JP2005314017A - Domestic elevator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、住宅、特に既存の二階建て、三階建て等の複数階の住宅に簡単に建付けられる家庭用エレベータの技術分野に属するものである。 The present invention belongs to the technical field of home elevators that can be easily installed in houses, particularly existing multi-storey houses such as two-story and three-story houses.
近年、一般住宅に家庭用エレベータを設け、高齢者や障害のある人が階下と階上とのあいだを自由に行き来できるようにして、快適な生活環境を提供できるようにすることが提唱されている。このように、一般住宅にエレベータを設ける場合、新築時に専用のスペースを確保したうえで、昇降路、ガイドレール、昇降体等の必要な部材を組み込むのであれば問題ないが、エレベータは高価であるが故に、新築時に併せて設置するのではなく、必要に迫られてからの設置を余儀なくされ、既存の住宅に設置されることが多い。このように、既存の住宅に設ける構成としては、住宅に形成される二階のバルコニーを利用する手法が提案されており、この場合、バルコニー(躯体)の外側に隣接する状態でボックス状の昇降路を設け、該昇降路に、ガイドレール、昇降体、駆動装置等の必要な部材を組み込むようにしている。ところが、前記従来のものは、住宅の外側(屋外)に設けられる構成であり、住宅の屋内にいる人が一旦屋外に出てからでないとエレベータに乗ることができず、高齢者や障害のある人にとっての利便性が改善されることはなく、使用しにくいという問題がある。そこで、エレベータを室内に設けることが想定されるが、この場合では、昇降路が階下と階上とにわたる長尺体であるために、屋根部にも貫通孔を形成することが要求され、屋根工事までをも含むような大工事を強いられることになり、コスト高になってしまうばかりでなく、工事が大掛かりで作業日数を多く要するという問題がある。 In recent years, it has been advocated to provide a comfortable living environment by installing a home elevator in a general house so that elderly people and people with disabilities can freely move between the downstairs and upstairs. Yes. As described above, when an elevator is installed in a general house, there is no problem if a necessary space such as a hoistway, a guide rail, and a lifting body is incorporated after securing a dedicated space at the time of new construction, but the elevator is expensive. Therefore, it is not installed at the time of new construction, but is forced to be installed after it is needed, and is often installed in existing houses. Thus, as a configuration to be provided in an existing house, a method using a balcony on the second floor formed in the house has been proposed, and in this case, a box-like hoistway in a state adjacent to the outside of the balcony (housing) In the hoistway, necessary members such as guide rails, elevating bodies, and driving devices are incorporated. However, the conventional one is configured to be provided outside the house (outdoors), and a person inside the house can not get on the elevator unless he / she goes outside once, and there are elderly people and obstacles. There is a problem that convenience for people is not improved and it is difficult to use. Therefore, it is assumed that the elevator is provided indoors. In this case, since the hoistway is a long body extending downstairs and upstairs, it is required to form a through-hole in the roof portion, and the roof There is a problem that not only will the construction work be complicated, but the cost will be high, and the construction work is large and requires a lot of work days.
この改善策として、昇降路を各階に対応する大きさに分割し、それぞれをユニット化したものが提唱されている。
ところが、前記従来のものは、予め建築中の住宅に対して設置する構成となっていて、既存の住宅に設置する配慮は何らなされておらず、このままの構成を既存住宅に組み込んだ場合では、屋根工事をする等、工事が大掛かりになって無駄が多く、コスト高となってしまうという問題がある。そのうえ、個々の住宅によって各階の天井高さがそれぞれ異なるため、昇降路を構成する各ユニットを、各住宅の天井高さ寸法に合わせてそれぞれ設計した特注品のエレベータを用意しなければならず、さらにコストアップしてしまうという問題があり、ここにも本発明の解決すべき課題がある。 However, the conventional one is configured to be installed in advance for a house under construction, and no consideration is given to installing it in an existing house. In the case where this structure is incorporated into an existing house, There is a problem that the construction becomes large, such as roof construction, which is wasteful and expensive. In addition, because the ceiling height of each floor differs depending on the individual house, each unit that constitutes the hoistway must be prepared with a custom-designed elevator designed according to the ceiling height dimension of each house, Further, there is a problem that the cost is increased, and there is also a problem to be solved by the present invention.
