JP2005314999A - 開閉装置用光学センサ部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品点数を増やすことなく、基本的な設置方法を適用し得る環境と実設置環境との相違により要求される光特性の変更機能に対応する。
【解決手段】 本発明の開閉装置用光学センサ部品は、開閉体の所定状態を検出する光学センサにおける投光器又は受光器が該当し、取付面に取り付けられるセンサ枠部材と、このセンサ枠部材に結合されるセンサ部品本体とでなる。そして、センサ枠部材が、センサ部品本体が出射し、又は、受光する光の特性を変更する光特性変更機能部分を有することを特徴とする。ここで、光特性変更機能部分は、光軸を偏向したり、光束を集束又は発散したり、光を偏光光に限定したり、光の波長範囲を限定したり、光の方向性を制限するフード部分であったり、センサ枠部材の取付面における理想面からの傾斜を補償したりする。
【選択図】 図2

Description

本発明は開閉装置用光学センサ部品に関し、例えば、シャッター、ドア、窓、オーバーヘッドドア、門扉、ゲート(駐車場などのゲート)、ロールスクリーン(例えば遮光膜)、ブラインド、オーニング装置などの開閉装置に対して適用し得る。
シャッター等の開閉装置においては、投光器及び受光器でなる光学センサが種々の目的で利用される。例えば、シャッターの降下通路上に障害物があるか否かの障害物検知センサとして光学センサが利用されたり、シャッターの上昇速度や下降速度を変更させる位置の通過を検出するようなリミットスイッチとして光学センサが利用されたり、ある位置の物体の通過を検出してシャッターの上昇又は下降を起動する検知手段として光学センサ部品が利用されたり、シャッターを巻き取る円筒状の巻取軸の回転時の歪みを円筒内部を光を進行させて検出するように光学センサが利用されたりする。
障害物検知センサとして光学センサを利用している開閉装置については、特許文献1や特許文献2に記載されている。
光学センサを構成する投光器や受光器(以下では、適宜、投光器や受光器を光学センサ部品と呼ぶ)は、シャッターの案内レールの一面などに取り付けられるものであり、光学センサ部品を取付面に直接取り付けようとして外力を加えた場合に、光学センサ部品を損傷させたりなどする恐れがある。そのため、従来の光学センサ部品は、図14に示すように、取付面に取り付けられる内周に雌ネジが切られている透孔2aを有するセンサ枠部材2を有し、周囲の先端部に雄ネジが切られているセンサ部品本体(センサヘッド)1をセンサ枠部材2に螺合により取り付ける構造になっていた。
なお、図14(A1)や(B1)は、センサ部品本体1とセンサ枠部材2とが分離された状態を示しており、図14(A2)や(B2)は、センサ部品本体1とセンサ枠部材2とが結合された状態を示している。また、従来のセンサ枠部材2としては、図14(A1)及び(A2)に示すような円環状のものや、図14(B1)及び(B2)に示すような矩形板状のものがあった。矩形板状のセンサ枠部材2の上下の孔は、ビスが通すビス孔である。
特開平11−173044号公報 実開平5−64398号公報
ところで、シャッターの設置環境は様々であり、シャッターの設置環境によっては、光学センサ部品も、図14に示すような基本的な設置方法で対応できない場合がある。
例えば、投光器及び受光器を地面から同じ高さに設置できず、そのため、投光器及び受光器の光軸を地面に平行ではなく傾斜させて設置したい場合もある。この場合には、例えば、光軸を傾斜させるためにスペーサを、センサ部品本体1及びセンサ枠部材2間に介在させて対応する。
また例えば、投光器及び受光器間の距離(シャッター幅にほぼ等しい)がかなり長く、そのため、投光器の前面に光束の発散を抑えるレンズを設置したい場合もある。この場合には、例えば、集光レンズを、センサ部品本体1及びセンサ枠部材2間、又は、センサ枠部材2の前方に設ける。
