JP2005315492A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. ガスタービンからの燃焼排ガスの熱を回収して蒸気を発生させる複数の熱交換器を排ガス流路内に配置し、前記熱交換器を配置した排ガス流路の前流側の入口ダクト部に助燃バーナを配置した助燃バーナ付き排熱回収ボイラにおいて、
   前記排ガス流路を迂回して、前記助燃バーナの前流側の排ガス流路と前記助燃バーナの後流側に配置し、前記助燃バーナで助燃された排ガスから熱吸収する熱交換器の後流側の排ガス流路を接続したバイパス流路を設け、
   前記排ガス流路内の助燃バーナ配置部位の前流側と前記バイパス流路内の少なくともいずれか又は前記排ガス流路とバイパス流路との分岐部にガス流量配分調整手段を設け、
   前記排ガス流路内の助燃バーナ配置部位の後流側であって、前記助燃バーナで助燃された排ガスから熱吸収する熱交換器の前流側に温度計測手段を設けたことを特徴とする助燃バーナ付き排熱回収ボイラ。
2. 前記バイパス流路からの分岐排ガスを前記排ガス流路に導入する接続部に前記両方の流路のガスを混合する１以上のミキシング部材を設けたこと特徴とする請求項１記載の助燃バーナ付き排熱回収ボイラ。
3. 各ミキシング部材とバイパス流路との連絡部にガス流量配分調整手段を設け、前記ミキシング部材の後流側の排ガス流路内に温度計測手段を設けたことを特徴とする請求項２記載の助燃バーナ付き排熱回収ボイラ。
4. 請求項１ないし３のいずれかに記載の助燃バーナ付き排熱回収ボイラの助燃バーナの燃料として高炉ガスを用いることを特徴とする助燃バーナ付き排熱回収ボイラの運転方法。
5. 請求項１ないし３のいずれかに記載の助燃バーナ付き排熱回収ボイラにおける助燃バーナ配置部位の後流側であって、前記助燃バーナで助燃された排ガスから熱吸収する熱交換器の前流側の温度計測手段で計測される温度が一定値以上となるように前記ガス流量配分調整手段を用いてバイパス流路側と排ガス流路側を流れるガス流量を調整することを特徴とする助燃バーナ付き排熱回収ボイラの運転方法。
6. ミキシング部材の後流側の排ガス流路内に設けた温度計測手段で計測される温度が一定値以上となるように前記ガス流量配分調整手段を用いてバイパス流路側と排ガス流路側を流れるガス流量を調整することを特徴とする請求項５記載の助燃バーナ付き排熱回収ボイラの運転方法。