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、住宅内の階下と階上とを連絡する家庭用エレベータを、階下と階上とを連通する昇降路と、該昇降路を上下昇降動する昇降体とで構成するにあたり、前記昇降路は、階下空間に面する第一部位と、階下と階上とのあいだの天井部に面する第二部位と、階上空間に面する第三部位とを連結して構成するものとし、第二部位の上下長さを、天井部の上下長さと同じか、それよりも長く設定し、第二部位の上下長さの調整で第二部位と第三部位との連結部の階上床面に対する位置調整をするように構成したものである。
そして、このようにすることにより、第二部位と第三部位との連結部が階上床面に対して位置合せがなされて意匠性が優れるうえ、第一、第二、第三の各部位を規格化して第二部位を調整することのみで天井高の異なる種々の住宅に対応することができて、汎用性を高められ、コストを低下を図ることができる。
請求項2の発明は、請求項1において、第一部位の上下長さは、階下の床面から天井面までの高さと同じか、それよりも短く設定されているものであり、このようにすることにより、組み込み作業が容易になって、作業時間を短縮することができる。
請求項3の発明は、請求項1または2において、第二部位の上下長さは、階下の天井高さから第一部位の上下長さを差し引いた長さに天井部の高さ寸法を加えた長さよりも長く設定されているものであり、このようにすることにより、組み込み作業を容易にして作業時間を短縮することができる。
請求項4の発明は、請求項1、2または3において、第一、第二、第三部位は、出入り口部の左右に位置する一対の側片部を備えて構成され、これら左右の側片部は、パネル体と、該パネル体の前後に設けられ、昇降体に設けられるガイドローラの移動案内をする案内体が形成された一対の枠材とで構成されているものであり、このようにすることにより、組み込み作業の簡略化を図れるうえ、既存の住宅に設ける場合に、設置箇所の選択の自由度を高めることができる。
請求項5の発明は、請求項4において、第二部位の側片部は、枠材がパネル体の上縁部から突出して設けられており、該突出する枠材の長さ調整に基づいて昇降路全長の寸法調整を行うように構成されているものであり、このようにすることにより、調整作業が容易で作業性の向上を果せる。
請求項6の発明は、請求項1、2、3、4または5において、各部位の枠材には、上下方向を向く連結孔が開設され、各部位同士は、連結孔に嵌入する連結片を介して連結されているものであり、このようにすることにより、側片部を薄型にできて、コンパクト化を図れる。
請求項7の発明は、請求項1、2、3、4、5または6において、案内体は、昇降体の四隅部に設けたガイドローラを移動案内するように構成されているものであり、このようにすることにより、昇降体の支持部が分散されて、コンパクト化に寄与できる。
The present invention was created in view of the above-described circumstances in order to solve these problems, and the invention of
And by doing in this way, the connecting portion of the second part and the third part is aligned with the upper floor surface and the design is excellent, and the first, second and third parts are It is possible to cope with various houses with different ceiling heights only by standardizing and adjusting the second part, so that versatility can be improved and cost can be reduced.
The invention of
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect, the vertical length of the second portion is obtained by adding the height dimension of the ceiling portion to the length obtained by subtracting the vertical length of the first portion from the ceiling height of the downstairs. In this way, the assembling work can be facilitated and the working time can be shortened.
According to a fourth aspect of the present invention, in the first, second, or third aspect, each of the first, second, and third portions includes a pair of side pieces located on the left and right sides of the entrance / exit portion. The portion is composed of a panel body and a pair of frame members provided on the front and rear of the panel body and formed with a guide body for guiding the movement of the guide roller provided on the lifting body. By doing so, the assembling work can be simplified, and the degree of freedom in selecting the installation location can be increased when it is provided in an existing house.
According to a fifth aspect of the present invention, in the fourth aspect, the side piece of the second part is provided with a frame member protruding from the upper edge of the panel body, and based on the length adjustment of the protruding frame member. It is configured to adjust the overall length of the hoistway, and by doing so, adjustment work is easy and workability can be improved.
In a sixth aspect of the present invention, in the first, second, third, fourth, or fifth aspect, the frame member of each part is provided with a connecting hole facing in the vertical direction, and each part is connected to the connecting hole. In this way, the side piece can be made thin and compact.
The invention of
請求項1の発明とすることにより、第一、第二、第三の各部位を規格化できてコストを低下を図ることができる。
請求項2の発明とすることにより、組み込み作業が容易になる。
請求項3の発明とすることにより、組み込み作業が容易になる。
請求項4の発明とすることにより、組み込み作業の簡略化を図れるうえ、既存の住宅に設ける場合に、設置箇所の選択の自由度が高められる。
請求項5の発明とすることにより、調整作業が容易で作業性の向上を果せる。
請求項6の発明とすることにより、側片部を薄型にできて、コンパクト化を図れる。
請求項7の発明とすることにより、昇降体の支持部が分散されて、コンパクト化に寄与できる。
By setting it as invention of
The invention according to
With the invention of
According to the invention of
According to the invention of
By setting it as invention of
By setting it as invention of
つぎに、本発明の実施の形態について、図1〜図11の図面に基づいて説明する。
図面において、1は二階建住宅室内の例えば玄関ホールに設けられた家庭用のエレベータであって、該エレベータ1は、最大乗員二名のコンパクト化された構成となっている。前記エレベータ1を構成する昇降路2は、一階床部から二階天井部に至る部位が連通する上下方向に長い矩形状に形成されており、下側から順に一階の空間(階下空間)に面する第一部位3、一階と二階のあいだの天井部空間に面する第二部位4、二階の空間(階上空間)に面する第三部位5のそれぞれに分割自在に構成されている。そして、第一、第三部位3、5については、躯体(住宅)の壁面を一側面として利用し、三方を面板により覆蓋する構成となっている。
Next, an embodiment of the present invention will be described based on the drawings of FIGS.