しかしながら、基本の設置方法で必要な部品以外の部品を設けると、見栄えが悪くなったり、一部の部品が突出した状態で設置されて何らかの物体と接触して損傷を受ける恐れがあったり、また、部品点数が多くなって経時変化により光学特性が劣化し易くなるなどの課題が生じる。
そのため、部品点数を増やすことなく、基本的な設置方法を適用し得る環境と実際の設置環境との相違により要求される光特性の変更機能に対応できる開閉装置用光学センサ部品が望まれている。
かかる課題を解決するため、本発明は、開閉体に関係する所定状態を検出するための光学センサにおける投光器又は受光器が該当するものであって、取付面に取り付けられるセンサ枠部材と、このセンサ枠部材に結合されるセンサ部品本体とでなる開閉装置用光学センサ部品において、上記センサ枠部材が、上記センサ部品本体が出射する、又は、上記センサ部品本体が受光する光の特性を変更する光特性変更機能部分を有することを特徴とする。
ここで、センサ枠部材の光特性変更機能部分は、光軸を偏向したり、光束を集束又は発散したり、出射光又は受光光を偏光光に限定したり、出射光又は受光光の波長範囲を限定したり、出射光又は受光光の方向性を制限するフード部分であったり、センサ枠部材の取付面における、理想面からの傾斜を補償したりする。
本発明の開閉装置用光学センサ部品によれば、センサ枠部材が、光特性を変更する光特性変更機能部分を有するので、基本的な設置方法を適用し得る環境と実際の設置環境との相違により要求される光学特性の変更機能に、部品点数を増やすことなく、対応することができる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明による開閉装置用光学センサ部品をシャッター装置に適用した第1の実施形態を図面を参照しながら詳述する。
図1は、第1の実施形態に係るシャッター装置の概略横断面図である。図1において、シャッター装置10は、シャッター11と、左右一対のガイドレール部12L、12Rとを有する。ガイドレール部12L、12Rは、シャッター11の幅方向の一方の端部を収容して案内する、スリットを有する断面矩形筒体状の第1の支柱部13L、13Rと、第1の支柱部13L、13Rに連結された断面矩形筒体状の第2の支柱部14L、14Rとを有する。
第2の支柱部14L、14Rの地面から30〜40cm程度の高さの部分には、投光器又は受光器でなる光学センサ部品15L、15Rが設けられている。例えば、光学センサ部品15Lが投光器であり、光学センサ部品15Rが受光器である。
図2は、第1の実施形態の光学センサ部品15(15L、15R)の構造を示す概略斜視図であり、図3は、そのセンサ枠部材20の縦断面図である。
第1の実施形態の光学センサ部品15は、従来と同様なセンサ部品本体1と、この実施形態の特徴を構成するセンサ枠部材20とでなる。センサ枠部材20は、一面開放の概ね円筒形状をしており、底板部分21が従来のセンサ枠部材2(図14参照)と同様な雌ネジを有する円環状をしており、開放側に平板状の光学素子22が取り付けられている。
平板状の光学素子22は、所望する光学特性の変更処理を担っている。光学素子22は、例えば、光束を発散又は集束させるためなどのレンズであっても良く、透過する光線の波長帯域を制限するフィルタであっても良く、投光する光線の偏光方向や受光する光線の偏光方向を限定するフィルタであっても良く、透過する光線の光軸を偏向させる光学素子(回折格子やプリズム)であっても良い。
例えば、上方のシャッター収容部(図示せず)内に位置する制御盤からは、第2の支柱部14L、14R内を通すように、センサ部品本体1のケーブルが引き回されており、第2の支柱部14L、14Rにおける光学センサ部品15(15L、15R)の取付孔からセンサ部品本体1を外部に引き出してセンサ枠部材20に対して螺合によって取り付け、その後、センサ部品本体1とセンサ枠部材20とが一体となった光学センサ部品15を、その取付孔に取り付ける。
