とは別の位置に被計量物品2bが供給されるように、走行されるようになっており、各計量器5は、被計量物品2aの計量値に対する増加分を被計量物品2bの計量値とするようになっており、また、選択部8は、各計量コンベヤ装置6による計量によって得られた被計量物品2aの計量値の組み合わせを選択し、当該選択により選択されなかった組み合わせを構成する被計量物品2aの計量値と各計量コンベヤ装置6による計量によって得られた被計量物品2bの計量値の組み合わせを選択するようになっているために、一つの計量器5により複数の被計量物品2a及び2bを計量することができ、従って、計量器5を減少させることができて計量装置1の設置スペースを縮小させ得ると共に計量効率をも向上させ得る。
尚、本例の計量装置1は、被計量物品2が部位P1及びP2に載置される無端ベルト3を具備しているが、これに代えて、一つの被計量物品2が載置されるようになっている無端ベルトを具備していてもよく、斯かる場合には、選択部8は、各無端ベルト3上の被計量物品2の計量値の組み合わせを選択するようになっていてもよい。
本発明の実施の形態の例の正面説明図である。 図1に示す例の平面説明図である。 図1に示す例の主に係合部材の説明図である。 図3に示す例のIV−IV線矢視断面説明図である。 図1に示す例の動作説明図である。 図1に示す例の動作説明図である。 図1に示す例の主に係合部材の動作説明図である。
符号の説明
1 計量装置
2、2a、2b 被計量物品
3 無端ベルト
4 ベルトコンベヤ装置
5 計量器
6 計量コンベヤ装置
7 供給手段
8 選択部
9 制御手段
10 集合手段

Claims (10)

  1. 粘着性を有した被計量物品が載置される走行自在な無端ベルトを有していると共にこの無端ベルト上に載置された被計量物品を当該無端ベルトの走行により放出するベルトコンベヤ装置と、このベルトコンベヤ装置を支持していると共に無端ベルト上に載置された被計量物品を計量する計量器とを具備している計量コンベヤ装置。
  2. 無端ベルトの被計量物品に接する面には、シリコンが含まれている計量コンベヤ装置。
  3. ベルトコンベヤ装置は、無端ベルトを走行自在に張設している駆動ドラム及び従動ドラムを具備しており、ベルトコンベヤ装置の下流端側に配されている駆動ドラム又は従動ドラムの径は、被計量物品を無端ベルトから剥離させることができる程度に小さい請求項1又は2に記載の計量コンベヤ装置。
  4. ベルトコンベヤ装置の下流端側に配された駆動ドラム又は従動ドラムの径は、10mm以下である請求項3に記載の計量コンベヤ装置。
  5. ベルトコンベヤ装置は、無端ベルトを走行自在に張設している駆動ドラム及び従動ドラムと、無端ベルトを走行させるべく駆動ドラムを回転駆動させる駆動力を生じる駆動源と、この駆動源からの駆動力を駆動ドラムに伝達することができるように駆動源と駆動ドラムとを分離自在に連結する連結機構とを具備している請求項1から4のいずれか一項に記載の計量コンベヤ装置。
  6. 連結機構は、駆動源及び駆動ドラムに連結された一対の回転軸と、一対の回転軸に夫々固着されていると共に一対の回転軸の回転方向に関して夫々互いに係合する一対の係合部材とを具備しており、駆動源側の係合部材の一の回転方向における回転により駆動源側の係合部材と駆動ドラム側の係合部材とを互いに係合させる一方、駆動源側の係合部材の他の回転方向における回転により駆動源側の係合部材と駆動ドラム側の係合部材との係合を解除させるようになっている請求項5に記載の計量コンベヤ装置。
  7. 一対の係合部材の夫々は、カップリングからなる請求項6に記載の計量コンベヤ装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の複数の計量コンベヤ装置と、計量すべき被計量物品を複数の計量コンベヤ装置の無端ベルト上に夫々供給する供給手段と、複数の計量コンベヤ装置による計量によって得られた各被計量物品の計量値を組み合わせた値が予め設定された目標値と同一となるように当該組み合わせを選択する選択部を有していると共にこの選択部における選択結果に基づいて複数の計量コンベヤ装置の夫々による被計量物品の放出を制御する制御手段と、複数の計量コンベヤ装置から夫々放出される被計量物品を集合させる集合手段とを具備している計量装置。
  9. 各無端ベルトは、計量された一の被計量物品が無端ベルト上から放出されないように且つ供給手段により一の被計量物品の位置とは別の位置に他の被計量物品が供給されるように、走行されるようになっており、各計量器は、一の被計量物品の計量値に対する増加分を他の被計量物品の計量値とするようになっている請求項8に記載の計量装置。
  10. 選択部は、各計量コンベヤ装置による計量によって得られた一の被計量物品の計量値の組み合わせを選択し、当該選択により選択されなかった組み合わせを構成する一の被計量物品の計量値と各計量コンベヤ装置による計量によって得られた他の被計量物品の計量値の組み合わせを選択するようになっている請求項9に記載の計量装置。
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