In the drawings,
一階の空間に面する第一部位3は、一階床面に対して平行となる下片部3aと、該下片部3aの左右縁部から上方に延出する左右一対の左右側片部3b、3c、そして、左右側片部3b、3cの後端縁部間を間隙を存して連結する複数の後片部3dとを備えて構成されている。そして、左右側片部3b、3cの前端縁部には外扉6が設けられるが、該外扉6は、右側縁部が右側片部3cの前端縁部に蝶番6aを介して支持されており、外扉6の左側縁部を戸先として前後方向に開閉するように構成されている。ここで、左右側片部3b、3cの上下方向長さは、標準的な住宅の一階床面から一階天井面までの長さよりも短く寸法設定されており、下片部3aを一階床面に設置固定したとき、左右側片部3b、3cの上縁部は一階天井面と同じかそれよりも低位に位置するように寸法設定されている。
The
そして、前記一対の左右側片部3b、3cは、それぞれガラス板体等により構成されるパネル体7と、該パネル体7の前後端縁部に連結される前後一対の縦枠材(本発明の枠材に相当する)8、9とで構成されていて、化粧体としてそのまま外部に露出状に設置できるように構成されている。これら前後一対の縦枠材(以降、前枠材、後枠材)8、9は、上下方向を向く角筒状のアルミ型材で構成されている。そして、左右に位置する後縦枠材9の内側面には、内方に突出する前後一対の突片により構成される第一、第二ガイド片9a、9bが一体に形成されている。さらに、後縦枠材9の後方に位置する第二ガイド片9bの突出先端部には、後方に延出する突片により構成される第三ガイド片9cが一体形成されている。
一方、左右の前縦枠材8には、内方に突出形成された突片8aの基端部と先端部とから後方に延出された突片により構成される第四、第五ガイド片8b、8cが一体形成されている。さらに、左側片部3bの前枠材8には、前端縁から内方に向けて突出する突片により第六ガイド片8dが一体形成されているが、これら第一〜第六ガイド片9a、9b、9c、8b、8c、8dが本発明の案内体に相当しており、以降、ガイド片を案内体に相当する部材として説明する。
尚、3eは、左右側片部パネル体7の上下に連結される上下枠材である。
The pair of left and
On the other hand, the left and right front
In addition, 3e is an upper and lower frame member connected to the upper and lower sides of the left and right side
一方、第二部位4は、第一部位左右側片部3b、3cに連結される左右一対の左右側片部4a、4bと、左右側片部4a、4bの前端縁部を連結する前パネル体4cとを備えて構成されている。そして、前パネル体4cの上下長さ寸法は、標準的な天井高さから第一部位3の上下長さを差し引いた長さ寸法と同じかそれよりも長く、標準的な天井高さから第一部位3の上下長さを差し引いた長さ寸法に、一階天井面から二階床面までの長さ寸法、即ち一階天井部の高さ寸法を加えた長さと同じかそれよりも短い長さ寸法に設定されている。
また、第二部位左右側片部4a、4bは、それぞれパネル体10と、該パネル体10の前後端縁部に連結され、上下方向を向く角筒状のアルミ型材で構成された前後一対の縦枠材11、12とを備えて構成されており、該構成は、前記第一部位左右側片部3b、3cと同様となっている。そして、パネル体10の上下方向長さは前記前パネル体4cと同様で、標準的な天井高さから第一部位3の上下長さを差し引いた長さ寸法と同じかそれよりも長く、標準的な天井高さから第一部位3の上下長さを差し引いた長さ寸法に、一階天井部の高さ寸法を加えた長さと同じかそれよりも短い長さ寸法に設定されている。さらに、前後の縦枠材11、12の上下長さは、各パネル体4c、10の上下長さよりも長い寸法であり、標準的な一階の天井高さから第一部位3の上下長さを差し引いた長さ寸法に、一階天井部の高さ寸法を加えた長さと同じかそれよりも長い寸法となっていて、天井部の上下長さよりも長い寸法に設定され、縦枠材11、12の上端部が各パネル体4c、10の上縁部から上方に突出して設けられている。尚、前後の縦枠材11、12は、前記第一部位3の前後縦枠材8、9と同様のアルミ型材で構成されており、前後縦枠材8、9の突片8aおよび第一〜第六ガイド片9a、9b、9c、8b、8c、8dに上下方向に連続(連通)する状態で、突片11aおよび第一〜第六ガイド片12a、12b、12c、11b、11c、11dがそれぞれ形成されている。
On the other hand, the
Also, the second part left and
二階の空間に面する第三部位5は、第二部位左右側片部4a、4bに連結される左右一対の左右側片部5a、5b、そして、左右側片部5a、5bの後端縁部間を間隙を存して連結する複数の後片部5cとを備えて構成されている。そして、左右側片部5a、5bの前端縁部には外扉6が設けられるが、該外扉6は、前記第一部位3に設けられる外扉6と同様の構成であって、右側縁部が蝶番6aを介して右側片部5bに枢支され、左側縁部を戸先として前後方向に開閉するように構成されている。ここで、左右側片部5a、5bの上下方向長さは、標準的な住宅の二階床面から二階天井面までの長さよりも短く寸法設定されており、左右側片部5a、5bの上端部と二階天井面とのあいだに、後述する駆動ボックス13を配設するスペースが確保される高さになるように構成されている。