第1の実施形態の光学センサ部品によれば、センサ部品本体を取り付けるセンサ枠部材に光学特性の変更機能をも持たせるようにしたので、光学特性を変更する場合であっても、センサ部品本体やセンサ枠部材から独立した光学特性の変更用の部材を不要にすることができる。その結果、独立した部材のために生じていた不都合の全て又は一部を回避することができる。
また、実際の設置環境が従来の光学センサ部品が特性的に予定している基本的な設置環境であれば、従来の光学センサ部品を適用すれば良く、実際の設置環境の基本的な設置環境からの相違に応じて、第1の実施形態のセンサ枠部材の種類を選択し、その設置環境での光学センサ部品での検知能力を最大限に発揮させるようにすることができる。
例えば、シャッター幅に応じて定まる投光用光学センサ部品及び受光用光学センサ部品間の距離が、所定距離(例えば5m)以下の設置環境であれば、図14に示した従来のセンサ枠部材2を適用し、所定距離より長い設置環境であれば、光学素子22として、光束を絞って授受させるもの(例えば凸レンズ)を適用したセンサ枠部材20を適用する。また例えば、受光用光学センサ部品に対し、投光用光学センサ部品以外からの外乱光が常時入射されるような設置環境であれば、図14に示した従来のセンサ枠部材2を適用するのではなく、光学素子22として偏光フィルタを有するセンサ枠部材20を適用する。
なお、投光用光学センサ部品15L又は受光用光学センサ部品15Rの一方だけに第1の実施形態のセンサ枠部材20を適用するようにしても良い。
また、投光用光学センサ部品15L及び受光用光学センサ部品15Rの双方に第1の実施形態のセンサ枠部材20を適用する場合であっても、投光用光学センサ部品15Lの光学素子22の機能と、受光用光学センサ部品15Rの光学素子22の機能とが必ずしも対応していなくても良い。例えば、前者が波長範囲を制限するフィルタであり、後者が、光束を集束させる凸レンズであっても良い。
(B)第2の実施形態
図4は、第2の実施形態の光学センサ部品30のセンサ枠部材31の説明図であり、図4(A)が正面図、図4(B)が図4(A)におけるIVB−IVB線断面図である。
第2の実施形態の光学センサ部品30は、図4に示すセンサ枠部材31と、従来と同様なセンサ部品本体1とでなり、その用途は、例えば、第1の実施形態と同様に、シャッター閉鎖時での障害物検知などである。
第2の実施形態のセンサ枠部材31は概ね円盤状をしており、その表面(正面)にはスリット孔31aが設けられ、裏面には雌ネジ(孔)31bが設けられ、スリット孔31aと雌ネジ(孔)31bとは連通している。雌ネジ(孔)31bは、センサ部品本体1の雄ネジと螺合するものである。なお、スリット孔31aに、波長フィルタや偏光フィルタなどの光学要素を取り付けたものであっても良い。
センサ部品本体1がセンサ枠部材31に取り付けられた投光用の光学センサ部品30の場合には、センサ部品本体1から出射された光束がスリット孔31aで絞り込まれて投光される。一方、センサ部品本体1がセンサ枠部材31に取り付けられた受光用の光学センサ部品30の場合には、センサ部品本体1へ向かう種々の方向からの光線を、スリット孔31aが限定してセンサ部品本体1に入射させる。
第2の実施形態の光学センサ部品30も、光学センサ部品の種類のラインアップに加えたならば、設置環境に応じて、より適切なセンサ枠部材の選定を可能とすることができ、第1の実施形態の項で説明した効果をより高めることができる。