The
そして、前記一対の左右側片部5a、5bは、前記第一、第二部位3、4と略同様の構成となっており、それぞれガラス板体等により構成されるパネル体14と、該パネル体14の前後端縁部に連結され、上下方向を向く角筒状のアルミ型材で構成された前後一対の縦枠材15、16とを備えて構成されている。これら前後の縦枠材15、16は、それぞれ前記第一、第二部位3、4を構成する各縦枠材8、9、11、12と同様のものとなっており、第一、第二部位縦枠材8、9、11、12の第一〜第六ガイド片9a、9b、9c、8b、8c、8d、12a、12b、12c、11b、11c、11dに連通する状態で第一〜第六ガイド片16a、16b、16c、15b、15c、15dがそれぞれ形成されている。
ここで、第一、第二、第三の各部位3、4、5を構成する前後縦枠材8、9、11、12、15、16は、それぞれ各ガイド片8b、8c、8d、9a、9b、9c、11b、11c、11d12a、12b、12c、15b、15c、15d、16a、16b、16cが一体に型成形されたものに構成されているが、各ガイド片は一体形成である必要は必ずしもなく、枠材に、別途用意した各ガイド片をビス止め等の手段により止着(一体化)しておく構成としてもよい。
尚、5dは左右側片部5a、5bの上下に配される上下枠材である。
The pair of left and
Here, the
一方、17は昇降路2内を上下移動するボックス状に形成された昇降体(エレベータケージ)であって、該昇降体17は上下片部17a、17b、そして、左右側片部17c、17d、さらには、後側片部17eにより囲繞される構成となっている。これら各片部17a、17b、17c、17d、17eは、それぞれ昇降路2を構成する前記第一、第二、第三部位3、4、5の内側面に近接対向する寸法に設定されている。そして、後側片部17eと左右側片部17c、17dの後端縁部との連結部、即ち、昇降体17の後方に位置する左右二つの隅部は、R状に折曲形成された連結枠材17fにより一体的に連結されている。また、左右側片部17c、17dの前端縁部には、それぞれ前枠材17gが設けられており、これら前枠材17gのうち、右側前枠材17gに、昇降体17の前側片を構成する内扉18の右側端縁部が上下方向複数の蝶番18aを介して連結されており、内扉18の左側縁部が前記右側縁部を基準として前後方向に揺動することで、昇降体17の開閉をするように設定されている。
尚、内扉18には連結受け部18bが設けられる一方、第一、第三部位3、5に開閉自在に設けられた外扉6には連結ピン6bが設けられている。そして、後述するように、昇降体17が一階部位、あるいは、二階部位でそれぞれ停止したとき、連結ピン6bが内扉18の扉面に沿って左右方向移動自在な状態で連結受け部18bに嵌入するように設定されており、これによって、内扉18と外扉6との連結がなされ、内扉18あるいは外扉6の開閉操作に伴い両扉18、6が一体に開閉揺動するように構成されている。
On the other hand, 17 is a lifting body (elevator cage) formed in a box shape that moves up and down in the
The
そして、昇降体17の後方に位置する左右の隅部に配された連結枠材17fには、上下方向複数箇所に位置して、左右方向外方に突出する支軸19aを有し、各部位3、4、5の第一、第二ガイド片9a、9b、12a、12b、16a、16bに案内される第一ガイドローラ19が回転自在に設けられている。さらに、連結枠材17fには、上下方向複数箇所に位置して、前後方向(後方)に突出する支軸20aを有し、第三ガイド片9c、12c、16cに案内される第二ガイドローラ20が回転自在に設けられている。また、左右の前枠材17gの前端面には、上下方向複数箇所に位置して、前方に突出する支軸21aを有し、第四、第五ガイド片8b、8c、11b、11c、15b、15cに案内される第三ガイドローラ21が回転自在に設けられている。これによって、昇降体17を平面視したとき、昇降体17の四隅部位(各コーナー部)に、第一〜第三ガイドローラ19、20、21がそれぞれ配されるように構成されている。そして、第一〜第三ガイドローラ19、20、21が第一〜第五ガイド片9a、9b、9c、8b、8c、12a、12b、12c、11b、11c、16a、16b、16c、15b、15cによる移動案内を受けることにより、昇降体17は前後方向の動きを規制され(振れ止めされ)、および、左右方向の動きを規制され(振れ止めされ)た状態で昇降路2を上下昇降動するように設定されている。
因みに、本実施の形態では、第三ガイドローラ21を、第四、第五ガイド片8b、8c、11b、11c、15b、15cによりガイドしているが、昇降体17の左右に設けられる一対の第三ガイドローラ21の左右の動きを規制するためには、第四ガイド片8b、11b、15bがあれば実施でき、第五ガイド片8c、11c、15cを必ずしも設ける必要はない。
The connecting
Incidentally, in the present embodiment, the
また、昇降体2の内扉18の戸先端面には、上下方向複数箇所に位置して、左側に突出する支軸22aを有し、第六ガイド片8d、11d、15dと突片8a、11a、15aの先端部により構成される第七ガイド片8a、11a、15aとのあいだに嵌入して移動案内される第四ガイドローラ22が回転自在に設けられている。一方、第一、第三部位3、5の第六ガイド片8d、15dには、昇降体17が一階または二階の所定停止位置において停止した状態の第四ガイドローラ22の前方への揺動を許容するための切り欠きが形成されている。これによって、昇降体17の内扉18は、昇降体17の上下昇降動に際しては、第六、第七ガイド片8d、8a、11a、11d、15a、15dによる移動案内を受けることにより前後方向への揺動(開放揺動)を規制され、昇降体17の所定の停止位置では前方への開放揺動が許容されるように設定され、内扉18を閉鎖姿勢に保持するための手段を不要にするように構成されている。
Further, the front end surface of the
このように構成される家庭用エレベータ1は、一階と二階とのあいだの天井部に開口を形成し、一階のエレベータ据え付け部(設置部)に、昇降路2を構成する第一部位3の下片部3aを躯体に固定し、該下片部3cおよび躯体床面に、左右側片部3b、3cを固定し、左右側片部3b、3cを連結する状態で後片部3dを固定し、かつ、後片部3dを躯体に固定することにより第一部位3の躯体への組み込みがなされている。続いて、天井部に開設された開口から、第二部位4を組み込み、最後に第三部位5を二階から組み込むが、第一部位3と第二部位4との連結、第二部位4と第三部位5との連結は連結片23を介してなされている。
つまり、第二部位4の前後に配設される縦枠材11、12は、前述したように角筒状に形成されており、都合四箇所の角筒孔11e、12dの上下に、予め連結片23の下端部、上端部をそれぞれ嵌入させて固定し、縦枠材11、12の上下端縁部から連結片23がそれぞれ突出する状態とする。そして、連結片23が固定された第二部位4を、天井部側から組み込むが、このとき、下方に突出する連結片23を、第一部位3の前後に配設されている縦枠材8、9の各筒孔8e、9dに嵌入させる状態で落とし込んで組み込み、該嵌入した連結片23の下端部を第一部位縦枠材8、9に固定することにより、第二部位4と第一部位3との連結固定がなされるように構成されている。
尚、本実施の形態では、連結片23は第二部位4側に予め固定して第一、第三部位3、5との連結を行うように構成されているが、連結片23を予め固定するのは、第一、第二、第三部位3、4、5の何れであってもよい。
The
That is, the
In the present embodiment, the connecting
前記第二部位4を組み込んだ状態で、昇降体17を昇降路2内に内装し、そして、第三部位5の組み込みがなされるが、第三部位5は、左右側片部5a、5bの前後の縦枠材15、16の角筒孔15e、16dの下端部に、第二部位縦枠材11、12の上端縁から上方に突出する連結片23の上端部を嵌入させるようにして組み込み、連結片23の上端部を第三部位縦枠材15、16に固定することにより、第二部位4と第三部位5との連結固定がなされるように構成されている。これに続き、第三部位後片部5cを連結し、第一、第三部位3、5に外扉6を組み込み、さらに、第三部位5の上方に駆動ボックス13を組み込み、駆動ボックス13から延出するベルト体13aを昇降体17の上片17aに連結することにより、エレベータ1の設置がなされるように設定されている。
ここで、駆動ボックス13は、昇降体17に連結されるベルト体13aが巻装される巻装装置、該巻装装置の巻き取り、巻き出し作動をせしめて、昇降体17を上下昇降動させるための駆動装置等、必要な部材が収容されており、第三部位5と二階天井面とのあいだに配設されるように構成されている。そして、駆動ボックス13と第三部位5との連結は、第三部位5の前後縦枠材15、16の上端部に嵌入した連結片23を用いて行うことで、コンパクト化を果せるように構成されている。
尚、第一、第二、第三部位3、4、5同士は、上下方向に連結する縦枠材8と11と15、9と12と16とが互いに上下端面を突き当てる状態で連結されている。
In the state where the
Here, the
The first, second, and
そして、昇降路2を組み込み、該昇降路2に昇降体17を内装した状態において、昇降路2を構成する前後縦枠材8、9、11、12、15、16に予め一体形成された第一〜第六ガイド片9a、9b、9c、12a、12b、12c、16a、16b、16c、8b、8c、8d、11b、11c、11d、15b、15c、15dは、上下方向に位置合せされた状態となっており、第一〜第三部位3、4、5にわたる長尺状のガイド面を形成するように設定されている。そして、昇降体17は、四隅部に設けられた第一〜第三ガイドローラ19、20、21の外周面が、前記第一〜第五ガイド片9a、12a、16a、9b、12b、16b、9c、12c、16c、8b、11b、15b、8c、11c、15c、のガイド面にそれぞれ当接する状態で組み込まれ、第四ガイドローラ22が第六、第七ガイド片8d、11d、15d、8a、11a、15aのガイド面にそれぞれ当接する状態で組み込まれる。これによって、昇降体17は、前述したように、第一〜第三ガイドローラ19、20、21による前後方向の振れ止め、左右方向の振れ止め作用を受けるとともに、第四ガイドローラ22による内扉18の開放規制作用を受ける状態で昇降路2を上下昇降動するように設定されている。