投光用光学センサ部品も受光用光学センサ部品もスリット孔31aを有する場合において、両スリット孔31aの長手方向を一致させても良く、長手方向間に角度を持たせても良い。後者の場合、角度の調整により、検知能力を調整することができる。なお、第1の実施形態で言及した偏光フィルタを、投光用光学センサ部品及び受光用光学センサ部品の光学素子22と適用した場合も同様である。(C)第3の実施形態
図5は、第3の実施形態の光学センサ部品40の概略構造を示す斜視図である。第3の実施形態の光学センサ部品40は、図5に示すように、センサ枠部材41と、従来と同様なセンサ部品本体1とでなり、その用途は、例えば、第1の実施形態と同様に、シャッター閉鎖時での障害物検知などである。
第3の実施形態のセンサ枠部材41は、フード機能を発揮する円筒部分41aと、円筒部分41aの先頭側に設けられた円環状のフランジ部41bとを有し、円筒部分41aの後尾側の内周面には、センサ部品本体1の雄ネジと螺合する雌ネジが切られている。すなわち、第3の実施形態のセンサ枠部材41は、フード付きのセンサ枠部材である。
第3の実施形態の光学センサ部品40も、光学センサ部品の種類のラインアップに加えたならば、設置環境に応じて、より適切なセンサ枠部材の選定を可能とすることができ、第1の実施形態の項で説明した効果をより高めることができる。
図6及び図7はそれぞれ、第3の実施形態と同様なフード付きのセンサ枠部材を示している。図6に示すセンサ枠部材42は、たらい状の形状を有し、その底部にセンサ部品本体1の雄ネジと螺合する雌ネジが切られている。図7に示すセンサ枠部材43は、図14(B1)及び(B2)に示す従来のセンサ枠部材2と同様な矩形の平板部分43aと、その上辺から法線方向に立設されている上部フード部分43bと、平板部分43aの左右の側辺の上半部分から法線方向に立設されている側部フード部分43c、43dとからなっている。
(D)第4の実施形態
図8は、第4の実施形態の光学センサ部品50の概略構造を示す斜視図である。第4の実施形態の光学センサ部品50は、図8に示すように、センサ枠部材51と、従来と同様なセンサ部品本体1とでなり、その用途は、例えば、第1の実施形態と同様に、シャッター閉鎖時での障害物検知などである。
第4の実施形態のセンサ枠部材51は、センサ部品本体1の雄ネジと螺合する雌ネジ(孔)51aが切られている天井板51bと、この天井板51bの下方に設けられて光路を90度だけ折曲する反射ミラー51cと、反射ミラー51cから反射された光線(投光用の場合)又は反射ミラー51cへ入射される光線(受光用の場合)を通過させる光学的な開口部51dと、ビス孔51eを有して当該センサ枠部材51の取り付け面への取り付けに機能する基準板51fとを有している。
この第4の実施形態のセンサ枠部材51を適用すれば、センサ部品本体1の先頭を下側にしてセンサ枠部材51に取り付けることができ、光学センサ部品50として必要な奥行きを小さくすることができる。第2の支柱部14L、14R(図1参照)の内部奥行きが小さい場合には、この第4の実施形態のセンサ枠部材51が好適である。その他は、既述の実施形態の効果と同様である。
なお、雌ネジ(孔)51aから反射ミラー51cを介して開口部51dを結ぶような光路部分にプリズムを適用するようにしても良い。
(E)第5の実施形態
第5の実施形態の光学センサ部品は、取付面(取付躯体側の平面)が傾斜しており、上述した各実施形態のセンサ枠部材を適用した場合には、センサ部品本体(1)の光軸が所望する方向を向かないような状況に適用し得るものである。
図9は、第5の実施形態の光学センサ部品60の概略構造を示す斜視図である。第5の実施形態の光学センサ部品60は、図9に示すように、センサ枠部材61と、従来と同様なセンサ部品本体1とでなり、その用途は、例えば、第1の実施形態と同様に、シャッター閉鎖時での障害物検知などである。