Then, in the state where the
さらに、前記第一〜第六ガイド片9a、12a、16a、9b、12b、16b、9c、12c、16c、8b、11b、15b、8c、11c、15c、8d、11d、15dのガイド面には、それぞれ樹脂製ゴム材で構成された緩衝材24が長手方向一体にわたって設けられている。ここで、緩衝材24は、昇降路2の上下方向全長にわたる長尺体である必要は必ずしもなく、組み込み易さの観点から、長手方向に分割したものを設けることができる。この場合に、分割された緩衝材24の連結部(つなぎ目)と、各ガイド面同士の連結部(つなぎ目)とは位置ズレするようにして設けられている。これによって、各ガイド片9aと12a、12aと16a、9bと12b、12bと16b、9cと12c、12cと16c、8bと11b、11cと15b、8cと11c、11cと15c、8dと11d、11dと15d同士の連結部において、多少の位置ズレに基づいてガイド面が平滑でなくなったとしても、緩衝材24によって連結部が覆われることにより平滑面となり、第一〜第四ガイドローラ19、20、21、22の移動案内を静粛、かつ、円滑に行えるように構成されている。因みに、緩衝材24同士の連結部は、緩衝材24が金属製でないこともあって、多少の位置ズレによる平滑性の低下では、大きな異音を発生することはなく、静粛性を損なわない程度のものとすることができる。さらに、緩衝材24を長手方向に分割して設けた場合、緩衝材24が摩耗したときに、緩衝材24の全長を交換するのではなく摩耗箇所に応じて部分的に交換することができ、メンテナンス性の向上を図れるようにしている。
Furthermore, the guide surfaces of the first to
そして、本実施の形態の家庭用エレベータ1は、第一、第二、第三の各部位3、4、5については、予め設定される上下長さ寸法で形成された規格品であり、個別の住宅に合わせた寸法にはなっていない。前述したように、第一、第三の各部位3、5の上下長さ寸法は、標準的な住宅の一階、二階の各天井高よりも短い寸法に設定されている一方、第二部位2の上下長さ寸法は、各パネル体4c、10については、標準的な天井高さから第一部位3の上下長さを差し引いた長さと同じかそれよりも長く、標準的な天井高さから第一部位3の上下長さを差し引いた長さ寸法に、一階天井面から二階床面までの長さ、即ち一階天井部の高さ寸法を加えた長さと同じかそれよりも短い長さ寸法に設定されている。また、前後の縦枠材11、12の上下長さ寸法は、各パネル体4c、10の上下長さよりも長い寸法に設定されている。そして、各住宅にエレベータ1を設置する場合では、一階床面から二階天井面までの長さ寸法を測定し、該寸法と、第一、第二部位3、4の全長の和が等しくなるように第二部位4を切断することにより長さ調整を行い、これによって、第二部位4の上端部と二階床面との位置合わせ、即ち、第三部位5下端部の二階床面との位置合せがなされるように設定され、もって、第二部位4と第三部位5とを連結したとき、これらの連結部が二階の空間に露出することがないようにでき、意匠生を高められるようにしている。また、前記第二、第三部位4、5の連結部が二階床面より下がりすぎることをなくし、第三部位5に設けられる内扉18の開閉が損なわれることがないようにしている。
そして、第二部位4の長さ調整は、前パネル体4c、パネル体10の各上縁部よりも上方に突出する前後縦枠材11、12部位を適宜切断することで調整するように構成されており、これによって、調整作業が簡略化されるように配慮されている。
And the
And the length adjustment of the 2nd site |
つまり、一階部位の天井高が標準の住宅よりも高い住宅にエレベータ1を設置する場合では、第二部位4の前後縦枠材11、12を切断して、第二部位4の上端部と、二階床面とが略面一になる状態とすることにより、第二、第三部位4、5との連結部が二階の空間に露出しないようにすることができる。このようにすることで、第一部位3と第二部位4との連結部は、天井面よりも下方に位置ズレして配設されるが、第二部位4の前パネル体4cおよびパネル体10とは、下端縁部が前後縦枠材11、12と面一状となって配されているので、一階部位に第二部位4の下端部が露出しても、第二部位4の各パネル体4c、10が第一部位3に接する状態で配設されていて、昇降路2に隙間ができてしまうような不具合はない(図1参照)。
このように、第二部位4の前後縦枠材11、12の長さを調整することにより第三部位5の二階床面との位置合せがなされ、一階の天井高に関係なくエレベータ1を設置することができる。尚、昇降路2の調整は、図4に示すように、前後縦枠材11、12のパネル体4c、10上縁部からの突出長さの範囲でなされるように設定されている。このとき、各パネル体4c、10の上下長さ寸法を前述した長さ寸法に設定することにより、パネル体4c、10のない部位が一階部位に面することがないように配慮されている。
That is, in the case where the
Thus, by adjusting the length of the front and rear