第5の実施形態のセンサ枠部材61は、円環状の形状をしており、その一方の面61aを傾斜させているものである。言い換えると、センサ枠部材61は、その肉厚が徐々に変化しているものである。すなわち、第5の実施形態のセンサ枠部材61の傾斜面側を、傾斜している取付面に取り付けることにより、センサ枠部材61の透孔61bの軸が所望する方向に向き、その結果、センサ部品本体1の光軸が所望する方向を向くようになされている。
なお、センサ枠部材61の透孔61bにおける雌ネジ部分は、例えば、図9(B)の拡大断面図に示すように、非取付面側に寄せて設けられている。
第5の実施形態によれば、取付面が傾斜しているような設置環境に対しても、容易に対応できるという効果を奏することができる。すなわち、センサ枠部材が対応し得る設置環境として、取付面の傾斜環境を含めることができる。
図10及び図11はそれぞれ、第5の実施形態の変形実施形態を示している。図10に示すセンサ枠部材62は、円環状板部材に突起62aを設けることにより、取付面の傾斜を補償しようとしたものである。図11に示すセンサ枠部材63は、矩形状板部材の一辺に折返し部分63aを設けることにより、取付面の傾斜を補償しようとしたものである。
(F)第6の実施形態
図12は、第6の実施形態の光学センサ部品70の概略構造を示す斜視図である。第6の実施形態の光学センサ部品70も、図12に示すように、センサ枠部材71と、従来と同様なセンサ部品本体1とでなり、その用途は、例えば、第1の実施形態と同様に、シャッター閉鎖時での障害物検知などである。また、第6の実施形態の光学センサ部品70は、第5の実施形態と同様に、取付面の傾斜を補償し得るものである。
第6の実施形態のセンサ枠部材71は、ほぼ矩形の平板部分71aと、その中央部の透孔から連続している円筒部分71bとを備えている。円筒部分71bの軸は、平板部分71aの法線方向に対して傾いている。例えば、円筒部分71bの先端側の内周面には、センサ部品本体1の雄ネジと螺合する雌ネジが切られている。
この第6の実施形態によっても、上述した第5の実施形態と同様な、取付面の傾斜補償を行うことができるという効果を奏する。
(G)第7の実施形態
図13(A)は、第7の実施形態の光学センサ部品80の概略構造を示す斜視図である。第7の実施形態の光学センサ部品80は、図13(A)に示すように、センサ枠部材81と、センサ部品本体82とでなり、その用途は、例えば、第1の実施形態と同様に、シャッター閉鎖時での障害物検知などである。また、第7の実施形態の光学センサ部品80も、第5、第6の実施形態と同様に、取付面の傾斜を補償し得るものである。
第7の実施形態のセンサ枠部材81は、矩形平板状をしており、中央の透孔81aや、その上下のビス孔81b、81cの向きが、図13(B)に強調して示すように平板部分の法線方向から傾斜しているものである。この第7の実施形態のセンサ枠部材81の場合、透孔81aの内周面には雌ネジは切られていない。
第7の実施形態のセンサ部品本体82は、その筐体を構成している円筒部材82aの先頭側(センサ枠部材81との係合側)の縁部が、円筒部材82aの軸に対して直角な平面で切られたのではなく、直角から傾斜している平面で切られた形状をしているものである。
第7の実施形態のセンサ枠部材81とセンサ部品本体82とを係合した状態で、センサ枠部材81が取り付けられた取付面の傾斜を補償している。すなわち、この第7の実施形態によっても、上述した第5の実施形態と同様な、取付面の傾斜補償を行うことができるという効果を奏する。
(H)他の実施形態
上記各実施形態において、円環状のセンサ枠部材に対して適用した技術のうち、矩形形状のセンサ枠部材について適用し得るものは適用するようにしても良く、逆に、矩形形状のセンサ枠部材に対して適用した技術のうち、円環状のセンサ枠部材について適用し得るものは適用するようにしても良い。