叙述の如く構成された本形態において、エレベータ1は、図示しない操作具の操作に基づいてベルト体13aの巻き取り、巻き出しがなされ、これによって、昇降体17が昇降路2内を上下昇降動して一階と二階との連絡をすることになるが、このとき、昇降路2は、第一、第二、第三部位4、5、6に分割した状態で、一階、あるいは、二階から組み込むことができ、二階天井部から屋根に至るような大掛かりな屋根工事を必要とすることがない。この結果、既存の住宅に設置するのを、容易、かつ、安価に、しかも、短時間で実現することができる。
しかもこのものにおいて、一階と二階とのあいだの天井部に面する第二部位4の上下長さが、天井部の上下長さよりも長く設定されていて、該第二部位4の長さ調整をする簡単な作業で、第二部位4と第三部位5との連結部の二階床面に対する位置合せができ、個別の住宅の一階天井高さに応じたエレベータ1とすることができる。この結果、作業性が向上するうえ、第一、第二、第三部位3、4、5部位を予め設定される長さ寸法で規格化することができて、それぞれを量産することが可能となりコスト低下に寄与できる。
In the present embodiment configured as described, the
In addition, the vertical length of the
さらに、本発明が実施されたものにあっては、第一、第三部位3、5を規格化する場合に、第一部位3の上下長さを、階下、階上の床面から天井面までの高さと同じか、それよりも短く設定したので、各部位3、4、5の組み込み作業を容易にできて、作業時間を短縮することができる。
Furthermore, in the case where the present invention is implemented, when standardizing the first and
しかも、このものでは、第二部位4の上下長さを、階下の天井高さから第一部位の上下長さを差し引いた長さに天井部の高さ寸法を加えた長さよりも長く設定されているので、組み込み作業が容易になる。
Moreover, in this case, the vertical length of the
しかも、このものでは、昇降体17の四隅部に設けられた第一〜第四ガイドローラ19、20、21、22を移動案内するための案内体を、第一、第二、第三部位3、4、5の左右に対向する一対の側片部3b、3c、4a、4b、5a、5bの前後縦枠材8、9、11、12、15、16に予め形成された第一〜第六ガイド片9a、9b、9c、8b、8c、8d、12a、12b、12c、11b、11c、11d、16a、16b、16c、15b、15c、15dとする構成としたので、案内体を別途設けることなく、各枠材8、9、11、12、15、16に兼用化することができて、構成の簡略化を果すことができ、しかも、薄型にできてコンパクト化に寄与できる。そのうえ、各部位3、4、5を連結することにより、昇降路2の全長にわたるガイド面が形成されるので、組み込み作業の簡略化が果せる。
さらに、第一、第三部位3、5は、それぞれ躯体壁面を一側面として残る三方のうち、左右側面部3b、3c、5a、5bをそれぞれ面板で構成しているので、既存の住宅への設置の際に、取付箇所の選択の自由度を大きくすることができる。
Moreover, in this case, the guide body for moving and guiding the first to
Furthermore, since the first and
また、第二部材4の各パネル体4c、10の上下長さは、標準的な天井高さから第一部位3の上下長さを差し引いた長さと同じかそれよりも長く、標準的な天井高さから第一部位3の上下長さを差し引いた長さ寸法に、一階天井面から二階床面までの長さ、即ち一階天井部の高さ寸法を加えた長さと同じかそれよりも短い長さ寸法に設定されており、第二部材4における長さ寸法の調整は、これらパネル体4c、10から上方に突出する前後の縦枠材11、12の突出部分での長さを調整する構成であるので、各パネル体4c、10については切断する必要はなく、縦枠材11、12のみを切断して調整することができ、調整作業が容易で現場で行うことも可能となって、作業性の向上を図れる。
Further, the vertical length of each
また、このものにおいて、前後の縦枠材8、9、11、12、15、16同士の連結は、これらに形成される角筒孔8e、9d、11e、12d、15e、16dに嵌入する連結片23を介して行う構成としているので、二部材を積層して連結するもののように、連結部位が分厚くなってしまうようなことがなく、コンパクト化をさらに図ることができる。
Further, in this structure, the front and rear
さらには、昇降体17は、四隅部に設けた第一〜第三ガイドローラ19、20、21が前記各ガイド片9a、12a、16a、9b、12b、16b、9c、12c、16c、8b、11b、15b、8c、11c、15cの移動案内を受けた状態での上下昇降動となる結果、昇降体17の支持が四隅部に分散され、昇降体17自体の剛性化を低減できるうえ、各ガイド片9a、12a、16a、9b、12b、16b、9c、12c、16c、8b、11b、15b、8c、11c、15cを格別頑丈なものにする必要がなくなって、コンパクト化を図ることができる。しかも、昇降体17の四隅部が支持されることから、昇降路2に対する昇降体17の姿勢を矯正し易く、安定、かつ、円滑な上下昇降動を実現できる。
Furthermore, the elevating
尚、本発明は前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、昇降体に設けられる左右方向を向く支軸を有した第一ガイドローラと、前後方向を向く支軸を有した第二ガイドローラとは、昇降体の四隅のうちの何れか一箇所に設けられることにより、昇降体を位置決め状に移動案内することができ、例えば、図12(A)、(B)、(C)に示すように構成することができる。
図12(A)に示す第二の実施の形態の昇降体25は、全ての四隅部に第一、第二ガイドローラ26、27が設けられている。この場合に、各ガイドローラ26、27の移動案内をする昇降路側に設けられるガイド片は、左右対称状になるよう各ローラの左右方向、あるいは、前後方向の一方の側部のみをガイドすれば、昇降体25の左右方向、前後方向の振れ止めを行うことが可能となる。
図12(B)に示す第三の実施の形態の昇降体28は、四隅部のうち、右側部の二箇所の隅部に、第一、第二ガイドローラ29、30が設けられている。この場合、各ガイドローラ29、30の内、一対だけ設けられる前後方向の支軸を有した第二ガイドローラ30については、各ローラの左右両側部のガイドをする左右一対のガイド片を設けることにより、昇降体28の左右方向の振れ止めが可能となる。
さらに、図12(C)に示す第四の実施の形態の昇降体31は、四隅部のうち、左側部後方に位置する隅部にのみ第一、第二ガイドローラ32、33が設けられる構成となっている。この場合、左側後方の隅部に設けられる第一、第二ガイドローラ32、33の左右両側部のガイドをするガイド片を設けることにより、昇降体31の左右方向および前後方向の振れ止めが可能となり、このように、何れの場合であっても、昇降体25、28、31が上下昇降動する場合に、左右方向お代に前後方向の振れ止めが成されて、安定、かつ、円滑な作動とすることができる。
Of course, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and a first guide roller having a support shaft facing in the left-right direction and a second shaft having a support shaft facing in the front-rear direction are provided on the elevating body. The guide roller is provided at any one of the four corners of the lifting body so that the lifting body can be moved and guided in a positioning manner. For example, FIGS. 12A, 12B, and 12C. It can be configured as shown in FIG.
As for the raising / lowering
The lifting
Furthermore, the lifting / lowering
1 エレベータ
2 昇降路
3 第一部位
3b 左側片部
4 第二部位
4a 左側片部
5 第三部位
4b 右側片部
6 外扉
7 パネル体
8 前縦枠材
8a 突片
8b 第四ガイド片
9 後縦枠材
9a 第一ガイド片
11 前縦枠材
12 後縦枠材
12b 第二ガイド片
13 駆動ボックス
15 前縦枠材
15c 第五ガイド片
16c 第三ガイド片
17 昇降体
18 内扉
19 第一ガイドローラ
23 連結片
24 緩衝材
DESCRIPTION OF
Claims (7)
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JP2004130546A JP2005314017A (en) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | Domestic elevator |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105173968A (en) * | 2015-10-13 | 2015-12-23 | 江南嘉捷电梯股份有限公司 | Domestic elevator |
CN113666225A (en) * | 2021-08-26 | 2021-11-19 | 日立电梯(中国)有限公司 | Elevator structure without machine room |
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JPH03243586A (en) * | 1990-02-20 | 1991-10-30 | Nissei Build Kogyo Co Ltd | Tower unit for home elevator |
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2004
- 2004-04-27 JP JP2004130546A patent/JP2005314017A/en active Pending
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