また、上記各実施形態においては、センサ枠部材が担当している光学特性の変更機能が1種類の場合を示したが、1個のセンサ枠部材が複数の光学特性の変更機能を担うようにしても良い。例えば、第1の実施形態に関して言えば、光学素子22として着色の凸レンズを適用し、波長フィルタの機能と光束変換(集束又は発散)機能とを達成するようにしても良い。
さらに、上記第1〜第6の実施形態においては、センサ枠部材81とセンサ部品本体82とが螺合によって結合されるものを示したが、センサ枠部材81とセンサ部品本体82との結合方法はこれに限定されず、例えば、嵌合や接着などであっても良い。
本発明を適用し得る開閉装置は、シャッターに限定されず、ドア、窓、オーバーヘッドドア、門扉、ゲート(駐車場などのゲート)、ロールスクリーン(例えば遮光膜)、ブラインド、オーニング装置などであっても良い。
第1の実施形態の開閉装置用光学センサ部品の用途の説明用断面図である。 第1の実施形態の開閉装置用光学センサ部品を示す概略斜視図である。 第1の実施形態のセンサ枠部材を示す断面図である。 第2の実施形態の開閉装置用光学センサ部品を示す説明図である。 第3の実施形態の開閉装置用光学センサ部品を示す概略斜視図である。 第3の実施形態の変形実施形態(1)の開閉装置用光学センサ部品を示す概略斜視図である。 第3の実施形態の変形実施形態(2)の開閉装置用光学センサ部品を示す概略斜視図である。 第4の実施形態の開閉装置用光学センサ部品を示す概略斜視図である。 第5の実施形態の開閉装置用光学センサ部品を示す説明図である。 第5の実施形態の変形実施形態(1)の開閉装置用光学センサ部品を示す概略斜視図である。 第5の実施形態の変形実施形態(2)の開閉装置用光学センサ部品を示す概略斜視図である。 第6の実施形態の開閉装置用光学センサ部品を示す概略斜視図である。 第7の実施形態の開閉装置用光学センサ部品を示す説明図である。 従来の光学センサを構成する投光器や受光器を示す概略斜視図である。
符号の説明
1、82…センサ部品本体、11…シャッター、15、15L、15R、40、50、60、70、80…開閉装置用光学センサ部品、20、31、41〜43、51、61〜63、71、81…センサ枠部材、22…光学素子、31a…スリット、51c…反射ミラー。

Claims (7)

  1. 開閉体に関係する所定状態を検出するための光学センサにおける投光器又は受光器が該当するものであって、取付面に取り付けられるセンサ枠部材と、このセンサ枠部材に結合されるセンサ部品本体とでなる開閉装置用光学センサ部品において、
    上記センサ枠部材が、上記センサ部品本体が出射する、又は、上記センサ部品本体が受光する光の特性を変更する光特性変更機能部分を有することを特徴とする開閉装置用光学センサ部品。
  2. 上記センサ枠部材の上記光特性変更機能部分は、光軸を偏向することを特徴とする請求項1に記載の開閉装置用光学センサ部品。
  3. 上記センサ枠部材の上記光特性変更機能部分は、光束を集束又は発散することを特徴とする請求項1に記載の開閉装置用光学センサ部品。
  4. 上記センサ枠部材の上記光特性変更機能部分は、出射光又は受光光を偏光光に限定することを特徴とする請求項1に記載の開閉装置用光学センサ部品。
  5. 上記センサ枠部材の上記光特性変更機能部分は、出射光又は受光光の波長範囲を限定することを特徴とする請求項1に記載の開閉装置用光学センサ部品。
  6. 上記センサ枠部材の上記光特性変更機能部分は、出射光又は受光光の方向性を制限するフード部分であることを特徴とする請求項1に記載の開閉装置用光学センサ部品。
  7. 上記センサ枠部材の上記光特性変更機能部分は、上記センサ枠部材の取付面における、理想面からの傾斜を補償することを特徴とする請求項1に記載の開閉装置用光学センサ部品。
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